JP2864959B2 - 廃棄物の選別装置 - Google Patents
廃棄物の選別装置Info
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- B07B—SEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS BY SIEVING, SCREENING, SIFTING OR BY USING GAS CURRENTS; SEPARATING BY OTHER DRY METHODS APPLICABLE TO BULK MATERIAL, e.g. LOOSE ARTICLES FIT TO BE HANDLED LIKE BULK MATERIAL
- B07B9/00—Combinations of apparatus for screening or sifting or for separating solids from solids using gas currents; General arrangement of plant, e.g. flow sheets
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- B07B—SEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS BY SIEVING, SCREENING, SIFTING OR BY USING GAS CURRENTS; SEPARATING BY OTHER DRY METHODS APPLICABLE TO BULK MATERIAL, e.g. LOOSE ARTICLES FIT TO BE HANDLED LIKE BULK MATERIAL
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- B07B4/00—Separating solids from solids by subjecting their mixture to gas currents
- B07B4/08—Separating solids from solids by subjecting their mixture to gas currents while the mixtures are supported by sieves, screens, or like mechanical elements
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、一般系廃棄物および
建設廃棄物処理施設などに使用する廃棄物の選別装置に
関するものである。
建設廃棄物処理施設などに使用する廃棄物の選別装置に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この選別装置として、例えばこの
発明の出願人によって出願した廃棄物の回転選別装置が
ある（特開平４−３５８５７８号公報）。
発明の出願人によって出願した廃棄物の回転選別装置が
ある（特開平４−３５８５７８号公報）。
【０００３】これは、回転ローラ上に、両端が開口され
かつ内部に多数の逆送り用の掻き上げ板を備えた円筒状
スクリーンをほぼ水平に載せ、前記円筒状スクリーン内
に、両端が開口されかつ内部に送りスクリューを備えた
輸送管を該円筒状スクリーンの前端開口から中ほどまで
延びしかも適宜の間隔をもって同心状に配設し、該間隔
を環状通路とするとともに、前記円筒状スクリーンの前
端開口側に、複数個以上の空気供給管を前記環状通路及
び前記輸送管に向けて配設したものである。
かつ内部に多数の逆送り用の掻き上げ板を備えた円筒状
スクリーンをほぼ水平に載せ、前記円筒状スクリーン内
に、両端が開口されかつ内部に送りスクリューを備えた
輸送管を該円筒状スクリーンの前端開口から中ほどまで
延びしかも適宜の間隔をもって同心状に配設し、該間隔
を環状通路とするとともに、前記円筒状スクリーンの前
端開口側に、複数個以上の空気供給管を前記環状通路及
び前記輸送管に向けて配設したものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記回
転選別装置は次の問題がある。 （イ）円筒状スクリーン内に選別用の風を流すが該円筒
状スクリーン全面に風を流し比較的軽量物を吹き飛ばす
必要がある。この風量は、円筒状スクリーンの実際に篩
効果を示す部分は該円筒状スクリーンの３０％程度であ
る。これは必要風量の約３倍必要となり風量が大きくこ
の風の発生源が不必要に大きなものを使用しなくてはな
らない。 （ロ）円筒状スクリーン内への送風により該円筒状スク
リーンの篩孔より風が円筒状スクリーン外へ漏れ風の影
響を受けやすい篩孔以下の軽量物が篩孔より押出される
ので純度が悪い。 （ハ）回転作用で針金状のものの端部が円筒状スクリー
ン内を擦り円筒状スクリーンの孔に引掛かりやすく引掛
かると掻き出し作用がないため、抜け出さず、引掛かっ
た針金に次のものが引掛かり成長して、ついには、円筒
状スクリーンの孔を閉塞する恐れがある。
転選別装置は次の問題がある。 （イ）円筒状スクリーン内に選別用の風を流すが該円筒
状スクリーン全面に風を流し比較的軽量物を吹き飛ばす
必要がある。この風量は、円筒状スクリーンの実際に篩
効果を示す部分は該円筒状スクリーンの３０％程度であ
る。これは必要風量の約３倍必要となり風量が大きくこ
の風の発生源が不必要に大きなものを使用しなくてはな
らない。 （ロ）円筒状スクリーン内への送風により該円筒状スク
リーンの篩孔より風が円筒状スクリーン外へ漏れ風の影
響を受けやすい篩孔以下の軽量物が篩孔より押出される
ので純度が悪い。 （ハ）回転作用で針金状のものの端部が円筒状スクリー
ン内を擦り円筒状スクリーンの孔に引掛かりやすく引掛
かると掻き出し作用がないため、抜け出さず、引掛かっ
た針金に次のものが引掛かり成長して、ついには、円筒
状スクリーンの孔を閉塞する恐れがある。
【０００５】（ニ）前記したように不必要に篩面が大き
いため、機械的にも大きく、また重量が重い、さらに駆
動動力が大きく不経済である。
いため、機械的にも大きく、また重量が重い、さらに駆
動動力が大きく不経済である。
【０００６】この発明は、前記問題を解決するためにな
したものであり、選別風量を大きくすることなく、かつ
選別精度を著しく高めることができる廃棄物の選別装置
を提供することを目的とするものである。
したものであり、選別風量を大きくすることなく、かつ
選別精度を著しく高めることができる廃棄物の選別装置
を提供することを目的とするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明の廃棄物の選別装置は、廃棄物を供給口端
から排出口端へ搬送するほぼ水平の多孔部材を有する箱
型振動篩の該多孔部材を、供給口側の廃棄物中の比較的
小形のものがふるい分け可能な篩孔を有する篩部と、排
出口側の廃棄物中の比較的大形のものが通過可能な風選
孔を有する平板形の風選部とにより形成し、前記風選部
の風選孔の上部を、該風選孔が排出口側に向いて開口す
るように供給口側から排出口側に向かって上向きに傾斜
する傾斜壁で覆い、かつ前記多孔部材の篩部および風選
部の下部にそれぞれ篩部用区画室と風選部用区画室を形
成し、該風選部にエアー供給口を設け、前記風選部の上
部に吸引フードを設けるとともに、該吸引フードに捕集
機と排風機とを接続したことである。
に、この発明の廃棄物の選別装置は、廃棄物を供給口端
から排出口端へ搬送するほぼ水平の多孔部材を有する箱
型振動篩の該多孔部材を、供給口側の廃棄物中の比較的
小形のものがふるい分け可能な篩孔を有する篩部と、排
出口側の廃棄物中の比較的大形のものが通過可能な風選
孔を有する平板形の風選部とにより形成し、前記風選部
の風選孔の上部を、該風選孔が排出口側に向いて開口す
るように供給口側から排出口側に向かって上向きに傾斜
する傾斜壁で覆い、かつ前記多孔部材の篩部および風選
部の下部にそれぞれ篩部用区画室と風選部用区画室を形
成し、該風選部にエアー供給口を設け、前記風選部の上
部に吸引フードを設けるとともに、該吸引フードに捕集
機と排風機とを接続したことである。
【０００８】また、篩部を、少なくとも一段以上の階段
状にしたことである。また、篩部は、篩孔を有する平板
の下部にあって該篩孔の排出口側に、該篩孔を覆う傾斜
板を設けたことである。また、篩部は、平板に凹状突出
部を形成し、該突出部の供給口側を開口して篩孔とした
ことである。また、篩部は、上部側に櫛歯部を有する略
くの字状の折曲板を廃棄物の搬送方向と直角かつ所定間
隔に重合して配設したものである。また、篩部は、廃棄
物の搬送方向に所定の間隔で配設した細長平板と、該細
長平板の下部に、廃棄物の搬送方向と直角かつ所定の間
隔に一体配設したアングル材とからなり、該平板とアン
グル材とにより形成される隙間を篩孔としたことであ
る。また、風選部のエアー通過開口率を５〜２５％とし
たことである。さらに、風選部の排出端に制量堰を設け
たことである。
状にしたことである。また、篩部は、篩孔を有する平板
の下部にあって該篩孔の排出口側に、該篩孔を覆う傾斜
板を設けたことである。また、篩部は、平板に凹状突出
部を形成し、該突出部の供給口側を開口して篩孔とした
ことである。また、篩部は、上部側に櫛歯部を有する略
くの字状の折曲板を廃棄物の搬送方向と直角かつ所定間
隔に重合して配設したものである。また、篩部は、廃棄
物の搬送方向に所定の間隔で配設した細長平板と、該細
長平板の下部に、廃棄物の搬送方向と直角かつ所定の間
隔に一体配設したアングル材とからなり、該平板とアン
グル材とにより形成される隙間を篩孔としたことであ
る。また、風選部のエアー通過開口率を５〜２５％とし
たことである。さらに、風選部の排出端に制量堰を設け
たことである。
【０００９】
【作用】供給口から箱型振動篩に投入された廃棄物は、
振動作用によって多孔部材上を排出口側へ移動する。こ
の過程で、先ず廃棄物中の不燃物などの小粒形のものが
篩部の篩孔を通過し、篩部用区画室に落下する。次に、
篩上の比較的大きい粒形のものすなわち石塊類や比重の
軽いビニール、紙類などのシート状物は風選部に搬送さ
れ、該風選部の平板上から傾斜壁を乗り越え、平板上に
落下する。この過程で、風選部用区画室から風選孔、開
口を経て斜め上方に噴出するエアーによって、ビニー
ル、紙類は吹上げられ、上部の吸引フードに吸引捕集さ
れる。すなわち、廃棄物は多孔部材の振動により風選部
に搬送されるが、その中の石塊類は風選部の平板上から
供給口側から排出口側に向って上向きに傾斜する傾斜壁
を乗り越え、平板上に急落下する一方、下敷となってい
たビニール、紙類などのシート状物は遅く移動するた
め、石塊類はシート状物との下敷位置が最悪の場合の中
央部から端部に変わる。そして、このような動きが何回
も繰り返され、しかも傾斜壁の頂部から平板上までの間
に落差があるため、この落差による落下の過程でシート
状物は石塊類による下敷状態から簡単に外れて分離し吹
き上げられる。
振動作用によって多孔部材上を排出口側へ移動する。こ
の過程で、先ず廃棄物中の不燃物などの小粒形のものが
篩部の篩孔を通過し、篩部用区画室に落下する。次に、
篩上の比較的大きい粒形のものすなわち石塊類や比重の
軽いビニール、紙類などのシート状物は風選部に搬送さ
れ、該風選部の平板上から傾斜壁を乗り越え、平板上に
落下する。この過程で、風選部用区画室から風選孔、開
口を経て斜め上方に噴出するエアーによって、ビニー
ル、紙類は吹上げられ、上部の吸引フードに吸引捕集さ
れる。すなわち、廃棄物は多孔部材の振動により風選部
に搬送されるが、その中の石塊類は風選部の平板上から
供給口側から排出口側に向って上向きに傾斜する傾斜壁
を乗り越え、平板上に急落下する一方、下敷となってい
たビニール、紙類などのシート状物は遅く移動するた
め、石塊類はシート状物との下敷位置が最悪の場合の中
央部から端部に変わる。そして、このような動きが何回
も繰り返され、しかも傾斜壁の頂部から平板上までの間
に落差があるため、この落差による落下の過程でシート
状物は石塊類による下敷状態から簡単に外れて分離し吹
き上げられる。
【００１０】次いで、風選部の振動により比重の重い石
塊類は大きく飛ぶが、比重の軽いシート状物は余り飛上
がることがないため、石塊類と風選部との間に隙間が生
じてシート状物は、開口から噴出するエアーにより確実
に抜け出して浮上する。そして、浮上したビニール、紙
類は前記エアーとともに排風機により吸引フードから吸
引されて捕集機に捕集され、一方ビニール、紙類の除か
れた石塊などは風選孔の傾斜壁上を乗越えながら通過
し、排出口を経て排出される。また、風選孔の上部は該
風選孔が排出口側に向いて開口するように傾斜壁で覆わ
れていて風選孔の開口は平面から見て細長いスリット状
であるので、傾斜壁から落下する廃棄物が該風選孔の開
口に引掛かって目詰りを起こしたりすることが無い。
塊類は大きく飛ぶが、比重の軽いシート状物は余り飛上
がることがないため、石塊類と風選部との間に隙間が生
じてシート状物は、開口から噴出するエアーにより確実
に抜け出して浮上する。そして、浮上したビニール、紙
類は前記エアーとともに排風機により吸引フードから吸
引されて捕集機に捕集され、一方ビニール、紙類の除か
れた石塊などは風選孔の傾斜壁上を乗越えながら通過
し、排出口を経て排出される。また、風選孔の上部は該
風選孔が排出口側に向いて開口するように傾斜壁で覆わ
れていて風選孔の開口は平面から見て細長いスリット状
であるので、傾斜壁から落下する廃棄物が該風選孔の開
口に引掛かって目詰りを起こしたりすることが無い。
【００１１】また、篩部を少なくとも一段以上の階段状
にすることによって、上段の篩部上で、シートの上に乗
ってふるい分けできない小塊は、篩部の段差により先行
落下して下段の篩部上に乗り、該下段の篩部で確実にふ
るい分けされる。また、篩部として、篩孔を有する平板
の下部にあって該篩孔の排出口側に該篩孔を覆う傾斜板
を設けたり、平板に凹状突出部を形成し、該突出部の供
給口側を開口して篩孔としたり、上部側に櫛歯部を有す
る略くの字状の折曲板を廃棄物の搬送方向と直角かつ所
定間隔に重合配設したり、さらに廃棄物の搬送方向に所
定の間隔で配設した細長平板と、該細長平板の下部に、
廃棄物の搬送方向と直角かつ所定の間隔に一体配設した
アングル材とからなり、該平板とアングル材とにより形
成される隙間を篩孔としたことにより、廃棄物、特に細
長い物の篩孔への引掛かりが大幅に軽減される。
にすることによって、上段の篩部上で、シートの上に乗
ってふるい分けできない小塊は、篩部の段差により先行
落下して下段の篩部上に乗り、該下段の篩部で確実にふ
るい分けされる。また、篩部として、篩孔を有する平板
の下部にあって該篩孔の排出口側に該篩孔を覆う傾斜板
を設けたり、平板に凹状突出部を形成し、該突出部の供
給口側を開口して篩孔としたり、上部側に櫛歯部を有す
る略くの字状の折曲板を廃棄物の搬送方向と直角かつ所
定間隔に重合配設したり、さらに廃棄物の搬送方向に所
定の間隔で配設した細長平板と、該細長平板の下部に、
廃棄物の搬送方向と直角かつ所定の間隔に一体配設した
アングル材とからなり、該平板とアングル材とにより形
成される隙間を篩孔としたことにより、廃棄物、特に細
長い物の篩孔への引掛かりが大幅に軽減される。
【００１２】また、風選部でのエアー通過開口率を５〜
２５％としたことにより、各々の開口での部分的な吹き
ぬけが無くなる。また、風選部の排出側端に設けた制量
堰により、廃棄物は一時停溜される。この停溜中におい
て、多孔部材の振動作用により比重の重い石塊類は下部
へ、石塊類に比べて比重の軽い木片は上部へと分れ、自
由状態になった木片は開口からの噴流エアーによって浮
き上がり、次いで、排風機により吸引フードを経て捕集
機に回収され、石塊は制量堰を越えて排出口に入り回収
される。
２５％としたことにより、各々の開口での部分的な吹き
ぬけが無くなる。また、風選部の排出側端に設けた制量
堰により、廃棄物は一時停溜される。この停溜中におい
て、多孔部材の振動作用により比重の重い石塊類は下部
へ、石塊類に比べて比重の軽い木片は上部へと分れ、自
由状態になった木片は開口からの噴流エアーによって浮
き上がり、次いで、排風機により吸引フードを経て捕集
機に回収され、石塊は制量堰を越えて排出口に入り回収
される。
【００１３】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図１〜図３において、１は風力併用形の箱型振
動篩で、この振動篩は一端上部に供給口２を他端下部に
排出口３を有するほぼ水平で横長な箱形本体４と、この
箱形本体４を上下に２分するように設けたほぼ水平の多
孔部材（搬送板）５と、箱形本体４を斜方向に振動させ
る振動手段６とからなっている。箱形本体４は、ベース
７上にばね８を介して載置した機台９上に、これら両間
に、斜めに設けた揺動レバー１０と揺動レバー１０と直
角方向に設けたスプリング１１により支持されている。
振動手段６は、箱形本体４と機台９の支持台１２の間に
設けた振動部１３と支持台１２上に設けたモータ１４と
からなり、モータ１４の駆動により箱形本体４を振動部
１３を介して斜め方向（図の矢印方向）に振動させる。
多孔部材５は、供給口２側の篩孔５ｃを有する篩部５ａ
と排出口３側の風選孔５ｄを有する平板形の風選部５ｂ
とからなっている。風選部５ｂは、風選孔５ｄの上部を
風選孔５ｄの下流側が開口５ｆするように覆った傾斜壁
５ｅと、下流側端に設けた制量堰５ｇとからなってい
る。なお、風選部５ｂの傾斜壁５ｅは多孔部材５をプレ
ス加工して成形してもよいし、打抜いて風選孔５ｄを明
けたのち、別途成形した部材を溶接などにより形成して
もよい。また、篩孔５ｃの径を約２０〜４０ｍ／ｍに設
定する。さらに、篩孔５ｂは金網に代替することもでき
る。
明する。図１〜図３において、１は風力併用形の箱型振
動篩で、この振動篩は一端上部に供給口２を他端下部に
排出口３を有するほぼ水平で横長な箱形本体４と、この
箱形本体４を上下に２分するように設けたほぼ水平の多
孔部材（搬送板）５と、箱形本体４を斜方向に振動させ
る振動手段６とからなっている。箱形本体４は、ベース
７上にばね８を介して載置した機台９上に、これら両間
に、斜めに設けた揺動レバー１０と揺動レバー１０と直
角方向に設けたスプリング１１により支持されている。
振動手段６は、箱形本体４と機台９の支持台１２の間に
設けた振動部１３と支持台１２上に設けたモータ１４と
からなり、モータ１４の駆動により箱形本体４を振動部
１３を介して斜め方向（図の矢印方向）に振動させる。
多孔部材５は、供給口２側の篩孔５ｃを有する篩部５ａ
と排出口３側の風選孔５ｄを有する平板形の風選部５ｂ
とからなっている。風選部５ｂは、風選孔５ｄの上部を
風選孔５ｄの下流側が開口５ｆするように覆った傾斜壁
５ｅと、下流側端に設けた制量堰５ｇとからなってい
る。なお、風選部５ｂの傾斜壁５ｅは多孔部材５をプレ
ス加工して成形してもよいし、打抜いて風選孔５ｄを明
けたのち、別途成形した部材を溶接などにより形成して
もよい。また、篩孔５ｃの径を約２０〜４０ｍ／ｍに設
定する。さらに、篩孔５ｂは金網に代替することもでき
る。
【００１４】１６，１７は箱形本体４の多孔部材５の下
部に、仕切壁１５によって篩部５ａ側と風選部５ｂ側と
に区画した篩部用および風選用区画室で、区画室１６の
仕切壁１５側下部に篩下物排出口１８を設けるととも
に、区画室１７に空気供給口１９を設ける。２０は掃除
用蓋である。そして、エアー供給口１９に送風機２１を
配管２２を介して接続し、送風機２１よりのエアーを調
節用バルブ２３を経て風選用区画室１７に供給する。な
お、風選部５ｂの開口５ｆを通るエアーの通過速度を約
５〜３０ｍ／秒に設定する。２４は箱形本体４の上壁に
風選孔５ｄに対向するように設けた排気口で、この排気
口に、吸引口２６を有する吸引フード２５を嵌装し、吸
引フード２５を架台２７を介して固定する。２８はフレ
キシブルチューブである。また、吸引フード２５に導管
２９を介してサイクロンなどの捕集機３０および排風機
３１を接続する。３２は調節用バルブである。
部に、仕切壁１５によって篩部５ａ側と風選部５ｂ側と
に区画した篩部用および風選用区画室で、区画室１６の
仕切壁１５側下部に篩下物排出口１８を設けるととも
に、区画室１７に空気供給口１９を設ける。２０は掃除
用蓋である。そして、エアー供給口１９に送風機２１を
配管２２を介して接続し、送風機２１よりのエアーを調
節用バルブ２３を経て風選用区画室１７に供給する。な
お、風選部５ｂの開口５ｆを通るエアーの通過速度を約
５〜３０ｍ／秒に設定する。２４は箱形本体４の上壁に
風選孔５ｄに対向するように設けた排気口で、この排気
口に、吸引口２６を有する吸引フード２５を嵌装し、吸
引フード２５を架台２７を介して固定する。２８はフレ
キシブルチューブである。また、吸引フード２５に導管
２９を介してサイクロンなどの捕集機３０および排風機
３１を接続する。３２は調節用バルブである。
【００１５】前記実施例の構成において、一般廃棄物又
は建設廃棄物を図示省略した廃棄物破砕機によって破砕
した後、破砕物を搬送コンベヤなどにより直接搬送して
供給口２から風力併用形振動篩１に投入する。投入され
た破砕物は、多孔部材５上を振動手段６、すなわちモー
タ１４の起動による振動部１３の発振により、振動しな
がら排出口３側へ移動する。一方、送風機２１からのエ
アーを配管２２を経てエアー供給口１９から風選部用区
画室１７内に供給する。風選部用区画室１７のエアーは
風選孔５ｄを通り開口５ｅから風選部５ｂ上へ流入（噴
出）する。前記の状態から、まず破砕物のうち、不燃物
などの細粒物（小粒形のもの）が、篩孔５ｃを通り篩部
用区画室１６内に落下し、篩下物排出口１８から回収さ
れる。この場合、単なる振動作用によって篩上物と篩下
物とに分けられる。次いで、篩孔５ｃを通過しなかった
篩上の比較的大きい寸法の破砕物は、多孔部材５の振動
により風選部５ｂ上へ移動し、ここで、風選部５ｂの平
板上に形成した傾斜壁５ｅを乗越えながら通過して排出
口３側に移動する。
は建設廃棄物を図示省略した廃棄物破砕機によって破砕
した後、破砕物を搬送コンベヤなどにより直接搬送して
供給口２から風力併用形振動篩１に投入する。投入され
た破砕物は、多孔部材５上を振動手段６、すなわちモー
タ１４の起動による振動部１３の発振により、振動しな
がら排出口３側へ移動する。一方、送風機２１からのエ
アーを配管２２を経てエアー供給口１９から風選部用区
画室１７内に供給する。風選部用区画室１７のエアーは
風選孔５ｄを通り開口５ｅから風選部５ｂ上へ流入（噴
出）する。前記の状態から、まず破砕物のうち、不燃物
などの細粒物（小粒形のもの）が、篩孔５ｃを通り篩部
用区画室１６内に落下し、篩下物排出口１８から回収さ
れる。この場合、単なる振動作用によって篩上物と篩下
物とに分けられる。次いで、篩孔５ｃを通過しなかった
篩上の比較的大きい寸法の破砕物は、多孔部材５の振動
により風選部５ｂ上へ移動し、ここで、風選部５ｂの平
板上に形成した傾斜壁５ｅを乗越えながら通過して排出
口３側に移動する。
【００１６】すなわち、図４に示すように、破砕物は多
孔部材５の振動により搬送されるが、その中の石塊類ｂ
は風選部５ｂの平板上から傾斜壁５ｅを乗り越え急落下
する。一方、下敷となっていたビニール、紙類などのシ
ート状物ａは遅く移動する。このため、石塊類ｂはシー
ト状物ａとの下敷位置が最悪の場合の中央部から端部に
変わる。次いで、風選部５ｂの振動により石塊類ｂは比
重の重く大きい粒形のため大きく飛ぶが、シート状物ａ
は比重の軽いため余り飛上がることがない。このため、
大きい粒形のものｂと風選部５ｂとの間に隙間が生じて
シート状物ａは、噴出するエアーにより確実に抜け出し
て浮上する。そして、分離浮上したシート状物ｂはビニ
ール、プラスチツクおよび紙等小片とともに、排風機３
１により、エアーとともに吸引口２６から吸引フード２
５内に吸引され、導管２９を経て捕集機３０に回収され
るのである。他方、シート状物ｂが除かれた石塊類は排
出口３を経て回収される。このように、破砕物は多孔部
材５の振動と風選部５ｂから噴出するエアーとの相乗作
用によって、不燃物などの小粒形のものと可燃物である
ビニール、プラスチック、紙類および主として不燃物で
ある石塊類とに篩分け、さらに吸引風力により確実に選
別されるのである。
孔部材５の振動により搬送されるが、その中の石塊類ｂ
は風選部５ｂの平板上から傾斜壁５ｅを乗り越え急落下
する。一方、下敷となっていたビニール、紙類などのシ
ート状物ａは遅く移動する。このため、石塊類ｂはシー
ト状物ａとの下敷位置が最悪の場合の中央部から端部に
変わる。次いで、風選部５ｂの振動により石塊類ｂは比
重の重く大きい粒形のため大きく飛ぶが、シート状物ａ
は比重の軽いため余り飛上がることがない。このため、
大きい粒形のものｂと風選部５ｂとの間に隙間が生じて
シート状物ａは、噴出するエアーにより確実に抜け出し
て浮上する。そして、分離浮上したシート状物ｂはビニ
ール、プラスチツクおよび紙等小片とともに、排風機３
１により、エアーとともに吸引口２６から吸引フード２
５内に吸引され、導管２９を経て捕集機３０に回収され
るのである。他方、シート状物ｂが除かれた石塊類は排
出口３を経て回収される。このように、破砕物は多孔部
材５の振動と風選部５ｂから噴出するエアーとの相乗作
用によって、不燃物などの小粒形のものと可燃物である
ビニール、プラスチック、紙類および主として不燃物で
ある石塊類とに篩分け、さらに吸引風力により確実に選
別されるのである。
【００１７】また、風選部５ｂでは風選孔５ｄの上部に
多数の傾斜壁５ｅが設けてあるので、ビニール、紙類の
除かれた石塊類は振動によって搬送され、傾斜壁５ｅを
超えた位置で急落下する。一方、ビニール、紙類は軽い
ので傾斜壁５ｅにまだ残ることとなり、これによって、
風選部用区画室１７からの噴流エアーにより浮き上が
り、かつ上下振動を行っているので、比重の重い石塊類
は大きく飛び、ビニール、紙類の比重の軽いものは余り
上がらなく、よって石塊類とビニール類とは風力分離さ
れ、次いでビニール類は噴流エアーの作用をまともに受
け、吸引フード２５を通り捕集機３０に回収される。
多数の傾斜壁５ｅが設けてあるので、ビニール、紙類の
除かれた石塊類は振動によって搬送され、傾斜壁５ｅを
超えた位置で急落下する。一方、ビニール、紙類は軽い
ので傾斜壁５ｅにまだ残ることとなり、これによって、
風選部用区画室１７からの噴流エアーにより浮き上が
り、かつ上下振動を行っているので、比重の重い石塊類
は大きく飛び、ビニール、紙類の比重の軽いものは余り
上がらなく、よって石塊類とビニール類とは風力分離さ
れ、次いでビニール類は噴流エアーの作用をまともに受
け、吸引フード２５を通り捕集機３０に回収される。
【００１８】また、風選部５ｂの排出側端の制量堰５ｇ
により、風選部５ｂ上の破砕物は一時停溜される。そし
て、停溜中の比重の重い石塊類は下部へ、比重の軽い木
片は上部へと分離し、自由状態になった木片は開口５ｆ
から噴出するエアーによって浮き上がり、排風機３１に
より、エアーとともに吸引口２６から吸引フード２５内
に吸引され、導管２９を経て捕集機３０に回収され、石
塊類は制量堰５ｇを乗越えて排出口３に入り回収され
る。
により、風選部５ｂ上の破砕物は一時停溜される。そし
て、停溜中の比重の重い石塊類は下部へ、比重の軽い木
片は上部へと分離し、自由状態になった木片は開口５ｆ
から噴出するエアーによって浮き上がり、排風機３１に
より、エアーとともに吸引口２６から吸引フード２５内
に吸引され、導管２９を経て捕集機３０に回収され、石
塊類は制量堰５ｇを乗越えて排出口３に入り回収され
る。
【００１９】前記実施例では、廃棄物破砕機により破砕
された破砕物を選別するようにしたが、建設廃棄物の場
合は、人手によって荒分けされた廃棄物を選別する場合
もある。図５は吸引フード２５の他の実施例を示すもの
で、この吸引フードは先端を絞って細長い吸引口２５ａ
としたものである。なお、風選部５ｂの開口５ｆは平面
から見て、細長いスリット状であるが、破砕物はこの開
口５ｆからほとんど落下することがない。また、振動篩
１の振動方向を公知の振動手段によりほぼ水平面内で旋
回運動させることもできる。また、吸引フード２５架台
２７に固定したが、図示しない適宜の手段を介して上下
に調節可能とすることができ、これによって、さらに選
別精度を上げるようにすることもできる。
された破砕物を選別するようにしたが、建設廃棄物の場
合は、人手によって荒分けされた廃棄物を選別する場合
もある。図５は吸引フード２５の他の実施例を示すもの
で、この吸引フードは先端を絞って細長い吸引口２５ａ
としたものである。なお、風選部５ｂの開口５ｆは平面
から見て、細長いスリット状であるが、破砕物はこの開
口５ｆからほとんど落下することがない。また、振動篩
１の振動方向を公知の振動手段によりほぼ水平面内で旋
回運動させることもできる。また、吸引フード２５架台
２７に固定したが、図示しない適宜の手段を介して上下
に調節可能とすることができ、これによって、さらに選
別精度を上げるようにすることもできる。
【００２０】図６は、篩部の他の実施例を示し、篩部５
ａを立て壁５ｈにより二段にしたものであるが、二段以
上であってもよい。また、篩部５ａを図７〜図１０に示
すような構成にすることができる。図７に示すものは、
平板５１ａを打抜き成形して篩孔５１ｃを形成し、篩孔
５１ｃの下部でしかも篩孔５１ｃの排出口側に篩孔５１
ｃを覆うように傾斜板５２を設けるとともに側板５３を
設けたものである。図８に示すものは、平板５４ａをプ
レスなどにより凹状の突出部５５を形成し、突出部５５
の供給口側の一辺を開口して篩孔５４ｃとするとともに
側板５３を設けたものである。
ａを立て壁５ｈにより二段にしたものであるが、二段以
上であってもよい。また、篩部５ａを図７〜図１０に示
すような構成にすることができる。図７に示すものは、
平板５１ａを打抜き成形して篩孔５１ｃを形成し、篩孔
５１ｃの下部でしかも篩孔５１ｃの排出口側に篩孔５１
ｃを覆うように傾斜板５２を設けるとともに側板５３を
設けたものである。図８に示すものは、平板５４ａをプ
レスなどにより凹状の突出部５５を形成し、突出部５５
の供給口側の一辺を開口して篩孔５４ｃとするとともに
側板５３を設けたものである。
【００２１】図９に示すものは、略くの字状断面の折曲
板５６ａの上部側の上半部に櫛歯部５６′ａを形成し、
櫛歯部５６′ａ間を篩孔５６ｃとしたものであり、折曲
板５６ａを廃棄物の搬送方向と直角かつ所定間隔に側板
５３を介して重合配設したものである。図１０に示すも
のは、廃棄物の搬送方向に所定の間隔で配設した細長平
板５７ａと、細長平板５７ａの下部に、前記搬送方向と
直角かつ所定の間隔で一体配設したアングル材５８ａお
よび側板５３とからなり、細長平板５７ａとアングル材
とにより形成される隙間を篩孔５９ｃとしたものであ
る。なお、５８′ａは垂直部である。
板５６ａの上部側の上半部に櫛歯部５６′ａを形成し、
櫛歯部５６′ａ間を篩孔５６ｃとしたものであり、折曲
板５６ａを廃棄物の搬送方向と直角かつ所定間隔に側板
５３を介して重合配設したものである。図１０に示すも
のは、廃棄物の搬送方向に所定の間隔で配設した細長平
板５７ａと、細長平板５７ａの下部に、前記搬送方向と
直角かつ所定の間隔で一体配設したアングル材５８ａお
よび側板５３とからなり、細長平板５７ａとアングル材
とにより形成される隙間を篩孔５９ｃとしたものであ
る。なお、５８′ａは垂直部である。
【００２２】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成したか
ら、次に述べるような効果を奏する。廃棄物を供給口端
から排出口端へ搬送するほぼ水平の多孔部材を有する箱
型振動篩の該多孔部材を、供給口側の廃棄物中の比較的
小形のものがふるい分け可能な篩孔を有する篩部と、排
出口側の廃棄物中の比較的大形のものが通過可能な風選
孔を有する平板形の風選部とにより形成し、前記風選部
の風選孔の上部を、該風選孔が排出口側に向いて開口す
るように供給口側から排出口側に向かって上向きに傾斜
する傾斜壁で覆い、かつ前記多孔部材の篩部および風選
部の下部にそれぞれ篩部用区画室と風選部用区画室を形
成し、該風選部にエアー供給口を設け、前記風選部の上
部に吸引フードを設けるとともに、該吸引フードに捕集
機と排風機とを接続したから、比較的小粒形ものは篩部
により篩下となり、篩上の比較的大きいものは風選部に
搬送され、振動によって該風選部の平板上から供給口側
から排出口側に向かって上向きに傾斜する傾斜壁上を乗
り上がり、次いで該傾斜壁端から平板上に落下する動き
を繰り返すとともに、開口から噴き出すエアーおよび排
風機による吸引力との相乗効果で、比重の重い石塊類と
ビニールや紙類などの軽量なシート状物とに確実に分離
され、回収することができる。
ら、次に述べるような効果を奏する。廃棄物を供給口端
から排出口端へ搬送するほぼ水平の多孔部材を有する箱
型振動篩の該多孔部材を、供給口側の廃棄物中の比較的
小形のものがふるい分け可能な篩孔を有する篩部と、排
出口側の廃棄物中の比較的大形のものが通過可能な風選
孔を有する平板形の風選部とにより形成し、前記風選部
の風選孔の上部を、該風選孔が排出口側に向いて開口す
るように供給口側から排出口側に向かって上向きに傾斜
する傾斜壁で覆い、かつ前記多孔部材の篩部および風選
部の下部にそれぞれ篩部用区画室と風選部用区画室を形
成し、該風選部にエアー供給口を設け、前記風選部の上
部に吸引フードを設けるとともに、該吸引フードに捕集
機と排風機とを接続したから、比較的小粒形ものは篩部
により篩下となり、篩上の比較的大きいものは風選部に
搬送され、振動によって該風選部の平板上から供給口側
から排出口側に向かって上向きに傾斜する傾斜壁上を乗
り上がり、次いで該傾斜壁端から平板上に落下する動き
を繰り返すとともに、開口から噴き出すエアーおよび排
風機による吸引力との相乗効果で、比重の重い石塊類と
ビニールや紙類などの軽量なシート状物とに確実に分離
され、回収することができる。
【００２３】また、風選孔の上部は該風選孔が排出口側
に向いて開口するように傾斜壁で覆われているので、傾
斜壁から落下する廃棄物が該風選孔の開口に引掛かって
目詰りを起こすことが無く、このため風力選別を円滑に
継続することができる。また、噴流エアーの有効面積が
１００％に近いので、前記従来の回転式に比べて送風機
やその関係のものを小型化減量が可能であり、経済的で
ある。さらに、据え付けスペースも小さく機械的ににも
小型化されるので、プラント組込みにも非常に有効であ
る。
に向いて開口するように傾斜壁で覆われているので、傾
斜壁から落下する廃棄物が該風選孔の開口に引掛かって
目詰りを起こすことが無く、このため風力選別を円滑に
継続することができる。また、噴流エアーの有効面積が
１００％に近いので、前記従来の回転式に比べて送風機
やその関係のものを小型化減量が可能であり、経済的で
ある。さらに、据え付けスペースも小さく機械的ににも
小型化されるので、プラント組込みにも非常に有効であ
る。
【００２４】請求項２において、篩部を少なくとも一段
以上の階段状にすることによって、廃棄物中の小塊を確
実にふるい分けすることができる。請求項３〜６におい
て、篩部に傾斜板を設けたり、凹状突出部を形成した
り、折曲板を重合配設したり、さらに細長平板とアング
ル部材とにより形成、することによって、廃棄物、特に
細長い物の篩孔への引掛かりが大幅に軽減され、継続的
に稼動することができる。請求項７において、風選部の
開口率を５〜２５％程度にしたので、各々の開口部での
部分的な吹き抜けが無くなり、効率のよい選別が可能で
ある。請求項８において、風選部の排出側端に制量堰を
設けたので、さらに重量物と軽量物とを一層確実に分離
させることができ、回収効率が非常に高い。
以上の階段状にすることによって、廃棄物中の小塊を確
実にふるい分けすることができる。請求項３〜６におい
て、篩部に傾斜板を設けたり、凹状突出部を形成した
り、折曲板を重合配設したり、さらに細長平板とアング
ル部材とにより形成、することによって、廃棄物、特に
細長い物の篩孔への引掛かりが大幅に軽減され、継続的
に稼動することができる。請求項７において、風選部の
開口率を５〜２５％程度にしたので、各々の開口部での
部分的な吹き抜けが無くなり、効率のよい選別が可能で
ある。請求項８において、風選部の排出側端に制量堰を
設けたので、さらに重量物と軽量物とを一層確実に分離
させることができ、回収効率が非常に高い。
【図１】この発明の実施例に係る廃棄物の選別装置を示
す部分破断正面図である。
す部分破断正面図である。
【図２】図１のＡ−Ａ線断面図である。
【図３】同上の廃棄物の選別装置の風選部の要部を示
し、（イ）は平面図、（ロ）は同図（イ）のＢ−Ｂ線断
面図である。
し、（イ）は平面図、（ロ）は同図（イ）のＢ−Ｂ線断
面図である。
【図４】同上の廃棄物の選別装置における風選部の風選
状況を示す部分拡大断面図である。
状況を示す部分拡大断面図である。
【図５】同上の廃棄物の選別装置における吸引フードの
他の実施例示す部分断面図である。
他の実施例示す部分断面図である。
【図６】同上の廃棄物の選別装置における篩部の他の実
施例示す部分断面図である。
施例示す部分断面図である。
【図７】同上の廃棄物の選別装置における篩部の他の実
施例示し、（Ａ）はその平面図、（Ｂ）はその側面図で
ある。
施例示し、（Ａ）はその平面図、（Ｂ）はその側面図で
ある。
【図８】同上の廃棄物の選別装置における篩部の他の実
施例示し、（Ａ）はその平面図、（Ｂ）はその側面図で
ある。
施例示し、（Ａ）はその平面図、（Ｂ）はその側面図で
ある。
【図９】同上の廃棄物の選別装置における篩部の他の実
施例示し、（Ａ）はその平面図、（Ｂ）はＩ−Ｉ線断面
図である。
施例示し、（Ａ）はその平面図、（Ｂ）はＩ−Ｉ線断面
図である。
【図１０】同上の廃棄物の選別装置における篩部の他の
実施例示し、（Ａ）はその平面図、（Ｂ）はその側面図
である。
実施例示し、（Ａ）はその平面図、（Ｂ）はその側面図
である。
１ 風力併用形振動篩 ２ 供給口 ３ 排出口 ４ 箱形本体 ５ 多孔部材 ５ａ 篩部 ５ｂ 風選部 ５ｃ 篩孔 ５ｄ 風選孔 ５ｅ 傾斜壁 ５ｆ 開口 ５ｇ 制量堰 ６ 振動手段 １６，１７ 篩部用および風選部用区画室 １８ 篩下物排出口 １９ エアー供給口 ２５ 吸引フード ２６ 吸引口 ２９ 導管 ３０ 捕集機 ３１ 排風機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平５−115849（ＪＰ，Ａ) 特開 昭52−69060（ＪＰ，Ａ) 特開 昭53−64866（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−7841（ＪＰ，Ａ) 特開 昭55−39288（ＪＰ，Ａ) 実開 平４−37574（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭59−93684（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭63−32682（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭51−121566（ＪＰ，Ｕ) 特公 昭62−10712（ＪＰ，Ｂ２) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B07B 4/08
Claims (8)
- 【請求項１】 廃棄物を供給口端から排出口端へ搬送す
るほぼ水平の多孔部材を有する箱型振動篩の該多孔部材
を、供給口側の廃棄物中の比較的小形のものがふるい分
け可能な篩孔を有する篩部と、排出口側の廃棄物中の比
較的大形のものが通過可能な風選孔を有する平板形の風
選部とにより形成し、前記風選部の風選孔の上部を、該
風選孔が排出口側に向いて開口するように供給口側から
排出口側に向かって上向きに傾斜する傾斜壁で覆い、か
つ前記多孔部材の篩部および風選部の下部にそれぞれ篩
部用区画室と風選部用区画室を形成し、該風選部にエア
ー供給口を設け、前記風選部の上部に吸引フードを設け
るとともに、該吸引フードに捕集機と排風機とを接続し
たことを特徴とする廃棄物の選別装置。 - 【請求項２】 前記篩部を、少なくとも一段以上の階段
状にした請求項１記載の廃棄物の選別装置。 - 【請求項３】 前記篩部は、篩孔を有する平板の下部に
あって該篩孔の排出口側に、該篩孔を覆う傾斜板を設け
てなる請求項１または２記載の廃棄物の選別装置。 - 【請求項４】 前記篩部は、平板に凹状突出部を形成
し、該突出部の供給口側を開口して篩孔とした請求項１
記または２記載の廃棄物の選別装置。 - 【請求項５】 前記篩部は、上部側に櫛歯部を有する略
くの字状の折曲板を廃棄物の搬送方向と直角かつ所定間
隔に重合配設してなる請求項１または２記載の廃棄物の
選別装置。 - 【請求項６】 前記篩部は、廃棄物の搬送方向に所定の
間隔で配設した細長平板と、該細長平板の下部に、廃棄
物の搬送方向と直角かつ所定の間隔に一体配設したアン
グル材とからなり、該平板とアングル材とにより形成さ
れる隙間を篩孔とした請求項１または２記載の廃棄物の
選別装置。 - 【請求項７】 前記風選部のエアー通過開口率を５〜２
５％とした請求項１、２、３、４、５または６記載の廃
棄物の選別装置。 - 【請求項８】 前記風選部の排出端に制量堰を設けた請
求項１、２、３、４、５、６または７記載の廃棄物の選
別装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5220729A JP2864959B2 (ja) | 1993-08-11 | 1993-08-11 | 廃棄物の選別装置 |
| KR1019940019558A KR100290073B1 (ko) | 1993-08-11 | 1994-08-09 | 폐기물의 선별 장치 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5220729A JP2864959B2 (ja) | 1993-08-11 | 1993-08-11 | 廃棄物の選別装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0751627A JPH0751627A (ja) | 1995-02-28 |
| JP2864959B2 true JP2864959B2 (ja) | 1999-03-08 |
Family
ID=16755614
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5220729A Expired - Fee Related JP2864959B2 (ja) | 1993-08-11 | 1993-08-11 | 廃棄物の選別装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2864959B2 (ja) |
| KR (1) | KR100290073B1 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100421943B1 (ko) * | 2002-09-06 | 2004-03-11 | (주)거산기계 | 건축폐기물 중 토사 내에 포함된 이물질 선별장치 |
| KR102452448B1 (ko) * | 2016-04-05 | 2022-10-07 | 코닝 인코포레이티드 | 막-코팅된 유리로부터 막을 분리하기 위한 시스템, 방법 및 장치 |
Family Cites Families (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51121566U (ja) * | 1975-03-26 | 1976-10-01 | ||
| JPS5269060A (en) * | 1975-12-05 | 1977-06-08 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | Cascade classifier |
| JPS5364866A (en) * | 1976-11-22 | 1978-06-09 | Iony Kk | Selector for granular material |
| JPS5539288A (en) * | 1979-05-21 | 1980-03-19 | Yuriko Kai | Sieving net consisting of improved wire |
| JPS5993684U (ja) * | 1982-12-06 | 1984-06-25 | 神鋼電機株式会社 | 篩用櫛歯網 |
| JPS6210712A (ja) * | 1985-07-08 | 1987-01-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 直流安定化電源用温度補償回路 |
| JPS6332682U (ja) * | 1986-08-20 | 1988-03-02 | ||
| JPH0437574U (ja) * | 1990-07-30 | 1992-03-30 | ||
| JPH05115849A (ja) * | 1991-07-02 | 1993-05-14 | Kurimoto Ltd | 破砕不燃物の選別装置 |
| JP3160948B2 (ja) * | 1991-07-05 | 2001-04-25 | 神鋼電機株式会社 | ごみ分離振動コンベヤ |
-
1993
- 1993-08-11 JP JP5220729A patent/JP2864959B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-08-09 KR KR1019940019558A patent/KR100290073B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0751627A (ja) | 1995-02-28 |
| KR100290073B1 (ko) | 2001-05-15 |
| KR950005388A (ko) | 1995-03-20 |
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