JPS5917657B2 - 凹凸模様形成法 - Google Patents

凹凸模様形成法

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JPS5917657B2
JPS5917657B2 JP51125492A JP12549276A JPS5917657B2 JP S5917657 B2 JPS5917657 B2 JP S5917657B2 JP 51125492 A JP51125492 A JP 51125492A JP 12549276 A JP12549276 A JP 12549276A JP S5917657 B2 JPS5917657 B2 JP S5917657B2
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JP
Japan
Prior art keywords
workpiece
silicone rubber
roll
cylindrical roll
resin composition
Prior art date
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Expired
Application number
JP51125492A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5351254A (en
Inventor
安吉 小笠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Ink SC Holdings Co Ltd
Original Assignee
Toyo Ink Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyo Ink Mfg Co Ltd filed Critical Toyo Ink Mfg Co Ltd
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は紙、プラスチックス、金属または木材等のフィ
ルム状または板状の被加工物の表面に皮膜を施してその
表面に凹凸模様付け加工をする方法に関するものである
従来これらの凹凸模様は熱可塑性樹脂の溶液を 、」被
加工物の表面に塗布し、これを乾燥しで溶剤を除去した
後加熱したロール間を通して樹脂皮膜を軟化または溶融
状態でロール表面に圧着し皮膜表面をロール表面と同様
な平滑面または凹凸模様を有するものとしでいた。
しかしこの方法では溶剤の蒸気による環境汚染の問題が
あり、またロール間で加熱する温度が、たとえば90〜
150℃で、高温であるため被加工物の材質または形状
を損するおそれがあり、また皮膜の加熱に次ぐ冷却によ
り表面に歪を生じ平滑住が得られず、また皮膜樹脂の軟
化または溶融5 のために要する時間のため加工速度(
コ制限され20m/分程度である。
また設備費および運転費が高くなる等の欠点がある。本
発明はこれらの欠点を除くため研究され、発明されたも
ので、円筒形ガプスの外表面に凹凸を’o 有する紫外
線透過性シリコーンゴムモールドを取り付けた円筒形ロ
ールのシリコーンゴムモールドの凸部に着色インキを施
し、該円筒形ロールの外表面と被加工物との間に紫外線
硬化性樹脂組成物を塗布し、該円筒形ロールの外表面と
該被加工物5 とを圧着しつつ、該円筒形ロールの内部
より紫外線を照射しで該紫外線硬化性樹脂組成物を硬化
せしめ、次いで円筒形ロール表面から樹脂被覆された加
工物を剥離することを特徴とする凹部が着色された凹凸
模様を形成する方法に関するものであ0 る。
本発明によれば無溶剤型の皮膜形成組成物を使用するた
め環境汚染の問題はなく、加熱しないため被加工物の材
質または形状に影響なく、加工表面に歪を生ずることも
なく、樹脂の硬化は速かに5 進行するため加工速度も
上げられ、設備が簡単であるため加工費が低廉である。
本発明においでは皮膜形成組成物は液状または柔軟な、
流動し易い状態でベルトまたはロールの表面に密着され
るため、ベルトまたはロールの表フ 面の形状になじま
せるために特別な圧力をかける必要がなく、しかも忠実
にその表面形状を写しうるのでベルトまたはロールの表
面形状すなわち平滑、つや消しまたは凹凸模様を忠実に
現わした加工表面をうることができる。
5 本発明において用いられる紫外線硬化性樹脂組成物
としCは、ラジカル重合性不飽和二重結合を有するモノ
マー若しくはプレポリマーの一種以上と、増感剤を必須
成分とし、これにその他の樹脂、着色剤、ワツクス等種
々の添加物が必要に応じて配合されているものである。
ラジカル重合性不飽和二重結合を有するモノマーとして
(』、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、
トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール等のア
ルコール類に(メタ)アクリル酸をエステル化せしめた
もの、フタル酸、マレイン酸、イソシアヌル酸等にアリ
ルアルコールをエステル化せしめたもの若しくはグリシ
ジル(メタ)アクリレートをエステル化せしめたもの等
が例小される。
プレポリマ一としてはエポキシ樹脂に(メタ)アタリル
酸をエステル化せしめたもの、水酸基含有樹脂に(メタ
)アクリル酸をエステル化せしめたもの、水酸基含有ア
ルキド、ポリエステル樹脂若しく(』アクリル樹脂と(
メタ)アクリル酸−ポリオールエステル化物とをジイソ
シアネート化合物で架橋せしめたもの等が例示される。
本発明においで用いられる増感剤としては、ベイゾイン
、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテ
ル、ベンゾインブチルエーテル、α−アリルベンゾイン
、α−クロルベンゾイン等のベンゾイン系増感剤、ベン
ゾフエノン、P−メチルベンゾフエノン、P−クロルベ
ンゾフエノン、ミヒラーズケトン、アセトフエノン等の
ケトン系増感剤、アゾビスイソブチロニトリル等のアゾ
系増感剤、アントラキノン、2−クロルアントラキノン
、フエナントレン等のキノン系増感剤、テトラメチルチ
ウラムモノスルフイド等のスルフイド系増感剤、並びに
各種増感剤の組み合わせ等が用いられる。また、この増
感剤の量は一般に樹脂組成物中0.1〜25重量%の割
合で配合される。本発明においで、凹凸を有する紫外線
透過性シリコーンゴムモールド(ま、任意の凹凸ある物
品、例えばタイル、天然木材等に硬化件液状シリコーン
ゴムを施して硬化し、次いで剥離したもの、あるいは熱
可塑性シリコーンゴムを前記凹凸のある物品に加熱加圧
して剥離したものなどが適当である。以下図面によつて
本発明をより具体的に説明する。
第1図はシリコーンゴムモールドを表面に有する円筒形
ロールの作製方法の工程図、第2図は本発明の凹凸模様
を形成するための装置の縦断面図である。
第1図において、凹凸ある物品としでの天然木材1の表
面を予めシリコーンオイルなどの剥離剤で処理し、これ
に熱硬化性シリコーンゴムを塗布硬化して剥離し、天然
木材の凹凸に応じた凹凸を有するシリコーンゴムモール
ド2を得る。
このシリコーンゴムモールドをエンドレスにつなぎ、予
め寸法を合わせた円筒形ガラス3の外表面に密着して取
り付け円尚形ロール4を得る。第2図においで、被加工
物シート5上に紫外線硬化性樹脂組成吻の塗布層6を設
け、円筒形ロール4との間において圧着しつつ、円筒形
ロール4の内部に設置された紫外線ランプ7により紫外
線を照射し、該樹脂組成物を硬化せしめ、次いで樹脂被
覆された加工物8を剥離する。
円筒形ロール4の凸部9に(1通常の印刷方式を利用し
てインキ10を施こしでおくことにより、インキ層11
は加工物8の凹部12に着色される。13はゴムロール
、14はメツシユロールを示す。
紫外線硬化性樹脂組成物が硬化速度の速いものでは、第
2図のようにして硬化を終了するが、硬化に多少の時間
を要するものではロール間に入る前に予備照射を行ない
塗膜の硬化を開始させて柔軟皮膜の状態で第2図に示す
装置により完全に硬化せしめるか、または、その後さら
に照射を行なつて完全に硬化せしめる方法もある。
これらの予備また(』後照射を用いることにより加工速
度を上昇することができる。本発明においで使用する紫
外線硬化性組成物は空気中の酸素により硬化を阻害され
る性質があるが本発明においで(嘘密閉状態で照射し硬
化するため空気等に接触するおそれがなく硬化は速かに
進行する。
また、本発明において使用するシリコーンゴムモードは
、ガラス表面に直接凹凸を形成する場合に比較して比較
的自由な模様の凹凸を容易に形成することができ、上記
したように天然木材等の凹凸をも忠実に写し取ることが
可能である。
また、シリコーンゴムの特性上硬化後の樹脂皮膜との剥
離が容易である。本発明においてインキ自身も紫外線硬
化性のものを使用すれば、得られた加工物は化学的、物
理的耐性に優れたものであるが、必要に応じて(』常法
によつてクリアーコーティング化、保護層を形成しても
よい。
また、被加工シートに予め模様を印刷し、この模様に同
調した凹凸をつけるか、あるいは凹凸模様の形成後に印
刷模様を施すことにより、商品価値の高い化粧板が得ら
れる。本発明の実施において、紫外線硬化性樹脂組成物
の硬化速度が大であれば問題(はないが、硬化に時間を
要するもので(』予備硬化あるい(』後、硬化工程を追
加しでもよい。
また、表面の化学的、物理的耐性向上のため、常法によ
りクリアーコーティングし、保護層を形成してもよい。
実施例 1 サンデイングした天然木材原版に硬化性シリコーンゴム
を施して硬化せしめた後剥離し、シリコーンゴムモール
ドを作製し、このシリコーンゴムモールドをエンドレス
につないで透明ガラス筒外面密着して取り付ける。
第2図に示した装置により、紫外線硬化型樹脂組成物と
してU−100透明ワニス(日本合成(株)製)を、ま
た、紫外線遮断件インキとしてはグラビア用墨インキを
用い、チタン紙上に上記紫外線硬化性樹脂組成物を30
g/dの割合で均一に施して5m/分の速度で操作した
ところ、凹部が墨インキによつで着色された凹凸模様が
形成された。
【図面の簡単な説明】
第1図(2本発明に用いるシリコーンゴムモールドを表
面に有する円尚形ロールの作製方法を示す工程図、第2
図は凹凸模様を形成するための装置の断面図である。 図中の各記号は下記のとおりである。1・・・・・・天
然木材、2・・・・・・シリコーンゴムモールド、3・
・・・・・円肖形ガラス、4・・・・・・円尚形ローラ
、5・・・・・・被加工物シート、6・・・・・・紫外
線硬化件樹脂組成物の塗布層、7・・・・・・紫外線ラ
ンプ、8・・・・・・加工物、9・・・・・・凸部、1
0・・・・・・インキ、11・・・・・・インキ層、1
2・・・・・・凹部、13・・・・・・ゴムロール、1
4・・・・・・メツシユロール。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 円筒形ガラスの外表面に凹凸を有する紫外線透過性
    シリコーンゴムモールドを取り付けた円筒形ロールの該
    シリコーンゴムモールドの凸部に着色インキを施し、次
    いで該円筒形ロールの外表面と被加工物との間に紫外線
    硬化性樹脂組成物を施し、該円筒形ロールの外表面と該
    被加工物とを圧着しつつ、該円筒形ロールの内部より紫
    外線を照射して該紫外線硬化性樹脂組成物を硬化せしめ
    た後、円筒形ロール表面から樹脂被覆された加工物を剥
    離することを特徴とする凹部が着色された凹凸模様を形
    成する方法。
JP51125492A 1976-10-21 1976-10-21 凹凸模様形成法 Expired JPS5917657B2 (ja)

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JPS5351254A JPS5351254A (en) 1978-05-10
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JPS5721966A (en) * 1980-07-15 1982-02-04 Dainippon Printing Co Ltd Continuous ruggedly forming method by electron beam irradiation
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