JPS6267079A - ベンゾピラン誘導体及びその塩 - Google Patents

ベンゾピラン誘導体及びその塩

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JPS6267079A
JPS6267079A JP60208146A JP20814685A JPS6267079A JP S6267079 A JPS6267079 A JP S6267079A JP 60208146 A JP60208146 A JP 60208146A JP 20814685 A JP20814685 A JP 20814685A JP S6267079 A JPS6267079 A JP S6267079A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
compound
group
salt
benzopyran
Prior art date
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Pending
Application number
JP60208146A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Matsuda
松田 秀明
Kazuo Isomae
磯前 和男
Tadayuki Kuraishi
倉石 忠幸
Tatsuhiko Katori
香取 達彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SSP Co Ltd
Original Assignee
SSP Co Ltd
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Publication date
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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規なベンゾピラン誘導体及びその塩、更に詳
細には、循環器系用剤等として有用なベンゾピラン誘導
体及びその塩に関する。
〔従来の技術〕
従来、ベンゾピラン環を有する医薬品、あるいは農薬と
しては、血液凝固阻止剤であるワルファリンカリウム、
抗幼若ホルモン作用を示すグレコセン類等、ごく僅かな
ものが知られているのみで循環器系に有効なものについ
ては全く知られていない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、医薬品として有用な新規化合物を得ることを
目的とする。
〔問題点を解決するだめの手段〕
本発明者は、新規な医薬品を得ることを目的として数多
くのベンゾビラン誘導体を合成し、その薬理作用を検討
してきた結果、次の一般式(x) (式中 Blは水素原子、ハロゲン原子、アルコキシ基
金 R1は水素原子又はアルキル基を BSはアルキル
基、又は置換基を有することのあるフェニル基、フェニ
ルアルキル基もしくはフェニルオキシアルキル基を示す
)で表わされるベンゾビラン誘導体及びその塩が循環器
系に対して有効な作用を有することを見出し、本発明を
完成した。
従って、本発明は、楯環器系用剤として有用な上記一般
式(+)で表わされる新規なベンゾビラン誘導体及びそ
の塩を提供するものである。
一般式(1)中a3で表わされるフェニル基、フェニル
アルキル基又u フェニルオキシアルキル基に置換する
置換基としては水酸基、低級アルコキシ基、低級アルキ
ル基、置換アミノ基、ハロゲン原子等を挙げることがで
き、これらri1個又は2個以上置換してもよい。
本発明化合物(11は、例えば次の如くして製造される
(式中 Bl 、 R*及びR3は前記した意味を有す
る) すなわち、3位にカルボニル基を有するベンゾビラン(
1)とアミン類(船を縮合してシック塩基(鉛となし、
次いでこれを還元剤(V)で処理し、更に必要により塩
とすることによりベンゾビラン誘導体(1)及びその塩
が製造される。
原料の化合物(1)は公知化合物であり、例えば次に示
される反応式に従って容易に製造することができる〔ザ
・シャーナル・オプ・オーガニック・ケミストリー(J
、Org、Ch・m、)39(16)、2426(19
74))。
(式中 Bl及びR1は前記した意味を有する)化合物
(1)と化合物(船の反応は、化合物(りK対してアミ
ン類(m)を1〜1.2モル使用し、水冷下ないし60
℃で0.5〜30時間行う。この反応に用いられる溶媒
としては、例えばメタノール、エタノール、デロノqノ
ール、イソグロ、eノール等のアルコール類が好ましい
生成物のシック塩基(ff)は溶媒留去等によって単離
することもできるが、通常反応液をそのまま還元剤(V
)で処理し、目的化合物(+)とするのが好ましい。こ
の反応は化合物(11ないしくmK対して還元剤(■を
1〜2モル使用し、0℃ないし室温で0.5〜5時間行
うのが好ましい。
還元剤(V)としては、例えば水素化ホウ素ナトリウム
、水素化ホウ素リチウム等が挙げられ、特に水素化ホウ
素ナトリウムが好適に使用される。
かくして得られた反応混合物から目的化合物(りを収得
するには、反応溶媒を留去し、残渣に氷水を注加した後
、エーテル又は酢酸エチル等の有機溶媒で抽出する。次
いで、溶媒を減圧留去した後、シリカゲルカラムクロマ
トグラフィー等で精製すれば化合物(りが純粋な状態で
得られる。このものは、更に酸を用いて塩とすることも
できる。酸としては5例えば塩酸、硫酸、硝酸、リン酸
等の無機酸、フマール酸、クエン酸、酒石酸、酢酸、蓚
酸、メタンスルホン酸等の有機酸が挙げられる。
〔作用〕
次に本発明化合物の薬理作用を検討した結果を示す。
(1)降圧作用 体重200〜3009のウィスター系雄性ラットをウレ
タンif/にり1.p、で麻酔後、頚動脈にカニユーレ
を挿入し血圧を測定した。
被検化合物は生理食塩液で溶解又は少量のIN塩酸で溶
解後、生理食塩液で適宜希釈し、静脈内に投与した。こ
の結果を第1表に示す。
第1表 本後記第3表の番号で示す。
(i:)  α受容体遮断作用 体重500を前後の雄性SD系ラットをウレタン19 
/ Ky 1.p、で麻酔後、頚動脈にカニユーレを挿
入し血圧を測定した。α−アゴニストとしてフェニレフ
リン10 pt /に9 j、マ。
を使用し、この反応性を高めるためにヘキサメトニウム
10 mf / Ky 1.マ、を投与した。検体の投
与前及び投与2分後にフェニレフリンによる昇圧作用を
検討した。検体は10分間隔で3倍の用量比で累積的に
投与した。検体各用量における抑制率から用量作用曲線
を得、50%抑制率(ID、。)を算出した。この結果
を第2表に示す。
第2表 ?、“−”−”責2°ニア″′ 本後記第3表の番号で示す。
〔発明の効果〕
叙上の如く、本発明化合物は強い降圧作用、α受容体遮
断作用等の薬理作用を有することから、循環器系用剤と
して有用なものである。
〔実施例〕
次に実施例を挙げて説明する。
実施例1 3−(N−[:2−(2−メトキシフェノキシ)エチル
〕)アミノメチル−2EI−1−ベンゾビラン(化合物
番号11)の合成: 2H−1−ベンゾビラン−3−カルボキシアルデヒド0
.46fをメタノール20WIIK溶解し、2−(2−
メトキシフェノキシ)エチル−アミン0.48f加え室
温で1時間攪拌した。次いで反応液を氷冷し、水素化ホ
ウ素ナトリウム0.119加え、同温で1時間、のち室
温で1時間攪拌した。メタノール減圧留宏し、残渣に氷
水を加えエーテルで抽出後エーテル層を水洗し、無水硫
酸マグネシウムで乾燥した。エーテルを留去し、残渣を
クロロホルムを展開溶媒としたシリカゲルカラムクロマ
トグラフに付して精製すると微黄色液体として標記化合
物0.569(収率63%)得た。
このものの物性を第3表に示す。
実施例2〜22 実施例1と同様にして次の第3表に示す化合物を得た。
以下余白

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^1は水素原子、ハロゲン原子、アルコキシ
    基を、R^2は水素原子又はアルキル基を、R^3はア
    ルキル基、又は置換基を有することのあるフェニル基、
    フェニルアルキル基もしくはフェニルオキシアルキル基
    を示す)で表わされるベンゾピラン誘導体及びその塩。
JP60208146A 1985-09-20 1985-09-20 ベンゾピラン誘導体及びその塩 Pending JPS6267079A (ja)

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