JPH04290723A - 押出成形品の塗料塗布方法 - Google Patents

押出成形品の塗料塗布方法

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Publication number
JPH04290723A
JPH04290723A JP3054253A JP5425391A JPH04290723A JP H04290723 A JPH04290723 A JP H04290723A JP 3054253 A JP3054253 A JP 3054253A JP 5425391 A JP5425391 A JP 5425391A JP H04290723 A JPH04290723 A JP H04290723A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot melt
molded product
melt agent
extrusion molded
reactive hot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3054253A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroki Komori
博樹 小森
Yuriko Matsubara
松原 百合子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Original Assignee
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd filed Critical Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Priority to JP3054253A priority Critical patent/JPH04290723A/ja
Publication of JPH04290723A publication Critical patent/JPH04290723A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用ウエザースト
リップ等の押出成形品の塗料塗布方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車用ウエザーストリップとし
てその外表面の一部に着色塗料を塗布して装飾性の向上
を図るようにしたものが普及してきている。
【0003】このウエザーストリップのような押出成形
品の塗料塗布方法としては、従来、以下に示すような方
法が採用されていた。
【0004】即ち、押出工程と加硫処理工程を経て造形
を完了した押出成形品の外表面に、まず作業者がマスキ
ングテープを貼着し、その後、こうしてマスキングを行
った押出成形品の外表面に対し図6に示すように所定の
塗料aを吹き付け、最後に、塗料aの乾燥を待って押出
成形品1からマスキングテープ2を剥がすとう方法が採
用されていた。
【0005】また、別の方法としては、上述と同様にし
て造形を完了した押出成形品のマスキング部に作業者が
遮蔽板を押し当て、その状態で塗料を塗布するというも
のも採用されていた。
【0006】尚、これに類似した従来技術は、例えば特
開昭53−132061号公報等に示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の塗料塗布方法は、いずれのものも造形を完了した押出
成形品に対し、マスキングテープの貼着や遮蔽板の押し
当て等の作業者による繁雑で熟練を要する作業を必要と
し、しかも、マスキング、塗料の吹き付け、乾燥、マス
キング剥がし等の多くの工程を経なければならないため
、生産効率が悪いという不具合がある。
【0008】そこで本発明は、マスキングテープの貼着
等の作業者による繁雑で熟練を要する作業を無くすと共
に押出成形品の製造から塗装の完了までの工程数を減少
させて生産効率の向上を可能にする押出成形品の塗料塗
布方法を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した課題を
解決するための手段として、押出成形品の押し出しと同
時にそのマスキング部に反応性ホットメルト剤を塗布し
、つづいてこの押出成形品に塗料を塗布した後に加硫処
理を行い、この後に硬化した反応性ホットメルト剤を押
出成形品から剥離するようにした。
【0010】
【作用】押出成形品の押し出しと同時に反応性ホットメ
ルト剤を塗布するだけで、押出成形品のマスキングが為
され、加硫処理の段階でその熱によって塗料の乾燥と反
応性ホットメルト剤の硬化が為されるようになる。
【0011】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図1〜図5を参照
して説明する。
【0012】本発明にかかる押出成形品の塗料塗布方法
は、マスキングに反応性ホットメルト剤を使用したこと
を特徴の一つとしており、反応性ホットメルト剤とは、
例えば、イソシアネート基を有するウレタンプレポリマ
ーと、ポリエチレン,EVA(エチレンと酢酸ビニル共
重合樹脂),ポリエステル,ポリアミド等の熱可塑性樹
脂に、酸化防止剤や触媒等を添加したものである。この
実施例の場合、使用する反応性ホットメルト剤に撥水性
お呼び剥離性を持たせるために、シリコンオイルと硬化
性シリコンを5〜100重量部添加するようにした。 尚、この実施例ではこれらのものを添加したものを単に
反応性ホットメルト剤と呼ぶものとする。
【0013】ここで本発明にかかる塗料塗布方法を用い
る押出成形品の製造ラインの一例について説明する。
【0014】図1において、3は、ゴム材を所望断面形
状に押出成形する押出成形機であって、この押出成形機
3の先端部には主口金4が配設され、主口金4の外側に
は塗布用口金5が配設されている。6は、反応性ホット
メルト剤の供給機構であり、この供給機構5から導出さ
れた供給管7が前記塗布用口金5に連結されている。ま
た、8は、押出成形品1に所望の着色塗装を行う塗装装
置、9は、押出成形品1に加硫処理を施す加硫槽、10
は、加硫処理後に押出成形品1を冷却する冷却水槽であ
り、11は、マスキングの剥がし作業を行う作業台であ
る。
【0015】図2は上記押出成形機3の要部断面図であ
り、同図中12は、スクリュー13によって混練された
ゴム材を供給するシリンダバレル、14は、このシリン
ダバレル12の先端部外周に嵌合配置されたヘッド部で
ある。シリンダバレル12の内部には可塑化したゴム材
の流れを整流するブレーカプレート20が配設され、ま
た、このシリンダバレル12の先端には、円盤状をなす
前記主口金4と塗布用口金5が密に重ねられた状態で配
設されている。尚、図中15は、ゴム材を過熱するため
の蒸気を流通させる蒸気通路であり、16は、両口金4
,5をシリンダバレル12とヘッド部14に取付けるた
めの押さえ部材である。
【0016】また、主口金4には、成形品の形状に応じ
た材料通路17が貫通形成され、塗布用口金5には、上
記材料通路17よりも僅かに大きな開口部18が貫通形
成され、主口金4と塗布用口金5の間には、前記反応性
ホットメルト剤の供給機構6から導出された供給管7に
連なる吐出口19が形成されている。
【0017】押出成形機3はこのような構成であるため
、ゴム材がスクリュー13によって順次加圧供給される
と主口金4によって所定の断面形状に押し出されると同
時に、押し出される成形品の所定のマスキング位置に吐
出口19から吐出される反応性ホットメルト剤bが連続
的に、かつ、均一に塗布される。
【0018】こうして、押出成形機3によって押し出さ
れた押出成形品1の外表面には、次の工程において、図
1,図3に示すように着色塗料aが塗布される。ここで
、塗料aの一部はマスキング部に塗布された反応性ホッ
トメルト剤bの上面にも付着するが、この実施例の反応
性ホットメルト剤bにあっては撥水性の添加剤が加えら
れているために、付着しても極く僅かな量となる。
【0019】つづいて、塗料aの塗布を完了した押出成
形品1は加硫槽9に入れられ加熱される。この加硫槽9
においては、押出成形品1の加硫処理が行われるばかり
でなく、さらにその熱によって塗料aが乾燥すると同時
に反応性ホットメルト剤bが硬化するようになる。
【0020】そして、こうして加硫槽9から出された押
出成形品1は冷却水槽10で冷却された後、次の工程に
おいて、図4,図5に示すようにその外表面のマスキン
グ部から反応性ホットメルト剤bが剥離除去される。こ
こで、この実施例の反応性ホットメルト剤bは剥離性の
添加剤が加えられているために、この反応性ホットメル
ト剤bの剥離除去は容易に行える。また、このとき反応
性ホットメルト剤bの上面には塗料aが僅か(薄く)し
か付着していないため、反応性ホットメルト剤bの剥離
除去と同時に塗装部分の塗料aが引きずられて剥離する
ことはない。このため、品質の高い押出成形品1の製造
が可能になる。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、押出成形
品の押し出しと同時にそのマスキング部に反応性ホット
メルト剤を塗布し、つづいてこの押出成形品に塗料を塗
布した後に加硫処理を行い、この後に硬化した反応性ホ
ットメルト剤を押出成形品から剥離するようにしたため
、押出成形品に対するマスキングを作業者によらずに容
易に、かつ、確実に行え、しかも、押出成形品の製造か
ら完了までの工程数が従来のものよりも減少するように
なり、生産効率の大幅な向上が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる塗装方法を採用した押出成形品
の製造ラインの概要図。
【図2】同製造ラインで使用する押出成形機の要部断面
図。
【図3】同製造ライン上の押出成形品の平面図。
【図4】同製造ライン上の押出成形品の正面図。
【図5】同製造ライン上の押出成形品の平面図。
【図6】従来の技術を示す斜視図。
【符号の説明】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  押出成形品の押し出しと同時にそのマ
    スキング部に反応性ホットメルト剤を塗布し、つづいて
    この押出成形品に塗料を塗布した後に加硫処理を行い、
    この後に硬化した反応性ホットメルト剤を押出成形品か
    ら剥離することを特徴とする押出成形品の塗料塗布方法
JP3054253A 1991-03-19 1991-03-19 押出成形品の塗料塗布方法 Pending JPH04290723A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10264224A (ja) * 1997-03-25 1998-10-06 Mito Kako:Kk 合成樹脂被覆材の製造方法およびその製造装置
WO2014004383A1 (en) * 2012-06-25 2014-01-03 3M Innovative Properties Company Method of forming an aperture masking article component
US20180036766A1 (en) * 2014-12-19 2018-02-08 Compagnie Plastic Omnium Method for producing a decorative part of a motor vehicle
US11389827B2 (en) 2018-12-18 2022-07-19 Compagnie Plastic Omnium Method of covering a plastic surface with a permanent coating

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US11389827B2 (en) 2018-12-18 2022-07-19 Compagnie Plastic Omnium Method of covering a plastic surface with a permanent coating

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