JPH01238643A - 放射線画像情報読取装置 - Google Patents
放射線画像情報読取装置Info
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- JPH01238643A JPH01238643A JP63066744A JP6674488A JPH01238643A JP H01238643 A JPH01238643 A JP H01238643A JP 63066744 A JP63066744 A JP 63066744A JP 6674488 A JP6674488 A JP 6674488A JP H01238643 A JPH01238643 A JP H01238643A
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- OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N Phosphorus Chemical compound [P] OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 34
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Landscapes
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
- Radiography Using Non-Light Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の分野)
本発明は画像読取部と消去部とを備えてなる放射線画像
情報読取装置に関し、特に詳細には消去部の保守管理が
容易に行なえる放射線画像情報読取装置に関するもので
ある。
情報読取装置に関し、特に詳細には消去部の保守管理が
容易に行なえる放射線画像情報読取装置に関するもので
ある。
(従来の技術)
ある種の蛍光体に放射線(X線、α線、β線。
γ線、電子線、紫外線等)を照射すると、この放射線エ
ネルギーの一部が蛍光体中に蓄積され、この蛍光体に可
視光等の励起光を照射すると、蓄積されたエネルギーに
応じて蛍光体が輝尽発光を示すことが知られており、こ
のような性質を示す蛍光体は蓄積性蛍光体(輝尽蛍光体
)と呼ばれる。
ネルギーの一部が蛍光体中に蓄積され、この蛍光体に可
視光等の励起光を照射すると、蓄積されたエネルギーに
応じて蛍光体が輝尽発光を示すことが知られており、こ
のような性質を示す蛍光体は蓄積性蛍光体(輝尽蛍光体
)と呼ばれる。
この蓄積性蛍光体を利用して、人体等の被写体の放射線
画像情報を一旦蓄積性蛍光体に記録し、この蓄積性蛍光
体をレーザ光等の励起光で2次元的に走査して輝尽発光
光を生ぜしめ、得られた輝尽発光光を光検出器により光
電的に読み取って画像信号を得、この画像信号に基づい
て写真感光材料等の記録材料、CRT等の表示装置に被
写体の放射線画像を可視像として出力させる放射線画像
情報記録再生システムが本出願人によりすでに提案され
ている。(特開昭55−12429号、同5[1−11
395号など。) このシステムは、従来の銀塩写真を用いる放射線写真シ
ステムと比較して極めて広い放射線露出域にわたって画
像を記録しうるという実用的な利点を有している。すな
わち、蓄積性蛍光体においては、放射線露光量に対して
蓄積後に励起によって輝尽発光する発光光の光量が極め
て広い範囲にわたって比例することが認められており、
従って種々の撮影条件により放射線露光量かかなり大幅
に変動しても、蓄積性蛍光体より放射される輝尽発光光
の光量を読取ゲインを適当な値に設定して光電変換手段
により読み取って電気信号に変換し、この電気信号を用
いて写真感光材料等の記録材料、CRT等の表示装置に
放射線画像を可視像として出力させることによって、放
射線露光量の変動に影響されない放射線画像を得ること
ができる。
画像情報を一旦蓄積性蛍光体に記録し、この蓄積性蛍光
体をレーザ光等の励起光で2次元的に走査して輝尽発光
光を生ぜしめ、得られた輝尽発光光を光検出器により光
電的に読み取って画像信号を得、この画像信号に基づい
て写真感光材料等の記録材料、CRT等の表示装置に被
写体の放射線画像を可視像として出力させる放射線画像
情報記録再生システムが本出願人によりすでに提案され
ている。(特開昭55−12429号、同5[1−11
395号など。) このシステムは、従来の銀塩写真を用いる放射線写真シ
ステムと比較して極めて広い放射線露出域にわたって画
像を記録しうるという実用的な利点を有している。すな
わち、蓄積性蛍光体においては、放射線露光量に対して
蓄積後に励起によって輝尽発光する発光光の光量が極め
て広い範囲にわたって比例することが認められており、
従って種々の撮影条件により放射線露光量かかなり大幅
に変動しても、蓄積性蛍光体より放射される輝尽発光光
の光量を読取ゲインを適当な値に設定して光電変換手段
により読み取って電気信号に変換し、この電気信号を用
いて写真感光材料等の記録材料、CRT等の表示装置に
放射線画像を可視像として出力させることによって、放
射線露光量の変動に影響されない放射線画像を得ること
ができる。
上記放射線画像情報記録再生システムにおいては、蓄積
性蛍光体は最終的に画像情報を記録せず、上記のような
最終的な記録媒体に画像を与えるために一時的に画像情
報を担持するものであるから、この蓄積性蛍光体は繰り
返し使用するようにしてもよく、またそのように繰返し
使用すれば極めて経済的である。
性蛍光体は最終的に画像情報を記録せず、上記のような
最終的な記録媒体に画像を与えるために一時的に画像情
報を担持するものであるから、この蓄積性蛍光体は繰り
返し使用するようにしてもよく、またそのように繰返し
使用すれば極めて経済的である。
蓄積性蛍光体を再使用するためには、読取りの終了した
蓄積性蛍光体に、新たな画像情報を記録するのに先立っ
て励起波長領域の光を照射して、読取終了後に蓄積性蛍
光体に残存する放射線エネルギーを放出させる消去を行
なえばよい。
蓄積性蛍光体に、新たな画像情報を記録するのに先立っ
て励起波長領域の光を照射して、読取終了後に蓄積性蛍
光体に残存する放射線エネルギーを放出させる消去を行
なえばよい。
そこで蓄積性蛍光体に記録された放射線画像情報を読取
る画像読取部と、上記消去を行なう消去部とを1つの装
置内に組み入れ、読取りと消去を連続して行なうように
した放射線画像情報読取装置が提案されている。また、
上記読取装置において装置全体をコンパクトに形成する
ためには、画像読取部と消去部とを近接させて配するこ
とか望ましいが、その場合に画像読取部と消去部を同時
に作動させると、消去部の消去光か画像読取部内に漏れ
、画像読取に悪影響を与えることが考えられる。そこで
本出願人は、蓄積性蛍光体を受容送出するためのスリッ
トが設けられた筐体内に消去光源を収納するとともに、
この筐体のスリットに近接させて遮光カバーで覆われた
ローラ対を配することにより、画像読取部に近接して配
されても消去光を漏洩させることのない消去ユニットを
既に提案した(特開昭80−25[1138号)。
る画像読取部と、上記消去を行なう消去部とを1つの装
置内に組み入れ、読取りと消去を連続して行なうように
した放射線画像情報読取装置が提案されている。また、
上記読取装置において装置全体をコンパクトに形成する
ためには、画像読取部と消去部とを近接させて配するこ
とか望ましいが、その場合に画像読取部と消去部を同時
に作動させると、消去部の消去光か画像読取部内に漏れ
、画像読取に悪影響を与えることが考えられる。そこで
本出願人は、蓄積性蛍光体を受容送出するためのスリッ
トが設けられた筐体内に消去光源を収納するとともに、
この筐体のスリットに近接させて遮光カバーで覆われた
ローラ対を配することにより、画像読取部に近接して配
されても消去光を漏洩させることのない消去ユニットを
既に提案した(特開昭80−25[1138号)。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、上記消去ユニットは、消去光源が上記筐
体に取り付けられたあと筐体が装置に固定的に組み込ま
れることによって装置に取り付けられるようになってお
り、筐体が一旦装置内に組み込まれると消去光源を取り
出すためには装置の一部を解体する必要があり、かかる
作業は極めて面倒なものとなる。消去光源は通常複数の
蛍光灯等からなっており、これらの蛍光灯等が1つでも
切れた場合には直ちに新たな光源と交換する必要かある
が、上述した消去ユニットはかかる交換が面倒であり、
保守管理が容易でないという問題かある。
体に取り付けられたあと筐体が装置に固定的に組み込ま
れることによって装置に取り付けられるようになってお
り、筐体が一旦装置内に組み込まれると消去光源を取り
出すためには装置の一部を解体する必要があり、かかる
作業は極めて面倒なものとなる。消去光源は通常複数の
蛍光灯等からなっており、これらの蛍光灯等が1つでも
切れた場合には直ちに新たな光源と交換する必要かある
が、上述した消去ユニットはかかる交換が面倒であり、
保守管理が容易でないという問題かある。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、画
像読取部に消去光を漏洩させることかないとともに保守
管理も容易な消去部を備えた放射線画像情報読取装置を
提供することを目的とするものである。
像読取部に消去光を漏洩させることかないとともに保守
管理も容易な消去部を備えた放射線画像情報読取装置を
提供することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段)
本発明の放射線画像情報読取装置は、前述した画像読取
部とともに設けられる消去部が、画像読取部側の入口に
蓄積性蛍光体の通過を許すとともに消去部内の消去光を
遮断する遮光手段を有し、消去部内の消去光源が、一端
面が光透過性を有する筐体に収納され、該筐体が装置に
対して着脱自在であることを特徴とするものである。
部とともに設けられる消去部が、画像読取部側の入口に
蓄積性蛍光体の通過を許すとともに消去部内の消去光を
遮断する遮光手段を有し、消去部内の消去光源が、一端
面が光透過性を有する筐体に収納され、該筐体が装置に
対して着脱自在であることを特徴とするものである。
なお上記画像読取部側入口の遮光手段は、画像読取部と
消去部が同一装置内にある場合に最低限必要なものであ
り、画像読取部と消去部の位置関係によっては必要に応
じて他の位置にも遮光手段を設けてもよい。また上記遮
光手段としては、具体的にはニップローラや遮光ブラシ
等が挙げられる。さらに、上記筐体の光透過性を有する
一端面は、透明な板等が取り付けられているものであっ
てもよいし、開口していてもよい。
消去部が同一装置内にある場合に最低限必要なものであ
り、画像読取部と消去部の位置関係によっては必要に応
じて他の位置にも遮光手段を設けてもよい。また上記遮
光手段としては、具体的にはニップローラや遮光ブラシ
等が挙げられる。さらに、上記筐体の光透過性を有する
一端面は、透明な板等が取り付けられているものであっ
てもよいし、開口していてもよい。
(作 用)
本装置によれば、遮光手段により消去光が画像読取部に
入射することを防止することができるとともに、消去光
源のみを筐体に収納し、この筐体を装置に対して着脱自
在としたことにより、光源が切れた場合等に消去光源を
筐体ごと極めて簡単に取り出すことができ、また筐体の
装着も簡単に行なえるので、消去部の保守管理を容易に
行なうことができる。
入射することを防止することができるとともに、消去光
源のみを筐体に収納し、この筐体を装置に対して着脱自
在としたことにより、光源が切れた場合等に消去光源を
筐体ごと極めて簡単に取り出すことができ、また筐体の
装着も簡単に行なえるので、消去部の保守管理を容易に
行なうことができる。
(実 施 例)
以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する
。
。
第1図は本発明の一実施例による放射線画像情報読取装
置の斜視図であり、第2図はその概略側面図であり、第
3図はその要部の平面図である。
置の斜視図であり、第2図はその概略側面図であり、第
3図はその要部の平面図である。
本実施例の装置は放射線画像情報の読取り、消去ととも
に記録(撮影)も行なうことのできる、いわゆるビルト
・イン・タイプの装置であり、上面が撮影台14となっ
ている装置本体100と、X線源等の放射線源11から
なっている。また第1図に示すように装置本体100の
側面には、内部に後述する消去光源を収納した筐体31
を装置に対して着脱させるための着脱口100 Aが形
成されており、筐体31を装置から取り出す際には、筐
体の側面に設けられた把手31Aをつかんで筐体31を
引き出すようになっている。
に記録(撮影)も行なうことのできる、いわゆるビルト
・イン・タイプの装置であり、上面が撮影台14となっ
ている装置本体100と、X線源等の放射線源11から
なっている。また第1図に示すように装置本体100の
側面には、内部に後述する消去光源を収納した筐体31
を装置に対して着脱させるための着脱口100 Aが形
成されており、筐体31を装置から取り出す際には、筐
体の側面に設けられた把手31Aをつかんで筐体31を
引き出すようになっている。
本装置において蓄積性蛍光体はエンドレスベルト上に形
成されており、第2図に示すように、装置本体100内
において、全面に蓄積性蛍光体層が形成されたエンドレ
スベルトである記録ベルト1は、2つのローラ41.4
2からなる第1のローラ部40と、この第1のローラ部
40と軸間距離したけ離れて配された、2つのローラ5
1.52からなる第2のローラ部50により懸架されて
図中矢印方向に循環搬送される。本実施例装置において
はこれらの第1.第2のローラ部40.50が記録ベル
トの搬送−8= 手段を構成する。
成されており、第2図に示すように、装置本体100内
において、全面に蓄積性蛍光体層が形成されたエンドレ
スベルトである記録ベルト1は、2つのローラ41.4
2からなる第1のローラ部40と、この第1のローラ部
40と軸間距離したけ離れて配された、2つのローラ5
1.52からなる第2のローラ部50により懸架されて
図中矢印方向に循環搬送される。本実施例装置において
はこれらの第1.第2のローラ部40.50が記録ベル
トの搬送−8= 手段を構成する。
上記記録ベルト1の上方には記録ベルト1に対向させて
前述した放射線源11が配されており、このX線源11
および被写体12を載置する前記撮影台14を含む装置
上部か画像記録部IOとなっている。
前述した放射線源11が配されており、このX線源11
および被写体12を載置する前記撮影台14を含む装置
上部か画像記録部IOとなっている。
画(象記録部10において、撮影台14に載置された被
写体12を介して放射線源11か作動されると、被写体
12の透過放射線画像が記録ベルト1上に投影され、被
写体の放射線画像情報が記録ベルトの蓄積性蛍光体層に
蓄積記録される。また前記2つのローラ部40.50の
軸間距離りは、上記画像記録(撮影)により形成される
一画像の長さと略等しくなっている。従って一回の撮影
により記録ベルトの上側部分全体に上記放射線画像情報
が蓄積記録される。なお上記−画像とは、半切、大角、
四ツ、六ツ等種々の大きさの画像のうち、装置が撮影可
能な中の最大サイズの画像であり、これより小さいサイ
ズの撮影を行なう場合には、画像は記録ベルトの上側の
適当な部分に記録される。
写体12を介して放射線源11か作動されると、被写体
12の透過放射線画像が記録ベルト1上に投影され、被
写体の放射線画像情報が記録ベルトの蓄積性蛍光体層に
蓄積記録される。また前記2つのローラ部40.50の
軸間距離りは、上記画像記録(撮影)により形成される
一画像の長さと略等しくなっている。従って一回の撮影
により記録ベルトの上側部分全体に上記放射線画像情報
が蓄積記録される。なお上記−画像とは、半切、大角、
四ツ、六ツ等種々の大きさの画像のうち、装置が撮影可
能な中の最大サイズの画像であり、これより小さいサイ
ズの撮影を行なう場合には、画像は記録ベルトの上側の
適当な部分に記録される。
また撮影台14と記録ベルト1との間には、撮影を行な
う部位によってブツキー装置等のグリッド装置15が設
けられる場合がある。すなわち、胸部等の体厚の大きい
部位の撮影を行なう際には、撮影時に被写体から発せら
れる散乱放射線が画質を低下させる原因となることがあ
るので、その場合には被写体と記録ベルトの間に上記散
乱放射線を吸収するグリッドを有するグリッド装置や、
グリッドに加えてそれを往復移動させる手段も備えたい
わゆるブツキー装置を設けることが必要となる。
う部位によってブツキー装置等のグリッド装置15が設
けられる場合がある。すなわち、胸部等の体厚の大きい
部位の撮影を行なう際には、撮影時に被写体から発せら
れる散乱放射線が画質を低下させる原因となることがあ
るので、その場合には被写体と記録ベルトの間に上記散
乱放射線を吸収するグリッドを有するグリッド装置や、
グリッドに加えてそれを往復移動させる手段も備えたい
わゆるブツキー装置を設けることが必要となる。
上記記録ベルト1は、撮影が行なわれている間は撮影を
行なう記録ベルトの一部を放射線源に対向させる所定の
位置に停止せしめられているが、撮影が終了すると図中
矢印方向に回転するローラ41、42.51.52によ
り搬送され、記録ベルトの撮影の行なわれた部分は記録
ベルト1の下方右側位置に設けられた画像読取部20に
搬送される。なお、上記4つのローラ41.42. 5
1. 52のうち、ローラ52はモータ53の軸53a
にベルト、またはチェーンにより連続されてなる駆動ロ
ーラであり、他のローラ41.42.51はこのローラ
52に従動して回転する従動ローラとなっている。また
第3図に示すようにモータの軸53aにはロータリーエ
ンコーダ55が取り付けられており、モータの回転を検
出して種々の制御を行なうことかできるようになってい
る。
行なう記録ベルトの一部を放射線源に対向させる所定の
位置に停止せしめられているが、撮影が終了すると図中
矢印方向に回転するローラ41、42.51.52によ
り搬送され、記録ベルトの撮影の行なわれた部分は記録
ベルト1の下方右側位置に設けられた画像読取部20に
搬送される。なお、上記4つのローラ41.42. 5
1. 52のうち、ローラ52はモータ53の軸53a
にベルト、またはチェーンにより連続されてなる駆動ロ
ーラであり、他のローラ41.42.51はこのローラ
52に従動して回転する従動ローラとなっている。また
第3図に示すようにモータの軸53aにはロータリーエ
ンコーダ55が取り付けられており、モータの回転を検
出して種々の制御を行なうことかできるようになってい
る。
また第1のローラ部40のローラ41は、支持板43a
に一端を固定された2つのバネ43bに軸41aの両端
がそれぞれ接続されることにより、記録ベルト1を張る
方向に付勢されたテンションローラとなっている。この
ように記録ベルト1を懸架するローラの中にテンション
ローラを設けておけば、ベルト搬送中に記録ベルトがた
るんだり、走行が不安定になることがなく、常に精度の
高い搬送を行なうことができる。
に一端を固定された2つのバネ43bに軸41aの両端
がそれぞれ接続されることにより、記録ベルト1を張る
方向に付勢されたテンションローラとなっている。この
ように記録ベルト1を懸架するローラの中にテンション
ローラを設けておけば、ベルト搬送中に記録ベルトがた
るんだり、走行が不安定になることがなく、常に精度の
高い搬送を行なうことができる。
また、第1のローラ部のローラ42は、その軸42aの
一端が、一対のローラ45b 、 45cに懸架されロ
ーラ45bに接続されたモータ45dの回転により移送
されるベルト45aに固定されることにより、ベルト4
5aの移送に伴なって移動可能となっている(第2図参
照)。このようにローラ42を必要に応じて斜め方向に
変位させれば記録ベルト1が蛇行した場合にその搬送方
向を補正することができる。なお、このローラ42の一
端の移動は、第2図に示すようにローラ42の前後にお
ける記録ベルト1の搬送方向が互いに90°異なる場合
には、両様送方向とそれぞれ45°をなす平面内に常に
ローラ42が位置するように行なえば記録ベルト1の搬
送長を変えることなく蛇行補正を行なうことができる。
一端が、一対のローラ45b 、 45cに懸架されロ
ーラ45bに接続されたモータ45dの回転により移送
されるベルト45aに固定されることにより、ベルト4
5aの移送に伴なって移動可能となっている(第2図参
照)。このようにローラ42を必要に応じて斜め方向に
変位させれば記録ベルト1が蛇行した場合にその搬送方
向を補正することができる。なお、このローラ42の一
端の移動は、第2図に示すようにローラ42の前後にお
ける記録ベルト1の搬送方向が互いに90°異なる場合
には、両様送方向とそれぞれ45°をなす平面内に常に
ローラ42が位置するように行なえば記録ベルト1の搬
送長を変えることなく蛇行補正を行なうことができる。
上記のような2組のローラ部40,50により記録ベル
ト1は、画像読取部20に送られ、記録ベルト1に蓄積
記録された画像情報の読取りが行なわれる。この画像読
取部20について、第2図、第3図とともに画像読取部
内の、励起光走査のための光学系を収容してなる光学定
盤20A(第3図参照)の平面図である第4図を参照し
て説明する。
ト1は、画像読取部20に送られ、記録ベルト1に蓄積
記録された画像情報の読取りが行なわれる。この画像読
取部20について、第2図、第3図とともに画像読取部
内の、励起光走査のための光学系を収容してなる光学定
盤20A(第3図参照)の平面図である第4図を参照し
て説明する。
上記画像読取部20には、励起光2LAを発するHe−
Neレーザ等の励起光源21が記録ベルト1の搬送方向
と垂直方向に延びて設けられ、また励起光21の光路上
には、励起光21を記録ベルト上にその幅方向(第2図
の紙面に垂直な方向)に主走査させる光偏向器である回
転多面鏡24が設けられている。励起光源21から発せ
られた励起光21Aは第3図に示すようにミラー22に
より光路を変更せしめられた後、ビームエキスパンダ1
シリンドリカルレンズ等を備えた入射用光学系23を
通過して回転多面鏡24に入射する。回転多面鏡24に
より反射偏向された励起光2LAは、fθレンズ等から
なる走査用光学系25およびシリンドリカルレンズ26
を通過し、さらにシリンドリカルミラ−27a1反射ミ
ラー27b 、 27cにより光路を変更せしめられた
後、前記ローラ52の下側周面上にある記録ベルト1に
対してくり返し主走査を行なう。なおシリンドリカルレ
ンズ26およびシリンドリカルミラー27aは励起光2
1Aを第2図の紙面と平行な面内においてのみ屈折させ
る光学素子であり、上述した光学系においてはこれらの
光学素子と前記入射用光学系23内のシリンドリカルレ
ンズとの作用により、回転多面鏡24に軸ぶれ、面倒れ
等が生じても、記録ベルト上において走査線のピッチむ
らを発生させることのないものとなっている。また上記
反射ミラー27cと走査位置との間には入射する励起光
21Aのうち大部分の光を透過させ、残りの光を反射す
るビームスプリッタ28が設けられており、このビーム
スプリッタ28を透過した光が励起光となり、ビームス
プリッタにより反射された光21aは、励起光2LAの
走査方向に延びた、明部と暗部か交互に形成されてなる
グリッド29Aに入射し、このグリッド29Aを通過し
た光がグリッド29Aの背後に設けられた集光ロッド2
9Bにより集光されて光検出器29Cにより検出される
ことにより、励起光21Aの走査位置を示す同期信号か
得られる。上記励起光2LAの主走査と同時に記録ベル
ト1は画像読取部20内を一定速度で第2図左方向に搬
送されて副走査され、前記画像記録部10において放射
線画像情報が蓄積記録された部分は、その略全面に亘っ
て励起光21Aが照射される。
Neレーザ等の励起光源21が記録ベルト1の搬送方向
と垂直方向に延びて設けられ、また励起光21の光路上
には、励起光21を記録ベルト上にその幅方向(第2図
の紙面に垂直な方向)に主走査させる光偏向器である回
転多面鏡24が設けられている。励起光源21から発せ
られた励起光21Aは第3図に示すようにミラー22に
より光路を変更せしめられた後、ビームエキスパンダ1
シリンドリカルレンズ等を備えた入射用光学系23を
通過して回転多面鏡24に入射する。回転多面鏡24に
より反射偏向された励起光2LAは、fθレンズ等から
なる走査用光学系25およびシリンドリカルレンズ26
を通過し、さらにシリンドリカルミラ−27a1反射ミ
ラー27b 、 27cにより光路を変更せしめられた
後、前記ローラ52の下側周面上にある記録ベルト1に
対してくり返し主走査を行なう。なおシリンドリカルレ
ンズ26およびシリンドリカルミラー27aは励起光2
1Aを第2図の紙面と平行な面内においてのみ屈折させ
る光学素子であり、上述した光学系においてはこれらの
光学素子と前記入射用光学系23内のシリンドリカルレ
ンズとの作用により、回転多面鏡24に軸ぶれ、面倒れ
等が生じても、記録ベルト上において走査線のピッチむ
らを発生させることのないものとなっている。また上記
反射ミラー27cと走査位置との間には入射する励起光
21Aのうち大部分の光を透過させ、残りの光を反射す
るビームスプリッタ28が設けられており、このビーム
スプリッタ28を透過した光が励起光となり、ビームス
プリッタにより反射された光21aは、励起光2LAの
走査方向に延びた、明部と暗部か交互に形成されてなる
グリッド29Aに入射し、このグリッド29Aを通過し
た光がグリッド29Aの背後に設けられた集光ロッド2
9Bにより集光されて光検出器29Cにより検出される
ことにより、励起光21Aの走査位置を示す同期信号か
得られる。上記励起光2LAの主走査と同時に記録ベル
ト1は画像読取部20内を一定速度で第2図左方向に搬
送されて副走査され、前記画像記録部10において放射
線画像情報が蓄積記録された部分は、その略全面に亘っ
て励起光21Aが照射される。
記録ベルト1の励起光照射箇所からは、蓄積記録された
画像情報に応じて輝尽発光光が生じ、この輝尽発光光は
光電読取手段70により検出される。
画像情報に応じて輝尽発光光が生じ、この輝尽発光光は
光電読取手段70により検出される。
本装置における光電読取手段70は、特開昭62−16
866号等に示されているような、主走査方向に主走査
線の長さ以上に亘って延び、受光面が主走査線に対向し
て配された長尺の光電子増倍管(フォトマルチプライヤ
−)71と、このフォトマルチプライヤ−71の受光面
に設けられ、輝尽発光光のみを選択的に透過させてシー
ト表面で反射した励起光のフォトマルチプライヤ−への
入射をカットするフィルタ72、およびこのフィルタ7
2を介してフォトマルチプライヤ−71の入射端面に取
り付けられ、輝尽発光光の集光を良好に行なう集光板7
3からなっている。励起光の走査位置から発せられた輝
尽発光光は、上記集光板73およびフィルタ72を経て
フォトマルチプライヤ71に入射し、フォトマルチプラ
イヤ71により光電変換されて電気信号として取り出さ
れる。取り出された画像信号は必要な画像処理が行なわ
れた後、CRT等のデイスプレィや感光フィルムに光走
査記録を行なう記録装置といった種々の画像再生装置に
送られる。
866号等に示されているような、主走査方向に主走査
線の長さ以上に亘って延び、受光面が主走査線に対向し
て配された長尺の光電子増倍管(フォトマルチプライヤ
−)71と、このフォトマルチプライヤ−71の受光面
に設けられ、輝尽発光光のみを選択的に透過させてシー
ト表面で反射した励起光のフォトマルチプライヤ−への
入射をカットするフィルタ72、およびこのフィルタ7
2を介してフォトマルチプライヤ−71の入射端面に取
り付けられ、輝尽発光光の集光を良好に行なう集光板7
3からなっている。励起光の走査位置から発せられた輝
尽発光光は、上記集光板73およびフィルタ72を経て
フォトマルチプライヤ71に入射し、フォトマルチプラ
イヤ71により光電変換されて電気信号として取り出さ
れる。取り出された画像信号は必要な画像処理が行なわ
れた後、CRT等のデイスプレィや感光フィルムに光走
査記録を行なう記録装置といった種々の画像再生装置に
送られる。
なお、放射線画像情報の読み取りにおいては、上述した
可視像出力用の画像信号を得る読み取り(本読み)に先
立って、予め上記記録ベルトに蓄積記録されている放射
線画像情報の概略を読み取る先読みを行ない、この先読
みによって得られた画像情報に基づいて上記本読みを行
なう際の読取条件等を決定し、この読取条件に従って前
記本読みを行なう方法が知られている。
可視像出力用の画像信号を得る読み取り(本読み)に先
立って、予め上記記録ベルトに蓄積記録されている放射
線画像情報の概略を読み取る先読みを行ない、この先読
みによって得られた画像情報に基づいて上記本読みを行
なう際の読取条件等を決定し、この読取条件に従って前
記本読みを行なう方法が知られている。
この様な先読みを行なう方法としては、例えば上記本読
みに用いられる励起光のエネルギーよりも低いエネルギ
ーの励起光を用いて記録ベルト1を走査し、この走査に
よって発せられる輝尽発光光を同じく光電読取手段によ
って読み取る方法(例えば特開昭58−67240号公
報参照)等が存在する。
みに用いられる励起光のエネルギーよりも低いエネルギ
ーの励起光を用いて記録ベルト1を走査し、この走査に
よって発せられる輝尽発光光を同じく光電読取手段によ
って読み取る方法(例えば特開昭58−67240号公
報参照)等が存在する。
本発明における画像読取部は、上記本読みと先読みの双
方を行なうものであってもよく、その場合には画像読取
部20では記録ベルト1は上述したように左方向に搬送
されてまず先読みが行なわれ、続いて各ローラが逆転せ
しめられて記録ベルトが走査開始位置に戻され、再び左
方向に搬送されて本読みが行なわれる。なお、先読み時
の記録ベルトの搬送速度は本読み時の搬送速度に比べて
高速になっている。
方を行なうものであってもよく、その場合には画像読取
部20では記録ベルト1は上述したように左方向に搬送
されてまず先読みが行なわれ、続いて各ローラが逆転せ
しめられて記録ベルトが走査開始位置に戻され、再び左
方向に搬送されて本読みが行なわれる。なお、先読み時
の記録ベルトの搬送速度は本読み時の搬送速度に比べて
高速になっている。
上記画像読取りか終了した記録ベルトの一部は、ローラ
部40.50によってさらに搬送され、消去部30に送
られる。
部40.50によってさらに搬送され、消去部30に送
られる。
消去部30は、−例として8本の蛍光灯の消去光源31
を収納してなり、前述したように装置本体の着脱口10
0Aから装置内に装填された筐体31を備えている。こ
の筐体31は第5図に示すようにその一端が開口してお
り、前記把手31Aが設けられている面には複数のスリ
ット31aか形成されている。
を収納してなり、前述したように装置本体の着脱口10
0Aから装置内に装填された筐体31を備えている。こ
の筐体31は第5図に示すようにその一端が開口してお
り、前記把手31Aが設けられている面には複数のスリ
ット31aか形成されている。
また筐体31は遮光性を有する材料により形成されてお
り、この筐体31は開口面を記録ベルト1の搬送路に向
けて装置内に装填される。筐体31が装置内に装填され
ると消去光源32は装置内部と電気的に接続し、消去光
を発することが可能となる。消去光源32は、記録ベル
トの蓄積性蛍光体層の励起波長領域の光を主に発するも
のであり、前記画像読取り後に蛍光体層に残存していた
放射線エネルギーは、記録ベルトが搬送されつつその画
像形成域全体にこのような光が照射されることにより放
出される。また消去部30内の、筐体31の開口と対向
する位置には消去光のうち、蓄積性蛍光体層を励起する
光である紫外線等の短波長の光をカットするためのフィ
ルタ33が設けられている。また前記撮影台14の下方
には放射線を遮蔽する鉛板2が配されているため、撮影
時に放射線源11から発せられる放射線が、上述した画
像読取部や消去部およびその内部に位置する記録ベルト
に影響を及ぼすといった不都合は生じない。
り、この筐体31は開口面を記録ベルト1の搬送路に向
けて装置内に装填される。筐体31が装置内に装填され
ると消去光源32は装置内部と電気的に接続し、消去光
を発することが可能となる。消去光源32は、記録ベル
トの蓄積性蛍光体層の励起波長領域の光を主に発するも
のであり、前記画像読取り後に蛍光体層に残存していた
放射線エネルギーは、記録ベルトが搬送されつつその画
像形成域全体にこのような光が照射されることにより放
出される。また消去部30内の、筐体31の開口と対向
する位置には消去光のうち、蓄積性蛍光体層を励起する
光である紫外線等の短波長の光をカットするためのフィ
ルタ33が設けられている。また前記撮影台14の下方
には放射線を遮蔽する鉛板2が配されているため、撮影
時に放射線源11から発せられる放射線が、上述した画
像読取部や消去部およびその内部に位置する記録ベルト
に影響を及ぼすといった不都合は生じない。
また、本装置において、画像読取部20と消去部30は
図示のように近接して配されており、読取り、消去は1
つの画像形成域に対して一定期間並行して行なわれるよ
うになるので、読取中に消去部30から漏れた光が画像
読取部20に入射することがないように消去部30には
遮光手段が設けられている。
図示のように近接して配されており、読取り、消去は1
つの画像形成域に対して一定期間並行して行なわれるよ
うになるので、読取中に消去部30から漏れた光が画像
読取部20に入射することがないように消去部30には
遮光手段が設けられている。
この遮光手段は、消去部30の画像読取部側入口に設け
られたニップローラ34A、34B、出口側に設けられ
たニップローラ35A、35B、 これら2対のニッ
プローラと消去部内にある記録ベルトの消去光源32と
反対側の面を覆い記録ベルト1の通過を許すスリット3
6a 、 36bが形成された遮光板36がらなってい
る。また消去部3oと画像読取部2oとの間には、記録
ベルトの搬送位置を上方へずらすローラ61が設けられ
ており、このローラ61も画像読取部20に対する遮光
機能を有する。
られたニップローラ34A、34B、出口側に設けられ
たニップローラ35A、35B、 これら2対のニッ
プローラと消去部内にある記録ベルトの消去光源32と
反対側の面を覆い記録ベルト1の通過を許すスリット3
6a 、 36bが形成された遮光板36がらなってい
る。また消去部3oと画像読取部2oとの間には、記録
ベルトの搬送位置を上方へずらすローラ61が設けられ
ており、このローラ61も画像読取部20に対する遮光
機能を有する。
消去部30において発せられた光は、記録ベルト1の表
面から、消去部外に漏れ、画像読取部に伝わるおそれが
あるが、このような光は前記2対のニップローラ34A
、34B、35A、35Bにより遮られるので、画像読
取部2oに入射するおそれがなくなる。なお、これらの
ニップローラは、それぞれその片方のローラをスポンジ
ローラや起毛ローラとすれば、記録ベルトとの接触面積
を多くすることができるので遮光を良好に行なうことが
できるとともに、蓄積性蛍光体層を傷つけずに搬送する
ことができる。また記録ベルト1の周辺において消去部
30から漏れる光は前記遮光板3Bによりカットされる
ので、これらの光も画像読取部2oへ入射= 19
− することが防止される。さらに、第6図に示すように前
記ニップローラ34A、34Bの長さは通常記録ベルト
1の幅よりも大きく形成されているので、記録ベルトの
両側においてニップローラ34A、 34Bの間には隙
間34aができ、この隙間から光が漏れるおそれがある
が、本装置においては前述したように画像読取部20と
消去部30の間にローラ61を配して記録ベルトを上方
へずらすようにしたので、ニップローラ34A、 34
Bの隙間34aから光がもれても、この光がそのまま読
取位置に至ることがない。なお、ニップローラ34A、
34Bの上記隙間部分に第7図に示すように遮光ブラ
シ37を取り付けておけば上記ローラ61は必ずしも設
けられる必要はない。この遮光ブラシは画像形成域を除
く範囲内において記録ベルト1の端部と重なり合う位置
まで設けておけば、記録ベルトが多少蛇行した場合にも
遮光を十分に行なうことができる。また、ニップローラ
34A、34B、35A、35Bを設ける代りに記録ベ
ルト1の幅方向全域に遮光ブラシを連続して設け、主と
して遮光ブラシのみによって遮光を行なってもよい。そ
の場合には遮光ブラシの材質を適宜選択することによっ
て、遮光ブラシを記録シート表面のクリーニング手段、
除電手段として用いることもできる。
面から、消去部外に漏れ、画像読取部に伝わるおそれが
あるが、このような光は前記2対のニップローラ34A
、34B、35A、35Bにより遮られるので、画像読
取部2oに入射するおそれがなくなる。なお、これらの
ニップローラは、それぞれその片方のローラをスポンジ
ローラや起毛ローラとすれば、記録ベルトとの接触面積
を多くすることができるので遮光を良好に行なうことが
できるとともに、蓄積性蛍光体層を傷つけずに搬送する
ことができる。また記録ベルト1の周辺において消去部
30から漏れる光は前記遮光板3Bによりカットされる
ので、これらの光も画像読取部2oへ入射= 19
− することが防止される。さらに、第6図に示すように前
記ニップローラ34A、34Bの長さは通常記録ベルト
1の幅よりも大きく形成されているので、記録ベルトの
両側においてニップローラ34A、 34Bの間には隙
間34aができ、この隙間から光が漏れるおそれがある
が、本装置においては前述したように画像読取部20と
消去部30の間にローラ61を配して記録ベルトを上方
へずらすようにしたので、ニップローラ34A、 34
Bの隙間34aから光がもれても、この光がそのまま読
取位置に至ることがない。なお、ニップローラ34A、
34Bの上記隙間部分に第7図に示すように遮光ブラ
シ37を取り付けておけば上記ローラ61は必ずしも設
けられる必要はない。この遮光ブラシは画像形成域を除
く範囲内において記録ベルト1の端部と重なり合う位置
まで設けておけば、記録ベルトが多少蛇行した場合にも
遮光を十分に行なうことができる。また、ニップローラ
34A、34B、35A、35Bを設ける代りに記録ベ
ルト1の幅方向全域に遮光ブラシを連続して設け、主と
して遮光ブラシのみによって遮光を行なってもよい。そ
の場合には遮光ブラシの材質を適宜選択することによっ
て、遮光ブラシを記録シート表面のクリーニング手段、
除電手段として用いることもできる。
また、遮光手段として上記のようにニップローラを用い
た場合に、装置不使用時等記録ベルトが走行を停止した
際に記録ベルトの特定部分のみが長時間ニップローラに
より把持されると、把持された部分が損傷されるおそれ
があるので、装置不使用時にはニップローラのローラ対
を離してニップを解除する機構を設けるのが好ましい。
た場合に、装置不使用時等記録ベルトが走行を停止した
際に記録ベルトの特定部分のみが長時間ニップローラに
より把持されると、把持された部分が損傷されるおそれ
があるので、装置不使用時にはニップローラのローラ対
を離してニップを解除する機構を設けるのが好ましい。
また、ニップ解除機構を設ける他、第8図に示すように
、ニップローラの下側ローラに代って大径の固定ガイド
34C,35Cを設けて、記録ベルトの損傷の程度を緩
和するようにしてもよい。その場合にガイド34C,3
5Cの表面にフェルト等を貼付しておけば、記録ベルト
の損傷を防止する上で一層効果的である。
、ニップローラの下側ローラに代って大径の固定ガイド
34C,35Cを設けて、記録ベルトの損傷の程度を緩
和するようにしてもよい。その場合にガイド34C,3
5Cの表面にフェルト等を貼付しておけば、記録ベルト
の損傷を防止する上で一層効果的である。
さらに、ニップローラ等の遮光手段は装置の構造等によ
っては少なくとも消去部の画像読取部側入口に一組だけ
設けられていればよい。また、エンドレスの記録ベルト
は通常長尺の記録ベルトの両端をつなぎ合わせることに
より形成されており、つなぎ目部分には画像の記録を行
なわないので、ニップローラか一組しか設けられていな
い場合には、装置不使用時にこのつなぎ目がニップロー
ラに把持されるようにすれば、上述したニップ解除機構
等は不要となる。
っては少なくとも消去部の画像読取部側入口に一組だけ
設けられていればよい。また、エンドレスの記録ベルト
は通常長尺の記録ベルトの両端をつなぎ合わせることに
より形成されており、つなぎ目部分には画像の記録を行
なわないので、ニップローラか一組しか設けられていな
い場合には、装置不使用時にこのつなぎ目がニップロー
ラに把持されるようにすれば、上述したニップ解除機構
等は不要となる。
また、上記消去光源32は消去光を発する最適温度があ
り、例えば消去光源が蛍光灯である場合には管壁の温度
が40℃位であるのか最適である。そこで本装置におい
ては、筐体31に前記スリット31aを形成しておくこ
とにより、外気により筐体31内を適宜空冷し、筐体3
1内を最適温度に保つようになっている。なお、温度制
御をさらに厳密に行ないたい場合には、筐体内に温度セ
ンサを設けるとともに筐体にファンを取り付け、筐体内
の温度に応じてファンを駆動させるようにしてもよい。
り、例えば消去光源が蛍光灯である場合には管壁の温度
が40℃位であるのか最適である。そこで本装置におい
ては、筐体31に前記スリット31aを形成しておくこ
とにより、外気により筐体31内を適宜空冷し、筐体3
1内を最適温度に保つようになっている。なお、温度制
御をさらに厳密に行ないたい場合には、筐体内に温度セ
ンサを設けるとともに筐体にファンを取り付け、筐体内
の温度に応じてファンを駆動させるようにしてもよい。
上述した消去部30において消去の終了した記録ベルト
部分は、再び画像記録部10に搬送されて新たな記録を
行なうことの可能な状態となる。
部分は、再び画像記録部10に搬送されて新たな記録を
行なうことの可能な状態となる。
このように本実施例装置によれば、消去部にニップロー
ラ、遮光板等からなる遮光手段を設けたことにより、消
去部を画像読取部に近接させて配しても読取精度を低下
させるおそれがない。これとともに、上記装置によれば
、消去光源を筐体内に収納し、この筐体を装置に対して
着脱自在にしたことにより、消去光源か切れた場合等は
筐体を装置から引き出して簡単に消去光源を交換するこ
とができるようになり、消去部の保守管理が極めて容易
となる。また特に本実施例装置は記録ベルトの搬送幅を
規定する2組のローラ部40.50の軸間距離を最大サ
イズの画像一画面の長さと同等にし、記録ベルトの上方
に画像記録部を、下方に画像読取部および消去部を配し
たことにより、装置全体の横方向の長さを上記一画面の
長さ近くまで縮小することができ、記録と読取を共に行
なうことのできる装置を極めて小さく形成することかで
きるという利点を有する。さらに励起光は、記録ベルト
を搬送するローラの周面上において主走査を行なうため
、走査位置における記録ベルトの搬送は極めて安定し、
高精度な走査を行なうこともできる。
ラ、遮光板等からなる遮光手段を設けたことにより、消
去部を画像読取部に近接させて配しても読取精度を低下
させるおそれがない。これとともに、上記装置によれば
、消去光源を筐体内に収納し、この筐体を装置に対して
着脱自在にしたことにより、消去光源か切れた場合等は
筐体を装置から引き出して簡単に消去光源を交換するこ
とができるようになり、消去部の保守管理が極めて容易
となる。また特に本実施例装置は記録ベルトの搬送幅を
規定する2組のローラ部40.50の軸間距離を最大サ
イズの画像一画面の長さと同等にし、記録ベルトの上方
に画像記録部を、下方に画像読取部および消去部を配し
たことにより、装置全体の横方向の長さを上記一画面の
長さ近くまで縮小することができ、記録と読取を共に行
なうことのできる装置を極めて小さく形成することかで
きるという利点を有する。さらに励起光は、記録ベルト
を搬送するローラの周面上において主走査を行なうため
、走査位置における記録ベルトの搬送は極めて安定し、
高精度な走査を行なうこともできる。
なお、本発明における蓄積性蛍光体は、必ずしも上述し
た実施例のようにエンドレスの記録ベルトである必要は
なく、従来より公知の、それぞれか一画面分の画像を担
持可能に形成され、1枚ずつ独立して搬送される蓄積性
蛍光体シートであってもよく、本発明装置は、これらの
蓄積性蛍光体シートを画像読取部から消去部へ順次搬送
して処理を行なうものであってもよい。さらに、本発明
装置は、少なくとも画像読取部と消去部とを備えていれ
ばよく、画像記録部とは別体であってもよい。
た実施例のようにエンドレスの記録ベルトである必要は
なく、従来より公知の、それぞれか一画面分の画像を担
持可能に形成され、1枚ずつ独立して搬送される蓄積性
蛍光体シートであってもよく、本発明装置は、これらの
蓄積性蛍光体シートを画像読取部から消去部へ順次搬送
して処理を行なうものであってもよい。さらに、本発明
装置は、少なくとも画像読取部と消去部とを備えていれ
ばよく、画像記録部とは別体であってもよい。
なお、いずれの場合にも、光電読取手段としては、上述
した長尺のフォトマルチプライヤ−を備えたものを用い
れば、装置を小型化する上で極めて好ましいが、光電読
取手段としては長尺のフォトマルチプライヤ−の他に、
従来より公知の、入射端面が主走査線に沿って延び射出
端面が円筒形に加工された集光体と、この集光体の射出
端面に接続された比較的小型のフォトマルチプライヤ−
とからなるものも用いることかできる。
した長尺のフォトマルチプライヤ−を備えたものを用い
れば、装置を小型化する上で極めて好ましいが、光電読
取手段としては長尺のフォトマルチプライヤ−の他に、
従来より公知の、入射端面が主走査線に沿って延び射出
端面が円筒形に加工された集光体と、この集光体の射出
端面に接続された比較的小型のフォトマルチプライヤ−
とからなるものも用いることかできる。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明の放射線画像情報読取装置
によれば、消去部に遮光手段を設けたことにより、消去
部を画像読取部と近接して配することかできるとともに
、消去光源を筐体に収納させて装置に対して着脱自在と
したことにより、消去光源の取り出し、装 を極めて簡
単に行なうことができ、消去部の保守管理が容易になる
。
によれば、消去部に遮光手段を設けたことにより、消去
部を画像読取部と近接して配することかできるとともに
、消去光源を筐体に収納させて装置に対して着脱自在と
したことにより、消去光源の取り出し、装 を極めて簡
単に行なうことができ、消去部の保守管理が容易になる
。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による放射線画像情報読取装
置の斜視図、 第2図は上記装置の概略側面図、 第3図は上記装置の平面図、 第4図は上記装置における画像読取部の光学系第5図は
消去部の筐体の斜視図、 第6図は消去手段であるニップローラの正面図、第7図
は遮光ブラシとニップローラの側面図、第8図は他の実
施例による遮光手段の側面図である。 1・・記録ベルト10・・・画像読取部2LA・・・励
起 光 30・・・消 去 部31・・・
筐 体 32・・・消 去 光 源34A、
34B、 35A、 35B・・・ニップローラ36・
・遮 光 板 40・・・第1のローラ部50・
・・第2のローラ部 61・・・ロ − ラフ0
・・・光電読取手段 第U図 +00
置の斜視図、 第2図は上記装置の概略側面図、 第3図は上記装置の平面図、 第4図は上記装置における画像読取部の光学系第5図は
消去部の筐体の斜視図、 第6図は消去手段であるニップローラの正面図、第7図
は遮光ブラシとニップローラの側面図、第8図は他の実
施例による遮光手段の側面図である。 1・・記録ベルト10・・・画像読取部2LA・・・励
起 光 30・・・消 去 部31・・・
筐 体 32・・・消 去 光 源34A、
34B、 35A、 35B・・・ニップローラ36・
・遮 光 板 40・・・第1のローラ部50・
・・第2のローラ部 61・・・ロ − ラフ0
・・・光電読取手段 第U図 +00
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 放射線画像が蓄積記録された蓄積性蛍光体上を走査する
励起光を発する励起光源と、この励起光により走査され
た蓄積性蛍光体層から発せられた輝尽発光光を読み取っ
て画像信号を得る光電読取手段とを有する画像読取部、 前記画像読取部において画像読取が行なわれた後の蓄積
性蛍光体に消去光源から発せられる消去光を照射して蓄
積性蛍光体に残存する放射線エネルギーを放出せさる消
去部、および 前記画像読取部から前記消去部に前記蓄積性蛍光体を搬
送する搬送手段からなる放射線画像情報読取装置におい
て、 前記消去部が、前記画像読取部側の入口に、前記蓄積性
蛍光体の通過を許すとともに消去部内の消去光を遮断す
る遮光手段を有し、前記消去光源が、一端面が光透過性
を有する筐体に収納され、該筐体が装置に対して着脱自
在であることを特徴とする放射線画像情報読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63066744A JPH01238643A (ja) | 1988-03-19 | 1988-03-19 | 放射線画像情報読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63066744A JPH01238643A (ja) | 1988-03-19 | 1988-03-19 | 放射線画像情報読取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01238643A true JPH01238643A (ja) | 1989-09-22 |
Family
ID=13324688
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63066744A Pending JPH01238643A (ja) | 1988-03-19 | 1988-03-19 | 放射線画像情報読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01238643A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006049183A1 (ja) * | 2004-11-01 | 2006-05-11 | Mach Technology Co., Ltd. | 放射線画像撮像装置 |
JP2011227346A (ja) * | 2010-04-21 | 2011-11-10 | Rigaku Corp | 放射線画像読取装置および画像記録体 |
-
1988
- 1988-03-19 JP JP63066744A patent/JPH01238643A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006049183A1 (ja) * | 2004-11-01 | 2006-05-11 | Mach Technology Co., Ltd. | 放射線画像撮像装置 |
JP2011227346A (ja) * | 2010-04-21 | 2011-11-10 | Rigaku Corp | 放射線画像読取装置および画像記録体 |
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