JPS60251820A - 人工培土及びその製造方法 - Google Patents

人工培土及びその製造方法

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JPS60251820A
JPS60251820A JP59107458A JP10745884A JPS60251820A JP S60251820 A JPS60251820 A JP S60251820A JP 59107458 A JP59107458 A JP 59107458A JP 10745884 A JP10745884 A JP 10745884A JP S60251820 A JPS60251820 A JP S60251820A
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JP
Japan
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inorganic
artificial soil
fibers
powder
mixture
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JP59107458A
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JPH0435125B2 (ja
Inventor
高田 征幸
昇 別所
島瀬 省三
三島 俊二
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Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、人工培土、特に工業製品を原料とした人工
培土及びその製造方法に関する。
従来の技術 従来、植物の種を蒔き苗を育成させるための培土、例え
ば水稲苗の育成培土、あるいは蒔いた種の上を被覆する
覆土は天然の土壌を原料とし、それを団粒化あるいは成
分調整後団粒化したものを用いていた。
明が解決しようとする 点 しかし天然の土壌は密度が大きく、重いので輸送や育成
管理するための取扱いに不自由な点があり、また原料と
して均質な性質のものを大量に入手することが困難であ
った。
問題点を解決するための手段 この発明は、従来の人工培土の上記欠点を解決するため
に人工的に大量に生産され、かつ、均質、軽量で植物の
育成に適した取扱い容易な植物育成培土を提供すること
を目的としている。
この発明の構成は、無機繊維と無機粉末との混合物を造
粒してなる人工培土であり、無機繊維と無機粉末との混
合物に天然又は合成結合剤を添加して造粒する人十倍培
の製造方法である。
この発明で使用される無機繊維としては、ロックウール
、グラスウールがあげられ、特に製鉄所の高炉から副生
する高炉スラグ又は玄武岩、安産岩、輝緑岩等の天然鉱
物を溶解し、繊維化したロックウール(岩綿、スラグウ
ール、ミネラルウールとも称される)が良好に使用でき
る。無機繊維のIl紺長は、10mm以下、特にIIl
lIllg、下のものが適当である。
無機粉末としては高炉スラグ粉、フライアッシュ、石粉
、乾燥上等があげられ、特に工業的に多量に入手できる
高炉スラグ粉、フライアッシュがよい。これらの無機粉
末は平均粒径が200μ以下のものが適当である。
無機IBMと無機粉末との混合割合は無機繊維が5%以
上、無機粉末が95%以下で、好ましくは無機m雑が1
0%以上、無機粉末が90%以下で良好な人工培土が得
られる。無am維の混合によって培土自体の強度が著し
く改善される。したがって、輸送中に粉化することが少
なくなり、植物育成中にも形状保持が良好である。また
、無aSS帷の混合によって植物の成育が促進される効
果も認められる。無機繊維の混合割合が5%未満では強
度向上が僅かしかない。
無機繊維と無機粉末との混合物を得るには、上記の無機
繊維と無機粉末を所定割合に混合してもよいが、特にロ
ックウールやグラスウールは繊維化されていない粒子を
多量に含むことに着目し、ロックウール等を機械的に研
磨又は圧砕すると繊維分と粉末の混合物が得られるので
、。これをそのまま又はこれから繊維分を空気分級等に
より分離した残分(繊維分を20%程度含有する)を有
利に使用することができる。
また、原料として無機繊維製造工場のII帷分含有廃棄
物、例えば製綿機篩下、粒化様篩下や集塵廃棄物等を使
用することができ、これを磨砕又は圧砕して繊維分と粉
末の混合物とするのがよい。さらに必要に応じてパルプ
、故紙等の天然繊維又はこれらの磨砕物を混合してもよ
い。
この粉体原料をそのまま造粒してもよいが必要があれば
、例えばpH調整のための中和処理や肥料分添加や親水
処理を行なってから造粒する。無機繊維は、Ca 、N
a等のアルカリ成分を含むのでこれを水に浸漬すると、
浸漬水のpHが上るので、中性や弱酸性の土壌を好む植
物育成用の人工培土原料とする場合には、硫酸、硝酸、
塩酸、リン酸等の鉱酸又はこれらの鉱酸のアンモニウム
塩や酢酸、クエン酸、フミン酸、ニトロフミン酸等の有
機酸を添加し、更に必要に応じて水洗等をすることがよ
い。なお、弱アルカリ性人工培土向は中和処理すること
なくイのまま造粒してよい。
肥料分添加には、窒素肥料としては硫安、塩安、硝安、
尿素等、カリ肥料としては硫酸カリ、塩化カリ等、リン
酸肥料としては過リン酸石灰、リン安等の1種又は2種
以上を適宜配合するのがよい。
さらに人工培土の吸水性、保水性を改善するは、親水処
理してもよい、親水処理は非イオン活性剤及び/又は多
価アルコールを添加することによって行なうことができ
る。非イオン活性剤としては、アルキルポリオキシエチ
レンエーテル、アルキルフェニルポリオキシエチレンエ
ーテル、アルキルカルボニルオキシポリエチレン、N 
、N−ジ(ポリオキシエチレン)アルカンアミド、脂肪
酸多価アルコールエステル、脂肪酸多価アルコールポリ
オキシエチレンエーテル、脂肪酸シヨ等エステル、脂肪
酸モノグリセリド、N 、N−ジ(アルカノール)アル
カンアミド等が代表的に挙げられる。
また、多価アルコールとしては、エチレングリコール、
プロピレングリコール、トリメチレングリコール、1,
2−ブタンジオール、1.3−ブタンジオール、1.4
−ブタンジオール、グリセリン、ブタントリオール、ポ
リエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポ
リブチレングリコール、ジグリセリン等が代表的に挙げ
られる。
これらの材料を造粒する際に用いる結合剤としては、澱
粉、メチルセルローズ(MC)、カルボキシメチルセル
ローズ(CMC) 、にかわ、ゼラチン、カゼイン、ふ
のり、アルギン酸ソーダ等の天然結合剤、ポリビニルア
ルコール、酢酸ビニルエマルジョン、エチレン−酢酸ビ
ニルエマルジョン、アクリル酸エステルエマルジョン、
ポリエチレングリコール、フェノール樹脂、メラミン樹
脂等の合成結合剤が挙げられる。これらの結合剤の使用
間は混合物に対して0.1〜51重量%が適当である。
結合剤は造粒の直前又は造粒中に材料に添加するのがよ
い。
造粒方法は通常の造粒方法でよく、例えば結合剤を添加
した材料を回転盤上で造粒する転勤造粒法や回転ドラム
内で造粒する回転造粒法、あるいは結合剤と混練した材
料を押出機でベレット状に押し出し、このペレットをそ
のまま又は更に回転盤上で造粒する方法が挙げられる。
造粒物は、放置又は熱風乾燥によって乾燥する。
大111 以下、この発明の詳細を実施例により説明する。
実施例1 0ツクウールをディスクリファイナ−で平均繊維長が0
.2111mμ以下に磨砕し、磨砕物を空気分級機で繊
維分(以下Fという)と粉末(繊維20%含有、以下P
という)に分離した。
この[とP@種々の割合で混合して第1表2軟の繊維含
有量の混合材料を調製し、結合剤として1%のアルギン
酸ソーダ水溶液を噴霧しながら転勤造粒機で造粒して、
人工培土を製造した。
人工培土の土壌試験結果を第1表に示す。
第1表 実施例2 0ツクウールをディスクリフ1イナーで種々の長さに磨
砕し、磨砕物を空気分級機で繊耀分と粉末とに分離し、
次いで繊維の含有量が30%になるように混合した材料
を実施例1と同じ方法によって人工培土を製造した。
人工培土の土壌試験結果を第2表に示す。
第2表 実施例3 実施例1にお番ブる繊維含有量が70%の混合材料10
部に対しlNel1lI40部で酸性化処理し、水洗し
て未反応の酸を除去した後、乾燥した。
この材料に必要に応じて肥料成分を配合し、実施例1と
同じ結合剤で同様に造粒して人工培土を製造した。
人工培土の土壌試験結果を第3表に示す。
第3表 実施例3の人工培土を使用して水稲育苗試験を実施した
。人工培土を育苗箱に入れ、潅水した後、ササニシキを
2000/箱播種した。
出芽は積重ね32℃で2日間、緑化は育苗器内25℃で
2日間、硬化はビニルハウス内で行なった。20日後の
生育状況を第4表に示す。
第4表 1里!すU[ 以上説明したように、この発明は、常に均質な工業原料
を用いるために製品の性質が安定しており、また、原料
中にrats状のものが含まれているため、機械的強度
も大で、軽量であるため、取扱いが容易である。
特許出願人 新日鐵化学株式会社 代理人 弁理士 小 松 秀 岳 代理人 弁理士 旭 宏

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1) 無機繊維と無機粉末との混合物を製粒してなる
    人工培土。 (2) 無#1繊維が10重量%以上で、無機粉末が9
    0重量%以下である特許請求の範囲(1)記載の人工培
    土。 (3) 無機繊維がロックウール又はグラスウールであ
    る特許請求の範囲(1)又は(2)記載の人工培土。 (4) 無機繊維のm維長が10mm以下である特許請
    求の範囲(1)乃至(3)の何れかに記載の人工培土。 (5) 無機粉末がロックウール又はグラスウールの粒
    子である特許請求の範囲(1)乃至4の何れかに記載の
    人工培土。 +61 無機粉末の粒子径が0.11以下である特許請
    求の範囲(1)乃至(51の何れかに記載の人工培土。 (7)無機繊維と無機粉末の混合物がロックウール又は
    グラスウールを研磨又は圧砕したものである特許請求の
    範囲(1)記載の人工培土。 (8)無機繊維と無機粉末の混合物がロックウール又は
    グラスウールを研磨又は圧砕し、繊維分を分離した残り
    である特許請求の範囲(1)記載の人工培土。 (9)無機繊維と無機粉末との混合物に天然又は合成結
    合剤を添加して造粒することを特徴とする人工培土の製
    造方法。
JP59107458A 1984-05-29 1984-05-29 人工培土及びその製造方法 Granted JPS60251820A (ja)

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JPS60251820A true JPS60251820A (ja) 1985-12-12
JPH0435125B2 JPH0435125B2 (ja) 1992-06-10

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01256321A (ja) * 1988-04-04 1989-10-12 Ask Corp 植物育成培地用粒状化繊維

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5585333A (en) * 1978-12-23 1980-06-27 Daiken Trade & Industry Seedling growing mat
JPS58141731A (ja) * 1982-02-16 1983-08-23 株式会社木村研究所 酸性化処理ロックウール成型培地

Patent Citations (2)

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JPS5585333A (en) * 1978-12-23 1980-06-27 Daiken Trade & Industry Seedling growing mat
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