JPS60251964A - 塗装用マスキング方法 - Google Patents

塗装用マスキング方法

Info

Publication number
JPS60251964A
JPS60251964A JP10845284A JP10845284A JPS60251964A JP S60251964 A JPS60251964 A JP S60251964A JP 10845284 A JP10845284 A JP 10845284A JP 10845284 A JP10845284 A JP 10845284A JP S60251964 A JPS60251964 A JP S60251964A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
painting
painted
masking jig
masking
assembled
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10845284A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Yamada
豊 山田
Shiro Nishikawa
西川 史朗
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP10845284A priority Critical patent/JPS60251964A/ja
Publication of JPS60251964A publication Critical patent/JPS60251964A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は被塗物のうち一部分の被塗装部のみに塗装を行
なう際に使用する塗装用マスキング冶具を用いて非塗装
部を被覆するための塗装用マスキング方法に関し、特に
樹脂製の自動車バンパー等を塗装する際に有用な方法で
ある。
(先行技術) 金属製ないし樹脂製等の各種製品の表面の一部分のみを
塗装する場合、或いはこれらの製品の表面に色彩が異な
った複数種類の塗装を行なう場合には、塗装作業時に被
塗物のうち一部分の被塗装部のみを露呈させ、他の部分
の非塗装部を被覆する必要がある。
従来は被塗物の非塗装部を被iするには、非塗装部の表
面と被塗装部の表面との境界線、つまり児切り線を得る
ため、作業者の手作業により非塗装部のうち被塗装部に
近接した部分に粘着テープを貼り付けるとともに、非塗
装部を覆うマスキング材を前記粘着テープを用いて被塗
物に固定してい lこ 。
このように、テープを被塗物に貼り付けてマスキング作
業を行なっていたのでは、正確な見切り線を得るために
作業を慎重に行なわなければならず、量産品の塗装を行
なうには作業性が悪く実用性がないという問題点があっ
た。
このため、被*物の非塗装部に取付けられ被塗装部の表
面に塗布される塗料の見切り線を形成する組部と、これ
に固着され非塗装部を覆う膜部とを有する塗装用マスキ
ング冶具が本件の出願人より提案開発されている。
この塗装用マスキング冶具を被塗物に取り付けて塗装を
行なう際に、該マスキング治具が被塗物から外れないよ
うにするために、該マスキング治具の組部には粘着剤が
塗布されている。しかしながら、この塗装用マスキング
治具の組部に粘着剤が塗布されていると、該マスキング
治具を梱包。
搬送等をする為、粘着材を被覆する皮膜材が必要でこの
皮膜材を装着する為の製造コストがかかる上、梱包、搬
送、保存などをする際に、皮膜材が剥がれないように注
意を要する上、この粘着材を劣化させないように保存状
態を良好に保つ必要があった。
(発明の目的) 本発明は被塗物に対して容易かつ迅速にマスキング冶具
を取付けることができ、しかも被塗物の非塗装部の表面
と被塗装部の表面との境界をなす見切り線を正確に形成
し得ると共に、塗装時における吹き付は風圧ないし塗料
の焼付は時にお(プる温風の風圧によりマスキング冶具
が被塗物から外れないようにマスキング治具を確実に固
定し得るようにすると共に、該マスキング治具の製造、
保存、取扱いを簡便にすることを目的とする。
(発明の構成) 上記目的を達成するための本発明は、非塗装部と被塗装
部とを有する被塗物のうち前記被塗装部を塗装する際に
、塗装用マスキング冶具を用いて前記非塗装部を被覆す
る塗装用マスキング方法において、前記被塗装部と非塗
装部との境界に粘着剤を塗布した後に、前記被塗装部の
表面に塗布される塗料の見切り線を形成する組部と該組
部に固着され前記非塗装部を覆う膜部とを有する塗装用
マスキング冶具の前記組部を前記粘着剤の塗布面 1に
装着し、前記膜部により前記非塗装部を覆うことを特徴
とする塗装用ンスキング方法である。
〈実施例〉 以下、本発明にかかる塗装用マスキング方法を図面に基
づいて説明する。
第1図(A)〜(C)は被塗物としての自動車バンパー
をそれぞれ示す。最近の自動車バンパーは、V#突時に
おける車体保護機能を向上させ、造型の自由度を増すた
めに、金属よりも弾力性に富み衝撃を吸収する合成樹脂
を素材としたものが主流となっており、第1図(A)〜
(C)に示す自動車バンパーはそれぞれ合成樹脂により
成形されている。
第1図(A>に示す自動車バンパーWは、これの表面の
中央部分に長手方向に沿って溝Gが形成されており、こ
の溝Gを中心に下側のみを塗装するか、或いは上側と下
側とで相互に色彩が異なった別々の塗料により塗装が行
なわれる。第1図(B)に示す自動車バンパーWはこれ
の表面の中央部分に2本の平行な溝Gが形成されており
、例えば溝G相互間の部分以外の上側と下側とにそれぞ
れ塗装が行なわれる。第1図(C)に示す自動車バンパ
ーWは、これの表面の両端角部にそれぞれループ形状の
溝Gが形成されており、これらのループ形状の溝Gで囲
まれた部分以外の部分に塗装が行なわれる。
第2図<A)は第1図(△)に示された被塗物Wのうち
、例えば、溝Gの上側を非塗装部Mとして下側の被塗装
部Cのみを塗装する場合に用いるマスキング冶具1を示
す図である。また、第2図(B)は第1図(B)に示さ
れた被塗物Wのうち2本の溝Gで囲まれた部分を非塗装
部Mとして、それ以外の部分の被塗装部Cのみを塗装す
る場合に用いる塗装用マスキング治具1を示す図であり
、第2図(C)は第1図(C)に示された被塗物Wのう
ちループ形状に形成された溝Gで囲まれる部分の非塗装
部Cのみを塗装する場合に用いる塗装用マスキング冶具
1を示す図である。
それぞれの塗装用マスキング治具1は、第2図(A)〜
(C)に示すように自動車バンパーを被塗物Wとして、
被塗装部Cの表面に塗布される塗料の見切り線を形成す
る断面が中実円形の紐部2と、この組部2に固着され非
塗装部Mを覆゛う膜部3とを有する。この組部2と膜部
3との固着は、接着剤又は熱融着によりなされる。
第2図(A)〜(C)に示す塗装用マスキング治具1の
組部2及び膜部3の材質としては、天然ゴム、ポリウレ
タン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン等のゴム混和物な
いし合成樹脂混和物を用いることが可能であり、更に膜
部3の材質としてはアルミ箔を用いたり、ゴム混和物な
いし合成樹脂混和物の表面にアルミ粉末を塗着させたも
のを用いることも可能である。そして、被塗物Wがプラ
スデック製の自動車バンパーであって、その素材として
ポリプロピレン混和物のような無極性の分子構造からな
るポリマーが基材となったものが用いられる場合には、
塗装用マスキング治具1の材料としてはどのようなもの
を用いても良い。しかし、ポリウレタン、ナイロン、ポ
リブチレンテレフタレートのような極性ポリマーが基材
となった自動車バンパーをマスキングする場合には、軟
質ポリ塩化ビニル混和物のような極性の分子構造からな
る可塑材を含有する物質からなるものをマスキング治具
1の材料として用いない方が良い。これは、塗料の焼付
は乾燥時にマスキング治具1の材料の中に含まれる極性
の分子構造からなる可塑材が自動車バンパーの材料の中
に移行し、被塗物であるバンパーWの表面が侵される場
合があるからである。したがって、このような材料を含
有する自動車バンパーWをマスキングするときには、ポ
リエチレン、ポリプロピレンのように極性の分子構造か
らなる可塑材を含有しない材料をマスキング冶具1とし
て用いることが望ましい。
次に、このような塗装用マスキング冶具1を第1図に示
す被塗物Wに取付参りで、当該被塗物Wの非塗装部Mを
被覆する塗装用マスキング方法を第2図(A>に示すマ
スキング治具1を基に説明する。
第2図(A>に示すマスキング冶具1は、前述したよう
に、例えば、第1図(Δ)に示すような 1□ 自動車バンパーを被塗物として、これに形成された溝G
を中心としてこれの下側の部分のみを被塗装部Cとして
この部分の塗装を行なうためのものである。まず、第3
図に示す車輪11aにより移動自在となっている移動台
車11の受け具12の上に第1図(A>に示す被塗物W
を載置する。その際の被塗物Wの断面詳細を第4図に示
す。
次に、第5図に示すように、被塗物Wの溝Gに粘着剤6
を塗布する。その際に、粘着剤6が例えば、チコーブ等
に入っている場合には、前記溝Gに沿って粘着剤6を当
該チューブから人手により流し込むようにして溝G内に
粘着剤6を塗布しても良いし、また、機械により自動的
に粘着剤6を溝G内に塗布するようにしても良い。
次に、第6図に示すように、粘着剤6が塗布された溝G
内に第2図(A)に示す塗装用マスキング冶具1の組部
2を挿入し、組部2を溝G内に粘着剤6により粘着させ
る。この際には、作業者が指により組部2を押し込むよ
うにしたり、或いはローラ等を有する治具を組部2に押
し付けることによって、組部2が前記溝G内に嵌着する
ようにする。
さらに、この組部2と固着されている膜部3により、被
塗物Wの非塗装部Mの表面を覆うと共に膜部3のうち組
部2に対して反対側の側部3aを被塗物Wの背面側に巻
き込む。この状態で図示しない塗装ブース内に移動台車
11を搬送して塗装用ガンにより塗料を吹き付けた後、
熟思乾燥炉内に移動台車11を搬入して塗料の焼付けを
行なう。
これらの作業を通じて塗装用マスキング治具1に風が当
っても、粘着剤6により組部2が被塗物Wに粘着されて
いるので、塗装用マスキング治具1は被塗装物Wから外
れることなく、塗料の乾燥後に塗装用マスキング治具1
を被塗物Wから取り出すと、組部2によって被塗物Wの
表面に被塗装面Cと非塗装面Mとの境界となる見切り線
が第6図において符号Pで示す位置に正確にかつ奇麗に
形成されることになる。
上述した塗装用マスキング方法は、第2図(A)に示す
塗装用マスキング治具1を用いて説明したが、第2図(
B)、(C)に示す塗装用マスキング冶具1を用いた場
合も同様な工程で被塗装物のマスキングが行なわれる。
第2図(B)、(C)に示す塗装用マスキング冶具1を
用いて被塗物Wをマスキングした状態の第6図と同様な
要部断面図を第7図に示す。この場合も同様に、塗料の
乾燥後に塗装用マスキング冶具1を被塗物Wから取り外
すと、組部2によって被塗物Wの表面に被塗装面Cと非
塗装面Mとの境界となる見切り線が符号Pで示す位置に
正確にかつ奇麗に形成される。
また、前述したように、本発明では、被塗物に粘着剤を
塗布した後に、塗装用マスキング治具を取り付けるよう
にしているので、該塗装用マスキング治具に予め粘着剤
を塗布する必要がなく、該塗装用マスキング治具の製造
、保存、取扱いがきわめて簡便である。
なお、前記粘着剤6としては、ゴム類と、アクリル系ポ
リマーと、エチレン酢酸ビニル系重合体(EVAC>ど
の三種が鈎型的なものであるが、自動車バンパーWを被
塗物Wどする場合には、ゴム類が好適である。ゴム類の
粘着剤6としてはポリイソプレンにクレー等の充填材を
加えたものがあるが、熱風乾燥炉で塗料の焼付けを行な
った後、塗装用マスキング治具1を被塗装物Wがら剥が
したどきに、被塗装物Wの表面に粘着剤6が全く残らな
いようにすることが望ましい。そのためには、粘着剤6
として架橋剤組成物を含有する混和物からなるものを用
いるのが良い。架橋剤組成物としてはポリイソプレン、
天然ゴムのような架橋反応性ポリマーや、テトラメチル
チウラムダイサルファイド(TMT) 、硫黄のような
架橋剤を使用することができる。尚、架橋剤組成物を含
有する混和物からなる粘着材を使用することで塗装用マ
スキング冶具1を使用した後に粘着材を被塗物及び組部
からきれいに剥がすことができる為、この塗装用マスキ
ング治具1を次の塗装にも再利用することができる。
上述した実施例では、塗装用マスキング治具1の組部2
の断面形状が中実円形のものを用いて、マスキングを行
なったが、本発明は何らこれに限定されるものではなく
、種々の断面形状を有する組部2を持つ塗装用マスキン
グ治具1を用いても良い。この塗装用マスキング治具1
の組部2の断面形状としては、次のようなものがある。
第8図(A)に示すように組部2の本体部4を断面はぼ
三角形に形成すると共に、これに三角形の凹部5を形成
して、組部2の横断面形状が容易に変形しうるように横
方向に弾性変形自在となるようにしても良い。また、第
8図(B)に示すように、本体部4に形成される凹部5
を円形としたり、同図(C)に示すように本体部4を変
形の丸形としたり、同図(D)に示すように本体部4を
四角形にし、凹部5を四角形にしたり、同図(E)に示
すように本体部4を丸と四角の組み合わせ形にし、これ
と対応した形状の凹部5としたり、同図(F)に示すよ
うに本体部4の形状を丸と三角の組み合わせ形状にした
り、同図(G)に示すように、本体部4及び凹部5をそ
れぞれ三角と四角の組み合わせにしたり、同図くト1)
に示すように、本体部4の外周をほぼ楕円形とし、凹部
をダルマ形とする等、その他さまざまな形状とすること
ができる。このように、本体部4及び凹部5の形状を種
々のものとすることにより、組部2の横断面形状が容易
に変化しつるように弾性変形自在とすることができる。
尚、第8図において仮想線は溝G内に嵌合される前の状
態における組部2を示す。
第9図(A)〜(E)に示す塗装用マスキング治具1は
、それぞれ組部2を本体部4と中空孔10とにより形成
した場合を示す図であり、中空孔10の形状としては、
第9図(A>(B)(E)に示すように円形の中空孔1
0としたり、同図(B)に示すように四角形とすること
が可能である。また、組部2の本体部4の外周形状とし
ては、第9図(A)に示すように円形としたり、同図(
B)に示すように三角形としたり、同図(C)に示すよ
うに四角形とすることが可能である。更に、本体部4及
び中空孔10の形状としては第9図(D)(E)に示す
ような形状とする等、その他さまざまな形状が可能であ
る。このように、中空孔10の形状及び本体部4の形状
を種々のものとすることにより、組部2の横断面形状は
容易に変形しうるように弾性変形自在どすることが可能
となる。
210図(A)〜LJ)はその他の塗装用マスキング冶
具1の組部2の形状を示す図であり、組部2はそれぞれ
本体部4とこの本体部4の外面から突出し長手方向に沿
って延びる突起部7とにより形成されている。
第10図(A)に示す組部2は、はぼ長方形の本体部と
、この本体部4のうち膜部3に対して反対側から立上が
らぜたテーパ状の突起部とを有するものであり、この突
起部7は面8に対して傾斜台θで傾斜している。第10
図(B)に示す組部2はこれの本体部4の両側に突起部
7を形成し、それぞれの突起部7を傾斜角θで傾斜させ
たものである。第10図(C)に示す組部2は本体部4
を■字形状に形成し、この本体部4にそれぞれ突起部7
を形成することにより組部2を全体的にW字形状として
ものである。第10図(D)に示1紐部2はほぼ長方形
に形成された本体部4の片面に突起部7が形成されてお
り、第10図(E)に示す組部2は長方形の本体部の両
面に突起部7がそれぞれ形成されている。また、第10
図(F)に示すものは組部2の本体部4に断面V字形状
の突起部7を形成したものであり、このV字状の突起部
7を本体部4の両面に形成することも可能である。更に
、第10図(G)に示す組部2は本体部4に四部5を形
成すると共に、突起部7を形成したもので、第10図(
I」)に示す組部2は本体部4に中空孔10を形成する
と共に、突起部7を形成したものである。また、第10
図(I)に示寸ように組部2の断面形状を星形とするこ
とにより突起部7を形成しても良く、第10図〈J)に
示すように、組部2の外周面に円弧状の凹みを設けて多
数の突起部7を形成する等、その他さまさまな形状が可
能である。なお、第9.10図において、組部2を溝G
に嵌合させる前の状態は仮想線で示されている。更に組
部2に凹部5と中空孔10と突起部7の何れかを組み合
わせた形状とすることも可能である。そして、組部2の
形状は溝 jGに形成される見切り線の位置等の種々の
条件を勘案することによって第8〜10図に示されたよ
うなさまざまな形状から選択することができる。
第11図(A)〜(E)は更にその他の塗装用マスキン
グ治具1を示す図であり、第11図(A)に示す自動車
バンパーを被塗物Wとし、これに形成された溝Gの下側
のみを塗装するために塗装用マスキング治具1を用いた
ものである。塗装用マスキング治具1は基本的には第2
図(A)に示すものと同様であるが、組部2のうち被塗
物Wの角部Qに相当し、組部2を溝Gに取付けたときに
折れ曲がる部分には多数のスリット9を形成しである。
スリット9の形状としては第11図(C1:示すように
細い切り込みとしたもの、同図(D)に示すように幅の
広い切り込みとしたもの、或いは細くかつ交差した切り
込みとしたもの等にすることが可能である。これにより
、組部2は被塗物Wの角部Qに追従して容易に折れ曲が
ることになる。尚、第1図(A)〜(C)に示す被塗物
Wに用いる場合にも組部2に上記スリット9を形成する
ことが可能であることは言うまでもない。
また、上記実施例では、被塗物Wの溝Gに塗装用マスキ
ング治具1の組部2を挿入するようにしているが、本発
明は何らこれに限定されるものではなく、第12図(A
)、(B)に示されるように、塗装用マスキング治具1
を、被塗物Wの段部に取付けても良いし、被塗物Wの平
坦部に取付けても良い。その際にも、前記実施例と同様
な方法で、被塗物Wのマスキングがなされる。
(発明の効果) 以上のように、本発明によれば、非塗装部と被塗装部と
を有する被塗物のうち前記被塗装部を塗装する際に、塗
装用マスキング治具を用いて前記非塗装部を被覆する塗
装用マスキング方法において、前記非塗装部と前記被塗
装部との境界に粘着剤を塗布した後、前記被塗装部の表
面に塗布される塗料の見切り線を形成する組部と該組部
に固着され前記非塗装部を覆う膜部とを有する塗装用マ
スキング冶具の前記組部を前記粘着剤の塗布面に装着し
、前記膜部により前記非塗装部を覆うようにしたので、
容易かつ迅速に塗装用マスキング冶具を被塗物に取付(
プることかできると共に、マスキングがなされた状態の
下での吹付は塗装時ないし焼き付は時にマスキング治具
が被塗物から外れることなく、粘着剤との共働により組
部により明瞭かつシャープな見切り線が形成され、円滑
な塗装作業を行なうことができ、更に塗装用マスキング
治具の製造、保存、取り扱いが簡便になるという優れた
効果を秦する。
【図面の簡単な説明】
第1図〈Δ)〜(C)は被塗物としての自動車バンパー
を示す斜視図、第2図(A)〜(C)は本発明に係る塗
装用マスキング治具を示す斜視図、第3図は第1図に示
す被塗物を移動台車に取付けた状態を示す斜視図、第4
図は第3図のIV−IV線に沿う断面図、第5,6図は
本発明に係る一工程を示す第4図と同様な要部断面図、
第7図は他の実施例を示す第4図と同様な要部断面図、
第8図(A)〜(H)、第9図(A)〜(E)、第10
図(△)〜(J)は本発明に使用する塗装用マスキング
治具の要部断面図、第11図(A>は本発明の他の実施
例に係る被塗物としての自動車バンパーを示す斜視図、
第11図(B)は同図(Δ)における横断面図、第11
図(C)〜(E)は同図(A)に示すバンパーに取付け
るための塗装用マスキング治具の要部を示す斜視図、第
12図は本発明のその他の実施例に係る塗装用マスキン
グ治具の要部断面図である。 1・・・塗装用マスキング治具、2・・・組部、3・・
・膜部、4・・・本体部、6・・・粘着剤、7・・・突
起部、W・・・被塗物、M・・・非塗装部、C・・・被
塗装部、G・・・溝。 特n出願人 日産自動車株式会社 第7図 ユ 第8図 (へン (B) (Cン (F) (G) (H) 第10図 (A) CB) (Gン (H) (1) (C) (J) 第 (A)  6 12図  6

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 非塗装部と被塗装部とを有する被塗物のうち前記被塗装
    部を塗装する際に、塗装用マスキング冶具を用いて前記
    非塗装部を被覆する塗装用マスキング方法において、前
    記非塗装部と前記被塗装部との境界に粘着剤を塗布した
    後、前記被塗装部の表面に塗布される塗料の見切り線を
    形成する組部と該組部に固着され前記非塗装部を覆う膜
    部とを有する塗装用マスキング治具の前記組部を前記粘
    着剤の塗布面に装着し、前記膜部により前記非塗装部を
    覆うことを特徴とする塗装用マスキング方法。
JP10845284A 1984-05-30 1984-05-30 塗装用マスキング方法 Pending JPS60251964A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10845284A JPS60251964A (ja) 1984-05-30 1984-05-30 塗装用マスキング方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10845284A JPS60251964A (ja) 1984-05-30 1984-05-30 塗装用マスキング方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS60251964A true JPS60251964A (ja) 1985-12-12

Family

ID=14485134

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10845284A Pending JPS60251964A (ja) 1984-05-30 1984-05-30 塗装用マスキング方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60251964A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR930005803Y1 (ko) 팽창수축 재료
EP0249444B1 (en) A corrosion, sound, and vibration-proofing method for metal structures
JPH02211268A (ja) マスキング材
US4024837A (en) Multiple stratum mask
JPH0221301B2 (ja)
JPS60251964A (ja) 塗装用マスキング方法
JPS60251953A (ja) 塗装用マスキング治具
JPS60251966A (ja) 塗装用マスキング方法
JPS60251965A (ja) 塗装用マスキング方法
JPH047265B2 (ja)
JPS60251952A (ja) 塗装用マスキング治具
JPS60251970A (ja) 塗装用マスキング方法
JPS60251967A (ja) 2色塗装方法
JPS60251954A (ja) 塗装用マスキング治具
JPH0459027B2 (ja)
JPS60251969A (ja) 2色塗装方法
JPS60251955A (ja) 塗装用マスキング治具
JPS60251968A (ja) 多色塗装方法
JPS60232276A (ja) 塗装用マスキング治具
JPS6349318Y2 (ja)
JPS60251971A (ja) 塗装用マスキング方法
JPS6241795B2 (ja)
JP3062796B2 (ja) マスキングテープ
JPS61254266A (ja) 塗装用マスキング治具
JPS6241796B2 (ja)