JPH02148605A - 合成樹脂製レンズの表面保護層の形成方法 - Google Patents

合成樹脂製レンズの表面保護層の形成方法

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Publication number
JPH02148605A
JPH02148605A JP63300971A JP30097188A JPH02148605A JP H02148605 A JPH02148605 A JP H02148605A JP 63300971 A JP63300971 A JP 63300971A JP 30097188 A JP30097188 A JP 30097188A JP H02148605 A JPH02148605 A JP H02148605A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
synthetic resin
film
protective layer
injection molding
Prior art date
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Pending
Application number
JP63300971A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Naito
内藤 日出男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH02148605A publication Critical patent/JPH02148605A/ja
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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2011/00Optical elements, e.g. lenses, prisms
    • B29L2011/0016Lenses
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2031/00Other particular articles
    • B29L2031/30Vehicles, e.g. ships or aircraft, or body parts thereof

Landscapes

  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、合成樹脂製レンズの外周面に保護層を構成し
て該合成樹脂製レンズを保護する方法に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
例えば自動車用灯具のレンズや装飾用具のレンズを合成
樹脂で構成することが広く行われている。
この場合、自動車の走行中に沙塵や砂礫がレンズに衝突
して該レンズを損耗させる虞れが有る。
こうした損耗を防止するため、レンズの表面に保護層を
設けることが公知である。
上記の保護層の種類としては、微小な沙塵による傷を防
止する為の耐摩耗性のあるハードコーティングと、砂礫
による亀裂を防止するための緩衝性のあるソフトコーテ
ィングとがある。
ハードコーティングする従来技術と、ソフトコーティン
グする従来技術とは類似である。第5図は従来例の技術
の説明図である。
第5図の従来例は1合成樹脂材で射出成形されたレンズ
2を受治具1の上に置き、スプレガン3aで吹付塗装し
て塗膜を作る。
ハードコーティングする場合に用いる塗料としては、ア
クリル系UV塗料、アクリル系インキ。
シリコン系塗料、及びフッ素系塗料がある。
また、ソフトコーティングする場合に用いられる塗料と
しては、ポリオール樹脂を主剤として1/4重量比の硬
化剤(インシアネート樹脂)を混合した2液ウレタン塗
料がある。
第6図に示した従来例は、上記従来例と同様の塗料を用
い、カーテンコータ4によって塗装を行う。
〔発明が解決しようとする課題〕
第5図又は第6図に示す従来例の如く、射出成形された
合成樹脂製レンズ2に、塗料を塗布して保護層(ハード
コーティング又はソフトコーティング)を形成しようと
すると、レンズ射出成形後に複雑な処理工程を必要とす
る。
例えばUV塗料によるハードコーティングの場合は、 塗装の前処理としての脱脂洗浄工程、 受治具1の上へのレンズ2のセット工程、予熱、乾燥工
程。
UV塗料の塗布工程、 UV照射工程、 冷却工程、 を経なければならず、これらの工程それぞれの処理設備
を必要とし、工程間の搬送設備も設けなければならない
また、ポリオール樹脂とイソシアネート樹脂とを用いる
ソフトコーティングの場合は、レンズ射出成形の後に、 前処理としての除電ブロー、脱脂清浄工程、レンズのセ
ット工程、 塗布工程(通常、繰り返しを必要とする)、加熱乾燥工
程、 放冷、放置工程、 を必要とし、これらの工程を処理するための設備や搬送
設備を必要とする。
また、第5図に示すようにしてスプレガン3aで塗装す
る場合、レンズ2の前面2aを塗装するには該スプレガ
ン3aを矢印a方向に移動させながら比較的容易に均一
な塗膜を形成し得るが、レンズ2の側面部2bを塗装す
るにはスプレガンを矢印すの如く動かして、仮想線で示
した3b位置から塗料を吹き付けねばならない。この側
面部2bは傾斜しているので、塗膜が流動性を有してい
る間に、流れ、しわ、厚さ寸法不均一などの不具合を生
じ易い、第6図に示す如くカーテンコータ4を用いる場
合も同様の問題がある。
本発明は上述の事情に鑑みて為されたもので、レンズを
合成樹脂で射出成形した後に複雑な表面処理を必要とせ
ず、 レンズの射出成形設備に附随せしめた塗装関連設備を必
要とせず、 ハードコーティング、ソフトコーティングの何れにも適
用し得る、合成樹脂製レンズの表面保護層の形成方法を
提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成すべく創作した本発明に係る表面保護
層の形成方法は。
合成樹脂製レンズのの表面に、レンズを保護する材料の
薄層(ハードコーティング、若しくはソフトコーティン
グ)を成層し、 上記の成層した部材を加熱加圧成形してレンズの外面を
覆う函状とし、 合成樹指又レンズに上記函状の部材を嵌合して固定する
。固定方法は接着、加熱加締、その他公知の手段を任意
に適用し得る。
〔作用〕
前記の構成によれば。
合成樹脂製レンズのの表面にレンズを保護する材料の薄
層を構成する作業は、平函状のフィルムの上に塗装によ
って薄層(塗膜)を形成すれば良いので、専門工場で大
址生産可能であり、安定した品質のものが安価に供給さ
れる。
上記の成層部材をレンズ外面に嵌合する函状に加熱加圧
形成する作業は、平函状の成層フィルムを函状に型押し
すれば良いので別設の困難は無い。
上記の函状に成形された成層フィルムをレンズに嵌合し
て固定すれば、該成層フィルムの片面は保護膜(ハード
コーティング、若しくはソフトコーティング)であるか
ら、レンズの表面に保護層が形成される。
〔実施例〕
第1図乃至第4図は本発明に係る表面保護層形成力法の
一実施例を示す。
第2図(A)示す如く、合成樹脂製レンズの5の上に、
カーテンコータ4によって硬化塗料を吹きつけ、同図(
B)のように硬化塗膜6を成層して硬化処理フィルム7
を構成する。
本例においては、フィルム5としてポリカーボネート若
しくは塩化ビニルを用い、厚さ寸法5〜10μmの硬化
塗膜6を成層して、硬化処理フィルム7を構成した。
上記のようにして構成した硬化処理フィルム7を、第3
図(A)に示すように上形8と上形9との間に挟み、矢
印Cの如く真空吸引しつつ、120〜150℃で。
■5〜30kg/、fflに加圧しつつ、30秒〜1分
間の加圧加熱成形を施し。
第3図(B)の如く成形フィルム7′を得た。
更に、第3図(C)に示すように。
前面7a、側面7bを残して両端をカッタioで切り取
り、四状の外殻11を構成する。
上記の作業において、第3図(A)に示すように硬化塗
膜6を凹形の型に向け、フィルム5を凸形の型に向ける
これにより、四状の外殻11(第3図(C)参照)は、
その凸形外面が硬化塗膜、凹形内面がフィルムとなって
いる。
第1図(A)に示す如く、前記の成形フィルムよりなる
四状の外殻11をレンズ11に対して矢印dの如く嵌合
し、接着剤15で接着して固定する。第4図は製品であ
るレンズ15の断面を示す。外殻11を構成しているフ
ィルム5がレンズ材に接して固着され、その外側を硬化
塗膜6が覆っている。
第1図(B)は前記と異なる実施例を示す。本例におい
てはレンズ13を受治具1′の上に置き、接着シート1
6を挟んで前記の外殻11を置き、プレス17で矢印e
の如く加圧して接着、固定する。
図示を省略するが、更に異なる実施例としてレンズ13
と外殻11とを熱加締してもよく、リベットなどで固着
してもよい。
以上はハードコーティングを施した例であるがソフトコ
ーティングも同様にして行うことが出来る。
ソフトコーティングを施す場合は1例えば前記のフィル
ム5としてポリカーボネートフィルムを用い、ポリオー
ル樹脂に対して1/4重量比のイソシアネート樹脂と、
粘度調整用の溶剤とを加えて良く撹拌し、吹付塗装して
、厚さ40〜50μmのソフトコート塗膜(図示せず)
を構成する。その後の工程は前例(ハードコーティング
)と同様である。
〔発明の効果〕
以上に述べた実施例によって明らかにされたように、本
発明の方法を適用すれば。
レンズの射出成形設備に附随せしめた塗装関連設備を必
要としない(塗装作業は、予め塗装専門工場で大量生産
でき、しかも平面塗装であるから容易に均一な品質が得
られる)。
そして、レンズの射出成形後に複雑な表面加工処理を必
要としない。
その上、本発明方法はハードコーティング保護層の形成
にも、ソフトコーティング保護層の形成にも適用するこ
とが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本発明に係る表面保3層形成方法の
一実施例を示し、 第1図はレンズに外殻を固着する作業の説明図、第2図
は塗装作業の工程図、 第3図は外殻部材の成形工程図、 第4図は製品の断面図である。 第5図及び第6図はそれぞれ従来技術の説明図である。 5・・・合成樹脂製レンズの、6・・・硬化塗膜、7・
・硬化処理フィルム、11・・・外殻部材、13・・・
レンズ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、合成樹脂製レンズの表面を覆って保護層を形成する
    方法において、 合成樹脂フィルムの表面に、レンズを保護する材料を薄
    層を成層し、 上記の成層した合成樹脂フィルムを加熱加圧成形して合
    成樹脂製レンズの外面に嵌合する函状の外殻部材を構成
    し、 射出成形された合成樹脂レンズに上記外殻部材を嵌合し
    て固着することを特徴とする、合成樹脂製レンズの表面
    保護層の形成方法。
JP63300971A 1988-11-30 1988-11-30 合成樹脂製レンズの表面保護層の形成方法 Pending JPH02148605A (ja)

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JP63300971A JPH02148605A (ja) 1988-11-30 1988-11-30 合成樹脂製レンズの表面保護層の形成方法

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JP63300971A Pending JPH02148605A (ja) 1988-11-30 1988-11-30 合成樹脂製レンズの表面保護層の形成方法

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