JP4535648B2 - 内燃機関の吸気系異常判定装置 - Google Patents

内燃機関の吸気系異常判定装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4535648B2
JP4535648B2 JP2001213430A JP2001213430A JP4535648B2 JP 4535648 B2 JP4535648 B2 JP 4535648B2 JP 2001213430 A JP2001213430 A JP 2001213430A JP 2001213430 A JP2001213430 A JP 2001213430A JP 4535648 B2 JP4535648 B2 JP 4535648B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
internal combustion
combustion engine
air amount
intake
load
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001213430A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003028002A (ja
Inventor
昭 村上
高志 磯部
昇 永田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2001213430A priority Critical patent/JP4535648B2/ja
Publication of JP2003028002A publication Critical patent/JP2003028002A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4535648B2 publication Critical patent/JP4535648B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Supplying Secondary Fuel Or The Like To Fuel, Air Or Fuel-Air Mixtures (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内燃機関の吸気系異常判定装置に関し、特に、スロットル弁をバイパスするバイパス通路と、このバイパス通路を介して供給されるバイパス吸入空気量を制御するアイドル制御弁とを備える内燃機関の吸気系異常判定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の判定装置として、例えば特開平10−184335号公報および特開平10−184336号公報に開示されたものが、それぞれ知られている。これらの判定装置は、内燃機関の燃焼室から漏れ出るブローバイガスを吸気系に還流するブローバイガス通路の破れや外れに起因する漏れを判定するものである。
【0003】
前者に開示された判定装置(以下「第1の判定装置」という)では、スロットル弁をバイパスするバイパス通路に設けたアイドル制御弁により、内燃機関のアイドル回転数が目標回転数になるように制御するとともに、アイドル制御弁の開度が所定開度よりも小さいとき、あるいはアイドル運転時に検出された吸気圧が所定圧よりも高いときに、ブローバイガス通路に異常が発生していると判定する。
【0004】
また、後者に開示された判定装置(以下「第2の判定装置」という)では、ブローバイガス通路内の圧力を検出するガス圧センサを設け、その検出値が所定範囲から外れたときに、ブローバイガス通路に異常が発生していると判定する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した従来の第1の判定装置は、異常判定を、単にアイドル制御弁の開度あるいは吸気圧に基づいて行うものであり、これらは内燃機関の負荷の変動などに応じて変化するため、判定の精度が低いという欠点がある。また、第2の判定装置は、ガス圧センサを新たに設ける必要があるため、構成の複雑化およびコストの上昇を招く。
【0006】
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、ブローバイガス通路の異常を含む吸気系の異常を、比較的単純な構成により、高い精度で判定することができる内燃機関の吸気系異常判定装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本発明は、スロットル弁3をバイパスするバイパス通路16と、このバイパス通路16を介して供給されるバイパス吸入空気量を制御するアイドル制御弁17とを含む内燃機関の吸気系11の異常を判定する内燃機関の吸気系異常判定装置であって、内燃機関1に供給される総吸入空気量QTOTALを算出する総吸入空気量算出手段(実施形態における(以下、本項において同じ)ECU5、図2のステップ14)と、アイドル制御弁17の開弁制御量ICMDに基づいてバイパス吸入空気量QBPを算出するバイパス吸入空気量算出手段(ECU5、図2のステップ15)と、総吸入空気量算出手段により算出された総吸入空気量QTOTALと、バイパス吸入空気量算出手段により算出されたバイパス吸入空気量QBPとの比較結果に応じて、アイドル制御弁17の下流側において吸気系11内に流入した吸気系11のリーク空気量を表すリーク空気量パラメータ(リーク空気量QL)を算出するリーク空気量パラメータ算出手段(ECU5、図2のステップ16)と、内燃機関1の負荷を検出する負荷検出手段(吸気管内絶対圧センサ7)と、内燃機関1により駆動される補機(エアコン37)と内燃機関1との間を切断する補機切断手段(ECU5、図4のステップ42、44、電磁クラッチ36)と、スロットル弁3の開度(スロットル弁開度THA)を検出するスロットル弁開度検出手段(スロットル弁開度センサ4)と、検出された内燃機関1の負荷が第1の所定負荷(第1所定圧PBGACCTに相当する負荷)よりも大きいときは補機切断手段により補機と内燃機関1との間を切断させるとともに、検出されたスロットル弁開度THAが全閉状態であり、かつリーク空気量パラメータ算出手段により算出されたリーク空気量パラメータが所定の判定しきい値(リーク判定しきい値QTH)よりも大きいときに、吸気系11に異常が発生していると判定する異常判定手段(ECU5、図2のステップ22、26)と、検出された内燃機関の負荷が高いほど、判定しきい値をより小さく設定する判定しきい値設定手段(ECU5、図2のステップ17、図3)と、を備えていることを特徴とする。
【0008】
この内燃機関の吸気系異常判定装置によれば、内燃機関に供給される総吸入空気量が算出されるとともに、アイドル制御弁の開弁制御量に基づき、バイパス通路を介して供給されるバイパス吸入空気量が算出され、これらの総吸入空気量とバイパス吸入空気量との比較結果に応じて、アイドル制御弁の下流側において吸気系内に流入した吸気系のリーク空気量を表すリーク空気量パラメータが算出される。そして、スロットル弁開度が全閉状態であるときで、かつリーク空気量パラメータが判定しきい値よりも大きいときに、吸気系に異常が発生していると判定する。すなわち、リーク空気量パラメータは、スロットル弁が全閉の状態における総吸入空気量のうちの、バイパス吸入空気量以外の空気量に相当し、したがって、例えばブローバイガス通路の配管外れなどを含む異常を原因とし、外部の大気圧と吸気系の内部圧力との差圧(以下「吸気差圧」という)によって吸気系内にリークした空気量を表す。したがって、このリーク空気量パラメータに基づいて判定を行うことにより、格別のセンサを設けることなく、吸気系の異常を適正に判定することができる。なお、上記の判定しきい値は、検出された内燃機関の負荷が高いほど、より小さく設定される。
【0009】
また、内燃機関の負荷が第1の所定負荷よりも大きいときに、補機と内燃機関との間を切断するので、それにより、内燃機関の負荷を抑制することで、異常判定の前提である十分な吸気差圧を確保でき、したがって、吸気系の異常判定を、それに適した状況でより精度良く行うことができる。また、内燃機関の負荷が第1の所定負荷よりも大きいときのみ、補機を切断するので、補機の停止を最小限に留めることができる。
【0010】
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の内燃機関の吸気系異常判定装置において、内燃機関1の負荷が第2の所定負荷(第2所定圧PBGSALKHに相当する負荷)以下のときに、吸気系11へのバイパス吸入空気以外の補正空気(パージ通路33を介した蒸発燃料)の供給を停止させる補正空気供給停止手段(ECU5、図4のステップ45、46、パージ制御弁35)をさらに備え、異常判定手段は、補正空気供給停止手段により補正空気の供給が停止された状態で、判定を実行する(図4のステップ46、48)ことを特徴とする。
【0011】
この構成によれば、内燃機関の負荷が第2の所定負荷以下のときに、吸気系へのバイパス吸入空気以外の補正空気の供給、例えば蒸発燃料の供給が停止され、その状態で、異常判定手段は判定を実行する。したがって、内燃機関の負荷が低く、十分な吸気差圧を確保した状態で、判定を行えるとともに、補正空気による空気量への影響を確実に排除しながら、リーク空気量パラメータを正しく算出できるので、異常判定をさらに精度良く行うことができる。この場合にも、内燃機関の負荷が第2の所定負荷以下のときのみ、補正空気の供給が停止されるので、補正空気の供給停止を最小限に留めることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施形態を、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明を適用した内燃機関1の概略構成を示している。
【0013】
この内燃機関(以下「エンジン」という)1は、図示しない車両に搭載された、例えば4気筒4サイクルエンジンである。エンジン1の吸気系11の吸気管2には、スロットル弁3が設けられている。このスロットル弁3の開度(スロットル弁開度)THAは、スロットル弁開度センサ4(スロットル弁開度検出手段)によって検出され、その検出信号は、後述するECU5に送られる。
【0014】
吸気管2のスロットル弁3よりも下流側で、吸気弁(図示せず)のすぐ上流側には、燃料噴射弁6が気筒ごとに設けられている(1つのみ図示)。各燃料噴射弁6は、燃料ポンプ31を介して燃料タンク32に接続されるとともに、ECU5に電気的に接続されていて、その開弁時間である燃料噴射時間TOUTすなわち燃料供給量は、ECU5からの駆動信号によって制御される。
【0015】
燃料タンク32は、パージ通路33を介して、吸気管2のスロットル弁3よりも下流側に接続されている。パージ通路33には、燃料タンク32側から順に、燃料タンク32内で発生した蒸発燃料を一時的に吸着するキャニスタ34と、パージ制御弁35(補正空気供給停止手段)とが設けられており、パージ制御弁35の開弁をECU5からの駆動信号で制御することによって、キャニスタ10に吸着された蒸発燃料が吸気管2にその負圧によって吸入(パージ)される。
【0016】
また、吸気管2には、スロットル弁3をバイパスするバイパス通路16が接続されており、バイパス通路16の途中にはアイドル制御弁17が設けられている。アイドル制御弁17は、その開弁量がECU5からの駆動信号で制御されることによって、バイパス通路16を介してエンジン1に吸入される空気量を制御する。
【0017】
さらに、エンジン1のクランクケース(図示せず)と吸気管2のスロットル弁3よりも下流側との間には、ブローバイガス通路18が設けられている。このブローバイガス通路18は、エンジン1のクランクケースに漏れ出るブローバイガスを吸気管2に還流するためのものである。また、ブローバイガス通路18のクランクケースに接続される部分には、PCV(Positive Crankcase Ventilation)弁19が設けられている。
【0018】
吸気管2のスロットル弁3のすぐ下流側には、吸気管内絶対圧センサ7(負荷検出手段)が配置されている。この吸気管内絶対圧センサ7は、半導体圧力センサなどで構成されており、吸気管2内の絶対圧である吸気管内絶対圧PBAを検出し、その検出信号をECU5に送る。また、吸気管2には、吸気管内絶対圧センサ7の下流側に、サーミスタなどから成る吸気温センサ8が取り付けられており、吸気管2内の吸気温TAを検出し、その検出信号をECU5に送る。さらに、エンジン1の本体には、サーミスタなどから成るエンジン水温センサ9が取り付けられており、エンジン1の本体内を循環する冷却水の温度であるエンジン水温TWを検出し、その検出信号をECU5に送る。
【0019】
一方、エンジン1のクランク軸(図示せず)の周囲には、クランク角センサ10が設けられている。このクランク角センサ10は、マグネットロータやMREピックアップなど(いずれも図示せず)で構成され、それぞれの所定クランク角度位置で、パルス信号であるCYL信号、TDC信号およびCRK信号を発生し、ECU5に送る。CYL信号は、特定の気筒の所定のクランク角度位置で発生する気筒判別信号である。TDC信号は、各気筒の吸気行程開始時のTDC(上死点)よりも少し前の所定のクランク角度位置で発生し、4気筒タイプの本例では、クランク角180゜ごとに出力される。また、CRK信号は、TDC信号よりも短い所定のクランク角度の周期(例えば30゜ごと)で発生する。ECU5は、これらのCYL信号、TDC信号およびCRK信号に基づき、気筒ごとのクランク角度位置を判別するとともに、CRK信号に基づき、エンジン1の回転数(以下「エンジン回転数」という)NEを算出する。
【0020】
エンジン1の排気管12には三元触媒15が配置されており、排気ガス中のHC、CO、NOx などの成分の浄化を行う。また、排気管12の三元触媒15よりも上流側には、酸素濃度(O2)センサ14が設けられている。このO2センサ14は、排気ガス中の酸素濃度に応じた検出信号をECU5に送る。
【0021】
ECU5にはさらに、車速センサ21から車両の走行速度(車速)VPを表す検出信号が、大気圧センサ22から大気圧PAを表す検出信号が、アイドル制御弁17やパージ制御弁35などに電力を供給するバッテリ(図示せず)の電圧(バッテリ電圧)VBを表す検出信号が、それぞれ送られる。また、ECU5には、空調装置(以下「エアコン」という)37(補機)のコンプレッサ(図示せず)とエンジン1との間を接続・遮断する電磁クラッチ36(補機切断手段)が電気的に接続されていて、ECU5からの駆動信号によって、電磁クラッチ36の接続・遮断が制御される。
【0022】
ECU5は、本実施形態において、総吸入空気量算出手段、バイパス吸入空気量算出手段、リーク空気量パラメータ算出手段、補機切断手段、異常判定手段、および補正空気供給停止手段を構成するものであり、CPU、RAM、ROMおよび入出力インターフェース(いずれも図示せず)などからなるマイクロコンピュータで構成されている。
【0023】
CPUは、上述した各種のセンサで検出されたエンジンパラメータ信号に基づいて、エンジン1の運転状態を判別するとともに、その判別結果に応じ、次式(1)に基づき、TDC信号の発生に同期して、燃料噴射時間TOUTを演算する。
TOUT=TIM×KO2×K1×K2 ・・・(1)
ここで、TIMは、燃料噴射弁6の基本燃料噴射時間であり、エンジン回転数NEおよび吸気管内絶対圧PBAに応じて設定されたTIマップ(図示せず)を検索することによって決定される。このTIマップにおいて、基本燃料噴射時間TIMは、その値に基づく量の燃料が、対応するエンジン回転数NEおよび吸気管内絶対圧PBAによる運転状態で噴射されたときに、エンジン1に供給される混合気の空燃比がほぼ理論空燃比(=14.7)になるように設定されている。
【0024】
KO2は、O2センサ14の検出値に応じて、空燃比が理論空燃比になるようにフィードバック制御により設定される空燃比補正係数である。また、K1およびK2はそれぞれ、各種エンジンパラメータ信号に応じて算出される他の補正係数および補正変数であり、エンジン1の運転状態に応じた燃費特性や加速特性などの諸特性の最適化が図れるように設定される。
【0025】
また、CPUは、エンジン1の運転状態に応じ、次式(2)によって、アイドル制御弁17の開弁制御量ICMDを算出する。なお、アイドル制御弁17の制御によりバイパス通路16を介してエンジン1に吸入される空気量は、この開弁制御量ICMDにほぼ比例するように構成されている。
ICMD=(IFB+ILOAD)×KIPA+IPA ・・・(2)
ここで、IFBは、アイドル回転数を目標回転数に一致するように設定するアイドル目標回転制御による制御項、ILOADは、エンジン1に加わる電気負荷や、エアコン37のコンプレッサ負荷、パワーステアリング負荷などの補機類の負荷、あるいは自動変速機がインギヤか否かに応じて設定される負荷補正項である。また、KIPAおよびIPAは、いずれも大気圧PAに応じて設定される大気圧補正係数および大気圧補正項である。
【0026】
ECU5は、以上のようにして算出した基本燃料噴射時間TOUTに基づく駆動信号を燃料噴射弁6に出力し、開弁制御量ICMDに基づく駆動信号をアイドル制御弁17に出力することによって、それらの動作を制御する。
【0027】
図2は、エンジン1の吸気系11の漏れなどによる異常を判定する処理(吸気系異常判定処理)のメインフローを示すフローチャートである。この処理は、TDC信号の発生に同期して、ECU5により実行される。
【0028】
まず、ステップ11(「S11」と図示。以下同じ)では、モニタ実行条件、すなわち吸気系11の異常判定の実行条件を判定する処理を実行する。後述するように、このモニタ実行条件判定処理では、異常判定の実行条件が成立したときに、モニタフラグF_MONが「1」にセットされる。また、実行条件が成立するためには、スロットル弁3がほぼ全閉状態であることが要件の1つとされる。
【0029】
次いで、ステップ12では、モニタフラグF_MONが「1」であるか否かを判別する。その答がNO、すなわちF_MON=0であって、異常判定の実行条件が成立していないときには、ダウンカウントタイマである正常判定ディレイタイマtmOKDLYおよび異常判定ディレイタイマtmNGDLYに、それぞれ所定時間TMOKDLY(例えば5秒)、TMNGDLY(例えば5秒)をセットし、それらをスタートさせ(ステップ13)、そのまま本処理を終了する。
【0030】
一方、前記ステップ12の答がYES、すなわちF_MON=1であって、異常判定の実行条件が成立しているときには、下記の式(3)(4)および(5)によって、エンジン1に供給される総吸入空気量QTOTALを算出する(ステップ14)。
QTOTAL=TIM×2NE×KC/σA ・・・(3)
KC=KTQ×σG×14.7 ・・・(4)
σA=[1.293/(1+0.00367TA)]×(PA/PA0)・・・(5)
【0031】
ここで、式(3)のTIMは、前述した式(1)に適用される基本燃料噴射時間、KCは、式(4)によって算出される、燃料噴射時間を吸入空気量(重量)に換算するための所定の換算係数、σAは空気の密度である。前述したように、基本燃料噴射時間TIMは、吸入空気量に対応して空燃比が理論空燃比になるように設定されるので、1燃焼当たりの吸入空気量に比例する。したがって、基本燃料噴射時間TIMに換算係数KCを乗算することによって、1燃焼当たりの吸入空気量(重量)に換算され、これにエンジン回転数NEの2倍(4気筒エンジンでは1回転当たり2回の燃料噴射が行われる)を乗算することによって、単位時間当たりの吸入空気量(重量)が求められ、さらにこれを空気密度σAで除算することによって、単位時間当たりの体積流量としての吸入空気量(リットル/min)が得られる。
【0032】
また、式(4)のKTQは、燃料噴射時間を燃料量(体積)に換算するための所定の換算係数、σGは燃料の密度、14.7は理論空燃比である。すなわち、(TIM×KTQ)が1燃焼当たりの燃料量(体積)であり、これに燃料密度σGを乗算することによって、1燃焼当たりの燃料量(重量)が求められ、さらにこれに理論空燃比14.7を乗算することによって、対応する吸入空気量(重量)が得られる。さらに、式(5)のTA、PAは、それぞれ検出された吸気温、大気圧、PA0は基準大気圧(=101.3kPa)である。
【0033】
前記ステップ14に続くステップ15では、次式(6)によって、アイドル制御弁17の制御によりバイパス通路16を介してエンジン1に吸入される空気量(以下「バイパス吸入空気量」という)QBPを算出する。
QBP=ICMD×KIQ ・・・(6)
ここで、KIQは、アイドル制御弁17の開弁制御量ICMDをバイパス吸入空気量QBPに換算するための所定の換算係数である。
【0034】
次いで、ステップ16では、ステップ14で算出した総吸入空気量QTOTALから、ステップ15で算出したバイパス吸入空気量QBPを減算することによって、リーク空気量QLを算出する。前述したように、本処理は、スロットル弁3がほぼ全閉状態であることを要件として実行されるので、スロットル弁3を介して吸入される空気量は非常に小さい。したがって、総吸入空気量QTOTALとバイパス吸入空気量QBPとの差として求められるリーク空気量QLは、例えばブローガス通路18の配管外れなどを含む異常を原因とし、外部の大気圧と吸気系11の内部圧力との差圧によって吸気系11内にリークした空気量を表す。
【0035】
次に、ステップ17では、大気圧PAと吸気管内絶対圧PBAとの差として求められる吸気差圧PBGA(=PA−PBA)に応じ、図3に示すテーブルを検索することによって、リーク判定しきい値QTHを算出する。このテーブルでは、リーク判定しきい値QTHは、吸気差圧PBGAが小さいほど、すなわちエンジン1の負荷が高いほど、より小さな値に設定されている。これは、吸気差圧PBGAが小さいほど、大気圧PAと吸気管内絶対圧PBAとの差が小さくなることで、吸気系11にリークする空気量が小さくなるためである。
【0036】
次のステップ18では、エンジン1への燃料供給を停止するフューエルカット(以下「F/C」という)中であるか否を判別し、F/C中のときには、ダウンカウントタイマであるF/C後ディレイタイマtmFCDLYに、所定時間TMFCDLY(例えば2秒)をセットし、これをスタートさせる(ステップ19)。次いで、ステップ13でスタートさせた正常・異常判定ディレイタイマtmOKDLY、tmNGDLYをホールド(ダウンカウントを停止)し(ステップ21)、本処理を終了する。
【0037】
前記ステップ18の答がNOで、F/C中でないときには、F/C後ディレイタイマtmFCDLYのタイマ値が0であるか否かを判別し(ステップ20)、tmFCDLY>0のときには、前記ステップ21に進む。一方、ステップ20の答がYESで、tmFCDLY=0のとき、すなわちF/Cからの燃料供給再開後、所定時間TMFCDLYが経過したときには、ステップ16で算出したリーク空気量QLが、ステップ17で算出したリーク判定しきい値QTHよりも大きいか否かを判別する(ステップ22)。
【0038】
その答がNO、すなわちリーク空気量QLがリーク判定しきい値QTH以下のときには、正常判定ディレイタイマtmOKDLYのタイマ値が0であるか否かを判別し(ステップ23)、tmOKDLY>0のときには、本処理を終了する。そして、ステップ23の答がYESで、tmOKDLY=0になったとき、すなわちQL≦QTHの状態が所定時間TMOKDLY継続したときに、吸気系11にリークがなく、吸気系11が正常であると判定し(ステップ24)、本処理を終了する。
【0039】
一方、前記ステップ22の答がYES、すなわちリーク空気量QLがリーク判定しきい値QTHよりも大きいときには、異常判定ディレイタイマtmNGDLYのタイマ値が0であるか否かを判別し(ステップ25)、tmNGDLY>0のときには、本処理を終了する。そして、ステップ25の答がYESで、tmNGDLY=0になったとき、すなわちQL>QTHの状態が所定時間TMNGDLY継続したときに、吸気系11にリークがあり、異常が発生していると判定し(ステップ26)、本処理を終了する。異常と判定した場合には、その旨を運転者に知らせるために、ECU5により、警告灯の点灯などが行われる。
【0040】
以上のように、この吸気系異常判定処理によれば、異常判定の実行条件が成立したときに、総吸入空気量QTOTAL、およびバイパス通路16を介してエンジン1に吸入されるバイパス吸入空気量QBPが算出されるとともに、両吸入空気量の差としてリーク空気量QL(=QTOTAL−QBP)が算出される。そして、リーク空気量QLがリーク判定しきい値QTHよりも大きいときに、吸気系11にリークがあり、異常が発生していると判定する。したがって、従来のような、吸気管内圧あるいはアイドル制御弁の開度に基づいて判定する場合と比較して、異常判定をより正確に行うことができる。また、リーク判定しきい値QTHが吸気差圧PBGA、すなわちエンジン1の負荷に応じて設定されるので、負荷が変化した場合でも、それに応じて判定を正確に行うことができる。
【0041】
図4は、図2のステップ11で実行されるモニタ実行条件判定処理のサブルーチンを示している。この処理ではまず、以下の条件を順次、判定する。すなわち、エンジン1の始動終了後の時間をアップカウント式に計測する始動後タイマT01ACRのタイマ値が、所定時間TACR0以上であるか否か(ステップ31)、エンジン水温TWがその所定温度TW0(例えば70℃)以上であるか否か(ステップ32)、吸気温TAがその所定温度TA0(例えば−7℃)以上であるか否か(ステップ33)、空燃比補正係数KO2が上限値または下限値に貼り付いておらず、値1.0付近で正常に推移している状態を「1」で表すフィードバック制御フラグF_KO2FBが「1」であるか否か(ステップ34)、車速VPが値0であるか否か(ステップ35)、バッテリ電圧VBが所定電圧VB0(例えば10.5V)以上であるか否か(ステップ36)、およびスロットル弁開度THAが所定開度THAL(例えば0.1deg)よりも小さいか否か、すなわちスロットル弁3がほぼ全閉状態であるか否か(ステップ37)を、それぞれ判定する。
【0042】
そして、これらのステップ31〜37の答のいずれかがNOのときには、エアコン切断フラグF_ACCUTを「0」にセットし(ステップ38)、パージ停止フラグF_SALKPGを「0」にセットする(ステップ39)。次いで、ダウンカウントタイマであるモニタ判定ディレイタイマtmMONDLYに、所定時間TMMONDLY(例えば2秒)をセットし、これをスタートさせる(ステップ40)とともに、異常判定の実行条件が成立していないとして、モニタフラグF_MONを「0」にセットし(ステップ41)、本処理を終了する。なお、上記のエアコン切断フラグF_ACCUTは、エアコン37の切断を指示するものであり、「1」にセットされたときに、ECU5により電磁クラッチ36が遮断されることで、エアコン37が切断される。また、パージ停止フラグF_SALKPGは、パージ制御弁35の閉弁を指示するものであり、「1」にセットされたときに、ECU5によりパージ制御弁35が閉弁されることで、吸気管2への蒸発燃料の供給が停止される。
【0043】
一方、前記ステップ31〜37の答のいずれもがYESのときには、吸気差圧PBGAがヒステリシス付きの第1所定圧PBGACCT(例えば100mmHG/350mmHG)よりも小さいか否かを判別する(ステップ42)。その答がNOで、PBGA≧PBGACCTのときには、エアコン切断フラグF_ACCUTを「0」にセットする(ステップ43)。一方、ステップ42の答がYESで、PBGA<PBGACCTのとき、すなわちエンジン1の負荷が第1所定圧PBGACCTに相当する第1の所定負荷よりも高いときには、エアコン切断フラグF_ACCUTを「1」にセットする(ステップ44)。これにより、電磁クラッチ36が遮断され、エアコン37が切断される。
【0044】
ステップ43または44に続くステップ45では、吸気差圧PBGAが、前記第1所定値PBGAACTよりも小さな第2所定圧PBGSALKH(例えば50mmHG)よりも小さいか否かを判別する。その答がYESで、PBGA<PBGSALKHのとき、すなわちエンジン1の負荷が第2所定圧PBGSALKHに相当する第2所定負荷よりも高いときには、異常判定の実行条件が成立していないとして、前記ステップ39〜41を実行し、本処理を終了する。
【0045】
一方、ステップ45の答がNOで、PBGA≧PBGSALKHのときには、パージ停止フラグF_SALKPGを「1」にセットする(ステップ46)。これにより、パージ制御弁35が閉弁され、吸気管2への蒸発燃料の供給が停止される。次いで、モニタ判定ディレイタイマtmMONDLYのタイマ値が0であるか否かを判別し(ステップ47)、tmMONDLY>0のときには、前記ステップ41に進み、モニタフラグF_MONを「0」にセットする。
【0046】
一方、ステップ47の答がYESで、tmMONDLY=0になったとき、すなわちPBGA≧PBGSALKHの状態、すなわちエンジン1の負荷が第2所定圧PBGSALKHに相当する第2所定負荷以下の状態が、所定時間TMMONDLY継続したときに、異常判定の実行条件が最終的に成立したとして、モニタフラグF_MONを「1」にセットし、本処理を終了する。
【0047】
以上のように、本実施形態によれば、エンジン1の負荷が第1所定圧PBGACCTに相当する第1の所定負荷よりも高いときに、電磁クラッチ36を遮断し、エアコン37を切断するので、それにより、エンジン1の負荷を抑制することで、異常判定の前提である十分な吸気差圧PBGAを確保でき、したがって、異常判定を、それに適した状況でより精度良く行うことができる。
【0048】
さらに、エンジン1の負荷が第2所定圧PBGSALKHに相当する第2所定負荷以下のときに、パージ制御弁35を閉弁し、吸気管2への蒸発燃料の供給を停止し、その状態が所定時間TMMONDLY継続したときに、異常判定を実行する。したがって、エンジン1の負荷が低く、十分な吸気差圧PBGAを確保した状態で、判定を行えるとともに、蒸発燃料による空気量への影響を確実に排除しながら、リーク空気量QLを正しく算出できるので、異常判定をさらに精度良く行うことができる。また、この場合にも、エンジン1の負荷が第2の所定負荷以下のときのみ、蒸発燃料の供給が停止されるので、その供給停止を最小限に留めることができる。
【0049】
なお、本発明は、説明した実施形態に限定されることなく、種々の態様で実施することができる。例えば、実施形態では、エンジン1の負荷が第1の所定負荷よりも高いときに、エアコン37を切断しているが、これととともに、またはこれに代えて、エンジン1で駆動される他の補機を切断するようにしてもよい。また、実施形態では、エンジン1の負荷が第2所定負荷以下のときに、蒸発燃料の供給を停止しているが、吸気系11に供給される他の補正空気、例えばEGRガスの供給を停止するようにしてもよい。
【0050】
【発明の効果】
以上のように、本発明の内燃機関の吸気系異常判定装置は、ブローバイガス通路の異常を含む吸気系の異常を、比較的単純な構成により、高い精度で判定することができるなどの効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による吸気系異常判定装置、およびこれを適用した内燃機関の概略構成図である。
【図2】吸気系異常判定処理のフローチャートである。
【図3】図2の処理で用いられるテーブルを示す図である。
【図4】図2のモニタ実行条件判定処理のサブルーチンのフローチャートである。
【符号の説明】
1 内燃機関
3 スロットル弁
4 スロットル弁開度センサ(スロットル弁開度検出手段)
5 ECU(総吸入空気量算出手段、バイパス吸入空気量算出手段、リーク空気量パラメータ算出手段、補機切断手段、異常
判定手段、補正空気供給停止手段)
7 吸気管内絶対圧センサ(負荷検出手段)
11 吸気系
16 バイパス通路
17 アイドル制御弁
35 パージ制御弁(補正空気供給停止手段)
36 電磁クラッチ(補機切断手段)
37 エアコン(補機)
ICMD 開弁制御量
THA スロットル弁開度
THAL 所定開度
QTOTAL 総吸入空気量
QBP バイパス吸入空気量
QL リーク空気量(リーク空気量パラメータ)
QTH リーク判定しきい値(判定しきい値)
PBGACCT 第1所定圧
PBGSALKH 第2所定圧

Claims (2)

  1. スロットル弁をバイパスするバイパス通路と、このバイパス通路を介して供給されるバイパス吸入空気量を制御するアイドル制御弁とを含む内燃機関の吸気系の異常を判定する内燃機関の吸気系異常判定装置であって、
    前記内燃機関に供給される総吸入空気量を算出する総吸入空気量算出手段と、
    前記アイドル制御弁の開弁制御量に基づいて前記バイパス吸入空気量を算出するバイパス吸入空気量算出手段と、
    前記総吸入空気量算出手段により算出された総吸入空気量と、前記バイパス吸入空気量算出手段により算出されたバイパス吸入空気量との比較結果に応じて、前記アイドル制御弁の下流側において前記吸気系内に流入した前記吸気系のリーク空気量を表すリーク空気量パラメータを算出するリーク空気量パラメータ算出手段と、
    前記内燃機関の負荷を検出する負荷検出手段と、
    前記内燃機関により駆動される補機と当該内燃機関との間を切断する補機切断手段と、
    前記スロットル弁の開度を検出するスロットル弁開度検出手段と、
    前記検出された内燃機関の負荷が第1の所定負荷よりも大きいときは前記補機切断手段により前記補機と前記内燃機関との間を切断させるとともに、前記検出されたスロットル弁開度が全閉状態であり、かつ前記リーク空気量パラメータ算出手段により算出されたリーク空気量パラメータが所定の判定しきい値よりも大きいときに、前記吸気系に異常が発生していると判定する異常判定手段と、
    前記検出された内燃機関の負荷が高いほど、前記判定しきい値をより小さく設定する判定しきい値設定手段と、
    を備えていることを特徴とする内燃機関の吸気系異常判定装置。
  2. 前記内燃機関の負荷が第2の所定負荷以下のときに、前記吸気系への前記バイパス吸入空気以外の補正空気の供給を停止させる補正空気供給停止手段をさらに備え、
    前記異常判定手段は、前記補正空気供給停止手段により補正空気の供給が停止された状態で、判定を実行することを特徴とする、請求項1に記載の内燃機関の吸気系異常判定装置。
JP2001213430A 2001-07-13 2001-07-13 内燃機関の吸気系異常判定装置 Expired - Fee Related JP4535648B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001213430A JP4535648B2 (ja) 2001-07-13 2001-07-13 内燃機関の吸気系異常判定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001213430A JP4535648B2 (ja) 2001-07-13 2001-07-13 内燃機関の吸気系異常判定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003028002A JP2003028002A (ja) 2003-01-29
JP4535648B2 true JP4535648B2 (ja) 2010-09-01

Family

ID=19048408

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001213430A Expired - Fee Related JP4535648B2 (ja) 2001-07-13 2001-07-13 内燃機関の吸気系異常判定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4535648B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI676520B (zh) 2018-11-20 2019-11-11 台灣電能股份有限公司 焊接切割裝置

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3626086B2 (ja) * 2000-10-19 2005-03-02 本田技研工業株式会社 内燃機関の吸気系異常検出装置
DE10320054A1 (de) * 2003-05-06 2004-11-25 Robert Bosch Gmbh Verfahren und Vorrichtung zum Betreiben einer Brennkraftmaschine
JP4911064B2 (ja) * 2008-02-21 2012-04-04 トヨタ自動車株式会社 Pcvバルブの異常検知装置
JP5131138B2 (ja) * 2008-10-08 2013-01-30 日産自動車株式会社 エンジンのブローバイガス処理装置
JP6743210B1 (ja) * 2019-02-08 2020-08-19 本田技研工業株式会社 内燃機関の異常判定装置
JP7193017B2 (ja) * 2020-06-02 2022-12-20 日産自動車株式会社 内燃機関のブローバイガス処理装置のリーク診断方法およびリーク診断装置

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04171247A (ja) * 1990-11-02 1992-06-18 Mitsubishi Motors Corp エンジンの出力制御装置
JPH05209511A (ja) * 1991-11-18 1993-08-20 Nippondenso Co Ltd 触媒劣化検出装置
JPH08135522A (ja) * 1994-11-08 1996-05-28 Mazda Motor Corp 蒸発燃料処理装置の故障診断装置
JPH0968085A (ja) * 1995-09-04 1997-03-11 Unisia Jecs Corp エンジンのアイドル回転数制御装置
JPH10184335A (ja) * 1996-12-24 1998-07-14 Denso Corp 内燃機関のブローバイガス通路異常検出装置
JPH11166442A (ja) * 1997-12-02 1999-06-22 Suzuki Motor Corp 内燃機関のアイドル空気量調整方法及びその装置
JP2000192845A (ja) * 1998-12-25 2000-07-11 Hitachi Ltd 診断装置を備えたエンジンの吸入空気量制御装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04171247A (ja) * 1990-11-02 1992-06-18 Mitsubishi Motors Corp エンジンの出力制御装置
JPH05209511A (ja) * 1991-11-18 1993-08-20 Nippondenso Co Ltd 触媒劣化検出装置
JPH08135522A (ja) * 1994-11-08 1996-05-28 Mazda Motor Corp 蒸発燃料処理装置の故障診断装置
JPH0968085A (ja) * 1995-09-04 1997-03-11 Unisia Jecs Corp エンジンのアイドル回転数制御装置
JPH10184335A (ja) * 1996-12-24 1998-07-14 Denso Corp 内燃機関のブローバイガス通路異常検出装置
JPH11166442A (ja) * 1997-12-02 1999-06-22 Suzuki Motor Corp 内燃機関のアイドル空気量調整方法及びその装置
JP2000192845A (ja) * 1998-12-25 2000-07-11 Hitachi Ltd 診断装置を備えたエンジンの吸入空気量制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI676520B (zh) 2018-11-20 2019-11-11 台灣電能股份有限公司 焊接切割裝置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003028002A (ja) 2003-01-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3626086B2 (ja) 内燃機関の吸気系異常検出装置
CN103168158B (zh) 内燃机的控制装置
JPH0253617B2 (ja)
JP3325518B2 (ja) 圧力センサの故障検出装置
JPH028131B2 (ja)
JP3637099B2 (ja) 内燃エンジンのアイドル回転数制御装置
JP4535648B2 (ja) 内燃機関の吸気系異常判定装置
JP4778401B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JP4415509B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JP2013130115A (ja) 内燃機関の異常判定装置
JPS5934441A (ja) 内燃エンジンの空燃比制御方法
JP4132789B2 (ja) 内燃機関の吸気系故障診断装置
JPH11101144A (ja) 内燃機関の燃料供給制御装置
JP4104848B2 (ja) 内燃機関の吸気系故障診断装置およびフェールセーフ装置
JPS58222941A (ja) 内燃エンジン制御装置の吸気管内圧力信号修正方法
JPS59188041A (ja) 内燃エンジンの減速時燃料供給制御方法
JPS58220940A (ja) 内燃エンジンの燃料供給制御方法
JPH028130B2 (ja)
JPS63124847A (ja) 内燃エンジンの排気ガス濃度検出系の異常検出方法
JPH0719090A (ja) エンジンの安定度制御装置
JPH03233151A (ja) 内燃機関の燃料供給制御装置
JPS60249633A (ja) 内燃エンジンのスロツトル弁全開運転時の燃料供給制御方法
JPH02256853A (ja) 内燃機関の吸気圧力検出自己診断装置
JP3916416B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JPS60249634A (ja) 内燃エンジンの高負荷運転時の燃料供給制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071126

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090723

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090728

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090924

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091117

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100106

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100202

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100218

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100518

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100615

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130625

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4535648

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130625

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140625

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees