JPS60255181A - 選別装置または分類装置から空気を吸出す装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は、フィルタ層上の空気分散室によって選別また
は分類装置のため空気を吸出すため、隔壁状に形成され
た複数の空気ガイド室が設けられており、これら空気ガ
イド室が、いちばん上のフイルタ層の近くにまで達して
おり、その際それぞれの空気ガイド室にそれぞれ１つの
絞りが付属している装置。

選別または分類装置とは、穀物製粉所で大量に使用され
ろ特殊機械のことである。これにより粉砕物質のような
粒子はそれぞれ所望の成分に分けられる。

従来技術 ２つの種類において作業台は、分離すべき物質を振動運
動によって送る装置の中心部をなしている。製品の細か
さに合わせた空気速度によって援助する場合、重さに応
じて、かつ大きさまたは形状要因に応じて物質の分離が
行われろ。高品質分１ｌｊｌｆを行う前提条件は、特に
全機械長にわたって空気量を管理できるという点にあり
、そのため隔壁状に形成されたほぼ１０ないし２０個の
空気ガイド室を備え上方へ円すい形に先細になった空気
分散室が使われる。それぞれの空気ガイド室または隔壁
には絞り素子が付属し、それによりそのつと所望の分離
作業に応じて空気量が調節できるようにする。これまで
周知の機械では空気は、空気分散室から中央の１個所に
吸引されていた。周知の解決策の欠点は次の通りである
。すなわち動作中流れ方向において絞りの後に、絞りの
状態に応じてほこりと物質粒子がたい積し始め、かつ清
掃が不十分で極端な場１には、１つまたは複数の絞り開
口が詰まってしまうことがある。その際すべてのすベリ
弁または絞りの１度見出した最適位置は、機械（吸出し
通路）内にさ程の製品たい積が生じない場合にしか有効
でない。

発明の目的 このことを前提として本発明の課題は、良好に調節でき
かつ簡単な構造で、これら欠点をできるだけ大幅に取除
くことにある。

発明の構成 本発明によれば、初めに述べたような装置においてこの
課題は次のようにして解決される。すなわち吸出し通路
が空気分散室上に載っており、かつ空気分散室から吸出
し通路への移行部が接線方向に向けて構成されている。

提案した解決策によれば、課題はおどろく程良好に解決
できる。接線方向移行部によって吸出し通路内にはサイ
クロン流が生じ、それにより多くの利点がもたらされる
。

例えば吸出し通路内では一方において絞り素子の開度位
置に関係なく強力な渦流を形成するので、はこりもその
他の粒子もたい積することはない。

その上さらに個別の絞り素子を完全に閉鎖しても、吸出
し通路の渦形成および自己清浄作用に影響ないことがわ
かった。従って本発明によれば機械の清浄維持が確実に
なるばかりでなく、動作の確実　・さも改善される。絞
りにとっての最適位置が１度見出されると、同じ作業過
程をくり返す場合、いつでも再びわけなく有効に使用で
きる。

本発明による装置の有利な構成において絞りは、空気分
散室と吸出し通路の間の移行範囲に配置でき、それによ
りコンパクトな構造だけでなく、気流の望ましいガイド
も実現する。なぜなら移行範囲と絞りは、気流中で１つ
の共通な流れを形成するだけだからである。

絞りを調節すべり弁として形成すると特に有利である。

空気分散室から吸出し通路への接線方向移行部に関連し
て調節すべり弁は、大きな範囲内で゛はぼ直線的なかつ
非常に正確な局所的空気流通量の調節を行うことができ
ろとわかった。なぜなら気流に対する転向角かわずかし
か変化しないからである。空気量の調節精度にそれ程大
きな要求が課されない装置においては、絞り素子は、な
るべく調節フラッグとして形成し、かつ空気の流れの方
向に見て空気分散室の後に配置してもよい。

本発明による装置の別の極めて有利な構成は次のように
なっている。すなわち吸出し通路は切離した部品として
形成されており、かつ横置きサイクロンとして空気分散
室上に（リュックサックのように）載せられている。そ
れにより一方において装置全体において全高を切り詰め
ることができるが、同時に吸出し通路が一定断面積を有
する場合、特に望ましく構成することもできる。実験に
おいてこの一定断面積に関して、ちょうど重い穀物材料
において、従って相応した粗粒通路に対してもはや不都
合な製品たい積が見られない程良好　６　− になろことがわかった。さらに吸出し通路の断面が、少
なくとも部分的に丸められ、なるべく円形に形成されて
いると非常に有利である。さらに吸出し通路の断面の直
径が、フィルタ層の幅のほぼ届ないし％であると特に望
ましいことがわかった。

実施例の説明 本発明の実施例を以下図面によって説明する。

まず第１図と第２図によれば、いわゆる「２重機械」が
示されており、この機械は、第２図に示すように作業技
術的に完全に切離された２つの粗粒清掃機から成る。こ
れら２つの粗粒清掃機は、中央標準構造部に対して左と
右に分離して配置されている。

第１図の左上部に、装置に供給すべき製品の入口１が示
され、かつ右下部にフィルタ排斥物の出ＩＴ　２が示さ
れている。その他に−に下に配置された３つのフィルタ
層３が設けられており、その際この下に内側収容装置４
と外側収容装置５が配置されており（第２図）、これら
収容装置内でフィルタ通過物が集められる。その際通常
それぞれ個々の収容装置４または５は２つの出口６また
は７を有する。フィルタ層３は、それぞれ清掃箱８にな
るようにまとめられているので（第２図）、それぞれの
清掃箱８には、図示された実施例に相応して、フィルタ
排斥物の２つの出口２と、フィルタ通過物の４つの出口
６および７が付属している。

それぞれの清掃箱８は、端部支持体１２（第１図）、振
動素子またはゴム中空ばね１３を介してフレーム９のフ
レーム脚１０に振動可能に支持されている。

端部支持体１２にアンバランス励振機１４が固定的に結
合されており、この励振機の衝撃方向（第１図の矢印１
５参照）は、管状横断結合部１６においてアンバランス
励振機１４をまわすことによって調節できろ。同様に周
知のようにアンバランス力の強さは、アンバランス重り
１７を適当に調節すれば調整できる。横断結合部１６に
は２つのアンバランス励振器１４が取付けられており、
かつ逆方向に回転するように電気接続されている。従っ
て横方向アンバランス成分は相殺され、かつ矢印１５の
方向に純直線的な縦振動が生じる。アンバランス励振機
１４上にカバー１８が取付けられており、このカバーは
、構造を簡単にするため振動系の一部として形成されて
いる。

収容装置４（工振動コンベヤトラフとして形成されてお
り、このコンベヤトラフの両端側は、ゴムに支持された
それぞれ１つの支持体１９上に載っている（第１図）。

収容装置４の振動駆動は、支持体１９と振動端部支持体
１２を結合するレバー２０ヲ介して行われる。支持体１
９におけるレバー２０の作用点の高さ位置に応じて（こ
の高さ位置は調節できる）、収容装置４の振動行程は、
清掃箱８の振動行程とは独立に選定可能または調節可能
である。

フレーム９ば、振動しないすべての部品を直接支持し、
その際フレーム下部上に振動素子が支持されている。さ
らにフレーム９は、両端部側にそれぞれ１つの垂直支持
体２１を有しく第２図）、この支持体は、下部において
拡張部を介して脚構造部へと移行している。第２図によ
れば、垂直支持部２】ばいちばん上のフィルタ層をいく
らか越えて延びており、かつフレームヘッド１１ヲ支持
し、この−Ｑ　− フレームヘッドは、大体において」−側空気分散室２２
を形成している。この上側空気分散室２２は上方へ先細
になった形をしており、かつ全長にわたって隔壁２３に
より１６に分割された空気ガイド室２６に分割されてい
る。第１図から明らかなように＠壁２３は、いちばん」
二のフィルタ層の近くにまで゛案内されており、その際
間隔は、かつて生した４Ａ料の最大層厚ｒＳＪよりもい
くらか大きく選定されている（第３図と第５図参照）。

空気分散室２２の上側傾斜面は、全長にわたって透明な
窓２５（第２図）を有し、従って電気光源により装置の
外側から、いちばん上のフィルタ層３上の拐料の流れ状
態を監視することができる。第３図と第４図において、
空気分散室２２の上端部と空気分散室２２の」二に載っ
た吸出し通路２７との間に調節フラップ２８の形の絞り
が示されており、これら絞りは、個別的にヘッド２９を
介してそれぞれの空気需要に応じて調節できる。その際
第３図ないし第６図に示すように、空気分散室２２から
吸出１〜通路２７への移行範囲は、吸出し通路２７内に
接線方向に口を開くように形成されている。

図示した粗粒清掃機の始動の際振動機１４が投入される
ので、清掃箱８、底部３２および収容装置４および５は
、装置の縦方向にあらかじめ決められた振動運動を行う
。同様に装置全体は、吸出し集合通路２７またはここに
接続された吸入部を介してわずかに負圧にされる。分離
の役割に応じてすべてのすベリ弁およびフラップは一時
的に調節され、その後製品が入口１に供給できる。製品
は、すぐにいちばん上のフィルタ層３上に落下する。材
料に加えられる振動運動により、また人口１から出口２
へ故意に下方へ傾斜させたフィルタ層によりかつフィル
タ層３を通る気流により、製品は流体のようにふるまう
（流動化）。粗粒清掃機の中心的な役割は本来のフィル
タ過程にある。従って空気流は、全製品層をフィルタ層
から持上げる程強力に調節しなくともよい。むしろ第１
に空気は、製品をはぐしかつ面全体にわたって均一に分
散する機能のため使われろ。

設定した課題に応じて製品は、粗い、中間のおよび細か
い粗粒にまたは炊事粗粒と平均粗粒等に分別することが
必要である。第２の場合、例えば初めの６つのシュート
を収容装置４へ、次の１１のシュートを収容装置５へ向
けてもよい。この場合フィルタ通過物は最終製品であり
、これら製品は適当な貯蔵室または消費装置へ送出して
もよい。

出口におけろライルタ排斥物の一部は、もう１度製粉ま
たは粉砕に供され、かつこの時適当に調節可能な第２の
粗粒清掃機に達する。

それぞれの粗粒清掃機においてそれぞれの役割に適した
特定のフィルタメツシュ幅を選択しなければならない。

粗粒清掃機が１度全負荷運転になっていると、製粉の本
来の役割が始まり、すなわち装置の動作様式の判定およ
び得られた成分の量的および質的な判定が始まる。

そのため光源２６（第２図）が投入されるので、空気分
散室内の全空間が照明される。全長にわたって窓２５を
通して、個々の空気ガイド室２４内の製品の流れの状態
を監視できる。１つまたは複数の空気ガイド室２４内で
沸騰した水のような像が現われた場合、当該の空気ガイ
ド室２４への空気量は、調節フラッグ２８ヲ介して絞ら
れる。しかしその逆に個々の位置によどみが生じること
もある。その時ここでは局所的な空気量を同じ意味にお
いて増加しなければならない。製品の流れの状態に支障
がなく、かつ混合製品（出口）にフィルタ通過物に属す
る成分が無いならば、フィルタ通過物の品質をもう１度
検査し、かつそれぞれ適当な収容装置４′ｆ：たは５に
対するシュート３４の調節を行う。

第１図から明らかなように、それぞれの収容装置４また
は５によってそれぞれ２つの出口６または７が選択でき
るので、それぞれの清掃箱８によって４つの異なった成
分が分離できる。その際吸／ｆｊ　１．通路２７の断面
積は気流の方向に増加する。

第３図と第４図に代って第５図と第６図は、別の有利な
実施例を示している。ここで使われた調節フラップ２８
の代りに、第５図および第６図の解決策で゛はすべり弁
４０が使われている。このすべり弁４０によれば、あら
ゆるすべり弁位置において所１３− 要空気量の一層正確な調節が可能である。ヘッド２９０
回転に応じて、すべり弁開度の比例断面積変化が引起こ
される。すべり弁の代りにフラッグを使用した場合、こ
こではそれに反して調節の際もはや同様な比例断面積変
化は生じない。なぜならこのような場合有効開口断面積
は、もはやヘッド２９の回転に比例して変化しないから
である。さらにすべり弁の解決策は吸出し集合通路２７
の空いた断面がすべり弁の種々の開度位置の影響を受け
ないという別の利点を有する。

特に第５図と第６図による解決策では、吸出し集合通路
２７が気流方向に一定断面積を持つように構成してもよ
いことがわかった。適当な実験によって、本発明による
吸出し装置は、特に軽量粒子選別器の種々の構成および
組合わせ機械におけるように主として重力によって動作
する分離装置にも使用できろことがわかった。前記の機
械によれば、常に大きな作業面積を空気量について監視
可能な小さな多数の面積部分に分割しなければならない
が、その際空気量の制御を注入層の上で（通１４− 常はすべて吸入側で）行うだけでよい作業経過が行われ
る。従って従来技術ではちょうど相応した絞り通路の強
力なほこりたい積によってしばしば生じる欠点もなく、
吸入動作用空気量の良好な制御能力が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による吸出し装置を有する粗粒清掃機
の縦断面図、第２図は、第１図の装置の■−■断面図、
第３図は、本発明による装置において吸出し通路とフラ
ップ調節部を備えた上部空気分散室の略図、第４図は、
第３図の装置の■−■断面図、第５図は、すべり弁調節
部を有する本発明による装置の第３図に相当する図、第
６図は、第５図の装置の第４図に相当する図である。 ′　１・・・入口、２・・・出口、３・・・フィルタ層
、　′４．５・・・収容装置、６．７・・・出口、９・
・・フレーム、２２・・・空気分散室、２４・・・空気
ガイド室、２７・・・吸出し通路、２８・・・絞り、４
０・・・調節すべり弁 １５− 手続補正書（方式） 昭和６０年７月５日 特許庁長官　殿 １、厚ｊ１イ１１の表示 特願昭６０−　５５７０　Ｄ　ぢ λ　発明の名称 選別または分類装置から空気を吸出す装置３、抽１１−
をする名 ”Ｊ１イ′１毫の関係　特Ｊ１山願人 ４代理人　〒１０３ 住　所　東京都中央区八重洲１丁目９番９号東京建物ビ
ル（電話２７１４５０（を代表）５補正命令の日付 昭和６０年６月２５日（発送日） ６、補正の対象 図　面 ７、補正の内容 別紙のとおり（図　面　１通（４） 図面の浄書、内容に変更なし）

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. （１）フィルタ層（３）上の空気分散室（２２）によっ
   て選別または分類装置のため空気を吸出すため、隔壁状
   に形成された複数の空気ガイド室（２４）が設けられて
   おり、これら空気ガイド室が、いちばん上のフィルタ層
   （３）の近くにまで達しており、その際それぞれの空気
   ガイド室（２４）にそれぞれ１つの絞り（２８）が付属
   している装置において、吸出し通路（２７）が空気分散
   室（２２〕上に載っており、かつ空気分散室（２２）か
   ら吸出し通路（２７）への移行部が接線方向に向けて構
   成されていることを特徴とする、選別または分類装置か
   ら空気を吸出す装置。
2. （２）絞り（２８）が、空気分散室（２２）と吸出し通
   路（２７）の間の移行範囲に配置されている、特許請求
   の範囲第１項記載の装置。
3. （３）絞りが調節すべり弁（４０）の形に形成されてい
   る、特許請求の範囲第１または２項記載の装置。
4. （４）絞りが調節フラッグ（２８）として形成されてお
   り、かつ空気の流れの方向に見て空気分散室（２２）の
   後に配置されている、特許請求の範囲第１または２項記
   載の装置。
5. （５）吸出し通路（２７）が切離した部品として形成さ
   れており、かつ横置きサイクロンとして空気分散室（２
   ２）上に載せられている、特許請求の範囲第１〜４項の
   １つに記載の装置。
6. （６）吸出し通路（２７）が一定の断面積を有する、特
   許請求の範囲第１〜５項の１つに記載の装置。
7. （７）吸出し通路（２７）が、丸めた、なるべく真円形
   の断面を有する、特許請求の範囲第１〜６項の１つに記
   載の装置。