JPS63198037A - ネガ像・ポジ像判別装置 - Google Patents

ネガ像・ポジ像判別装置

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JPS63198037A
JPS63198037A JP62031888A JP3188887A JPS63198037A JP S63198037 A JPS63198037 A JP S63198037A JP 62031888 A JP62031888 A JP 62031888A JP 3188887 A JP3188887 A JP 3188887A JP S63198037 A JPS63198037 A JP S63198037A
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JP
Japan
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Pending
Application number
JP62031888A
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English (en)
Inventor
Masashi Fujita
昌史 藤田
Yasushi Yamade
泰 山出
Takao Saijo
西條 孝夫
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Priority to US07/155,351 priority patent/US4835577A/en
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/10Projectors with built-in or built-on screen
    • G03B21/11Projectors with built-in or built-on screen for microfilm reading
    • G03B21/118Reader-printers

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Projection-Type Copiers In General (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 及呈上皇肌几分野 本発明は、マイクロフィルムのリーダプリンタにおいて
好適に使用される装置で、原稿画像がネガ像で写し込ま
れているか、ポジ像で写し込まれているかを自動的に判
別するネガ像・ポジ像判別装置に関する。
l米■及術 例えばリーダプリンタに適用されるマイクロフィルムに
はネガ像で写し込まれたものと、ポジ像、で写し込まれ
たものとの2種類存在する。いずれのamのマイクロフ
ィルムであっても再生画像はポジ像とするのが望ましく
、プリントする迄にリーダプリンタに適用されたマイク
ロフィルムの画像がネガ像であるか、ポジ像であるかを
判別して、ポジ像を再生すぺ(作像条件を設定する必要
がある。この判断を操作者の目によって行なう場合には
間違うおそれが少ないが、高速化が図れないため、現在
、抛作者の目を介さず機械的・自動、的に行なう装置が
、特公昭49−16647号公報や特開昭57−114
155号公報において提案されている。
特公昭49−16647号公報に記載された判別装置は
、フィルムの画像と画像との間の非画像部分の濃度がネ
ガフィルムとポジフィルムとでは異なることを利用し、
当該部分の濃度を光学的に検出してネガフィルムかポジ
フィルムかの判別を行なうようにしている。
一方、特開昭57−114155号公報に記載された判
別装置は、マイクロフィルムの画像領域の適当な範囲に
光照射し、その透過光量からバックグランドの濃度(マ
イクロフィルムのベース濃度)を検出し、このベース濃
度を所定の基準値と比較してネガフィルムかポジフィル
ムかの判別を行なうものである。
■が tしようとする。 占 ところで、上記した従来装置のうち前者のものは、隣合
う画像域の間の非画像部分の濃度からネガ像かポジ像か
の判断を行なうといういわば間接的な判断手法であるた
め、判断ミスの入る要因が多いという問題がある。
一方、後者のものは、直接、画像自体からネガ像かポジ
像かの判断を行なうので、間接判断手法はどは判断ミス
の入る要因が多(ないが、それでもマイクロフィルムを
含む光学系にゴミやキズがあった場合、それが濃度的に
バックグランド若しくは文字等の画像データと検出され
るためネガ像・ポジ像の判別を間違うおそれがある。そ
して、このようなゴミやキズの影響を除くことは上記従
来手段においては出来ないものである。
本発明はこのような問題点に鑑み、直接画像域の濃度か
らネガ像・ポジ像の判別ができると共に、光学系に存在
するゴミやキズの影響を効果的に除去できて確度の高い
ネガ像・ポジ像の判別が行なえる装置を提供することを
目的とする。
間 占を ンするための 上記目的を達成するため、本発明に係るネガ像・ポジ像
判別装置は原稿の画像域における複数箇所の濃度を測定
する画像濃度測定手段と、測定上予想される画像濃度の
最大値と最小値の間を複数に区画した濃度ランクを作り
、前記測定手段によって測定される各データをこの濃度
ランクによって分類して、同じ濃度ランクにおける濃度
が測定される頻度をあらわすヒストグラムを作製するヒ
ストグラム作成手段と、このヒストグラムから濃度とし
て孤立し、かつ頻度の少ないデータを除去する手段と、
除去された残余のデータを基にしてネガ像・ポジ像の判
定をするネガ像、ポジ像判定手段とを備えてなることを
特徴としている。
立−一一里 光学系に存在するゴミは濃度の濃い黒色をしている。一
方、キズは一般的に淡い白色である。従って、原稿画像
がネガ像である場合には、ゴミのデータは文字等の画像
データよりも黒色をしたバックグランドの濃度に近いし
、キズのデータは文字等の画像データに近い、一方、原
稿画像がポジ像である場合には、ゴミのデータはバック
グランドの濃度より文字等黒色であられされた画像デー
タの濃度に近いし、キズのデータはバックグランドの濃
度に近い。しかし、ごみのデータ、キズのデータのいず
れも他のバックグランドや文字等のデータの濃度と同じ
ではなく、多少離れて存在している。
従って、本発明のようにヒストグラム作成手段によって
濃度と測定頻度の関係を表すヒストグラムを作り、その
中で孤立しているデータを除去することにより、ゴミや
キズのデータを測定データの中から取り除くことができ
る。この結果、ネガ・ポジの判別はゴミやキズのデータ
を含まない測定データに基づき行なわれ、確度の高い判
別が可能となる。
叉−施一■ 第1図は本発明の適用されたリーダプリンタの側面図、
第2図はその正面図、第3図は平面図を示す。第1図に
おいて、光源1から発した光はコンデンサレンズ2で並
行光に変更されて、図示しない走行駆動機構により駆動
されて光路上に移動してきたマイクロフィルム3の1コ
マの画像部分に照射される。マイクロフィルム3を透過
した光はプロジェクションレンズ4を通って拡大され、
リーグモード時には鎖線(イ)で示す傾斜姿勢にあるリ
ーグ第1ミラー5及びリーグ第2ミラー6にて反射され
、リーグプリンタ本体前面のスクリーン7上に投影され
る。一方、プリントモード時には、プロジェクションレ
ンズ4で拡大された光は、プリント第1ミラー11、プ
リント第2ミラー12、プリント第3ミラー13及びプ
リント第4ミラー14からなるプリント光学系を通って
リーグプリンタ本体後部下部に設置された作像装置の感
光体ドラム15にスリット露光される。
リーグモード選択時において、プリント光学系のプリン
ト第1ミラー11は第2図に鎖線(ロ)で示すように退
避位置でスイングされて折りたたみ姿勢をとっており、
また、プリント第3ミラー13は第1図に鎖線(ハ)で
示すように前方の退避位置まで移動しており、夫々リー
グモード時の光路の邪魔をしないようにしである。
プリントモード時においては、リーグ第1ミラー5が第
1図に実線(ニ)に示すようにリーグ位置(鎖線で示し
た位置)から略水平姿勢の退避位置までスイングし、プ
リンタ光路外方に移動する。
代わってプリント第1ミラーtiが第2図中の(ロ)状
態からスイングして起立し所定の前傾姿勢をとり、実線
(ホ)で示す走査開始位置に向って、左方向に予備走査
移動をする。又これと同期して、プリント第3ミラー1
3も、第1図の(ハ)で示す退避位置から後方の走査開
始位置(へ)に向って、所定の前傾姿勢で予備走査移動
をする。しかる後両者は同期して、それぞれの走査開始
位置から、右方向及び前方の走査終了位置に向って、走
査移動をする。プリント第2ミラー12は、プリント第
1ミラー11、第3ミラー13の予備走査移動時を除い
て静止している。従って、プリント第1ミラー11、第
3ミラー13の予備走査移動後の主走査移動時には、フ
ィルム3上の画像が左端から順に走査され、プリント第
4ミラー14を会して感光体ドラム15上に照射される
このとき、感光体ドラム15は光学系の走査移動と同期
して回転しているので、感光体ドラム15上にはフィル
ム3上の画像に対応した静電潜像が形成される。
尚、第1図中、16はリーグ第1ミラーの退避位置を検
出する退避センサ、17は同リーグ位置を検出するり一
ダセンサ、18はプリント第3ミラー13等の走査開始
位置を検出する開始センサ、19は同走査終了位置を検
出する終了センサである。
前記プリント第2ミラー12はプリント第1ミラーから
の光をプリント第3ミラーへ向けて反射するミラーであ
るが、本実施例では第1ミラー11、第3ミラー13の
予備走査移動時に複数回角θ(r a d)の単位で揺
動する構成としである。
これによって、予備走査移動時に、マイクロフィルム3
の透過光がプリンタ光学系11〜14を通って、作像装
置のスリット露光部外側方に設けたcds等の検出セン
サ20によって検出され、ネガ像・ポジ像判別装置(後
述する。)によるネガ像・ポジ像の判別、及びフィルム
露光量の自動調整に供される。
前記プリント第2ミラー12を揺動する構成は第4図及
び第5図に示されている。プリント第2ミラー12は略
中央が立て軸周りに回転自在な軸31に取付けられると
共に、一端が引張スプリング32によってストッパ33
に当接する方向に引張られている。また、第2ミラー1
2の一部にはモータMLによって回転される偏芯カム3
4が摺接されている。このモータM1の回転によって偏
芯カム34の偏芯量の2倍の長さに相当する角度θだけ
、第2ミラー12が揺動する。モータM1の回転角はフ
ォトセンサ35とスリット付円板36とによって監視さ
れており、予備走査移動時の回転量が制御されている。
この実施例では、予備走査移動時に2回転するよう制御
している。モーたMlの2回転によってプリント第2ミ
ラー12が2回揺動するので、第1ミラー11、第3ミ
ラー13の予備走査移動と相俟って検出センサ20には
第6図に示すようにフィルムの画像領域中、実線で描い
た線(測光エリヤ)l上の濃度情報が入射することとな
る。
検出センサ20の検出信号は制御システム21に加えら
れ、所定の自動露光調整に利用されると共に、ネガ・ポ
ジの判定にも供される。最終のネガ・ポジ判定結果によ
り、感光体ドラム15周面に配設されたN−P用現像装
置22とP−P用現像装置23とを選択使用し、ネガ像
と判定された原稿画像に対してはN−P複写を、ポジ像
と判定された原稿画像に対してはP−P複写を行なう。
第7図は上記構成のリーダプリンタの作動を司どる制御
システム21を示しており、CPU41、ROM42、
RAM43からなる制御ユニット44はI10ポート4
5を介して所定の入出力回路と接続されている。入力回
路としては、上記した各種のセンサ16−20.35及
びN−P用現像装置22とP−P用現像装置23のいず
れが使用位置にあるかを検出するセンサ46.47、プ
リントキースイッチ48が接続されている。出力回路と
しては駆動回路49を介して、光源11プリント第2ミ
ラー12を揺動させるモータM1、リーダ第1ミラー5
をスイングさせるモータM2、プリント第3ミラー13
を移動させるためのモータM3、N−P、P−P用現像
装置22.23を選択使用するための駆動モータM4が
接続されている。50はゼロクロス回路で、光源lを駆
動する交流電源からゼロクロス信号を検出し、検出セン
サ20の測定タイミングを制御する。ゼロクロス回路5
0は公知であり、詳細な回路は省略する。
第8〜11図に上記制御システムの動作を説明するフロ
ーチャートを示す、先ず、メインスイッチがオンされる
と、第8図に示すメインルーチンを実行する。すなわ、
ステップS1でイニシャライズ後、直ちにステップS2
のリーダモードに入る。そしてステップS3でプリント
キー48がオンされると、ステップS4のプリントモー
ドに移って、第9図に示すルーチンで処理され、終了す
るとフローはステップS2のリーグキードに戻る。
プリントモードでは、まずステップS5.S6゜S7で
、リーグ第1ミラー5をリーダ1から退避位置まで退避
させる。また、このステップS7で光源lがオンされ、
ステップS16でオフされるまでの測光期間中、一定電
圧で点灯される。
次にステップS8でモータM3が逆転し、プリント第3
ミラー13が退避位置から走査開始位置に向って、予備
走査移動を開始する。これと同時にステップS9でモー
タMlがオンし、プリント第2ミラー12が揺動を始め
る。そして、ステップS10.Sllでブロック番号i
及び各ブロックにおける測定回数を示す番号jを0に設
定した後、ステップS12にてマイクロフィルムの画像
領域の濃度検出を行なう。濃度検出の詳細な動作は後述
する。尚、ステップS12のブロック番号iは、画像領
域の測光エリヤを複数のブロックに分けて各ブロック毎
に順番に画像濃度の測定を行なう関係上、次に測定しよ
うとするブロックを指定するために必要とされる。
i=0〜m−1のブロックについての濃度検出を、プリ
ント第2ミラー12が2回揺動する間行えば(ステップ
513)、ステップS14に進みモータMlをオフして
プリント第2ミラー12の揺動を停止する。そして、プ
リント第3ミラー13が予備走査移動を完了し、開始セ
ンサ18がオンすると(ステップ515)、モータM3
を停止させ(ステップ516)、ステップ317にてネ
ガ像・ポジ像の判別を行なう、ネガ像・ポジ像判別動作
の詳細は後述する。ステップS17にてマイクロフィル
ムの画像がネガ像であると判別されると、ステップ31
8を経てステップ819〜S23の処理を実行する。即
ち、光源1の光量等をN−P複写を行なうのに適した露
光量が得られるように調整すると共に(ステップ519
)、N−P位置検出センサ46がオンするまでモータM
4を駆動して、N−P現像装置22を所定位置にセット
する(ステップS20,321.S22,523)。一
方、ステップ317にてマイクフィルムの画像がポジ像
であると判別されると、ステップ318を経て、ステッ
プ324〜928の処理を実行する。即ち、光源1の光
量等をP−P複写を行なうのに適した露光量が得られる
ように調整すると共に(ステップ524) 、P−P位
置検出センサ47がオンするまでモータM4を駆動して
、P−P用現像装置23を所定位置にセットする(ステ
ップS25.S26.S27.528)。
以上の処理を終えると、ステップ329に進み、複写紙
の準備、感光体ドラム回りの準備及びその他の作像、複
写条件が整ったと判断されると、ステップS30.S3
1.S32.333で、プリント第1ミラー11及びプ
リント第3ミラー13による走査移動が行なわれ、画像
は感光体ドラム15にスリット投影露光されて、作像処
理され、複写される。この複写は、マイクロフィルムの
画像がネガ像かポジ像かの判別を行ない、かつ自動露光
調整を行った後になされるので、マイクロフィルムの画
像がネガ像であろうとポジ像であろうと再生画像は一定
の画像濃度のポジ像が得られる。
しかる後、ステップS34.535,536でリーダ第
1ミラー5が退避位置からリーダ位置に戻り、フローは
前述のステップS2のリーダモードに復帰する。
第1O図は第9図のステップS12の濃度検出動作を詳
細に説明するフローチャートである。先ず、ステップ5
41で光源1の電源電圧がゼロクロスしているかどうか
を判断し、ゼロクロスになる度にステップS42以降の
処理を実行する。電源ゼロクロスはゼロクロス回路50
にて検出され、この検出信号によって検出センサ20に
よる画像濃度測定タインミングが決定される。第12図
に、ゼロクロス信号及び測定タイミング等を示す、光源
1を駆動する電源は同図(イ)に示すように時間的に変
化する交流であるから、光源1の光量は図(ニ)に示す
ように時間的に変化する。従って、1つの検出センサ2
0で画像領域を第6図に示したようにスキャンしながら
測定する方式では、時間的にランダムなタイミングで測
定すれば、光源光量の時間的変化が、空間的なムラにお
きかわり、正確な画像濃度の測定は行ない得ない、そこ
で、電源の各周期においてゼロクロス信号から一定時間
が経った時点では光源光量も一定であると考えられるの
で、ゼロクロス回路50によって測定タイミングをゼロ
クロス信号から常に一定時間経過した時点に設定してい
る。但し、実施例では、この一定時間をゼロとし、ゼロ
クロス瞬時に測定するようにしている(図(ロ)、(ホ
)参照)。
電源電圧がゼロクロスになると、ステップs42でブロ
ック番号lがnでないことを確認(画像領域の全てのブ
ロックの測定を完了していないことを意味する。)して
後、検出センサ20により画像濃度を測定しくステップ
543) 、RAM43内の所定のデータエリヤに格納
する。そして、1つのブロック内の測定回数jを1つイ
ンクリメントする(ステップ545)。ステップS46
にて、j#mと判断されるとリターンして、電源がゼロ
クロスになる度に上記の濃度測定、データ格納動作を繰
り返す。そして、j=mに達すると、ステップS47に
進み、jを0にし、続いてステップ348でブロック番
号iを1つインクリメントする。これによって、測光エ
リヤをn分割したブロックの1番目のブロックについて
濃度測定を終了し、次にi+1番目のブロックについて
j=mになるまでのm回同様な濃度測定を行なう。そし
てこれをブロック番号iがnに達するまで行ない、ステ
ップS42にてixnと判断されると、測定終了する。
第13図は上記測定がなされた画像領域上の各測定点を
表している0図から測光エリヤは0〜n−1までのnブ
ロックに分けられ、各ブロック毎に0〜m−1までのm
点における濃度が検出されていることがわかる。
尚、各点における濃度データはRAM43内に格納され
るが、そのままのデータで格納される訳ではなく、通常
の測定において存在し得る濃度の最大値と最小値の間を
例えば64分割し、測定データがどの分割区域の濃度ラ
ンクに入るものであるかという内容のデータに変換した
上で格納される。このように変換して格納されたデータ
は丁度第14図に示すヒストグラムのようになる。
第11図は第9図中、ステップS17におけるネガ像・
ポジ像の判別動作を詳細に説明するフローチャートであ
る。このフローチャートを説明するに先立って、ネガ像
・ポジ像の判別を確度高く行なうために留意し、また克
服しなければならない点を説明する。これらの点を列挙
すると、次の通りである。
■l/−1ずれの測定ブロックを判別の対象に選ぶか、
■判別対象に選んだブロックについてどのような基準で
ネガ・ポジの判断を行うか。
■測定データに光学系に存在するゴミやキズが含まれて
いた場合、その影響をどのようにして除去するか。
■についての対処法 画像領域のうち、変化の少ないベタ部は人間の目で見て
もネガ像・ポジ像の判断は出来ない0人間が判断する場
合には、文字等空間的に白黒が何度も交互にあられれる
部分に焦点をあてて判断を行なっている。ところで、検
出センサによって光学的に濃度を検出する方法は検出信
号に適当な処理を加えることにより人間の目と同様な判
断が可能であるから、測定ブロックは文字部等の白黒偏
度化の多いところを選ぶ必要がある。このようなブロッ
クを選ぶには、適当なコントラスト基準値を算出し、測
定データをこの基準値と比較して基準値以上に濃度変化
している回数が多いブロックを選択すれば、文学部等白
黒変化の多いブロックを選択できる。
■についての対処法 例えば第15図にネガ像における文字部を測光した場合
の濃度の空間的変化を示す、この図から、ネガ像は濃度
の濃い側の測定回数が濃度の淡い側の測定回数よりも多
いことがわかる。−従って、ネガ・ポジの判定は、濃度
の量大値と最小値の中間値を求め、その値より大きい側
のエリヤと小さい側のエリヤとの測定回数を比較するこ
とにより決定できる。
■についての対処法、 第14図に、光学系にゴミが入っている場合とそうでな
い場合との測定データの濃度ランクと測定回数の関係を
示す0図中、(イ)(ロ)はポジ画像の測定データ、(
ハ)〜(へ)はネガ画像の測定データの濃度ランクと測
定頻度の関係を示している。このうち、図(イ)はポジ
画像の場合でも光学系にゴミのない場合の測定データを
、図(ロ)は光学系にゴミがある場合の測定データをあ
られしている。図(ハ)はネガ画像のうちで、ベースが
濃くコントラストがあり、かつ光学系にゴミのない場合
の測定データを、図(ニ)は光学系にゴミがある場合の
同様な測定データをあられしている0図(ホ)はベース
が淡くてコントラストが小さく、かつ光学系にゴミがな
い場合の測定データを、図(へ)は光学系にゴミがある
場合の同様な測定データをあられしている。(イ)〜(
へ)の各図中、「中央」は■で述べたように濃度の最小
値と最大値とから求めた値である。この「中央」を基準
にして上下両エリヤ中の測定頻度を比較しネガ・ポジの
判別を行なう場合において、ポジ像では図(ロ)に示す
ようにゴミがあっても、それがベースに対して画像側に
位置するので、ネガ・ポジの判別にあまり影響を及ぼす
ことはない。
一方、ネガ像では、図(ハ)〜(へ)に示すようにゴミ
はベースをはさんで画像と反対側に存在するためネガ・
ポジの判断に誤りを招きやすい。例えば図(ニ)は比較
的ベース濃度が高くコントラストも大きいので中央値を
境とした測定頻度を比較したとき、ゴミがあっても濃度
の濃い側が多いので判別に誤りは生じにくいが、図(へ
)のようにベース濃度が淡くコントラストの小さい場合
には、ゴミのために中央値が図示の位置になり、この位
置より淡い側の測定頻度が多くなってしまい、ポジ像と
誤判断されてしまう。そこで、このようなゴミの影響を
除(ためには次の2つの基準を定める。1つは各ブロッ
クについて、測定回数mの例えば1%以下の頻度しかな
いデータは削除する。
この基準を設定することによって、小さなゴミの検出デ
ータ及び検出誤差に起因したデータは除去される。
他の1つは、測定回数mの例えば5%を越えない頻度の
データは、その隣の濃度ランクに測定データが存在すれ
ば残し、存在しなければ削除する。
測定回数mの5%を越えない測定データの中には画像デ
ータもあるが、画像データの場合には一般にいくつかの
濃度ランクにわたって分布しているので、測定データが
削除されることはない。一方、通常のゴミは孤立して存
在するので、この第2の基準によって通常のゴミのデー
タが削除される。
以上の2つの基準によって、ゴミはネガ像・ポジ像の判
別を行なうためのデータからは除去される。
つまり、第14図でいえば、図(ロ)は図(イ)に、図
(ニ)は図(ハ)に、図(へ)は図(ホ)に夫々変更さ
れて、ネガ・ポジの判断が行われることとなる。従って
、その判断に誤りが生じにくくなる。尚、図示はしてい
ないが、フィルムや光学系に存在するキズも濃度データ
として検出される。しかし、このデータも濃度的にはバ
ンクグランドやも文字等のデータから離れて存在してい
るので、ゴミのデータと同様、前記した第1、第2の基
準(主として第2の基準)によって除去される。
第11図に示すフローチャートは以上の各留意点、克服
すべき点を遵守してネガ像・ポジ像の判別を行なうよう
にしている。先ず、ステップS51でブロック番号iを
0に設定した後、ステップS52へ進み最初の測定ブロ
ックであるOブロックの濃度データをメモリから読出す
。このデータは上記したように第14図に示す通りであ
る。このデータを基にステップ353で光学系のゴミや
キズの影響を削除する処理を行なう。この処理は留意点
■で説明した2つの基準によって行われる。
次に、ステップS54で、ゴミやキズを除去した測定デ
ータから最大値、最小値を算出し、次に、ステップS5
5に進み、文字部等コントラストのあるブロックのみ判
別対象として選別するためにコントラストの基準値を設
定する。この基準値は、測定データのうち最大濃度に比
例して設定する。
即ち、基準値C0は例えば、 co=a  x  (?J1度の最大値)(但し、aは
定数で0.3程度に設定する。)に定める。
Oブロックの測定データのコントラストが上記基準値よ
り上であるとステップS56で判断され、しかもその基
準値を越える変化が適切な回数(k回)以上あったとス
テップ357で判断された場合には、ステップ358以
降へ進みネガ・ポジの判別がなされるが、そうでない場
合には直接ステップ363に進み、判別対象ブロックと
して選別されない。
判別対象ブロックに選ばれると、ステップS57で、留
意点■で説明したように中央値を境とする上下各エリヤ
の測定頻度を計数し、ステップS59でいずれのエリヤ
の測定頻度の方が高いかを判断する。そして、淡いエリ
ヤの測定頻度より濃いエリヤの測定頻度の方が高い場合
にはネガ画像と判定し、ステップS60で判定値を1つ
インクリメントする。逆の場合にはポジ画像と判定し、
′ステップS61で判定値を1つインクリメントする。
以上の判定を終えれば、ブロック番号iを1つ増加して
、i+1番目のブロックについて上記と同様な判定を行
なう。そして、同様な判定をi−nに達するまで行ない
、i=nになると(ステップ563)、ステップS64
において、ステップS60と361で判定した夫々の判
定値を比較し、最終的なネガ・ポジの判断を行なう。こ
の結果、原稿画像がネガ像であると判断されればステッ
プS65に進み、作像装置をN−Pモードにセットする
。一方、原稿画像がポジ像であると判断されれば、ステ
ップ366に進み、作像装置をP−Pモードにセットす
る。
尚、上記実施例では測光エリヤを複数(n)のブロック
に分割しているが、本発明は画像濃度を複数箇所測定す
るものであれば適用できるので、必ずしも複数のブロッ
クに分ける必要はない。
又、ゴミやキズのデータを削除するため、実施例では第
2の基準を設けて測定回数mの5%以下の孤立データを
除去するようにしているが、5%の値は測定の条件に応
じて適宜変更することができる。
光調■邦丸展 以上説明したように本発明に係るネガ像・ポジ像判別装
置は、原稿画像域における複数箇所の濃度を測定して、
その測定データを基に濃度と測定頻度との関係をあらわ
すヒストグラムを作り、ヒストグラム上孤立しているデ
ータを探して除去することにより、ゴミやキズのデータ
の入らない測定データでネガ像・ポジ像の判別を行なう
ようにしているので、光学系やフィルムにゴミが付着し
たり、キズが入っていたりしても、孤立しているデータ
を探して除去するようにしているので、光学系や原稿に
ゴミが付着したりキズが入っていたりしてもそれに起因
したデータは効果的に除去される。従って、本発明装置
によれば、それらのデータを含まない残余のデータでネ
ガ・ポジの判別を行なえ信鯨性の高い判別が可能となる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の適用されたリーダプリンタの側面透視
図、第2図は同プリンタの正面透視図、第3図は平面透
視図、第4図はプリント第2ミラーの斜視図、第5図は
該ミラーの動きを説明する図、第6図は測光エリヤを示
す図、第7図は制御システムを示すブロック図、第8図
乃至第11図はリーダプリンタの動作を説明するフロー
チャート、第12図は測定タイミングを電源のゼロクロ
スで行なうための動作を説明する波形図、第13図は測
光エリヤの各測定点をあられした図、第14図は測定濃
度と測定頻度の関係を示すヒストグラム、第15図は測
定エリヤに沿って測定を行った場合の濃度変化を示す図
である。 l・・・光源、3・・・マイクロフィルム、20・・・
検出センサ、41・・・CPU、43・・・RAM、5
0・・・ゼロクロス回路。 特許出願人:ミノルタカメラ株式会社 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第10図 第12図 、i’li?イミ;フー11−−−−−一一一一一二5
;う一一一一−−−−−−下;こ一一−−−−−−−−
ニSシーーー−−一一一一一一ご;て第13図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)原稿の画像域における複数箇所の濃度を測定する
    画像濃度測定手段と、 測定上予想される画像濃度の最大値と最小値の間を複数
    に区画した濃度ランクを作り、前記測定手段によって測
    定される各データをこの濃度ランクによって分類して、
    同じ濃度ランクにおける濃度が測定される頻度をあらわ
    すヒストグラムを作製するヒストグラム作成手段と、 このヒストグラムから濃度として孤立し、かつ頻度の少
    ないデータを除去する手段と、 除去された残余のデータを基にしてネガ像・ポジ像の判
    定をするネガ像、ポジ像判定手段と、を備えてなるネガ
    像・ポジ像判別装置。
  2. (2)前記ヒストグラム作成手段は、複数に区分された
    濃度ランクに対応した格納アドレスを備えたメモリと、
    測定データを処理して格納されるべきアドレスを指定す
    る処理回路とから成ることを特徴とする特許請求の範囲
    第(1)項に記載のネガ像・ポジ像判別装置。
JP62031888A 1987-02-13 1987-02-13 ネガ像・ポジ像判別装置 Pending JPS63198037A (ja)

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