JPS60232276A - 塗装用マスキング治具 - Google Patents

塗装用マスキング治具

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Publication number
JPS60232276A
JPS60232276A JP59087860A JP8786084A JPS60232276A JP S60232276 A JPS60232276 A JP S60232276A JP 59087860 A JP59087860 A JP 59087860A JP 8786084 A JP8786084 A JP 8786084A JP S60232276 A JPS60232276 A JP S60232276A
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JP
Japan
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painting
painted
masking jig
main body
groove
Prior art date
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Pending
Application number
JP59087860A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Yamada
豊 山田
Shiro Nishikawa
西川 史朗
Ryoji Maeda
良次 前田
Naoki Tomita
直樹 富田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B12/00Arrangements for controlling delivery; Arrangements for controlling the spray area
    • B05B12/16Arrangements for controlling delivery; Arrangements for controlling the spray area for controlling the spray area
    • B05B12/20Masking elements, i.e. elements defining uncoated areas on an object to be coated
    • B05B12/24Masking elements, i.e. elements defining uncoated areas on an object to be coated made at least partly of flexible material, e.g. sheets of paper or fabric

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  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、被塗物のうち一部分の被塗装部のみに塗装を
行なって非塗装部を被覆覆るための塗装用マス」:ング
冶具に関し、特に樹脂製の自動車のバンパー等を塗装づ
る際に用いて有用なものである。
(先行技術) 金属製品ないし樹脂製品等の各種製品の表面の一部分の
みを塗装する場合、或いはこれらの製品の表面に色彩が
異なった複数種類の塗装を行なう場合には、塗装作業時
に被塗物のうち一部分の被塗装部のみを露呈させ、他の
部分の非塗装部を被Nする必要がある。
従来は被塗物の非塗装部を被覆するには、非塗装部の表
面と被塗装部の表面との境界線、つまり見切り線を得る
ため、作業者の手作業により非塗装部のうち被塗装部に
接近した部分に粘着テープを貼り付けると共に、非塗装
部を覆うマス、1:ング月を前記粘着テープを用いて被
塗物に固定していた。
このJ、うに、テープを被塗物に貼り付けてマス4ング
作業を行なっていI、二のでは、正確な見切り線を19
るために作業を慎重に行なわなければならず、量産品の
塗装を行なうには作業性が悪(実用性がないという問題
点があった。
(発明の目的) 本発明は被塗物に対して容易かつ迅速にマスキング治具
を取付けることかでき、しかも被塗物の被塗装物の表面
と被塗装物の表面どの境界をなす見切り線を正確に形成
【ノ得ると共に、塗装時における吹ぎt」け風圧ないし
塗料の焼付は時における開用の風圧によりマスキング治
具が被塗物から外れないようにマスキング治具を確実に
固定し得るようにすることを目的とする。
(発明の構成) 上記目的を達成するだめの本発明は、非塗装部と被塗装
部との境界部に溝を有Jる被塗物のうち前記被塗装部を
塗装する際に、前記非塗装部を被N1J8塗装用マスキ
ング冶具において、前記溝に嵌合し前記被塗装部の表面
に塗布される塗わ1の見切り線を形成し、横断面形状が
変化しうるように弾性変形自在な組部と、当該組部に固
着され前記非塗装部を覆う膜部とを右Jる塗装用マスキ
ング治具である。
(実施例) 以下、本発明のマスキング治具を図面に基づいて説明す
る。
第1図(A)〜(C)は被塗物としての自動車バンパー
をそれぞれ示す。最近の自動車バンパーは、衝突時にお
(プる車体保護機能を向上させ、造形の自由度を増すた
めに、金属よりも弾力性に富み衝撃を吸収する合成樹脂
を素材としたものが主流となっており、第1図(A)〜
(C)に示す自動車バンパーはそれぞれ合成樹脂にJ:
り成形されている。
第1図(A>に示す自動車バンパーWは、これの表面の
中央部分に長手方向に沿って溝Gが形成3− されており、この溝Gを中心に下側のみを塗装するか、
或いは」−側と下側とで相互に色彩が異なった別々の塗
料により#!装が行なわれる。第1図(B)に示J自動
車バンパーWはこれの表面の中央部分に2本の平行’、
> it! Gが形成されており、溝G相互間の部分以
外の上側と下側とにそれぞれ塗装が行なわれる。第1図
(”C)に示す自動車バンパーWはこれの表面の両端角
部にそれぞれループ形状に溝Gが形成されており、これ
らのループ形状の溝Gで囲まれた部分以外の部分に塗装
が行なわれる。
第2図(A>は第1図(Δ)に示された被塗物Wのうち
、例えば溝Gの」:側を非塗装部Mとして下側の被塗装
部Cのみを塗装づる場合に用いるマスキング治具1を示
ず図であり、第2図(B)は第1図(B)に示された被
塗物Wのうち2本の溝Gで囲まれた部分を非塗装部Mと
して、それ以外の部分の被塗装部Cのみを10る場合に
用いる塗装用マスキング冶具1を示ず図であり、第2図
(C)は第1図(C)に示された被塗物Wのうち4− ループ形状に形成された溝Gで囲まれる部分を非塗装部
Mどしてこれ以外の部分の9被塗装物Cのみを塗装づる
場合に用いるマスキング治具を示ず図である。
それぞれのマスキング治具1は、第2図(Δ)〜(C)
に示すように自動車バンパーを被塗物Wとして、これら
に形成された溝Gに嵌合され被塗装部Cの表面に塗布さ
れる塗料の見切り線を形成する横方向に弾性変形自在な
組部2と、この組部2に固着され非塗装部Mを覆う膜部
3とを有する。
この組部2と膜部3どの固着は、接着剤又は熱融着によ
りなされている。合成樹脂により自動車バンパーを成形
した場合には、冷却収縮のため溝Gの幅寸法を溝Gの全
長にわたり均一に紐部することは容易でなく、寸法のバ
ラツキが生ずることがある。したがって、tllI G
 k:嵌合される組部2は溝Gの寸法に多少のバラツキ
が存在していても、容易に入手により咲合し得ると共に
、確実に嵌合状態を緒持づるように形成づる必要がある
。このため、組部2の素材を天然ゴム、ポリウレタンゴ
ム、合成樹脂等のようにそれ自体横方向に弾性変形し得
るものを用いることの他に、第2図(A)〜(C)に示
すJ、うに、組部2の本体部4のこの本体部4の長子方
向に沿って外部に間口した四部5を形成することによっ
て、組部2を満Gに嵌合する際に溝Gの寸法誤差に追従
して十分に弾性変形し得るようにすることが可能となり
、組部2は溝Gに堅固に嵌合して離れにくくなり、且つ
塗料の見切り線がきれいに形成されることになる。
第3図(Δ)(B)は第1図(A>に示す自動車バンパ
ーを被塗物Wとし、これの下側の部分のみを被塗装部C
としてこの部分の塗装を行なうために、第2図(A)に
示す塗装用マスキング治具1を被塗物Wに取付けた状態
を示す図である。まず、車輪10により移動自在となっ
た移動台車11の受け具12の上に被塗物Wを載置する
と共に、被塗物Wよりも長く裁断された第2図<A)に
示すマスキング冶具1の組部2を溝Gに嵌合させる。
このときに、図示する組部2は外側面が半円形状となっ
た本体部4と、半円形の四部5どからなるので、作業者
が指により組部2を押し潰すようしたり、或いは図示し
ないローラを有する治具を組部2に押し付けることによ
って、容易にNG内に組部2を■合させることができる
。そして、膜部3により被塗物Wの非塗装部Mの表面を
覆うと共に膜部3のうち組部2に対して反対側に位置す
る側部2aとマスキング治具1の両端部とを被塗物Wの
背面側に巻き込む。この状態で図示しない塗装用ブース
内に移動台車11を搬送して塗装用ガンにより塗料を吹
き付けた後、熱風乾燥炉内に移動台車11を搬入して塗
おIの焼付けを行なう。これらの作業を通じて塗装用マ
スキング冶具1に風が当っても、被塗物Wから外れるこ
となく、塗料の乾燥後に塗装用マスキング治具1を被塗
物Wから取り外゛りと、組部2によって溝G内の所定の
個所に被塗装面Cと非塗装部Mとの境界となる見切り線
が第3図(B)において符号Pで示づ゛位置に正確にか
つ奇麗に形成されることになる。尚、塗装の条件次第に
よっては塗料の焼付けを行なう前にマスキング治具1を
被塗物Wから取り外J°よう7− にしても良い。
第1図(B)に示す被塗物Wのうち被塗装部Cのみに塗
装を行なう場合には、被塗物Wの全長よりも長く裁断さ
れた第2図(B)に示すマスキング治具1を用い、第4
図(A)(B)に示すように、2本の組部2をそれぞれ
満G内に嵌合させる。
このときには、上述の場合と同様に作業者が指により組
部2の本体部4を押し潰したり、或いは図示しない冶具
を用いて組部2を押し付けることにより容易に組部2を
溝Gに嵌合させることができる。次いで、塗料の吹ぎ付
けと塗料の乾燥とを行なう。これにより、第4図(B)
において符号Pで示す位置に見切り線が正確かつ奇麗に
形成される。
第1図(C)に示す被塗物Wのうち被塗装部Cのみに塗
装を行なうには、ループ状の溝Gの長さに対応した長さ
のループ状の組部2を有する第2図(C)に示す塗装用
マスキング冶具1を2つ用い、第4図に示すように、2
個所の溝G内にそれぞれの塗装用マスキング冶具1の組
部2を■合さ=8− せる。この組部2を溝Gに嵌合させた状態は、第4図(
B)に示す場合と同様である。
第2図(A)〜(C)に示す塗装用マスキング冶具1の
組部2及び膜部3の材質としては、天然ゴム、ポリウレ
タン、ポリ塩化ビニル、ポリ1チレン等のゴム混和物な
いし合成樹脂混和物を用いることが可能であり、更に膜
部3の材質としてはアルミ箔を用いたり、ゴム混和物な
いし合成樹脂混和物の表面にアルミ粉末を塗着させたも
のを用いることも可能である。そして、被塗物Wがプラ
スチック製のバンパーであって、その素材としてポリプ
ロピレン混和物のような無極性の分子構造からなるポリ
マーが基材となっているものが用いられる場合には、塗
装用マスキング治具1の材料としてはどのようなものを
用いても良い。しかし、ポリウレタン、ナイロン、ポリ
ブチレンテレフタレートのような極性の分子構造からな
るポリマーが基材となった自動車バンパーをマスキング
する場合には、軟質ポリ塩化ビニル混和物のような極性
の分子構造からなる可塑材を含有する物質からなるもの
をマスキング治具1の材料として用いない方が良い。こ
れは、塗料の焼付は乾燥時にマスキング冶具1の材料の
中に含まれる極性の分子構造からなる可塑材が自動車バ
ンパーの材料の中に移行し、被塗物であるバンパーWの
表面が侵される場合があるからである。したがって、こ
のような材料を含有する自動車バンパーWをマスキング
するときには、ポリエチレン、ポリプロピレンのように
極性の分子構造からなる可塑材を含有しない材質をマス
4:ング治具1として用いることが望ましい。
第6図(A)〜(I)はそれぞれ本発明の他の実施例に
係る塗装用マス4:ング冶具1の組部2を示す図であり
、組部2の断面形状としては、第6図(A)に示Jよう
に本体部4を断面はぼ三角形に形成すると共に、これに
三角形の凹部5を形成して、組部2の横断面形状が容易
に変化しうるように弾性変形自在どなるようにしである
。また、第6図(B)に示すように、本体部4に形成さ
れる凹部5の横断面形状を四角形としたり、同図(C)
、(D>に示Jように四部5を丸形と1)たり、同図(
E)に示すように本体部4を丸と四角の相み合わせ形に
し、これと相似形状とした凹部5としたり、同図(F)
に示すように同図(E)の本体部4の形状を変形させた
り、同図(G)に示Jように、四部5をダルマ形にした
り、同図(1」)に示すように、本体部4及び四部5を
三角形と四角形の組み合わせにしたりする等、イの他さ
まざまな形状にり−ることかできる。このように、本体
部4及び四部5の形状を種々のものとすることにより、
組部2の横断面形状が容易に変化しうるように弾性変形
自在とすることができる。尚、第6図において仮想線は
溝G内に嵌合される前の状態における組部2を示す。
第7図(A)〜(E)に示す塗装用マスキング治具1は
、イれぞれ・組部2を本体部4と中空孔6とにより形成
した場合を示J゛図であり、中空孔6の形状としては、
第7図(A>(B)(E)に示すように円形の中空孔6
としたり、同図(C)に示すように四角形とすることが
可能である。また、11− 組部2の本体部4の外周形状としては、第7図(A>に
示すように円形としたり、同図(B)に示すように三角
形としたり、同図(C)に示すように四角形とすること
か可能である。更に本体部2及び中空孔6の形状として
は第7図(D)(E)に示すような形状と覆る等、その
他さまざまな形状が可能である。このように、中空孔6
の形状及び本体部4の形状を種々のものと1°ることに
より、組部2の横断面形状は容易に変化しうるように弾
性変形自在とすることが可能となる。
第8図(A)〜く、J)は本発明の他の実施例に係る塗
装用マスキング冶具1の組部2の形状を示す図であり、
組部2はイれぞれ本体部4とこの本体部4の外面から突
出し長手方面に沿って延びる突起部7とにより形成され
ている。
第8図(A)に示す組部2は、はぼ長方形の本体部4と
、この本体部4のうち膜部3に対して反対側から立上が
らせたデーパ状の突起部7とを有するものであり、この
突起部7は面8に対して傾斜角θで傾斜している。第8
図(B)に示す組部12− 2はこれの本体部4の両側に突起部7を形成し、それぞ
れの突起部7を傾斜角θで傾斜させたものである。第8
図(C)に示す組部2は本体部4をV字形状に形成し、
この本体部にそれぞれ突起部7を形成することにより組
部2を全体的にW字形状としたものである。第8図(D
)に示す組部2はほぼ長方形に形成された本体部4の片
面に突起部7が形成されており、第8図(E)に示す組
部2は長方形の本体部5の両面に突起部7がそれぞれ形
成されている。また、第8図(F)に示すものは組部2
の本体部4に断面V字形状の突起部7を形成したもので
あり、このV字形状に突起部7を本体部4の両面に形成
することも可能である。
更に第8図(G)に示す組部2は本体部4に凹部5を形
成すると共に、突起部7を形成したもので、同図(H)
に示1ものは本体部4に中空孔6を形成すると共に、突
起部7を形成したものである。
また、第8図(])に示すように組部2の断面形状を星
形とで−ることにより突起部7を形成しても良く、第8
図〈J)に示すように、組部2の外周而に円弧状の凹み
を設けて多数の突起部7を形成する等、その他さまざま
な形状が可能である。尚、第7,8図にお−いて、組部
2を溝Gに嵌合さぜる前の状態は仮想線で示されている
。更に組部2に四部5と中空孔6と突起部7の何れかを
組み合わせた形状とづることも可能である。そして、組
部2の形状は溝Gに形成される見切り線の位置等の種々
の条件を勘案することによって第6〜8図に示されたよ
うなさまざまな形状から選択することができる。
第9図(A)〜(E)は更にその他の塗装用マス4−ン
グ治具1を示づ図であり、第9図<A>に示す自動車バ
ンパーを被塗物Wとし、これに形成された溝Gの下側の
みを塗装するために塗装用マスキング冶具1を用いたも
のである。塗装用マスキング治具1は基本的には第2図
(A)に示すものと同様であるが、組部2のうち被塗物
Wの角部Qに相当し、組部2を溝Gに取付けたときに折
れ曲がる部分には多数のスリット9を形成しである。
スリット9の形状としては第9図(C)に示すように細
い切り込みとしたもの、同図(D>に示すように幅の広
い切り込みとしたもの、或いは細くかつ交差した切り込
みとしたもの等にすることが可能である。これにより、
組部2は被塗物\へlの角部Qに追従して容易に折れ曲
がることになる。尚、第1図(A)〜(C)に示す被塗
物Wに用いる場合にも組部2に上記スリット9を形成す
ることが可能であることは゛占うまでもない。
次に、本発明の塗装用マスキング冶具1の実験結果につ
いて第1表を参照しつつ説明J”る。この実験では第1
0図(A)(B)に示すように、被塗物Wとしては、こ
れの横断面の寸法1−1が70mm。
寸法L2が8On+mを有し、これに形成されたtMG
の幅D1が5n+m 、深さD2が3Ill111のポ
リプロピレン混和物からなる自動車バンパーWを用いた
。第10図(B)は比較例としてのマスキング治具1を
示し、組部2の断面形状は矩形をなし、幅が4.5mm
、厚みが1mmであり、膜部3の厚みは0.075mm
である。第10図(C)に示す本発明の塗装用マスキン
グ治具1は、第2図(A)〜(C)に示す15− ものと組部2の形状が同一であり、組部2の本体部4の
外径が5mmであり、この本体部4には内径が釦mの凹
部5が形成されており、膜部3の厚みは0.075mm
である。
そして、上述のような形状を有づる塗装用マス4:ング
治具1を種々の材料を用いて製造し、被塗物Wの非塗装
部Mの表面を被覆して、吹付は塗装と、熱線乾燥炉にお
ける焼付けとを行なった。第1表において、天然ゴムは
重量比がそれぞれ天然ゴム1001ステアリンw11、
亜鉛華5、硫黄2、テトラメヂルチウラムダイサルファ
イド1の混和物を示し、ポリウレタンは日本ニストラン
株式会社製の商品名パラプレンP22Sを示し、PvC
(1)は重量比がポリ塩化ビニル(重合度500)10
0、ステアリン酸バリウム1、ジオクチルフタレート6
0、三塩基性硫酸塩7の混和物である。
また、PVC(2)は重量比がポリ塩化ビニル(重合度
2600)100、ステアリン酸バリウム1、ジオクチ
ルフタレート150、三塩基性硫酸塩7の混和物を示し
、PE(1)は低密度ポリ16− エチル(比10.92、メルト・インデックス1゜2)
を示し、PE (2)は高密度ポリエチレン(比m1.
35、メルトインデックス0.3)を示す。
実験点数は比較例1.2が3点であり、イれ以外のもの
が10点である。ぞして、それぞれの試料に20m/秒
の風速にて塗料を吹付け、しがる後120℃の温風の流
れる乾燥炉において塗料を焼付けた。
第1表における[吹付時の治具離脱Jは塗装用マスキン
グ治具1の組部2が吹付は作業時の吹付けの風により部
分的に外れたが否かの観察結果を示し、「吹付後の治具
状況」は塗料の焼付は時の熱によりマスキング治具1が
耐えられるが否が、即ち、熱融解あるいは軟化して形状
崩れないし離脱が起こったか否かの観察結果を示す。ま
た、1見切り線の状況」は塗料が組部2と溝Gの壁との
接点を境界として明瞭な見切り線が形成されているか否
かの観察結果を示すものであり、[吹付時の治RH1脱
Jの結果と1焼付後の治具離脱」の結束とが良好なもの
のみの試料を判断し、組部2の溝Gの壁面との密着不出
のために、溝Gの奥に塗料が流れ込^7だ試料は不良品
と判断した。第1表において、×は試料全般の不良を意
味し、△は試料中に不良品が一部あるが、はぼ良好品で
あることを意味し、Oは試料全般が良好であることを意
味し、−は判断不要を意味する。以」−の実験結果より
、第1表で示すように吹付は時の冶具#i脱状況は組部
形状が中実円形のものについては全ての試料が一部不良
はあるがほぼ良好であるのに対し、円形の四部付きのも
のについては全ての試料が良好である。これによりマス
キング冶具の組部を中実円形にするよりも四部等で形成
して横断面形状が変化しろるように弾性変形自在にした
方がマスキングがなされた状況下での吹付は塗装ないし
焼付は乾燥時にマスキング冶具が被塗物から外れにくく
なることが判明した。さらに組部を中実円形に形成する
よりも横断面形状が変化し易いように断面形状を四部、
中空部、突起部付き等にして弾性変形自在することで、
溝部に弾力を持って嵌合するので、この溝部に無理な力
が加わらなるために溝部を変形させることがないという
浸れた効果をも有している。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、非塗装部と被塗装部との
境界部に溝を有する被塗物のうち前記被塗装部を塗装す
る際に、前記非塗装部を被覆づる塗装用マスキング冶具
において、前記溝に嵌合し前記被塗装部の表面に塗布さ
れる塗料の見切り線を形成し横断面形状が変化しつるよ
うに弾性変形自在な組部と、当該組部に固着され前記非
塗装部を覆う膜部とを有りるので、容易かつ迅速に塗装
用マスキング冶具を被塗物に取付()ることができるど
共に、マスキングがなされた状態の下での吹付は塗装時
ないし焼付は乾燥時にマスキング治具が被塗物から外れ
ることなく、明瞭かつシャープな見切り線を形成し1q
て、円滑な塗装作業を行なうことが可能となり、更に組
部を被塗物の溝に嵌合する際、この溝部を変形させるこ
とがないという優れた効果を有している。
19− 一20=
【図面の簡単な説明】
第1図(A)〜(C)は被塗物分としての自動車バンパ
ーを示す斜視図、第2図(A)〜(C)は本発明の実施
例に係る塗装用マスキング冶具を示す斜視図、第3図(
A)は第1図(A)に示す被塗物に対して第2図(A)
に示す塗装用マスキング治具を取付けた状態を示す斜視
図、第3図(B)は第3図(A)におけるI−]1’線
に沿う断面図、第4図(A)は第1図(B)に示す被塗
物に対して第2図(B)に示す塗装用マスキング治具を
取付けた状態を示す斜視図、第4図(B)は第4図(A
>におけるIV−IV線に沿う断面図、第5図は第1図
(C)に法示す被塗物に対して第2図(C)に示す塗装
用マスキング治具を取付けた状態を示す斜視図、第6図
(△)〜(Nは本発明の他の実施例に係る塗装用マスキ
ング治具の組部を示す断面図、第7図(A)〜(E)は
本発明の他の実施例に係る塗装用マスキング治具のパ組
部を示す断面図、第8図(A)〜(J)は本発明゛の更
に他の実施例に係る塗装用マスキング治具の紐部を示づ
断面図、第9図(A)は本発明の他の実施例に係るマス
キング冶具を被塗物Wに取付けた状態を示す斜視図、第
9図(B)は同図(A)における横断面図、第9図(C
)〜(E)は同図(A>に用いた塗装用マスキング冶具
の要部を示す斜視図、第10図(A)〜(C)は実験に
用いた被塗物と塗装用マスキング治具を示】°断面図で
ある。 1・・・塗装用マスキング治具、2・・・1部、3・・
・膜部、4・・・本体部、5・・・凹部、6・・・中空
孔、7・・・突起部、W・・・被塗物、M・・・非塗装
部、C・・・被塗装部、G・・・溝、 特許出願人 日産自動車株式会社 23− 第 1 図 (A) (D) (G) (H) 第8図 (8) (C) (E) (F) (1ン (J) 第10 (A) 497− 図 (B)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)非塗装部と被塗装部どの境界部に溝を右Jる被塗
    物のうち前記被塗装部を#装置る際に、前記非塗装部を
    被覆する塗装用マスキング冶具において、前記溝に嵌合
    し前記被塗装部の表面に塗布される塗料の見切り線を形
    成し横断面形状が変化しうるように弾性変形自在な組部
    と、当該組部に固着され前記非塗装部を覆う膜部とを右
    する塗装用マスキング冶具1゜
  2. (2)組部の本体部に当該本体部の長手方向に治って外
    部に開口した四部を形成してなる前記特許請求の範囲第
    1項に記載の塗装用マスキング治具。
  3. (3)Iff1部の本体部内に、当該本体部の長手方向
    に沿って中空孔を形成してなる前記特許請求範囲第1項
    に記載の塗装用マスキング冶具。
  4. (4)組部の本体部に、当該本体部の長手方向に沿って
    該本体部の外面から突出した突起部を形成してなる前記
    特許請求の範囲第1項に記載の塗装用マスキング治具。
JP59087860A 1984-05-02 1984-05-02 塗装用マスキング治具 Pending JPS60232276A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110899017A (zh) * 2019-11-26 2020-03-24 张得全 一种v型槽相框生产用喷漆装置

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