JPH0515707Y2 - - Google Patents

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JPH0515707Y2
JPH0515707Y2 JP1987075729U JP7572987U JPH0515707Y2 JP H0515707 Y2 JPH0515707 Y2 JP H0515707Y2 JP 1987075729 U JP1987075729 U JP 1987075729U JP 7572987 U JP7572987 U JP 7572987U JP H0515707 Y2 JPH0515707 Y2 JP H0515707Y2
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JP
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armature
winding
yoke
movable contact
legs
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Description

【考案の詳細な説明】
〔概要〕 捲線の中心部を接極子が貫通する方式の双安定
磁気回路は、ヨークや永久磁石の位置的条件によ
つて外形が大きくなる。そこでヨークに捲線を巻
回することによつて双安定磁気回路の小形化を図
つたものである。 〔産業上の利用分野〕 本考案は各種電子機器を制御する電磁継電器に
係り、特に可動接点ばねを駆動する双安定磁気回
路の小形化を図つた電磁継電器に関する。 例えば電子化されたカメラにおいてモータ制御
用として小形の電磁継電器が用いられているが、
従来の電磁継電器は超小形と称する継電器であつ
ても、半導体集積回路やその他の電子部品に比べ
て外形が大きく、それらの部品によつて構成され
た制御回路の実装スペースは、電磁継電器の実装
スペースを基準として設定されている。しかしカ
メラ本体等においても小形軽量化が要求されてお
り、それに伴つて制御回路の実装スペースに対す
る制約条件は益々厳しくなりつつある。そこで実
装スペースを設定する基準となる電磁継電器の小
形化が強く要望されている。 〔従来の技術〕 第3図は従来の電磁継電器の主要部を示す断面
斜視図である。 従来の電磁継電器は第3図に示す双安定磁気回
路と、双安定磁気回路によつて駆動される図示し
ていない可動接点ばねや、可動接点ばね上の可動
接点と対向する固定接点を具えており、双安定磁
気回路1はボビン11に巻回された捲線12と、
ボビン11を貫通しボビン11の内部に形成され
た支点13によつて支持されたアーマチユア14
と、アーマチユア14の端部14aおよび14b
とそれぞれ対向する、アーマチユア14の両側に
配設されたヨーク15,16と、ヨーク15,1
6の間に介在せしめた永久磁石17とで構成され
ていて、図示していない可動接点ばねはアーマチ
ユア14の一端に設けられたカード18を介して
駆動される。 かかる双安定磁気回路1の初期状態において、
永久磁石17の作用によつて例えばアーマチユア
14の一端14aがヨーク15に、他の一端14
bがヨーク16に引き付けられて安定しているも
のとすると、捲線12にアーマチユア14の磁極
を反転させる駆動電圧を印加することによつて、
アーマチユア14の両端に永久磁石17に反発す
る磁極が生じ、支点13を軸としてアーマチユア
14が回動してその一端14aがヨーク16に、
他の一端14bがヨーク15に引き付けられ駆動
電圧が遮断されてもその状態で安定する。次いで
捲線12にアーマチユア14の磁極を反転させる
駆動電圧を印加することによつて、アーマチユア
14の両端に永久磁石17に反発する磁極が生
じ、支点13を軸としてアーマチユア14が再び
回動してその一端14aがヨーク15に、他の一
端14bがヨーク16に引き付けられ駆動電圧が
遮断されてもその状態で安定する。 〔考案が解決しようとする問題点〕 しかし従来の双安定磁気回路は捲線を巻回する
ボビンの内部に、アーマチユアを揺動させるため
の空間を設ける必要があり捲線部分が大型化す
る。しかもヨークをアーマチユアの両側に配置し
ているために、ヨークの間に介在させる永久磁石
を捲線の上下、或いは捲線の前後に設ける必要が
あり、かかる双安定磁気回路を用いた電磁継電器
が大型化するという問題があつた。 〔問題点を解決するための手段〕 第1図は本考案になる電磁継電器を示す原理図
である。なお全図を通し同じ対象物は同一記号で
表している。 上記問題点は捲線に励磁しまたはその励磁を解
除することで可動接点ばねを往復動させて回路切
換えを実現する電磁継電器であつて、可動接点ば
ねを駆動させる双安定磁気回路が、コの字形で自
由端側両辺が長さの異なる長足部と短足部に形成
されている一対の補助ヨークを各短足部の先端近
傍域が所定間隔を保つて対面するように各長足部
の領域で重ねられて形成されたヨークと、該ヨー
クの重ねられた長足部領域を中心として貫通する
ように形成されているボビンに巻回された捲線、
および片側補助ヨークの短足部根本近傍に吸着さ
れた永久磁石の他極を支点として一端が上記短足
部の対面する先端近傍域間を往復動し得るアーマ
チユアとを少なくとも具えて構成されている本考
案の電磁継電器によつて解決される。 〔作用〕 第1図において長足部と短足部を有する一対の
コ字形補助ヨークの、それぞれに設けられた長足
部を重ねてヨークを形成し、そのヨークが中心部
を貫通してなるボビンに捲線を巻回することによ
つて、従来の電磁継電器ではボビンの内部に介在
していた、アーマチユアを揺動させるための空間
が不要になり捲線部が小形化される。しかもアー
マチユアの一端を対向する短足部の間に嵌入せし
め、他端を永久磁石を介して短足部と対向せしめ
ることによつて、アーマチユアや永久磁石を捲線
の側方に配置することが可能になり、かかる双安
定磁気回路を用いた電磁継電器を小形化すること
ができる。 〔実施例〕 以下添付図により本考案の実施例について説明
する。第2図は本考案になる電磁継電器の一実施
例を示す斜視図である。 図において本考案になる電磁継電器は双安定磁
気回路5を具えており、双安定磁気回路5は長足
部と短足部を有する一対のコ字形補助ヨーク2
1,22の、それぞれの長足部23,24を重ね
ることによつて形成されたヨーク2と、中心部を
ヨーク2が貫通してなるボビン31に巻回された
捲線32と、一端を対向するそれぞれの短足部2
5,26の間に嵌入せしめ、他端を永久磁石17
を介して短足部26と対向せしめたアーマチユア
4とで構成されている。なおアーマチユア4に固
着されている可動接点ばね61は、一端がヒンジ
機構62によつて係止され可動端に図示されてい
ない可動接点を有する。 かかる双安定磁気回路5の初期状態において例
えばアーマチユア4の一端が、永久磁石17の作
用によつて短足部25に引き付けられて安定して
いるものとすると、アーマチユア4に固着された
可動接点ばね61上の可動接点は、それと対向す
る位置に設けられた固定接点ばね63上の接点に
接触している。 ここで捲線32にヨーク2の磁極を反転させる
駆動電圧を印加すると、アーマチユア4を吸引し
ている短足部25に永久磁石17の力に反発する
磁極が生じ、アーマチユア4が永久磁石17を支
点として回動し短足部26に引き付けられる。し
たがつてアーマチユア4に固着された可動接点ば
ね61の可動接点は、それと対向する位置に設け
られた固定接点ばね64上の接点に接触し、捲線
32に印加された駆動電圧が遮断されてもその状
態で安定する。 そこで捲線32に印加した駆動電圧を解除する
と、アーマチユア4を吸引している短足部25に
生じている永久磁石17の力に反発する磁極が消
滅するので、アーマチユア4が再び永久磁石17
を支点として回動し短足部25に引き付けられて
初期の状態に戻る。したがつてアーマチユア4に
固着された可動接点ばね61の可動接点は、それ
と対向する位置に設けられた固定接点ばね63上
の接点に接触して安定する。 このように長足部と短足部を有する一対のコ字
形補助ヨークのそれぞれの長足部を重ねてヨーク
を形成し、そのヨークが中心部を貫通してなるボ
ビンに捲線を巻回することによつて捲線部が小形
化される。しかもアーマチユアの一端を対向する
短足部の間に嵌入せしめ、他端を永久磁石を介し
て短足部と対向せしめることによつて、アーマチ
ユアや永久磁石を捲線の側方に配置することが可
能になり、かかる双安定磁気回路を用いた電磁継
電器を小形化することができる。
〔考案の効果〕
上述の如く本考案によれば可動接点ばねを駆動
する双安定磁気回路の小形化を図つた電磁継電器
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になる電磁継電器を示す原理
図、第2図は本考案になる電磁継電器の一実施例
を示す斜視図、第3図は従来の電磁継電器の主要
部を示す断面斜視図、である。 図において、2はヨーク、4はアーマチユア、
5は双安定磁気回路、17は永久磁石、21,2
2は補助ヨーク、23,24は長足部、25,2
6は短足部、31はボビン、32は捲線、61は
可動接点ばね、62はヒンジ機構、63,64は
固定接点ばね、をそれぞれ表す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 捲線に励磁しまたはその励磁を解除することで
    可動接点ばねを往復動させて回路切換えを実現す
    る電磁継電器であつて、 可動接点ばねを駆動させる双安定磁気回路5
    が、コの字形で自由端側両辺が長さの異なる長足
    部と短足部に形成されている一対の補助ヨーク2
    1,22を各短足部25,26の先端近傍域が所
    定間隔を保つて対面するように各長足部23,2
    4の領域で重ねられて形成されたヨーク2と、該
    ヨーク2の重ねられた長足部領域を中心として貫
    通するように形成されているボビン31に巻回さ
    れた捲線33、および片側補助ヨーク22の短足
    部根本近傍に吸着された永久磁石17の他極を支
    点として一端が上記短足部25,26の対面する
    先端近傍域間を往復動し得るアーマチユア4とを
    少なくとも具えて構成されていることを特徴とす
    る電磁継電器。
JP1987075729U 1987-05-20 1987-05-20 Expired - Lifetime JPH0515707Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5646215B2 (ja) * 1978-04-21 1981-10-31

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6023927Y2 (ja) * 1979-09-14 1985-07-17 松下電工株式会社 有極電磁石

Patent Citations (1)

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JPS5646215B2 (ja) * 1978-04-21 1981-10-31

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