JPS60256136A - 蓄積性螢光体シ−ト用消去ユニツト - Google Patents

蓄積性螢光体シ−ト用消去ユニツト

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JPS60256136A
JPS60256136A JP59112531A JP11253184A JPS60256136A JP S60256136 A JPS60256136 A JP S60256136A JP 59112531 A JP59112531 A JP 59112531A JP 11253184 A JP11253184 A JP 11253184A JP S60256136 A JPS60256136 A JP S60256136A
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JP
Japan
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erasing
stimulable phosphor
sheet
rollers
phosphor sheet
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JP59112531A
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English (en)
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Sadami Yamada
山田 貞美
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS60256136A publication Critical patent/JPS60256136A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は放射線画像情報読取装置に関し、一層詳細には
読取部と消去部とを組み込む放射線画像情報読取装置に
おいて、前記読取部に近接して配置される消去部をユニ
ット化し、全体として前記装置自体の構成を簡易化する
と共に小型化に適し且つ読取部に対して消去部からの消
去光の漏洩のないように構成した蓄積性螢光体シート用
消去ユニットに関する。
最近、蓄積性螢光体を用いて被写体の放射線透過像を得
る放射線画像情報記録再生システムが注目されている。
ここで蓄積性螢光体とは放射線(X線、α線、β線、γ
線、紫外線等)を照射するとこの放射線エネルギの一部
を蓄積し、後に可視光等の励起光を照射することにより
蓄積されたエネルギに応した輝尽発光光を発する螢光体
をいう。前記の放射綿画像情往記録再生システムはこの
蓄積性螢光体を利用したもので、人体等の被写体の放射
線画像情報を一旦蓄積性螢光体からなる層を有するシー
ト(以下、蓄積性螢光体シートまたは単に螢光体シート
という)に蓄積記録し、この蓄積性螢光体シートをレー
ザ光等の励起光で走査して輝尽発光光を生じさせ、得ら
れた輝尽発光光を光電的に読み取って画像信号を得、こ
の画像信号に基づき被写体の放射線画像を写真感光材料
等の記録材料あるいはCRT等に可視像としで出力させ
るものである。なお、この種の技術については、特開昭
55−12429号、同56−11395号等に開示さ
れている。
ところで、このシステムは従来の増感紙とX線フィルム
を用いる放射線写真システムと比較して極めて広い放射
線露出域にわたって画像を記録し得るという実用的な利
点を有している。
すなわち、蓄積性螢光体においては放射線露光量に対し
て蓄積後に励起によって輝尽発光する発光光の光量が極
めて広い範囲にわたって比例することが認められでいる
。従って、種々の撮影条件により放射線露光間がかなり
大幅に変動しても前記発光光の光量を読取ゲインを適当
な値に設定して光電変換手段により読み取って電気信号
に変換し、この電気信号を用いて写真怒光材料等の記録
材料、CRT等の表示装置に可視像として出力させれば
放射線露光量の変動に影響されない放射線画像を得るこ
とができる。
また、このシステムによれば蓄積性螢光体に蓄積された
放射線画像情報を電気信号に変換した後に適当な信号処
理を施し、この電気信号を用いて写真感光材料等の記録
材料、CRT等の表示装置に可視像として出力し、これ
により観察読影適性(診断適性)の優れた放射線画像が
得られるという極めて大きな効果も奏する。このような
放射線画像情報記録再生システムにおいては蓄積性螢光
体シートは最終的に画像情報を記録することなく、前記
のように最終的に記録媒体に画像を与えるために一時的
に放射線画像情報を保持するだけのものであるから、こ
の蓄積性螢光体シートは繰り返し使用するようにしても
よく、また、このように繰り返し使用すれば極めて経済
的で便宜である。この場合、蓄積性螢光体シートを再使
用するには、励起光の照射により読み取りが行われた後
の蓄積性螢光体シートに残存する放射線エネルギを光の
照射によって放出させて残存放射線画像を消去し、この
蓄積性螢光体シートを再度放射線画像記録用に使用すれ
ばよい。このように読み取り後蓄積性螢光体シートに残
存する放射線エネルギを除去する技術については、例え
ば、特開昭56−11392号、同56−12599号
に開示されている。
すなわち、前記の目的に沿う放射線画像情報読取装置で
は一般的に蓄積性螢光体からなる再使用可能なシートに
被写体を通しで放射線を照射することによって蓄積記録
された画像を読み取る画像読取部と、読み取り後に蓄積
性螢光体シートに残存する方射線エネルギを放出させて
ごの蓄積性螢光体シートを次の画像記録に対して使用可
能にさせるための消去部を有している。
従って、画像読取部と画像消去部と一つの装置にまとめ
れば装置自体がコンパクト化されるために狭小な空間を
有効に利用出来、極めて実用的且つ便宜である。
従って、以上のような要請に沿う放射線画像情報読取装
置を前提とする時、これに組み込まれる画像読取部並び
に消去部は可及的に接近させで配置されることが好まし
い、蓋し、そのように接近さセることによりはしめてコ
ンパクト化に適合するからである。然しながら、画像読
取部と消去部とを互いに間隙なくして配置すると、次の
ような不都合が露呈してくる。すなわち、画像読み取り
の際には励起光を照射して蓄積性螢光体シート上に放射
線画像に係る輝尽発光光を生じさせるものであるから、
この読取装置内部は可及的に暗くする必要がある。一方
、消去部内部では蓄積性螢光体シートに蓄積されている
放射線エネルギを全て放出させる必要性かあることから
可及的に光度のある照射光源を配置し、この照射光源に
基づき前記残像画像を消去している。従って、消去部か
らの光が近接配置された画像読取部に漏洩するとこの画
像読取の精度が悪くなり精密な放射線画像を得ることが
できないという不都合があった。
そごで、本発明者は鋭意考究並びに工夫を重ねた結果、
画像読取部に近接配置される消去部をボックス形状にし
、このボックスの少なくとも一端部に配設されるシート
搬送用ローラ対をカバ一部材で被覆すると共にこのカバ
ー部材に設けられる開口部の幅を前記ローラ対の輻より
も小さく形成し、これによって読取部から送給される蓄
積性螢光体シート−を前記開口部を介してボックスの内
部に導入するよう構成すれば、前記ボックスからは消去
用光源からの消去用照射光が読取部に漏洩することなく
効果的に前記蓄積性螢光体シートの残像を消去すること
が出来、しかもボックスタイプであるために装置自体に
組み込むに際しても簡単で、さらに狭小なスペースを占
有するにすぎないために装置全体のコンパクト化にも一
層効果的な消去ユニットが得られ前記の不都合が一掃さ
れることが判った。
従って、本発明の目的は放射線画像情報読取装置におい
て、画像読取部に対して消去用光源からの残像の消去用
光が侵入することを阻止し且つ装置全体としてもコンパ
クトにまとめることが可能な蓄積性螢光体シート用消去
ユニットを提供するにある。
前記の目的を達成するために、本発明は放射線画像が蓄
積記録された蓄積性螢光体シートに励起光を照射して該
放射線画像を輝尽発光光として放出させ、この輝尽発光
光を光学的素子により読み取り電気的信号に変換する画
像読取部と、読み取り後の蓄積性螢光体シートに残存す
る画像を消去光の照射によって消去する消去部とを備え
る放射線画像情報読取装置において、前記消去部は、前
記読取部から送出される蓄積性螢光体シートを受容送出
するための幅狭な口部を有する筐体と、前記筐体の内部
に配設された消去用光源とを含み、前記筐体に開口され
た口部に沿って前記蓄積性螢光体シートを搬送するため
の少なくとも1つのローラ対を設け、さらに、前記口部
のローラ対を輻狭な開口部を画成したカバ一部材で被覆
するよう構成することを特徴とする。
次に、本発明に係る蓄積性螢光体シート用消去ユニット
について画像読取部および消去部と共に画像記録部が組
み込まれた放射線画像情報記録読取装置を好適な実施例
として掲げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明
する。
先ず、第1図並びに第2図を参照しながら本発明に係る
消去ユニットが組み込まれる放射線画像情報記録読取装
置について説明する。
第1図において、参照符号10は立位型の放射線画像情
報記録読取装置を示し、前記装置10は鉛直方向に延在
する第1の筐体12と水平方向に延在する第2の筐体1
4とを含む、第1筐体12の正面部上方には被写体の放
射線画像を記録するための撮影部(画像記録部〕16を
配設し、一方、その側壁部上方に操作部18が配設され
る。
次に、第1筐体12と第2筐体14の内部構成について
第2図を参照しながら説明する。
撮影部16の内部下方には撮影済シートを受領するため
のシート受用ローラ対20が配設され、このローラ対2
0の下方に第1のガイ1部材22と前記ガイド部材22
に対応ししかも鉛直方向に延在する第2のガイド部材2
4が配設される。前記第1並びに第2のガイド部22、
24の下方にローラ対を介してさらに第3のガイド部材
26が配設される。前記第3ガイド部材26とその下方
に設けられる第4のガイド部材28との間にローラ対が
軸支される。さらにまた、前記第4ガイド部材28の下
方にローラ対が設けられ、このローラ対の下方に第1筐
体12の内部隅角部で屈曲するエンドレス状の第1の搬
送ベルト30が設けられる。前記搬送ベルト30は第2
筐体14の下部中央部で終端する。次いで、前記第1搬
送ベルト30の終端部かた若干離間してエンドレス状の
第2の搬送ベルト32が配設される。この第2段送ベル
ト32は第2筐体14の隅角部で上方に指向するように
屈曲し、その内側屈曲部にローラ群34か配設される。
前記搬送ベルト32の終端部から若干離間してエンドレ
ス状の第3の搬送ベルト36並びに第4の搬送ベルト3
8が水平方向に延在する。第4搬送ベルト38の終端部
に近接してさらに上方に屈曲するエンlレス状の第5の
ベルト40が設けられる。このベルト40の一面にはロ
ーラ群42が設けられる。第5搬送ベルト40とローラ
群42の上方にはさらに一組の対峙するガイド部材44
が配設されると共に前記カイド部44の上方には一組の
ローラ対を介してガイド部材46が配設される。前記ガ
イド部材46の上方には本発明に係る消去ユニットが組
み込まれる。なお、この消去ユニットの詳細は後述する
。この消去ユニットの上方にはさらに短めのガイド部材
48を配設すると共に前記ガイド部材48の上方にさら
にガイド部材50が配設される。前記ガイド部材50の
終端部分にはエンドレス状の屈曲した搬送ベルト52が
設けられる。この搬送ベルト52は図から諒解されるよ
うに第1筐体12の略頂部に位置するものである。この
搬送ベルト52は前記のように屈曲する構成であるため
に搬送ベルト52の内側にはローラ群54が設けられる
。さらに前記搬送ベルト52およびローラ群54の下方
には一組のローラ対56、58が設けられ、蓄積性螢光
体シートを撮影部16に送給する。
以上が放射線画像記録読取装置10における蓄積性螢光
体シートの搬送系の基本構成である。
次に、前記搬送系に関連的に配置される読取部について
説明する。
読取部62は基本的にはレーザ光源64と前記レーザ光
源64から導出されるレーザ光をシート状に走査さセる
ためのガルバノメータミラーを含む図示しない走査光学
系と、集光用反射ミラー66と、走査するレーザ光によ
ってシートより放出される輝尽発光光の一部および前記
反射ミラー66により反射された輝尽発光光を効果的に
集光する集光光学素子68を含む。なお、前記集光光学
素子68の頂部にはフォトマル70が装着される。
そこで、本発明に係る消去ユニットを第3図以降に示す
。すなわち、第3図において参照符号100は蓄積性螢
光体シート用消去ユニットを示し、ごの消去ユニット1
00は基本的には筐体102とこの筺体102の上下両
端に配設された段送手段104、106と前記筐体10
2の中に消去用の光を照射するための第1及至第4に至
る光源108a乃至108dを有する。前記筐体102
の下端部にはアングル部材11oが固着され、このアン
グル部材11Oが第1の筺体12の一部に係着されるこ
とにより前記筐体102はごの筐体12に位置決めされ
ることになる。筐体102の前記搬送手段104並びに
106に対応する位置に入口開口部!12a、出口開口
部112bが夫々形成され、前記入口開口部112aか
ら出口開口部112bにかけてこの筐体102内にガイ
ド部材114a、114bが並設される(第4図参照)
。前記入口開口部112の外部には搬送手段104を構
成する一組のニップローラ116a、116bか互いに
摺接するように第1のカバ一部材117aに囲繞されて
配設され、一方、前記出口開口部112bにも同様にし
て搬送手段104を構成するニップローラ118a、1
18hが互いに摺接するように第2のカバ一部材117
bに囲繞されて配設される。ニップローラ116b並び
に118bには弾性部材、すなわち、コイルスプリング
120a並びに120bが前記カバ一部材117a、1
17bに植設されたピン部材を利用して夫々懸架され、
前記ニップローラ116bはニップローラ118aに、
また、前記ニップローラ118bはニップローラ118
aに強制的に摺接するよう構成される。この場合、ニッ
プローラ116a、116bおよび118a、118b
はゴム等の柔軟性のある材質か、または表面に毛足の長
い布119a、119bを取り付けたものを選択してお
く(第7図並びに第8図参照)。このようにして形成さ
れる殿送手段104と搬送手段106とを囲■するカバ
ー部材117a、117bには前記入口および出口開口
部112a、112bに対応する開口部122a並びに
122bが形成される。
なお、前記開口部122aおよび122bの中、少なく
とも入口開口部112aに対応する開口部122aはそ
の輻W1が前記一組のニップローラ116a、116b
の輻W2よりも小さく形成しておく。勿論、前記開口部
122aの幅W1は当該開口部122aを通過する蓄積
性螢光体シートよりも若干大きく選択し、さらに、前記
開口部122aの高さhは前記蓄積性螢光体シートが挿
入可能な最小値に設定する(第5図参照)。
さらにまた、ニップローラ116bにはマイクロスイッ
チ126の検出部128が摺接する。一方、前記筐体1
02を保持するアングル部材11Oに近接してモータ1
30が固着され、このモータ130の回転軸132には
第1のスプロケット134が固着される。第1スプロケ
ット134に懸架されるチェーン136は前記ニップロ
ーラ116aに同軸的に軸支された第2のスプロケット
138と噛合し、さらに上方に延在してニップローラ1
18aと同軸的に軸支されている第3のスプロケット1
40とも噛合する。前記チェーン136はさらに筐体1
02の側壁部に配設されているテンション用の第4のス
プロケット142と噛合して後、前記第1スプロケット
134に戻る。
第4スプロケット142を保持する軸144は前記筺体
102に固着された保持部材146の長孔148内を変
位して前記チェーン136を最適の引張度で保持するよ
う構成されている。
本発明に係る蓄積性螢光体用消去ユニットは基本的には
以上のように構成されるものであり、次に、その作用並
びに効果について説明する。
画像記録部16の撮影面60において図示しない被写体
に放射線が与えられ、蓄積性螢光体シート150に被写
体の放射線画像が記録されると、この蓄積性螢光体シー
ト150はローラ20、ガイド24、26、搬送ベルト
30、32、36を介して読取部62に搬送される。こ
の読取部62でレーザ光源64から送給されるレーザ光
を前記シート150上でスキャンさせ、それによってシ
ート150から放出される輝尽発光光を直接あるいはミ
ラー66で反射させて光学素子68に入射さセ、ごれを
フォトマル70によって電気信号に変換して図示しない
再生装置に送給する。
このようにして画像信号が読み取られた蓄積性螢光体シ
ート150はその読み取り作業が終了後、搬送ベルト3
8、40を介してガイド部材44に至り、さらにガイド
部材46を経て本発明の消去ユニットを構成するニップ
ローラ116a、116bに至る。ずなわち、開口部1
22aから導入されたソート150は前記ニップローラ
116a、116bによりガイド部材114aへと導か
れる。このようにニップローラ116a、116bにシ
ート150が侵入するとその厚みのためにコイルスプリ
ング120aの引張力に抗してこのローラ116bを持
ち上げる。然しながら、前記ニップローラ116a、1
16bの軸線方向の長さはシート150よりも十分に長
く選択されているために、当t&ニップローラ116a
、116bの両端部は前記シート150を挟持する状態
にあっても互いに摺接している。
一方、ニップローラ116bが持ち上がるとマイクロス
イッチ126の検出部128とニップローラ116bと
が当接し、このため、マイクロスイッチ126の検出部
128はシーlの挟持状態を検出する。この検出信号に
よりモータ130が回転するとチェーン136が移動し
、このチェーン136の移動は第2スプロケット138
を回転する。前記の通り、第2スプロケット138はニ
ップローラ116aの回転軸と同軸的に配設されている
ために、このスプロケット138の回転作用下に回転す
るニップローラ116aはそれと摺接するニップローラ
116bを同時に回転させ、この間に導入されたシート
150をガイド部材114a、114b方向へと導出す
る。すなわち、ニップローラ116bにその先端部が接
触するマイクロスイッチ126は前記のようにシート1
50が読取部側から送給される時、マイクロスイッチ1
26を付勢し、この付勢信号がモータ130を回転する
のである。このようにしてシート150がガイド部材1
14a、114bを通って第3スプロケット140の作
用下に回転するニップローラ118a、118bに至る
と、ニップローラ116b、116aからはシート15
0が離脱するためコイルスプリング120aの作用下に
前記ニップローラ116bは第3図において矢印A方向
へと変位する。この結果、マイクロスイッチ126の検
出部128も同方向に変位する。このため、その変位信
号はモータ130に送給され、このモータ130を逆方
向に回転させる。すなわち、ニップローラ118a、1
18bにより保持されたシート150はニップローラ1
16a、116b方向に再び戻り、このニップローラ1
16a、116bに前記シート150が再度保持された
時、マイクロスイッチ126の検出部128はその厚み
のために再び変位しこの変位信号はモータ130を停止
させる。
このようにしてシート150はニップローラ116a、
116bとニップローラ118a、118bの間で保持
されることになる。
そこで、光源108a、108b、108cおよび10
8dが付勢されると、その照射光は筐体102の内部で
シート上に照射され、前記蓄積性螢光体シートに残存す
る放射線画像を完全に消去する。その際、前記の通り、
ニップローラ116a、116bは、シート150より
もその軸線方向の長さが大きく選択され、しかも柔軟な
材質の弾性部材または毛足の長い布が装着された部材で
構成されているために、仮令、シート150を挟持して
いても間隙は可及的に少なく、従って、画像読取部62
側へ消去光が漏洩することはない。
光源108a乃至108dの付勢が所定時間経過した後
、再びモータ130が付勢されてチェーン136を移動
させ、シート150はニップローラ118a、118b
に保持されてガイド部材48方向へと移送される。ガイ
ド部材48に至った蓄積性螢光体シート150は既に残
像が完全に消去されているためにエンドレスベルト52
、ローラ56、58を介して画像記録部16に送給され
ても次の放射綿画像の撮影に支障はない。
本発明によれば、以上のように酊積性螢光体シート用消
去ユニ、トをボックス形状にし、このボックスの少なく
とも一端部に配設されるシーl送用のローラ対をカバ一
部材で被覆すると共にこのカバ一部材に設けられる開口
部の幅を前記ローラ対の幅よりも小さく形成し、前記開
口部より蓄積性螢光体シー)をボックスの内部に導入す
るように構成したので、前記ボックスからは消去用光源
の消去用照射光が読取部に漏洩することなく効果的に前
記蓄積性螢光体シートの残像を処理することができる。
つまり、前記搬送用のローラ間にある程度の厚みを有し
た蓄積性螢光体シートが圧接挿入された状態において、
前記シートと圧接しない部位のローラ間に形成される間
隙からの漏洩光が開口部の前述したような寸法設定とロ
ーラ対の長さと相俟って最小限に遮断されるので、読取
部に対してノイズを発注するような懸念は存在しない。
さらにまた、本発明では前記のように蓄積性螢光体シー
ト用消去ユニットをボックス形状に構成し、この筐体の
極めて微小な開口部に一組のローラを対で配設すると共
にこの筐体の内部に消去用の光源を配置したので、筐体
の内部で直接的に、若しくは反射光に、よって蓄積性螢
光体シートに残存する放射線画像を効果的に消去でき、
従って、次の画像記録に支障を生ずる虞れがない。
しかも、消去部自体をボックス形状にしたので、撮影装
置の内部に組み込む場合にも簡単であるし、さらにまた
、狭小な空間を占有するに過ぎないために放射線画像記
録読取装置自体を極めてコンパクトにすることが可能と
なる。
以上、本発明について好適な実施態様を挙げて説明した
が、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、例
えば、ベッド型放射線画像情報記録読取装置や読取部と
消去部だけを有しこれらが画像記録部と分離構成された
所謂放射線画像情報読取装置にも用いることができる等
本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並び
に設計変更が可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は放射線画像情報記録読取装置の全体斜視図、第
2図は第1図の装置の縦断説明図、第3図は本発明のi
積性螢光体シーl用消去ユニットの実施態様の一例を示
す縦断面図、第4図は第3図に示すユニットの側面図、
第5図は第3図に示すユニットの底面図、第6図は第3
図に示すユニットの斜視図、第7図は本発明に係るニッ
プローラがゴム等の弾性部祠で構成される場合の一部切
欠斜視図、第8図は本発明に係るニップコーラがゴム等
の弾性部祠と毛足の長い布等で構成されている状態の一
部切欠斜視説明図である。 10・・放射線画像情報記録読取装置 12、14・・筐体 16・・撮影部 18・・操作部 20・・シート受用ローラ対 22.24、26、28・・第1乃至第4のガイド部材
30、32・・第1および第2の搬送ベルト34・・ロ
ーラ群 36、38、40・・第3乃至第5の搬送ベルト42・
・ローラ群 44、46、48、50・・ガイド部材52・・搬送ベ
ルト 54・・ローラfil−56、58・・ローラ対
 60・・撮影部62・・読取部 64・・レーザ光源 66・・集光用反射ミラー 68・・集光光学素子70
・・フォトマル 100・・蓄積性螢光体シート用消去ユニット102・
・筐体 104、106・・搬送手段108a〜108
d・・第1乃至第4の光源110・・アングル部材 112a、112b・・入口および出口開口部114a
、114b・・ガイド部材 116a、116b・・ニップローラ 117a、117b・・第1および第2のカバー部材1
18a、118b・・ニップローラ 120a、120b・・コイルスプリング122a、1
22b・・開口部 126・・マイクロスイッチ 128・・検出部 130・・モータ 132・・回転軸 134・・第1スプロケット136・・チェーン138
・・第2スプロケット140・・第3スプロケット14
2・・第4スプロケット144・・軸146・・保持部
材 148・・長孔 150・・石積性螢光体シート

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)放射線画像が蓄積記録された蓄積性螢光体シート
    に励起光を照射して該放射線画像を輝尽発光光として放
    出させ、この輝尽発光光を光学的素子により読み取り電
    気的信号に変換する画像読取部と、読み取り後の蓄積性
    螢光体シートに残存する画像を消去光の照射によって消
    去する消去部とを備える放射線画像情報読取装置におい
    て、前記消去部は、前記読取部から逆出されるに積性螢
    光体ソートを受容送出するための幅狭な口部を有する筐
    体と、前記筐体の内部に配設された消去用光源とを含み
    、前記筐体に開口された口部に沿って前記蓄積性螢光体
    シートを搬送するための少なくとも1つのローラ対を設
    け、さらに、前記口部のローラ対を幅狭な開口部を画成
    したカバ一部材で被覆するよう構成することを特徴とJ
    る蓄積性螢光体シート用消去ユニット。
  2. (2)特許請求の範囲第1項記載のユニットにおいて、
    カバー部材に画成された開口部の長平方向の長さはロー
    ラ対を構成するローラの軸方向の長さよりも小さく選択
    してなる蓄積性螢光体シート用消去ユニット。
  3. (3)特許請求の範囲第1項または第2項記載のユニッ
    トにおいて、前記ローラ対を構成する夫々のローラの軸
    線方向の長さは前記ローラ対によりシートを挟持する際
    、夫々のローラの両側の端部が互いに接するほどに前記
    シートの幅員よりも十分長く選択することからなる蓄積
    性螢光体シート用消去ユニット。
  4. (4)特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれかに記
    載のユニットにおいて、ローラ対を構成する各々のロー
    ラは柔軟性のある伸性部材で構成されることからなるに
    蓄積性螢光体シート用消去ユニット。 〈5)特詐請求の範囲第1項乃至第3項のいずれかに記
    載のユニットにおいて、ローラ対を構成する各々のロー
    ラは少なくともその表面の一部に毛足の長い膜状の繊維
    質材料を巻装してなる蓄積性螢光体シート用消去ユニッ
    ト。
JP59112531A 1984-06-01 1984-06-01 蓄積性螢光体シ−ト用消去ユニツト Pending JPS60256136A (ja)

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EP85106680A EP0170810B1 (en) 1984-06-01 1985-05-30 Irradiation image erase unit for use with stimulable phosphor sheet
DE19853586471 DE3586471T2 (de) 1984-06-01 1985-05-30 Vorrichtung zur strahlungsbildloeschung fuer anregbare phosphorschichten.
US06/740,458 US4780609A (en) 1984-06-01 1985-06-03 Radiation image erase unit for use with stimulable phosphor sheet
US07/137,706 US4852975A (en) 1984-06-01 1988-02-25 Irradiation image erase unit for use with stimulable phosphor sheet

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5868739A (ja) * 1981-10-21 1983-04-23 Fuji Photo Film Co Ltd 蓄積性螢光体シ−トのノイズ消去装置
JPS5933451A (ja) * 1982-08-19 1984-02-23 Fuji Photo Film Co Ltd 放射線画像読取方法

Patent Citations (2)

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