JPS60252679A - 塗装用マスキング治具の製造方法 - Google Patents

塗装用マスキング治具の製造方法

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JPS60252679A
JPS60252679A JP59108465A JP10846584A JPS60252679A JP S60252679 A JPS60252679 A JP S60252679A JP 59108465 A JP59108465 A JP 59108465A JP 10846584 A JP10846584 A JP 10846584A JP S60252679 A JPS60252679 A JP S60252679A
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JP
Japan
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painted
adhesive
painting
masking jig
part material
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Application number
JP59108465A
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English (en)
Inventor
Shiro Nishikawa
西川 史朗
Yutaka Yamada
豊 山田
Kiminori Ishii
石井 公規
Tadahiko Morigaki
森垣 忠彦
Yutaka Inagaki
豊 稲垣
Masayuki Mouri
毛利 正進
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SUMIKUROSU KOGYO KK
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
SUMIKUROSU KOGYO KK
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は被塗物のうち一部分の被塗装部のみに塗装を行
なって非塗装部を被覆するための塗装用マスキング冶具
を製造する方法に関する。
(先行技術) 金属製品ないし樹脂製品等の各種製品の表面の一部分の
みを塗装する場合、或いはこれらの製品の表面に色彩が
異なった複数種類の塗装を行なう場合には、塗装作業時
に被塗物のうち一部分の被塗装部のみを露呈させ、他の
部分の非塗装部を被覆する必要がある。
このため、被塗物の非塗装部に取付(ブられ被塗装部の
表面に塗布される塗料の見切り線を形成する組部ど、こ
れに固着され非塗装部を覆う膜部とを有する塗装用マス
キング冶具が本件出願人により提案されている。更に、
この塗装用マスキング治具の組部に粘着剤を塗布してお
き、この粘着剤により塗装用マスキング治具を被塗物に
取付(ブるようにしたものが本件出願人により考えられ
ている。
ところが、このような塗装用マスキング治具を製造する
場合、組部と膜部とをそれぞれ別々に製造した後、これ
らを熱融着により固着させていたのでは、これらを熱融
着するために再度熱源を必要とする。また、これらを接
着剤を用いて接着していたのでは、接着剤のコストがか
かる上、作業性が良くない。更に、組部に塗布する粘着
剤についても、組部と膜部を固着さゼて塗装用マスキン
グ冶具を製造した後、新たに粘着材を塗布していたので
は、工程数が多くなり、製造コストが高いものとなって
しまう。
(発明の目的) 本発明は溶融状態のゴムないし合成樹脂等の組部素材を
押し出し成形するときに、押し出された組部素材が冷却
される前に、これを膜部素材に接着させると共に膜部素
材に粘着剤を付着させることにより、高能率に塗装用マ
スキング治具を製造し得るようにすることを目的とする
(発明の構成) 上記目的を達成するための本発明は、非塗装部と被塗装
部とを有する被塗物のうち前記非塗装部に粘着されて前
記被塗装部の表面に塗布される塗料の見切り線を形成す
る組部と、当該組部に固着され前記非塗装部を覆う膜部
と、前記組部を前記非塗装部に粘着させる粘着剤とを有
する塗装用マスキング冶具を製造する方法において、前
記膜部となる帯状の膜部素材を供給する一方、前記組部
となる組部素材を所定の断面形状を持った成形用ダイの
吐出口から押し出し、前記組部素材が冷却される前にこ
れを前記膜部素材に接触させて前記組部素材が保有J−
る熱により前記膜部素材を前記組部素材に熱融着し、次
いで、前記組部素材に粘着剤を付着J′るJ:うにした
ことを特徴どづる塗装用マスキング冶具の製造方法であ
り、また、非塗装部と被塗装部とを有する被塗物のうち
前記非塗装部に粘着されて前記被塗装部の表面に塗布さ
れる塗料の見切り線を形成する組部と、当該組部に固着
され前記非塗装部を覆う膜部と、前記組部を前記非塗装
部に粘着させる粘着剤とを有する塗装用マスキング治具
を製造する方法において、前記膜部となる帯状の膜部素
材を供給する一方、前記組部となる組部素材を所定の断
面形状を持った成形用ダイの吐出口から押し出し、前記
組部素材が冷却される前にこれを前記膜部素材に接触さ
せて前記組部素材が保有する熱により前記膜部素材を前
記組部素材に熱融着し、次いで、前記組部素材に粘着剤
を付着した後、前記粘着剤の表面に皮膜材を付着するよ
うにし!こことを特徴どする塗装用マスキング冶具の製
造方法である。
(実施例) 以下、本発明の塗装用マスキンク冶具の製造方法を図面
に基づいて説明する。
第1図(Δ)〜(C)は被塗物としての自動車バンパー
をそれぞれ示す。最近の自動車バンパーは衝突時におけ
る車体保護機能を向上させ、造形の自由度を増するため
に、金属よりも弾性力に富み衝撃を吸収する合成樹脂を
素材としたものが主流となっており、第1図(△)〜(
C’)に示す自動車バンパーはそれぞれ合成樹脂により
成形されている。
第1図(A)に示す自動車バンパーWは、これの表面の
中央部分に長手方向に沿って溝Gが形成されており、こ
の溝Gを中心に下側のみを塗装づ−るか、或いは上側と
下側とで相互に色彩が異なった別々の塗料により塗装が
行なわれる。第1図(B)に示す自動車バンパーWはこ
れの表面の中央部分に2本の平行な溝Gが形成されてお
り、例えば、溝G相互間の部分以外の上側と下側とにそ
れぞれ塗装が行なわれる。また、第1図(C)に示づ自
動車バンパーWは、表面がほぼ平坦となっており、この
表面の中央部分を境界として、上側のみを塗装するか、
或いは上側と下側とで相互に異なった別々の塗料により
塗装が行なわれる。
第2図(A)は第1図(A>に示された被塗物Wのうち
、例えば溝Gの上側を非塗装部Mとして下側の被塗装部
Cのみを塗装する場合、或いは第1図(C)に示された
被塗物Wのうち、上側を非塗装部Mとして、下側の被塗
装部Cのみを塗装する場合に用いるマスキング冶具1を
示す図である。
また、第2図(B)は第1図(B)に示された被塗物W
のうち2本の溝Gで囲まれた部分を非塗装部Mとして、
それ以外の部分の被塗装部Cのみを塗装する場合に用い
る塗装用マスキング治具1を示す図である。そして、第
2図(C)は第2図(A)に示す場合と同様の被塗物W
に対して用いるマスキング治具を示す。
第2図(A)(B)に示された塗装用マスキング治具1
は、自動車バンパーを被塗物Wとして、この被塗物Wに
粘着されて非塗装部Cの表面に塗布される塗料の見切り
線を形成する細部2と、この細部2に固着され非塗装部
Mを覆う膜部3とを有し、更に、細部2には粘着剤6が
付着されている。そして、第2図(C)に示された塗装
用マスキング治具1は第2図に示された塗装用マスキン
グ治具に対して、更に、粘着剤6を覆う皮膜材7を有す
るものである。
第3図(A>(B)は第1図(A>に示す自動車バンパ
ーを被塗物Wとし、これの溝Gより下側の部分のみを被
塗装部Cとしてこの部分の塗装を行なうために、第2図
(A)に示す塗装用マスキング冶具1を被塗物Wに取付
けた状態を示寸図である。まず、第3図に示す車輪10
により移動自在となった移動台車11の受け具12の上
に被塗物Wを載置すると共に、被塗物Wよりも長く裁断
された第2図(A>に示す塗装用マスキング治具1の細
部2を溝Gk:嵌合させ、粘着剤3により細部2を溝G
に粘着させる。そして、膜部3により被塗物Wの非塗装
部Mの表面を覆うと共に膜部3のうち細部2に対して反
対側に位置する側部3aとマスキング治具1の両端部と
を被塗物Wの背面側に巻き込む。この状態で図示しない
塗装用ブース内に移動台車11を搬送して塗装用ガンに
より塗料を吹き付けた後、熱風乾燥炉内に移動台車11
を搬送して塗料の焼付(プを行なう。これらの作業を通
じて塗装用マスキング治具1に風が当っても、被塗物W
から細部2は外れることなく、塗料の乾燥後に塗装用マ
スキング冶具1を被塗物Wから取り外すと、細部2によ
って溝G内の所定の個所に被塗装物Cの表面と被塗装物
のCの表面との境界となる見切り線が、第3図(B)に
おいて符号Pで示す位置に正確かつ奇麗に形成されるこ
とになる。第2図(C)に示す塗装用マスキング治具1
を用いて第1図(A)に示す被塗物Wに対しても、同様
にマスキングを行なうことができる。
ただし、この場合には細部2を被塗物Wに取付ける前に
、皮膜材7を剥離するか、或いは皮膜材7を破壊して粘
着剤6を洩出させて行なう。
第1図(B)に示す被塗物Wのうち被塗装部Cのみに塗
装を行なう場合には、被塗物Wの全長よりも長く裁断さ
れた第2図(B)に示すマスキング冶具1を用い、第4
図(A)(B)に示すように、2本の細部2をそれぞれ
溝G内に嵌合させて上述と同様に塗料の吹き付けと、塗
料の焼き付番ノとを行なう。第5図(A>(B)は第1
図(C)に示す被塗物Wのうち、中央部を境界として被
塗装部Cのみに塗装を行なうため、第2図(A)に示す
塗装用マスキング治具1を被塗物Wに取付けた状態を示
す図である。第2図(A)(B)に示す塗装用マスキン
グ治具1は細部2に粘着剤6が付着されているので、第
1図(A)に示すように溝Gを有する場合のみならず、
第1図(C)に示ずように溝Gを有しない被塗物Wに対
しても取付けることができる。
第6図(A)〜(H)は塗装用マスキング冶具1の種々
の態様を示す図であり、第6図(A)に示す塗装用マス
キング冶具1の細部2は半円形の本体部4とこの本体部
4内に形成された半円形の凹部5とからなり、凹部5を
形成することにより細部2の横断面形状が変化し得るよ
うに弾性変形自在となるようにしたものであり、この四
部5内に粘着剤6が付着されている。本体部4の形状と
しては、第6図(B)に示すように三角形でも良く、さ
らに四角形等の種々の形状とすることができ、凹部5の
形状としても、同図(B)に示すように、三角形とする
等、その他さまざまな形状とすることが可能である。
第6図(C)(D>は細部2の横断面形状が容易に変化
し得るように弾性変形自在となるようにするため、細部
2の本体部4内に中空孔5aを形成した場合を示す図で
あり、この場合にも本体部4及び中空孔5aの形状とし
ては、円形や四角形とする等、その他さまざまな形状と
することができる。また、本体部4には第6図(E)に
示すように長手方向に沿って突起部5bを形成するよう
にし、この突起部5bにより見切り線を形成するように
しても良い。このように、細部2に粘着剤6をイ」着さ
せた塗装用マスキング治具1によれば、fRGが第6図
(「)に承りように段状どなっている場合でも使用する
ことが可能である。
組部2に粘着剤6を付着さU−た塗装用マスキング治具
1にあっては、塗装用マスキング冶具1を製造後、これ
を運搬したり作業者が取扱うときに、粘着剤6にゴミ等
が付着したり、作業者の指等に粘着剤6が付着すること
があるので、粘着剤6の表面を皮膜材7で覆うことが好
ましい。そのため、第6図(G)(1−1)に示すよう
に、粘着剤6を有する塗装用マスキング治具1には皮1
11!U7が覆ねれており、このマスキング治具1を被
塗物Wに取付りる際には、皮膜材7を除去する作業が必
要である。尚、皮膜材7を有する点では、第2図(C)
に示す塗装用マスキング治具1と同様である。そこぐ1
第6図(G)(+−1>に示すように、細部2を被塗物
Wに取付けるときに、細部2を押し潰ずことにより、凹
部5内から粘着剤6が皮膜材7か ”ら漏出するように
したものである。同図(G)はアルミ箔等よりなる皮膜
材7が細部2への押し付【プカにより破れるようにした
ものであり、同図(1」)は皮膜材7として麻布を用い
、細部2への押圧力によって布目から粘着剤6が漏出す
るようにしたものである。
上述した塗装用マスキング治具1の細部2及び膜部3の
材質としては、天然ゴム、ポリウレタン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリエチレン等のゴム混和物ないし合成樹脂混和物
を用いることが可能であり、更に膜部3の材質としては
アルミ箔を用いたり、ゴム混和物ないし合成樹脂混和物
の表面にアルミ粉末を塗着させたものを用いることも可
能である。
そして、被塗物Wがプラスチック製の自動車バンパーで
あって、その素材としてポリプロピレン混和物のような
無極性の分子構造からなるポリマーが基材となったもの
が用いられる場合には、塗装用マスキング冶具1の材料
としてはどのようなものを用いても良い、しかし、ポリ
ウレタン、ナイロン、ポリブチレンテレフタレートのよ
うな極性の分子構造からなるポリマーが基材となった自
動車バンパーをマスキングする場合には、軟質ポリ塩化
ビニル間和物のような極性の分子構造からなる可塑材を
含有する物質からなるものをマスキング治具1の材料と
して用いない方が良い。これは、塗料の焼付(プ乾燥時
にマスキング冶具1の材料の中に含まれる極性の分子構
造からなる可塑材が自動車バンパーの材料の中に移行し
、被ζ物であるバンパーWの表面が侵される場合がある
からである。したがって、このような材料を含有する自
動中バンパーWをマスキングするときには、ポリエチレ
ン、ポリプロピレンのように極性の分子構造からなる可
塑材を含有しない材料をマスキング治具どして用いるこ
とが望ましい。
細部2に44着される粘着剤6としては、ゴム類と、ア
クリル系ポリマーと、エチレン酢酸ビニル系重合体(E
VAC)との三種が典型的なものであるが、自動車バン
パーを被塗物Wとする場合には、ゴム類が好適である。
ゴム類の粘着剤6としてはポリイソプレンにクレー等の
充填材を加えたものがあるが、熱風乾燥炉で塗料の焼付
けを行なった後、塗装用マスキング治具1を被塗物Wか
ら剥がしたときに、被塗物Wの表面に粘着剤6が全く残
らないようにすることが望ましい、そのためには、粘着
剤6として架橋剤組成物を含有する混和物からなるもの
を用いるのが良い。架橋剤組成物としてはポリイソプレ
ン、天然ゴムのような架橋反応性ポリマーや、テトラメ
チルチウラムダイサルファイド(TMT> 、硫黄のよ
うな架橋剤を使用することができる。
皮膜材7の材料しては、紙、布、アルミ箔、合成樹脂或
いは、ゴム等の種々のものを用いることが可能である。
第7図<A)〜(E)は本発明の他の実施例に係る塗装
用マスキング治具1を示す図であり、第7図(Δ)に示
づ自動車バンパーを被塗物Wとし、これに形成された溝
Gの下側のみを塗装するために塗装用マスキング治具1
を用いたものである。
塗装用マスキング治具1は基本的には第2図(A)に示
づものと同様であるが、細部2のうち被塗物Wの角部Q
に相当し、細部2を溝Gに取付けたときに折れ曲がる部
分には多数のスリット9を形成しである。スリット9の
形状としては第7図(C)に示すように細い切り込みと
したもの、同図(D)に示すように幅の広い切り込みど
したもの、或いは、同図(E)に示すように細くかつ交
差した切り込みとしたもの等にすることが可能である。
これにより、細部2は被塗物Wの角部Qに追従して容易
に置は曲がることになる。尚、第1図(A)〜(C)に
示す被塗物Wに用いる塗装用マスキング治具1にも細部
2に上記スリット9を形成することが可能であることは
言うまでもない。
次に上述した各種の塗装用マスキング冶具1の製造方法
について説明する。第8図は第2図(A)に示覆ように
、細部2と膜部3どを有し、細部2には粘着剤6が付着
されている塗装用マスキング治具1を製造するための装
置を示す図であり、第2図(△)に示す幅寸法に対応し
た幅を有し、厚みが0.075n+m程度のポリ塩化ビ
ニル等の合成樹脂混和物からなる帯状の膜部素材23は
、ドラム状に巻き付けられ、供給機21から繰り出され
るようになっている。供給機21から練り出された膜部
素材23はローラ25を有する引抜き機26により一定
の速度で第8図において左方に搬送される。更に、押出
し機24と引抜き機26との間には、細部素材22に粘
着剤6を押出して細部素材22に付着させる粘着剤押出
しllI30が設置されている。
供給機21と引抜き機26との間には、細部素材22を
押し出す押出し機24が設置され、更に、押出しllI
24と引抜きllI26との間には、細部素材22に粘
着剤6を押し出して細部素材22に付着せる粘着剤押出
し機30が設置されている。この押出しFIA24の本
体内には溶融状態の天然ゴムないしポリ塩化ビニル等の
ゴム混和物なI1し合成樹脂混和物が注入されており、
吐出部24aから所定の横断面形状となった細部素材2
2が押し出される。ついで、押し出された細部素材22
をこれが冷却される前に膜部素材23に接触させる。
すると、細部素材22が保有する熱によって膜部素材2
3が細部素材22に熱融着され、細部素材22と膜部素
材23とが一体となる。
吐出部24aは第9図(C)に示すように、押し出し成
形用ダイ27の吐出028が第2図(A>に示す細部2
に対応して円形となっている。第6図(A>(B)(E
)に示すような細部2の形状のものを成形するには、成
形用ダイ27の吐出028の形状をそれぞれに対応した
形状のものとし、第6図(C)(D)に示すように中空
孔5aを有する形状の細部2を成形するには、第9図(
A)において仮想線で示すように、プラグ29を吐出口
28内に設置する。
また、第9図(B)に示すように吐出口28から押出さ
れた後の細部素材22の横断面形状を吐出口28の断面
形状と同一になるように成形し、このように成形された
細部2を有する塗装用マスキング治具1を用いた場合、
これを取付けたまま乾燥炉において塗料の焼付けを行な
うと、熱により細部2が伸長し、細部2が被塗物Wがら
外れるおそれがある。そのために、第9図(C)に示す
ように、吐出口28から押し出された後の細部素材22
に張力を加え、細部素材22の横断面を成形用ダイ27
の吐出口28よりも小さくするようにしていわゆる伸長
押出し成形を行なう。そのため、吐出口28 hl l
う押し出される細部素材22の速度」;りも僅かに速い
速度′c′紐部紐材索材を引き扱くように、引抜き機2
6のローラ25の回転速度を調整する。これにより、細
部素材22の伸長押し出しが可能となり、このようにし
て形成された細部素材22を用いた塗装用マスキング冶
具1によれば、高温下では収縮する性質を有することか
ら、塗料の焼付き作業時に細部2が被塗物Wから外れる
ことがない。
第10図は第2図(B)に示ずように2本の細部2を有
する塗装用マスキング治具1を製造するための製造装置
を示す図であり、図示するように押出し機24を2台設
関し、帯状の膜部素材23の両側部にそれぞれ細部素材
22を押出し成形させて、それぞれの細部素材22を膜
部素材23に接触するようにしたものであり、これ以外
は、第8.9図に示す場合と同様である。
第11図は第2図<C>に示すように皮膜材7を有する
塗装用マスキング冶具1を製造M−るための装置を示す
図であり、押出し機24と引抜き機26との間に、細部
素材22に粘着剤6を押出して細部素材22に付着させ
る粘着剤押出し130が設置され、更に粘着剤6にこれ
を被覆する皮膜材7を粘着させるために、皮膜材7がド
ラム状に巻き付(プられた皮膜材塗着機31が粘着剤押
出し機30の後方に設置されている。
この皮膜@7としては、tl用マスキング治具1を被塗
物Wに取付ける際に、細部2から剥がして取付けるよう
にしたものでも良く、或いは細部2を押圧することによ
り、皮膜材自体をから粘着剤が漏出し得るような材質と
し、例えば、第6図(G) (ト()に示すように細部
2を被塗物Wに取付りるときに、細部2への押圧力によ
って、四部5内の粘着剤6が皮膜材7から被塗物Wに漏
出するようにしたものでも良い。更に、第12図は第2
図に(B)に示す塗装用マスキング冶具1に皮膜材7を
設けた場合に、これを製造するための装置を示す図であ
り、第11図におりる部位を共通ずる部位には同一の符
号を示しである。
(発明の効果) 以上のように、本発明によれば、膜部となる帯状の膜部
素材を供給する一方、細部どなる細部素材を所定の断面
形状を持った成形用ダイの吐出口から押し出し、前記細
部素材が冷却される前にこれを前記膜部素材に接触させ
て前記細部素材が保有づ゛る熱により前記膜部素材を前
記細部素材に熱融着し、次いで、前記細部素材に粘着剤
を付着するJ:うにしlこので、細部素材と膜部素材と
を接着剤を用いることなく、しかも、細部素材の保有す
る熱をそのまま利用して細部素材と膜部素材とを相互に
固着させることができ、製造コスト、工程を大幅に減少
することが可能となる。また、細部素材と膜部素材とを
連続的に供給しながら粘着剤を付着J−ることができ、
細部素材と膜部素材との固着作業と同時に粘着剤を付着
することができ、更に同工程において粘着剤の表面に皮
膜材を取付けることができるので、新たに皮膜材を取付
ける工程がいらず、ml用マスキング治具の製造終了後
(第11図及び第12図に示4−引出し機26の左側部
分)に、これをローラー等で巻き付けて保存する場合等
に非常に有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)〜(C)は被塗物どしての自動車バンパー
を示す斜視図、第2図(A)〜(C)は塗装用マスキン
グ治具を示す斜視図、第3図(A>は第1図(A)に示
す被塗物に対して第2図(A>に示′tJ−塗装用マス
キング冶具を取(t 4〕だ状態を示す斜視図、第3図
(B)は第3図(A)における■−■線に沿う断面図、
第4図(△)は第1図(B)に示す被塗物に対して第2
図(B)に示す塗装用マスキング治具を取付けた状態を
示す斜視図、第4図(B)は第4図(A)におりる[V
−IV線に沿う断面図、第5図(A)は第1図(C)に
示す被塗物に対して第2図(C)に示す塗装用マスキン
グ治具を取付けた状態を示J−斜視図、第5図(B)は
第5図(A)におけるv−v線に沿う断面図、第6図(
A)〜(I)は塗装用マスキング治具の他の具体例を示
す断面図、第7図(△)は更に他の具体例に係る塗装用
マスキング治具を示づ斜視図、第7図(B)は同図(A
)における横断面図、第7図(C)〜(E)は同図(A
>に用いた塗装用マスキング治具の要部を示す斜視図、
!′!8図は本発明の製造方法の一実施例に係る塗装用
マスキング治具の製造装置を示ず正面図、第9図(A)
〜(C)は第8図における成形用ダイを示す斜視図と断
面図、第10図は本発明の他の実施例に係る塗装用マス
キング冶具の製造装置を示J゛斜視図、第11図は本発
明の更に他の実施例に係る塗装用マスキング冶具の製造
装置を示す正面図、第12図は本発明の更に他の実施例
に係る製造装置を示す斜視図である。 1・・・塗装用マスキング治具、2・・・組部、3・・
・膜部、6・・・粘着剤、7・・・皮膜材、21・・・
供給機、22・・・組部素材、23・・・膜部累月、2
4・・・押出し機、27・・・成形用ダイ、28・・・
吐出口、30・・・粘着剤押出し機、31・・・皮膜材
塗着機。 第 1 図 第 6 凶 (Dン (E) (F) (G) (H) 第8図 第11図 第1頁の続き @発明者森垣 忠彦 0発 明 者 稲 垣 豊 [相]発明者毛利 正進 厚木市岡津古久560−2 日産自動車株式会社テクニ
カルセンター内 富山県射水郡小杉町戸破184幡地 スミクロス工業株
式会社内 富山県射水郡小杉町戸破184旙地 スミクロス工業株
式会社内 手続ンFlj j丁寵(プノ式) %式% 1、事件の表示 昭和59年 特許願 第108,465号2、発明の名
称 塗興用マスキング治具の製造方法 3、補正をする者 名 称 (399)日産自動車株式会d〈他1名)代表
者 石 原 俊 昭和59年8月8E1 (発送日;昭和59年8月28
日)6、補正の対象 明細書の[図面の簡単な説明jの欄 7、補正の内容 明細書第22頁第19行目に記載の[第6図(△)〜(
T)を[第6図(A)〜(H)は1と補正する。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)非塗装部と被塗装部とを有する被塗物のうら前記
    非塗装部に粘着されて前記被塗装部の表面に塗布される
    塗料の見切り線を形成する組部と、当該組部に固着され
    前記非塗装部を覆う膜部と、前記組部を前記非塗装部に
    粘着させる粘着剤とを有する塗装用マスキング治具を製
    造する方法におい゛(、前記膜部となる帯状の膜部素材
    を供給する一方、前記組部となる組部素材を所定の断面
    形状を持った成形用ダイの吐出口から押し出し、前記組
    部素材が冷却される前にこれを前記膜部素材に接触さυ
    −て前記組部素材が保有する熱により前記膜部素材を前
    記組部素材に熱融着し、次いで、前記組部素材に粘着剤
    を付着するようにしたことを特徴とする塗装用マスキン
    グ治具の製造方法。
  2. (2)非塗装部と被塗装部とを有する被塗物のうち前記
    非塗装部に粘着されて前記被塗装部の表向に塗布される
    塗料の見切り線を形成する組部と、当該組部に固着され
    前記非塗装部を覆う膜部と、前記組部を前記非塗装部に
    粘着させる粘着剤とを有する塗装用マスキング冶具を製
    造する方法において、前記膜部となる帯状の膜部素材を
    供給する一方、前記組部となる組部素材を所定の断面形
    状を持った成形用ダイの吐出口から押し出し、前記組部
    素材が冷却される前にこれを前記膜部素材に接触させて
    前記組部素材が保有する熱により前記膜部素材を前記組
    部素材に熱融着し、次いで、前記組部素材に粘着剤を付
    着した後、前記粘着剤の表面に皮膜材を付着するように
    したことを特徴とする塗装用マスキング治具の製造方法
JP59108465A 1984-05-30 1984-05-30 塗装用マスキング治具の製造方法 Pending JPS60252679A (ja)

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