JPS631402Y2 - - Google Patents

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JPS631402Y2
JPS631402Y2 JP12627983U JP12627983U JPS631402Y2 JP S631402 Y2 JPS631402 Y2 JP S631402Y2 JP 12627983 U JP12627983 U JP 12627983U JP 12627983 U JP12627983 U JP 12627983U JP S631402 Y2 JPS631402 Y2 JP S631402Y2
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JP
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iron core
iron
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yoke
movers
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JP12627983U
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JPS6033735U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は永久磁石を利用した電磁継電器に関
する。
周知のように、電磁石と永久磁石を組合せ、こ
れらの相互作用によつて可動子を駆動させ、接触
機構を切換える電磁継電器が種々開発されてい
る。
しかしながら、これら従来の電磁継電器は何れ
も可動子が1個であるため、切換え駆動し得る接
触機構、即ち、可動接片の数が限られてしまうも
のであつた。
そこで、このような場合、例えば同一構成の電
磁継電器を複数個組合せて使用することが考えら
れるが、使用する電磁継電器の数に比例して消費
電力が増加するため得策ではなかつた。
この考案は上記事情に基づいてなされたもので
あり、その目的とするところは、複数個の可動子
を同時に駆動して複数個の接触機構を切換え得る
とともに、消費電力を低減することが可能な電磁
継電器を提供しようとするものである。
以下、この考案の一実施例について図面を参照
して説明する。
第1図、第2図において、基板1には例えば透
明樹脂材からなるカバー2が取付けられる。基板
1の中央部には長手方向に沿つて有極電磁石3が
設けられる。この有極電磁石3は第3図に示す構
成となされている。
即ち、鉄芯11の中央部には鍔部41,42,
43を有する樹脂製のボビン40が設けられ、鍔
部41,42,43の相互間にはコイル12,1
3が同一方向に巻回される。前記鍔部41,4
2,43の側面部は切欠かれ、このうち、鍔部4
3,41の切欠部には第1,第2のヨーク14,
15の一端部が鉄芯11の他端部および一端部に
嵌合するよう設けられる。これらヨーク14,1
5の中央部141,151はコイル12,13の下
部側面に沿つてそれぞれ配設される。これら第
1、第2のヨーク14,15の他端部はそれぞれ
略凹字状に形成され、この起立部142,143
よび152,153がそれぞれ鉄芯11の一端部あ
るいは他端部の両側面から所定間隔離間して配置
される。また、第1、第2の可動子16,17は
樹脂材からなる枠体44,45の中央部に永久磁
石18,19がそれぞれ設けられ、これら永久磁
石18,19の両極にはそれぞれ鉄片20,21
および22,23が当接される。これら鉄片2
0,21および22,23は鉄芯11の一端部と
起立部142,143の相互間および鉄芯11の他
端部と起立部152,153の相互間にそれぞれ配
設される。また、前記第1、第2の可動子16,
17を構成する枠体44,45にはそれぞれ可動
子16,17の移動方向両端部に突起441,4
2,451,452が設けられる。さらに、この
枠体44,45には前記鍔部41,43にそれぞ
れ移動自在に係合される凹部443,453が設け
られる。
一方、前記コイル12,13の両側面近傍に位
置する基板1には第1図に示す如く端子51,5
2,53,54が設けられる。これら端子51〜
54には基板1の長手方向に沿つて配設され、接
触機構を構成する可動接片55,56,57,5
8の一端部が設けられる。これら可動接片55,
56,57,58の他端部両面部には接点59,
60,61,62がそれぞれ設けられる。これら
接点59〜62はそれぞれ基板1に設けられた端
子63,64,65,66,67,68,69,
70の相互間に位置されており、これら端子63
〜70には前記接点59〜62に接触可能な接点
71,72,73,74,75,76,77,7
8が設けられている。また、前記可動接片55〜
58は常時他端部が互いに接近する方向に弾性力
を有し、その中間部に第1、第2の可動子16,
17に形成された突起441,442,451,4
2がそれぞれ当接可能とされている。さらに、
基板1の端子51,53および52,54の中間
部にはコイル12,13のそれぞれ両端部が接続
される端子79,80,81,82が設けられて
いる。
上記構成において、第4図乃至第6図を用いて
動作について説明する。
コイル12,13が何れも励磁されていない場
合、第1、第2の可動子16,17が第1図およ
び第4図に示す位置にあり、可動接片55〜58
の接点59〜62はそれぞれ端子64,65,6
7,70の接点72,73,75,78に接触さ
れているものとする。また、永久磁石18,19
の極性は第4図に示す如くそれぞれ鉄片20,2
2側がS極、鉄片21,23側がN極であるとす
る。
この状態において、コイル12側が第5図に示
す極性で励磁されると、鉄芯11の一端部はN
極、他端部はS極に磁化される。ここで、第1の
ヨーク14にはS極、第2のヨーク15にはN極
がそれぞれ導びかれているため、鉄片20,23
はそれぞれ第1、第2のヨーク14,15と反発
し、鉄芯11と吸引し合う。また、鉄片21,2
2はそれぞれ鉄芯11と反発し、第1、第2のヨ
ーク14,15と吸引し合う。このため、第1、
第2の可動子16,17は第6図に示す如く動作
され、鉄片20,23が鉄芯11に吸引されると
ともに、鉄片21,22が第1、第2のヨーク1
4,15に吸引される。したがつて、可動接片5
5,58は第1、第2の可動子16,17におけ
る突起441,452によつて押圧駆動され、可動
接片56,57は自身の付勢力によつて復帰され
るため、可動接片55〜58の接点59〜62は
それぞれ接点71,74,76,77に接触され
る。この状態はコイル12を消磁した後も保持さ
れる。
次に、コイル13を第6図に示す如く、コイル
12とは逆方向に励磁すると、鉄芯11の一端部
はS極、他端部はN極に磁化される。このため、
第1、第2の可動子16,17は前記と同様の原
理によつて動作され、第1図、第4図に示す状態
に復帰される。
上記構成とすれば、鉄芯11の両端に生じる磁
極を第1、第2のヨーク14,15を用いて互い
に反対側の鉄芯11の両側面に導びき、鉄芯11
と第1、第2のヨーク14,15の相互間に配置
された第1、第2の可動子16,17を同時に駆
動可能としている。したがつて、第1、第2の可
動子16,17によつて同時に4個の可動接片を
駆動できる利点を有している。
また、鉄芯11の両端に発生される磁界を有効
に利用することが可能であるため、例えば従来の
ように同一構成の有極電磁石を2個用いてこの考
案のように2個の可動子を駆動する場合に比べて
消費電力を低減することができる。
さらに、第1、第2のヨーク14,15の中央
部141,151をコイル12,13の下部側面部
に沿つて配設しているため、形状の大型化を抑え
ることができる。
次に、この考案の他の実施例について説明す
る。尚、第7図、第8図において、第1図乃至第
3図と同一部分には同一符号を付し、異なる部分
についてのみ説明する。
第7図において第1図と異なるのは有極電磁石
90の構成である。この有極電磁石90は第8図
に示す如く、鍔部41,42,43の上面部およ
び下面部が切欠かれ、このうち鍔部43の下面部
および鍔部41の上面部の切欠き部には第1、第
2のヨーク14,15の一端部が鉄芯11の他端
部および一端部に嵌合するよう設けられる。これ
らヨーク14,15の中央部141,151はコイ
ル12,13の下面あるいは上面に沿つて配設さ
れる。これら第1、第2のヨーク14,15の他
端部に形成された起立部142,143および15
,153はそれぞれ鉄芯11の一端部あるいは他
端部の両側面から所定間隔離間され、且つ鉄芯1
1の下方あるいは上方から配設される。また、第
1、第2の可動子16,17は鉄片20,21あ
るいは22,23が鉄芯11の上方あるいは下方
から鉄芯11と起立部142,143あるいは15
,153の相互間に位置するよう配設される。
上記構成において、コイル12,13を適宜励
磁すると、前記実施例と同様に第1、第2の可動
子16,17が同時に駆動され、これとともに可
動接片55〜58が動作されて接触状態が切換え
られる。
このような構成としても上記実施例と同様の効
果を得ることができる。
尚、上記両実施例において、コイル12,13
の巻回方向は何れでもよい。さらにコイルを1個
として励磁方向を変えるようにしてもよい。
また、上記実施例はコイル12,13を消磁す
ると第1、第2の可動子16,17がそのままの
位置に保持される自己保持型電磁継電器とした
が、例えば可動接片55,58の付勢力を可動接
片56,57の付勢力より強くし、コイル12,
13を消磁した場合、常に第1図あるいは第7図
に示す状態に復帰する単安定型電磁継電器とする
ことも可能である。
その他、この考案の要旨を変えない範囲で種種
変形実施可能なことは勿論である。
以上、詳述したようにこの考案によれば、複数
個の可動子を同時に駆動して複数個の接触機構を
切換え得るとともに、消費電力を低減することが
可能な電磁継電器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図はこの考案に係わる電磁継電器
の一実施例を示すものであり、第1図は上面図、
第2図は側断面図、第3図は第1図、第2図の要
部を取り出して示す分解斜視図、第4図乃至第6
図はそれぞれこの考案の動作を説明するために示
すものであり、それぞれ異なる動作状態を示す構
成図、第7図はこの考案の他の実施例を示す上面
図、第8図は第7図の要部を取り出して示す分解
斜視図である。 1……基板、11……鉄芯、12,13……コ
イル、14,15……第1、第2のヨーク、1
6,17……第1、第2の可動子、18,19…
…永久磁石、20〜23……鉄片、55〜58…
…可動接片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中央部にコイルが巻回された鉄芯と、この鉄芯
    の一端部両側に所定間隔離間して先端部が位置さ
    れ、基端部が鉄芯の他端部に接続された第1のヨ
    ークと、前記鉄芯の他端部両側に所定間隔離間し
    て先端部が位置され、基端部が鉄芯の一端部に接
    続された第2のヨークと、永久磁石の両極にそれ
    ぞれ鉄片が設けられ、これら鉄片が前記鉄芯の一
    端部と第1のヨークの先端部相互間および鉄芯の
    他端部と第2のヨークの先端部相互間にそれぞれ
    移動自在に配設された第1、第2の可動子と、前
    記鉄芯の近傍に設けられ第1、第2の可動子の動
    作に応じてそれぞれ切換えられる接触機構とを具
    備したことを特徴とする電磁継電器。
JP12627983U 1983-08-15 1983-08-15 電磁継電器 Granted JPS6033735U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12627983U JPS6033735U (ja) 1983-08-15 1983-08-15 電磁継電器

Applications Claiming Priority (1)

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JP12627983U JPS6033735U (ja) 1983-08-15 1983-08-15 電磁継電器

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Publication Number Publication Date
JPS6033735U JPS6033735U (ja) 1985-03-07
JPS631402Y2 true JPS631402Y2 (ja) 1988-01-14

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ID=30287198

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JP12627983U Granted JPS6033735U (ja) 1983-08-15 1983-08-15 電磁継電器

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JPS6033735U (ja) 1985-03-07

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