JPH01238645A - 放射線画像情報記録読取装置 - Google Patents

放射線画像情報記録読取装置

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JPH01238645A
JPH01238645A JP63066746A JP6674688A JPH01238645A JP H01238645 A JPH01238645 A JP H01238645A JP 63066746 A JP63066746 A JP 63066746A JP 6674688 A JP6674688 A JP 6674688A JP H01238645 A JPH01238645 A JP H01238645A
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JP
Japan
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recording
image
reading
belt
radiation
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Pending
Application number
JP63066746A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Horikawa
堀川 一夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Priority to EP19890100478 priority patent/EP0333977A3/en
Priority to US07/296,733 priority patent/US5012095A/en
Publication of JPH01238645A publication Critical patent/JPH01238645A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B42/00Obtaining records using waves other than optical waves; Visualisation of such records by using optical means
    • G03B42/02Obtaining records using waves other than optical waves; Visualisation of such records by using optical means using X-rays

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の分野) 本発明は、蓄積性蛍光体に放射線画像情報を蓄積記録し
、次いでこれに励起光を照射し、蓄積記録された画像情
報に応じて輝尽発光する光を検出して画像情報を読取り
電気信号に変換する放射線画像情報記録読取装置に関し
、特に詳細には蓄積性蛍光体層がエンドレスベルト上に
形成されてなる放射線画像情報記録読取装置に関するも
のである。
(従来の技術) ある種の蛍光体に放射線(X線、α線、β線。
γ線、電子線、紫外線等)を照射すると、この放射線エ
ネルギーの一部が蛍光体中に蓄積され、この蛍光体に可
視光等の励起光を照射すると、蓄積されたエネルギーに
応じて蛍光体が輝尽発光を示すことか知られており、こ
のような性質を示す蛍光体は蓄積性蛍光体(輝尽蛍光体
)と呼ばれる。
この蓄積性蛍光体を利用して、人体等の被写体の放射線
画像情報を一旦蓄積性蛍光体層を有する記録体に記録し
、この記録体をレーザ光等の励起光で2次元的に走査し
て輝尽発光光を生ぜしめ、得られた輝尽発光光を光検出
器により光電的に読み取って画像信号を得、この画像信
号に基づいて写真感光材料等の記録材料、CRT等の表
示装置に被写体の放射線画像を可視像として出力させる
放射線画像情報記録再生システムが本出願人によりすで
に提案されている。(特開昭55−12429号。
同5B−11395号など。) このシステムは、従来の銀塩写真を用いる放射線写真シ
ステムと比較して極めて広い放射線露出域にわたって画
像を記録しうるという実用的な利点を有している。すな
わち、蓄積性蛍光体においては、放射線露光量に対して
蓄積後に励起によって輝尽発光する発光光の光量か極め
て広い範囲にわたって比例することが認められており、
従って種々の撮影条件により放射線露光量がかなり大幅
に変動しても、蓄積性蛍光体を有する記録体より放射さ
れる輝尽発光光の光量を読取ゲインを適当な値に設定し
て光電変換手段により読み取って電気信号に変換し、こ
の電気信号を用いて写真感光材料等の記録材料、CRT
等の表示装置に放射線画像を可視像として出力させるこ
とによって、放射線露光量の変動に影響されない放射線
画像を得ることができる。
上記放射線画像情報記録再生システムにおいては、蓄積
性蛍光体を有する記録体は最終的に画像情報を記録せず
、上記のような最終的な記録媒体に画像を与えるために
一時的に画像情報を担持するものであるから、この記録
体は繰り返し使用するようにしてもよく、またそのよう
に繰返し使用すれば極めて経済的である。
そこで本出願人は、蓄積性蛍光体の効率良い循環再使用
を実現する放射線画像情報記録読取装置を先に提案した
(例えば特開昭58−200211i9号)。
上記装置は、支持体と、この支持体上に固定された放射
線画像を蓄積記録しつる蓄積性蛍光体層からなる記録体
と、この記録体に被写体を通して放射線を照射すること
により、この記録体上に被写体の放射線透過画像を蓄積
記録する画像記録部と、前記放射線画像か蓄積記録され
た記録体を走査する励起光を発する励起光源とこの励起
光により走査された記録体から発せられた輝尽発光光を
読み取って画像信号を得る光電読取手段とを有する画像
読取部と、前記支持体と前記画像読取部とを相対的に繰
返し移動させて、支持体上の前記記録体を前記読取部に
対して相対的に循環移動させる手段と、前記画像読取部
において画像読取が行なわれた後の記録体に画像記録が
なされるのに先行してこの記録体上の残存放射線エネル
ギーを放出させる消去部とを1つの装置に組み込み、上
記記録体の効率的な循環再使用を行なうようにしたもの
である。上記記録体としては、エンドレスの支持ベルト
上に複数の蓄積性蛍光体層が形成されてなるものを用い
れば、この記録体をローラ等に懸架させて循環搬送し、
゛上記画像記録部、画像読取部、消去部を順次通過させ
ることができるため極めて便利である。
また上記のようにエンドレスの支持ベルト上に蓄積性蛍
光体層が形成されてなる記録ベルトを用いる放射線画像
情報記録読取装置の中でも、特に装置を小型化し、画像
読取部における励起光の走査を高精度に行なうことがで
きる装置が本出願人により提案されている(特願昭62
−7332号)。この記録読取装置は、エンドレスの記
録ベルトを互いに放射線画像一画面の長さと同程度の距
離だけ離れて配された2組のローラ部により懸架し、こ
の2組のローラ部の間を走行する記録ベルトに対向して
画像記録部を配することにより、装置の一方の長さを上
記−画面近くまで縮小可能にするとともに、励起光の走
査位置をローラの周面上とすることにより、ローラの周
面は記録ベルトが最も安定して走行する部分であるため
、揺れ等の不都合を回避して励起光の走査精度を高める
ことができるものとなっている。
(発明か解決しようとする問題点) ところで上記記録読取装置の2組のローラ部の距離であ
る放射線画像情報一画面の長さは、装置において記録さ
れる画像のサイズが複数種類ある場合には最大サイズの
画像一画面の長さとする必要がある。従ってかかる装置
において比較的小さいサイズの撮影を行なう場合には、
画像は上記2組のローラ部の間にある記録ベルトの一部
に記録される。しかしながら、放射線源は撮影を行なう
サイズにかかわらず2組のローラ部の間にある記録ベル
ト全体に放射線を照射するため、画像情報の読取りが終
了した後の消去は、小さいサイズの画像の場合にも、最
大サイズの画像の場合と同様の範囲に亘って行なわなけ
ればならず、消去を能率的に行なうことができないとい
う問題かある。
また、放射線源側に照射野絞りを設けて撮影サイズに応
じて放射線を照射する範囲を変え、小さいサイズの撮影
を行なう場合には予め放射線照射範囲を狭くすることも
考えられるが、この場合にも記録ベルト上の撮影領域外
には被写体からの散乱放射線が到達することがあるため
、消去部においては所定の撮影領域の周囲についても消
去を行なう必要が生じ、消去を思うように効率化するこ
とができないという不都合がある。
本発明は上記のような問題点に鑑みてなされたものであ
り、上述したように、蓄積性蛍光体層が形成されたエン
ドレスの記録ベルトを用いて装置を小型化することがで
きるとともに、撮影サイズに応じた能率的な消去を行な
うことのできる放射線画像情報記録読取装置を提供する
ことを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明の放射線画像情報記録読取装置は、蓄積性蛍光体
層を有するエンドレスベルトである記録ベルト、 互いに所定の距離だけ離れて配された2組のローラ部を
有し、前記記録ベルトを懸架して前記所定の距離方向に
おいて前記2組のローラ部の間を循環搬送させる記録ベ
ルト搬送ローラ群、前記蓄積性蛍光体層に被写体を通し
て放射線を照射することにより、この蛍光体層上に被写
体の放射線画像を蓄積記録する画像記録部、前記放射線
画像が蓄積記録された蓄積性蛍光体層上を走査する励起
光を発する励起光源と、この励起光により走査された蓄
積性蛍光体層から発せられた輝尽発光光を読み取って画
像信号を得る光電読取手段とを有する画像読取部、およ
び前記画像読取部において画像読取が行なわれた後の蓄
積性蛍光体層に画像記録かなされるのに先行してこの蛍
光体層上の残存放射線エネルギーを放出させる消去部を
備えてなる放射線画像情報記録読取装置において、 前記2組のローラ部の前記所定の距離か、前記画像記録
部において記録されうる最大サイズの放射線画像の画面
の長さの1倍以上1.5倍以下であり、 前記画像記録部が、前記2組のローラ部の間を走行する
前記記録ベルトに対向して設けられるとともに、画像記
録部内において前記循環搬送方向端部にある記録ベルト
の前記放射線照射側の面を覆う閉位置と、画像記録部内
において記録ベルト上から退却する開位置とをとりつる
ように移動可能な放射線遮蔽シャッタを有し、 前記画像読取部が前記記録ベルト搬送ローラ群のローラ
の周面上にある前記蓄積性蛍光体層に対して前記励起光
により走査を行なうことを特徴とするものである。
なお、上記放射線遮蔽シャッタは、閉位置において、画
像記録部の上記循環搬送方向に垂直な方向の端部にある
記録ベルトも覆って記録ベルトの露出域を2次元的に縮
小させるものであってもよいか、消去部における消去光
源は、通常記録ベルトの幅と同等以上に延びて設けられ
ているので、消去を能率的に行なう上では、シャッタは
上述した循環搬送方向端部にある記録ベルトを覆うもの
であれば十分である。また、シャッタにより覆われる部
分の大きさ、および位置は装置に応じて任意に決めるこ
とができる。さらに2組のローラ部は、それぞれ1つも
しくは複数のローラからなるものであり、前記2組のロ
ーラ部の所定の距離とは、両ローラ部の互いに最も離れ
た端縁から端縁までの長さを意味するものである。
(作  用) 上記装置によれば、記録ベルトは上記2組のローラ部を
有する記録ベルト搬送ローラ群に懸架されて循環搬送さ
れるので、装置全体の幅を最小で最大サイズの画像一画
面程度にまで縮小することが可能となる。また2組のロ
ーラ部の所定の距離は最大でも上記一画面の長さの15
倍となっており、1.5倍以内であれば、装置をそれ程
大型化させることなく必要に応じて記録ベルトを撮影位
置に余裕をもって配置することかできる。また励起光は
ローラの周面上にある蓄積性蛍光体層に対して走査せし
められ、ローラの周面は記録ベルトか最も安定して走行
する部分であるため、励起光の走査精度を高めることか
できる。
これとともに、本装置においては、画像記録部に上記放
射線遮蔽シャッタを設けたことにより、小さいサイズの
撮影を行なう際には、シャッタにより記録ベルトの所定
の放射線照射域以外の部分を覆うことができ、この部分
に放射線源から発せられた放射線や、被写体からの散乱
放射線が照射されることがなくなる。従って消去部では
撮影サイズに応じた所定の領域についてのみ消去を行な
えばよく、消去を能率的に行なうことができる。
(実 施 例) 以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する
第1図は本発明の一実施例による放射線画像情報記録読
取装置の概要を示す側面図であり、第2図はその要部の
平面図である。
本装置内において、全面に蓄積性蛍光体層が形成された
エンドレスベルトである記録ベルト1は、2つのローラ
41.42からなる第1のローラ部40と、この第1の
ローラ部40と軸間距離りだけ離れて配された、2つの
ローラ51.52からなる第2のローラ部50により懸
架されて図中矢印方向に循環搬送される。本実施例装置
においてはこれらの第1゜第2のローラ部40.50、
後述するニップローラ61.62、およびローラ64に
より記録ベルト搬送ローラ群が構成されている。
上記記録ベルト1の上方には記録ベルト1に対向させて
X線源等の放射線源11が配されており、このX線源1
1および被写体12を載置する撮影台14を含む装置上
部が画像記録部lOとなっている。
画像記録部10において、撮影台14に載置された被写
体12を介して放射線源11が作動されると、被写体1
2の透過放射線画像が記録ベルト1上に投影され、被写
体の放射線画像情報が記録ベルトの蓄積性蛍光体層に蓄
積記録される。本装置における画像記録部10は、後述
するように大、中、小の3つのサイズの画像記録(撮影
)を行なうことができ、前記2つのローラ部40.50
の軸間距離りは、最大サイズの画像一画面分の長さと略
等しくなっている。
前記放射線源11は、画像記録部10における撮影サイ
ズにかかわらず、2つのローラ部40.50の間にある
記録ベルト1全体に放射線を照射する。本装置において
は、中サイズ、小サイズの撮影を行なう際に、不要な部
分に放射線が照射されることを防止するために、前記撮
影台14と記録ベルト1の間に2枚の放射線遮蔽シャッ
タ81が設けられている。
上記放射線遮蔽シャッタ(以下、単にシャッタと称する
) 81は、画像記録部10の、記録ベルト1の搬送方
向における両端部にそれぞれ設けられており、可撓性を
有するとともに鉛箔等を貼付されることにより放射線遮
蔽性を有するものとなっている。シャッタ81は、第2
図に示すようにその両端にそれぞれチェーン81aが取
付けられており、このチェーン81aにそれぞれ係合す
るスプロケット82が回転することにより、画像記録部
IO内において記録ベルト1の端部を覆う閉位置と、記
録ベルト全体を露出させる開位置をとるようにガイド板
83に沿って移動せしめられる。すなわち、画像記録部
において大サイズの撮影か行なわれる際にはシャッタ8
1は上記開位置に配され、中サイズ、小サイズの撮影が
行なわれる際にはシャッタ81は上記閉位置に配される
。またシャッタ81は、閉位置において中サイズの場合
と小サイズの場合によって2段階移動する。また第1図
に示すように、装置の正面には撮影サイズを選択する選
択手段84が設けられており、この選択手段84のボタ
ン84aを押すと大サイズの撮影が、ボタン84bを押
すと中サイズの撮影が、ボタン84cを押すと小サイズ
の撮影が選択され、このボタンの選択に基づいて上記2
つのシャッタ81に係合するスプロケットが所定】たけ
回転せしめられる。第3図(a)は大サイズの撮影か、
第3図(b)は中サイズの撮影が、第3図(C)は小サ
イズの撮影かそれぞれ選択された場合のシャッタ81の
位置を示す平面図である。なお、シャッタ81の位置は
、装置外部から直接視認することはできないので、第3
図に示すように撮影台には発光体であるインジケータ8
5a、85b 、 85c 、 85d 、 85e 
、 85fが設けられており、上記ボタン84aが押圧
されるとインジケータ85a185fが(第3図(a)
参照)、上記ボタン84bが押されるとインジケータ8
5b 、 85eか(第3図(b)参照)、上記ボタン
84cか押されるとインジケータ85c 、 85dが
(第3図(c)参照)、それぞれ発光して撮影可能な範
囲を表示するようになっている。このように撮影サイズ
に応じて移動するンヤッタ81を設けておけば、撮影領
域外に放射線か照射されることを防ぐことができる。
なお、上記シャッタは、画像記録部lOの片側たげに設
けてもよく、その場合には、小さいサイズの撮影は撮影
台14の中央部ではなく、端部で行なわれることになる
。また、シャッタの移動は上述したサイズの選択ボタン
により行なう他、第4図(a)、(b)に示すように、
シャッタ81に手動によりスプロケットを回転させる操
作部86を設け、2つのシャッタをそれぞれ独立して移
動させるようにしてもよい。この場合にはサイズの切換
えを段階的にも連続的にも行なうことができる他、図示
のように同じサイズであってもその撮影位置を撮影部位
等によって適宜変えることもできる。またこの場合にも
撮影台14上にはシャッタの位置を検出して表示するイ
ンジケータ87を設けておくのが好ましい。
上述のように画像記録部10においては所望のサイズの
撮影か行なわれ、記録ベルト1は、撮影が行なわれてい
る間は撮影を行なう記録ベルトの一部を放射線源に対向
させる所定の位置に停止せしめられているが、撮影か終
了すると図中矢印方向に回転するローラ41.42.5
L 52により搬送され、記録ベルトの撮影の行なわれ
た部分は記録ベルト1の下方右側位置に設けられた画像
読取部20に搬送される。なお、上記4つのローラ41
.42.51゜52のうち、ローラ52はモータ53の
軸53aにベルト、またはチェーンにより連続されてな
る駆動ローラであり、他のローラ41.42. 51は
このローラ52に従動して回転する従動ローラとなって
いる。また第2図に示すようにモータの軸53aにはロ
ータリーエンコーダ55が取り付けられており、モータ
の回転を検出して種々の制御を行なうことができるよう
になっている。また第1のローラ40のローラ41は、
記録ベルト1を張る方向に付勢されたテンションローラ
となっており、このように記録ベルト1を懸架する記録
ベルト搬送ローラ群の中にテンションローラを設けてお
けば、ベルト搬送中に記録ベルトがたるんだり、走行か
不安定になることかなく、常に精度の高い搬送を行なう
ことかできる。
また、第1のローラ部のローラ42は、その軸42aの
一端か、一対のローラ45b 、 45cに懸架されロ
ーラ45bに接続されたモータ45dの回転により移送
されるベルト45aに固定されることにより、ベルト4
5aの移送に伴なって移動可能となっている(第1図参
照)。このようにローラ42を必要に応じて斜め方向に
変位させれば記録ベルト1が蛇行した場合にその搬送方
向を補正することができる。なお、このローラ42の一
端の移動は、第1図に示すようにローラ42の前後にお
ける記録ベルト1の搬送方向が互いに90°異なる場合
には、両様送方向とそれぞれ45°をなす平面内に常に
ローラ42が位置するように行なえば記録ベルト1の搬
送長を変えることなく蛇行補正を行なうことかできる。
上記のような2組のローラ部40,50により記録ベル
ト1は、画像読取部20に送られ、記録ベルト1に蓄積
記録された画像情報の読取りが行なわれる。なお、画像
読取部20において読取られるべき画像のサイズ、画像
形成位置といった情報は前記選択手段84から画像読取
部20に伝えられ、画像読取部20はこの情報に基づい
て読取りを開始し、また画像のサイズに応じて画素密度
等も設定される。
この画像読取部20について、第1図、第2図とともに
画像読取部内の、励起光走査のための光学系を収容して
なる光学定盤20A(第2図参照)の平面図である第5
図を参照して説明する。
上記画像読取部20には、励起光21Aを発するHe−
Neレーザ等の励起光源21か記録ベルト1の搬送方向
と垂直方向に延びて設けられ、また励起光21の光路上
には、励起光21を記録ベルト上にその幅方向(第1図
の紙面に垂直な方向)に主走査させる光偏向器である回
転多面鏡24か設けられている。励起光源21から発せ
られた励起光21Aは第3図に示すようにミラー22に
より光路を変更せしめられた後、ビームエキスパンダ、
シリンドリカルレンズ等を備えた入射用光学系23を通
過して回転多面鏡24に入射する。回転多面鏡24によ
り反射偏向された励起光21Aは、fθレンズ等からな
る走査用光学系25およびシリンドリカルレンズ26を
通過し、さらにシリンドリカルミラ−27a1反射ミラ
ー27b 、 27cにより光路を変更せしめられた後
、前記ローラ52の下側周面上にある記録ベルト1に対
してくり返し主走査を行なう。なおシリンドリカルレン
ズ26およびシリンドリカルミラー27aは励起光2L
Aを第1図の紙面と平行な面内においてのみ屈折させる
光学素子であり、上述した光学系においてはこれらの光
学素子と前記入射用光学系23内のシリンドリカルレン
ズとの作用により、回転多面鏡24に軸ぶれ、面倒れ等
が生じても、記録ベルト上において走査線のピッチむら
を発生させることのないものとなっている。また上記反
射ミラー27cと走査位置との間には入射する励起光2
1Aのうち大部分の光を透過させ、残りの光を反射する
ビームスプリッタ28が設けられており、このビームス
プリッタ28を透過した光が励起光となり、ビームスプ
リッタにより反射された光21aは、励起光2LAの走
査方向に延びた、明部と暗部が交互に形成されてなるグ
リッド29Aに入射し、このグリッド29Aを通過した
光がグリッド29Aの背後に設けられた集光ロッド29
Bにより集光されて光検出器29Cにより検出されるこ
とにより、励起光21Aの走査位置を示す同期信号が得
られる。上記励起光21Aの主走査と同時に記録ベルト
1は画像読取部20内を一定速度で第1図左方向に搬送
されて副走査され、前記画像記録部lOにおいて放射線
画像情報が蓄積記録された部分は、その略全面に亘って
励起光21Aが照射される。
記録ベルト1の励起光照射箇所からは、蓄積記録された
画像情報に応じて輝尽発光光が生じ、この輝尽発光光は
光電読取手段70により検出される。
本装置における光電読取手段70は、特開昭62−18
666号等に示されているような、主走査方向に主走査
線の長さ以上に亘って延び、受光面が主走査線に対向し
て配された長尺の光電子増倍管(フォトマルチプライヤ
−) 71と、このフォトマルチプライヤ−71の受光
面に設けられ、輝尽発光光のみを選択的に透過させてシ
ート表面で反射した励起光のフォトマルチプライヤ−へ
の入射をカットするフィルタ72、およびこのフィルタ
72を介してフォトマルチプライヤ−71の入射端面に
取り付けられ、輝尽発光光の集光を良好に行なう集光板
73からなっている。励起光の走査位置から発せられた
輝尽発光光は、上記集光板73およびフィルタ72を経
てフォトマルチプライヤ71に入射し、フォトマルチプ
ライヤ71により光電変換されて電気信号として取り出
される。取り出された画像信号は必要な画像処理が行な
われた後、CRT等のデイスプレィや感光フィルムに光
走査記録を行なう記録装置といった種々の画像再生装置
に送られる。
なお、放射線画像情報の読み取りにおいては、上述した
可視像出力用の画像信号を得る読み取り(本読み)に先
立って、予め上記記録ベルトに蓄積記録されている放射
線画像情報の概略を読み取る先読みを行ない、この先読
みによって得られた画像情報に基づいて上記本読みを行
なう際の読取条件等を決定し、この読取条件に従って前
記本読みを行なう方法が知られている。
この様な先読みを行なう方法としては、例えば上記本読
みに用いられる励起光のエネルギーよりも低いエネルギ
ーの励起光を用いて記録ベルト1を走査し、この走査に
よって発せられる輝尽発光光を同じく光電読取手段によ
って読み取る方法(例えば特開昭58−67240号公
報参照)等が存在する。
本発明における画像読取部は、上記本読みと先読みの双
方を行なうものであってもよく、その場合には画像読取
部20では記録ベルト1は上述したように左方向に搬送
されてまず先読みが行なわれ、続いて各ローラか逆転せ
しめられて記録ベルトが走査開始位置に戻され、再び左
方向に搬送されて本読みが行なわれる。なお、先読み時
の記録ベルトの搬送速度は本読み時の搬送速度に比べて
高速になっている。
上記画像読取りか終了した記録ベルトの一部は、ローラ
部40.50によってさらに搬送され、消去部30に送
られる。消去部30は函体31と、この函体31の内部
に並べられた一例として8本の蛍光灯等の消去光源32
とからなるものである。函体31内の消去光源32は、
記録ベルトの蓄積性蛍光体層の励起波長領域の光を主に
発するものであり、前記画像読取り後に蛍光体層に残存
していた放射線エネルギーは、記録ベルトが搬送されつ
つその画像形成域全体にこのような光が照射されること
により放■される。なお33は消去光のうちの紫外線成
分をカットするためのフィルタである。また前記撮影台
14の下方には放射線を遮蔽する鉛板2が配されている
ため、撮影時に放射線源11から発せられる放射線が、
上述した画像読取部や消去部およびその内部に位置する
記録ベルトに影響を及はすといった不都合は生じない。
また本装置においては、上記読取り、消去は1つの画像
形成域に対して一定期間並行して行なわれるようになる
ので、読取中に消去部30から漏れた光が画像読取部2
0に入射することがないように、消去部30の両端部に
2対のニップローラfil、62を配設して記録ベルト
を挾持し、ベルト表面から消去光が画像読取部20に入
射することを防ぐとともに、これらのニップローラ61
.82と消去部30内の記録ベルトの消去光源31と反
対側の面を遮光板63で覆い、遮光を確実に行なうよう
になっている。また本装置においては、画像読取部20
と消去部30との間に記録ベルト1の搬送位置を上方へ
ずらすローラ64が設けられており、このローラ64に
よっても画像読取部20に対する遮光が行なわれる。ま
た、この消去は、前記画像記録部10において放射線か
照射された記録ベルトの部分についてのみ行なえばよい
ので、小さいサイズの撮影が行なわれた部分に対する消
去は比較的短時間で終らせることができ、撮影サイズに
応じた能率的な消去を行なうことができる。
消去部30において消去の終了した記録ベルト部分は、
再び画像記録部10に搬送されて新たな記録を行なうこ
との可能な状態となる。
このように本実施例の装置によれば、撮影サイズに応じ
て、画像記録部内の放射線照射が不要な記録ベルト部分
を覆う放射線遮蔽シャッタを設けたことにより、消去部
では画像形成領域のみに対して消去を行なえばよく、消
去を能率的に行なうことかできる。これとともに本装置
は、記録ベルトの搬送幅を規定する2組のローラ部40
,50の軸間距離を最大サイズの画像一画面の長さと同
等にし、記録ベルトの上方に画像記録部を、下方に画像
読取部および消去部を配したことにより、装置全体の横
方向の長さを上記一画面の長さ近くまで縮小することが
でき、記録読取装置を極めて小さくすることかできると
いう利点を有する。さらに、励起光は、記録ベルトを搬
送するローラの周面上において主走査を行なうため、走
査位置における記録ベルトの搬送は極めて安定し、高精
度な走査を行なうこともできる。
なお、蓄積性蛍光体層は必すしも記録ベルトの全面に設
けられていなくてもよく、記録ベルトの一部に最大サイ
ズの画像1画面分の蛍光体層が1つまたは2つ形成され
ていてもよい。また装置の小型化を図る上では、2つの
ローラ部の端縁から端縁までの所定の距離は、装置にお
いて撮影が行なわれうる最大サイズの画像のサイズを1
とした場合に1.5以下であれば効果が大きい。またそ
の場合にも、装置の筐体は比較的大型に形成しておいて
もよいし、第1図に示すように筐体の上面において撮影
台14′を側方に突出させ、被写体の支持を良好に行な
えるようにしてもよい。さらに装置の他の部分の具体的
な構成も上記実施例において示したものに限られるもの
ではない。次に第6図以下を参照して本発明の他の実施
例について説明する。なお前述した実施例と同一部分に
は同一番号を付し、その説明は省略する。
図示の装置において、記録ベルト1を懸架して循環搬送
する記録ベルト搬送ローラ群は、テンションローラであ
る上部ローラ141と下部ローラとからなる第1のロー
ラ部140と、上部ローラ151と下部ローラ152と
からなる第2のローラ部150と、2つのアイドルロー
ラ161.162と、消去部30の前後に配設された2
対のニップローラ81.62とからなっている。第1の
ローラ部140と第2のローラ部150の軸間距離は、
画像記録部lOにおいて記録される最大サイズの画像一
画面分の長さと略等しくなっており、また2つのアイド
ルローラ161、l[i2は、それぞれ上部ローラ14
1,151と下部ローラ142.152の間において記
録ベルトを懸架し、連結手段163により連結されて図
示しない移動手段により、一体的に第6図中左右方向に
移動可能となっている。また、画像読取部10に、スプ
ロケット82によりガイド83に沿って移動せしめられ
る放射線遮蔽シャッタ81が設けられていることは前述
した実施例と同じであるが、本装置においてこのシャッ
タ81は、画像記録部10の片側にのみ設けられている
。このシャッタ81は、2つのボタン184a、 18
4bを有する選択手段184により選択された、大サイ
ズ、小サイズの2つの撮影サイズに対応して、開位置と
閉位置の2段階に移動するもののようになっている(第
6図には上記閉位置にあるシャッタを示す)。
図示の装置は上記アイドルローラ1G1,162を備え
、これらのアイドルローラを一体的に左右方向に移動さ
せて画像記録部IOの前後の搬送長を変化させることに
より、複数回の撮影を効率よく行なうことのできるもの
となっている。以下、第7図を参照してアイドルローラ
1吋、162の移動と装置内の上記各部の作動の関係に
ついて説明する。
装置の使用を開始する際には、まず第7図(a)に示す
ようにアイドルローラ1B1,162がその右端位置に
寄せられ、この状態で記録ベルト1の上面に1回目の撮
影か行なわれる。なお、第7図には本装置において上述
した撮影可能な2つのサイズのうち、小サイズの撮影を
行なう場合の例を示す。
従って1回目の撮影により放射線が照射される範囲は、
第7図(a)に斜線で示す部分1aとなる。
1回目の撮影が終了すると部分1aを画像読取部20へ
送って先読みを行なわせるために各ローラが回転し、第
7図(b )に示すように部分1aに対する先読みが終
了した位置において撮影位置に配された部分1bに対し
て2回目の撮影が行なわれる。
なお、上記先読み時には消去部30内の消去光源は消さ
れている。また前述したように先読みは記録ベルトを比
較的高速で搬送して行なわれるので、1回目の撮影か終
了してから比較的短時間のうちに2回目の撮影を行なう
ことが可能となる2回目の撮影が終了すると、第7図(
C)に示すようにアイドルローラ1B1,182は左方
向に移動することによって記録ベルト1を移送し、部分
1aを読取開始位置に戻す。これとともに撮影位置には
新たな部分1cが配されるので画像記録部lOにおいて
はこの部分1cに対して3回目の撮影が行なわれる。
続いて前記部分1aは第7図(d)に示す方向に各ロー
ラか回転することにより画像読取部20において本読み
が行なわれる。これとともに上部ローラ141,151
が他のローラよりやや高速で回転しつつアイドルローラ
1B1,162か左端の位置に移動することにより、撮
影位置には新たな記録ベルト部分か効率的に送り出され
る。従って部分1aの本読みによる送りとアイドルロー
ラ1B1.162の移動とにより、部分1aの読取りが
第7図(d)に示す位置まで進行した時点で、前記部分
1cに隣接する、新たに撮影可能な部分1dが撮影位置
に配され、4回目の撮影か可能となる。
続く5回目の撮影は、部分1aの本読みかすべて終了し
、部分1bの先読みが終了した時点て可能となるか、部
分1aと1bの間には余白があり、部分1bの先読みか
終了するまでの送り量は一画面分の長さより多くなるた
め、5回目の撮影を行なう部分1eを前記部分1dに隣
接する部分にするために、アイドルローラ161.18
2は第7図(e)に示すように、部分1bの先読みが終
了するまでに右方向に移動する。部分1bの先読みか終
了すると、アイドルローラ1[il、162が第7図(
f)に示すように左端位置まで移動して部分ibを読取
開始位置まで戻すが、部分1eは、撮影位置に停止せし
められる。従って5回目の撮影は、第7図(e)の状態
から第7図(f)の状態の間であればいつ行なわれても
よい。
上記部分1eに隣接する部分1fに対する6回目の撮影
は、第7図(g )に示すように部分1bの本読みが終
了した時点で可能となる。またこの6回目の撮影を行な
うための部分ifは、部分1bの本読み終了後、部分I
Cに対して先読みが行なわれ、続いて部分1cか読取開
始位置に戻されるまで撮影位置に停止せしめられる。従
って部分1fに対する6回目の撮影は、その間の任意の
時点で行なえばよい。
次に上記装置において、2つの上部ローラ141゜15
1間の軸間距離と大サイズの画像の撮影を行なう場合の
各部の作動について第8図を参照して説明する。なお、
その際、前記シャッタ81は前記開位置へ退却せしめら
れる。
装置の使用を開始する際には、第8図(a)に示すよう
にアイドルローラIG1.182を右端位置に寄せ、こ
の状態で記録ベルト1の上面全体の部分la’ に1回
目の撮影を行なう。1回目の撮影が終了すると、各ロー
ラは位置を変えずに回転し、第8図(b)に示すように
、上記部分1a’ に対する先読みか終了する位置まで
送られ、その時点で撮影位置にある部分1b’ に対し
て2回目の撮影が可能となる。次に第8図(C)に示す
ようにアイドルローラ161,162が左方向に移動し
て部分1a’を読取開始位置に戻す。部分1b′ に対
する撮影は、上記のように先読みの終了した部分1a′
が読取開始位置に戻されて本読みを開始し、3回目の撮
影部分の撮影位置に配されるまでの間に行なわれればよ
い。そうすれば、最短の操作サイクルタイムか実現でき
る。
上記部分1a’ は、続いて各ローラが第8図(d )
に示す方向に回転することにより一定速度で搬送され、
画像読取部20において本読みが行なわれる。
これとともに上部ローラ141.151が他のローラよ
りも高速で回転しつつアイドルローラ1B1,162が
左端位置に移動することにより、上記部分1b’ に隣
接する部分1c’が撮影位置に効率的に送り出され、部
分1a’ に対する読取りが第8図(d)に示す位置ま
で終了した時点で上記部分1c’が撮影位置に配される
。続いてアイドルローラ1B1.1132は下部ローラ
152の回転にともなって第8図(e)に示すように徐
々に右方向に移動し部分1a’ に対する読取りを終了
させる。従って部分10′ に対する3回目の撮影は、
第8図(d)の状態から第8図(e)の状態までの間に
行なわれれると都合かよい。
4回目の撮影は、部分1c’ に隣接した部分1d’に
対し、第8図(f)に示すように部分1b′ に対する
先読みが終了した時点で可能となる。またその際アイド
ルローラ1B1,162は部分1d’ と部分1b′の
送り量を調整するためやや右方向に移動する。
また先読みの終了した部分1b’ は、第8図(g)に
示すようにアイドルローラ1B1.162が左方向に移
動することにより読取開始位置に戻される。従って部分
1d’ に対する撮影は第8図(f)の状態から第8図
(g)の状態の間に行なわれれば都合かよい。
続いて上記部分1b’ は画像読取部20において順次
本読みか行なわれ、これとともに上部ローラ141.1
51が他のローラよりも早く回転しながらアイドルロー
ラ1B1,182か左端位置まで移動することにより上
記部分1d’ に隣接する部分1e’が短時間のうちに
撮影位置に引き出されて第8図(h)に示す状態となる
。アイドルローラ161.162は部分lb’の本読み
が進行するにつれて再び右方向に移動を始め、この状態
で5回目の撮影が可能となる。
このように本実施例の装置によれば、2つの上部ローラ
と下部ローラの間にそれぞれアイドルローラを設けたこ
とにより、画像記録部の前後で記録ベルトの搬送長を変
化させることができ、これにより画像情報の記録(撮影
)と読取りを並行して行なうことが可能となる。従って
本装置によれば多数の撮影を効率よく行なうことかでき
る。
なお、以上放射線源には照射野絞りが設けられておらず
、放射線は常に画像記録部内の記録ベルトの全面に照射
される装置について説明したが、本発明の装置は、放射
線源に照射野絞りが設けられてなるものであってもよく
、放射線遮蔽シャッタは、この照射野絞りによる照射野
の設定を連動して、移動せしめられてもよい。すなわち
、第9図に示すように、放射線源11に、矢印方向に移
動して放射線の照射を許す開口の大きさを調整するシャ
ッタ部材15aを有する照射野絞り15か設けられてい
る場合には、通常照射野設定後に撮影台14上における
撮影範囲を視認させるために、放射線照射に先立って放
射線源11近くにランプ16が配されて点灯され、可視
光により撮影台表面の撮影範囲が照らされる。そこでこ
の可視光を受ける位置に光センサ17を設けておき、こ
の光センサの出力に応じてシャッタを照射野に対応して
移動させればよい。なお、撮影台付近に直接光センサを
配するのが困難な場合には光ファイバーの受光端により
可視光を受け、任意の場所に配された光センサに光を伝
えるようにしてもよい。このように、放射線側が照射野
絞りを有する場合にも、画像記録部側にシャッタを設け
ておけば、被写体から発せられる散乱放射線が撮影領域
外の記録ベルト部分を照射するおそれがなくなるので、
読取終了後には撮影領域のみに対して消去を行なえば十
分となる。
なお、いずれの実施例においても、光電読取手段として
は、上述した長尺のフォトマルチプライヤ−を備えたも
のを用いれば、装置を小型化する上で極めて好ましいが
、光電読取手段としては長尺のフォトマルチプライヤ−
の他に、従来より公知の、入射端面か主走査線に沿って
延び射出端面が円筒形に加工された集光体と、この集光
体の射出端面に接続された比較的小型のフォトマルチプ
ライヤ−とからなるものも用いることができる。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明の放射線画像情報記
録読取装置によれば、蓄積性蛍光体層を記録ベルト上に
形成し、この記録ベルトを懸架して搬送する記録ベルト
搬送ローラ群のうち2組のローラ部の所定の距離を、最
大サイズの画面の長さの1〜1.5倍としたことにより
、装置の一方向の長さを縮小して装置の小型化を図るこ
とができる。また励起光の走査を記録ベルトの走行か最
も安定するローラの周面上で行なうことにより、高精度
な読取走査を確実に行なうことができる。
これとともに、本装置によれば画像記録部に放射線遮蔽
シャッタを設け、撮影領域外には放射線を照射しないよ
うにしたので、消去部においては撮影領域に対してのみ
消去を行なえばよく、消去を能率的に行なうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による放射線画像情報記録読
取装置の概要を示す側面図、 第2図はその要部の平面図、 第3図(a ) 、  (b ) 、  (c ) 、
および第4図(a)、(b)は撮影台の平面図、 第5図は上記装置における画像読取部の光学系の平面図
、 第6図は本発明の他の実施例による放射線画像情報記録
読取装置の概要を示す側面図、第7図(a)〜(g )
および第8図(a)〜(h)はアイドルローラの移動と
装置各部の作動の関係を説明するための概略図、 第9図は、照射野絞りを備えた放射線源を用いた画像記
録部の概略図である。 1・記録ベルトlO・画像記録部 11・・・放射線源 12・・・被 写 体14・・撮
影台      20・・・画像読取部21A  ・励
  起  光  30・・・消  去  部40・・・
第1のローラ部  50・・・第2のローラ部70・・
光電読取手段 81  放射線遮蔽シャッタ 82・・スプロケット84・選 択 手 段第3図 85b 第、1 (c) +41〒■≠=甲甲■;ニー2142L7−」
2joV21A

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)蓄積性蛍光体層を有するエンドレスベルトである記
    録ベルト、 互いに所定の距離だけ離れて配された2組のローラ部を
    有し、前記記録ベルトを懸架して前記所定の距離方向に
    おいて前記2組のローラ部の間を循環搬送させる記録ベ
    ルト搬送ローラ群、 前記蓄積性蛍光体層に被写体を通して放射線を照射する
    ことにより、この蛍光体層上に被写体の放射線画像を蓄
    積記録する画像記録部、 前記放射線画像が蓄積記録された蓄積性蛍光体層上を走
    査する励起光を発する励起光源と、この励起光により走
    査された蓄積性蛍光体層から発せられた輝尽発光光を読
    み取って画像信号を得る光電読取手段とを有する画像読
    取部、および 前記画像読取部において画像読取が行なわれた後の蓄積
    性蛍光体層に画像記録がなされるのに先行してこの蛍光
    体層上の残存放射線エネルギーを放出させる消去部を備
    えてなる放射線画像情報記録読取装置において、 前記2組のローラ部の前記所定の距離が、前記画像記録
    部において記録されうる最大サイズの放射線画像の画面
    の長さの1倍以上1.5倍以下であり、 前記画像記録部が、前記2組のローラ部の間を走行する
    前記記録ベルトに対向して設けられるとともに、画像記
    録部内において前記循環搬送方向端部にある記録ベルト
    の前記放射線照射側の面を覆う閉位置と、画像記録部内
    において記録ベルト上から退却する開位置とをとりうる
    ように移動可能な放射線遮蔽シャッタを有し、 前記画像読取部が前記記録ベルト搬送ローラ群のローラ
    の周面上にある前記蓄積性蛍光体層に対して前記励起光
    により走査を行なうことを特徴とする放射線画像情報記
    録読取装置。
JP63066746A 1987-01-14 1988-03-19 放射線画像情報記録読取装置 Pending JPH01238645A (ja)

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EP19890100478 EP0333977A3 (en) 1988-03-19 1989-01-12 Radiation image recording and read-out apparatus
US07/296,733 US5012095A (en) 1987-01-14 1989-01-13 Radiation image recording and read-out apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03135541A (ja) * 1989-10-20 1991-06-10 Fuji Photo Film Co Ltd 放射線画像撮影装置

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