JPS60248652A - 新規なスクエアリウム化合物及びその製造方法 - Google Patents
新規なスクエアリウム化合物及びその製造方法Info
- Publication number
- JPS60248652A JPS60248652A JP59104776A JP10477684A JPS60248652A JP S60248652 A JPS60248652 A JP S60248652A JP 59104776 A JP59104776 A JP 59104776A JP 10477684 A JP10477684 A JP 10477684A JP S60248652 A JPS60248652 A JP S60248652A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compound
- formula
- preparation
- novel
- range
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は電子写真用感光体の電荷発生物質として可視域
から近赤外の波長域にわたってフラットな光感度を有す
る新規なスクェアリウム化合物及びその製造方法に関す
る。
から近赤外の波長域にわたってフラットな光感度を有す
る新規なスクェアリウム化合物及びその製造方法に関す
る。
従来技術
従来、電子写真用感光体材料として数多くの物質が知ら
れている。中でも、長波長域に光感度を示すものとして
Se/Te、Se/As、Ca5e、7タロシアニン化
合物などがある。このうち、Se/Teなどの無機化合
物は可視域から近赤外域にわたってフラットな光感度を
有する感光体を得ることが難しく、また可撓性がないた
めベルト状に加工することが困難でおるなど多くの問題
点がある。また、有機化合物のフタ四シアニン化合物は
550 nm以下での光感度が低いことと精製が困磨で
あることが問題であり、可視域から近赤外域にわたって
フラットな光感度上水す実用的なりl:JvLはみつか
っていない。
れている。中でも、長波長域に光感度を示すものとして
Se/Te、Se/As、Ca5e、7タロシアニン化
合物などがある。このうち、Se/Teなどの無機化合
物は可視域から近赤外域にわたってフラットな光感度を
有する感光体を得ることが難しく、また可撓性がないた
めベルト状に加工することが困難でおるなど多くの問題
点がある。また、有機化合物のフタ四シアニン化合物は
550 nm以下での光感度が低いことと精製が困磨で
あることが問題であり、可視域から近赤外域にわたって
フラットな光感度上水す実用的なりl:JvLはみつか
っていない。
発明の目的
本発明の目的は可視域から近赤外の波長域の全体Vこわ
たってフラットな光感度を有するgr規なスクェアリウ
ム化合物を提供することにある。
たってフラットな光感度を有するgr規なスクェアリウ
ム化合物を提供することにある。
発明の構成
本発lPI者等は鋭意検討の結果、前記の目的にかなっ
た新規なスクェアリウム化合物及びその製造方法を見出
し、本発明を完成した。
た新規なスクェアリウム化合物及びその製造方法を見出
し、本発明を完成した。
すなわち、本覚り1の第1の対象は下記ア醪式(1)で
示されるスクェアリウム化合物である。
示されるスクェアリウム化合物である。
oe (1)
上記の式中、又は水素、フッ素又は塩素を表わす。
本発明の第2の対象は弐(It)
で示される6、4−ジヒPロキシ−6−シクロブテンー
1.2−−.7オン(以下、スクエアリツクアシツPと
呼ぶ。)と一般式(II) (式中、Xは前記と同じ意味を表わす。)で示されるア
ニリンB導体とを反応させることを特徴とする前記一般
式(1)ffi示される新規なスクェアリウム化合物の
製造方法である。
1.2−−.7オン(以下、スクエアリツクアシツPと
呼ぶ。)と一般式(II) (式中、Xは前記と同じ意味を表わす。)で示されるア
ニリンB導体とを反応させることを特徴とする前記一般
式(1)ffi示される新規なスクェアリウム化合物の
製造方法である。
前記の新規スクェアリウム化合物は、スクエアリックア
シッドとアニリン訪尋体を溶媒(例えばn−ブチルアル
コール、アミルアルコール、アルいはこれらアルコール
とベンゼン、トルエン又はキシレンとの混合溶媒など)
中で、120〜140Cにて6時間から5時間反応させ
ることによって得られる。得られた化合物は、洗浄後さ
らVc適当な溶媒で再結晶することによって精製される
。
シッドとアニリン訪尋体を溶媒(例えばn−ブチルアル
コール、アミルアルコール、アルいはこれらアルコール
とベンゼン、トルエン又はキシレンとの混合溶媒など)
中で、120〜140Cにて6時間から5時間反応させ
ることによって得られる。得られた化合物は、洗浄後さ
らVc適当な溶媒で再結晶することによって精製される
。
この様にして得られる本発明の新規なスクェアリウム化
合物の具体例を以下の表1に構造式で示す。
合物の具体例を以下の表1に構造式で示す。
表1
この様にして製造される新規なスクェアリウム化合物は
積層型感光体の電荷発生物質として有効である。
積層型感光体の電荷発生物質として有効である。
また、分光感度は400〜850nm の範囲にわたっ
てフラットな光感度を示し、全可視域及び近赤外域にお
いて充分な光感度を有する。
てフラットな光感度を示し、全可視域及び近赤外域にお
いて充分な光感度を有する。
発明の効果
従って本発明のスクェアリウム化合物は通常の電子写真
用複写機のみならず、牛導体レーザー用プリンターとし
ての応用が可能で、インテリジェントコピアとして広く
用いることができる。また電子写真分野以外にも、レー
ザーディスクなどの光学記録媒体とじてや有機太陽電池
などの様々な応用が可能である。
用複写機のみならず、牛導体レーザー用プリンターとし
ての応用が可能で、インテリジェントコピアとして広く
用いることができる。また電子写真分野以外にも、レー
ザーディスクなどの光学記録媒体とじてや有機太陽電池
などの様々な応用が可能である。
次に本発明の詳細な説明する。
実施例1 化合物(1)の製造
N−ベンジル−N−メチル−m−ヒトミキシアニリン&
761とスクエリツクアシツr148 gをn−ブチル
アルコール70mとベンゼン20−の混合溶媒中で、攪
拌しながら130〜140℃の油浴上で3時間加熱する
と緑色の結晶が析出した。冷却後、析出した結晶ヲ濾過
しメタノールで洗浄してプロピルアミンに溶解させ、水
で再沈2椙せて目的のスクェアリウム化合物5.0J9
(収率76.3%)を得た。
761とスクエリツクアシツr148 gをn−ブチル
アルコール70mとベンゼン20−の混合溶媒中で、攪
拌しながら130〜140℃の油浴上で3時間加熱する
と緑色の結晶が析出した。冷却後、析出した結晶ヲ濾過
しメタノールで洗浄してプロピルアミンに溶解させ、水
で再沈2椙せて目的のスクェアリウム化合物5.0J9
(収率76.3%)を得た。
分解点:293〜295℃。
赤外線吸収スはクトル(H3r錠剤法)ニジ =161
0c+n 。
0c+n 。
−0
可視吸収スペクトル:
λIo、x= 641 nm (:)りoo メタ7f
fl液中)。
fl液中)。
元素分析:
測定値(%) 計算値(%)
C76,0176,17
H5,63!559
N a52 5.55
アニlJン誘導体を相当する化合物に代えて、実施例1
と同様にして化合物(2)及び(3)ヲ得た。表2に生
成した各化合物の分解点、赤外吸収スペクトル、可視吸
収スはクトルの値を示し、表3に元素分析の結果を示し
た。
と同様にして化合物(2)及び(3)ヲ得た。表2に生
成した各化合物の分解点、赤外吸収スペクトル、可視吸
収スはクトルの値を示し、表3に元素分析の結果を示し
た。
表3
化合物
実施例 腐 分子式
%式%
(
(8
()
第1頁の続き
0発 明 者 夫 龍 淳
[株]発 明 者 鳥 越 薫
南足柄市竹松160幡地 富士ゼロックス株式会社竹松
事業所内 南足柄市竹松16001地 富士ゼロックス株式会社竹
松事業所内
事業所内 南足柄市竹松16001地 富士ゼロックス株式会社竹
松事業所内
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、一般式(1) (式中、Xは水素、フッ素又は塩素を表わす。)で示さ
れるスクェアリウム化合物。 λ 式(I[) H で示される3、4−ジヒドロキシ−3−シクロブテン−
1,2−ジオンと一般式(II (式中、Xは水素、フッ素又は塩素を表わす。)で示さ
れるアニリン誘導体とを反応させることを特徴とする一
般式(1) (式中、又は前記と同じ意味を表わす。)で示されるス
クェアリウム化合物の製造方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59104776A JPS60248652A (ja) | 1984-05-25 | 1984-05-25 | 新規なスクエアリウム化合物及びその製造方法 |
US06/733,165 US4626485A (en) | 1984-05-11 | 1985-05-13 | Substituted squarium compounds, process for preparing the same and electrophotographic photoreceptors containing the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59104776A JPS60248652A (ja) | 1984-05-25 | 1984-05-25 | 新規なスクエアリウム化合物及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60248652A true JPS60248652A (ja) | 1985-12-09 |
JPH0360350B2 JPH0360350B2 (ja) | 1991-09-13 |
Family
ID=14389879
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59104776A Granted JPS60248652A (ja) | 1984-05-11 | 1984-05-25 | 新規なスクエアリウム化合物及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60248652A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62267750A (ja) * | 1986-05-16 | 1987-11-20 | Fuji Xerox Co Ltd | 電子写真用感光体 |
JPS63113464A (ja) * | 1986-10-30 | 1988-05-18 | Fuji Xerox Co Ltd | 電子写真感光体 |
JP2015172178A (ja) * | 2014-02-20 | 2015-10-01 | 東友ファインケム株式会社Dongwoo Fine−Chem Co., Ltd. | 染料及び着色硬化性樹脂組成物 |
-
1984
- 1984-05-25 JP JP59104776A patent/JPS60248652A/ja active Granted
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62267750A (ja) * | 1986-05-16 | 1987-11-20 | Fuji Xerox Co Ltd | 電子写真用感光体 |
JPH0544025B2 (ja) * | 1986-05-16 | 1993-07-05 | Fuji Xerox Co Ltd | |
JPS63113464A (ja) * | 1986-10-30 | 1988-05-18 | Fuji Xerox Co Ltd | 電子写真感光体 |
JPH0520748B2 (ja) * | 1986-10-30 | 1993-03-22 | Fuji Xerox Co Ltd | |
JP2015172178A (ja) * | 2014-02-20 | 2015-10-01 | 東友ファインケム株式会社Dongwoo Fine−Chem Co., Ltd. | 染料及び着色硬化性樹脂組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0360350B2 (ja) | 1991-09-13 |
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