JPH0459832A - シリコーンゴムの接着方法 - Google Patents

シリコーンゴムの接着方法

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JPH0459832A
JPH0459832A JP17225190A JP17225190A JPH0459832A JP H0459832 A JPH0459832 A JP H0459832A JP 17225190 A JP17225190 A JP 17225190A JP 17225190 A JP17225190 A JP 17225190A JP H0459832 A JPH0459832 A JP H0459832A
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silicone rubber
adhesive
poise
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viscosity
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Tsutomu Furikado
振角 勉
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TAKECHI KOGYO RUBBER KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分骨〕 本発明はシリコーンゴムを金属や樹脂などに一体に接着
する方法に関する。
〔従来の技術〕
従来シリコーンゴムを金属などの被着体に接着するには
、被着体の清浄にした接着面にプライマーを塗布して乾
燥するか、更にプリベークした後被着体を成型用の金型
に装着して、射出成型、トランスファー成型、圧縮成型
等により塗布面に未加硫のシリコーンゴムを圧着して加
硫することにより一体に成型する方法がある。
この方法では、一般に市販されているプライマーの粘度
が低いため、局部塗布では、塗布プライマーが必要とし
ない部分まで流れ出したり拡散したりして所要部分だけ
にプライマーを施すことが難しい。シリコーンゴムを一
体に成型した後、プライマーのはみだし部分ではシリコ
ーンゴムのはみだしが被着体に接着して、このパリ取り
作業は非常に困難で、被着体を傷つけやすい。注入され
たシリコーンゴムの流動によりプライマーの塗膜が剥離
し接着下′良を発生しやすい。プリベークすると剥離は
防止出来るがプライマーの架橋の進行と共に接着力が低
下するため、プリベークの温度、時間を厳密に管理しな
くてはならず面倒である。
プライマーを塗布した被着体は、長期保存するとその接
着力が次第に低下していくので使用期間が限られ、通常
3日程度の間に限られる。
以上のような問題があるので、安定した品質の製品を確
保するためには、徹底した品質管理が要求される。
前記の方法とは別に、1分子中に少なくとも2個のビニ
ル基を含有するオルガノポリシロキサン、オルカッハイ
ドロジエンポリシロキサンと、白金系触媒及び接着向上
剤とからなる付加反応型液状シリコーンゴム、縮合反応
型液状シリコーンゴム、或いはミラブルタイプのシリコ
ーンゴムフンパウンドと、加硫剤、接着向上剤、及び溶
剤とからなる熱加硫型液状シリコーンゴムを接着剤とし
て用い、加硫成型したシリコーンゴムか、被着体の接着
面の一方又は双方に、前記の接着剤を塗布し、溶剤を含
有するものについては乾燥した後、被着体と加硫成型し
たシリコーンゴムとを接触させて接着剤を硬化させるこ
とにより一体に接着する方法がある。
この方法に従来使用されている接着剤は一般に粘度が高
いため、塗布した厚さが不均一となりやすくこの為に製
品の寸法精度が悪くなり、無理に寸法を規制すると接着
剤がはみだして外観を悪くする。このはみだしは、治具
や工具に接着しその除去が困難である。位置決めなどの
作業時には塗布した接着剤が硬化していないので、手や
治具等に接着し作業がはかどらない。
このような問題があるために、この方法は工業生産に使
用しにくい。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、上記の問題を解決し安定した接着力を確保で
き、寸法精度良く能率的に被着体とシリコーンゴムとを
接着する方法を提供することを課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明による課題を解決するための手段は、1分子中に
少なくとも2個のビニル基を含有するオルガノポリシロ
キサン、オルガノハイドロジエンポリシロキサンと、白
金系触媒及び接着向上剤とからなる粘度10〜4000
ポアズの付紳反応型液状シリコーンゴムからなる接着剤
(菊、粘度10〜4000ポアズの縮合反応型液状シリ
コーンゴムからなる接着剤(B)、 ミラブルタイプのシリコーンゴムフンパウンドと、加硫
剤、接着向上剤、及び溶剤とからなる粘度10〜400
0ポアズの熱加硫型液状シリコーンゴムからなる接着剤
(ぐい 上記の(A) 、(B) 、(0)をそれぞれ単独で若
しくは混合して、被着体に塗布する工程、被着体に塗布
した接着剤を架橋度20%以上に硬化させ接着剤を硬化
被膜とする工程、硬化被膜と未加硫のシリコーンゴムと
を接触させて加熱加硫する工程とを有するシリコーンゴ
ムの接着方法にある。
〔作用〕
本発明で使用する接着剤の粘度を10〜4000ポアズ
とする理由は、スクリーン印刷、メタルマスク印刷等の
高い寸法精度で印刷して接着剤を塗布するとき、これよ
り粘度が低いと滲みやはみだしが発生し精度良く印刷出
来なくなり、又これより粘度が高いと印刷の際にかすれ
を生じ正確な印刷が出来なくなるからである。
接着剤を架橋度20%以上に架橋するのは、架橋度20
%未満では、未加硫シリコーンゴムをモールドするとき
、シリコーンゴムの流れによって接着剤が被着体から流
れ、接着不良を生じたり金型に付着したりしないように
する為である。
被着体に塗布した接着剤を硬化させ、この硬化被膜と未
加硫のシリコーンゴムと接触させるので、未加硫シリコ
ーンゴムの流動によって、硬化被膜が剥離することを防
止でき接着剤が硬化していてモ、未加硫シリコーンゴム
は、加硫シリコーンゴムと加硫により良く接着するので
接着力の低下も小さい。
従って従来のプライマーをプリベーク処理した場合のよ
うに、架橋度を厳密に管理しなくても高い接着力が安定
して確保出来る。
接着剤を塗布して硬化済みの被着体は、2ケ月保存して
も接着力は低下せず管理が容易である。
又接着剤の塗布厚さにばらつきがあっても、金型内で未
加硫のシリコーンゴムがこの厚さのばらつきを吸収する
ので製品寸法が精度良く仕上がる。
被着体に塗布した接着剤を硬化させて用いるので、作業
者の手や工具、金型等を汚すことなく、被着体に多数の
部品に相当する接着剤を印刷塗布して硬化させ、これを
そのま−金型によって締め付は未加硫シリコーンゴムを
注入して多数の製品を同時に製造したり、個々の部品に
打ち抜き金型にセットして成型出来るので効率良く生産
できる。
〔実施例〕
114個の部品をエツチング加工した厚さ0.211s
1のステンレス板をトリクロルエタンで洗浄した後、こ
のステンレス板に粘度1200ポアズの1分子中に少な
くとも2個のビニル基を含有するオルガノポリシロキサ
ン及びオルガノハイドロジエンポリシロキサンと、白金
系触媒及び接着向上剤とからなる付加反応型液状シリコ
ーンゴムからなる接着剤をスクリーン印刷で塗布した。
これを15Orの熱風循環式乾燥機で60分がけて架橋
度95%まで架橋して厚さ60μmの硬化被膜を形成し
た。これを114個の部品に分解し、その各々を金型に
配置し、硬化被膜と接して金型内に未加硫のシリコーン
ゴムを注入し、170rで1o分間加熱加硫し、次いで
2001:’で4時間の二次加硫をして厚さ1鴎のシリ
コーンゴムをステンレス板に一体に成型した製品を得た
。ステンレス板からのシリコーンゴムの厚さは二〇、0
2 mの精度に成型されており、接着剤のはみ出しゃ汚
れは全く無がった。
この製品のシリコーンゴムのステンレス板に対する接着
力を測定したところ、平均33kgr/c♂であった。
〔発明の効果〕
本発明によれば、被着体にシリコーンゴムを寸法精度良
く、充分な接着力を有して能率よく接着できる。
出顯人 タケチエ業ゴム株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)1分子中に少なくとも2個のビニル基を含有する
    オルガノポリシロキサン、オルガノハイドロジエンポリ
    シロキサンと、白金系触媒及び接着向上剤とからなる粘
    度10〜4000ポアズの付加反応型液状シリコーンゴ
    ムからなる接着剤(A)、 粘度10〜4000ポアズの縮合反応型液状シリコーン
    ゴムからなる接着剤(B) ミラブルタイプのシリコーンゴムコンパウンドと、加硫
    剤、接着向上剤、及び溶剤とからなる粘度10〜400
    0ポアズの熱加硫型液状シリコーンゴムからなる接着剤
    (C)、 上記の(A)(B)、(C)をそれぞれ単独で若しくは
    混合して、被着体に塗布する工程、被着体に塗布した接
    着剤を架橋度20%以上に硬化させ接着剤を硬化被膜と
    する工程、硬化被膜と未加硫のシリコーンゴムとを接触
    させて加熱加硫する工程とを有するシリコーンゴムの接
    着方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1998055901A1 (en) * 1997-06-03 1998-12-10 Indigo N.V. Intermediate transfer blanket and method of producing the same
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JP2022048559A (ja) * 2020-09-15 2022-03-28 三菱電線工業株式会社 ゴム成形品及びその製造方法

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