JPH0530257B2 - - Google Patents

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JPH0530257B2
JPH0530257B2 JP21066583A JP21066583A JPH0530257B2 JP H0530257 B2 JPH0530257 B2 JP H0530257B2 JP 21066583 A JP21066583 A JP 21066583A JP 21066583 A JP21066583 A JP 21066583A JP H0530257 B2 JPH0530257 B2 JP H0530257B2
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JP
Japan
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film
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negative
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area
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JP21066583A
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JPS60101527A (ja
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Nobuo Ueda
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
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Publication of JPS60101527A publication Critical patent/JPS60101527A/ja
Publication of JPH0530257B2 publication Critical patent/JPH0530257B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/10Projectors with built-in or built-on screen
    • G03B21/11Projectors with built-in or built-on screen for microfilm reading
    • G03B21/118Reader-printers

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Projection-Type Copiers In General (AREA)
  • Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
技術分野 本発明は、リーダープリンタ、詳しくはマイク
ロフイルムのネガ・ポジの極性を自動的に判別
し、最適の複写条件を設定するリーダープリンタ
に関する。 従来技術 リーダープリンタに用いられるマイクロフイル
ムにはネガフイルムとポジフイルムの二種類があ
り、リーダープリンタはいずれのフイルムからも
ポジのコピーを得るように構成されている。この
ためには少なくとも感光体を帯電する極性を切換
える必要があるが、従来の装置はこの極性切換え
をオペレータがおこなつていたため、間違いや切
換え忘れにより無黙なコピーをおこなうことがあ
つた。 このために特開昭56−109333号では、フイルム
のネガ・ポジを画像の透光光量の検出値と基準値
との比較で判別し、自動的に帯電極性を切換える
提案がなされている。この提案においては、基準
値はポジフイルムの透過光量はネガフイルムの透
過光量に比べて7倍程度大きいという知見にもと
ずいて設定されている。 しかしながら、上記の如きネガ・ポジ透過光量
の差はかなり品質の良いフイルムについてのみ言
えることであつて、このような基準によつては、
通常用いられるフイルムのうちのかなり狭い範囲
のものしか自動極性判別をおこなうことができな
いものである。 マイクロフイルムの品質についてはJIS Z6005
で一部規格化されているが、実際に使用されてい
るフイルムは規格外のものも多く、例えば、ネガ
フイルムでベース濃度が0.4程度でも判読可能で
あるし、ポジフイルムでベース濃度が0.4以上の
ものも多い。また、マイクロフイルムの材質にも
銀塩、ベシキユラ、ジアゾ等の種類があり、透過
光量だけで判断できない場合が多い。 目的・要旨 本発明はこのような点に鑑みてなされたもの
で、ネガ・ポジの判別範囲が広く、マイクロフイ
ルムの種類を問わず自動極性判別をおこなうこと
ができるリーダープリンタを提供することを目的
とする。 上記目的は、マイクロフイルムの画像を複数の
受光素子で受光し、検出値がしきい値より大なる
ものと小なるものの数を比較する判別方式を採用
することにより達成される。 一般的には、マイクロフイルムの文字等の画像
部面積はその間の非画像部面積よりも小さい。従
つて複数の受光素子でマイクロフイルムの画像を
受光すると、夫々の受光素子は画像部と非画像部
の混淆した濃度を検出するが、全体的には非画像
部濃度により近い濃度を示す受光素子の方が多く
なる。本発明はこの点を利用してなされたもので
ある。 実施例 第1図は本発明を適用したリーダープリンタ1
の断面図であり、図の左下部にマイクロフイルム
Mの照明部Aが、図の上部に画像をスクリーン2
又は感光体3に投影するための光学系部Bが、図
の右下部にプリンタ部Cが納められる。 照明部Aは光源4とコンデンサーレンズ5を含
んでおり、詳細は後述する。 光学系部Bは、投影レンズ6と、画像をスクリ
ーン2に導くためのスイングミラー7及び固定ミ
ラー8からなるスクリーン投影系と、第1・第2
スキヤンミラー9,10及び固定ミラー11から
なる走査投影系を含んでおり、画像をスクリーン
2に投影するときはスキヤンミラー9,10及び
スイングミラー7は実線の位置にあり、画像は第
1スキヤンミラー9、スイングミラー7、固定ミ
ラー8を介してスクリーン2に投影される。 複写をおこなう時は、スイングミラー7は点線
位置に上昇し、スキヤンミラー9,10は一旦点
線位置まで一体的に移動し、この位置から一点鎖
線位置まで等速移動して画像を感光体3にスリツ
ト露光する。 上記第1スキヤンミラー9の上部に、本発明に
係わる複数の受光素子を配した検出基板12が設
けられる。検出基板12には第2図に示すように
11個の受光素子S1,S2,S3……S11が配
置されており、受光素子としてはCdSを用いてい
る。検出基板12による検出は、走査系がプリン
トのために点線位置まで移動したときおこなわ
れ、その検出結果により最適の複写条件が設定さ
れる。 プリンタ部Cの中央部には時計方向に回転する
感光体3が配置され、その周囲にチヤージヤ13
露光スリツト14、現像器15、転写チヤージヤ
16、分離チヤージヤ17、クリーナ18、イレ
ーサ19が各々配置される。 感光体3の下方には、給紙カセツト20が設け
られ、カセツト内のシートは、右方から給紙ロー
ラ21によつて送り出され、Uターンされた後、
送り出しローラ22によつてタイミングローラ2
3に送られ、タイミングローラ23に当つて待機
する。次に、感光体上の画像とのタイミングをと
つてタイミングローラ23が回転すると、シート
は再び搬送され、転写領域で画像を転写された
後、定着ローラ24により画像を定着されてトレ
イ25上に排出される。 さて、リーダープリンタにおいては、投影レン
ズを交換することにより多くの倍率でマイクロフ
イルムの像を投影できるようになつている。この
場合第3図に示すようにランプ電圧対スクリーン
照度の曲線は倍率によつて変化する。さらに、レ
ンズ交換によつて中央と周辺の照度比も変化す
る。従来は、これを倍率によらず均一にするため
にランプ電圧を変更して照度を修正し、光源4又
はコンデンサーレンズ5を移動させて照度比を修
正する作業をオペレータがおこなつていた。しか
しながら、照度及び照度比の調整は煩しいもので
あり、又オペレータが忘れる場もある。そこで、
本発明の実施例では、投影レンズの装着によりそ
のレンズの倍率を検出し、これによつてスクリー
ン面照度が略一定になるようにランプ電圧を自動
的に調整するとともに、コンデンサーレンズを光
源に対して移動させて照度比も自動的に調整する
ようにした。即ち、第4図に示すように、投影レ
ンズ6に凸部6aと倍率に応じたマークを有する
マーカー6bを取付け、これをレンズ装着部26
に取付けたスイツチSW1とマークセンサMS(第
1図参照)で検出するものである。スイツチSW
1は投影レンズ6の装着を検知し、一方、マーク
センサMSはマークとして書かれた倍率を読込ん
でランプ電圧とコンデンサーレンズ移動を制御す
るとともに後述するしきい値を倍率に応じて定め
る。 第5図はコンデンサーレンズ駆動機構を示すも
ので、光源4は固定され、その背後の反射性枠体
30にスライド軸31とスクリユー軸32が取付
けられる。スクリユー軸32はカツプリング33
を介してモータM1に接続されて回転駆動される。
そしてコンデンサーレンズ5は、スライド軸31
とスクリユー軸32に夫々スライド軸受34とネ
ジ軸受35で保持される取付枠体36に取付けら
れる。また、取付枠体36は直線型可変抵抗器
RU1の可動部と連結される。 コンデンサーレンズ駆動回路は第6図にLDで
示す点線部であり、投影レンズの装着がスイツチ
SW1のオンで検出されると、セントラルプロセ
シングユニツト(以下CPUと略記する)は、第
1入出力ポート(以下I/O(1)と略記する)を介
して、コンデンサーレンズ駆動回路を作動可能に
するスイツチSW2をオンするとともに、マーク
センサMSからのレンズ位置データをD/A変換
器DA1に出力する。D/A変換器DA1の出力
は差動増幅器Amp1の反転入力端子に入力され、
一方、その非反転入力端子は直線型可変抵抗器
RV1に接続され、現在位置を示す電圧を受け
る。そして、差動増幅器Amp1の出力がスイツ
チSW2を介してモータMに入力されるととも
に、I/O(1)にされる。直線型可変抵抗器RV1
は、第7図に示すように、コンデンサーレンズ5
の位置に応じた抵抗値を示しI/O(1)からは倍率
に応じた位置データが出力されるので、コンデン
サーレンズ5の位置が倍率に合つた位置にないと
差動増幅器Amp1は電圧を出力し、モータM1
を駆動する。コンデンサーレンズ5が倍率に合つ
た位置に到達すると、差動増幅器Amp1の出力
が零になるのでモータM1は停止し、また、I/
O(1)への入力も零になるので、CPUはこれを受
けてスイツチSW2をオフしてモータM1の作動
を禁止する。 このように、投影レンズ6の倍率に応じてコン
デンサーレンズ5を、照度比が倍率によらず略一
定になる位置に移動させた上で、本発明に係わる
複数の受光素子による測光がおこなわれる。尚、
スクリーン投影時はランプ電圧は倍率に応じて適
切に設定れるが、測光時は一定の電圧、例えば
20Vでおこなわれる。一方、受光素子の検出値と
比較されるしきい値はセークセンサMSで検出さ
れた倍率に応じて夫々定められる。 第6図において、各受光素子S1,S2……S
11の出力はセレクタSEに夫々入力され、セレ
クタSEはI/O(1)からの指示にもとずき、夫々
の受光素子出力をバツフアとして働く演算増幅器
Amp2に送り、演算増幅器Amp2の出力はA/
D変換器AD1を介してI/O(1)に入力され、以
下に述べるネガ・ポジの判定及び複写条件の設定
に用いられる。 尚、第6図において、CPUは上記の受光素子
からの検出値の入力及びその他の入力をI/O(1)
及びI/O(2)から受け、これをROMに書き込ま
れたプログラムに従つて演算処理し、I/O(1),
I/O(2)から適切な出力を出して本発明に係わる
制御及びその他の制御をおこなう。 第8図は本発明のネガ・ポジの判定の第1の方
法を模式的に示したものである。ここでは、2つ
の判断がなされる。第1の判断(J1)は複数の受
光素子によつて判定された濃度の平均値が、予め
倍率に応じて定められたしきい値より大か小かの
判断である。また、第2の判断(J2)は上記しき
い値より高い濃度を測定した受光素子の数と低い
濃度を測定した受光素子の数とを比較してどちら
が多いかを見る判断である。そして、上記両判断
を、一方はそのままアンド判定(AND1)し、他
方では両者を反転してからアンド判定(AND2)
する。次に、両アンド判定を共に反転してアンド
判定(AND3)する。これによつて端子()か
らはネガ信号を、端子()からはポジ信号を、
そして、端子()からは警告信号を得ることが
できる。 一般的傾向としてマイクロフイルムの文字等の
画像部面積はその間の非画像部面積より少ない。
従つて、しきい値を適切に定めれば、ネガフイル
ムではしきい値より高い濃度を示す受光素子の数
の方が多くなり、ポジフイルムではしきい値より
低い濃度を示す受光素子の数の方が多くなる。本
発明はこれを利用する訳であるが、コントラスト
が低く全体的に劣悪なフイルムの場合、誤判断を
生じることがある。そこで、第2の判断(J2)を
平均値としきい値の比較の第1の判断(J1)と組
合せることによつて、第1の判断(J1)と第2の
判断(J2)が喰違う場合は判断不能として警告信
号を出すのである。 第9図A,Bは特開昭56−109333号の従来技術
と本発明の第1の方法の測定可能範囲を概略的に
示したもので、縦軸は濃度である。ここで、領域
はネガフイルムと判定できる領域であり、領域
はポジフイルムと判定できる領域であり、領域
は判定不能領域である。図より明らかな如く、
従来技術(第9図A)では判定不能領域が大き
く良質のフイルムしかネガ・ポジ判定できない
が、本発明の第1の方法(第9図B)では判定不
能領域は従来技術に比べ狭くなる。 第10図は本発明のネガ・ポジ判定の第2の方
法を模式的に示し、第9図Cはその測定可能範囲
を示す。 第2の方法ではネガフイルム用のしきい値TN
とポジフイルム用のしきい値TPを別々に設定し、
しかも、しきい値TNをしきい値TPより低くして
おり、夫々のしきい値について、第1の方法と同
様に、平均値との比較による第1の判断と、しき
い値より大及び小の受光素子の数の比較による第
2の判断をおこなうものである。尚、このしきい
値TNTPも夫々倍率に応じて設定される。即ち、
第10図において、濃度の平均値がしきい値TN
より大であるか否かの第1の判断(J1′)と、し
きい値TNより高い濃度を示す受光素子の数が低
い濃度を示す受光素子の数より多いか否かの第2
の判断(J2′)をおこない、両者のAND判定
(AND1)によつて端子からネガ信号を得るの
である。そして、ポジフイルムについてもしきい
値TPを基準として同様の第1の判断(J1″)と第
2の判断(J2″)をおこない、そのAND判定
(AND2)によつて端子からポジ信号を得る。
さらに、両AND判定が否のとき、これを反転し
てAND判定(AND3)に入れて判定不能の警告
信号を得るようにしている。 この第2の方法によれば、第9図Cに示すよう
に、ネガ・ポジの夫々の判定範囲は互いにオーバ
ーラツプして、第9図Bの第1の方法よりさらに
広がつており、非常に劣悪なフイルムまでネガ・
ポジ判定ができる。 第11図A,Bは上記のしきい値を決めるため
の実測データを示すグラフであり、実施例では受
光素子にCdSを使うので縦軸にその抵抗値を、横
軸に受光素子の番号を示し、測定したフイルムは
同一のパターンを種々の条件で撮影したもので、
フイルムNo.の横にカツコ書きで示されるDBは非
画像部濃度を示す。 ここで、第1の方法のしきい値を、例えば、
DB=0.45に相当する値に設定すると、ネガフイ
ルムを示す第11図AではNo.14からNo.3までのフ
イルムをネガと判定でき、また、ポジフイルムを
示す第11図BではNo.1からNo.11まで判定でき
る。 一方、第2の方法でネガ・ポジに夫々別の
しきい値を設定する場合、実際のフイルムをしら
べるとネガフイルムでは非画像部濃度が0.4以下
のものはほとんどなく、ポジフイルムでは非画像
部濃度が0.4以上のものはほとんどないが、受光
素子は非画像部だけでなく画像部の透過光も受け
るので、これを考慮して、ネガフイルム用のしき
い値TNとして0.35、ポジフイルム用のしきい値
TPとして0.6程度に設定するとよい。 以上で、ネガ・ポジの判定はおわるが、本発明
の実施例では、さらに、複数の受光素子の検出値
を利用してフイルムの品質を判定し、これによつ
て最適の複写条件を設定する。 フイルムの品質判定は、検出値の最大値
(Pmax:ネガフイルムにおいては非画像部濃度、
ポジフイルムにおいては画像部濃度の最大のもの
に対応する)と、最小値(Pmin:ネガフイルム
においては画像部濃度、ポジフイルムにおいては
非画像部濃度の最小のものに対応する)と、実験
により定めた数値とにより演算しておこなう。演
算のために受光素子からの検出値はA/D変換さ
れてパルス数となる(第6図参照)。このパルス
数は、CdS受光素子の抵抗値に応じた電圧をA/
D変換するので濃度が高い程大きな数になる。 このパルス数を用いた演算によりフイルムの品
質が判定され、画像露光量(ランプ電圧)、帯電
出力、現像バイアス及びシステム速度を変更して
最適の複写条件を設定する。ここで、帯電出力
は、実施例ではスコロトロンを用いているため、
高圧トランス出力とグリツド電圧出力の2種とな
る。また、現像バイアスは、後述する演算で露光
量の調整のみでは充分に良好に再現できない場
合、これを補うように調整される。さらにまた、
露光量と現像バイアスとでも良好に再現できない
ような劣悪なフイルムに対しては、リーダープリ
ンタのシステム速度を低速に切換えて対処する。
この方法は出願人が特願昭57−198277号にて提案
したもので、ランプ電圧をある程度以上高くする
ことはフイルムが焼けたり、脱色したりする弊害
をうむため、システム速度を遅くすることによ
り、ランプ電圧は所定範囲内に保ちながら画像露
光量を実質的に高くするものである。この際、同
一帯電出力では感光体上の帯電量が多くなるの
で、帯電出力を変更してやらねばならない。 本実施例では各条件は次の表1のように設定さ
れる。
【表】 表−1において、システム速度の低速(L)は高速
(H)の1/2の速度に設定され、この切換えは、第1
2図に示すように、半導体リレー(SSR)によつ
て駆動用モータM2を4極駆動と2極駆動に切換
えることによりおこなわれる。 上記の設定をおこなうため、各受光素子の受光
量をA/D変換したパルス数Pが第6図のRAM
にいつたん記憶され、その最大値(Pmax)と最
小値(Pmin)を用いて演算される。 まずネガフイルムからポジコピーを複写する場
合を説明するに、前記PmaxとPminは以下の式
で演算される。 N1=a(Pmax−α−γ) …… (N1<Nmax,VB=−300V) N1′=a(Pmax−β−γ) …… (N1≧Nmax,VB=−400V) Δ=a{γ−1/2(Pmax−Pmin)} …… (但しΔ<0のときΔ=0) Nout=N1+Δ(N1<Nmax) Nout=N1′+Δ(N1≧Nmax)…… 式〜において、a,α,β,γ,Nmaxは
実験によつて定められる数値であり、aは工場出
荷段階又はサービスマンによつて感光体の感度特
性等に応じて若干変更できるようになつている。
また、VBは現像バイアス値、Δはコントラスト
補正分、Noutは画像露光のためのランプ電圧を
決めるパルス数で、このパルスNoutをD/A変
換器(DA2)(第6図参照)にてD/A変換して
露光ランプに供給する。 上記式の関係は第13図Aに示されており、式
,はコントラストが充分高いフイルムを良好
に再現する場合の入力パルス数Pと出力パルス数
Noutの関係を示している。そして式は全体的
にフイルムが暗い場合に対応し、ランプ電圧アツ
プとともに現像バイアスVBを補正して再現性を
高める場合である。尚式′は感光体の感度特性
等に応じてaの値が変更された場合の式を示
す。 式,はコントラストが高い場合を基準にし
た出力パルス数N1を定めており、これに対し、
式によるコントラスト補正分Δを加算して(式
)、実際の出力パルス数Noutを定める。 次にシステム速度の変更であるが、システム速
度は通常は高速モードになつており、このモード
において、式,の演算が次のようになつた場
合低速モードに切換えられる。即ち、第13図A
の,において、最大値Pmaxが、式が飽和
する時の値P1と入力パルス数の上限P2との間と
なり出力パルス数が求められない場合、及び式
′において最大値Pmaxが上限P2に達し、その
際の出力パルス数NoutがNmaxに達しない場合
である。このような場合はシステム速度は高速モ
ードから低速モードに切換えられ、且つ上式〜
のaの値が1/2aとされてランプ電圧の演算に
用いられる。第13図Aにおいて点線Lは低速
モード時の式を示している。 実施例においては、a=2〜4/3(高速モード
時)、α=50,β=80,γ=48,Nmax=210と設
定され、この数値にもとずく演算により、画像露
光量、帯電出力、現像バイアス、システム速度が
自動的に設定され、非常に劣悪なフイルムを除く
ほとんどのフイルムから良好にポジコピーを得る
ことができた。 次に、ポジフイルムからポジコピーを得る場合
の説明をおこなう。ポジフイルムは極端な例を除
いてフイルムの大部分が透明であり、Pmaxと
Pminの差は小さくコントラスト補正をおこなう
必要はほとんどない。それ故、ポジフイルムの場
合は下式により画像露光量、現像バイアス、
システム速度を決める。即ち、 Nout=b(Pmin−α′) …… (Nout<Nmax,VB=300v) Nout′=b(Pmin−β′) …… (Nout≧Nmax,VB=370v) ここで、b,α′,Nmaxは実験で定められる数
値であり、bは、サービスマン等の調整により若
干変更可能で、また、Pminに余裕があるにもか
かわらずNoutが飽和したような場合にシステム
速度を低速モードに切換えるに伴つて1/2の値と
される。尚、ポジフイルムの場合ほとんどが式
によつて良好に再現可能であるが、フイルムが劣
悪であつたり、高倍率レンズの使用によつて露光
量が低下する際にのみ式が用いられ、そして、
さらに劣悪なフイルムである場合にシステム速度
が低速モードに切換えられ、L式(第13図B
参照)が用いられる。 以上のように、本発明の実施例においては、フ
イルムの像が複数の受光素子に受光されてネガ・
ポジの判定がおこなわれ、これにより帯電極性が
定められ、次に複数の受光素子の検出値によりフ
イルムの品質が判定されて、画像露光光量、帯電
電位、現像バイアス及びシステム速度の変更がネ
ガフイルムかポジフイルムかに応じて決定され
る。 さて、上記の実施例ではしきい値はマークセン
サ(MS)による投影倍率の検出により定められ
たが、本発明に用いられる複数の受光素子を用い
て倍率を自動的に読取ることもできる。即ち、倍
率により照度比が異なることを利用して、フイル
ムがない状態での受光素子の検出値の中央と周辺
との比及び全体的な受光量により倍率を決めるの
である。このようにすればマークセンサMSによ
る倍率判別を省略することができる。尚、この
際、走査型のリーダープリンタでは複写を伴なわ
ない空スキヤンを必要とするが、この空スキヤン
の指令はパネル面にそのためのキーを設けてもよ
く、また、フアンクシヨンモードの1つとして設
定してもよい。ここで記憶素子として不揮発性メ
モリを用いこのメモリに検出した倍率を記憶させ
ておけば、倍率変更等がおこなわれない限り空ス
キヤンは1度でよい。 さらにまた、しきい値は銀塩、ベジキユラ等の
フイルムの種類に応じても変更するようにしても
よい。 効 果 以上詳述した通り、本発明は、ネガまたはポジ
のフイルムの画像を投影する投影手段と、投影さ
れる画像を複数領域に分割し、分割した各領域の
画像濃度を測定する測定手段と、測定手段による
測定結果に基づいて各領域のネガ・ポジを判別す
る領域判別手段と、領域判別手段による判別結果
に基づいてフイルムのネガ・ポジを判別するフイ
ルム判別手段とを備えたものであるので、マイク
ロフイルムのネガ・ポジ自動判定を精度よくおこ
なうことができ、これにより適正な複写条件が設
定されて常に良好にコピーをおこなうことができ
る。 さらに、複数の受光素子出力によりフイルムの
品質を判定するようにすればさらに適正に複写条
件を設定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を適用したリーダー
プリンタの断面図、第2図は複数の受光素子の配
置を示す図、第3図はランプ電圧とスクリーン照
度の関係を異なる倍率のレンズについて示したグ
ラフ、第4図は投影レンズを示す側面図、第5図
はコンデンサーレンズ移動機構を示す平面図、第
6図は本発明に係わる制御回路を概略的に示す
図、第7図はコンデンサーレンズ位置と直線型可
変抵抗の抵抗値を示すグラフ、第8図は本発明の
第1のネガ・ポジ判定方法を示す模式図、第9図
A,B,Cは従来技術と本発明の測定範囲を示す
図、第10図は本発明の第2のネガ・ポジ判定方
法を示す模式図、第11図A,Bは本発明の複数
の受光素子の実測例を示すグラフ、第12図はシ
ステム速度を変更するための回路を示す図、第1
3図A,Bはフイルムの品質の判定を説明する図
である。 3…感光体、4…光源、5…コンデンサーレン
ズ、6…投影レンズ、12…検出基板、13…帯
電チヤージヤ、15…現像器、S1,S2……S
11…受光素子。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ネガまたはポジのフイルムの画像を投影する
    投影手段と、 投影される画像を複数領域に分割し、分割した
    各領域の画像濃度を測定する測定手段と、 測定手段による測定結果に基づいて、各領域の
    ネガ・ポジを判別する領域判別手段と、 領域判別手段による判別結果に基づいて、フイ
    ルムのネガ・ポジを判別するフイルム判別手段
    と、 を備えたネガポジ判別装置。
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