JPS60241893A - 光学活性(s)―オキサゾリジノン誘導体の製造方法 - Google Patents

光学活性(s)―オキサゾリジノン誘導体の製造方法

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JPS60241893A
JPS60241893A JP9805584A JP9805584A JPS60241893A JP S60241893 A JPS60241893 A JP S60241893A JP 9805584 A JP9805584 A JP 9805584A JP 9805584 A JP9805584 A JP 9805584A JP S60241893 A JPS60241893 A JP S60241893A
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濱口 茂樹
Hiroshi Yamamura
山村 浩
Junzo Hasegawa
淳三 長谷川
Kiyoshi Watanabe
清 渡辺
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ・・・(I)(式中、R1は活性水素基、或いは置換又
は未置換アリル(Ar)基、R2は置換又は未置換アル
キル基)で表わされる( IL、8 )−5−アシロキ
ンメチル−オキサゾリジン−2−オン中を不斉的に加υ れる光学活性5−ヒドロキシメチル−オキサゾリジン−
2−オンを生成させる立体選択的エステフーゼ活性を有
する微生物或いは酵素を作用させることにより、ラセミ
体(1)から氷解物(I)及び未反応物である光学活性
5−アシロキシメチル−オキサυ (R1,Rgは前記に同じ)を生成させ、夫々の光学活
性体を分離、採取する。或いは採取した(1)を更に加
水分解して(′I)の対掌体を生成させ、採取すること
を特徴とするオキサゾリジノン誘導体の光学分割方法に
関する。
この場合、使用する立体選択的エステツーゼを選ぶこと
によって、化合物(1)を、化合物(II)が(R1は
前記に同じ)の@−5−ヒドロキシメチル−オキサゾリ
ジン−2−オンであり、化合物(1)が (R1,R2は前記に同じ)の(8)−5−アVロキV
メチルーオキサゾリジン−2−オンに変えて、各々を分
離採取し、また更に(S) −(1)を加水分解して(
8)−5−ヒドロキシメチル−オキサゾリジン−2−オ
ンを得ることも出来るし、化合物(1)が(R1は前記
に同じ)の(13)−5−ヒドロキシメチル−オキサゾ
リジン−2−オンであゆ、化合物(I)(R1,R2は
前記に同じ)の(B)−6−アシロキシメチル−オキサ
ゾリジン−2−オンにすることもできる。
これら光学活性な2−オキサゾリジノン化合物は医薬品
或いは医薬品の原料となる。例えばR1が活性水素基で
ある(8) −1)は光学活性なβ−受容体遮断薬の原
料として利用できる。一方、(T() −(1)をさら
に加水分解して得られる(1’9− (1)のうちR1
がアリル基である化合物の中に強い抗菌活性をもつ化合
物が見い出されている(特開昭58−造については、8
−アリルアミノ−1,2−プロパンジオールを光学分割
剤を用いて分割後、(均一5−ヒドロキシメチル−8−
アリル−オキサゾリジン−2−オンに誘導する方法(特
開昭58−108876)が知られている。微生物を利
用した分割法については、本発明者らが、先に(R,8
)−5−アシロキンメチル−8−アルキル置換−オキサ
ゾリジン−2−オンラセミ体を微生物菌体又は酵素を作
用させて不斉的に加水分解し、対応する光学活性体を取
得する方法を見い出しているの場合も同様に不斉水解す
る能力を有する微生物菌体又は酵素が見つかるのではな
いかと考え、スクリーニング実験を試みた。その結果、
(1)シュードモナス(Pseudomonas )属
又はアクoモパクp−(Achromobacter 
)属に属する微生物或いは該微生物より得られる酵素を
作用させると、ラセミ体(1)を不斉的に加水分解し、
(E)−(璽)を生成させる、次いで氷解物(f() 
−(1)と未反応物(8)−(1)を有機溶媒で抽出分
離するか、或いは更にカラムクロマトグツフィー操作を
組み合せることにより、(R1−(1)と(8) −(
1)を分離し採取する。或いは更に採取した(S) −
(1)をアルカリ加水分解し、(8)−1)を生成し採
取することが出来ること、(2)ムコール(Muoor
 )属又はリゾプス(Rh1zopus )属の各員に
属する微生物或いは該微生物より得られる酵素又は動物
臓器由来の酵素を作用させると、ラセミ体(1)を不斉
的に加水分解し、(s) −(1)を生成させ、次いで
氷解物(8) −(1)と未反応物(至)=(1)を有
機溶媒で抽出分離するか、或いは更にカラムクロマトグ
ツフィー操作を組み合せることにより(8) −(′I
)と(至)−(1)を分離し採取する、或いは更に採取
した(f9−(1)をアルカリ加水分解し、(IM −
(1)を生成しυ 2−オキサゾリジノン誘導体の合成は、下記ルートで容
易に合成できる。
(1)中 置換基R1は、活性水素基或いは置換又は未置換アリル
基であり、アリル基としては、例えばベンゼン、ピリジ
ン、ピリミジンの如き単環式化合物の基が挙げられる。
又アリル基はすべて任意にいずれかの位置において、以
下に限定されるものではないが、例えばハロゲン基、ニ
トロ基、01〜CBのアルキル基、アルコヤシ基、水酸
基、メルカプト基、シアノ基の1種又はそれ以上の置換
基で置換されうる。一方、置換基R2は置換又は未置換
アルキル基であり、アルキル基としては例えば01〜0
17のアルキル基が挙げられる。又アルキル基は例えば
ハロゲン基、アルコヤシ基、水酸基、フェニル基等の1
種又はそれ以上の置換基で置換されうる。
ラセミ体(1)を不斉的に加水分解し、(均一1)を生
成させる立体選択的なエステラーゼを有する微生物とし
ては、例えばシュードモナス属或いはアクロモバクタ−
鴫等に駕する微生物があり、更に詳シくはシュードモナ
ス・アエルギノサ (Paeudomonas aeruginosa )
 IFO9Q3Q。
IPo 18180やアクロモバクタ−・パルブルス(
Achromobacter parvulus ) 
IFO18182がある。またラセミ体(1)を不斉的
に加水分解し、(8) −(1)を生成させる立体選択
的エステツーゼを有する微生物としては、例えばムコー
ル嘱或いはリゾプス属に属する微生物がち9、更に詳し
くはムコール・ジャパ=りy、 (kiucor ja
vanicus )IFO4572,ムコ−p 、ブv
 A/ ス(Mucorpuaillus ) IFO
9744、リゾプス・ジャボニp y、 (Rh1zo
pus japonicus ) TFO4780やリ
ソ−fy、 −7’ v−q −(Rh1zopus 
delemar )IFo 4780がある。
これら微生物の栄養源は、通常、肯化しうる有機及び無
機の炭素源、窒素源、ビタミン及びミネツルを適宜配合
したものを用い、培養温度は20〜40℃、pH4〜8
の範囲が用いられる。又、通気攪拌によシ徽生物の生育
を促進させることもできる。化合物(1)の不斉氷解反
応においては、培養の開始と同時に培地中に抵質即ち化
合物(1)を添加し、培養と並行して加水分解を行う方
法、或いは前記の様にして培養液菌体を化合物(1)と
接触させ加水分解を行う方法がある。望ましくは、菌体
を遠心分離等で濃縮後、高濃度菌体液とし、このものに
化合物(1)を添加する方法が反応後の生産物回収の立
場から望′ましい。一方、該微生物菌体を破砕後、硫安
分画やアセトン処理して得られる粗酵素或いは史にカラ
ムクロマトグラフィー操作を行い、得られる精製酵素が
使用できる。又、市販されているリパーゼは、(19−
(1)を生成させる場合、例えばリボプロティンリパー
ゼCL、P、L、yマノ8 + 起iJl 、シュード
モナス・アエルギノサ;天野製薬味製)やリパーゼAL
 (起源、アクロモバクタ−属番名糖産業tllNll
りも用いることができる。
さらに(S) −(1)を生成させる場合、例えばリパ
ーゼM−AP IQ (起源蓚ムタール属、大野!!!
!!薬*)、リパーゼ「サイケンJ100(起源;リゾ
プス・ジャボニクス、大阪細菌研)、リパーゼ(起源番
リゾプス・デレマー、生化学工業)、ステアプシン(豚
時臓)、バンクレアチン(豚枠臓)等を用いることがで
きる。
加水分解反応は、基質のラセミ体中を濃度2〜60%(
W/V)の範囲で添加し、酵素を適量、例えViE/8
=1/20〜115000量加え、温度10〜40°C
の範囲で反応を行い、ガスクロ或いは液クロにより加水
分解の反応の経崎変化を追い、反応が(1)と1)のモ
ル比60%ずつになった時点で反応を終了させれば良い
。また加水分解を行う際のpH範囲は4〜8.5であれ
ば良いが、加水分解反応が進むに従い反応液中のpHが
酸性側に傾くので、中和剤例え1jNaOH溶液等で最
適pHを保持するのが望ましい。更に上記記載の不斉氷
解反応を、例えば微生物菌体或いは酵素を固定化させる
ことにより繰り返し行なうこともできる。
化合物(1)の水に対する溶解度は一般に低いが、攪拌
すれば本反応にとって支障とはならない。又、例、tば
アセトン、メタノール等の有機溶媒や界面活性剤等を反
応に支障とならない程度加えても良い。
氷解物(S) −(1)と未反応物(E)−(1)を分
離する方法としては、疎水性の有flkm剤、例えばヘ
キサン、シクロヘキサン、酢酸エチル、塩化メチレン又
はトルエン等で疎水性の未反応(s) −(1)または
(M−(1)のみを抽出し、親水性の氷解物(至)−(
1)tたは(S)−(I)と分離することができる。又
、置換基R2の炭素鎖が短い場合、(S) −(1)と
(至)−(′II)、まえは(均一(1)と(8) −
(1)の化学的性質に顕著な差がない為、抽出操作のみ
では高純度の(8)−(1)または(TQ−中が得られ
ない。その場合には、例えばシリカゲルカフムクロマト
グフフイー操作等を併せて行えば容易に分離し、高純度
の(8)−(1)または(’F9−(1)を採取するこ
とができる。更に、(8) −(1)またはf13) 
−(1)を室温下、pT(i o〜18.5の範囲で数
時間アルカリ加水分解を行うか、或いは(8)−(1)
または(II) −(1)を加水分解する能力を有する
酵素例えば(S)−(1)に対してはステアプシンを、
(均一(1)に対してはリボプロティンリパーゼを作用
させて加水分解を行えば、各々(8)−([)又ハ(E
)−(1)カ生成t、、pi(ヲ7. OK付近に調整
後、減圧、14縮し、有機溶剤例えばアセトン、メタノ
ール或いは酢酸エチル等で溶解し、再濃縮するか、或い
は一旦付優溶剤例えば1vl醗:Cナル或いは塩化メチ
レン等で転溶後、減圧濃縮すれば(H)−(1)又は(
S)−(1)を採取することができる。なお、抽出分離
の際、水層側1に残った(I’9−G[)又は(8)−
1)も1紀と同様の操作を行えば容易に採取するが、本
発明はこれらの突施例に限定されるものではない。
実施例1 100 ml (7)0.1MU y酸緩衝液(pI(
7,0)に、L、 P、L、アマノ8を0.51及び基
質(R,8)=5−ブタノイロキシメチル−オキサゾリ
ジン−〇 f(0,14)v)を添加し、IN NaOH溶液でp
Hを7.0に調整しながら、攪拌下、ao’c、12時
間不斉氷解反応を行った。この反応液を各i o o 
mlの酢酸エチルで4回抽出操作を行い、酢酸エチル層
を減圧濃縮後、未反応物の)−1の中に、不純物として
氷解物(B)−5−ヒドロキシメチル−オキサゾリジン
−2−オン(B)−2が約8モル%含まれていたのでシ
リカゲルカッムクロマトグフフイ−1作(条件;ワター
ゲルC−100゜L/D=601111X2.4C11
,ヘキサン:アセトン=1=1の系)を行った。溶出し
た(S)−111!if分を減圧濃縮したところ、比旋
光度〔α)、+84.6゜(C=1.0.メタノ−/I
/)を有する白色粉末の(S)−1が5.2f/(0,
028モル、収率28%)得られた。mp及びHNMR
(9QMHz ’)測定値は以下の通りであった。
mp 62°C,I(NMR(CDOR) 699m 
:0.8−1.1 (8H,t、 OHa )、 1.
4−1.9 (2H。
m、 OHgO■11(3H,−)、 2.15−2.
45 C2H,m。
011aOH2CHg−)、8.25−8.85(21
(、m。
−CHgN )、4.1−4.8(2J m、−CHg
O−)。
4.55−4.9 (11(、m、 −0H20H(0
−)OHg−)。
6.4−6.6 (IEI、 b、 −NII−)得ら
れた(8)−1の4.0f(0,021モlv)を40
m1のIN NaOH溶液Km加し、室温下、約5時間
加水分解を行い、反応液をpEf7.9に調整し、濃縮
乾固する。得た乾固物を50 mlの酢酸エチルで溶解
し不溶物を戸去した後、減圧濃縮し、ヘキサン−アセト
ン(10ml−10ml)で再結すると比旋光度〔α)
 +86.0°(c=1.0.メタノール)を有する白
色の粉末(8)−5−ヒドロキシメチル−オキサゾリジ
ン−2−オン(8)−2が1.8F(0,015モル、
(Illl)−1よりの収率71%)得られた。mp及
び ■NMR(9QIvlHz)値は以下の通りであっ
た。
+1jp55〜58°O,EI NMR((3DBOD
)699m : 8.85−8.9 (4El、 m。
又(S)−1の光学純度をめる(8)−α−メトキン−
α−トルフルオロメチルフェニルアセチルクロッイドを
用いてジアステレオマーの形にし、GLO法(10%シ
リコンDo QF −1、クロモソルブAW−DMO8
,60〜80メツシュ、67nカフム、240°C)に
よりめたところ75%e、 e、であった。
一方、酢酸エチル抽出操作で水層側に残った氷解物(至
)−2含有水溶液を減圧濃縮し、得られた乾固物を10
0 M1!の酢酸エチルで溶解し、不溶物を戸去した後
、減圧濃縮し、ヘキサン−アセトン(1(lfl−10
y7Ll)−t’再結すると比旋光度〔α〕甘せ25.
5’(Q = 1.0 、メタノール)を有する白色の
粉末(至)−2が1.9f(0,016モル、1よりの
モル収率16%)得られた。その光学純度は68%e、
e であった。
実施例2 100m1の0.1MUン酸緩衝液(1)+17.o)
にり、 P、 L、アマノ8を0.6f及び基’jij
(R,8)−6−ヘキサツイロキシメチルーオキサゾリ
ンンf(0,1モル)を添加し、l N Na0EI 
溶液テpHを7に調整しなカラ、攪拌下、80°C11
2時間不斉氷解反応を行った。この反応液を各100m
1の酢酸エチルで4回抽出操作を行い、酢酸エチル層を
無水硫酸ソーダで脱水処理後、減圧濃縮し、比旋光度〔
α)D+41.8°(C=1.0.メタノ−/1/)を
有する白色の粉末(8)−8が8.6F(0,04−z
ル、収率40%)得られた。mp及び1Ef NMR(
90MHz)ノll定ff1ti、以下ノ通リテあった
ml) 61.5〜62.0°C,HNMR(CD01
8)899m :0.70−2.15 (I DI、 
:m、 (35H11−)。
8.80−8.90 (2H,m、 −OHgN −)
、 4.20−4.86 (1,d、 −0H20−)
、 4.65−5.00(lflf。
m、 −CH2(3H(0−) OH2−)、 6.4
0−6.75(IIi、b、−N■−) 更に、(8)−8の8゜(1(0,087モル)を80
m1の0.1Mリン酸緩衝液(pH7,0)に懸濁し、
ステアプシン0.2LIを添加し、80゛Cで約12時
間加水分解反応を行った。この反応液をpH7,0に再
調整した後、濃縮乾固する。このようにして得た乾固物
を100 mlの酢酸エチルで溶解し、不溶物を戸去し
た後、減圧濃縮し、ヘキサン−アセトン(10ml−1
0ml )で再結して比旋光度〔α)+47.4°(C
=1.0.メタノール)、光り 学純度98%e、e、を有する白色の粉末(8) −5
−ヒドロキシメチル−オキサゾリジン−2−オン(8)
−2を2.4S1(0,021モル、(8)−8よりの
収率55%)得た。一方、水層側の(均一2も実施例1
と同様の操作を行い、比旋光度〔α)p−11,4゜(
Q=1.0+メタノール)、光学純度24%e、 e。
を有する白色の粉末(均一2を8.510.080モル
、8よりの収率80 qlo)得た。
実施例8 100 ml +7)0.1 MIJ 7酸緩衝液(p
H7,0)にり、 P、 L、アマノ8を0.5f及び
基質(R,8)−5−ブタノイロキシメチ/L/−8−
フェニル−オキサゾリジン−2−オン4 4A/)を添加し、IN NaOH溶液でpHを7に調
整しながら、攪拌下、80℃、24時間不斉水解反応を
行った。この反応液を各t o o meの酢酸エチル
で4回抽出操作を行い、酢酸エチル層を減圧濃縮した。
目的物(8)−4中に不純物として水解物@−5−ヒド
ロキシメチ/L/−8−フェニル−オキサゾリジン−2
−オン(至)−5が約8%含まれていたので更にシリカ
ゲルカラムクロマトグツフィー操作(条件:ワターゲ/
l10−100. L/D=50CIIX2,4C11
,ヘキサン:アセトン=8:1の系)を行った。溶出し
九(8)−4#分を減圧濃縮したところ、比旋光度〔σ
)9+ 54.4″(C=1.0゜アセトニトリル)を
有する白色粉末の(8)−4が5.1 F (0,01
9モル、4からの収率88%)得られた。mp及びIH
NMR(9QMHz)の測定値は以下の通りであった。
mp48.5〜49.0℃、HNMR(CDO18)δ
ppm:0.75−1.10(8[(、t、 0f(a
−)、 1.85−1.85 (2TI、 m、 (3
HaOHzOHz −)、 2.15−2.40 (2
J t、 0H3CH20H2−) 、 8.95−4
.75(5H,m、−NOH2CH(0−)Of(20
−)。
6.96−7.50(5H,m、 06H6−)以下、
実施例1と同様の操作を行い、比旋光度〔α)”+ 7
1.9°(c = 1.0 t ア七ト二トリ/1/)
(但し、文献記載値は、〔α)+72.0°(c=1.
0.アセトニトリル)、特開昭58−108876”)
を有する白色粉末(8)−5−ヒドロキシメチル−8−
フェニル−オキサゾリジン−2−オンし)−5が8.1
F(0,016モル、(S)−4からの収率88%)得
られた。一方、酢酸エチル抽出分離の際、水層側に含ま
れる氷解物(F9−5も実施例1と同様の操作を経て、
比旋光度〔α〕甘せ46.5°(c=t、o。
アー1ト=)リル)を有する白色粉末2.41(0,0
12モル、4からの収率24%)が得られた。又(I9
−6 、 (S)−5o mp及びEI NMR(90
MHz )の測定値は以下の通りであった、mp180
.5−1i111°(3,HNMR(ODaOD)δp
I)m:8.55−4.66(6Ef、 m。
−Not(20H(0−)O)I201()、 7.0
5−7.55 (1゜+n、 06)I5− ) 実施例4 リパーゼALO,!M及び基質(R,S) −5−ブタ
ノイロキシメチ/l/−3−フェニル−オキサゾリジン
−2〜オン4を18.15F(0,05モル)用い、実
施例8に準じて不斉氷解反応及び抽出精製を行い、以下
の結果を得た。
(8)−4:収量8.9f、(α)p+57.8°(C
=1.0゜アセトニトリル) (S)−5:収jlk2.oy、cα〕υ+77.0°
((1=1.0゜アセトニトリル) @−5;収量2.6y、cα)D−54,9°(Q= 
1.0゜1七トニトリ/し) 実施例5 f記の組成からなる栄養液体培地を調製し、21坂ロフ
ラスコに400 nilずつ分注後、12゜”0,15
分殺菌した。
〔培地組成〕
グルコース4%、イーストエキス0.8%、肉エキス0
.8%、ペプトン0.8%、リン酸ニアン毫ニウム0.
2%、リン酸−カリウA O,1%(pH7,0)これ
とは別に同じ組成の@地にて前培養をしたシュードモナ
ス・アエルギノサIP0 80800種菌液10 ml
l t−前培養培地に凝種し、80°C124時間振と
9を行った。合計5本培養し、@貴液計21を鴎た。こ
の@養液を遠心分離し、1体を集めた。この菌体を0.
1M’Jン酸緩衝液(pH7,0)200F7J1!に
懸濁シ、mW (R,8) −5−ヘキサノイロキシメ
チル−オキサゾリジン−2−オン8を18.7 f/ 
(0,1モル)添加した。これを500 ml容2g内
で撹拌F、IN Na01i13(41でplIを7.
 OK調整し& カラ、80−0.18時間反応させた
。反応後、速・む分離して得た土浦を各200 mlの
酢酸エチルで4回抽出分離を行い、次いで実施例2に準
じて同様の操作を行い、表IK示す結果を得喪。
実施例6 菌株をかえて、実施例2及び5に準じて菌体の不斉氷解
反応及び抽出精製を行い、表1に示す結果を得た。
実施例7 Vニードモナス・アエルギノサIF0 8080を用い
て、前記実施例5と同様にして得喪培養液21を遠心分
離し、菌体を集めた。この菌体を0.1Mリン酸緩衝液
(I)H7,0)200fflfK懸濁し、氷冷しなが
ら超音波破砕器で画体破砕し、遠心分離して無細胞抽出
酵素を得た。この酵素液ニl&質(R,8)−5−ヘキ
サノイロキシメチル−オキサゾリジン−2−オンBを1
8.’li加し、IN NaOH溶液でpHを7.0に
調整しながら、攪拌下、80°C148時間不斉氷解反
応を行った。
以下、実施例2に準じて抽出精製を行い表1に示す結果
を得た。
表1 での値である。
実施例8 アクロモバクタ−・パルブルスIF0 18182及び
基質(R,5)−5−ブタノイロキシメチル−8−フェ
ニル−オキサゾリジン−2−オン4(1B、16f)を
用い、実施例8及び6に準じて不斉氷解反応及び抽出精
製を行い、以下の結果を得た。
5 (8)−4:収量8.2y、(α〕ゎ+56.46(C
= t、o +アセトニトリル) (8)−6:収量z、oy、cα)D+75.7°(C
=1.0゜アセトニトリ/L/) <q−5:収i2.t y 、 〔α〕P −58,1
°(C=1.0゜アセトニトリル) 実施例9 100 m1oO,IMす:lel1mWc pH7,
0>にステアプシンo、6y及び基質(R,8)−5−
プタノイロキンメチルーオギサゾリジン−2−オンモル
)を添加し、lN NaOH溶液でpl(を7.0に調
整しながら、攪拌下、80°C112時間不斉氷解反応
を行なった。この反応液を各100 mlの酢酸エチル
で4回抽出操作を行い、酢酸エチル層を減圧濃縮後、未
反応物@−6の中に不純物として氷解物(8)−5−ヒ
ドロキシメチル−オキサゾリジン−2−オン(8)−7
が約2モル%含まれてい九ので、シリカゲルカフムクロ
マトグフフイー操作(条件:ワターゲA/c −100
、L/D=50as X 2.43 +ヘキサン:アセ
トン=1=1の系)を行った。溶出した(至)−6画分
を減圧fA縮したところ、比旋光度〔α)D−44,5
°(C=1.01メタノール)を有する白色粉本の(I
Q−6が4.9f(0,026−1:/l/、収率26
%)得られた。mp及びkl NMIL (9Q Mf
(z )の測定値は以下の通りであった。
ml)62°0.IINM几(CDC18) δppm
 :0.8−1.1 (8H,t、 0Ha)、 1.
4−1,9 (LH,m。
Ou80 H!O■2− )、 2.15−2.45 
(2)L m。
C■sOHg01(g−)、 8.25−8.86(L
l(、m。
−O[2N −) 、4.1 −4.8 (2J m、
−Ct120− )+4.65−4.9 (I K、 
m、 −01(201((0−)Of(2−)+6.4
−6.6 (1,b、 −Nl()得られたに)−6の
4.(1(0,021モル)を40 ml tv IN
 NaOH溶液に添加し、室温下、約5時間加水分解を
行い、反応液をpf(7,Qに調整し、濃縮乾固する。
このようにして得た乾固物を50 mlの酢酸エチルで
溶解し、不溶物をp去した後、減圧濃縮し、ヘキサン−
アセトン(10ml−10ml )で再mする+!:比
旋光Ff(α’)”−45,4’(G=1.0.メタノ
ール)を有する白色の粉本(至)−5−ヒドロキシメチ
ル−オキサゾリジン−2−オン−(均一7が1.7M0
.015モル。
@−1よりの収率68%)得られた。
mp及び11 NMIIL(9QMHz )測定値ハ以
下の通りであった。
mP65−58°C,Fi NMR(CDaOD)δp
pm:8.85−8.9 (4■、 m。
−NE[0H2(3■(0−)C”io[)、 4.5
−4.85 (aa、 m。
−NHOEI、0f((0−)OH20EI)。
又、(ト)−6の光学純度をめる為、(8)−α−メト
キV−α−トリプルオロメチルフェニルアセチルクロツ
イドを用いC1ジアステレオマーの形にし、GLO法(
10%シリコン1)OQF−1,クロモソルプムW−D
MO8,60−80メツシユ、5mカフム、240°C
)によりめたところ94%a、e、であった。一方、酢
酸エチル抽出操作で水層側に残った氷解物(8)−7含
有水溶液を減圧濃縮し、得られた乾固物を100 ml
の酢酸エチルで溶解し、不溶物を炉去した後、減圧c濃
縮し、ヘキをンーアセlz(1077fl−1Oml 
)で再結すると比旋光度(a)”、: +81.4°(
Q=1.0.メタノール)を有する白色の粉末(8)−
7が2.2f(0,019モル、1よりのモル収率19
%)得られた。その光学純度は65%e、aであった。
実施例10 100 mlの0.1 Mリン酸緩衝M(pit 7.
0 >にステアプシン0.61及び基質(R,8) −
5−ヘキサノイロキシメチル−オキサゾリジン−2−オ
リ (0,1モル)kiW加し、IN Na0f(aiでp
l(7に調整しながら、攪拌下、80°C118時間不
斉氷解反応を行った。この反応液を各100 mlの酢
酸エチルで4回抽出操作を行い、酢酸エチル層を無水硫
酸ソーダで脱水処i11@、減圧t!4縮し、比旋光度
〔α)D−88,7°cc=t、o+ メタノール)を
有する白色の粉末(至)−8が8.IP(0,088モ
ル、収率88%)得ら几た。mp及び dNA[几(9
0M[Z)測定値は以下の通りであった。
mp6 L、6〜62.0℃、HNMR(ODOj78
)δppm:0.70−2.15(IN(、m、 C3
H11−)。
8.80−8.90 (2f(、m、 −0H2N−)
、 4.20−4.85 (21,d、 −0H20−
)、 4.65−5.00(l f(、m、 −CL(
20H(0−)(3H2−) 、 6.46−6.75
(tli、b、−N)[−) 更に、(均一8の8.0f(0,087モル)を80m
1の0.1Mリン酸緩4M(pLI7.0)に懸濁し、
リボプロティンリパーゼ0.2Fを添加し、80℃で約
16時間加水分解反応を行った。この反応液をpEI7
.oに再調整した後、濃縮乾固する。このようにして得
た乾固物を100 mlの酢酸エチルで溶解し、不溶物
を戸去した後、減圧濃縮し、ヘキサン−アセトン<1o
me−1ome>で再結すると比旋光度〔α)D−44
,9@(0=1.0.メタノール)、光学純度98%a
aを有する白色の粉末(119−5−ヒドロキシメチル
−オキサゾリジン−2−オンが2.61(0,022モ
ル、(R)−8よりの収率60%)得られた。一方、水
層側の(8)−7も実施例9と1・1様の操作と行い、
比旋光度(a)110+18.0°(cm1.0.メタ
ノール)、光学純度27%qe、を有する白色のt’)
−+ (S) −7が8.51(0,080モル、8よ
りの収130%)得られた。
実施例11 バンクレアチン0.52及びJ人T7 (几、8 ) 
−5−ヘキサノイロキシメチル−オキサゾリジン−2−
オン−8を21.5 f (0,1モル)用い、実施例
10に準じて不斉水解(応及び抽出mdを行い、以下の
結果を得た、 (I()−8:収量’7.5f、Cα〕1.−21.1
6(cm1.0.メタノ−A/) (B)−7:収量2.6f、 (a)”、’−22,9
°(cm1.0.メタノール)、48%e、e。
(8)−7:酸敗5.2g、(α〕ゎ+1368°(c
m1.0.メタノール)、29%el、 8゜実施例1
2 100 mlの0.1Mリン酸ixm(F!<pH7,
0)にリパーゼM−へPIOを0.51及び基!(Rβ
)=5−ブタフィロキンメチル−8−フェニル−オキサ
ゾリジン−2−オン−9 モル)を添加し、IN NaOHl#gでpH7,0に
調整しながら、攪拌下、80°C124時間不斉氷解反
応を行なったっこの反応液を各100 mlの酢酸エチ
ルで4回抽出操作を行い、酢酸エチル層を減圧1!A縮
後、目的物(鳴−9中に不純物として氷解物(8)−5
−ヒドロキシメチル−8−フェニル−オキサゾリジン−
2−オン(8)−10が約6%含まれていたので、更に
シリカゲルカフムクロマトグフフイー操作(条件:ワタ
ーゲルa−1oo、L/D= 50 cIIX 2.4
 cm、 ヘキサン:アセトン−8:1の系)を行った
。溶出した(均一9画分を減圧濃縮したところ比旋光(
〔α)D−58,0°(cm1.01アセトニトリル)
を有する粉末の(R)−9が8.8f(0,014モル
、9からの収率29%)得られた。
mp及びHNMR(90M■2)測定値は以下の通りで
あった。
mp:48.5〜49.0(E、l(NMR(ODOj
’a )899m : 0.75−1.10 (81(
、t、 0fla−)、 1.861、B 5 (2J
 m、 (IHsOt[zOHs+ −)、 2.15
−2.40 (2kl、 t 、 OHgO[2C[2
−) 、 B、95−4.75 (5H,m 、 −N
OH20H(0) 0!20− )。
6.95−7.50 (5t(、m、 06H5−)以
下、実施例9と同様の操作を行い、比旋光度〔α青−7
1.4°(C” 1−0 + アセトニトリル)(但し
、文献記III!値は〔α)D−72,0°(C”1.
Lアセトニトリル)特開昭58−108876 )を有
i白色153末(R)−5−ヒドロキシメチル−8−フ
ェニル−オキサゾリジン(fQ−10が2.12(0,
011モル、(均一4からの収率79%)得られた。一
方、酢酸エチル抽出分離の際、水層側に含まれる氷解物
(8)−10も実施例9と同様の操作を経て、比旋光度
〔α)V+85.4’(cmt、o、アセトニトリル)
7i−有する白色粉末2.5 f (0,018モル、
9からの収率26%)が得られた。
(8) −10、+RJ −10+7) mpElび[
NMR(90M■2)測定値は以下の通りであった。
ml)180.5−181’O,HNMR(CD800
)δpI)m :8.66−4.65 (6H,m。
−NOH,0H(0−)OH20H)、 7.05−7
.55 (511(。
m、 061(、−) 実施例18 リパーゼ(リゾゲス・デレマー)0.54及び基質(R
,5)−5−ブタノイロキシメチル−8−フェニル−オ
キサゾリジン−2−オン−9ヲ18.15F(0,05
モル)用い、実施例12に準じて不斉氷解反応及び抽出
精製を行い、以下の結果を得た。
(1’9−9:収14.1 f 、 (a〕”、7−5
1.8°(c=1.0.アセトニトリル) (B)−to:収& 2.8 y 、 (α〕背−69
,1°(C−1,0,アセトニトリル) (8)−10:収盪2. Of 、 (α)背+ 41
.4’(C=1.0.アセトニトリル) 実施例14 下記の組成からなる栄、J?液体培地を1411!L、
21aロフラスコに400 mlずつ分注後、120’
0.15分殺菌した。
〔培地組成〕
クルコース4%、イーストエキX O,8%、肉エキス
0.8%、ペプトン0.8%、リン10ニアンモニウム
0.2%、リン酸−カリウム0.1%(pl(7,0)
これとは別に同じ組成の培地にてAil培遣をしたムコ
ール・ジャパニクスIF0 4672の41M10 m
lを前培責*mに漱橋し、80°C124時間振とうを
行った。合計5本培養し、培養液計21を得た。この培
養液を速心分離し、菌体を泉めた。この菌体を0.1 
M ’Jン酸緩衝液(I)[7,0)200 ml!V
C’tA濁し、基質(L8)−5−ブタフィロキンメチ
ル−8−フェニル−オキサゾリジン−2−オン−9を1
f11.15f/(0,05モル)添加した。これ金5
00me谷a内で攪拌[、INN add 溶液でpu
を7.0に調整しながら、80−C,18時間反応させ
た。反応後、遠心分離して得た上清を各200 mgの
酢酸エチルで4回抽出分4を行ハ、以「実施例12に準
じて同様の操作を行い、表2にボす結果を得た。
実施例15−17 菌株を変えて、A施例14に準じて菌体の不斉氷解反応
及び抽出14製で行い、表2にボす結果を得た。
’jl!施例18 リゾプス・デレマーIF0 4780を用いて前if8
実施例14と同様にして得た培養液21を遠心分離し、
菌体を集めた。この菌体を0.1 M IJン酸ffl
衝液(pf(7,0)200mlK懸濁し、氷冷しなが
らプツウンホモジナイザーで菌体破砕し、遠心分離して
無細胞抽出酵素を得た、この1尊索液に基質(R,8)
−5−ブタノイロキシメチル−8−フェニル−オキサゾ
リジン−2−オン−9を18.151 (0,Ofl/
L/)添加し、IN NaO[溶[pHを7.OKw4
1しながら攪拌F130°C148時間不斉氷解反応を
行)友。以−[、実施例12に準じて抽出精製を行い、
表2に示す結果を得た。
表 2 註:〔α〕 直は、いずれも(C=t、O,アセトニト
リ〜)での値である。
特許出願人 鐘淵化学工業株式会社 代理人 弁理士 浅 *X−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)一般式(1) (式中、殉は水素、或いは置換又は未置換アリル(ムr
    )基、場は置換又は未置換アルキy基である)で表わさ
    れる(R,5)−5−アシロキシメチルーオキサゾリジ
    ン−2−オンを不斉的に加水分解して、一般式1)(R
    1は前記と同じ)で表わされる光学活性な5−ヒドロキ
    シメチル−オキサゾリジン−2−オンを生成させる立体
    選択的エステフーゼ活性を有する微生物或いは酵素を作
    用させることにより、ラセミ体(1)を光学活性な化合
    物1)と一般式(I) (R4およびR2は前記と同じ)で表わされる未反応な
    光学活性5−アシロキシメチル−オキサゾリジン−2−
    オンとにし、夫々の光学活性体を分離採取することを特
    徴とする6−アシロキンメチル−オキサゾリジン−2−
    オンの光学分割法。 (2) (1)の化合物が、一般式(均一1)(R1は
    前記と同じ)で表わされる光学活性(11)−5−ヒド
    ロキシメチル−オキサゾリジン−2−オンであり、(1
    )の化合物が、一般式(8)(1) (R1,R2は前記に同じ)で表わされる(8)−5−
    78’ロキシメチルーオキサゾリンン−2−オンである
    特許請求の範囲第1項記載の方法。 (3)微生物或いは酵素がシュードモナス属又はアクロ
    モバクタ−属に属する微生物或いは該微生物由来の酵素
    である特許請求の範囲第1項を九は第2項記載の方法。 (4) (1)の化合物が、一般式(El) −1)(
    R1は前記と同じ)で表わされる光学活性(8)−5−
    ヒドロキシメチル−オキサゾリジン−2−オンであり、
    (1)の化合物が、一般式(l()−・、■) (R1,R2は前記に同じ)で表わされる光学活性(B
    )−5−アシロキシメチル−オキサゾリジン−2−オン
    である特許請求の範囲第1項記載の方法。 (5)微生物或いは酵素がムコール属又はリゾプス属に
    属する微生物、或いは該微生物由来の酵素である特許請
    求の範囲第1項または第4項記載の方法。 (7)一般式(1) (R1は水素、或いは置換又は未置換アリ−/I/(A
    r)基、R2は置換又は未置換アルキル基)で表わされ
    る(R,8)−5−アシロキシメチル−オキサゾリジン
    −2−オンを不斉的に加水分解して、一般式1) (R1は前記に同じ)で表わされる光学活性な5−ヒド
    ロキシメチル−オキサゾリジン−2−オンを生成させる
    立体選択的エステフーゼ活性を有する微生物或いは酵素
    を作用させることによυ、ラセミ体(1)を光学活性、
    な化合物1)と一般式(1) (”l + Rsは前記と同じ)で表わされる未反応な
    光学活性5−アシロキシメチル−オキサゾリジン−2−
    オンとにし、夫々の光学活性体を分離、採取し、さらに
    中を加水分解して化合物1)の対掌体である光学活性5
    −ヒドロキVメチρ−オキサゾリジン−2−オンを生成
    させ、採取することを特徴とする光学活性5−ヒドロキ
    シメチル−オキサゾリジン−2−オンの製造法。 (8)化合物1)が、一般式@−1) (R1は前記と同じ)で表わされる光学活性(至)−5
    −ヒドロキシメチル−オキサゾリジン−2−オンであり
    、(I)の化合物が、一般式(8) −(1) 0 (R1,R2は前記に同じ)で表わされる(S)−6−
    アシロキシメチル−オキサゾリジン−2−オンである特
    許請求の範囲第7項記載の製造法。 (9) fl&生物或いは酵素がシュードモナス属、ア
    クロモバクタ−属に属する微生物或いは該微生物由来の
    酵素である特許請求の範囲第7項または第8項記載の製
    造法。 QO化合物(1)が、一般式(8) −(1)(R1は
    前記と同じ)で表わされる光学活性(S)−5−ヒドロ
    キシメチル−オキサゾリジン−2−オンであり、化合物
    (I)が、一般式(至)−(1) す (凡1.凡2は前記と同じ)で表わされる@−5−アシ
    ロキシメチル−オキサゾリジン−2−オンである特許請
    求の範囲第7項記載の製造法。 Oυ 微生物或いは酵素がムコール属又はリゾプス城に
    緘する微生物或いは該微生物由来の酵素である特許請求
    の範囲第7項または第10項記載のtR造法っ
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