JPS60245684A - 粘着テ−プ基布の経糸用ポリエステル繊維 - Google Patents

粘着テ−プ基布の経糸用ポリエステル繊維

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JPS60245684A
JPS60245684A JP10042384A JP10042384A JPS60245684A JP S60245684 A JPS60245684 A JP S60245684A JP 10042384 A JP10042384 A JP 10042384A JP 10042384 A JP10042384 A JP 10042384A JP S60245684 A JPS60245684 A JP S60245684A
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Japan
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warp
adhesive tape
strength
fiber
polyester fiber
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JP10042384A
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Mineo Uozumi
魚住 峰男
Hideji Tanaka
秀司 田中
Masakazu Fujita
正和 藤田
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Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は粘着テープ基布の経糸用ポリエステル繊維に関
する。
更に詳しくは、包装材用等の各種の接着材用等に広く使
用される粘着テープ基布の経糸用ポリエステル繊維に関
する。
従来技術 従来の粘着テープ基布の経糸用繊維としては、レーヨン
スフより力る紡績糸、甘たけビニロン繊維が使用されて
いた。しかしながら、前者は湿潤時の強力が転線時に比
べて45〜55%に低下すること、基布に厚み斑がある
こと、表面がフラットでないこと及び接着剤である樹脂
の付着量が過大になシ易い等の多くの欠点があった。オ
た後者は素材が高価であり、製造工程が煩〆Fであり、
さらに湿潤強度が70〜80%に低下する等の欠点があ
った。
これらの欠点を解決するために、40デニール以下の無
撚マルチフィラメントを経糸とし、経糸の2倍以上のデ
ニールよりなる低収縮無撚マルチフィラメントを緯糸と
し、且つ経糸密度が7本/cm以上であるポリエステル
繊維織物からなる粘着テープ基布が開発された(特開昭
50−71570号公報参照)。この基布は経糸のデニ
ールが40デニール以下とすることにより粘着テープの
経糸強度を切断し易い強度にすると共に、無撚糸を用い
ることにより経糸を容易に逐次切断できるようにしたも
のである。しかしながら、基布に厚み斑が生ずること、
表面がフラットでないこと及び接着剤の接着斑を避は得
ない等の欠点を持っている。また経糸の太さを0.3m
1未満、緯糸の太さを0.3 mm以上とした布粘着テ
ープ用基材も開発された(特開昭52−58067号公
報参照)。しかしながら、この基材は経方向の強力を引
裂可能な程度まで低下させているが、経糸方向の伸びが
49〜62%もあり、これだけの伸度を有するものでは
切れが悪く、引裂後の切口にほつれを生じ、英しい切口
となシ得なく、また前記特開昭5O−71570−Q公
報におけると同様な欠点も持っている。
また、一般に従来技術においては、無撚糸または有撚糸
のいずれを用いるポ7合でも糊付けを行っている。織成
後精練工程を通すと織物の目づれが発生するので、通常
精練工程を省略し樹脂加工を施している。その結果、残
存糊剤の影響で樹脂と基布間の剥離強力が低下する。そ
のため粘着テープの手切れ性が態化すると共に切口が複
雑となり醜いものとなる欠点があった。
発明の目的 本発明は従来の粘着テープ基布の欠点を改善すべくなさ
れたもので、その目的は無撚、無糊で製。
織でき、湿潤時においても樹脂と基布間の接着強力の低
下がなく、かつ粘着テープの手切れ性も良好で切口も美
しくシ得られる粘着テープ基布の経糸用ポリエステル繊
維を提供せんとするものである。
発明の構成 本発明者らは前記目的を達成すべく鋭意研究の結果、粘
着テープ基布の経糸用ポリエステル縮維として特定組成
のポリエステル繊維を使用し、無撚、無糊で製織すると
前記目的とするような特性を持つ粘着テープが得られる
ことを究明し得た。
この知見に基いて本発明を完成した。
本発明の要旨は、 505M基(ただし、Mは水素捷たは金属イAンを表わ
す)を有する二官能性化合物を1〜15モル%共1合し
たりポリエステル繊維からなり、該繊維の単糸繊度が1
〜5デニール、総繊度が30〜125デニール、強度が
2゜577デニ一ル以上、見掛は伸度が27%以下、強
度xv’(Ifが下記範囲を満足し、且つ交絡処理され
たものからなることを特徴とする粘着テープ基布の経糸
用ポリエステル繊維。
10<強度×Vj「門−り26 にある。
本発明において使用する一803M (Mは水素または
金属イオンを表わす、以下同様)を有する二官能性化合
物としては、−SO,M基含有ジカルボン酸ジオール、
オキシ酸が挙げられる。
−505M基のMが金属である場合の金属とじてFe+
1+等が挙げられる。その中でもNa” + L−L+
が好ましい。
−504M基が芳香族核に直結した化合物として、次の
一般式で示される化合物が挙けられる。
(1)一般式 (式中、Xは3価の芳香族炭化水素基、Yは2価の芳香
族炭化水素基、Rは水素または炭素tji、 1〜4 
(7)フルキAz基、 MId水ge 、Li、 。
Na 、 K 、 Mg 、 Oa 、 Fe @の金
属、aは1.2または3を表わす。) (2)一般式 (式中、Rは水素、炭素数1〜8のアルキル基、または
フェニル部、MはNa 、 Li+ K +Mg 、 
C!a 、 Ou 、 Fe等の金属、aは1,2゜ま
たは3を表わす。〕 で示される化合物が挙げられる。具体的には、スルホイ
ソフクール酸、スルボテレフタール酸、スルホフタール
酸t タld 4−スルホナフタレン2.7゛ジカルボ
ン酸の金属塩、4−ンジオスルフェニルー3−5−ジカ
ルホメトキシベンゼンスルポネート、 4− リチオス
ルホフェニール3.5−シカ、ルボメトキシベンゼンス
ルポネート、6−ソジオスルポー2−ナフチル3.5−
ジヵルポメトキシベンゼンスルホネート、5−C4−(
ソジオスルホ〕−フェノキシ〕イソフタール酸ジメチル
、5−I’(ソジオスルホ)フェノキシコテレフタール
酸ジメチル及び5−(41ソジオスルホ)・フェノキシ
〕イソフタール酸等が挙げられる。そのうち、Na金属
が結合しているソジオヌルホイソフクール酸が特に好ま
しい。
−305M基を有する二官能性化合物の作用はポリエス
テル繊維の配向度を下げて強度または伸度もしくは両者
を下げることにある。また該化合物の共重合割合は1〜
15モル%であるととがよい。
1モル%よシ少ないと強度×V11が26を越え粘着テ
ープの切れが恕くなり、捷た引裂後の切口にほつれを生
ずる。また15モル%を超えると強度×VWiが10未
満になり整経及び製織時に糸切れを起こす欠点が生ずる
ポリエステル繊維の単位繊度は1〜5デニールの範囲で
あることが好ましい。1デニ一ル未満では交絡処理の際
、毛羽などが発生しやすくなり、5デニールを越えると
交絡処理の際、交絡性が低下し、そのため織成が円滑に
進まずまた引裂性が低下する欠点が生ずる。
総繊度は30〜125デニールの範囲であることが好ま
しい。30デニ一ル未満では経糸密度を4θ〜70本/
インチとした場合繊布強度が粘着テープ用基布としては
低過ぎて実用的でない。また125デニールを越えると
逆に引裂強力が高過ぎて好ましくない。特に好ましい範
囲は50〜80デニールである。
弛度は2J 9/デニ一ル以上であることが好ましい。
2.5V/デニ2ル未満では交絡処理の際毛羽力!発生
したり単糸切れが発生したりする。また強度は伸度にも
よるが、3.5〜5.0’l/デニールであることが最
も好ましい。
見掛は伸度は27%以下であることが好ましい。
27%を越えると引裂強力が増加し、手切れ性が悪くな
る欠点が生ずる。
インターレースの交絡個数は20個/m以上であること
が望ましい。交絡個数が少いと十分な抱合性が得られず
無撚、無糊でのlll!織が困難と人る。
々お、本発明において言う交絡処理とはインターレース
加工処理を言う。
交絡処理されたポリエステルマルチフィラメントは交絡
点(結節点)を多数有するので、見掛は伸度は低下する
。例えばインターレース度50個/mの場合、見掛は伸
度が約5%低下する。交絡処理によシ見掛は伸度が約5
%低下した糸を経糸として用いた織物に樹脂を被覆させ
た粘着テープを作成すると、引裂強力が約50%低下す
る。一方経方向の引張強力の低下は約10%程度にとど
まり、実質的に十分な強力を保持する。その結果、粘着
テープの手切れ性が良好で切口も美しいものとなる。
以上の特定要件を具備したポリエステル繊維を粘着テー
プ基布の経糸として使用すると、実質的に無撚無糊で使
用し得られ、従来のものの欠点をなくし得られる。
基布の緯糸は特に制限がないが、経糸と同様に無撚糸で
あって強度は経糸より高くするのが手切れ性、切口の性
状等がよい点で好ましい。
実施例及び比較例 ソジオスルホイソフタル酸を共重合させた各種繊度のポ
リエステルマルチフィラメントを作成し、通常の条件で
インターレース加工を施した。
次いで、該マルチフィラメントを経糸に用い、総繊度1
00デニール、48フイラメントのポリエステルマルチ
フイラメン) (強IJ−5,2?/テ= −ル、伸度
33%)を緯糸に用いて、織密度を径方向50本/イン
チ、緯方向45本/インチで製織し7た。これを基布ど
し、厚さ60ミクロンのポリエチレンフィルムを溶融押
出して基布の表側に貼合せラミネートした。
さらにラミネートされた基布の夢側に離型剤。
裏側にアクリル酸系の接着剤を付与して粘着テープを作
成した。その手切れ性、切口の評価結果は下記の表に示
す通りであった。
この結果が示すように、本発明の経糸用ポリエステル繊
維における必須要件である〜505M基を有する二官能
性化合物を11〜15モル%共重合1〜だポリエステル
繊維からなシ、単糸繊度1〜5ギニール、総繊度30〜
125デニール、強度2.57/デニ一ル以上、伸度2
7%以下、強度×≠1L10〜26であるものが手切れ
性、切口の美しさも優れたものとなる。しかし、それら
の条件が1つでも欠けると前記性質が悪くなることがわ
かる。
発明の効果 本発明の粘着テープ基布の経糸用ポリエステル繊維は次
のような優れた効果を有する。
(1) これを経糸として使用することにより、実質的
に無撚無糊で製織性をそこなうことな(’ f+klむ
(し得られ、糊付は工程を省略し得られ、従来品に比べ
高性能で薄地の基布とすることができる。
(2) 糊剤で織成するため、糊剤が基布に残存しない
ので樹脂と基布間の接着強力低下がなく、湿潤時にも同
様な効果が得られる。
(6) 粘着テープの手切れ性が良好で、その切[1も
美しい。
喝許出願人 帝人株式会社 ′・□、、・。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 SO3M基(ただし、Mは水素または金属・fオ
    ンを表わす)を有する二官能性化合物を1〜15モル%
    共重合したポリエステル繊維から斤り、該繊維の単糸繊
    度が1〜5デニール、総繊度が30〜125デニール、
    強度が2.52/デニ一ル以上、見掛は伸度が27%以
    下、強度×JWiが下記範囲を満足し、且つ交絡処理さ
    れたものからなることを特徴とする粘着テープ基布の経
    糸用ポリエステル繊維。 10く強度×ヤr種fiJ <、 262、 −805
    M基(Mは前記と同じものを表わす)を有する二官能性
    化合物がソジオスルホイソフタル酸である特許請求の範
    囲第1項記載の粘着テープ基布の経糸用ポリエステル繊
    維。
JP10042384A 1984-05-21 1984-05-21 粘着テ−プ基布の経糸用ポリエステル繊維 Granted JPS60245684A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010095821A (ja) * 2008-10-17 2010-04-30 Kb Seiren Ltd 粘着テープ用基布
JP2010229567A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Sekisui Chem Co Ltd 手切れ性付与基材およびそれを用いた粘着テープ

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JPS5893770A (ja) * 1981-12-01 1983-06-03 Teijin Ltd 粘着テ−プおよびその製造方法

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