JP2537599B2 - 放射線画像情報記録読取システム - Google Patents
放射線画像情報記録読取システムInfo
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- JP2537599B2 JP2537599B2 JP61018592A JP1859286A JP2537599B2 JP 2537599 B2 JP2537599 B2 JP 2537599B2 JP 61018592 A JP61018592 A JP 61018592A JP 1859286 A JP1859286 A JP 1859286A JP 2537599 B2 JP2537599 B2 JP 2537599B2
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- Japan
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- radiation
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- sheet
- imaging
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- Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 (発明の分野) 本発明は、蓄積性螢光体シートに放射線画像情報を蓄
積記録し、次いでこれに励起光を照射し、蓄積記録され
た画像情報に応じて輝尽発光する光を検出して画像情報
を読取り電気信号に変換する放射線画像情報記録読取シ
ステムに関し、さらに詳細には蓄積性螢光体シートへの
放射線照射野を撮影メニューに応じて最適に自動設定
し、また該シートからの画像情報読取りが短時間でなさ
れるようにした放射線画像情報記録読取システムに関す
るものである。
積記録し、次いでこれに励起光を照射し、蓄積記録され
た画像情報に応じて輝尽発光する光を検出して画像情報
を読取り電気信号に変換する放射線画像情報記録読取シ
ステムに関し、さらに詳細には蓄積性螢光体シートへの
放射線照射野を撮影メニューに応じて最適に自動設定
し、また該シートからの画像情報読取りが短時間でなさ
れるようにした放射線画像情報記録読取システムに関す
るものである。
(発明の技術的背景および先行技術) ある種の螢光体に放射線(X線、α線、β線、γ線、
紫外線、電子線等)を照射すると、この放射線のエネル
ギーの一部がその螢光体中に蓄積され、その後その螢光
体に可視光等の励起光を照射すると、蓄積されたエネル
ギーに応じて螢光体が輝尽発光を示す。このような性質
を示す螢光体を蓄積性螢光体(輝尽性螢光体)と言う。
紫外線、電子線等)を照射すると、この放射線のエネル
ギーの一部がその螢光体中に蓄積され、その後その螢光
体に可視光等の励起光を照射すると、蓄積されたエネル
ギーに応じて螢光体が輝尽発光を示す。このような性質
を示す螢光体を蓄積性螢光体(輝尽性螢光体)と言う。
この蓄積性螢光体を利用して、人体等の被写体の放射
線画像情報を一旦蓄積性螢光体のシート(以下、蓄積性
螢光体シートと称する)に記録し、これを励起光で走査
して輝尽発光させ、この輝尽発光光を光電的に読み取っ
て画像信号を得、この画像信号を処理して診断適性の良
い被写体の放射線画像を得る方法が提案されている(例
えば特開昭55−12429号、同55−116340号、同55−16347
2号、同56−11395号、同56−104645号など)。
線画像情報を一旦蓄積性螢光体のシート(以下、蓄積性
螢光体シートと称する)に記録し、これを励起光で走査
して輝尽発光させ、この輝尽発光光を光電的に読み取っ
て画像信号を得、この画像信号を処理して診断適性の良
い被写体の放射線画像を得る方法が提案されている(例
えば特開昭55−12429号、同55−116340号、同55−16347
2号、同56−11395号、同56−104645号など)。
このシステムは、従来の銀塩写真を用いる放射線写真
システムと比較して極めて広い放射線露出域にわたって
画像を記録しうるという実用的な利点を有している。す
なわち、蓄積性螢光体においては、放射線露光量に対し
て蓄積後に励起によって輝尽発光する発光光の光量が極
めて広い範囲にわたって比例することが認められてお
り、従って種々の撮影条件により放射線露光量がかなり
大幅に変動しても、蓄積性螢光体シートより放射される
輝尽発光光の光量を読取ゲインを適当な値に設定して光
電変換手段により読み取って電気信号に変換し、この電
気信号を用いて写真感光材料等の記録材料、CRT等の表
示装置に放射線画像を可視像として出力させることによ
って、放射線露光量の変動に影響されない放射線画像を
得ることができる。
システムと比較して極めて広い放射線露出域にわたって
画像を記録しうるという実用的な利点を有している。す
なわち、蓄積性螢光体においては、放射線露光量に対し
て蓄積後に励起によって輝尽発光する発光光の光量が極
めて広い範囲にわたって比例することが認められてお
り、従って種々の撮影条件により放射線露光量がかなり
大幅に変動しても、蓄積性螢光体シートより放射される
輝尽発光光の光量を読取ゲインを適当な値に設定して光
電変換手段により読み取って電気信号に変換し、この電
気信号を用いて写真感光材料等の記録材料、CRT等の表
示装置に放射線画像を可視像として出力させることによ
って、放射線露光量の変動に影響されない放射線画像を
得ることができる。
ところで、以上述べた蓄積性螢光体シートに放射線画
像情報を蓄積記録(撮影)する場合、いわゆる分割撮影
がなされることも多い。この分割撮影とは、蓄積性螢光
体シートの記録領域を複数の区画に分割し各区画毎に前
記蓄積記録のための放射線を照射するようにした撮影法
である。この分割撮影によれば、例えば大きな蓄積性螢
光体シートに小さな部位を撮影するような場合、1枚の
蓄積性螢光体シートに複数部位の記録が可能となって経
済的であるし、また放射線画像情報記録および読取りの
処理速度も向上する。
像情報を蓄積記録(撮影)する場合、いわゆる分割撮影
がなされることも多い。この分割撮影とは、蓄積性螢光
体シートの記録領域を複数の区画に分割し各区画毎に前
記蓄積記録のための放射線を照射するようにした撮影法
である。この分割撮影によれば、例えば大きな蓄積性螢
光体シートに小さな部位を撮影するような場合、1枚の
蓄積性螢光体シートに複数部位の記録が可能となって経
済的であるし、また放射線画像情報記録および読取りの
処理速度も向上する。
しかしながらこの分割撮影は、面倒な操作を必要とす
るものでもある。すなわち蓄積性螢光体シートへの放射
線照射野は、該シート全面に撮影を行う場合と異なって
小範囲に絞らなければならないし、またその絞った照射
野はそれぞれ蓄積性螢光体シート上の所定位置に設定し
なければならないし、さらにはこの絞られる照射野の大
きさを被写体の撮影部位等に応じて最適に決定する必要
もある。
るものでもある。すなわち蓄積性螢光体シートへの放射
線照射野は、該シート全面に撮影を行う場合と異なって
小範囲に絞らなければならないし、またその絞った照射
野はそれぞれ蓄積性螢光体シート上の所定位置に設定し
なければならないし、さらにはこの絞られる照射野の大
きさを被写体の撮影部位等に応じて最適に決定する必要
もある。
一方このような分割撮影がなされた蓄積性螢光体シー
トにあっては、その撮影フォーマットにより、記録がな
されていない領域も生じることになるが、このような領
域にも励起光を走査させて読取りを行なうと、読取りに
無駄な時間が消費されてしまう。このような不具合を無
くすため、蓄積性螢光体シート上の放射線照射野を認識
し、その認識された領域のみについて画像読取りを行な
うことも考えられているが、このような放射線照射野の
認識を行なう装置は複雑なアルゴリズムを用いるコンピ
ュータシステムからなるもので、大変高価なものとなっ
ている。
トにあっては、その撮影フォーマットにより、記録がな
されていない領域も生じることになるが、このような領
域にも励起光を走査させて読取りを行なうと、読取りに
無駄な時間が消費されてしまう。このような不具合を無
くすため、蓄積性螢光体シート上の放射線照射野を認識
し、その認識された領域のみについて画像読取りを行な
うことも考えられているが、このような放射線照射野の
認識を行なう装置は複雑なアルゴリズムを用いるコンピ
ュータシステムからなるもので、大変高価なものとなっ
ている。
(発明の目的) 本発明は上記のような事情に鑑みてなされたものであ
り、分割撮影を容易に行なうことができ、そしてこの分
割撮影がなされた蓄積性螢光体シートに対しては画像記
録領域のみについて画像読取りを行なうことができる安
価な放射線画像情報記録読取システムを提供することを
目的とするものである。
り、分割撮影を容易に行なうことができ、そしてこの分
割撮影がなされた蓄積性螢光体シートに対しては画像記
録領域のみについて画像読取りを行なうことができる安
価な放射線画像情報記録読取システムを提供することを
目的とするものである。
(発明の構成) 本発明の放射線画像情報記録読取システムは前述した
ような放射線画像情報記録読取システム、すなわち蓄積
性螢光体シートに被写体を通して放射線を照射すること
により、このシート上に被写体の放射線画像情報が蓄積
記録する画像記録部と、 この画像記録部において放射線画像情報が蓄積記録さ
れたシートを走査する励起光を発する励起光源および、
この励起光により走査されたシートから発せられた輝尽
発光光を読み取って画像信号を得る光電読取手段を有す
る画像読取部とからなる放射線画像情報記録読取システ
ムにおいて、 画像記録部において蓄積性螢光体シートへの放射線照
射野の大きさと位置とを変更する照射野設定手段と、 少なくとも撮影部位および撮影方法に関する撮影メニ
ューと放射線照射野の大きさとの組合せを記憶部に記憶
し、指定された撮影メニューに対応する放射線照射野の
大きさを上記記憶部から読み出してそれを撮影1コマ分
の放射線照射野の大きさとして設定するとともに、指定
された分割撮影フォーマット(シートの分割の仕方と、
1枚のシート内の撮影コマ数)に対応させて分割撮影の
各コマの放射線照射野の位置を各コマが相隣接する状態
に設定するように上記照射野設定手段を駆動する照射野
制御手段と、 画像読取部において画像読取りにかけられた蓄積性螢
光体シートに関する上記撮影メニューと分割撮影フォー
マットの情報を受け、これらの情報に基づいて該シート
に対する励起光走査範囲を、放射線の照射がなされた領
域のみに設定する励起光走査範囲制御手段とが設けられ
たことを特徴とするものである。
ような放射線画像情報記録読取システム、すなわち蓄積
性螢光体シートに被写体を通して放射線を照射すること
により、このシート上に被写体の放射線画像情報が蓄積
記録する画像記録部と、 この画像記録部において放射線画像情報が蓄積記録さ
れたシートを走査する励起光を発する励起光源および、
この励起光により走査されたシートから発せられた輝尽
発光光を読み取って画像信号を得る光電読取手段を有す
る画像読取部とからなる放射線画像情報記録読取システ
ムにおいて、 画像記録部において蓄積性螢光体シートへの放射線照
射野の大きさと位置とを変更する照射野設定手段と、 少なくとも撮影部位および撮影方法に関する撮影メニ
ューと放射線照射野の大きさとの組合せを記憶部に記憶
し、指定された撮影メニューに対応する放射線照射野の
大きさを上記記憶部から読み出してそれを撮影1コマ分
の放射線照射野の大きさとして設定するとともに、指定
された分割撮影フォーマット(シートの分割の仕方と、
1枚のシート内の撮影コマ数)に対応させて分割撮影の
各コマの放射線照射野の位置を各コマが相隣接する状態
に設定するように上記照射野設定手段を駆動する照射野
制御手段と、 画像読取部において画像読取りにかけられた蓄積性螢
光体シートに関する上記撮影メニューと分割撮影フォー
マットの情報を受け、これらの情報に基づいて該シート
に対する励起光走査範囲を、放射線の照射がなされた領
域のみに設定する励起光走査範囲制御手段とが設けられ
たことを特徴とするものである。
(作用) 通常、蓄積性螢光体シート上の好ましい被写体記録サ
イズは、上記撮影部位や撮影方法等の撮影メニュー毎に
ほぼ一定となっている。したがってこの撮影メニュー
と、各メニューにとって最適の放射線照射野サイズ(画
像記録サイズ)との組合せを記憶しておき、撮影メニュ
ーに応じて放射線照射野サイズを読み出して設定させれ
ば、画像記録サイズは、ほぼすべての画像に対して過不
足のない最適サイズとなる。また上記の撮影フォーマッ
トに従って放射線照射位置を設定するようにすれば、上
記最適サイズの記録領域を蓄積性螢光体シート上におい
て所定形式で並べて、前述の分割撮影を行なうことがで
きる。この場合、分割撮影の形式決定のために装置オペ
レータに求められる操作は、例えば操作卓のキー操作等
によって撮影メニューと撮影フォーマットに関する情報
を照射野制御手段に入力させる操作のみである。
イズは、上記撮影部位や撮影方法等の撮影メニュー毎に
ほぼ一定となっている。したがってこの撮影メニュー
と、各メニューにとって最適の放射線照射野サイズ(画
像記録サイズ)との組合せを記憶しておき、撮影メニュ
ーに応じて放射線照射野サイズを読み出して設定させれ
ば、画像記録サイズは、ほぼすべての画像に対して過不
足のない最適サイズとなる。また上記の撮影フォーマッ
トに従って放射線照射位置を設定するようにすれば、上
記最適サイズの記録領域を蓄積性螢光体シート上におい
て所定形式で並べて、前述の分割撮影を行なうことがで
きる。この場合、分割撮影の形式決定のために装置オペ
レータに求められる操作は、例えば操作卓のキー操作等
によって撮影メニューと撮影フォーマットに関する情報
を照射野制御手段に入力させる操作のみである。
(実施態様) 以下、図面に示す実施態様に基づいて本発明を詳細に
説明する。
説明する。
第1図は本発明の一実施態様による放射線画像情報記
録読取システムを示すものである。一例としてこのシス
テムは、画像記録部(撮影部)と画像読取部とを1台の
装置にまとめ、蓄積性螢光体シートを循環再使用する放
射線画像情報記録再生装置として形成されている。図示
されるように放射線画像情報記録読取装置内には、エン
ドレスベルト1、2、3、4、5、6、7、8、9、10
と、エンドレスベルト1、6、7、10にそれぞれ従動回
転する案内ローラ11、12、13、14と、ガイド板15、16、
17、18、19、20、21と、ニップローラ22、23、24、25と
からなるシート搬送用の循環通路26が構成されており、
この循環通路26内には複数(本例では一例として5枚)
の蓄積性螢光体シート30が互いに適宜間隔をおいて配さ
れ、これら蓄積性螢光体シート30はシート循環搬送手段
としての上記エンドレスベルト1〜10と、ニップローラ
22、23、24、25とにより、図中の矢印A方向に循環搬送
されるようになっている。
録読取システムを示すものである。一例としてこのシス
テムは、画像記録部(撮影部)と画像読取部とを1台の
装置にまとめ、蓄積性螢光体シートを循環再使用する放
射線画像情報記録再生装置として形成されている。図示
されるように放射線画像情報記録読取装置内には、エン
ドレスベルト1、2、3、4、5、6、7、8、9、10
と、エンドレスベルト1、6、7、10にそれぞれ従動回
転する案内ローラ11、12、13、14と、ガイド板15、16、
17、18、19、20、21と、ニップローラ22、23、24、25と
からなるシート搬送用の循環通路26が構成されており、
この循環通路26内には複数(本例では一例として5枚)
の蓄積性螢光体シート30が互いに適宜間隔をおいて配さ
れ、これら蓄積性螢光体シート30はシート循環搬送手段
としての上記エンドレスベルト1〜10と、ニップローラ
22、23、24、25とにより、図中の矢印A方向に循環搬送
されるようになっている。
エンドレスベルト2、3は互いの間に蓄積性螢光体シ
ート30を垂直に保持するように構成されており、これら
のエンドレスベルト2、3の側方(図中左方)には撮影
台41が設けられ、またこの撮影台41を間において上記エ
ンドレスベルト2、3に対向する位置には例えばX線源
等の放射線源42が設けられて、これら撮影台41と放射線
源42とにより画像記録部40が構成されている。被検者
(被写体)43の放射線撮影時、撮影に使用されるシート
30は図示のようにエンドレスベルト2、3の間に保持さ
れ、被検者43が撮影台41の前面に位置した状態で放射線
源42が作動される。それにより上記被検者43の透過放射
線画像がシート30上に投影され、被検者43の放射線画像
情報が該シート30に蓄積記録される。
ート30を垂直に保持するように構成されており、これら
のエンドレスベルト2、3の側方(図中左方)には撮影
台41が設けられ、またこの撮影台41を間において上記エ
ンドレスベルト2、3に対向する位置には例えばX線源
等の放射線源42が設けられて、これら撮影台41と放射線
源42とにより画像記録部40が構成されている。被検者
(被写体)43の放射線撮影時、撮影に使用されるシート
30は図示のようにエンドレスベルト2、3の間に保持さ
れ、被検者43が撮影台41の前面に位置した状態で放射線
源42が作動される。それにより上記被検者43の透過放射
線画像がシート30上に投影され、被検者43の放射線画像
情報が該シート30に蓄積記録される。
循環通路26の図中下部右端位置には、画像読取部50が
設けられている。この画像読取部50において、該読取部
50の一部を構成するエンドレスベルト8の上方にはレー
ザ光源51が設置され、またその出力レーザ光52をエンド
レスベルト8上のシート30上にその幅方向に走査させる
ためのミラー53およびガルバノメータミラー54が設けら
れている。このガルバノメータミラー54の往復揺動によ
り、レーザ光52が、放射線画像の蓄積記録されたシート
30上に主走査される。なおこのシート30は、前記画像記
録部40において放射線画像が記録された後、シート循環
搬送手段を駆動させてこの画像読取部50に搬送されて来
る。レーザ光52のシート30上の走査位置には、主走査線
に沿って集光用反射ミラー55と光伝達素子56が配されて
いる。レーザ光52が照射されたシート30から放射され直
接上記光伝達素子56に進む輝尽発光光と、同じくシート
30から放射され集光用反射ミラー55で反射された輝尽発
光光とが光伝達素子56の主走査線に沿った入射端面56A
からこの光伝達素子56に入射し、この中を全反射により
案内されて該素子56の射出端面56Bに接続されたフォト
マルチプライヤー(光電子増倍管)57に受光され、輝尽
発光光が光電的に読み取られる。上記のようにレーザ光
52の主走査が行なわれるのと同時に、シート30はエンド
レスベルト8により図中矢印A方向(すなわち上記主走
査の方向と略直角な方向)に搬送されて副走査がなさ
れ、シート30から2次元的に蓄積放射線画像情報が読み
取られる。フォトマルチプライヤー57によって読み取ら
れた画像信号S1は、画像処理回路60に伝えられ必要な画
像処理が施された上、必要な画像再生装置61へ送られ
る。前述のように、この再生装置は、CRT等のディスプ
レイでもよいし、感光フィルムに光走査記録を行なう記
録装置でもよいし、あるいはそのために一旦磁気テープ
等の記憶装置に記録するものに置き換えられてもよい。
設けられている。この画像読取部50において、該読取部
50の一部を構成するエンドレスベルト8の上方にはレー
ザ光源51が設置され、またその出力レーザ光52をエンド
レスベルト8上のシート30上にその幅方向に走査させる
ためのミラー53およびガルバノメータミラー54が設けら
れている。このガルバノメータミラー54の往復揺動によ
り、レーザ光52が、放射線画像の蓄積記録されたシート
30上に主走査される。なおこのシート30は、前記画像記
録部40において放射線画像が記録された後、シート循環
搬送手段を駆動させてこの画像読取部50に搬送されて来
る。レーザ光52のシート30上の走査位置には、主走査線
に沿って集光用反射ミラー55と光伝達素子56が配されて
いる。レーザ光52が照射されたシート30から放射され直
接上記光伝達素子56に進む輝尽発光光と、同じくシート
30から放射され集光用反射ミラー55で反射された輝尽発
光光とが光伝達素子56の主走査線に沿った入射端面56A
からこの光伝達素子56に入射し、この中を全反射により
案内されて該素子56の射出端面56Bに接続されたフォト
マルチプライヤー(光電子増倍管)57に受光され、輝尽
発光光が光電的に読み取られる。上記のようにレーザ光
52の主走査が行なわれるのと同時に、シート30はエンド
レスベルト8により図中矢印A方向(すなわち上記主走
査の方向と略直角な方向)に搬送されて副走査がなさ
れ、シート30から2次元的に蓄積放射線画像情報が読み
取られる。フォトマルチプライヤー57によって読み取ら
れた画像信号S1は、画像処理回路60に伝えられ必要な画
像処理が施された上、必要な画像再生装置61へ送られ
る。前述のように、この再生装置は、CRT等のディスプ
レイでもよいし、感光フィルムに光走査記録を行なう記
録装置でもよいし、あるいはそのために一旦磁気テープ
等の記憶装置に記録するものに置き換えられてもよい。
なお上記のようにして画像読取りを行なう際に、ガル
バノメータミラー54の往復揺動幅と揺動回数、そしてこ
の揺動回数に対応するエンドレスベルト8の副走査用移
動長(すなわち蓄積性螢光体シート30に対するレーザ光
52の走査サイズ)は、後述する駆動制御回路67によって
変更されうるようになっている。
バノメータミラー54の往復揺動幅と揺動回数、そしてこ
の揺動回数に対応するエンドレスベルト8の副走査用移
動長(すなわち蓄積性螢光体シート30に対するレーザ光
52の走査サイズ)は、後述する駆動制御回路67によって
変更されうるようになっている。
画像読取りが終了したシート30は、エンドレスベルト
9、10により、ガイド板18に沿って搬送され、ニップロ
ーラ22、ガイド板19、ニップローラ23を通して消去部70
に送られる。この消去部70は函体71と、この函体71の内
部に多数並べられた螢光灯等の消去光源72とからなるも
のであり、シート30はシャッタ73が開かれてから、ニッ
プローラ23により函体71内に搬送される。シート30が函
体71内に送られると、上記シャッタ73が閉じられる。函
体71内の消去光源72は、シート30の蓄積性螢光体の励起
波長領域の光を主に発するものであり、前記画像読取り
後にシート30に残存していた放射線エネルギーは、シー
ト30にこのような光が照射されることにより該シート30
から放射される。なおこのとき前記シャッタ73が閉じら
れているので、消去光が漏れて画像読取部50に侵入し読
取信号にノイズを発生させることがない。
9、10により、ガイド板18に沿って搬送され、ニップロ
ーラ22、ガイド板19、ニップローラ23を通して消去部70
に送られる。この消去部70は函体71と、この函体71の内
部に多数並べられた螢光灯等の消去光源72とからなるも
のであり、シート30はシャッタ73が開かれてから、ニッ
プローラ23により函体71内に搬送される。シート30が函
体71内に送られると、上記シャッタ73が閉じられる。函
体71内の消去光源72は、シート30の蓄積性螢光体の励起
波長領域の光を主に発するものであり、前記画像読取り
後にシート30に残存していた放射線エネルギーは、シー
ト30にこのような光が照射されることにより該シート30
から放射される。なおこのとき前記シャッタ73が閉じら
れているので、消去光が漏れて画像読取部50に侵入し読
取信号にノイズを発生させることがない。
こうして再び放射線画像情報の記録が可能な程度に画
像(残像)消去がなされたシート30は、ニップローラ24
を回転させて消去部70外に排出される。排出されたシー
ト30はガイド板20を通してニップローラ25まで送られ、
次にこのニップローラ25によりガイド板21に沿って前記
エンドレスベルト1に送られ、以下前記と同様にして画
像記録部40に送られて放射線撮影に使用される。
像(残像)消去がなされたシート30は、ニップローラ24
を回転させて消去部70外に排出される。排出されたシー
ト30はガイド板20を通してニップローラ25まで送られ、
次にこのニップローラ25によりガイド板21に沿って前記
エンドレスベルト1に送られ、以下前記と同様にして画
像記録部40に送られて放射線撮影に使用される。
次に、前記画像記録部40における分割撮影について説
明する。この画像記録部40には、放射線源42を撮影台41
と平行な面内で上下左右方向に移動させる放射線源移動
手段65が設けられるとともに、この放射線源42と撮影台
41との間には、画像記録部40に配された蓄積性螢光体シ
ート30への放射線照射野を調整する照射野設定手段66が
設けられている。この照射野設定手段66は、例えば可動
式の絞り板等からなるものであり、蓄積性螢光体シート
30上の放射線照射野の大きさと位置とを調整することが
できる。また放射線源移動手段65は上記照射野設定手段
66と連動して、常に上記絞り板等の開口の中心に対向す
る位置に放射線源42を移動させるようになっている。そ
して例えば装置操作卓等に設けられた撮影メニュー入力
部63と撮影フォーマット入力部64とを用いて、それぞれ
所望の撮影メニューと、分割撮影に関する撮影フォーマ
ットとが指定されるようになっており、各入力部63、64
からの撮影メニュー情報S2と撮影フォーマット情報S3は
照射野制御回路62に入力される。上記撮影メニュー情報
S2は、例えば胸部概観撮影、頭蓋概観撮影というよう
に、撮影部位と撮影方法等の組合わせに関する情報であ
る。既に述べたように、蓄積性螢光体シート30における
被検者43の好ましい記録範囲は、上述のような撮影メニ
ュー毎にほぼ決まっており、照射野制御回路62はこの撮
影メニューと、その撮影メニューにとって最適な記録範
囲つまり放射線照射野サイズとの組合せを記憶手段62A
に記憶している。上記撮影メニュー情報S2は照射野制御
回路62の演算部62Bに入力され、該演算部62Bはこの撮影
メニュー情報S2を受けると、該情報S2に対応する放射線
照射野サイズを記憶手段62Aから読み出す。それととも
に演算部62Bは上記撮影フォーマット情報S3を受け、該
情報S3が示す蓄積性螢光体シート30の分割の仕方と撮影
コマ数、および上記読み出した照射野サイズに基づい
て、分割撮影のそれぞれにおける照射野のサイズと位置
とを決定する。すなわち例えば、撮影メニュー情報S2に
対応して読み出された照射野サイズが第2A図に斜線を付
して示す範囲であり、そして撮影フォーマット情報S3が
示す撮影フォーマットが「上下4分割、3コマ撮影」と
いったものであれば、演算部62Bはこの第2A図図示のよ
うな分割範囲を設定する。また撮影フォーマット情報S3
が示す撮影フォーマットが上記と同様に「上下4分割、
3コマ撮影」であっても、撮影メニュー情報S2に対応し
て読み出された照射野サイズが第2B図の斜線範囲である
とすれば、演算部62Bは上記第2A図の分割範囲とは異な
り、この第2B図図示のような分割範囲を設定する。演算
部62Bは先ず第1回めの駆動制御信号S4を照射野設定手
段66に送り、第1コマの範囲に放射線49が照射されるよ
うにこの照射野設定手段66を駆動させる。こうして照射
野設定手段66がセットされた後放射線源42が作動されれ
ば、蓄積性螢光体シート30の第1コマに被検者43の放射
線画像が記録(撮影)される。照射野制御回路62に例え
ば放射線源42の作動を示す信号が入力される等により、
上記演算部62Bからは順次第2コマ用、第3コマ用の駆
動制御信号S4が照射野設定手段66に送られ、照射野位置
が変えられた後にそれぞれ放射線画像記録がなされる。
明する。この画像記録部40には、放射線源42を撮影台41
と平行な面内で上下左右方向に移動させる放射線源移動
手段65が設けられるとともに、この放射線源42と撮影台
41との間には、画像記録部40に配された蓄積性螢光体シ
ート30への放射線照射野を調整する照射野設定手段66が
設けられている。この照射野設定手段66は、例えば可動
式の絞り板等からなるものであり、蓄積性螢光体シート
30上の放射線照射野の大きさと位置とを調整することが
できる。また放射線源移動手段65は上記照射野設定手段
66と連動して、常に上記絞り板等の開口の中心に対向す
る位置に放射線源42を移動させるようになっている。そ
して例えば装置操作卓等に設けられた撮影メニュー入力
部63と撮影フォーマット入力部64とを用いて、それぞれ
所望の撮影メニューと、分割撮影に関する撮影フォーマ
ットとが指定されるようになっており、各入力部63、64
からの撮影メニュー情報S2と撮影フォーマット情報S3は
照射野制御回路62に入力される。上記撮影メニュー情報
S2は、例えば胸部概観撮影、頭蓋概観撮影というよう
に、撮影部位と撮影方法等の組合わせに関する情報であ
る。既に述べたように、蓄積性螢光体シート30における
被検者43の好ましい記録範囲は、上述のような撮影メニ
ュー毎にほぼ決まっており、照射野制御回路62はこの撮
影メニューと、その撮影メニューにとって最適な記録範
囲つまり放射線照射野サイズとの組合せを記憶手段62A
に記憶している。上記撮影メニュー情報S2は照射野制御
回路62の演算部62Bに入力され、該演算部62Bはこの撮影
メニュー情報S2を受けると、該情報S2に対応する放射線
照射野サイズを記憶手段62Aから読み出す。それととも
に演算部62Bは上記撮影フォーマット情報S3を受け、該
情報S3が示す蓄積性螢光体シート30の分割の仕方と撮影
コマ数、および上記読み出した照射野サイズに基づい
て、分割撮影のそれぞれにおける照射野のサイズと位置
とを決定する。すなわち例えば、撮影メニュー情報S2に
対応して読み出された照射野サイズが第2A図に斜線を付
して示す範囲であり、そして撮影フォーマット情報S3が
示す撮影フォーマットが「上下4分割、3コマ撮影」と
いったものであれば、演算部62Bはこの第2A図図示のよ
うな分割範囲を設定する。また撮影フォーマット情報S3
が示す撮影フォーマットが上記と同様に「上下4分割、
3コマ撮影」であっても、撮影メニュー情報S2に対応し
て読み出された照射野サイズが第2B図の斜線範囲である
とすれば、演算部62Bは上記第2A図の分割範囲とは異な
り、この第2B図図示のような分割範囲を設定する。演算
部62Bは先ず第1回めの駆動制御信号S4を照射野設定手
段66に送り、第1コマの範囲に放射線49が照射されるよ
うにこの照射野設定手段66を駆動させる。こうして照射
野設定手段66がセットされた後放射線源42が作動されれ
ば、蓄積性螢光体シート30の第1コマに被検者43の放射
線画像が記録(撮影)される。照射野制御回路62に例え
ば放射線源42の作動を示す信号が入力される等により、
上記演算部62Bからは順次第2コマ用、第3コマ用の駆
動制御信号S4が照射野設定手段66に送られ、照射野位置
が変えられた後にそれぞれ放射線画像記録がなされる。
以上述べたようにして放射線照射野が変えられること
により、蓄積性螢光体シート30には撮影フォーマット情
報S3が示す撮影フォーマット通りに分割撮影がなされ
る。こうして放射線画像情報が記録された蓄積性螢光体
シート30は、前述のように画像読取部50に送られて画像
読取りにかけられるが、この際前記撮影メニュー入力部
63と撮影フォーマット入力部64から励起光走査範囲制御
回路68にそれぞれ撮影メニュー情報S2、撮影フォーマッ
ト情報S3が入力される。この励起光走査範囲制御回路68
はこれらの撮影メニュー情報S2、撮影フォーマット情報
S3に基づいて、蓄積性螢光体シート30に放射線49が照射
された全範囲すなわち全記録範囲(第2A、B図の例では
1、2、3コマ分)を認識し、この認識した範囲を示す
信号S5を駆動制御回路67に送る。この駆動制御回路67は
上記信号S5が示す範囲のみにレーザ光52の走査がなされ
るように、ガルバノメータミラー54とエンドレスベルト
8の駆動を制御する。このような制御がなされることに
より、放射線画像情報再生に不要な部分については画像
読取りが省略され、画像読取処理が短時間でなされるよ
うになる。
により、蓄積性螢光体シート30には撮影フォーマット情
報S3が示す撮影フォーマット通りに分割撮影がなされ
る。こうして放射線画像情報が記録された蓄積性螢光体
シート30は、前述のように画像読取部50に送られて画像
読取りにかけられるが、この際前記撮影メニュー入力部
63と撮影フォーマット入力部64から励起光走査範囲制御
回路68にそれぞれ撮影メニュー情報S2、撮影フォーマッ
ト情報S3が入力される。この励起光走査範囲制御回路68
はこれらの撮影メニュー情報S2、撮影フォーマット情報
S3に基づいて、蓄積性螢光体シート30に放射線49が照射
された全範囲すなわち全記録範囲(第2A、B図の例では
1、2、3コマ分)を認識し、この認識した範囲を示す
信号S5を駆動制御回路67に送る。この駆動制御回路67は
上記信号S5が示す範囲のみにレーザ光52の走査がなされ
るように、ガルバノメータミラー54とエンドレスベルト
8の駆動を制御する。このような制御がなされることに
より、放射線画像情報再生に不要な部分については画像
読取りが省略され、画像読取処理が短時間でなされるよ
うになる。
なお画像読取りに際しての撮影メニュー情報S2および
撮影フォーマット情報S3の励起光走査範囲制御回路68へ
の入力は、装置オペレータが蓄積性螢光体シート30の搬
送状態を監視していてマニュアル操作で行なうようにし
てもよいし、あるいはシート搬送状態を把握するコント
ローラによって自動的になされるようにしてもよい。
撮影フォーマット情報S3の励起光走査範囲制御回路68へ
の入力は、装置オペレータが蓄積性螢光体シート30の搬
送状態を監視していてマニュアル操作で行なうようにし
てもよいし、あるいはシート搬送状態を把握するコント
ローラによって自動的になされるようにしてもよい。
また以上説明した実施態様は、画像記録部と画像読取
部とが1台の装置にまとめられたものであるが、画像記
録部と画像読取部とを別個に設けて放射線画像情報記録
読取システムを構成することも勿論可能であり、本発明
はそのようなシステムにおいても同様に適用可能であ
る。
部とが1台の装置にまとめられたものであるが、画像記
録部と画像読取部とを別個に設けて放射線画像情報記録
読取システムを構成することも勿論可能であり、本発明
はそのようなシステムにおいても同様に適用可能であ
る。
(発明の効果) 以上詳細に説明した通り本発明の放射線画像情報記録
読取システムにおいては、撮影メニューと分割撮影フォ
ーマットとを入力するだけで所望の分割撮影がなされる
から、本システムによれば極めて操作容易にして所望の
分割撮影を行なうことができる。また本システムにおい
ては、このような分割撮影がなされた蓄積性螢光体シー
トから放射線画像情報を読み取る際に、不要な部分から
の読取りが省略されるようになっているので、短時間で
読取処理がなされうる。そして本システムは、この読取
処理高速化のために上記撮影メニューと分割撮影フォー
マットとを利用するようにし、高価な照射野認識装置は
不要としているので、この照射野認識装置を用いるシス
テムに比べれば安価に形成可能である。
読取システムにおいては、撮影メニューと分割撮影フォ
ーマットとを入力するだけで所望の分割撮影がなされる
から、本システムによれば極めて操作容易にして所望の
分割撮影を行なうことができる。また本システムにおい
ては、このような分割撮影がなされた蓄積性螢光体シー
トから放射線画像情報を読み取る際に、不要な部分から
の読取りが省略されるようになっているので、短時間で
読取処理がなされうる。そして本システムは、この読取
処理高速化のために上記撮影メニューと分割撮影フォー
マットとを利用するようにし、高価な照射野認識装置は
不要としているので、この照射野認識装置を用いるシス
テムに比べれば安価に形成可能である。
第1図は本発明の一実施態様による放射線画像情報記録
読取システムを示す概略図、 第2A図および第2B図はそれぞれ、本発明に係る分割撮影
がなされた蓄積性螢光体シートを示す平面図である。 30……蓄積性螢光体シート、40……画像記録部 49……放射線、50……画像読取部 51……レーザ光源、52……レーザ光 54……ガルバノメータミラー 57……フォトマルチプライヤー 62……照射野制御回路、63……撮影メニュー入力部 64……撮影フォーマット入力部 66……照射野設定手段、67……駆動制御回路 68……励起光走査範囲制御回路
読取システムを示す概略図、 第2A図および第2B図はそれぞれ、本発明に係る分割撮影
がなされた蓄積性螢光体シートを示す平面図である。 30……蓄積性螢光体シート、40……画像記録部 49……放射線、50……画像読取部 51……レーザ光源、52……レーザ光 54……ガルバノメータミラー 57……フォトマルチプライヤー 62……照射野制御回路、63……撮影メニュー入力部 64……撮影フォーマット入力部 66……照射野設定手段、67……駆動制御回路 68……励起光走査範囲制御回路
Claims (1)
- 【請求項1】放射線画像情報を蓄積記録しうる蓄積性螢
光体シートに被写体を通して放射線を照射することによ
り、このシート上に被写体の放射線画像情報を蓄積記録
する画像記録部と、 この画像記録部において放射線画像情報が蓄積記録され
たシートを走査する励起光を発する励起光源および、こ
の励起光により走査されたシートから発せられた輝尽発
光光を読み取って画像信号を得る光電読取手段を有する
画像読取部とからなる放射線画像情報記録読取システム
において、 前記画像記録部において前記シートへの放射線照射野の
大きさと位置とを変更する照射野設定手段と、 少なくとも撮影部位および撮影方法に関する撮影メニュ
ーと放射線照射野の大きさとの組合せを記憶部に記憶
し、指定された撮影メニューに対応する放射線照射野の
大きさを前記記憶部から読み出してそれを撮影1コマ分
の放射線照射野の大きさとして設定するとともに、指定
された分割撮影フォーマットに対応させて分割撮影の各
コマの放射線照射野の位置を各コマが相隣接する状態に
設定するように前記照射野設定手段を駆動する照射野制
御手段と、 前記画像読取部において画像読取りにかけられた蓄積性
螢光体シートに関する前記撮影メニューと分割撮影フォ
ーマットの情報を受け、これらの情報に基づいて該シー
トに対する励起光走査範囲を、前記放射線の照射がなさ
れた領域のみに設定する励起光走査範囲制御手段が設け
られたことを特徴とする放射線画像情報記録読取システ
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61018592A JP2537599B2 (ja) | 1986-01-30 | 1986-01-30 | 放射線画像情報記録読取システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61018592A JP2537599B2 (ja) | 1986-01-30 | 1986-01-30 | 放射線画像情報記録読取システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62177536A JPS62177536A (ja) | 1987-08-04 |
JP2537599B2 true JP2537599B2 (ja) | 1996-09-25 |
Family
ID=11975906
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61018592A Expired - Fee Related JP2537599B2 (ja) | 1986-01-30 | 1986-01-30 | 放射線画像情報記録読取システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2537599B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6032044A (ja) * | 1983-08-02 | 1985-02-19 | Toshiba Corp | 放射線撮影装置 |
JPS60120346A (ja) * | 1983-12-02 | 1985-06-27 | Fuji Photo Film Co Ltd | 放射線画像情報記録読取方法および装置 |
-
1986
- 1986-01-30 JP JP61018592A patent/JP2537599B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62177536A (ja) | 1987-08-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |