JPS59166535A - 樹脂成型物の塗装方法 - Google Patents
樹脂成型物の塗装方法Info
- Publication number
- JPS59166535A JPS59166535A JP4187983A JP4187983A JPS59166535A JP S59166535 A JPS59166535 A JP S59166535A JP 4187983 A JP4187983 A JP 4187983A JP 4187983 A JP4187983 A JP 4187983A JP S59166535 A JPS59166535 A JP S59166535A
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- JP
- Japan
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- resin molded
- article
- molded product
- paint
- resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、樹脂成型物の塗装方法、更に詳しくは熱硬
化型塗料を使用した塗装方法に関する。
化型塗料を使用した塗装方法に関する。
一般に、種々の業界において塗装が施された樹脂製品が
使用されており、例えば、自動車業界においてはバンパ
等にこのような製品が使用されている。このような樹脂
製品は、例えばウレタン樹脂の場合には、第１図に示す
ように成型用上型１および成型用下型２間に形成された
成品部３に注入口４からウレタンポリマー原液およびイ
ソシアネート原液を混合注入するとともにエア抜き通路
５からエアを抜いて所望形状の樹脂成型物６を成型した
後、樹脂成型物６の所定表面に塗装を施すことにより成
形される。
使用されており、例えば、自動車業界においてはバンパ
等にこのような製品が使用されている。このような樹脂
製品は、例えばウレタン樹脂の場合には、第１図に示す
ように成型用上型１および成型用下型２間に形成された
成品部３に注入口４からウレタンポリマー原液およびイ
ソシアネート原液を混合注入するとともにエア抜き通路
５からエアを抜いて所望形状の樹脂成型物６を成型した
後、樹脂成型物６の所定表面に塗装を施すことにより成
形される。
しかしながら、前述した樹脂成型物６の形状が複雑であ
る場合には、前記成品部３内における前記原液の流れを
均一にしても、樹脂成型物６内に気泡７が混入すること
がある。このような気泡７が内部に残留した樹脂成型物
６の表面の一部に対して、例えばアクリル樹脂塗料等の
熱硬化型塗料によって前述のように塗装を施すと、この
塗料を硬化させるために加熱する際、前記気泡７が膨張
して内圧が上昇するとともに樹脂成型物６が若干軟化す
るため、樹脂製品が部分的に変形するおそれがあるとい
う問題点がある。
る場合には、前記成品部３内における前記原液の流れを
均一にしても、樹脂成型物６内に気泡７が混入すること
がある。このような気泡７が内部に残留した樹脂成型物
６の表面の一部に対して、例えばアクリル樹脂塗料等の
熱硬化型塗料によって前述のように塗装を施すと、この
塗料を硬化させるために加熱する際、前記気泡７が膨張
して内圧が上昇するとともに樹脂成型物６が若干軟化す
るため、樹脂製品が部分的に変形するおそれがあるとい
う問題点がある。
このような問題点を解決するために、第２図に示すよう
に、樹脂成型物６の所定表面を、２流況合型の非熱硬化
型塗料および霧化エアが供給ホース８．９からそれぞれ
供給されるエアスプレーガン１０によって塗装すること
も考えられるが、非熱硬化型塗料は熱硬化型塗料に比較
して高価であるため、樹脂製品のコストが上昇してしま
うという問題点がある。
に、樹脂成型物６の所定表面を、２流況合型の非熱硬化
型塗料および霧化エアが供給ホース８．９からそれぞれ
供給されるエアスプレーガン１０によって塗装すること
も考えられるが、非熱硬化型塗料は熱硬化型塗料に比較
して高価であるため、樹脂製品のコストが上昇してしま
うという問題点がある。
この発明は、前述の問題点に着目してなされたもので、
表面の一部を熱硬化型塗料によって塗装した樹脂成型物
の非塗装面に熱容量の大きい当て材を接触して加熱し、
前記塗料を硬化させる樹脂成型物の塗装方法により前記
問題点を解決することを目的としている。
表面の一部を熱硬化型塗料によって塗装した樹脂成型物
の非塗装面に熱容量の大きい当て材を接触して加熱し、
前記塗料を硬化させる樹脂成型物の塗装方法により前記
問題点を解決することを目的としている。
以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第３図において、１１は断面が略ハツト形の樹脂成型物
であり、この樹脂成型物１１ば、例えばウレタン樹脂か
らなり、前述した製法により成型される。】２は樹脂成
型物１１内に残留した気泡であり、この気泡１２は成型
時における原液の流れが悪くなる部分に偏在している。
であり、この樹脂成型物１１ば、例えばウレタン樹脂か
らなり、前述した製法により成型される。】２は樹脂成
型物１１内に残留した気泡であり、この気泡１２は成型
時における原液の流れが悪くなる部分に偏在している。
前記樹脂成型物１１の表面の一部である所定表面１３に
は塗装膜１４が塗付されており、この塗付は例えば公知
のハンディタイプのスプしノーガンによって行われる。
は塗装膜１４が塗付されており、この塗付は例えば公知
のハンディタイプのスプしノーガンによって行われる。
この塗装膜１４にば非！“ハ硬化型塗訓よりは安価な熱
硬化型塗料、例えばアクリル樹脂塗料が使用されている
。このような塗装膜１４は硬化のために加熱する必要が
あるが、この加熱作業は以下のようにして行う。ます、
樹脂成型物１１の非塗装面１５に樹脂成型物１１より熱
容量が太き（、かつ、非塗装面１５と同一形状の接触面
を有する当て材Ｉ６を接触させる。この当て材１６と樹
脂成型物１１との接触面積は、伝熱■を大きくするとと
もに樹脂成型物１１の温度を全部分において均一にする
ため、可能な限り広くする。また、当て材１６の体積を
小さくするためには、当て材］６の比熱が大きい程好ま
しく、例えばシリコンゴムなどを使用することが好まし
い。次に、樹脂成型物１１を当て材１６を接触させたま
ま加熱炉（図示していない）内に搬入し、所定温度、例
えば１１６℃で所定時間、例えば３０分間加熱する。こ
の結果、塗装膜１４は直接高温にさらされて急速に加熱
され、熱硬化が行われる。一方、樹脂成型物１１および
当て材１６も加熱されるが、当て材１６の熱容量が樹脂
成型物１１の熱容量より大きいので、常に当て材１６の
温度は樹脂成型物１１の温度より低い。このため、樹脂
成型物１１の熱が樹脂成型物１１と当て材１６との接触
面を通って伝達により当て材１６に流れ、当て材１６が
この熱を吸収する。すなわち、当て材１６が樹脂成型物
１１を冷却するのである。しかも、当て材１６が樹脂成
型物１１の非塗装面１５を被覆するため、この非塗装面
１５が直接高温にさらされることがない。この結果、樹
脂成型物１１および当て材１６は塗装膜１４より極めて
緩慢に温度上昇する。ここで、前述のように塗装膜１４
の加熱時間は一般に短いものであるため、樹脂成型物１
１が軟化開始温度（約１００℃）に達しないうちに加熱
が終了する。このため、加熱時間中に樹脂成型物１１が
軟化することは全くなく、この結果、樹脂成型物１１内
に残留した気泡１２が膨張して内圧が上昇しても樹脂成
型物１１が変形することはない。次に、このようにして
塗装膜１４の硬化が終了した樹脂成型物１１を加熱炉か
ら取り出し、冷却する。
硬化型塗料、例えばアクリル樹脂塗料が使用されている
。このような塗装膜１４は硬化のために加熱する必要が
あるが、この加熱作業は以下のようにして行う。ます、
樹脂成型物１１の非塗装面１５に樹脂成型物１１より熱
容量が太き（、かつ、非塗装面１５と同一形状の接触面
を有する当て材Ｉ６を接触させる。この当て材１６と樹
脂成型物１１との接触面積は、伝熱■を大きくするとと
もに樹脂成型物１１の温度を全部分において均一にする
ため、可能な限り広くする。また、当て材１６の体積を
小さくするためには、当て材］６の比熱が大きい程好ま
しく、例えばシリコンゴムなどを使用することが好まし
い。次に、樹脂成型物１１を当て材１６を接触させたま
ま加熱炉（図示していない）内に搬入し、所定温度、例
えば１１６℃で所定時間、例えば３０分間加熱する。こ
の結果、塗装膜１４は直接高温にさらされて急速に加熱
され、熱硬化が行われる。一方、樹脂成型物１１および
当て材１６も加熱されるが、当て材１６の熱容量が樹脂
成型物１１の熱容量より大きいので、常に当て材１６の
温度は樹脂成型物１１の温度より低い。このため、樹脂
成型物１１の熱が樹脂成型物１１と当て材１６との接触
面を通って伝達により当て材１６に流れ、当て材１６が
この熱を吸収する。すなわち、当て材１６が樹脂成型物
１１を冷却するのである。しかも、当て材１６が樹脂成
型物１１の非塗装面１５を被覆するため、この非塗装面
１５が直接高温にさらされることがない。この結果、樹
脂成型物１１および当て材１６は塗装膜１４より極めて
緩慢に温度上昇する。ここで、前述のように塗装膜１４
の加熱時間は一般に短いものであるため、樹脂成型物１
１が軟化開始温度（約１００℃）に達しないうちに加熱
が終了する。このため、加熱時間中に樹脂成型物１１が
軟化することは全くなく、この結果、樹脂成型物１１内
に残留した気泡１２が膨張して内圧が上昇しても樹脂成
型物１１が変形することはない。次に、このようにして
塗装膜１４の硬化が終了した樹脂成型物１１を加熱炉か
ら取り出し、冷却する。
なお、前記実施例においては、樹脂成型物１１の非塗装
面１５に接触する当て材１６の接触面の表面形状を非塗
装面１５と同一としたため、当て材１６と樹脂成型物１
１との間に間隙がなく、この結果、当て材１６が突っ張
りの役割を果たすため、仮に樹脂成型物１１が熱軟化を
しても変形を完全に防止することができる。
面１５に接触する当て材１６の接触面の表面形状を非塗
装面１５と同一としたため、当て材１６と樹脂成型物１
１との間に間隙がなく、この結果、当て材１６が突っ張
りの役割を果たすため、仮に樹脂成型物１１が熱軟化を
しても変形を完全に防止することができる。
以上説明したように、この発明によれば、樹脂成型物の
塗装方法を、表面の一部を熱硬化型塗料によって塗装し
た樹脂成型物の非塗装面に熱容量の大きい当て材を接触
して加熱し前記塗料を硬化させる方法としたため、樹脂
成型物内に気泡が残留していても、加熱の際の樹脂成型
物の変形を安価にかつ確実に防止することができる。
塗装方法を、表面の一部を熱硬化型塗料によって塗装し
た樹脂成型物の非塗装面に熱容量の大きい当て材を接触
して加熱し前記塗料を硬化させる方法としたため、樹脂
成型物内に気泡が残留していても、加熱の際の樹脂成型
物の変形を安価にかつ確実に防止することができる。
第１図は樹脂成型物を成型する成型用金型の断面図、第
２図は樹脂成型物に非熱硬化型塗料を塗付する状態を示
す一部破断側面図、第３図はこの発明の一実施例を示す
断面図である。 １１−−−−−−樹脂成型物、 １４−−−−塗装膜、 １５−一一−−非塗装面、 １６−−−−一当て材。 特許出願人 日産自動車株式会社代理人弁理
士 有我軍一部 第１図 第２図
２図は樹脂成型物に非熱硬化型塗料を塗付する状態を示
す一部破断側面図、第３図はこの発明の一実施例を示す
断面図である。 １１−−−−−−樹脂成型物、 １４−−−−塗装膜、 １５−一一−−非塗装面、 １６−−−−一当て材。 特許出願人 日産自動車株式会社代理人弁理
士 有我軍一部 第１図 第２図
Claims (1)
- 樹脂成型物の表面の一部を熱硬化型塗料によって塗装し
、該樹脂成型物の非塗装面に熱容量の大きい当て材を接
触して加熱し前記塗料を硬化させることを特徴とする樹
脂成型物の塗装方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4187983A JPS59166535A (ja) | 1983-03-14 | 1983-03-14 | 樹脂成型物の塗装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4187983A JPS59166535A (ja) | 1983-03-14 | 1983-03-14 | 樹脂成型物の塗装方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59166535A true JPS59166535A (ja) | 1984-09-19 |
Family
ID=12620554
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4187983A Pending JPS59166535A (ja) | 1983-03-14 | 1983-03-14 | 樹脂成型物の塗装方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59166535A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9287466B2 (en) | 2007-07-25 | 2016-03-15 | Lg Innotek Co., Ltd. | Light emitting device package and method of manufacturing the same |
-
1983
- 1983-03-14 JP JP4187983A patent/JPS59166535A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9287466B2 (en) | 2007-07-25 | 2016-03-15 | Lg Innotek Co., Ltd. | Light emitting device package and method of manufacturing the same |
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