JPS6024945A - ボイル殺菌に適した積層フイルム - Google Patents
ボイル殺菌に適した積層フイルムInfo
- Publication number
- JPS6024945A JPS6024945A JP13237083A JP13237083A JPS6024945A JP S6024945 A JPS6024945 A JP S6024945A JP 13237083 A JP13237083 A JP 13237083A JP 13237083 A JP13237083 A JP 13237083A JP S6024945 A JPS6024945 A JP S6024945A
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- Japan
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- laminated film
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- resin
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は酸素遮断性の優れた包装用積層フィルムに関す
る。さらには、ボイル殺菌後の酸素遮断性の回復が非常
に早（、内容物保存効果の優れた包装用積層フィルムに
関する。
る。さらには、ボイル殺菌後の酸素遮断性の回復が非常
に早（、内容物保存効果の優れた包装用積層フィルムに
関する。
ポリビニルアルコールやエチレン酢酸ビニル興亜合体ケ
ン化物等の親水性樹脂の乾燥状態又は低湿度状態での酸
素遮断性は、疎水性樹脂中道も酸素遮断性の良いポリ塩
化ビニリデンの１イ。〜１／１／。。
ン化物等の親水性樹脂の乾燥状態又は低湿度状態での酸
素遮断性は、疎水性樹脂中道も酸素遮断性の良いポリ塩
化ビニリデンの１イ。〜１／１／。。
程度で非常に優れているが、高湿度状態や、含水率が高
い場合の酸素遮断性の低下割合が太きい。
い場合の酸素遮断性の低下割合が太きい。
その為、一般には、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リ塩化ビニリデン等の透湿度の低い疎水性樹脂を両面に
積層し高バリヤー性包装材制として使用される。
リ塩化ビニリデン等の透湿度の低い疎水性樹脂を両面に
積層し高バリヤー性包装材制として使用される。
親水性樹脂の酸素透過係数の小さい理由として、分子間
あるいは分子内水素結合が他の高分子に比・＼強力な点
が挙げられる他に、分子鎖の対称性、極性などが相乗じ
て寄与していることが挙げられる。吸着された水分子は
まず親水性の側鎖、水酸基に結合し湿度の増加に伴って
吸着水は分子間の水床結合を破壊し、拡散の為に必要な
分子運動を可能ならしめ、透過係数の増加をもたらすも
のと考えられている。この状態からさらに吸湿量が増大
ずれば、吸着水の他に自由水が存在するようになって更
に分子間力は弱まり、分子運動に対するＥＪ塑化効果に
より酸素透過係数を増加させるものと考えられている。
あるいは分子内水素結合が他の高分子に比・＼強力な点
が挙げられる他に、分子鎖の対称性、極性などが相乗じ
て寄与していることが挙げられる。吸着された水分子は
まず親水性の側鎖、水酸基に結合し湿度の増加に伴って
吸着水は分子間の水床結合を破壊し、拡散の為に必要な
分子運動を可能ならしめ、透過係数の増加をもたらすも
のと考えられている。この状態からさらに吸湿量が増大
ずれば、吸着水の他に自由水が存在するようになって更
に分子間力は弱まり、分子運動に対するＥＪ塑化効果に
より酸素透過係数を増加させるものと考えられている。
また、高バリヤー性包装材料は外気と遮断することによ
り内容物の酸化や微生物の増加による変質や腐敗を防止
し保存期間の延長を目的としており、その為、内容物自
体の殺菌の為に充填包装後ボイル殺菌されることが多い
。
り内容物の酸化や微生物の増加による変質や腐敗を防止
し保存期間の延長を目的としており、その為、内容物自
体の殺菌の為に充填包装後ボイル殺菌されることが多い
。
ボイル殺菌とは、約８０°Ｃ〜沸騰水の熱水中に充填包
装された食品を一定時間浸漬し加熱殺菌することであり
、包装材料にもそれらの工程に耐えイ；Ｊる面１熱性、
耐水性等が要・求される。
装された食品を一定時間浸漬し加熱殺菌することであり
、包装材料にもそれらの工程に耐えイ；Ｊる面１熱性、
耐水性等が要・求される。
これらボイル散菌に用いられる高バリヤー性包材として
、ポリビニルアルコールや、酢酸ビニル共重賞体ケン化
物等の親水性樹脂を使用する場合一般には透湿度の低い
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニリデン等
を両面に積層し熱水の親水性樹脂への浸入を防ぎ、バリ
ヤー性の低下を防止するのが常識となっている。
、ポリビニルアルコールや、酢酸ビニル共重賞体ケン化
物等の親水性樹脂を使用する場合一般には透湿度の低い
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニリデン等
を両面に積層し熱水の親水性樹脂への浸入を防ぎ、バリ
ヤー性の低下を防止するのが常識となっている。
しかし、常温で透湿度の低いポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリ塩化ビニリデン等でも、ボイル殺菌時の高温
水は透過しやすくなっており、さらに包装材料の断面か
ら高温水は浸入し、親水性樹脂はボイル殺菌後金水率の
高い状態となる。その結果ボイル殺菌後のバリヤー性は
低下し、しかも親水性樹脂の両面は常温では透湿度の低
いポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニリデン
等で積層化されている為、ボイル殺菌時浸入した水分子
は抜けにくく、ボイル殺菌後のバリ゛ヤー性の回復が遅
い。
レン、ポリ塩化ビニリデン等でも、ボイル殺菌時の高温
水は透過しやすくなっており、さらに包装材料の断面か
ら高温水は浸入し、親水性樹脂はボイル殺菌後金水率の
高い状態となる。その結果ボイル殺菌後のバリヤー性は
低下し、しかも親水性樹脂の両面は常温では透湿度の低
いポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニリデン
等で積層化されている為、ボイル殺菌時浸入した水分子
は抜けにくく、ボイル殺菌後のバリ゛ヤー性の回復が遅
い。
本発明者は−この点を改良すべく研究の結果本発明に到
達した。
達した。
すなわち本発明は、第１図に示すように外層（１）が透
湿度４０〜５００９７ｍ“・２４ ｈｒの樹脂と中間層
（２）が酸素遮断性の優れた親水性樹脂であり、内層（
３）がポリオレフィン系樹脂７ノ・らなるボイル殺菌に
適した積層フィルムである。
湿度４０〜５００９７ｍ“・２４ ｈｒの樹脂と中間層
（２）が酸素遮断性の優れた親水性樹脂であり、内層（
３）がポリオレフィン系樹脂７ノ・らなるボイル殺菌に
適した積層フィルムである。
また本発明は、第２図に示すように透湿度が４０〜３０
０ ｇ／ ｍ ＊ ２４ ｈｒの樹脂からなる外層（１
１に酸素遮断性の優れた親水性樹脂からなる中間層（２
）とポリオレフィン系樹脂からなる内層（３）とを接着
性樹脂層（４）を介して共押出し、積層してなるボイル
殺菌に適した積ノーフィルムである。
０ ｇ／ ｍ ＊ ２４ ｈｒの樹脂からなる外層（１
１に酸素遮断性の優れた親水性樹脂からなる中間層（２
）とポリオレフィン系樹脂からなる内層（３）とを接着
性樹脂層（４）を介して共押出し、積層してなるボイル
殺菌に適した積ノーフィルムである。
ここで透湿度とはＪ’ｒＳ Ｚ ０２０８（防湿包装材
料の透湿度試験方法）で規定される一定時間に単位面積
の膜状物質を通過する水蒸気の量をいい、温度４０℃で
防湿包装材料を境界面とし、一方の１１１１の空気を相
対湿度９０％、他の側の空気を吸湿剤（塩化カルシウム
）によって乾燥状態に保ったとき、２４時間にこの境界
面を通過する水蒸気のり’Ｊ ｊｎ（ｇ ） ｋ、その
材料１ｍ′当たりに換算した値であり単位はｇ ／ ｍ
・２４ ｈｒである。
料の透湿度試験方法）で規定される一定時間に単位面積
の膜状物質を通過する水蒸気の量をいい、温度４０℃で
防湿包装材料を境界面とし、一方の１１１１の空気を相
対湿度９０％、他の側の空気を吸湿剤（塩化カルシウム
）によって乾燥状態に保ったとき、２４時間にこの境界
面を通過する水蒸気のり’Ｊ ｊｎ（ｇ ） ｋ、その
材料１ｍ′当たりに換算した値であり単位はｇ ／ ｍ
・２４ ｈｒである。
本発明で使用される外層ｆｌ）の樹脂は透湿度が４０〜
５００ ｇ／ ｍ ａ ２４ ｈｒでありボイル殺菌に
耐えられる耐熱性、耐水性を有するものである。透湿度
はポリマーの種類、延伸の有無により異なり、また同じ
材質のプラスチックフィルムでも厚さにより異なる。そ
こで本発明に使用される外層の利質及び厚さの目安を表
−１に示す。勿論本発明に使用される外層は表−１に限
定されるわけである。
５００ ｇ／ ｍ ａ ２４ ｈｒでありボイル殺菌に
耐えられる耐熱性、耐水性を有するものである。透湿度
はポリマーの種類、延伸の有無により異なり、また同じ
材質のプラスチックフィルムでも厚さにより異なる。そ
こで本発明に使用される外層の利質及び厚さの目安を表
−１に示す。勿論本発明に使用される外層は表−１に限
定されるわけである。
表−１
表−１から明らかなように透湿度の小さい樹脂では厚み
を薄くし、透湿度の大きい基材フィルムでは厚くするこ
とにより４０〜５００ ｊｊ ／ ｍ・２４ｈｒの透湿
度範囲に入るが、低密度ポリエチレン、無延伸ポリプロ
ピレン、二軸延伸ポリプロピレン等の透湿度が非常に小
さな樹脂では４０〜３００ｇ ／ ｍ・２４ ｈｒの透
湿度範囲に入るためには厚みを１０μ以下にしなければ
ならず実用的でない。
を薄くし、透湿度の大きい基材フィルムでは厚くするこ
とにより４０〜５００ ｊｊ ／ ｍ・２４ｈｒの透湿
度範囲に入るが、低密度ポリエチレン、無延伸ポリプロ
ピレン、二軸延伸ポリプロピレン等の透湿度が非常に小
さな樹脂では４０〜３００ｇ ／ ｍ・２４ ｈｒの透
湿度範囲に入るためには厚みを１０μ以下にしなければ
ならず実用的でない。
ここで外層（１）の透湿度が４０ 、ｊｉ’ ／ ７１
・２４１１ｒ以下では、ボイル殺菌時に親水性樹脂に
浸入した水分子の外気への放出速度が遅く、それに伴な
い中間層（２）の親水性樹脂の酸素遮断性の回復が遅（
内容物の酸化劣化をまねく。また、透湿度が３００ｇ
／ ｒｒｌ・２４ ｈｒ以上では、親水性樹脂の酸素遮
断性の回復は非常に早いが、外気が高湿状態の場合、水
分子が逆に浸入しやすくなり保存状態での酸素遮断性が
不安定となる。
・２４１１ｒ以下では、ボイル殺菌時に親水性樹脂に
浸入した水分子の外気への放出速度が遅く、それに伴な
い中間層（２）の親水性樹脂の酸素遮断性の回復が遅（
内容物の酸化劣化をまねく。また、透湿度が３００ｇ
／ ｒｒｌ・２４ ｈｒ以上では、親水性樹脂の酸素遮
断性の回復は非常に早いが、外気が高湿状態の場合、水
分子が逆に浸入しやすくなり保存状態での酸素遮断性が
不安定となる。
次に中間層となる親水性樹脂はケン化度８０％以上のポ
リビニルアルコール又はエチレン含Ｊｔ ２０〜５０モ
ル％、ケン化度９０％以上のエチレン酢酸ビニル共重合
体ケン化物である。ポリビニルアルコ−／Ｌ４びエチレ
ン酢酸ビニル共重合体ケン化物は前述した通り酸素遮断
性が非常に優れるが、ポリビニルアルコールではケン化
度８０％以下、エチレン酢酸ビニル共重合体ケン化物で
はケン化度９０％以下になると酸素遮断性が極端に低下
し好ましくない。また、エチレン酢酸ビニル共重合体ケ
ン化物ではエチレン含量が２０モル％以下になると熱可
塑性樹脂として熱成形することが困難となり、又エチレ
ン含量か５０モル％以上になると酸素遮断性が低下し好
ましくな（・。
リビニルアルコール又はエチレン含Ｊｔ ２０〜５０モ
ル％、ケン化度９０％以上のエチレン酢酸ビニル共重合
体ケン化物である。ポリビニルアルコ−／Ｌ４びエチレ
ン酢酸ビニル共重合体ケン化物は前述した通り酸素遮断
性が非常に優れるが、ポリビニルアルコールではケン化
度８０％以下、エチレン酢酸ビニル共重合体ケン化物で
はケン化度９０％以下になると酸素遮断性が極端に低下
し好ましくない。また、エチレン酢酸ビニル共重合体ケ
ン化物ではエチレン含量が２０モル％以下になると熱可
塑性樹脂として熱成形することが困難となり、又エチレ
ン含量か５０モル％以上になると酸素遮断性が低下し好
ましくな（・。
内層となるポリオレフィン系樹脂はヒートシール層であ
ると共に、内容物からの水分子の親水性樹脂への浸入を
遮断するため透湿度が低いことが条件となり低密度ポリ
エチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、アイオノマー樹
脂、ポリプロピレン等が好ましい。
ると共に、内容物からの水分子の親水性樹脂への浸入を
遮断するため透湿度が低いことが条件となり低密度ポリ
エチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、アイオノマー樹
脂、ポリプロピレン等が好ましい。
本発明の積層フィルムは、第１図および第２図に示した
フィルムの外層の内面に絵柄や文・字等の印刷層を設け
てもよい。
フィルムの外層の内面に絵柄や文・字等の印刷層を設け
てもよい。
また、積層フィルムを用いて食品を包装する場合、この
積層フィルムをそのまま用いて袋とするほか、第６図に
示すように深絞り成形し容器として使用することも可能
である。
積層フィルムをそのまま用いて袋とするほか、第６図に
示すように深絞り成形し容器として使用することも可能
である。
本発明の積層フィルムは、以上のような構成力・らなる
のでボイル殺菌時に中間層に浸入した水り）子を外層を
通して外気へ放出し、水分子によりイ氏下した中間層の
酸素遮断性を短時間に回復でき、内容物の保存性を向上
させることができる。
のでボイル殺菌時に中間層に浸入した水り）子を外層を
通して外気へ放出し、水分子によりイ氏下した中間層の
酸素遮断性を短時間に回復でき、内容物の保存性を向上
させることができる。
以下本分面な実施例により、より具体的に脱甲」するＯ
〈実施例−１〉
表−２に示す６種類の積層フィルムを作成しボイル殺菌
後の酸素遮断性を経時測定した。
後の酸素遮断性を経時測定した。
表−２
（※エチレン酢酸ビニル共重合体ケン化物：エチレン含
量３５モル％ケン化度ｑ ｑ、 ９％）各資料共、外層
、中間層、内層の各プラスチックフィルムを二液反応型
ウレタン系接着剤によりドライラミネートし作成した。
量３５モル％ケン化度ｑ ｑ、 ９％）各資料共、外層
、中間層、内層の各プラスチックフィルムを二液反応型
ウレタン系接着剤によりドライラミネートし作成した。
そして試料−１〜３を製袋し、内容物として水を充填し
、９０℃−３０分間 のボイル殺菌した。その後経時で
開封した試料−１〜５の各フィルムの酸素遮断性（酸素
透過度）を測定し表−６の結果を得た。
、９０℃−３０分間 のボイル殺菌した。その後経時で
開封した試料−１〜５の各フィルムの酸素遮断性（酸素
透過度）を測定し表−６の結果を得た。
表−６の結果より試料−１は試料−２に比べ１５日間で
約７倍の酸素透過が可能でありボイル殺菌による酸素遮
断性の低下の回復速度が顕じるしく遅く、ボイル殺菌し
た場合には本来の酸素遮断性が発揮されない。これに対
し試料−２では、ボイル殺菌直後は酸素遮断性は低下す
るものの、短時間のうちに、外層（二軸延伸ナイロン）
を通し、中間層に浸入した水分子は外気へ放出され、ボ
イル殺菌前の優れた酸素遮断性を回復し、その後の経１
１８安定性も優れる。また外層として透湿度ｘｏｏ、！
７／ｍ・２４ｈｒ以上の無延伸ナイロンを使用した試料
−６ではボイル殺菌後の酸素遮断性の回復速度は最も早
いが、大気中の水分の影響により中間層の酸素遮断性は
低下し、１５日間で試ｙＡ、−２に比べ約２７倍の酸素
透過が可能で、保存期間が長くなる程その差は増大する
。
約７倍の酸素透過が可能でありボイル殺菌による酸素遮
断性の低下の回復速度が顕じるしく遅く、ボイル殺菌し
た場合には本来の酸素遮断性が発揮されない。これに対
し試料−２では、ボイル殺菌直後は酸素遮断性は低下す
るものの、短時間のうちに、外層（二軸延伸ナイロン）
を通し、中間層に浸入した水分子は外気へ放出され、ボ
イル殺菌前の優れた酸素遮断性を回復し、その後の経１
１８安定性も優れる。また外層として透湿度ｘｏｏ、！
７／ｍ・２４ｈｒ以上の無延伸ナイロンを使用した試料
−６ではボイル殺菌後の酸素遮断性の回復速度は最も早
いが、大気中の水分の影響により中間層の酸素遮断性は
低下し、１５日間で試ｙＡ、−２に比べ約２７倍の酸素
透過が可能で、保存期間が長くなる程その差は増大する
。
実施例−２
実施例−１で使用した試料−１及び試料−２にたくあん
漬物を充填包装した後８５℃−６０分間のボイル殺菌を
行ない、室内放置し保存性を観察した結果を表−４に示
す。
漬物を充填包装した後８５℃−６０分間のボイル殺菌を
行ない、室内放置し保存性を観察した結果を表−４に示
す。
表−４の結果より明らかな通り外層、内層共に透湿度の
低いプラスチックフィルムを積層化した資料−１では７
日後にはたくあん漬物の褐変が見られ、味も酸っば（な
り、１０日以上では商品価値がなくなる。これに対し試
料−２では２０日間以上も、色、味共に変化がなく優れ
た保存性を示し）こ。
低いプラスチックフィルムを積層化した資料−１では７
日後にはたくあん漬物の褐変が見られ、味も酸っば（な
り、１０日以上では商品価値がなくなる。これに対し試
料−２では２０日間以上も、色、味共に変化がなく優れ
た保存性を示し）こ。
実施例−３
無延伸ポリスチレンフィルム（厚さ８０μ）上に、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体ケン化物（エチレン含量３９
モル％ケン化度９９．９％）、無水マレイン酸変性ポリ
プロピレン９１ 脂、そしてポリプロピレンを、それぞ
れ厚さが２０μ、１０μ、８０μとなるようフィードブ
ロックタイプ共押出機により約２１０℃で３層共押出し
コーティングし、総厚１９０μの積層フィルムを得た。
レン−酢酸ビニル共重合体ケン化物（エチレン含量３９
モル％ケン化度９９．９％）、無水マレイン酸変性ポリ
プロピレン９１ 脂、そしてポリプロピレンを、それぞ
れ厚さが２０μ、１０μ、８０μとなるようフィードブ
ロックタイプ共押出機により約２１０℃で３層共押出し
コーティングし、総厚１９０μの積層フィルムを得た。
この積層フィルムを真空成形し絞り比０６の浅絞り容器
を作成した。この容器の層間強度は６００〜７００ｇ７
１５μｍ（エチレン酢酸ビニル共重合体ケン化物−無水
マレイン酸変性ポリプロピレンの界面で剥離）であり実
用上十分な強度であった。またこの容器に糖度４０％の
低糖タイプのいちごジャムを充填密封し、９５°Ｃ−６
０分のボイル殺菌後冷蔵庫内に保存した。その結果、約
１カ月後においても、色、味の変化はなく優れた保存性
を示した。
を作成した。この容器の層間強度は６００〜７００ｇ７
１５μｍ（エチレン酢酸ビニル共重合体ケン化物−無水
マレイン酸変性ポリプロピレンの界面で剥離）であり実
用上十分な強度であった。またこの容器に糖度４０％の
低糖タイプのいちごジャムを充填密封し、９５°Ｃ−６
０分のボイル殺菌後冷蔵庫内に保存した。その結果、約
１カ月後においても、色、味の変化はなく優れた保存性
を示した。
第１図および第２図は、本発明の積層フィルムを示す断
面図、第６図は、本発明の積層フィルムの使用例を示す
説明図である・ １・・・外層 ２・・・中間層 ６・１．内層 ４・・・接着性樹脂層 特許出願人 凸版印刷株式会社 代表者鈴木和夫 第１Ｎ 第３図
面図、第６図は、本発明の積層フィルムの使用例を示す
説明図である・ １・・・外層 ２・・・中間層 ６・１．内層 ４・・・接着性樹脂層 特許出願人 凸版印刷株式会社 代表者鈴木和夫 第１Ｎ 第３図
Claims (2)
- （１） 外層が透湿度４０〜３０ ｏｇ／ｙ１．−２４
ｈｒの位ｊ脂層、中間層が酸素遮断性の優れた親水性
樹脂および内層かポリオレフィン系樹脂からなるボイル
殺菌に適した積層フィルム。 - （２）透湿度が４０〜３０ ｏｇ７．ｚ−２４ｈｒの樹
脂層からなる外層に酸素遮断性の優れた親水性樹脂から
なる中間層とポリオレフィン系樹脂からなる内層とを接
着性樹脂層（４）を介して共押出し積層してなるホイー
ル殺菌に適した積層フィルム、
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13237083A JPS6024945A (ja) | 1983-07-20 | 1983-07-20 | ボイル殺菌に適した積層フイルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13237083A JPS6024945A (ja) | 1983-07-20 | 1983-07-20 | ボイル殺菌に適した積層フイルム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6024945A true JPS6024945A (ja) | 1985-02-07 |
Family
ID=15079782
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13237083A Pending JPS6024945A (ja) | 1983-07-20 | 1983-07-20 | ボイル殺菌に適した積層フイルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6024945A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60127920U (ja) * | 1984-02-07 | 1985-08-28 | 東洋製罐株式会社 | プラスチツク成形容器 |
| JPH01271240A (ja) * | 1988-04-23 | 1989-10-30 | Showa Denko Kk | 多層積層体 |
| JPH0225316A (ja) * | 1988-07-15 | 1990-01-26 | Ajinomoto Co Inc | 積層体からなる容器素材の製造方法 |
| JPH05506835A (ja) * | 1990-05-11 | 1993-10-07 | ペー・エル・エム・アー・ベー | 容器及びその製造方法 |
| JPH07313814A (ja) * | 1994-05-27 | 1995-12-05 | Rikiyuu:Kk | フィラメントフィルター装置 |
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-
1983
- 1983-07-20 JP JP13237083A patent/JPS6024945A/ja active Pending
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| JPH07313814A (ja) * | 1994-05-27 | 1995-12-05 | Rikiyuu:Kk | フィラメントフィルター装置 |
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