JPH07508932A - バルク材料の流れをふるい分けるための方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 バルク材料の流れをふるい分けるための方法及び装置背景技術 バルク材料の流れをふるい分ける場合、それらを上方からふるい面に供給してそ の上で層状に分配するのが通例である。振動及び／又は下方への傾斜によって、 前記層が運動状態に維持され、ふるいの上方流れが生起されるようになっている 。

前記層は、たとえ振動によって運動状態に維持されているときであっても、比較 的安定した密度状態となっている。

Ｕ−Ａ−２，２００，４７２号には、ゴム製の粒状物からほこり及び粗い異物を 除去するためのふるい装置が開示されている。そこでは、材料はある角度に傾斜 されたふるい面に導かれ、このふるい面の下方から上方に向がってガスが通過し ている。ガスは低比重を有するほこり及び異物を、かなり低い程度にしが持ち上 げられない粒状物よりも高い程度に持ち上げる。粒状物は、バルク材料が通過し た後、再びふるい面に落下する。空気噴出領域では、空気噴出効果に逆らって粒 状物はふるいを通って落下することはない。空気噴出領域の後に、それがふるい 分は効果に貢献する状態になるかどうかは、公報には開示されていない。

また、ＤＥ−Ａ−２，２１９，１７９号において、下方から上方に通過する吹き 付は流れによってバルク材料から軽量の破片を分離することが公知である。そこ では、残存する粒子群をふるい分ける能力は変わらない。なぜなら、空気が通過 する際、前記粒子群は搬送面との接触を失わないからである。

本発明は、バルク材料の流れのうち、大部分がふるい面を通して流れる一方、異 物、例えば金属片あるいは材料の固まり片が保持されるようになっているふるい 分は装置に関する。本発明の目的は、必要とされるふるい面を縮小することであ る。

本発明による解決手段では、バルク材料の搬送路に於いて、ふるい面の前に、は ぼ同一の搬送方向に、流動層の搬送面が配置されている。この結果、バルク材料 の流れは、流動層としてふるい面を通過する。流動層の状態では、バルク材料（ 少なくともより細かな粒の小片）が流動可能である。これにより、ふるい分は操 作に関する運動作用がより簡単となる。特に、一方では、ふるいの開口を通して のふるいの下方流れの通過が容易になり、他方では、材料層内での分離が容易に なる。このため、ふるい面の単位面積当たりのふるい分は能力が増加し、ふるい 面の必要な範囲は減少する。結果として、必要な高さも同時に減少する。流動層 の搬送面は、従来の気送路とすることができ、その多孔質の底部を介してガスが 搬送面に位置する材料層に導かれる。その結果、この材料層は流動可能な状態に 変換される。搬送運動は、搬送表面の適度に降下する傾斜によって引き起こされ る。

流動層の状態をふるい面の上方で長い間維持することはできない。なぜなら、流 動状態を確立して粒状物を互いに分離するガスが、容易に上方及び下方に吹き出 るからである。したがって、ふるい面が搬送速度に関係して搬送方向に短（てふ るいの上方流れの流動層状態が維持されるならば都合がよい。さらに詳細には、 ふるい分は搬送工程の最後で、バルク材料の層がなお流動可能で、ふるい面から 流出することができる状態であるのがよい。また同時に、残る操作条件、特にふ るい面の降下する傾斜及び振動を考慮すべきである。これらは材料層の搬送及び 流動能力に有効である。したがって、もし降下する傾斜あるいは振動が付加され れば、流動状態は材料がこの流動状態の結果として単独で流出するほどふるい分 は工程の最後で顕著である必要はない。

これらの事実から、ガスの供給によって流動状態が発生しなければ、ふるい分は 工程の長さを制限すればよい。それで、ふるい分は工程を、細かい粒をすっかり ふるい分けるために必要と思われていた長さよりも短（することができる。この 場合、本発明に関しては、複数の流動層の搬送面及びふるい面を連続して配設す ることができる。それで、ふるい分は装置全体は、一連の気送路の部分と、好ま しくはそれらの間と同一平面に置かれたふるい分は部分とからなる。さらに、各 ふるい分は部分は短いため、それらの上面で流動が妨げられることはない。一方 、気送路の部分は長いため、必要な流動層の状態が回復される。

ふるい面を通過して流動可能な材料の貫通流れを促進するために、ふるいの通過 に貢献する差圧を発生する装置を備えることができる。ふるい面に差圧を用いる ことは公知である（ＧＢ−＾−６７１．２３２号）。

図面の簡単な説明 本発明は、好ましい実施例の概略を示す下記する図面によってより詳細に説明さ れる。

図１は、本発明に係るふるい分は装置を備えた概略部分側面図である。

図２は、ふるい分は装置の縦断面図である。

図３は、ふるい分は装置の平面図である。

図４は、図２のｒＶ−ＴＶ線断面図である。

発明を達成するための最適な手段 図１に示す実施例では、バルク材料の容器１の出口には気送路２が連結されてい る。気送路２は公知の搬送手段である。それは、箱型の搬送溝の底部として、空 気を透過可能なプレートを有している。このプレートには、その下方に配置され た空気供給溝によって圧縮空気が供給される。圧縮空気は前記底部を通過した後 、その底部に置かれている材料層内に進入し、該材料層を流動層として流動可能 な状態に変換する。それは僅かに下方に傾斜しているために搬送運動を引き起こ す。

ふるい分は装置は、全体的に符号４で示され、弾性補正部材３を介して気送路２ に連結されている。さらに、ふるい分は装置の下方の流れは、弾性補正部材６を 介してふるい分は装置に連結された気送路５に導かれている。上方の流れは横方 向に流動して７で排出される。ふるい分は装置４は振動ベアリング９によって支 持台８に設けられており、公知の原理によりそれらを振動させるアンバランスモ ータ１０が備えられている。

ふるい分は装置の外観は図２に示されている。その中にはふるい上方空間１１が 見受けられ、その底部は補正部材３を介して面一に気送路２の通気底部に隣接し ている。その下方にはふるい下方空間１２が位置している。このふるい下方空間 １２は、空気供給底部１３及びふるい下方流れを起こすための通気空間１４を備 えた気送路としである。気送路５は、このふるい下方空間の気送路に補正部材６ を介して面一に連結されている。

上方空間１１と下方空間１２との間には底部１５が位置している。底部１５は、 図３に見受けられるように、４つのふるい面１６と通気底部１７とから構成され ている。通気底部１７はふるい面１６の間に面一に配設され、適当な調整手段を 有する導管１８から通気空間１９を経て圧縮空気を供給できるようになっている 。

これらの通気底部群と気送路２の通気底部とは、流動層搬送面というより一般的 な表現によって上で言及されている。

後端のふるい面１６はシュート２０に隣接されている。このシュート２０はふる い下方流れを排出するもので、必要に応じて空気の流入及び流出を防止するため に閉鎖フラップ２１を備えてもよい。

材料がふるい分は装置を越えて通り抜けないように、揺動フラップ２２をふるい 分は装置の底部１５の入口上方に配設することができる。

材料層は気送路２から流動層の状態でふるい分は装置に進入する。材料は、流動 状態にあり、かつ、下方へ傾斜し、振動しているため、大部分が最初のふるい面 １６を乗り越えて移動する。このふるい面は、ふるい分は操作の完了に必要な長 さより短く形成されている。流動層の流動状態は次の通気底部１５の段階で再び 生起され、この結果、材料は流動状態で次のふるい分は段階に達し、その上を流 動し、これが何段階か続けられる。ふるい上方流れはシュート２０によってふる い分は装置の終端で排出される。

粗い材料だけが搬送流れからふるい分けられるのであれば、全てのふるい面１６ は同一の開孔寸法とすればよい。また、等級を付けることができるように変形可 能なことは言うまでもない。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．ふるい面の上を越える搬送路が形成され、少なくとも１つの流動層の搬送面 （１７）と、少なくとも１つのふるい面（１６）とが略同一の搬送方向に連続し て配設されていることを特徴とするバルク材料の流れをふるい分けるための装置 。 ２．複数の流動層の搬送面（１７）とふるい面（１６）が連続して配設されてい ることを特徴とする請求項１記載の装置。 ３．ふるい面又はふるい面群（１６）が振動振動装置（１０）に連結されている ことを特徴とする請求項１又は２記載の装置。 ４．流動層の搬送面又は流動層の搬送面群（１７）と、ふるい面又はふるい面群 （１６）とが、共に振動できるユニットを形成するように結合されていることを 特徴とする請求項２又は３記載の装置。 ５．ふるいの通過に貢献する差圧を発生するための装置を備えたことを特徴とす る請求項１ないし４のいずれか１項に記載の装置。