JPS6023927Y2 - 有極電磁石 - Google Patents
有極電磁石Info
- Publication number
- JPS6023927Y2 JPS6023927Y2 JP12787179U JP12787179U JPS6023927Y2 JP S6023927 Y2 JPS6023927 Y2 JP S6023927Y2 JP 12787179 U JP12787179 U JP 12787179U JP 12787179 U JP12787179 U JP 12787179U JP S6023927 Y2 JPS6023927 Y2 JP S6023927Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yoke
- armature
- piece
- permanent magnet
- armature piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Electromagnets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は単安定型有極電磁石の構造に関するものである
。
。
一般に有極電磁石を単安定型にするには、復帰時の応答
速度を高めるために復帰ばねを設けると共に、通電時の
吸着力を弱めるためにレシジュアルプレート（非磁性体
をアマチュアとヨークとの間に介在させる）が用いられ
る。
速度を高めるために復帰ばねを設けると共に、通電時の
吸着力を弱めるためにレシジュアルプレート（非磁性体
をアマチュアとヨークとの間に介在させる）が用いられ
る。
本考案はこのレシジュアルプレートにばね性を付与する
ことによって、常にアマチュアを一回転方向に付勢する
と共にアマチュアが常時弾性的に挟持されているように
して、復帰ばねと回転軸を省略し、構造の簡単な有極電
磁石を提供することを目的とするものである。
ことによって、常にアマチュアを一回転方向に付勢する
と共にアマチュアが常時弾性的に挟持されているように
して、復帰ばねと回転軸を省略し、構造の簡単な有極電
磁石を提供することを目的とするものである。
第１図において、１は第１のヨーク、２は第２のヨーク
で、いずれもコ字状に形成して一片をコイル枠３に互い
に逆方向から挿入して他片を第２図のように空隙４を隔
てて対向させておく。
で、いずれもコ字状に形成して一片をコイル枠３に互い
に逆方向から挿入して他片を第２図のように空隙４を隔
てて対向させておく。
５は永久磁石で、その両端に第１のアマチュア片６およ
び第２のアマチュア片７のほぼ中央を固着してアマチュ
ア８を形成しておく。
び第２のアマチュア片７のほぼ中央を固着してアマチュ
ア８を形成しておく。
９は非磁性材料よりなるばね板で、予じめ反らしてばね
性を有するようにし、第２のアマチュア片７の一方の端
部に溶接により固着しておく。
性を有するようにし、第２のアマチュア片７の一方の端
部に溶接により固着しておく。
このばね板９を第１のヨーク１の一方の面に押圧して第
１のアマチュア片６を第１のヨーク１の他面に圧接させ
ておく。
１のアマチュア片６を第１のヨーク１の他面に圧接させ
ておく。
第１のアマチュア片６および第２のアマチュア片７の他
端の間に第１のヨーク２を介在させておく。
端の間に第１のヨーク２を介在させておく。
今、コイル１０に通電しない状態では、永久磁石５の磁
束が第３図ａの点線で示すように通り、第２のアマチュ
ア片７が第２のヨーク２に吸着された状態で安定状態に
ある。
束が第３図ａの点線で示すように通り、第２のアマチュ
ア片７が第２のヨーク２に吸着された状態で安定状態に
ある。
この状態でコイル１０に通電して永久磁石５の磁束を打
消す方向に磁束を発生させると、アマチュア８は第３図
すのように支点１１を中心に回動して第１のアマチュア
片６が第２のヨーク２に接触する状態になる。
消す方向に磁束を発生させると、アマチュア８は第３図
すのように支点１１を中心に回動して第１のアマチュア
片６が第２のヨーク２に接触する状態になる。
この状態でコイル１０の通電を遮断すると、永久磁石５
のＮ極から出た磁束は第１のアマチュア片６の両端から
両方のヨーク１，２に入って互いに反発するが、アマチ
ュア片６の一端はばね板９によって拘束されているので
他端が反発力を受け、結局アマチュア８は第３図ａの状
態に復帰する。
のＮ極から出た磁束は第１のアマチュア片６の両端から
両方のヨーク１，２に入って互いに反発するが、アマチ
ュア片６の一端はばね板９によって拘束されているので
他端が反発力を受け、結局アマチュア８は第３図ａの状
態に復帰する。
したがって、単安定形の有極電磁石が得られる。
成上のように本考案は、コ字状の第１のヨークと第２の
ヨークの一片をコイル枠に互いに逆方向より挿入して他
片を空隙を隔てて対向せしめ、永久磁石の両端に第１の
アマチュア片および第２のアマチュア片のほぼ中央を固
着してアマチュアを形威し、第２のアマチュア片の一方
の端部に固着したばねを有する非磁性材料よりなるばね
板を第１のヨークの一方の面に押圧して第１のアマチュ
ア片を第１のヨークの他面に圧接させ、第２のアマチュ
ア片の他端を永久磁石の磁束により第２のヨークに吸引
させたから、小さなスペースで有効な磁極面、ヒンジ面
を大きくできて磁気効率を向上でき、又、コイルに通電
することにより第１のアマチュア片と第１のヨークと接
触点を支点としてアマチュアを回動させる如くしたから
、アマチュアを円滑に回動でき、復帰ばねを設けないで
単安定形の有極電磁石を得ることができる。
ヨークの一片をコイル枠に互いに逆方向より挿入して他
片を空隙を隔てて対向せしめ、永久磁石の両端に第１の
アマチュア片および第２のアマチュア片のほぼ中央を固
着してアマチュアを形威し、第２のアマチュア片の一方
の端部に固着したばねを有する非磁性材料よりなるばね
板を第１のヨークの一方の面に押圧して第１のアマチュ
ア片を第１のヨークの他面に圧接させ、第２のアマチュ
ア片の他端を永久磁石の磁束により第２のヨークに吸引
させたから、小さなスペースで有効な磁極面、ヒンジ面
を大きくできて磁気効率を向上でき、又、コイルに通電
することにより第１のアマチュア片と第１のヨークと接
触点を支点としてアマチュアを回動させる如くしたから
、アマチュアを円滑に回動でき、復帰ばねを設けないで
単安定形の有極電磁石を得ることができる。
第１図は本考案有極電磁石の一実施例の分解斜視図、第
２図は同上の斜視図、第３図ａ、 ｂは同上の動作説明
図である。 １・・・・・・第１のヨーク、２・・・・・・第２のヨ
ーク、３・・・・・・コイル枠、４・・・・・・空隙、
５・・・・・・永久磁石、６・・・・・・第１のアマチ
ュア片、７・・・・・・第２のアマチュア片、８・・・
・・・アマチュア、９・・・・・・非磁性材料よりなる
ばね板、１０・・・・・・コイル、１１・・・・・・支
点。
２図は同上の斜視図、第３図ａ、 ｂは同上の動作説明
図である。 １・・・・・・第１のヨーク、２・・・・・・第２のヨ
ーク、３・・・・・・コイル枠、４・・・・・・空隙、
５・・・・・・永久磁石、６・・・・・・第１のアマチ
ュア片、７・・・・・・第２のアマチュア片、８・・・
・・・アマチュア、９・・・・・・非磁性材料よりなる
ばね板、１０・・・・・・コイル、１１・・・・・・支
点。
Claims (1)
- コ字状の第１のヨークと第２のヨークの一片をコイル枠
に互いに逆方向より挿入して密着させると共に他片を空
隙を隔てて対向せしめ、永久磁石の両端に第１のアマチ
ュア片および第２のアマチュア片のほぼ中央を固着して
アマチュアを形成し、第２のアマチュア片の一方の端部
に固着した非磁性材料よりなるばね板を第１のヨークの
一方の面に押圧して第１のアマチュア片を第１のヨーク
の他面に圧接させ、第２のアマチュア片の他端を永久磁
石の磁束により第２のヨークに吸引させ、コイルに通電
することにより第１のアマチュア片と第１のヨークとの
接触点を支点としてアマチュアを回動させる如くして威
る有極電磁石。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12787179U JPS6023927Y2 (ja) | 1979-09-14 | 1979-09-14 | 有極電磁石 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12787179U JPS6023927Y2 (ja) | 1979-09-14 | 1979-09-14 | 有極電磁石 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5646215U JPS5646215U (ja) | 1981-04-24 |
| JPS6023927Y2 true JPS6023927Y2 (ja) | 1985-07-17 |
Family
ID=29359724
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12787179U Expired JPS6023927Y2 (ja) | 1979-09-14 | 1979-09-14 | 有極電磁石 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6023927Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5418292U (ja) * | 1977-07-08 | 1979-02-06 | ||
| JPH0515707Y2 (ja) * | 1987-05-20 | 1993-04-26 | ||
| JPH0515704Y2 (ja) * | 1987-08-21 | 1993-04-26 |
-
1979
- 1979-09-14 JP JP12787179U patent/JPS6023927Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5646215U (ja) | 1981-04-24 |
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