JPS6398647A

JPS6398647A - 情報記録装置

Info

Publication number: JPS6398647A
Application number: JP24625386A
Authority: JP
Inventors: Takao Toda; 戸田　孝雄
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1986-10-16
Filing date: 1986-10-16
Publication date: 1988-04-30

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、情報記録媒体の画像情報を記録するマイクロ
フィルムリーダープリンタ等の情報記録装置に関する。

（従来の技術）一般にマイクロフィルムリーダープリンタでは、マイク
ロフィルムの画像を適正濃度で記録するため、透過光（
投影光）の光量を測定し、この測光結果に基づき濃度調
整手段を制御する自動濃度調整（ＡＥ）を行なっている
。

従来、この自動濃度調整用の測光は露光方式により異な
っていて１例えば静止露光方式では、リーダー部の光路
中にハーフミラ−等を設けて、該ハーフミラ−等で取り
出した投影光を複数個のセンサで検知して測光を行なっ
ており、またスリット露光方式では、移動ミラーがリー
ダージションから露光開始ポジションに移動するまでの
間のプリスキャン時にスリット近傍に設けたセンサで投
影光を検知して測光を行なっている。

（発明が解決しようとする問題点）しかし、斯かる従来技術において静止露光方式のもので
は、測光用に設けたハーフミラ−等の裏面反対などによ
って画像の分解能力が低下する問題があり、またスリッ
ト露光方式のものでは、プリスキャンをするためにファ
ーストコピーマテノ時間がかかる問題があった。なお、
スリット露光方式において、リーダージションと露光開
始ポジションを同一にすれば、ファーストコピーに時間
がかかる問題点を解決することができるものの、測光を
行なう時間がなくなり、自動濃度調整を行なうことがで
きなくなる。

そこで、本発明は従来例の上記した問題点を解決するた
めになされたもので、その目的とするところは、静止露
光方式とスリット露光方式の両方に適用することができ
る上に、画像の分解能が低下したり、ファーストコピー
に時間がかかるといった問題が生ずることなく自動濃度
調整用の測光を行なうことができる手段を装備した情報
記録装置を提供することにある。

（問題点を解決するための手段）上記目的を達成するために、本発明にあっては、情報記
録媒体の画像情報をスクリーンに投影するリーダー部と
、該画像情報を像記録媒体上に露光して記録するプリン
タ部とを有した情報記録装置において、前記スクリーン
に投影され該スクリーンの拡散面にて反射された投影光
を検知する反射光検知手段と、前記スフ−リーンを通し
て入射された外光を検知する外光検知手段と、反射光検
知手段の出力と外光検知手段の出力との差を求める演算
手段とを具備し、該演算手段の出力でプリンタ部の濃度
調整手段を制御するように構成されている。

（作　　　用）上記の構成を有する本発明にあっては、演算手段によっ
て反射光検知手段の出力と外光検知手段の出力との差を
算出して、実際の投影光の光量と対応する信号を求め、
この信号に基づいて濃度調整手段を制御するものである
。

（実　施　例）以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明する。

第１図は本発明の情報記録装置を適用したマイクロフィ
ルムリーダープリンタを示している。同図に示すマイク
ロフィルムリーダープリンタはスリット露光方式による
もので、Ａはリーダー部、Ｂはプリンタ部、ｌは情報記
録媒体としてのマイクロフィルム、２は照明用ランプ、
３は球面反射鏡、４は集光レンズ、５は投影レンズ、６
，７は反射ミラーである。

マイクロフィルム１は照明用ランプ２と球面反射鏡３と
集光レンズ４からなる照明装置により照明され、そして
該マイクロフィルムｌを透過した光（投影光）は投影レ
ンズ５、反射ミラー６゜７を介してリーダー部Ａあるい
はプリント部Ｂに導びかれる。リーダー部Ａでは、投影
光を反射ミラー８，９で反射させてスクリーン１０に投
影する。また、プリンタ部Ｂでは、プリント時に、投影
光を走査ミラー１１．１２によってスリット１３から感
光体ドラム１４上に走査露光して、該感光体ドラム１４
上に静電潜像を形成し、この静電潜像を現像装置１５で
顕像化して転写紙（図示せず）に転写する。

以上の構成は従来のマイクロフィルムリーダープリンタ
と同じであるが、本発明では、第２因に示すように、ス
クリーンｌＯの近傍で測光を行なうようになっているこ
とから、プリスキャンして測光する必要がなく、このた
めリーダーポジションと露光開始ポジションを一致させ
ることができる。

第２図及び第３図は本発明の特徴部分を示している。

スクリーン１０の近傍には、第２図に示すように、該ス
クリーン１０の拡散面１０ａによって反射される投影光
を検知するセンサ１６が設けられ、また該拡散面１０ａ
には、スクリーン１０、拡散面１０ａを透過してリーダ
ー部Ａ内に入射する外光を検知するセンサ１７が設けら
れている。

ここで、拡散面１０ａによって反射される投影光には、
スクリーンｌＯ１拡散面１０ａを透過して入射した外光
が含まれており、センサ１６は投影光のほかに外光もあ
わせて検知することになる。

第３図はセンサ１６，１７の出力を処理して自動濃度調
整を行なう部分の回路を示している。同図において、１
８．１９は増幅器、２ｏは差動増幅器、２１は自動／手
動の濃度設定切換スイッチ、２２は電力制御回路、２３
は高圧トランス、２４は現像装置１５の現像スリーブで
ある。

センサ１６，１７の出力は増幅器１８．１９でそれぞれ
増幅された後、差動増幅器２０に入力される。

差動増幅器２０は演算手段として機走するもので、セ〉
′す１６の出力とセンサ１７の出力との差を求めてこれ
を増幅する。この差動増幅器２０の出力は、実際の投影
光（外光成分を除いた投影光）の光量に対応するもので
、制御信号として高圧トランス２３の現像バイアス制御
用端子及び電力制御回路２２に送られる。

電力制御回路２２は、この制御信号に基づいて濃度調整
手段である照明用ランプ２を駆動する。

また、高圧トランス２３はこの制御信号に基づいて同じ
く濃度調整手段である現像スリーブ２４のバイアス電圧
を変える。

自動／手動の濃度切換スイッチ２１は、自動側端子ＡＵ
と手動側端子ＭＵを有していて、自動側端子ＡＵに切換
えたときには、差動増幅器２ｏを電力制御回路２２及び
高圧トランス２３に接続し、また手動側端子ＭＵに切換
えたときには、濃度調整用可変抵抗器２５を電力制御回
路２２及び高圧トランス２３に接続する。濃度調整用可
変抵抗器２５は、手動操作で電力制御回路２２及び高圧
トランス２３に印加する電圧を変えて照明用ランプ２及
び現像スリーブ２４のバイアス電圧を変化させる。

なお、２６は可変抵抗器で、増幅器１９の増幅率を調整
する。また、２７は可変抵抗器で、差動増幅器２０の増
幅率を調整する。

上記実施例によれば、マイクロフィルムｌの画像をスク
リーンｌＯに投影したときに、自動濃度調整用の測光が
行なわれる。すなわち、センサ１６で拡散面１０ａから
反射された投影光を検知し、またセンサ１７で外光を検
知する。これらセンサ１６，１７の出力は増幅器１８．
１９で増幅された後、差動増幅器２０に入力され、ここ
で両者の差が求められて増幅される。

上記差信号は、実際の投影光の光量に対応するもので、
この差信号に基づき自動濃度調整が行なわれる。すなわ
ち、差信号が制御信号として差動増幅器２０から電圧制
御回路２２及び高圧トランス２３に出力される。これに
より、プリント時に、マイクロフィルム１の画像が適正
濃度で転写紙に記録されるように、照明用ランプ２及び
現像スリーブ２４のバイアス電圧が調整される。

従って、プリスキャンすることなく測光して自動濃度調
整を行なうことができる。

なお、上記実施例では、スリット露光方式のマイクロフ
ィルムリーダープリンタに適用した場合を示したが、静
止露光方式のものについても適用することができる。す
なわち、スクリーン１０の拡散面１０ａから反射する投
影光を使って測光することから、マイクロフィルムｌの
画像を平坦な感光体上に一度に露光する静止露光方式の
ものでも差し支えなく適用することができる。また、こ
の場合では、リーダー部の光路中に測光用のハーフミラ
−等を設けなくてすむ。

（発明の効果）本発明に係る情報記録装置は以上の構成及び作用からな
るもので、静止露光方式とスリット露光方式の両方に適
用できる上に、リーダー部の光路から測光用のハーフミ
ラ−を省略して分解消の低下を防止したり、プリスキャ
ンを省略してファストコピーまでの時間を短縮したりす
ることができる。さらに、測光手段として特殊な装置を
設けなくてもすみ、センサと差動増幅器で実施すること
ができることから、コスト高とならずにすむという効果
を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第３図は本発明の一実施例を示すもので、第
１図は本発明に係る情報記録装置を適用したマイクロフ
ィルムリーダープリンタの概略斜視図、第２図は同マイ
クロフィルムリーダープリンタのスクリーン部分の拡大
側面図、第３図は自！！７濃度調整を行なう部分のブロ
ック図である。符号の説明Ａ・・・リーダー部　　　　Ｂ・・・プリンタ部ｌ・・
・情報記録媒体（マイクロフィルム）１０・・・スクリ
ーン１６・・・反射光検知手段（センサ）１７・・・外光検知手段（センサ）２０・・・演算手段（差動増幅器）２・・・照明ランプ（濃度調整手段）２４・・・現像スリーブ（濃度調整手段）第１図

Claims

【特許請求の範囲】

情報記録媒体の画像情報をスクリーンに投影するリーダ
ー部と、該画像情報を像記録媒体上に露光して記録する
プリンタ部とを有した情報記録装置において、前記スク
リーンに投影され、該スクリーンの拡散面にて反射され
た投影光を検知する反射光検知手段と、前記スクリーン
を通して入射された外光を検知する外光検知手段と、反
射光検知手段の出力と外光検知手段の出力との差を求め
る演算手段とを具備し、該演算手段の出力でプリンタ部
の濃度調整手段を制御するように構成してなることを特
徴とする情報記録装置。