JPS60249633A - 内燃エンジンのスロツトル弁全開運転時の燃料供給制御方法 - Google Patents

内燃エンジンのスロツトル弁全開運転時の燃料供給制御方法

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JPS60249633A
JPS60249633A JP10610684A JP10610684A JPS60249633A JP S60249633 A JPS60249633 A JP S60249633A JP 10610684 A JP10610684 A JP 10610684A JP 10610684 A JP10610684 A JP 10610684A JP S60249633 A JPS60249633 A JP S60249633A
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throttle valve
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valve opening
atmospheric pressure
engine
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俊平 長谷川
Noriyuki Kishi
岸 則行
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牧野 友司
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/30Controlling fuel injection
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
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    • F02D41/04Introducing corrections for particular operating conditions
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技溜シト野一 本発明は内燃エンジンのスロットル弁全開運転時の燃料
供給制御方法に関し、特に高地等の低大気圧条件下のス
ロットル弁全開運転時にエンジン運転性能及び排気ガス
特性の最適化を図った燃料供給制御方法に関する。
発明の技術的背景とその問題点 エンジンのスロットル弁が所定弁開度以上に開弁される
高負荷運転時(一般にこれを[スロットル弁全開運転時
」という)にはエンジンに供給する燃料量を増量して高
出力を得るようにした燃料供給制御方法が例えば実開昭
53−22928号によシ広く知られている。
然るに、エンジンを高地等の大気圧が低い条件下で運転
する場合、同一のスロットル弁開度であっても一吸入行
程当りの吸入空気重量は平地等の標準大気圧条件下の運
転時に比べ減少するためにエンジン出力も減少する。換
言すれば、平地運転時と同一のエンジン出力を得るため
にはスロットル弁を平地運転時より大きく開弁する必要
がある。
このため高地運転時にはスロットル弁開度が上述の所定
弁開度以上に開弁されてエンジンに供給される混合気が
リッチ化される頻度が増加し、その結果排気ガス特性の
悪化、特に−酸化炭素(CO)の排出量の増加を招来す
る。
又、エンジンの排気通路に触媒による排気浄化装置を備
えるエンジンが高回転運転領域にあるとき、排気浄化装
置に単位時間当シに流入する排気ガス量が増加するため
に排気浄化装置の触媒床温度が上昇しやすい。このため
、エンジンの高回転運転時に適用される、エンジンがス
ロットル弁全開運転領域にあるか否かを判別する前記ス
ロットル弁開度判別値を低回転運転時に適用されるそれ
より小さい値に設定し、高回転運転時における混合気リ
ッチ化領域を低回転運転時におけるそれよシ広く設定し
て、排気浄化装置の触媒床温度の過上昇を防止するよう
にした燃料供給制御方法が前記実開@53−22928
号に開示されている。
斯かる燃料供給制御方法において、エンジンを高地等の
低大気圧条件下で運転する場合には大気圧の低下に伴っ
て浄化装置に流入する単位時間当シの排気ガス量が減少
するので触媒床温度の過上昇の虞が少なくなる。然かる
に上述のように平地高回転運転時に適合するように広く
設定された混合気リッチ化領域を高地運転時にも適用す
ると前述したように高地運転時の混合気がリッチ化され
る頻度が更に増加して排気ガス特性の悪化をよシ一層招
来し易い。
発明の概要 本発明は斯かる種々の不都合を解決せんがためになされ
たもので、第1の発明は吸気通路と、該通路途中に配置
されたスロットル弁とを備える内燃エンジンの燃料供給
制御方法において、大気圧を検出し、該検出した大気圧
値に応じてスロットル弁開度判別値を決定し、前記スロ
ットル弁の弁開度を検出し、該検出したスロットル弁開
度値と前記スロットル弁開度判別値とを比較し、前記ス
ロットル弁開度検出値が前記スロットル弁開度判別値よ
シ大きいとき、エンジンに供給される燃料量を増量補正
するようにして高地運転時の排気ガス特性の改善を図っ
た内燃エンジンのスロットル弁全開運転時の燃料供給制
御方法を提供するものである。
又、第2の発明はスロットル弁開度判別値を大気圧検出
値及びエンジン回転数検出値に応じて決定し、スロット
ル弁開度検出値が斯く決定されたスロットル弁開度判別
値よシ大きいとき、エンジンに供給される燃料量を増量
補正するようにして一排気浄化装置の焼損を防止すると
共に、エンジンの運転性能及び排気ガス特性の最適化を
図った内燃エンジンのスロットル弁全開運転時の燃料供
給制御方法を提供するものである。
発明の実施例 以下発明の実施例を添付図面を参照して説明する。
第1図は本発明の方法が適用された内燃エンジンの燃料
供給制御装置の全体構成図であシ、符号1は例えば4気
筒の内燃エンジンを示し、エンジン1には吸気管2が接
続され、吸気管2の途中にはスロットル弁3が設けられ
ている。スロットル弁3にはスロットル弁開度センサ4
が連結されてスロットル弁の弁開度を電気的信号に変換
し電子コントロールユニット(以下rBcUJ とMう
)5に送るようにされている。
吸気管2のエンジン1とスロットル弁3間には燃料噴射
弁6が設けられている。この燃料噴射弁6は吸気管2の
図示しない吸気弁の少し上流側に各気筒ごとに設けられ
ておシ、各噴射弁は図示しない燃料ポンプに接続されて
いると共にECU5に電気的に接続されて、ECU3か
らの信号によって燃料噴射弁の開弁時間が制御される。
一方、スロットル弁3の直ぐ下流には管7を介して絶対
圧センサ8が設けられており、この絶対圧センサ8によ
って電気的信号に変換された絶対圧信号は前記ECU3
に送られる。
エンジン本体1にはエンジン水温センサ10が設けられ
、このセンサ10はサーミスタ等から成シ、冷却水が充
満したエンジン気筒周壁内に挿着されて、その検出水温
信号をECU5に供給する。
エンジン回転数センサ(以下rNeセンサJと言う)1
1がエンジンの図示し々いカム軸周囲又はクランク軸周
囲に取付けられており、N’eセンサ11はTDC信号
即ちエンジンのクランク軸の180°回転毎に所定のク
ランク角度位置で1パルスを出力するものであシ、この
パルスはECU5に送られる。エンジン1の排気管13
には三元触媒14が配置され排気ガス中のHC,Co、
NOx成分の浄化作用を行なう。との三元触媒14の上
流側には02センサ15が排気管13に挿着されこのセ
ンサ15は排気中の酸素濃度を検出しその検出値信号を
ECU3に供給する。
更に、ECU3には、大気圧を検出するPA七セン16
が接続されておシ、ECU3は大気圧センサ16からの
検出値信号を供給される。
ECU3は上述の各種エンジンパラメータ信号に基いて
スロットル弁全開運転状態等のエンジン運転状態を判別
すると共に、判別したエンジン運転状態に応じて以下に
示す演算式で与えられる燃料噴射弁6の燃料噴射時間T
 OUTを演算する。
TouT=Ti XKWOT xKoz xK+ −4
−KgここにTiは基本燃料噴射時間を示し、この基本
燃料噴射時間Tiは吸気管内絶対圧PBAとエンジン回
転数Neに応じて設定される。KWOTは本発明に係る
スロットル弁全開運転時のリッチ化係数であってその詳
細については後述する。KO意はエンジンがクローズト
ループ運転領域にあるとき02センサ15によって検出
される排気ガス中の酸素濃度に応じて設定され、エンジ
ンが高負荷運転領域等のオープンループ運転領域にある
とき例えば値1.0に設定てれる補正係数でおる。K、
及びKmは前述の各種センサ、すなわち、スロットル弁
開度センサ4、吸気管内絶対圧センサ8、エンジン水温
センサ10.Neセンサ11及び大気圧センナ16から
のエンジンパラメータ信号に応じて演算されるその他の
補正係数又は補正値であってエンジン運転状態に応じ、
始動特性、排気ガス特性、燃費特性、エンジン加速特性
等の緒特性が最適なものとなるように所定の演算式に基
いて演算される。
gcU5は上述のようにしてめた燃料噴射時間TOUT
に基いて燃料噴射弁6を開弁させる駆動信号を燃料噴射
弁6に供給する。
第2図は第1図のBCU5内部の回路構成を示す図で、
第1図のNeセンサ11からのエンジン回転数信号は波
形整形回路501で波形整形された後、TDC信号とし
て中央処理装置(以下「CPUJという)503に供給
されると共にMeカウンタ502にも供給される。Me
カウンタ502はNeセンサ11からの前回所定位置信
号の入力時から今回所定位置信号の入力時までの時間間
隔を計数するもので、その計数値Meはエンジン回転数
Neの逆数に比例する。Meカウンタ502はこの計数
値Meデータバス510を介してCPU503に供給す
る。
第1図のスロットル弁開度上ンサ4、吸気管内絶対圧P
BAセンサ8、大気圧PAセンサ16等の各種センサか
らの夫々の出力信号はレベル修正回路504で所定電圧
レベルに修正された後、マルチプレクサ505によシ順
次A/Dコンバータ506に供給される。A/Dコンバ
ータ506は前述の各センサからの出力信号を順次デジ
タル信号に変換して該デジタル信号をデータバス510
を介してCPU503に供給する。
CPU503は、更に、データバス510を介してリー
ドオンリメモリ(以下rROMJという)507、ラン
ダムアクセスメモリ(RAM)508及び駆動回路50
9に接続されておシ、RAM508はCPU503での
演算結果等を一時的に記憶し、几OM507はCPU5
03で実行される制御プログラム、燃料噴射弁6の基本
噴射時間Tiマツプ、後述するスロットル弁全開域判別
値等を記憶している。CPU503はROM507に記
憶されている制御プログラムに従って、先ず基本噴射時
間Tiマツプからエンジン回転数Ne及び吸気管内絶対
圧PBAの各検出値に応じた基本噴射時間Ti値を読出
し、次いで前述の各種エンジンパラメータ信号に応じた
補正係数値に+、 Kz。
KDz及びスロットル弁全開運転時のリッチ化係数KW
OTを設定する。
CPU503は設定した補正係数KWOT等を前記演算
式に適用して燃料噴射弁6の燃料噴射時間T OUTを
演算し、この演算値に基づく制御信号をデータバス51
0を介して駆動回路509に供給する。駆動回路509
は制御信号が入力している間に亘って燃料噴射弁6全開
弁させる駆動信号を該噴射弁6に供給する。
第3図はCPU503によってTDC信号のパルス発生
毎に実行される、スロットル弁全開運転時のリッチ化係
数Kwo Tを演算するフローチャートである。
先ず、エンジン回転数Neが所定回転数Nz(例えば4
000rpm)よシ高い回転数であるか否か、即ちエン
ジンが高回転運転領域にあるか否かを判別する(ステッ
プ1)。
ステップ1の判別結果が否定(NO)の場合、即ち、エ
ンジンが低回転運転領域にある場合には、続いて吸気管
内絶対圧PBAが第1の判別基準値PBAWOTs(例
えば715 mn+Hg )より大きいか否かを判別し
くステップ2)、その答が肯定(Yes)であれば、エ
ンジンの運転状態が混合気をリッチ化すべき所定の高負
荷域にあると判別してリッチ化係数KWOT ′ft所
定の燃料増量係数値XWOT t (例えば値1.2)
に設定する(ステップ3)。第4図はスロットル弁全開
運転等のリッチ化運転領域を説明するグラフであり、吸
気管内絶対圧PBムが基準値PBAWOTI以上である
高負荷運転領域は一吸気行程当シの吸入空気重量が他の
運転領域に比べて大きくなシ、気筒内での発熱量が大き
くなる。従って、該運転領域において三元触媒14の触
媒床温度の過上昇が生じ易く、混合気のリッチ化によシ
これを緩和する必要性が高い。
前記ステップ2の判別結果が否定(No)の場合、ステ
ップ4に進み、大気圧検出値PAに応じた後述する第1
のスロットル弁開度判別値θWO’pOj及び基準値θ
WOTsjをROM507から読み出す。
第5図は第1スロットル弁開度判別値θWOTOjと大
気圧PAとの関係を示すテーブル図で大気圧検出値Pム
が値PAL (例えばsoommHg)以下のときには
判別値として値#WOT61 (例えば70°)が、値
PAt乃至値pAt(例えば700 mmHg)の間に
あるときには値θwoTst(例えば600)が、値P
hz以上のときには値θWOT61(例えば50°)が
夫々読み出される。
第6図は基準値θWO丁1iと大気圧PAとの関係を示
すテーブル図で第5図と同様に同じ大気圧判別値FAI
及びPIに対して基準値は3段階、すなわちθWOTI
I (例えば75°L #WOTlz (例えば65°
)、θwottm (例えば55°)が設定されている
次いで、スロットル弁3の弁開度値0THがステップ4
で読出した第1の判別値θwoTaiよシ天きいか否か
を判別する(ステップ5)。前記第4図には大気圧が7
60mmHg 、 650闘Hg及び550 mm H
gの場合に設定される各スロットル弁開度判別値θwo
Tojが太実線で例示されておシ、スロットル弁3の弁
開度θTHがこれらの判別値θWOToiより大きい領
域が各大気圧条件下でのスロットル弁全開運転領域であ
ることを示す。
ステップ4の判別結果が否定(NO)の場合、エンジン
はスロットル弁全開運転域にないと判断してリッチ化係
数KWOTを値1.0に設定する(ステップ6)。一方
、ステップ5の判別結果が肯定(Yes)の場合、エン
ジンはスロットル弁全開運転域にあると判断して、ステ
ップ7に進み、大気圧検出値2人に応じた後述する係数
変数値XWOTθ1iをROM507から読み出す。
第7図は係数変数値XWOTθxi と大気圧Phとの
関係を示すテーブル図で大気圧検出値PAが値FAI以
下のときには係数変数値として値XWOTθ11(例え
ば値1.1)が、値FAI乃至値Pム20間にあるとき
には値Xwo Tθ12(例えは値1.15)が、値P
Ag以上のときには値XWOTθ13(例えば値1.2
)が夫々読み出される。このように係数変数値XwoT
θ1iを大気圧の低下に伴って小さい値に設定するのは
大気圧低下に従って三元触媒14に流入する単位時間当
りの排気ガス量が減少して触媒床温度が過上昇する虞が
なくなること、及び高地運転時の排気ガス特性の改善、
特に−酸化炭素(CO)の排出量を抑制する必要がある
ことにXる。XWOTθli値を斯く設定することによ
シ、ステップ4の大気圧2人に応じた判別値θwoTo
jを設定することと相俟って排気ガス特性及び運転性能
を最適化することが出来る。
ステップ7で読み出されたXWOTθ1i値は前記ステ
ップ4で読み出した判別値θWOTOi及び基準値θw
oTxiと共に第8図に示す補正係数値XWOTθl−
スロットル弁開度θTHテーブルに適用され、スロット
ル弁開度検出値θTHに対する補正係数値XWOTθ1
がめられる(ステップ8)。補正係数値XWOTθ1は
スロットル弁開度検出値θTHが判別値θwo’roi
から基準値θWOT1jまで増大するのに伴って値1.
0からステップ7で読出した値xvbT1iまで漸増し
、基準値θWOTliに到達した後は読出値XwoTz
iに等しい値を採る。そして、ステップ8でめた補正係
数値XWOTθ1をリッチ化係数KWOTの値トする(
ステップ9)。このようにスロットル弁開度値θTHに
応じて混合気を徐々にリッチ化させる理由は、始終操作
されるアクセルペダルの踏込量、すなわちスロットル弁
開度値19THが微少変化した際に空燃比が急変して運
転ショックが生じることのないように、スロットル弁全
開運転領域と該領域以外の領域との間の移行を円滑化す
る必要があるからである。
斯くしてスロットル弁全開運転領域を判別するスロット
ル弁開度判別値θworosは大気圧の低下に伴って大
きい値に設定されるので(第4図)、前記補正係数KO
2によって空燃比が所要値にクローズトループ制御され
る運転領域が増加し、排気ガス特性と運転性能との最適
化が図られる。
ステップ1の判別の答が肯定(Yes)すなわちエンジ
ンが所定回転数Nz以上の高回転数で運転されていると
判別された場合には、吸気管内絶対圧PIIAが第2の
判別基準値PBAWO7zより大きいか否かを判別する
(ステップ10)。この第20判別基単価PBAWOT
zは前記第1の判別基準値PBAWOTI(715mm
Hg)よシ小さい値、例えば594mmHgに設定され
る(第4図)。これはエンジン高回転運転領域では低回
転運転領域に比べて三元触媒14に流入する単位時間当
シの排気ガス量が多くなるため混合気をリッチ化すべき
高負荷運転域を低回転運転時のそれより低負荷側に拡張
させる必要があるためである。
ステップ10の判別結果が肯定(Yes)、すなわちエ
ンジンが高負荷域にあると判別された場合、リッチ化係
数KWOTを所定の燃料増量係数−T2(例えば値1.
2)に設定する(ステップ11)。
前記ステップ10の判別結果が否定(NO)の場合、ス
テップ12に進み、前記ステップ4と同様に大気圧検出
値2人に応じた第2のスロットル弁開度判別値θWOT
2j及び基準値θWOTsiをROM507から読み出
す。第9図及び第10図は夫々第2スロットル弁開度判
別値eWO’fziと大気圧PAとの関係を示すテーブ
ル図及び基準値#woT*iと大気圧FAとの関係を示
すテーブル図であシ、これらのテーブル図は前記第5図
及び第6図と同様に説明出来るので説明を省略する。尚
、第9図及び第10図の第2スロットル弁開度判別値θ
woTB及び基準値θWOT1jは同一大気圧値に対す
る第5図及び第6図のそれらの値よシ小さい値に設定さ
れている。これはステップlOの第2の判別基準値P 
B AWOT 2が第1の判別基準値pBAWOT1よ
シ小さい値に設定されるのと同様に高回転運転時の三元
触媒14の触媒床温度が低回転運転時のそれよシ過上昇
し易いという理由に基づく。
次いで、低回転運転時と同様に、スロットル弁3の弁開
度値θTHがステップ12で読出した第2の判別値θW
OT2iよシ大きいか否かを判別しくステップ13)、
その判別結果が否定(No )の場合、エンジンはスロ
ットル弁全開運転域にないと判断してリッチ化係数KW
OTを値1.0に設定しくステップ14)、ステップ1
3の判別結果が肯定αi)の場合、エンジンはスロット
ル弁全開運転域にあると判断してステップ15に進み大
気圧検出値PAに応じた係数変数値XWOTθ2i を
ROM507から読み出す。第11図は第7図と同様に
Xwotθ2i値と大気圧PAとの関係を示すテーブル
図で、その値xwo’rθ2i は第7図の場合と同様
に高回転運転時のスロットル弁全開運転領域での排気ガ
ス特性及び運転性能を最適化するように設定される。
そして、ステップ15で読み出された係数変数値XWO
Tθ2iは前記ステップ8と同様に、前記ステップ12
で読み出した判別値θWOTzj及び基準値θwoTs
fflと共に第12図に示す補正係数値XWOTθニー
スロットル開度θTHテーブルに適用され、スロットル
弁開度検出値θTHに対する補正係数値Xwarθ2が
められ(ステップ16)、この補正係数値xwo’rθ
2をリッチ化係数KWOTの値とする(ステップ17)
尚、前述の判別値PBAWOTI、 PBAWOTZ及
び大気圧基準値FAI、 PA2はエンジンの高負荷運
転域又はスロットル弁全開運転域への突入時と離脱時と
で異なる値に設定し、ヒスプリシス特性を持たせて燃料
供給制御を安定化させるようにしてもよい。
発明の効果 以上詳述したように本発明の内炉エンジンのスロットル
弁全開運転時の燃料供給制御方法によれば、大気圧を検
出し、該検出した大気圧値に応じてスロットル弁開度判
別値を決定し、前記スロットル弁の弁開度を検出し、該
検出したスロットル弁開度値と前記スロットル弁開度判
別値と全比較し、前記スロットル弁開度検出値が前記ス
ロットル弁開度判別値よジ大きいとき、エンジンに供給
される燃料量を増量補正するようにしたので、高地等の
低大気圧条件下における排気ガス特性の改善を図ること
が出来る。
又、第2の発明に依れば、前記スロットル弁開度判別値
を大気圧のみならずエンジン回転数に応じて設定するよ
うにしたので排気浄化装置の焼損を防止することが出来
ると共に、エンジン運転性能及び排気ガス特性の最適化
を図ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用した燃料供給制御装置の全体構成
図、第2図は第1図の電子コントロールユニン)(EC
U)の内部構成を示す回路図、第チ化係数値KWOTを
設定する手順を示すフローチャート、第4図はスロット
ル弁全開運転領域を示すグラフ、第5図は大気圧Pムと
第1のスロットル弁開度判別値θwoTojとの関係を
示すテーブル図、第6図は大気圧FAと基準値θWOT
xjとの関係を示すテーブル図、第7図は大気圧FAと
係数変数値XWOTθli との関係を示すテーブル図
、第8図はスロットル弁開度θTHと補正係数値xvm
eiとの関係を示すテーブル図、第9図は大気圧Pムと
第2のスロットル弁開度判別値θWOT2iとの関係を
示すテーブル図、第10図は大気圧Pi、と基準値θw
oTsiとの関係を示すテーブル図、第11図は大気圧
PAと係数変数値XWOTθ21 との関係を示すテー
ブル図、第12図はスロットル弁開度θTHと補正係数
値Xwo T 02との関係を示すテーブル図である。 1・・・内燃エンジン、2・・・吸気通路、3・・・ス
ロットル弁、4°・°スロットル弁開度センサ、5・・
・電子コントロールユニット、6・パ燃料噴射弁、14
−°。 三元触媒、16・・・大気圧センサ。 出願人本田・技研工業株式会社 代理人 弁理士 渡 部 敏 音 間 長 門 侃 二 括9図 招11図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、吸気通路と、該通路途中に配置されたスロットル弁
    とを備える内燃エンンンの燃料供給制御方法において、
    大気圧を検出し、該検出した大気圧値に応じてスロット
    ル弁開度判別値を決定し、前記スロットル弁の弁開度を
    検出し、該検出したスロットル弁一度値と前記スロット
    ル弁開度判別値とを比較し、前記スロットル弁開度検出
    値が前記スロットル弁開度判別値上ル大きいとき、エン
    ジンに供給される燃料量を増量補正することを特徴とす
    る内燃エンジンのスロットル弁全開運転時の燃料供給制
    御方法。 2、前記スロットル弁開度判別値は大気圧検出値が減少
    するに応じて大きい値に設定されることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の内燃エンジンのスロットル弁
    全開運転時の燃料供給制御方法。 3、前記増量する燃料補正量は大気圧検出値が減少する
    に応じて小さい値に設定されることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の内燃エンジンのスロットル弁全開
    運転時の燃料供給制御方法。 4、吸気通路と、該通路途中に配置されたスロットル弁
    とを備える内燃エンジンの燃料供給制御方法において、
    大気圧を検出し、エンジン回転数を検出し、検出した大
    気圧値及びエンジン回転数値に応じてスロットル弁開度
    判別値を決定し、前記スロットル弁の弁開度を検出し、
    該検出したスロットル弁開度値と前記スロットル弁開度
    判別値とを比較し、前記スロットル弁開度検出値が前記
    スロットル弁開度判別値よυ大きいとき、エンジンに供
    給される燃料量を増量補正することを特徴とする内燃エ
    ンジンのスロットル弁全開運転時の燃料供給制御方法。 5、前記スロットル弁開度判別値は大気圧が一定の条件
    下においてエンジン回転数検出値が増加するに応じて小
    さい値に設定されることを特徴とする特許請求の範囲第
    4項記載の内燃エンジンのスロットル弁全開運転時の燃
    料供給制御方法。
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