JPS5923248B2 - 化粧貼り成形品の製造方法 - Google Patents

化粧貼り成形品の製造方法

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JPS5923248B2
JPS5923248B2 JP4289578A JP4289578A JPS5923248B2 JP S5923248 B2 JPS5923248 B2 JP S5923248B2 JP 4289578 A JP4289578 A JP 4289578A JP 4289578 A JP4289578 A JP 4289578A JP S5923248 B2 JPS5923248 B2 JP S5923248B2
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JP
Japan
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film
synthetic resin
mold
molded
manufacturing
Prior art date
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JP4289578A
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JPS54134762A (en
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進 斉藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は化粧貼り成形品の製造方法に関するものでぁり
、表面の化粧フィルムが製造時に変形したりして表面状
態が悪化することがなぃ製造方法を提供しようとするも
のである。
フィルムを金型内に装着し、成形化粧することは一般的
に知られているが、フィルム材質として塩化ビニル等の
熱可塑性樹脂を用いた場合、例えば射出成形型内に装着
し成形すると射出成形樹脂の熱とフローによりフィルム
が部分的に溶融して変形し、フィルムにほどこされた化
粧印刷模様がしわ状にそこなわれたり、射出樹脂がフィ
ルム表面に露出し、時にはフィルムが射出樹脂中に巻き
込まれたりすることが少なくない。
特にフィルムの厚さが薄くなればなる程この現象が生じ
易くなる欠点がある。又フィルムの表面状態も射出樹脂
の熱により部分的に影響を受け、艶にむらを生じたりす
ることも少なくない。この欠点を補う為、フィルムを型
内で真空状態で密着させる等の方法が考えられているが
、複雑な形状の場合は完全なJ密着は困難であり、特に
上述の欠点が顕著となることがある。本発明は上記の欠
点のない化粧貼り成形品の製造方法を提供しようとする
ものであり、以下本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
本発明は型内に装着する合成樹脂フィルムを真空成形と
同時に紫外線照射し、内添された感光成分を架橋させる
ことにより、塩化ビニル等比較的低温で熱可塑する樹脂
の熱変形温度を高くするようにし、装着された金型内で
の射出樹脂の熱とフッ ローによるフイルムヘの影響を
出来るだけ受け難くし、従来発生した化粧不良をなくし
ようとするものである。まず合成樹脂フィルム材質は次
の配合仕様を用いる。
塩化ビニル樹脂 :100部 DOP(可塑剤) :10部 安定剤、他 : 5部 β−ビニロキシエチルアクリ : 10部レート o アリルアクリレート : 5部 熱重合禁止剤(一・イドロキノ : 0.1部ンモノメ
チルエーテル)感光重合開始剤(ベンゾフエ : 5部 ノン) 5 このフィルムの表面又は裏面に木目柄等、化粧印刷
をほどこした後、後述の射出成形型とほぼ相似形をした
真空成形型を用いてフィルムを真空成形する。
この際、フイルムをヒーターで加熱軟化させるが、その
際に紫外線発生ランプもヒーターと一諸に設置し、フイ
ルムの軟化と同時又は成形後に紫外線照射することによ
りフイルム中の感光成分を架橋せしめた真空成形品とす
ることによりフイルム自体の熱変形温度を向上させる。
以上の方法で製造される真空成形品は架橋剤の種類,添
加量によりその耐熱性(熱変形温度)は自由に設定する
ことが可能である。
また、紫外線発生ランプは高圧形水銀灯を使用した。尚
フイルムへの紫外線照射はフイルムの位刷化粧面の反対
側から行なうものとする。その後、このフイルム成形品
を射出成形型内に装着し、射出成形機を用いて塩化ピニ
ル,スチロール,ABSなどの熱可塑性樹脂を射出して
型内でフイルム成形品と融着一体化して成形を完了する
。この場合、必要に応じてフイルムの片側面すなわち射
出樹脂と接する面には合成樹脂プライマー液を真空成形
前又は後にコーテイングしておき、射出樹脂との密着性
を向上させることも考慮する必要がある。第1図,第2
図,第3図に示すものは本発明の化粧貼り成形品の製造
方法を実施した工程を示す図であり、第1図に示すよう
に本発明の特徴とする合成樹脂フイルム2にヒータ1に
よつて熱を加えてやわらかくし、次に第2図に示すよう
にヒータ1を除去して代りに紫外線発生装置4より紫外
線を照射するとともに真空成形型3を押し上げて合成樹
脂フイルム2を所定の形状に成形する。
このときの紫外線によつて合成樹脂フイルム2中の特別
に混入した樹脂成分が架橋して合成樹脂フイルム2は熱
に強くなる。このように成形された合成樹脂を射出成形
キヤビテイ5内に入れ、射出成形コア一型をかぶせ、射
出成形機より合成樹脂rを注入して成形をする。以上の
ように本発明によると金型装着内のフイルムの熱軟化性
を改善し、射出樹脂の熱とフローによる欠陥の発生を防
止することができるので複雑な金型形状でも、均一な化
粧が可能となり、又必らずしも型内壁に樹脂フイルムを
密着させる必要も少なくなるなど、その工業的価値は大
きいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図,第3図は本発明の化粧貼り成形品の製
造方法の製造工程の原理図である。 1・・・・・・ヒータ、2・・・・・・合成樹脂フイル
ム、3・・・・・・真空成形型、4・・・・・・紫外線
発生装置、5・・・・・・射出成形型、6・・・・・・
射出成形機、r・・・・・・樹脂。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 表面に絵付けをほどこした合成樹脂フィルムにあら
    かじめ紫外線の照射を受けることにより架橋反応する樹
    脂成分を混入し、この合成樹脂フィルムを所定の形状に
    成形するとともに紫外線を照射することによつて上記樹
    脂成分を架橋させ、その後金型内に上記成形した合成樹
    脂フィルムを装着し、合成樹脂をこの金型内に入れて成
    形することを特徴とする化粧貼り成形品の製造方法。 2 合成樹脂フィルムを真空成形すると同時に合成樹脂
    フィルムに紫外線を照枢することを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の化粧貼り成形品の製造方法。
JP4289578A 1978-04-11 1978-04-11 化粧貼り成形品の製造方法 Expired JPS5923248B2 (ja)

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JPS54134762A JPS54134762A (en) 1979-10-19
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US20120171437A1 (en) * 2009-09-25 2012-07-05 Toray Industries, Inc. Molding film

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