JPS60247918A - 堆積膜の形成方法 - Google Patents

堆積膜の形成方法

Info

Publication number
JPS60247918A
JPS60247918A JP59105391A JP10539184A JPS60247918A JP S60247918 A JPS60247918 A JP S60247918A JP 59105391 A JP59105391 A JP 59105391A JP 10539184 A JP10539184 A JP 10539184A JP S60247918 A JPS60247918 A JP S60247918A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
raw material
layer
group
type
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP59105391A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Nishimura
征生 西村
Hiroshi Matsuda
宏 松田
Masahiro Haruta
春田 昌宏
Yutaka Hirai
裕 平井
Takeshi Eguchi
健 江口
Takashi Nakagiri
孝志 中桐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP59105391A priority Critical patent/JPS60247918A/ja
Publication of JPS60247918A publication Critical patent/JPS60247918A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C16/00Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes
    • C23C16/22Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the deposition of inorganic material, other than metallic material
    • C23C16/24Deposition of silicon only
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy
    • Y02E10/549Organic PV cells

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Photovoltaic Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、励起エネルギーとして熱を利用し、光導電膜
、半導体あるいは絶縁性の膜を所定の支持体上に形成さ
せる堆積膜形成法に関し、更に詳しくは、熱エネルギー
の付与により、原料ガスの励起、分解状態を作り、所望
の支持体上に、特に、アモルファスシリコン(以下a 
−8iと略す)の堆積膜を形成する方法に関する。
従来、a−3iの堆積膜形成方法としては、SiH4ま
たは8 i 2H6を原料として用いたグロー放電堆積
法及び熱エネルギー堆積法が知られている。即ち、これ
らの堆積法は、原料ガスとしてのs tH4または81
2H6を電気エネルギーや熱エネルギー(励起エネルギ
ー)によシ分解して支持体上vca−sIの堆積膜を形
成させる方法であり、形成された堆積膜は、光導電膜、
半導体あるいは絶縁性の膜等として種々の目的に利用さ
れている。
しかしながら、高出力放電下で堆積膜の形成が行な・わ
れるグロー放電堆積法に於いては、均一な放電の分布状
態が常に得られないなど再現性のある安定した条件の制
御が難しく、更に膜形成中に於ける膜への高出力放電の
影響が大きく、形成された膜の電気的、光学的特性の均
一性、品質の安定性の確保が難しく、堆積時の膜表面の
乱れ、堆積膜内の欠陥が生じゃすい0特に、厚膜の堆積
膜を・心気的、光学的特性に於いて均一にこの方法によ
り形成することは非常に困難であった。
一方、熱エネルギー堆積法においても、通常400℃以
上の高温が必要となることから使用される支持体材料が
限定され、加えて所望のa−8i中の有用な結合水素原
子が離脱してしまう確率が増加するため、所望の特性が
得難い。
そこで、これらの問題点を解決する1つの方法として、
8iH,、8i2H6以外のシリコン化合物を原料とす
るa−8iの低熱量の熱エネルギー堆積法(熱CVD)
が注目される。
この低熱量の熱エネルギー堆積法は、励起エネルギーと
しての前述の方法に於けるグロー放電や高温加熱の代わ
りに低温加熱を用いるものであり、a−8iの堆積膜の
作製を低エネルギーレベルで実施できるようにするもの
である。また、低温なほど原料ガスを均一に加温するこ
とが容易であり、前述の堆積法と比べて低いエネルギー
消費で、均一性を保持した高品質の成膜を行なうことが
でき、また製造条件の制御が容易で安定した再現性が得
られ、更に支持体を高温に加熱する必要がなく、支持体
に対する選択性も広がる利点もある。
本発明は上記した点に鑑みなされたものであり、励起エ
ネルギーとして、低レベルの熱エネルギーを用いて、高
品質を維持しつつ高い成膜速度でシリコン原子を含む堆
積膜を低エネルギーレベルで形成することのできる熱エ
ネルギー堆積法を提供することにある。
本発明の他の目的は、大面積、厚膜の堆積膜の形成にあ
っても、電気的、光学的特性の均一性、品質の安定性を
確保した高品質の堆積膜を形成することのできる方法を
提供することにある。
本発明は、鋭意検討の結果、これらの目的が、熱エネル
ギーにより分解されるa−8i膜形成用の原料ガスとし
て、シリコン原子と直接結合するアゾ基を少なくとも1
つ有するシリコン化合物を用いることによって達成され
ることを見いが配置された堆積室内に、下記一般式;(
但し、几1.R2はそれぞれ独立してHまたは炭素数1
〜3のアルキル基を表わし、mは3〜7の整数、nは1
〜11の整数を表わす)で示されるシリコン化合物と、
周期律表第■族基しくは第V!に属する原子を含む化合
物との気体状雰囲気を形成し、これら化合物を、熱エネ
ルギーを利用して、励起し、分解することにより、前記
支持体上にシリコン原子及び周期律表第■族基しくは第
V族に属する原子を含む堆積膜を形成することを特徴と
する。
本発明の方法に於いては、原料物質として8i供給用原
料としてのシリコン化合物と、周期律表第■族基しくは
第V族に属する原子導入用としてのこれらの原子を含む
化合物が使用され、形成された堆積膜は、シリコン原子
及び周期律表第■族基しくは第V族に属する原子を含む
堆積膜であゆ、光導電膜、半導体膜等の機能膜として種
々の目的に使用できるものである。
本発明の方法に於いて使用される81供給用の原料物質
は、シリコン原子と炭素原子とから構成される環状構造
を有する化合物シリコン化合物であり、熱エネルギーに
よって容易に励起、分解しうろことに特徴があり、上記
の一般式で示される。
このような化合物の中でも、上記式に於けるmが3〜7
の整数であることが好ましく、より好ましくは3〜6、
最適には3〜5の整数であることが望ましい。すなわち
、化合物中のシリコン原子の数が3以上であると、隣9
合ったシリコン原子の結合、特に2つのシリコン原子に
挾まれたシリコン原子と該原子に結合した他のシリコン
原子との結合が、比較的低い励起エネルギーによって不
安定となり、ラジカル分解し易い。一方、化合物中の直
接結合するシリコン原子の数が増加するに従って更に低
い励起エネルギーによってラジカル分解し易くなるが、
接結台するシリコン原子の数が8以上であると、形成さ
れたa−8i膜の品質が低下してしまうので好ましくな
い。
従って、効率良く励起、分解が行なわれ、しかも良質な
a−8i膜を堆積するには、化合物中のシリコン原子の
数が好オしくけ3〜7、より好ましくは3〜6.最適に
は3〜5であることが望ましい。
また上記式中のシリコン原子と炭素原子とからなる環状
構造を構成する炭素原子の数は1〜11個のものが合成
も容易であり、また容易にガス化し、熱工′ネルギーで
の分解効率も高いので本発明の方法に使用するに好適で
ある。
このような本発明の方法に使用されるシリコン化合物の
代表的なものとしては、以下のような化合物が挙げられ
る。
Hつ 2H2 H。
(CHa)z I Hつ (CH3)2 (CHa)z (CH3)2 1 (CH3)2 (CH3)z (CHa) ’2 (CH3)2 (CH3)2 ■ (CH3)2 ? (CH3)2 (CH3)2 (CH3)2 (CH3)2 本発明の方法に於いて形成される堆積膜中に例えばB 
s A/’ s Ga −In 、 ’rz等の周期律
表第■族またはN、P、As、5bBi等の第V族に属
する原子を導入するために用いられる原料としては。
これらの原子を含み、熱エネルギーによって容易に励起
、分解される化合物が使用され、そのような化合物とし
ては、例えばPH3、P2H4,PF3、PF5 、P
C/3 、AsH3、ASF3 b AsF5 、ks
cl 3 、SbH3、SbF 5 s B tl(3
s BF3 、BC/ 3 % BBr 3 s B2
H6s B4Hto、B5H9b BeH>o h B
6H]2 b fiLeC13等を挙げることが出来る
本発明の方法に於いては、ガス状態の上記のようなシリ
コン化合物と、周期律表第m族若しくは第V族に属する
原子を含む化合物とが堆積室内導入され、これらの化合
物に熱エネルギーが与えられて、これらが励起、分解さ
れ、堆積室内に配置された支持体にシリコン原子と周期
律表第■族基しくけ第V族に属する原子を含む堆積膜(
a−8i膜)が形成される。
次に、前記堆積室内に導入された前記シリコン化合物ガ
スに対する熱エネルギーの付与はジュール熱発生要素、
高周波加熱手段等を用りて行われる。
ジュール熱発生要素としては電熱線、電熱板等のヒータ
を、又高周波加熱手段としては誘導加熱、誘電加熱等を
挙げることができる。ジュール熱発生要素による実施態
様について説明すればヒータを支持体の裏面に接触ない
し近接させて支持体表面を伝導加熱し、表面近傍の原料
ガスを熱励起、熱分解せしめ、分解生成物を支持体表面
に堆積させる。
他に、ヒータを支持体の表面近傍に置くことも可能であ
る。
以下、81図を参照しつつ本発明の方法を鮮明に説明す
る。
第1図は支持体上に、a−84からなる光導電膜、半導
体膜、又は絶縁体膜等の機能膜を形成するための堆積膜
形成装置の概略構成図である。
堆積膜の形成は堆積室1の内部で行なわれる。
堆積室1の内部に置かれる3は支持体の配置される支持
台である。
4は支持体加熱用のヒーターであり、導線5によって該
ヒーター4に給電される。堆積室1内にa−8iの原料
ガス、及び必要に応じて使用されるキャリアーガス等の
ガスを導入するためのガス導入管内が堆積室IK連結さ
れている。
このガス導入管17の他端けa−8t形成用原料ガス及
び必要に応じて使用されるキャリアーガス等のガスを供
給するためのガス供給源9.10゜11.12に連結さ
れている。ガス供給源9゜10.11.12から堆積室
1に向って流出する各々のガスの流量を計測するため、
対応するフローメーター15−1.15−2.15−3
.15−4が対応する分枝したガス導入管17−1.1
7−2゜17−3.17−4の途中に設けられる。各々
のフローメータの前後にはパルプ14−1.14−2゜
14−3.141.16−1.16−2.16−3.1
6−4が設けられ、これらのパルプを調節することによ
り、所定の流量のガスを供給しうる。13−1゜13−
2.13−3.13−4は圧力メータであり、対応する
フローメータの高圧側の圧力を計測するためのものであ
る。
フローメータを通過した各々のガスは混合されて、不図
示の排気装置によって減圧下にある堆積室1内へ導入さ
れる。なお、圧力メータ18は混合ガスの場合にはその
総圧が計測される。
堆積室1内を減圧にしたり、導入されたガスを排気する
ために、ガス排気管20が堆積室1に連結されている。
ガス排気管の他端は不図示の排気装置に連結される。
本発明に於いて、ガスの供給源9.10.11゜12の
個数は適宜、増減されうるものである。
つまり、単一の原料ガスを使用する場合にはガス供給源
は1つで足りる。しかしながら、2種の原料ガスを混合
して使用する場合、単一の原料ガスに(触媒ガスあるい
けキャリアーガス等)を混合する場合には2つ以上必要
である。
なお、原料の中には常温で気体にならず、液体のままの
ものもあるので、液体原料を用いる場合には、不図示の
気化装置が設置される。気化装置には加熱沸騰を利用す
るもの、液体原料中ζてキャリアーガスを通過させるも
の等がある。
気化によって得られた原料ガスはフローメータを通って
堆積室1内に導入される。
このような第1図に示した装置を使用して代表的なPI
N型ダイオード・デバイスの形成方法の一例を用いて、
本発明のa−8i堆積膜形成法を更に詳細に説明する。
第2図は、本発明によって得られる典型的なPIN型ダ
イオード・デバイスの構成を説明するための模式的断面
図である。
21は支持体、22及び26は薄膜電極、23はP型の
a−8i層、24は■型のa−8i層、25はN型のa
S!層、27は半導体層、28は導線である。支持体2
1としては半導電性、好ましくは眠気絶縁性のものが用
いられる。半導電性支持体としては、例えば、Si、G
e等の半導体からなる板等が挙げられる。
電気絶縁性支持体としては、ポリエステル、ポリエチレ
ン、ポリカーボネート、セルローズアセテート、ポリプ
ロピレン、ポリ塩化ビニル。
ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリアミド等の合
成樹脂のフィルム又はシート、ガラス。
セラミックス、紙等が通常使用される。
特に、本発明の方法に於いては、支持体の温度を150
〜300℃程度と比較的低い温度とすることができるの
で、上記の支持体を形成する材料の中でも、従来のグロ
ー放電堆積法や熱エネルギー堆積法には適用できなかっ
た耐熱性の低い材料からなる支持体をも使用することが
可能となった。
薄膜電極22は例えば、NlCr 、 At 、 Cr
 、 Mo 。
Au 、 I r 、 Nb 、 ’l”a 、 V 
、 T+ 、 P L 、 Pd 、 In2O2、s
no□。
ITO(In2O3+ 8n02 )等の薄膜を真空蒸
着、電子ビーム蒸着、スパッタリング等の方法を用いて
支持体上に設けることによって得られる。
成極22の膜厚としCは、30〜5X10’^。
より好適には100〜5×103λとされるのが望まし
い。
a−8iの半導体層27を構成する各層のうちの所定の
層を所望に応じて、N型またはP型とするKは、層形成
の際に、N型不純物または、P型不純物を形成される層
中にその量を制御しナカラドーピングしてやれば良い。
半導体層中にドーピングされるP型不純物としては、周
期律表第■族に属する原子、なかでも例えば、B 、 
A/ 、 Ga 、 In 、 TI!等が好適なもの
として挙げられ、N型不純物としては2周期律表第V族
に属する原子、なかでも例えばN、 P。
As 、 Sb 、 Bi 等が好適なものとして挙げ
られるが、殊にB、Ga、P、Sb 等が最適である。
本発明に於いて所望の伝導型を付与する為に半導体層2
7中にドーピングされる不純物の量は、所望される電気
的・光学的特性に応じて適宜決定されるが、周期律表第
■族の不純物の場合には3X10−2〜4 atomi
c Xの範囲となるようにドーピングして・やれば良く
、周期律表第■族の不純物の場合には5×10〜2 a
tomlc%の範囲となるようにドーピングしてやれば
良い。
半導体層27を構成する層中の所定の層に上記のような
不純物をドーピングするには、層形成の際に不純物導入
用の原料物質をガス状態で堆積室内に導入してやれば良
い。この様な不純物導入用の原料物質としては、常温常
圧でガス状態のまたは少なくとも層形成条件下で、また
は気化装置によって、容易にガス化し得るものが採用さ
れる。
その様な不純物導入用の原料物質(不純物ガス)として
具体的には、N型不純物導入用としてはPHa + P
2H4+ PFa 、 PF、 、 PCz3* As
H,*AsF 3. AsF s 、 ASCI 3.
 SbH3,SbF s 、 B tH3、一方P型不
純物導入用としてはBF3 = BCI!3 、 BB
r3゜B2H6,B4H1o、 B5H9,B6H1o
、 B、H□2. A/CI!3等を挙げることが出来
る。
次に半導体層27の形成方法について更に具体的に説明
する。
まず、電極22の薄層が表面に付設された支持体21を
堆積室1内の支持台3上に置き、ガス排気管20を通し
て不図示の排気装置により堆積室内の空気を排気し減圧
にする。減圧下の堆積室内の気圧は5x1o Torr
以下、好適には10−’ Torr以下が望ましい。
堆積室1内が減圧されたところで、ヒーター4に通電し
、支持体3を所定の温度に加熱する。
このときの支持体の温度は、150〜300℃、好まし
くは、200〜250εとされる。
このように、本発明の方法に於いては支持体温度が比較
的低温であるので、グロー放電堆積法やSiH4、8i
21(6を原料として用いだ熱エネルギー堆積法に於け
るよう々支持体の高温加熱を必要としないために、この
ために必要とされるエネルギー消費を節約することがで
きる。
次に、支持体21上の薄層電極22上にP型a−8i層
を積層するために、先に列挙したようなSi供給用原料
ガスが充填されている供給源9のパルプ14−1.16
−1と、P型の不純物ガスが貯蔵されている供給源10
のパルプ14−2゜16−2を各々開き、Si供給用原
料ガスとP型の不純物ガスが所定の混合比で混合された
混合ガスを堆積室1内に送りこむ。
このとき対応するフローメータ15−1.15−2+計
測しながら流量調製を行う。原料ガスの流量は10〜1
10008CC好適には20〜5008CCMの範囲が
望ましい。
P型の不純物ガスの流量は原料ガスの流量×ドーピング
濃度から決定される。
しかしながら、不純物ガスを混入させる量は極数量であ
るので、流量制御を容易にするには、通常不純物ガスを
H2ガス等で所定の濃度に希釈した状態で貯蔵して使用
される。
堆積室1内の混合ガスの圧力は10 〜100Torr
、好ましくは10−2〜I Torrの範囲に維持され
ることが望ましい。
このようにして、支持体2の表面近傍を流れる原料ガス
には熱エネルギーが付与され、熱励起・熱分解が促され
、生成物質であるa−8i及び微量のP型不純物原子が
支持体上に堆積される0 a−8i以外及びP型不純物原子以外の分解生成物及び
分解しなかった余剰の原料ガス等はガス排気If 20
をjmシて排出され、一方、新たな原料混合ガスがガス
導入W17を通して連続的に供給され、P型のa−8i
層23が形成される。
P型ノa−816DIM厚とシテは100−10’^、
好ましくは300〜2.00OAの範囲が望ましい。
次に、ガス供給源9.l0FC連結するパルプ14−1
.16−1.1.4−2.16−2 を全て閉じ、堆積
室1内へのガスの導入を止める。不図示の排気装置の駆
動により、堆積室内のガスを排除した後、再びパルプ1
4i、16−1を開け、Si供給用原料ガスを堆積室1
内に導入する。この場合の好適な流量条件、圧力条件は
P型のa−8i層23の形成時の場合の条件と同じであ
る。
このようにしてノンドーグの、即ち■型のa−F3j層
24が形成される。
I Wノミ−8i Jfa ノN厚u 500−5x 
10’A、 好適には1000〜10,000大の範囲
が望ましい。
次にN型の不純物ガスが貯蔵されているガス供給源11
に連結するパルプ14−3.16−3を開き、堆積室1
内にN型の不純物ガスを導入する。
N型の不純物ガスの流量はP型の不純物ガスの流量決定
の場合と同様にS、供給用原料ガスの流量×ドーピング
濃度から決定される。
P型a−8i%23形成時と同様にして、支持体2の表
面近傍を流れるS+供給用原料ガス及びN型の不純物ガ
スに熱エネルギーが付与され、熱励起、熱分解が促され
、分解生成物のa−81が支持体上に堆積し、該堆積物
内に分解生成物の微嘴なN型不純物原子が混入すること
によりN型のa−8i層25が形成される。
N型のa−8i層25の層厚は100〜104^、好ま
しくは300〜2,0OOAの範囲が望ましい。
以上のような、P型及びN型a−8i層の形成に於いて
は、本発明の方法に使用される3i供給用原料ガス及び
不純物導入用ガスは、先に述べたように、熱エネルギー
によって容易に励起、分解するので、5〜50 A/ 
5eci度の高い層形成速度を得ることができる。
事後に、N型のa−8i層25上に薄層電極26を薄層
成極22の形成と同様の方法により、薄層電極22と同
じ層厚に形成し、 PIN型ダイオード・デバイスが完
成される。
このようにして形成されたPIN型ダイオード・デバイ
スは、所定の特性及び品質を満足するものとなった。
なお、本発明の方法によれば、以上説明したPIN W
ダイオード・デバイスの半導体層の形成以外にも、所望
の電気的、光学的特性を有する単層の、あるいけ多層か
らなるa−8i層を形成することができる。また、以上
説明した例では減圧下に於いて堆積層が形成されたが、
これに限定されることなく、本発明方法は、所望に応じ
て、常圧下、加圧下に於いて行々うこともできる。
以上のような本発明の方法によれば、励起エネルギーと
して7、低熱量の熱エネルギーを使用し、該熱エネルギ
ーによって容易に励起、分解する原料ガスを用いたこと
により、高い成膜速度による低エネルギーレベルでのa
−8i堆積層の形成が可能となり、電気的、光学的特性
の均一性、品質の安定性に優れたa−8i堆積層を形成
することができるようになった。従って、本発明の方法
に於いては、従来のグロー放電堆積法や熱エネルギー堆
積法には適用できなかった耐熱性の低い材料からなる支
持体をも使用することができ、また支持体の高温加熱に
必要とされるエネルギー消費を節約することが可能とな
った。
更に、励起エネルギーとして熱エネルギーを使用するが
、高熱量ではなく低熱量の付与であるので、該エネルギ
ーを付与すべき原料ガスの占める所定の空間に対して常
に均一に付与でき、したがって堆積膜を精度良く均一に
形成することが可能となった。
以下、本発明を実施例を挙げて具体的に説明する。
実施例1 第1図に示した装置を使用し、Si供給用の原料物質と
して先に挙げたシリコン化合物/f64を用い、P型不
純物導入用ガスとしてB2H,を用いてP原子のドープ
されたPma−8i層の形成を以下のようにして実施し
た。
まず、支持体2(コーニング+−7059、透明導電性
フィルム(ポリエステルベース))をM 積室1内の支
持台3にセットし、ガス排気管20を通して排気装置(
不図示)によって堆積室1内を1O−6Torrに減圧
し、ヒーター4に通電して支持体温度を230℃に保ち
5次にシリコン化合物層4が充填された原料供給源9の
バルブ14−1.16−1及びH2によって希釈(希釈
率0.025モル%)されたP型不純物導入用ガスB2
H6が充填された原料供給源10のパルプ14−2゜1
6−2を各々開き、原料混合ガスを堆積室1内に導入し
た。
このとき対応するフローメータ15−1.15−2で計
測しなから′シリコン化合物/164からなるガスとB
2H6ガスとがB/8j=5X10−3mo/ / m
ol!の割合で混合され、更に該混合ガスの流量が15
080CMになるように、各々の流量を調整した。次に
、堆積室内の圧力を0.1 Torr[保ち、層厚40
0AのP型a=3i層(B原子含有率5 X 10−3
0−3ato、 X)を、20^/ secの成膜速度
で支持体2上に堆積させた。なお、熱エネルギーは、堆
積室1内に配置された支持体2表面全体の近傍を流れる
ガスに対して、一様に付与された。このとき、a−8i
及びB原子以外の分解生成物及び分解しなかった余剰の
原料ガス等はガス排気管20を通して排出され、一方、
新たな原料混合ガスがガス導入管17を通して連続的に
供給された。
このようにして本発明の方法によシ形成された。a−8
i層の評価は、基板土建形成されたa−8i層のそれぞ
れの上に、更忙クシ型のMのギャップ電極(長さ250
μ、巾5 va )を形成して、暗電流を測定し、その
暗導電率σdをめることによって行なった。
なお、ギャップ電極は、上記のようにして形成されたa
−8i層を蒸着槽に入れて、核種を一度10−’ To
rrの真空度まで減圧した後、真空度を10−5Tor
r K調整して、蒸着速度20λ/SeCで。
1500^の層厚で、Mをa−Si層上に蒸着し、これ
を所定の形状を有するノくターンマスクを用いて、エツ
チングしてパターンニングを行なって形成した。
得られた暗導電率σdを表1に示す。
実施例2〜5 8i供給用の原料物質として、先に挙げたシリコン化合
物層6.AIO,慮13.扁20(実施例2〜5)のそ
れぞれを個々に用い、実施例1と同様にしてP型a−8
i層を形成し、得られたa−8i層のσdを実施例1と
同様にして測定した。測定結果を表1に示す。
比較例1 a−8i供給用の原料物質としてSi2H6を用いる以
外は実施例5と同様にしてP型a−8i層を形成し、得
ら汁たa−8i層のσdを実施例1と同様にして測定し
た。測定結果を表1に示す。
実施例6 B2H6ガス供給源90代わりにH2によって希釈(希
釈率0.05モル%)されたN型不純物導入用ガスPH
3の充填された原料ガス供給源11を使用し、 PH,
ガスの流量が、該PH3とシリコン化合物層4からなる
ガスとの混合比がp/5i=5xl Q−3molj 
/ mol!とi リ、’カッ?−レラ(D混合Lスの
流量が1508CCM となるように調節する以外は実
施例iと同様にしてN型の不純物であるP原子がドープ
されたa−8i層(層厚4000A)を形成した。形成
されたN型a−Si層上にも実施例1と同様にしてクシ
型のMのギャップ電極を設け、暗導電率σdをめた。得
られた値を表2に示す。
実施例7〜10 Si供給用の原料物質として、シリコン化合物/166
、/l610.腐13.洗20(実施例7〜10)のそ
れぞれを個々に用い、実施例6と同様にしてN型a−8
i層を形成し、得られたa−8i層のσdを実施例1と
同様にして測定した。測定結果を表2に示す。
比較例2 81供給用の原料物質としてS I2H6を用いる以外
は実施例10と同様にしてN型a−87層を形成し、得
られたa−8A層のσdを実施例1と同様にして測定し
た。測定結果を表2に示す。
以上の実施例1〜10及び比較例1及び2の結果をまと
めると、成膜速度については表1及び表2の評価結果に
示されたように、比較例1及び2に於ける成膜速度が6
 A / secであるのに対して、本発明の実施例4
.5.9.20に於ける成膜速度が17〜27 A /
 secと良好な成膜速度が得られ、かつ本発明の実施
例1〜10のいづれの場合に於いても、十分なドーピン
グ効率が得られ、高い暗導電率σdを有するa−8A層
が形成された。
実施例11 第1図に示し・た装置を使用し、sI供給用の原料物質
として先に挙げたシリコン化合物涜3を用い、支持体温
度を230℃に設定し、第2図に示したようなPIN型
ダイオード・デバイスの形成を以下のようにして実施し
た。
まず、薄膜電極22付き支持体21(ガラスニITOを
100OA−蒸着したもの)を堆積室1内の支持台3に
セットし、実施例工と同様の操作条件を用いて、原料供
給源9及び10かもシリコン化合物席3とB2H6ガス
を堆積室1内に導入してP型a−8t層23を形成した
次ニ、P型a−8A層23の厚さカ400λとなったと
ころで、ガス供給源9,1oに連結するバルブ14−1
.16−1.14−2.16−2を全て閉じ、堆積室1
内へのガスの導入を止める。
不図示の排気装置の駆動により、XU積室内のガスを排
除した後、再びバルブ1.4−1.16−1を開け、S
I供給用シリコン化合物、463からなる原料ガス単独
を堆積室1内に1508CCMの流量で導入し、ノンド
ープの、即ちl型のa−8I層24(層厚、5001’
−) kPW a−8i yi 23 (7)形成時と
同様の速度で形成させた。
次にH2によって希釈(希釈率0.05モル%)された
N型不純物導入用ガスPH3が貯蔵されているガス供給
源11に連結するバルブ14−3゜16−3を開き、堆
積室1内K PH3ガスを導入し、一実施例6に於ける
操作条件を用いてP原子のドープされたN型a−8A層
25(層厚400A)をP型a−8ili23の形成時
と同様の速度でI型a−8A層24−上に堆積させ、3
つのa−8A%23、z4.25からなる半導体層27
を作成した。
このようにして本発明の方法により形成された。 PI
N型のa−81半導体層27上に更に真空蒸着法(圧力
1 x 10−5Torr )を用いて膜厚1000入
のM薄M直極26を積層して、PTN型ダイオード・デ
バイスを完成した。
本実施例に於力て形成されたPIN型ダイオード・デバ
イス(面積1(1)2)の整流特性(電圧1vでの順方
向磁流と萌方向電流の比)、n値(P−N接合の電流式
J’ =J (exp(:eV/nkT)−1)に於け
るn値)及び光照射特性(光照射強度的100mW/a
++2での変換効率、開放端電圧、短絡電流)のそれぞ
れについて評価した。その結果を表3に示す。
実施例12〜l5 S1供給用の原料物質とし2て、先に挙げたシリコン化
合物A 5 、 A68.1615 、痛20(実施例
12〜15)のそれぞれを個々に用い、実施例11と同
様にして3層構造のPIN型a−8A半導体層を形成し
、PIN型ダイオード・デバイスを作成し、実施例11
と同様にして整流特性。
■値及び光照射特注のそれぞれにつ民て評価した。その
結果を表3に示す。
比較例3 Si供給用の原料物質としてS 1 zH6を用いる以
外は実施例15と同様にして3層構造のPIN型a−3
i半導体層を形成し、 PIN型ダイオード・デバイス
を作成した。作成されたPIN型ダイオード・デバイス
の整流特性、n値及び光照射特性のそれぞれについて実
施例工Iと同様にして評価した。その結果を表3に示す
実施例16〜20 支持体温度を250℃に設定する以外は実施例11〜1
5のそれぞれと同様にして(実施例16〜20)3層構
造のPIN型a−8t半導体層を形成し、PIN型ダイ
オード・デバイスを作成し、実施例11と同様にして整
流特性、n値及び光照射特性のそれぞれについて評価し
た。その結果を表4に示す。
比較例4 81供給用の原料物質として8i2H,を用いる以外は
実施例20と同様にして3層構造のPIN型a−8i半
導体層を形成し、PIN型ダイオード・デバイスを作成
した。作成されたPIN型ダイオード・デバイスの整流
特性、n値及び光照射特性のそれぞれについて実施例1
1と同様にして評価した。その結果を表4に示す。
以上の実施例11〜20及び比較例3及び4の結果をま
とめると、実施例11〜2oに於いて形成されたPIN
型ダイオード・デバイスの整流比は、7XlO’〜7X
109と良好な整流比が得られ、また変換効率69%以
上、開放端電圧0.7■、短絡電流12.5mA/(1
)2と良好な光照射特性が得られた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の方法に用いられる堆積膜形成装置の
一例の概略構成図、第2図は本発明の方法によって形成
することのできるPIN型タイオード・デ/へイスの模
式的断面図である。 l:堆積室 2,21:支持体 3:支持台 4・ヒーター 5:導線 6−1.6−2.6−3+ガスの流れ 9.10,11,12:ガス供給源 13−1.13−2.3−3.13−4.18:圧力メ
ーター14−1.14−2.14−3.14−4゜16
−1.16−2.16−3.16−4.21 :バルブ
15−1.15−2.15−3.15−4:フローメー
ター17.17−1.17−2.17−3.17−4+
ガス導入管廿母± 20=カス排気管 22 、26 :薄膜電極 23:P型a−3i層24
:I型a S I M 25 : N型a−3i層27
:半導体層 28:導線 出願人 キャノン株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)支持体が配置された堆積室内に、下記一般式; (但し、R”、R2はそれぞれ独立してHまたは炭素数
    1〜3のアルキル基を表わし5mは3〜7の整数、nは
    1〜11の整数を表わす)で示されるシリコン化合物と
    1周期律表第■族若しくは第■族に属する原子を含む化
    合物との気体状雰囲気を形成し、これら化合物に熱エネ
    ルギーを与え、前記支持体上にシリコン原子及び周期律
    表第■族基しくは第■族に属する原子を・含む堆積膜を
    形成することを特徴とする堆積膜の形成方法。
JP59105391A 1984-05-23 1984-05-23 堆積膜の形成方法 Pending JPS60247918A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59105391A JPS60247918A (ja) 1984-05-23 1984-05-23 堆積膜の形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59105391A JPS60247918A (ja) 1984-05-23 1984-05-23 堆積膜の形成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS60247918A true JPS60247918A (ja) 1985-12-07

Family

ID=14406341

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59105391A Pending JPS60247918A (ja) 1984-05-23 1984-05-23 堆積膜の形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60247918A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4683147A (en) Method of forming deposition film
US4569855A (en) Method of forming deposition film
US4683145A (en) Method for forming deposited film
JPS60242612A (ja) 堆積膜の形成方法
JPS60241222A (ja) 堆積膜の形成方法
JPS60247918A (ja) 堆積膜の形成方法
JPS60244022A (ja) 堆積膜の形成方法
JPS60249313A (ja) 堆積膜の形成方法
JPS60251613A (ja) 堆積膜の形成方法
JPS6191010A (ja) 堆積膜形成法
JPS60241221A (ja) 堆積膜の形成方法
JPS60249315A (ja) 堆積膜の形成方法
JPS60244021A (ja) 堆積膜の形成方法
JPS60251614A (ja) 堆積膜の形成方法
JPS60244023A (ja) 堆積膜の形成方法
JPS60245127A (ja) 堆積膜の形成方法
JPS60247919A (ja) 堆積膜の形成方法
JPS60219729A (ja) 堆積膜の形成法
JPS60221576A (ja) 堆積膜の形成法
JPS60219735A (ja) 堆積膜の形成法
JPS60249314A (ja) 堆積膜の形成方法
JPS61220324A (ja) 堆積膜形成法
JPS60251615A (ja) 堆積膜の形成方法
JPS60219727A (ja) 堆積膜の形成法
JPS6188520A (ja) 堆積膜形成法