JPS6025430B2 - 新規なモルホリン誘導体の製造法 - Google Patents
新規なモルホリン誘導体の製造法Info
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- JPS6025430B2 JPS6025430B2 JP3545076A JP3545076A JPS6025430B2 JP S6025430 B2 JPS6025430 B2 JP S6025430B2 JP 3545076 A JP3545076 A JP 3545076A JP 3545076 A JP3545076 A JP 3545076A JP S6025430 B2 JPS6025430 B2 JP S6025430B2
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- Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は一般式(1)
〔式中Aは式
(式中点線の
2ケ所の内、必ず一方が単結合で、他方が二重結合を意
味する。
味する。
又RIおよびR2は同一又は異りて水素原子又は低級ア
ルキル基を意味する。以下同様)を意味する。以下同様
〕で示される2・3ーェポキシプロパン譲導体を塩基の
存在下一般式(0)〔式中R3は水素原子、低級アルキ
ル基、アラルキル基、アリール基又はシクロヘキシル基
を、Bはハロゲン原子又は−OS03R4(式中R4は
水素原子、アリール基又は低級アルキル基を意味する。
ルキル基を意味する。以下同様)を意味する。以下同様
〕で示される2・3ーェポキシプロパン譲導体を塩基の
存在下一般式(0)〔式中R3は水素原子、低級アルキ
ル基、アラルキル基、アリール基又はシクロヘキシル基
を、Bはハロゲン原子又は−OS03R4(式中R4は
水素原子、アリール基又は低級アルキル基を意味する。
)を意味する。以下同機〕で示される化合物又はその酸
付加塩と反応させて一般式(m)〔式中A、R3は上記
と同じ〕 で示される新規なモルホリン誘導体又はその駿付加塩の
製造方法に関する。
付加塩と反応させて一般式(m)〔式中A、R3は上記
と同じ〕 で示される新規なモルホリン誘導体又はその駿付加塩の
製造方法に関する。
抗うつ作用を有するモルホリン誘導体としては、例えば
2一(2ーェトキシフェノキシメチル)モルホリン(一
般名ビロキサジン)が知られており(特公昭46−16
747号および特公昭50一16795号)また、2一
(4ーインダニルオキシメチル)−4−インプロピルモ
ルホリンが知られている(特公昭46一16747)。
2一(2ーェトキシフェノキシメチル)モルホリン(一
般名ビロキサジン)が知られており(特公昭46−16
747号および特公昭50一16795号)また、2一
(4ーインダニルオキシメチル)−4−インプロピルモ
ルホリンが知られている(特公昭46一16747)。
しかし、本発明のようにィンデン環がオキシメチル基を
介してモルホリン環に結合した化合物はいまだに知られ
てし、なし、。本発明の新規ィンデン誘導体は抗うつ薬
として有望である。
介してモルホリン環に結合した化合物はいまだに知られ
てし、なし、。本発明の新規ィンデン誘導体は抗うつ薬
として有望である。
すなわち、下記実験に示されるように、抗うつ薬として
望ましい薬理学的性質の一つであるメタンフェタミン常
同行勤増強作用がビロキサジンやアミトリプチリンに比
べてはるかに強力であり、また、抗しセルピン作用がビ
ロキサジンより強力であるなど抗うつ薬としてすぐれた
特徴を備えている。実験1: メタンフェタミン(Methamphetamine)
常同行動に及ぼす影響をラット〔ウィスタ−(Wist
ar)系、雄、6週令〕を用い植木等〔日薬理誌、68
、716(1972)〕の方法に従って検討した。
望ましい薬理学的性質の一つであるメタンフェタミン常
同行勤増強作用がビロキサジンやアミトリプチリンに比
べてはるかに強力であり、また、抗しセルピン作用がビ
ロキサジンより強力であるなど抗うつ薬としてすぐれた
特徴を備えている。実験1: メタンフェタミン(Methamphetamine)
常同行動に及ぼす影響をラット〔ウィスタ−(Wist
ar)系、雄、6週令〕を用い植木等〔日薬理誌、68
、716(1972)〕の方法に従って検討した。
ラットをプラスチック製ケ−ジに入れて約1時間放置し
環境に馴れさせてから検体を腹腔内に注射した。
環境に馴れさせてから検体を腹腔内に注射した。
1時間後にメタンフェタミン5の9/k9を腹腔内に注
射し、以後3粉ふ毎に5時間後までメタンフェタミンに
よる興奮状態を観察した。
射し、以後3粉ふ毎に5時間後までメタンフェタミンに
よる興奮状態を観察した。
常同行動増強が有意に認められた投与量は以下の通りで
ある。*1袴公昭46一16747号および袴公昭50
−16795号に記載の化合物*2持公昭46−167
47号に記載の化合物実験2:レセルピン(Reser
pin)誘発低体温に対する浩抗作用をマウス(ICR
−JCL系、雄、5週令)を用い植木等(前世)の方法
に従って検討した。
ある。*1袴公昭46一16747号および袴公昭50
−16795号に記載の化合物*2持公昭46−167
47号に記載の化合物実験2:レセルピン(Reser
pin)誘発低体温に対する浩抗作用をマウス(ICR
−JCL系、雄、5週令)を用い植木等(前世)の方法
に従って検討した。
1群10匹のマウスを用いレセルピン3のc/k9を皮
下投与し、直ちに個別ケージに入れ室温23±1℃の実
験室に1袖寿間放置した。
下投与し、直ちに個別ケージに入れ室温23±1℃の実
験室に1袖寿間放置した。
その後検体1のo/k9を経口投与し、直腸温の変化を
5時間後に測定した。*1特公昭46一16747号お
よび特公昭50−16795号に記載の化合物*2特公
昭46−16747号に記載の化合物前記式中R1、R
2の低級アルキル基としてはメチル基、エチル基、ィソ
プロピル基等が挙げられ、R3の低級アルキル基として
はメチル基、エチル基、ィソプロピル基、t−ブチル基
等がアラルキル基としてはペンジル基等が、アリール基
としてはフェニル基等が挙げられる。
5時間後に測定した。*1特公昭46一16747号お
よび特公昭50−16795号に記載の化合物*2特公
昭46−16747号に記載の化合物前記式中R1、R
2の低級アルキル基としてはメチル基、エチル基、ィソ
プロピル基等が挙げられ、R3の低級アルキル基として
はメチル基、エチル基、ィソプロピル基、t−ブチル基
等がアラルキル基としてはペンジル基等が、アリール基
としてはフェニル基等が挙げられる。
Bのハロゲン原子としてはクロル原子、プロム原子等が
挙れられ、R4の低級アルキル基としてはメチル基、エ
チル基等であり、アリール基としてはフェニル基、P−
トリル基等が挙げられる。化合物(0)の酸付加塩とし
ては塩酸、硫酸、リン酸等の鉢酸との塩が挙げられる。
又用いられる塩基としてはアルカリ金属水酸化物又はア
ルカリ士類金属水酸化物例えば水酸化ナト1」ウム、水
酸化カリウム、水酸化バリウム等が挙げられる。
挙れられ、R4の低級アルキル基としてはメチル基、エ
チル基等であり、アリール基としてはフェニル基、P−
トリル基等が挙げられる。化合物(0)の酸付加塩とし
ては塩酸、硫酸、リン酸等の鉢酸との塩が挙げられる。
又用いられる塩基としてはアルカリ金属水酸化物又はア
ルカリ士類金属水酸化物例えば水酸化ナト1」ウム、水
酸化カリウム、水酸化バリウム等が挙げられる。
本発明方法を実施するには化合物(1)と当モル乃至過
剰モルの化合物(0)を、過剰モルの塩基の存在下、水
又はメタノール、エタノール、ィソプロパノール、n−
プタノール、tープタノール、エチレングリコール等の
アルコール、テトラヒドロフラン、ジオキサン等の有機
溶媒又はそれらの混合溶媒中、加熱することにより目的
化合物(m)を得る。
剰モルの化合物(0)を、過剰モルの塩基の存在下、水
又はメタノール、エタノール、ィソプロパノール、n−
プタノール、tープタノール、エチレングリコール等の
アルコール、テトラヒドロフラン、ジオキサン等の有機
溶媒又はそれらの混合溶媒中、加熱することにより目的
化合物(m)を得る。
本発明の製造法においては、反応の中間体とも考えられ
る式(W) 〔式中Aは前記と同一の意味を有する。
る式(W) 〔式中Aは前記と同一の意味を有する。
〕で示されるヒドロキシェチルアミノー2ープロパノー
ル誘導体を単離することができる。
ル誘導体を単離することができる。
したがって、本発明の製造法では、この中間体をピリジ
ン、トリェチルアミン等の塩基の存在下にピリジン、ク
ロロホルム、塩化メチレン等の有機溶媒中にて少過剰量
のクロルスルホン酸を反応させた後、アルカリ金属水酸
化物及びアルカリ士類金属水酸化物等の塩基の存在下加
熱することにより目的化合物(m)を得ることもできる
。本発明の製造法で得られる代表的な化合物としては次
のものが挙げられる。
ン、トリェチルアミン等の塩基の存在下にピリジン、ク
ロロホルム、塩化メチレン等の有機溶媒中にて少過剰量
のクロルスルホン酸を反応させた後、アルカリ金属水酸
化物及びアルカリ士類金属水酸化物等の塩基の存在下加
熱することにより目的化合物(m)を得ることもできる
。本発明の製造法で得られる代表的な化合物としては次
のものが挙げられる。
2一(4ーインデニルオキシメチル)モルホリン2−(
7−インデニルオキシメチル)モルホリン2一(4及び
7山インデニルオキシメチル)モルホリン2一(4及び
/又は7−ィンデニルオキシメチル)一4−メチルモル
ホリン4ーェチルー2M(4及び/又は7−インデニル
オキシメチル)モルホリン2一(4及び/又は7−ィン
デニルオキシメチル)−4ーイソプロピルモルホリン4
一にrt−ブチルー2一(4及び/又は7ーインデニル
オキシメチル)モルホリン4ーベンジルー2一(4及び
/又は7ーインデニルオキシメチル)モルホリン4ーシ
クロヘキシルー2一(4及び/又は7−インデニルオキ
シメチル)モルホリン2一(4及び/又は7ーインデニ
ルオキシメチル)一4ーフエニルモルホリン2一(4又
は7Mインデニルオキシメチルー3ーメチル)モルホリ
ン2−(4又は7ーインデニルオキシメチルー3−メチ
ル)一4−インプロピルモルホリン本発明目的化合物(
m)の酸付加塩としては、塩酸塩、臭化水素酸塩、燐酸
塩、硫酸塩、シュウ酸塩、乳酸塩、酒石酸塩、酢酸塩、
グルコン酸塩、サリチル酸塩、クエン酸塩、アスコルビ
ソ酸塩、安息香酸塩又は1・1−メチレンービス(2−
ヒドロキシー3−ナフトェート)等が挙げられる。
7−インデニルオキシメチル)モルホリン2一(4及び
7山インデニルオキシメチル)モルホリン2一(4及び
/又は7−ィンデニルオキシメチル)一4−メチルモル
ホリン4ーェチルー2M(4及び/又は7−インデニル
オキシメチル)モルホリン2一(4及び/又は7−ィン
デニルオキシメチル)−4ーイソプロピルモルホリン4
一にrt−ブチルー2一(4及び/又は7ーインデニル
オキシメチル)モルホリン4ーベンジルー2一(4及び
/又は7ーインデニルオキシメチル)モルホリン4ーシ
クロヘキシルー2一(4及び/又は7−インデニルオキ
シメチル)モルホリン2一(4及び/又は7ーインデニ
ルオキシメチル)一4ーフエニルモルホリン2一(4又
は7Mインデニルオキシメチルー3ーメチル)モルホリ
ン2−(4又は7ーインデニルオキシメチルー3−メチ
ル)一4−インプロピルモルホリン本発明目的化合物(
m)の酸付加塩としては、塩酸塩、臭化水素酸塩、燐酸
塩、硫酸塩、シュウ酸塩、乳酸塩、酒石酸塩、酢酸塩、
グルコン酸塩、サリチル酸塩、クエン酸塩、アスコルビ
ソ酸塩、安息香酸塩又は1・1−メチレンービス(2−
ヒドロキシー3−ナフトェート)等が挙げられる。
反応終了後、炉週、濃縮、抽出、蒸留、カラムクロマト
グラフィー、再結晶等の通常の処理手段にて単離精製が
行なわれる。
グラフィー、再結晶等の通常の処理手段にて単離精製が
行なわれる。
本発明のモルホリン誘導体(m)またはその酸付加塩に
は、上記のように 7ーィンデニル体及び4−ィンデニ
ル体 〔式中R1、R2、R3は前記と同一の意味を有する。
は、上記のように 7ーィンデニル体及び4−ィンデニ
ル体 〔式中R1、R2、R3は前記と同一の意味を有する。
〕のほか、これらの混合物を包含する。
本発明の製造方法において、これらの混合物として得た
時は塩酸塩等の酸付加塩として後、有機溶媒例えばメタ
/−ル、ィソブロパノール等を用いて再結晶をくり返す
ことにより混合物を分離し、結晶及び結晶を炉取したそ
の炉液から夫々純品の式(V)又は式(V)′なる化合
物をそれぞれ得ることができる。実施例 1 【ィー 70%水酸化ナトリウム水溶液29Mと2−ア
ミノェチル硫酸(日2N−CH夕比OSQH)35夕の
混合溶液中に、50の‘のメタノールに溶解した1−(
7ーインデニルオキシ)一2・3−ヱポキシプロパン{
約35%の1−(4ーインデニルオキシ)一2・3−ェ
ボキシプロパンを含有}9.4夕を加えて55℃で1時
かきまぜる。
時は塩酸塩等の酸付加塩として後、有機溶媒例えばメタ
/−ル、ィソブロパノール等を用いて再結晶をくり返す
ことにより混合物を分離し、結晶及び結晶を炉取したそ
の炉液から夫々純品の式(V)又は式(V)′なる化合
物をそれぞれ得ることができる。実施例 1 【ィー 70%水酸化ナトリウム水溶液29Mと2−ア
ミノェチル硫酸(日2N−CH夕比OSQH)35夕の
混合溶液中に、50の‘のメタノールに溶解した1−(
7ーインデニルオキシ)一2・3−ヱポキシプロパン{
約35%の1−(4ーインデニルオキシ)一2・3−ェ
ボキシプロパンを含有}9.4夕を加えて55℃で1時
かきまぜる。
これに70%水酸化ナトリウム水溶液50泌を加え、更
に55℃で1母時間かきまぜる。令却後、水300叫を
加えてトルェン各100の【で3回抽出する。抽出液を
水洗、乾燥後、濃縮した残澄を蒸留し、沸点146−1
56℃/0.5側Hgのフラクションを集めると油状の
2一(7ーインデニルオキシメチル)モルホリン{32
%の2一(4−インデニルオキシオキシメチル)モルホ
リンを含有}6.7夕(収率鼠0%)を得た。なお、両
異性体の混合比は無水トリフルオロ酢酸でトフルオロア
セチル化した後ガスクロマトグラフイ一にて測定した。
に55℃で1母時間かきまぜる。令却後、水300叫を
加えてトルェン各100の【で3回抽出する。抽出液を
水洗、乾燥後、濃縮した残澄を蒸留し、沸点146−1
56℃/0.5側Hgのフラクションを集めると油状の
2一(7ーインデニルオキシメチル)モルホリン{32
%の2一(4−インデニルオキシオキシメチル)モルホ
リンを含有}6.7夕(収率鼠0%)を得た。なお、両
異性体の混合比は無水トリフルオロ酢酸でトフルオロア
セチル化した後ガスクロマトグラフイ一にて測定した。
元素分析値(C,4日,7NQとして)
C(%) 日(%)N(%)
計算値 72.70 7.41 6.06実
験値 72.91 7.50 5.95【ロ
ー {ィ’で得られる油状の塩基3夕をアセトン30は
‘に溶解しィソプロパノールー塩酸で酸性にした後、エ
ーテル50の‘を加えて−10午○の氷室中一夜放置す
る。
験値 72.91 7.50 5.95【ロ
ー {ィ’で得られる油状の塩基3夕をアセトン30は
‘に溶解しィソプロパノールー塩酸で酸性にした後、エ
ーテル50の‘を加えて−10午○の氷室中一夜放置す
る。
析出する結晶を炉取すると、融点143〜155q0の
2一(7ーインデニルオキシメチル)ーモルホリン塩酸
塩{40%の2−(4一インデルオキシメチル)モルホ
リン塩酸塩を含有}2.8夕(収率80.4%)を得る
。なお、両異性体の混合比は無水トリフルオロアセチル
化した後ガスクロマトグラフィ‐で測定した。
2一(7ーインデニルオキシメチル)ーモルホリン塩酸
塩{40%の2−(4一インデルオキシメチル)モルホ
リン塩酸塩を含有}2.8夕(収率80.4%)を得る
。なお、両異性体の混合比は無水トリフルオロアセチル
化した後ガスクロマトグラフィ‐で測定した。
元素分析値(C,4日,8N02CIとして)C(%)
日(%)N(%)CI(%)計算値 62.80 6.
78 5.23 13.24実験値 32.84
6.81 5.24 13.01W‘ィーで得られ
る油状の塩基3夕をァセトン70地に溶解し、氷冷下ィ
ソプロパノール−塩酸で弱酸性にした後、冷蔵庫に一夜
放置する。
日(%)N(%)CI(%)計算値 62.80 6.
78 5.23 13.24実験値 32.84
6.81 5.24 13.01W‘ィーで得られ
る油状の塩基3夕をァセトン70地に溶解し、氷冷下ィ
ソプロパノール−塩酸で弱酸性にした後、冷蔵庫に一夜
放置する。
そして析出する沈澱を炉取し、アセトン次いでェーナル
で洗浄すると融点159〜1筋℃を示す2一(4ーィン
デニルオキシメチル)モルホリン塩酸塩{15%の2一
(7−インデニルオキシメチル)モルホリン塩酸塩を含
有}1.1夕を得る。これをメタノールから再結晶を繰
り返えすと融点175〜176℃を示す純品2一(4ー
ィンデニルオキシメチル)モルホリン塩酸塩を得る。元
素分析値(C,4日,8NQCIとして)N(%)計算
値 5.23 実験値 5.31 核磁気共鳴スペクトル (CDC13十D6一DMSO;跡) 3.0〜3.4(4日、m、 ) 4.0〜4.1(4日、m、一0‐CH−、)4.3(
IH、m、 ) 3.4(が、 ) 6.5(IH、double t、 J= 6HZ) 7.5(IH、double t、 J= 6HZ) 6.8(IH、q、 ) 7.1(2日、d、 ) 9.5(2日、 ) 母液及び洗液を集めて減圧乾園し、トルェン50Mを加
えて再度減圧乾固した後、アセトン30の‘を加えて一
旦溶解する。
で洗浄すると融点159〜1筋℃を示す2一(4ーィン
デニルオキシメチル)モルホリン塩酸塩{15%の2一
(7−インデニルオキシメチル)モルホリン塩酸塩を含
有}1.1夕を得る。これをメタノールから再結晶を繰
り返えすと融点175〜176℃を示す純品2一(4ー
ィンデニルオキシメチル)モルホリン塩酸塩を得る。元
素分析値(C,4日,8NQCIとして)N(%)計算
値 5.23 実験値 5.31 核磁気共鳴スペクトル (CDC13十D6一DMSO;跡) 3.0〜3.4(4日、m、 ) 4.0〜4.1(4日、m、一0‐CH−、)4.3(
IH、m、 ) 3.4(が、 ) 6.5(IH、double t、 J= 6HZ) 7.5(IH、double t、 J= 6HZ) 6.8(IH、q、 ) 7.1(2日、d、 ) 9.5(2日、 ) 母液及び洗液を集めて減圧乾園し、トルェン50Mを加
えて再度減圧乾固した後、アセトン30の‘を加えて一
旦溶解する。
これを室温で一夜放置すると結晶が析出するので炉取し
アセトンで洗浄すると、融点1斑〜15守0を示す2−
(7‐インデニルオキシメチル)モルホリン塩酸塩(1
0%の4−インデニルオキシ異性体を含有)1.7夕を
得る。なお、両異性体の混合比は無水トリフルオロ酢酸
でトリフルオロアセチル化した後ガスクロマトグラフイ
‐で測定した。これをメタノールから再結晶を繰り返え
すと純品の2−(7ーィンデニルオキシメチル)モルホ
リン塩酸塩を得る。融点 168〜17が○(メタノー
ル) 155〜15げ○(アセトン) 元素分析値(C,4日,8N02CIとして)N(%)
計算値 5.23実験値 5.29 核磁気共鳴スペクトル (CDCl3十D6−DMSO;胸) 3.0〜3.4(山日、m、 ) 4.0〜4.2(山日、m、一〇−CH2一、)4.3
(IH、m、 ) 3.乳(2日、 ) 6.斑(IH、double t、 J= 6HZ) 6.舷(IH、double t、 J=6 Hz) 6.78(IH、d、 ) 7.04(IH、d、 ) 7.20(IH、t、 ) 1.00(が、 ) 実施例 2 1−(4一及び7−インデニルオキシ)−213−ェポ
キシプロパンの混合物4.7夕、2−クロルェチルアミ
ン塩酸塩11.5夕、水酸化ナトリウム10夕、エタノ
ール100の【、及び水50泌の混合物を60〜65℃
で2岬時間かきまぜる。
アセトンで洗浄すると、融点1斑〜15守0を示す2−
(7‐インデニルオキシメチル)モルホリン塩酸塩(1
0%の4−インデニルオキシ異性体を含有)1.7夕を
得る。なお、両異性体の混合比は無水トリフルオロ酢酸
でトリフルオロアセチル化した後ガスクロマトグラフイ
‐で測定した。これをメタノールから再結晶を繰り返え
すと純品の2−(7ーィンデニルオキシメチル)モルホ
リン塩酸塩を得る。融点 168〜17が○(メタノー
ル) 155〜15げ○(アセトン) 元素分析値(C,4日,8N02CIとして)N(%)
計算値 5.23実験値 5.29 核磁気共鳴スペクトル (CDCl3十D6−DMSO;胸) 3.0〜3.4(山日、m、 ) 4.0〜4.2(山日、m、一〇−CH2一、)4.3
(IH、m、 ) 3.乳(2日、 ) 6.斑(IH、double t、 J= 6HZ) 6.舷(IH、double t、 J=6 Hz) 6.78(IH、d、 ) 7.04(IH、d、 ) 7.20(IH、t、 ) 1.00(が、 ) 実施例 2 1−(4一及び7−インデニルオキシ)−213−ェポ
キシプロパンの混合物4.7夕、2−クロルェチルアミ
ン塩酸塩11.5夕、水酸化ナトリウム10夕、エタノ
ール100の【、及び水50泌の混合物を60〜65℃
で2岬時間かきまぜる。
冷後5%塩酸で酸性としたエタノールを減圧蟹去する。
残った水層を酢酸エチルで洗浄後、5%水酸化ナトリウ
ム水溶液でアルカリ性とし、エーテル50のZで3回抽
出する。抽出液を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、エーテ
ルを減圧留去する。得られる油状物をシリカゲルカラム
クロマトグラフィーに附し、クロロホルムーメタノール
(9:1)で溶出するフラクションより2−(4一及び
7ーインデニルオキシメチル)モルホリンの混合物(混
合比:7ーィンデニル体:4ーィンデニル体=17:8
)500の9を得る。本品は実施例1一‘ィーで得られ
たものと完全に一致した。
残った水層を酢酸エチルで洗浄後、5%水酸化ナトリウ
ム水溶液でアルカリ性とし、エーテル50のZで3回抽
出する。抽出液を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、エーテ
ルを減圧留去する。得られる油状物をシリカゲルカラム
クロマトグラフィーに附し、クロロホルムーメタノール
(9:1)で溶出するフラクションより2−(4一及び
7ーインデニルオキシメチル)モルホリンの混合物(混
合比:7ーィンデニル体:4ーィンデニル体=17:8
)500の9を得る。本品は実施例1一‘ィーで得られ
たものと完全に一致した。
実施例1〜2に準じて以下の化合物を合成した。
(4−ィンデニルオキシメチルモルホリン誘導体と7ー
ィンデニルオキシメチルモルホリン誘導体の混合物)(
化合物A) (化合物B)
ィンデニルオキシメチルモルホリン誘導体の混合物)(
化合物A) (化合物B)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中Aは式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中点線の 2ケ所の内、必ず一方が単結合で、他方が二重結合を意
味する。 又R^1およびR^2は同一又は異りて水素原子又は低
級アルキル基を意味する。以下同様)を意味する。以下
同様〕で示される2・3−エポキシプロパン誘導体を塩
基の存在下一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中R^3は水素原子、低級アルキル基、アラルキル
基、アリール基又はシクロヘキシル基を、Bはハロゲン
原子又は−OSO_3R^4(式中R^4は水素原子、
アリール基又は低級アルキル基を意味する。 )を意味する。以下同様〕で示される化合物又はその酸
付加塩と反応させて一般式▲数式、化学式、表等があり
ます▼ 〔式中A、R^3は上記と同じ〕 で示されるモルホリン誘導体又はその酸付加塩の製造法
。 2 塩基として水酸化ナトリウムを用いた特許請求の範
囲第1項記載の製造法。 3 Bが−OSO_3Hである特許請求の範囲第1項又
は第2項記載の製造法。 4 Bがクロル原子である特許請求の範囲第1項又は第
2項記載の製造法。
Priority Applications (10)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3545076A JPS6025430B2 (ja) | 1976-03-31 | 1976-03-31 | 新規なモルホリン誘導体の製造法 |
GB5400076A GB1576216A (en) | 1975-01-29 | 1976-12-24 | 2-(7-indenyloxymethyl)-morpholine derivatives and process of producing them |
DK48977A DK145463C (da) | 1976-03-31 | 1977-02-04 | Fremgangsmaade til isomerisering af 2-(4-indenyloxymethyl)morpholin-forbindelser eller syreadditionssalte deraf til syreadditionssalte af de tilsvarende 2-(7-indenyloxymethyl)morpholin-forbindelser |
CA271,200A CA1086732A (en) | 1976-03-13 | 1977-02-07 | Process for the preparation of acid addition salt of 2-(7-indenyloxymethyl) morpholine derivative |
FR7704793A FR2346340A2 (fr) | 1975-01-29 | 1977-02-18 | Derives de l'(indenyloxymethyl)-2-morpholine |
DE19772707678 DE2707678A1 (de) | 1975-01-29 | 1977-02-23 | 2-(indenyloxymethyl)morpholinderivate und verfahren zu ihrer herstellung |
DE19772760419 DE2760419C2 (ja) | 1976-03-31 | 1977-02-23 | |
SE7702044A SE434052B (sv) | 1976-03-31 | 1977-02-24 | Sett att framstella ett syraadditionssalt av 2-(7-indenyloximetyl)morfolin |
DK470979A DK150542C (da) | 1976-03-31 | 1979-11-07 | Fremgangsmaade til fremstilling af 2-(7-indenyloxynethyl)morpholin- og 2-(4-indenyloxymethyl)-morpholin-forbindelser som en blanding af de isomere eller syreadditionssalte deraf eller som adskilte syreadditionssalte af de isomere |
CA355,640A CA1103247A (en) | 1976-03-13 | 1980-07-07 | Process for the preparation of acid addition salt of 2-(7-indenyloxymethyl)morpholine derivative |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3545076A JPS6025430B2 (ja) | 1976-03-31 | 1976-03-31 | 新規なモルホリン誘導体の製造法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1863083A Division JPS5959676A (ja) | 1983-02-07 | 1983-02-07 | 新規なモルホリン誘導体及びその製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52118476A JPS52118476A (en) | 1977-10-04 |
JPS6025430B2 true JPS6025430B2 (ja) | 1985-06-18 |
Family
ID=12442143
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3545076A Expired JPS6025430B2 (ja) | 1975-01-29 | 1976-03-31 | 新規なモルホリン誘導体の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6025430B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0119872Y2 (ja) * | 1984-06-12 | 1989-06-08 |
-
1976
- 1976-03-31 JP JP3545076A patent/JPS6025430B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0119872Y2 (ja) * | 1984-06-12 | 1989-06-08 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52118476A (en) | 1977-10-04 |
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