JP2742030B2 - 廃棄物の選別装置 - Google Patents

廃棄物の選別装置

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JP2742030B2
JP2742030B2 JP6326084A JP32608494A JP2742030B2 JP 2742030 B2 JP2742030 B2 JP 2742030B2 JP 6326084 A JP6326084 A JP 6326084A JP 32608494 A JP32608494 A JP 32608494A JP 2742030 B2 JP2742030 B2 JP 2742030B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、一般系廃棄物及び建
設廃棄物処理施設などに使用する廃棄物の選別装置、特
に比重の異なる複合廃棄物の選別処理に好適な選別装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の選別装置として、例えば
この発明の出願人が先に提案した廃棄物の回転選別装置
が知られている(特開平4-358578号公報)。
【0003】この選別装置は、回転ローラ上に、両端が
開口し、かつ内部に多数の逆送り用の掻き上げ板を有す
る円筒状スクリーンをほぼ水平に載置し、このスクリー
ン内に、両端が開口し、かつ内部に送りスクリューを有
する輸送管を該スクリーンの前端開口から中ほどまで延
設させて適宜の間隔をもって同心状に配設し、この間隔
を環状通路とするとともに、スクリーンの前端開口側に
複数個の空気供給管を環状通路と輸送管に向けて配設し
たものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の回転選別装置は次のような問題がある。 イ)輸送管から円筒状スクリーンに落下する廃棄物のう
ち、比較的重い針金や木片(特に細長いもの)が該スク
リーンの回転作用でスクリーン内を擦って篩孔に引っ掛
かり易く、一旦引っ掛かると次第に成長し、ついには篩
孔を閉塞する問題がある。 ロ)軽量のプラスチック(シートや袋状のもの、スポン
ジ、断熱材)や紙などの廃棄物は円筒状スクリーン内へ
の送風により吹き飛ばす必要があるが、このときの風量
は、スクリーンの実際に篩効果を示す部分が全体の30%
程度であることを考えると必要風量の約3倍必要とな
り、風量が大きく、この風の発生源として不必要に大き
なものを使用しなくてはならなかった。 ハ)スクリーンの篩面が必要以上に大きくなるため、装
置が大型化し、重量があり、しかも駆動動力が大きくな
って経済的ではなかった。
【0005】そこでこの発明は、前記の問題を解決する
ためになしたものであり、目詰りを大巾に低減すること
ができ、しかも風量発生源を極力小さくできて、装置的
にも大型化しない廃棄物の選別装置を提供することを目
的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、一端側上部に廃棄物供給口、他
端側に同排出口を有する箱型中空本体を振動手段により
振動可能に設けている。箱型中空本体内の高さ方向上部
側位置に供給口から供給される廃棄物をふるい落としな
がら排出口側へ搬送する多孔部材をほぼ水平に設けてい
る。この多孔部材は供給口側略半部が多数の篩孔を有す
る篩部に形成され、かつ同排出口側の略半部が多数の風
選孔を有し、少なくとも1つ以上の段差をもった階段状
の風選部に形成されている。篩部の篩孔は廃棄物の搬送
方向に所定の間隔をおいて複数個、該搬送方向に傾斜し
て重合配設された傾斜板間に設けられている。風選部の
風選孔は平板の表面に多数形成した凹部の廃棄物搬送方
向とほぼ平行となる相対向する側壁に設けられている。
多孔部材の篩部の下方に磁気選別部を設けるとともに、
磁気選別部に金属片排出口を設けている。多孔部材の風
選部の下方を風選部用区画室に形成するとともに、風選
部用区画室に空気供給口を設けている。風選部用区画室
の下方であって、磁気選別部と隣接した位置に風力併用
形篩部を設けるとともに、該風力併用形篩部に篩上物排
出口を設けている。風力併用形篩部の下方を風力併用形
篩部用区画室に形成するとともに、該区画室に篩下物排
出口と空気供給口を設けている。また風力併用形篩部の
上方に吸引フードを設けている。尚、前記ほぼ水平と
は、水平に又は供給口側から排出口側に向けて下向きに
若干傾斜することである。
【0007】請求項2の発明は、請求項1において、多
孔部材の風選部の下流側端部に排出トラフをほぼ水平に
連接して設け、この排出トラフの上方に金属回収用磁選
機を設けるとともに、下方にアルミ回収用選別機を設け
ている。請求項3の発明は、請求項1又は2において、
篩部を階段状にしている。請求項4の発明は、請求項
1,2又は3において、風選部用区画室を仕切壁で前部
区画室と後部区画室とに区画するとともに、これら両区
画室にそれぞれ空気供給口を設けている。また両区画室
と対応する風選部の上方にそれぞれ吸引フードを設けて
いる。請求項5の発明は、請求項1ないし4のいずれか
において、風力併用形篩部の篩孔を風力併用形篩部用区
画室の上壁を形成して配設された前部多孔板と後部多孔
板にそれぞれその大きさが異なるように設けている。ま
た両多孔板の下方を前部区画室と後部区画室とに区画す
るとともに、両区画室にそれぞれ空気供給口と篩下物排
出口とを設けている。
【0008】
【作用】請求項1の発明において、供給口から箱型中空
本体内に投入された廃棄物、すなわち、破砕機により破
砕された廃棄物は、多孔部材上を振動手段の振動作用を
受けて排出口側へ搬送される。この搬送中において、廃
棄物中の細かく砕かれた不燃物が篩部の篩孔を通過して
落下する。篩孔を通過しない比較的大きいもの、すなわ
ち、軽量プラスチック類、紙類、木片、ゴム片、金属類
は篩部の篩孔を通過せず、風選部に搬送される。そして
この風選部で、風選部用区画室から風選孔を経て平板の
表面にほぼ直角に噴出する空気により浮上作用を効果的
に受けて選別され、軽量プラスチック類、紙類は空気に
よって浮き上がり吸引フードから回収され、比較的重い
木片や金属類は風選部上を移動して排出口から排出され
る。この選別に際して、篩部の篩孔は複数個、重合して
配設された傾斜板間に設けられているため、廃棄物中の
特に細長いもの、例えば木片や金属の引っ掛かりが大幅
に軽減されて風選部に送ることができ、また風選部にお
いては風選孔があるものの、この風選孔は凹部の廃棄物
搬送方向とほぼ平行となる相対向する側壁に設けられて
いるためこれに木片類などが引っ掛かることはほとんど
ない。このため篩孔及び風選孔の目詰りが大巾に低減す
る。また、風選部に送られてきた廃棄物のうち、金属が
プラスチックを下敷きにした状態あるとき、これらが風
選部に設けられた段差を落下する過程で下敷状態が解放
されるとともに風選孔から吹き出す空気により金属や木
片などから容易に分離して浮上する。
【0009】次に篩部の篩孔を落下した不燃物は、磁気
選別部で金属細片が除かれて金属片排出口から排出さ
れ、風力併用形篩部に載り移る。そしてこの風力併用形
篩部に載り移った不燃物はその一部が篩下となって風力
併用形篩部用区画室に入り、篩下物排出口から排出さ
れ、篩上物は篩上物排出口から排出される。この篩分け
の過程で、空気供給口から前記区画室内に供給された空
気が前記篩部を通って上方に吹き上がり、この空気によ
って風力併用形篩部上の不燃物中に含まれるプラスチッ
ク等の細片が浮上させられ吸引フードにより回収され
る。このため不燃物は極めて純度の高いものとなる。請
求項2の発明においては、排出トラフ上に送られてきた
木片などの可燃物及び金属類はその中からまず磁性金属
が金属回収用磁選機により除去され、該排出トラフの終
端部でアルミがアルミ回収用選別機により飛ばされて回
収され、残りが可燃物として回収される。請求項3の発
明においては、篩部を階段状とすることにより、上段の
篩部上に載っているふるい分けされなかった不燃物が段
差により先行落下して下段の篩部上に載り、該下段の篩
部で確実にふるい分けされる。請求項4の発明において
は、それぞれの空気供給口からの空気供給量を変えるこ
とにより、廃棄物はそれぞれの吸引フードから種類別に
選別回収される。請求項5の発明においては、風力併用
形篩部の多孔板の篩孔を異なる大きさとすることによ
り、不燃物をさらに種類別(大きさ別)に篩分け回収で
きる。
【0010】
【実施例】図1はこの発明の一実施例の選別装置を示す
概略正面図、図2は図1のII−II線に沿う同概略側面図
である。両図において、1は風力併用形の箱型振動篩と
しての選別装置を示し、この選別装置1は一端側上部に
廃棄物供給口2、他端側に同排出口3を有し、水平か、
排出口3側が下側となるように傾斜(10°位まで)した
横長な箱型中空本体4と、該本体内の高さ方向を上下2
段とし、上段側にほぼ水平に設けられ供給口2から供給
される廃棄物をふるい落としながら排出口3側へ搬送す
る多孔部材5と、本体4内の下段側に前後(図面では左
右)方向に隣接して設けた磁気選別部17及び風力併用形
篩部18と、本体4を図1に矢印Aで示す斜め方向に振動
させる振動手段6とを具えている。本体4は下端ブラケ
ット4aを介して斜設された揺動レバー10及び該レバー
10と直角方向に配設されたスプリング11で支持されて機
台9上に設置され、機台9はベース7上にばね8を介し
て設置されている。振動手段6は本体4と機台9の支持
台12の間に設けた振動部13と、支持台12上に設けたモー
タ14とからなっている。本体4の機台9などを含む支持
機構及び振動手段6はあくまでも一例であって、他の同
様な機構等に置き換えてもよいことは言うまでもない。
【0011】多孔部材5は該部材の供給口2側略半部が
多数の篩孔5bを有する篩部5aに形成され、かつ同排
出口3側略半部が多数の風選孔5fを有する風選部5c
に形成されている。風選部5cは立て壁5iにより上段
(上流側)の風選部5c1と下段(下流側)の風選部5
c2とからなる1つの段差をもった階段状の構造となっ
ている。篩部5aは図3(A),(B)に示すように両側板
51cを介して廃棄物の搬送方向に所定の間隔をおいて複
数個、該搬送方向に傾斜して重合配設された略くの字状
断面の折曲板(傾斜板)51aで形成され、該折曲板51a
間が篩孔5bに形成されている。この例では折曲板51a
の上部側が櫛歯部51bに形成され、該櫛歯部51bにも篩
孔5bと連通する篩補助孔51b′が廃棄物の搬送方向と
直角方向に複数個形成されている。篩補助孔51b′は隣
接する折曲板51a間においては互い違いに形成されてい
る。51eは最下流側の折曲板51aと隣接してその下流側
に設けられ、折曲板51aとともに篩部5aを構成する平
板である。尚、篩部5aを上流側から下流側に向けて下
向きに傾斜(20°〜30°)させて、軽量物の流下速度を
上げるようにすることもできる。風選部5cはこの例で
は1つの段差をもった階段構造となっているが、段差を
2つ以上設けて2段以上の階段構造にしてもよいことは
勿論である。また風選部5cの上段風選部5c1と下段
風選部5c2は図4,5にその一部を示すように、全体
が水平の平板5dで形成され、平板5dの表面に平板5
dの板厚よりも大きく凹んだ凹部5eが複数個、所定間
隔をおいて同向きの直列状に、かつ千鳥状に複数列にわ
たり一体に形成され、凹部5eの長手側となる相対向す
る側壁(図4に示す凹部5eの廃棄物搬送方向Bとほぼ
平行となる側壁)に風選孔5fが設けられている。凹部
5eの短手側となる相対向する側壁は底壁に向けて傾斜
壁5gに形成されている。このように傾斜壁5gにした
のは比重の軽い廃棄物が凹部5eに引っ掛るのを防止す
るためである。5hは風選部5cの下段風選部5c2の
排出口3側端に設けた制量堰である。
【0012】15は風選部5cの下方に形成された風選部
用区画室である。風選部用区画室15は立て壁5iと垂直
方向に面一に配置された仕切壁33により供給口側の吸引
フード25aと相対向する前部区画室15aと、排出口側の
吸引フード25bと相対向する後部区画室15bと、の2室
に形成され、両区画室15a,15bにはそれぞれ空気供給
口16a,16bが設けられている。各空気供給口16a,16
bには送風機21がそれぞれ配管22a,22bを介して接続
され、送風機21からの空気を調節用バルブ23a,23bを
経て前、後部区画室15a,15bに供給できるようになっ
ている。この例では風選部5cの風選孔5fを通る空気
の通過速度は約0.5〜50m/秒に設定されている。ま
た、24は本体4の上壁に風選部5cに対向するように設
けた排気口で、この排気口24に末広がり状の吸引口26を
有する吸引フード25a,25bが嵌装され、その上部が装
置外に設置した架台27で支持されている。28は排気口24
の上部に設けられたフレキシブルチューブである。ま
た、吸引フード25a,25bにはそれぞれ導管29a,29b
を介してサイクロンなどの捕集機30a,30bが接続さ
れ、さらに捕集機30a,30bとも排風機31に接続されて
いる。32a,32bは調節用バルブである。
【0013】前記した磁気選別部17は篩部5aの下方に
配設され、排出口3側に向けて傾斜した傾斜壁17aと磁
選機17bとからなり、磁選機17bの下方には金属片排出
口17cが設けられている。風力併用形篩部18は風選部5
cの下方に配設され、多孔板18aに多数の篩孔18bが形
成され、篩孔18bの下方が風力併用形篩部用区画室19に
形成されている。18cは篩上物排出口である。区画室19
には空気供給口19aが設けられ、空気供給口19aには送
風機21が配管22cを介して接続され、送風機21からの空
気を調節用バルブ23cを経て区画室19に供給できるよう
になっている。19bは篩下物排出口である。この例では
風力併用形篩部18の篩孔18bを通る空気の通過速度は約
0.5〜50m/秒に設定されている。20は多孔板18aの上
方に設けられた吸引フードで、下部に吸引口20aを有し
ている。吸引フード20には導管29cを介してサイクロン
などの捕集機30c及び排風機31が接続されている。32c
は調節用バルブである。図1において37は排出トラフ
で、多孔部材5の終端部、すなわち風選部5cの下段風
選部5c2の下流側端部に水平に連接して設けられてい
る。この排出トラフ37の排出口3から本体4の外側に突
出した部分の上方には金属回収用磁選機38が図示しない
架台で支持されて設けられ、さらにこれより外側に突出
した端部近くの下方にはアルミ回収用磁選機39(永久磁
石又は電磁石を内蔵したドラム型選別機)が同様に図示
しない架台で支持されて設けられている。
【0014】前記実施例の作用を説明する。建設廃棄物
(又は一般廃棄物)を図示省略した廃棄物破砕機によっ
て破砕した後、搬送コンベヤなどにより直接搬送して供
給口2から本体4内に投入する一方、送風機21からの空
気を配管22a,22bを経て空気供給口16a,16bから風
選部用区画室15の前部区画室15aと後部区画室15b内に
供給するとともに、配管22cを経て空気供給口19aから
風力併用形篩部用区画室19内に供給する。これにより投
入された廃棄物は多孔部材5上を振動手段6、すなわち
モータ14の起動による振動部13の発振により、振動作用
を受けながら排出口3側へ搬送され、まず廃棄物のう
ち、石、コンクリート、陶器、ガラスの砕片からなる不
燃物が、篩孔5b(篩補助孔51b′)を通り落下する。
この場合、単なる振動作用によって篩上物と篩下物とに
分けられる。次いで、篩孔5b(篩補助孔51b′)を通
過しなかった篩上の比較的大きい廃棄物は、多孔部材5
の振動により風選部5c上をさらに排出口3側に搬送さ
れる。ここで、この比較的大きい廃棄物中、特に細長い
もの、例えば木片、混在する針金などの金属類、ゴム片
が篩孔5b(篩補助孔51b′)に引っ掛かろうとする
が、篩部5aは複数の折曲板51cを重合配設した構成か
らなるため、篩孔5b(篩補助孔51b′)への引っ掛か
りが大幅に軽減されて風選部5cに送られ、目詰りを起
こすことが殆どない。
【0015】そして風選部5c上で風選部用区画室15の
前部区画室15aと後部区画室15b内の空気が、図5(C)
に示すように相対向する風選孔5fより凹部5e内にほ
ぼ同量噴出され、凹部5e内で衝突合流後にその上方、
すなわち平板5dの表面方向にほぼ直角に噴出されるこ
とにより、この噴出空気によって、平板5dの表面を流
下する廃棄物はその比重の小さく、軽量のものが大きく
上方へ浮上させられる。また、風選部5cの上段風選部
5c1において、金属類の下敷きとなっていて選別され
ない小さい軽量のもの(主としてビニールシート)が、
金属類とともに立て壁5iから下段風選部5c2上に落
下する過程で風選孔5fからの空気の吹き上げにより容
易に金属類から離れて浮上する。ここで、調節用バルブ
23a,23bを異なる開度に調節する。例えば、前部区画
室15aへの空気供給量を少なく、後部区画室15bへの空
気供給量を多くする。調節用バルブ32a,32bも前記空
気供給量に合わせて調節する。また吹き込み空気量に見
合う量を吸引するように開度が設定される。これによっ
て、前記浮上させられた軽量の廃棄物、すなわち軽量プ
ラスチック類は排風機31により空気とともに吸引口26か
ら吸引フード25a内に吸引され、導管29aを経て捕集機
30aに回収され、紙類は排風機31により空気とともに吸
引口26から吸引フード25b内に吸引され、導管29bを経
て捕集機30bにより選別回収される。そして回収された
軽量プラスチック類は主として減容化されて又は一部焼
却処分され、紙類は可燃物として焼却処理される。
【0016】浮上しない比較的重い廃棄物、主として木
片や金属類、ゴム片は制量堰5hにより下段風選部5c
2上で一時停溜される。そして、停溜中の木片や金属な
どは制量堰5hを乗越え、排出口3を経て排出トラフ37
上に送られる。排出トラフ37上の廃棄物は、まずその中
の磁性金属が金属回収用磁選機38により回収され、さら
に排出トラフ37の終端部においてアルミがアルミ回収用
選別機39により飛ばされて回収され、残ったものが可燃
物となる。このように風選孔5fから噴出される空気は
平板5dの表面方向にほぼ直角に噴出されるから、軽量
の廃棄物であっても平板5d上を流下されることなく、
該空気から浮上作用を効果的に受けて選別されることと
なり、風選孔5fの目詰りもほとんどない。尚、風選部
5cに木片や針金などの金属類が送られてきても、風選
部5cにある風選孔5fは凹部5eの廃棄物搬送方向と
ほぼ平行となる相対向する側壁に設けられていて廃棄物
の流れの妨げとならないから、これに引っ掛かることは
皆無である。また、風選部5cの風選孔5fは細長いス
リット状となっており、廃棄物がこの風選孔5fから落
下することはほとんどない。
【0017】この選別作用に際して、凹部5eの風選孔
5fからの空気が廃棄物の流れに対して横方向から噴出
し、廃棄物の流れの抵抗となることが少ないため、軽量
の破砕物に効果的に浮力を与えることが可能となり、廃
棄物の比重に大差がなくても高い精度で確実に選別する
ことができる。また、凹部5eには風選孔5f以外に孔
が設けられておらず、風選孔5fのない傾斜壁5gに形
成された側壁は廃棄物の流下の案内部の一部となり、凹
部5eでの目詰りや目詰りによる廃棄物の滞留を引き起
こすことがない。さらに、平板5dの表面には何も出っ
張り部分がないことから、廃棄物の流れがきわめてスム
ーズである。このように、廃棄物は多孔部材5の振動と
風選部5cから噴出する空気とさらに吸引風力との相乗
作用によって、軽量プラスチック、紙類及び木片類とに
確実に選別される。
【0018】前記篩孔5bから落下した不燃物は、磁気
選別部17、すなわち傾斜板17aを経て磁選機17bに載
り、ここで不燃物中に入り込んだくぎなどの金属小片が
磁気除去されて、金属片排出口17cから排出され、金属
が除かれた不燃物は風力併用形篩部18の多孔板18a上に
載り移る。多孔板18a上の不燃物は振動作用により振動
しながら流下する過程で、その一部が篩孔18bを通って
区画室19内に落下し、篩下物排出口19bから排出される
とともに、篩孔18bを通過しない不燃物は多孔板18a上
を移動しながら、篩上物排出口18cから排出される。一
方、篩分け工程中に送風機21からの空気が配管22cから
空気供給口19aを経て区画室19に供給され、多孔板18a
の篩孔18bを経て上方に吹き上げられ、この吹き上げ空
気によって、多孔板18上の不燃物中に混じり込んだ比重
の小さく軽量のもの(プラスチック細片、細木片)が浮
上させられる。そしてこの浮上した軽量のものは、排風
機31により空気とともに吸引口20aから吸引フード20内
に吸引され、さらに導管29cを経て捕集機30cに回収さ
れる。この回収された不燃物はプラスチック類が含まれ
ない純度の高いものであり、再利用(砂、小石)された
り、埋立処分される。
【0019】図6は篩部5aの他の実施例を示すもの
で、篩部5aを立て壁51dにより上段の篩部5aと下段
の篩部5aの2段の階段状にしたものであるが、2段以
上であってもよい。これによって、上段の篩部5a上で
シート状物の上に載っているため篩分けできない不燃物
が立て壁51dの段差により先行落下して下段の篩部5a
に載り、ここで確実に篩分けされる。
【0020】図7ないし図11は多孔部材5の平板5dに
形成される凹部の各種変形例を示すものである。尚、各
図の(A)においては平板5d部分を図示省略している。
図7の例は凹部35eの長手方向の長さがやや短く、かつ
短手方向の長さがやや長くなっている点と、傾斜壁35g
の傾斜角度がやや大きくなっている点で、図5の凹部5
eと異なる。35dは平板、35fは風選孔である。図8の
例は凹部45eの長手方向の長さがやや短く、かつ短手方
向の長さがやや長くなっている点と、短手側の相対向す
る側壁が傾斜壁でなく、垂直壁45gに形成されている点
で、図5の凹部5eと異なる。45dは平板、45fは風選
孔である。図9の例は凹部55eの短手方向の長さがやや
長くなっている点と、短手側の相対向する側壁と底壁が
円弧状に連なった湾曲壁55iに形成されている点で、図
5の凹部5eと異なる。55dは平板、55fは風選孔であ
る。図10の例は凹部65eの短手方向の長さがやや長くな
っている点と、短手側の相対向する側壁と底壁が略V字
状に連なったV字壁65jに形成されている点で、図5の
凹部5eと異なる。65dは平板、65fは風選孔である。
このような各種の変形例の凹部35e,45e,55e,65e
も平板5dの表面に図3と同様に配置され、該凹部が設
けられた平板が装置1に取付けられることにより凹部5
eと同様な作用を奏する。
【0021】図11は凹部のさらに別の変形例を示すもの
で、この変形例の平板に形成されている凹部75eは、
(A)から明らかのように風選孔75fが設けられていない
一方の側壁(傾斜壁75g)から他方の側壁(傾斜壁75
g)に向けて末広がり状に形成されている。凹部75eの
平面形状をこのように末広がり状に形成すると、凹部75
e内に廃棄物が入り込んだ場合でも、スムーズに流下す
ることができる。75dは平板、75fは風選孔である。
【0022】図12は吸引フードの変形例を示すもので、
この吸引フード25は先端を絞って細長い吸引口26aとし
たものである。
【0023】図13はこの発明の別の実施例を示す概略正
面図である。同図において、多孔板18aは前部多孔板18
a1と後部多孔板18a2に別けられ、前部多孔板18a1
の篩孔18bの大きさは後部多孔板18a1の篩孔18bのそ
れより小さくなっている。風力形併用篩部用区画室19は
仕切壁19cにより前部多孔板18a1と対向する前部室19
fと、後部多孔板18a2と対向する後部室19gと、の2
室に形成され、両区画室19f,19gにはそれぞれ空気供
給口19h,19iが設けられている。各空気供給口19h,
19iには送風機21がそれぞれ配管22c,22dを介して接
続され、前記実施例と同様に送風機21からの空気を調節
用バルブ23c,23dを経て前、後部室19f,19gに供給
できるようになっている。19jは篩下物排出口である。
また、多孔板18aの上部に前部多孔板18a1と後部多孔
板18a2とにほぼ対向するようにそれぞれ吸引フード20
(図示上では2個)が設けられ、各吸引フード20には導
管29c,29dを介してサイクロンなどの捕集機30cが接
続され、さらに捕集機30cと排風機31に接続されてい
る。32c,32dは調節用バルブである。そして、調節用
バルブ32c,32dを所定の開度に調節して前部室19f及
び後部室19gへ所定の空気を供給するとともに、調節用
バルブ32c,32dも前記空気供給量に見合う量を吸引す
るように開度を調節する。
【0024】この実施例の作用を説明する。多孔板18a
上に搬送された不燃物は、そのうちの小粒形のものが前
部多孔板18a1の篩孔18bから区画室19f内に落下し、
不燃物排出口19jから排出され、次いでそれより若干大
きい小粒形のものが後部多孔板18a2の篩孔18bから区
画室19g内に落下し、篩下物排出口19bから排出され、
さらに後部多孔板18a2の篩孔18bから落下しない不燃
物は多孔板18a2上を移動しながら篩上物排出口18cか
ら排出される。一方、篩分け工程中に、送風機21から空
気が配管22c,22dを経て区画室19f,19gに供給さ
れ、前部多孔板18a1及び後部多孔板18a2の篩孔18b
を経て上方に吹き上げられ、これによって不燃物中に混
り込んだ軽量なもの(プラスチックや木などの細片)が
浮上される。そしてこの浮上された軽量のものは排風機
31により空気とともに吸引口20aから吸引フード20内と
吸引され、さらに導管29c,29dを経て捕集機30cに回
収される。回収された不燃物は純度の高いものとなり、
砂、小石は再利用可能であり、その他の比較的大きい石
などは埋め立て処分される。
【0025】前記各実施例においては本体4に対する振
動方向を公知の振動手段によりほぼ水平面内で旋回運動
させることもできる。また、吸引フード25を架台27に固
定したが、図示しない適宜の手段を介して上下に調節可
能とすることができ、これによって、さらに選別精度を
上げるようにすることもできる。また、篩補助孔51b′
を折曲板51aの上部側の櫛歯部51b間に、排気物の搬送
方向と直角方向に複数個形成したが、廃棄物の搬送方向
に所定の間隔をおいて複数個、該搬送方向に傾斜して重
合配設された折曲板51a間に篩孔5bを形成してさえす
れば、必ずしもこのような篩補助孔51b′を形成しなく
ともよいことは言うまでもない。また、本選別装置を移
動式台車に載置し、可搬式とすることができる。また、
前記両実施例とも制量堰5hを多孔部材5の下段風選部
5c2に設けたが、上段風選部5c1にも設けることが
できる。この制量堰5hは風選部5c上を通過するもの
が大きい場合は省略できるが、比較的小さい場合は有効
に作用する。さらに、前記と同様な制量堰を風力併用形
篩部18の多孔板18aの終端部に設けることもできる。ま
た、風選部用区画室15の前、後部区画室15a,15b内を
上下に区画する多孔の整流板を設けて空気を整流し、風
選孔5fからの空気の吹き上げを均等にすることができ
る。また、吸引フード25,25a,25bを排気口24に直接
固定し、これらを導管29,29a,29bにフレキシブルチ
ューブを介して固定することもできる。
【0026】
【発明の効果】請求項1の発明は、前記のような構成か
らなるので、廃棄物のうち、不燃物は篩部の篩孔を通し
て落下回収でき、篩上の比較的大きいものは風選部上
で、振動作用と風選孔から噴き出す空気と吸引力との相
乗効果によって軽量プラスチック、紙類など軽いものと
比較的重い木片類に確実に分離回収することができる。
この空気選別作用に際しては、風選孔から噴出される空
気を平板の表面方向にほぼ直角に噴出させることが可能
なので、軽いものであっても平板上を流下されることな
く、該空気から浮上作用を効果的に受けて選別し、選別
効率を上げることができるとともに、篩孔及び風選孔の
目詰りを大巾に低減させることができる。また、空気を
ほぼ直角に噴出させ、廃棄物への浮力を正確に上方に向
かわせことが可能となるので、廃棄物に対する高精度、
高効率の選別を維持することができる。また、不燃物は
その中から金属片やプラスチック等の細片を除くことに
より、極めて純度の高いものとなり、再利用が可能とな
るばかりか埋立に有効なものとなる。また、多孔部材の
下方に磁気選別部と風力併用形篩部を配設したことによ
り、コンパクト化し、小スペース化が可能となる。さら
に、空気の噴出に無駄がないため、不用に多量の空気を
供給する必要がなくなり、したがって空気供給設備の小
型化、小動力化を実現することが可能となる。さらにま
た、風選部を少なくとも1つ以上の段差をもった階段状
としたことにより、風選を一層高めて廃棄物中のプラス
チック類や紙類を可燃物から確実に選別することができ
る。
【0027】請求項2の発明は、木片などの可燃物から
磁性金属とアルミを種類別に選択回収することにより、
純度の高い精選が可能となり、かつ、資源の有効回収が
可能となる。請求項3の発明は、篩分けを一層高めて廃
棄物中の不燃物を確実に篩下とすることができる。請求
項4の発明は、廃棄物を軽量のプラスチック類と紙類の
種類別に選択回収することができる。請求項5の発明
は、不燃物をさらに種類別(大きさ別)に篩分け回収す
ることにより、それぞれの用途に再利用が可能となると
いう優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の選別装置を示す概略正面
図である。
【図2】図1のII−II線に沿う同概略側面図である。
【図3】篩部を示し、(A)はその平面図、(B)は(A)の
線B−Bに沿う断面図である。
【図4】風選部の平板の一部省略の平面図である。
【図5】風選部の平板に設けた凹部を示し、(A)はその
平面図、(B)は(A)の線B−Bに沿う断面図、(C)は
(A)の線C−Cに沿う断面図である。
【図6】篩部の他の実施例を示す部分断面図である。
【図7】風選部の平板に設けた凹部の変形例を示し、
(A)はその平面図、(B)は図5の(B)と対応する断面
図、(C)は図5の(C)と対応する断面図である。
【図8】風選部の平板に設けた凹部の変形例を示し、
(A)はその平面図、(B)は図5の(B)と対応する断面
図、(C)は図5の(C)と対応する断面図である。
【図9】風選部の平板に設けた凹部の変形例を示し、
(A)はその平面図、(B)は図5の(B)と対応する断面
図、(C)は図5の(C)と対応する断面図である。
【図10】風選部の平板に設けた凹部の変形例を示し、
(A)はその平面図、(B)は図5の(B)と対応する断面
図、(C)は図5の(C)と対応する断面図である。
【図11】凹部のさらに別の変形例を示し、(A)はその
平面図、(B)は(A)の線B−Bに沿う断面図、(C)は
(A)の線C−Cに沿う断面図である。
【図12】吸引フードの変形例を示す部分断面図であ
る。
【図13】この発明の別の実施例を示す概略正面図であ
る。
【符号の説明】
1 選別装置 2 供給口 3 排出口 4 箱型中空本
体 5 多孔部材 5a 篩部 5b 篩孔 5c 風選部 5c1 上段風選部 5c2 下段風
選部 5d 平板 5e 凹部 5f 風選孔 5g 傾斜壁 5h 制量堰 5i 立て壁 6 振動手段 15 風選部用区
画室 15a 前部区画室 15b 後部区画
室 16a,16b 空気供給口 17 磁気選別部 17a 傾斜板 17b 磁選機 18 風力併用形篩部 18a 多孔板 18b 篩孔 19 風力併用形
篩部用区画室 19f 前部室 19g 後部室 20 吸引フード 20a 吸引口 25,25a,25b 吸引フード 26 吸引口 29a,29b,29c,29d 導管 30a,30b,30
c 捕集機 31 排風機 37 排出トラフ 38 金属回収用磁選機 39 アルミ回収
用選別機 51a 折曲板(傾斜板) 51b 篩歯部 51b′ 篩補助孔 51c 側板 51d 立て壁 51e 平板

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端側上部に廃棄物供給口、他端側に同
    排出口を有する箱型中空本体を振動手段により振動可能
    に設け、該箱型中空本体内の高さ方向上部側位置に前記
    供給口から供給される廃棄物をふるい落としながら排出
    口側へ搬送する多孔部材をほぼ水平に設け、この多孔部
    材は供給口側略半部が多数の篩孔を有する篩部に形成さ
    れ、かつ同排出口側の略半部が多数の風選孔を有し、少
    なくとも1つ以上の段差をもった階段状の風選部に形成
    されており、前記篩部の篩孔は廃棄物の搬送方向に所定
    の間隔をおいて複数個、該搬送方向に傾斜して重合配設
    された傾斜板間に設けられており、前記風選部の風選孔
    は平板の表面に多数形成した凹部の廃棄物搬送方向とほ
    ぼ平行となる相対向する側壁に設けられており、前記多
    孔部材の篩部の下方に磁気選別部を設けるとともに、該
    磁気選別部に金属片排出口を設け、前記多孔部材の風選
    部の下方を風選部用区画室に形成するとともに、該風選
    部用区画室に空気供給口を設け、前記風選部用区画室の
    下方であって、前記磁気選別部と隣接した位置に風力併
    用形篩部を設けるとともに、該風力併用形篩部に篩上物
    排出口を設け、前記風力併用形篩部の下方を風力併用形
    篩部用区画室に形成するとともに、該区画室に篩下物排
    出口と空気供給口を設け、また前記風力併用形篩部の上
    方に吸引フードを設けたことを特徴とする廃棄物の選別
    装置。
  2. 【請求項2】 多孔部材の風選部の下流側端部に排出ト
    ラフをほぼ水平に連接して設け、この排出トラフの上方
    に金属回収用磁選機を設けるとともに、下方にアルミ回
    収用選別機を設けた請求項1記載の廃棄物の選別装置。
  3. 【請求項3】 前記篩部を階段状にした請求項1又は2
    記載の廃棄物の選別装置。
  4. 【請求項4】 風選部用区画室を仕切壁で前部区画室と
    後部区画室とに区画するとともに、これら両区画室にそ
    れぞれ空気供給口を設け、前記両区画室と対応する風選
    部の上方にそれぞれ吸引フードを設けた請求項1,2又
    は3記載の廃棄物の選別装置。
  5. 【請求項5】 風力併用形篩部の篩孔は風力併用形篩部
    用区画室の上壁を形成して配設された前部多孔板と後部
    多孔板にそれぞれその大きさが異なって設けられてお
    り、また前記両多孔板の下方を前部区画室と後部区画室
    とに区画するとともに、該両区画室にそれぞれ空気供給
    口と篩下物排出口とを設けた請求項1ないし4のいずれ
    かに記載の廃棄物の選別装置。
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