JPS6023836Y2 - レコ−ドプレ−ヤにおける防振装置 - Google Patents

レコ−ドプレ−ヤにおける防振装置

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JPS6023836Y2
JPS6023836Y2 JP1976058465U JP5846576U JPS6023836Y2 JP S6023836 Y2 JPS6023836 Y2 JP S6023836Y2 JP 1976058465 U JP1976058465 U JP 1976058465U JP 5846576 U JP5846576 U JP 5846576U JP S6023836 Y2 JPS6023836 Y2 JP S6023836Y2
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JP
Japan
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sub
panel
plate
cabinet
elastic body
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JP1976058465U
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JPS52150302U (ja
Inventor
国男 阿部
Original Assignee
パイオニア株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はダイレクトドライブ方式のレコードプレーヤに
おける防振装置に関するものである。
近年ベルトやアイドラーを使用しないでターンテーブル
を直接回転させるダイレクトドライブ方式のレコードプ
レーヤにあってはターンテーブルが取付けられたサブパ
ネルと、これを支承するキャビネットとが直接力を及ぼ
し合う。
すなわちキャビネットはサブパネルを、またサブパネル
は反作用としてキャビネットを回転させようとする力が
互いに作用する。
この力は水平方向成分であるが、従来における防振装置
としては垂直方向成分の振動を吸収せんとするものであ
るため上記水平方向成分の振動を防止することは殆ど不
可能であった。
そこで近年この垂直方向成分の振動は勿論のこと水平方
向成分の振動も吸収せんとする防振装置が開発されてい
る。
例えば特開昭51−3690的公報がそれであるが、こ
の場合防振装置を支持体(本考案におけるキャビネット
に相当)の縁に沿って平行に取付けられている。
ところで上記した水平方向成分の振動はサブパネルの重
心位置を中心にして発生するものであるため、上記した
ような支持体の縁に平行に防振装置を取付けただけでは
完全に上記振動を防止することはできない。
本考案は叙上の点に鑑みて威されたもので、その目的と
するところは、サブパネルの重心位置より放射状に伸び
る線上に板状弾性体の長手方向を向け、これにより水平
方向成分の振動を完全に防止したレコードプレーヤにお
ける防振装置を提供するにある。
次に本考案の一実施例を図面と共に説明する。
1はブラシレスモーフ等のモータが取付けられると共に
このモータで直接的に回転駆動されるターンテーブル2
が載せられ、かつトーンアーム3が取付けられたサブパ
ネル、4は該サブパネル1が後述する防振装置Aを介し
て上面に取付けられるキャビネットにして、下面に公知
の弾性体による脚が取付けられている。
防振装置Aは第1,2図に示すように板状弾性体5と、
これをキャビネット4に取付けるための取付金具6とよ
り構成されている。
すなわち板状弾性体5はU字状、V字状、W字状、2字
状等(図にあってはU字状)に曲折されている。
そして一端51がサブパネル1の上面の下側にネジによ
って固定されている。
取付金具6はU字状に形成されると共にその開口部の折
曲片61.61がキャビネット4の上面の下側にネジ止
めされている。
またこの取付金具6の底面62に上記した板状弾性体5
の他端52がネジ止めされている。
これによってサブパネル1はキャビネット4に板状弾性
体5を介して支承される。
さらに取付金具6の底面62には延長折返片63が形成
され、これに下方より高さ調整ネジ7が螺合されていて
、その上端が板状弾性体5の下面に当接している。
従ってこの高さ調整ネジ7をネジ込めば板状弾性体5は
上方に彎曲され、これによってサブパネル1は上昇する
またこの調整によりバネ定数が変化するので、荷重のバ
ラツキも調整できる。
なお荷重のバラツキ調整は上記延長折返片63に複数個
のタップを設け、高さ調整ネジ7の位置をずらすことに
よっても行える。
それによってモータの種類およびレコードプレーヤの機
能のちがった製品においても共通の防振装置を利用する
ことができる。
3は板状弾性体5の折曲部内面に焼付は等の方法によっ
て塗布されたゴム等の粘弾性体である。
而して本考案にあっては取付金具6をサブパネル1の重
心、勿論このサブパネル1にはモータ、ターンテーブル
2、トーンアーム3等電ての装置が取付けられている状
態であって、これら全て含むサブパネル1の重心よりほ
ぼ放射方向に向けて取付けたので、板状弾性体5も第3
図に示すようにサブパネル1の重心より放射方向にその
長手方向が配置されるので、サブパネル1に回転力が生
じ、これがキャビネット4に作用し、あるいは上記とは
逆の反作用が働いても、その回転力は板状弾性体5に対
し直角方向より作用するので、この回転力に対して充分
なスチフネスを持ち、従って両者間の回転力は完全に遮
断され伝達されることはない。
また垂直方向成分の振動は板状弾性体5によって適度な
コンプライアンスと内部損失を持ち、従って完全に吸収
される。
なお上記防振装置Aは3個以上方向を違えて設けること
によりいずれの方向の振動に対しても良好な効果を得る
ことができる。
本考案は上記したようにU字状、V字状等に加工した板
状弾性体をサブパネルの重心位置より放射状に伸びる線
上にその長手方向を向けたことによって、サブパネルの
回転力がキャビネットに、またキャビネットよりの反作
用の回転力がサブパネルに伝達されることがなく、また
垂直方向成分の振動も良く吸収されることによって、S
/N及びハウリングに対し高い性能を得ることができる
等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案に係るレコードプレーヤにおける防振装置の
一実施例を示し、第1図は要部の正面図、第2図は同上
の側面図、第3図はレコードプレーヤ全体の平面図であ
る。 第4図はレコードプレーヤ全体の断面図である。 1・・・・・・サブパネル、4・・・・・・キャビネッ
ト、5・・・・・・板状弾性体。 Δム・す1皐刀

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. U字、V字状等に加工した少なくとも3個以上の板状弾
    性体の夫々の一端をキャビネットに固定すると共に他端
    をターンテーブルを支持したモータ及びトーンアームが
    取付けられたサブパネルに固定し、上記板状弾性体はサ
    ブパネル及びキャビネットを結ぶ方向で長手となるよう
    に構威し、かつ上記板状弾性体の長手方向を上記サブパ
    ネルの重心位置より放射状に伸びる線上に向けたことを
    特徴とするダイレクトドライブ方式のレコードプレーヤ
    における防振装置。
JP1976058465U 1976-05-11 1976-05-11 レコ−ドプレ−ヤにおける防振装置 Expired JPS6023836Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS52150302U JPS52150302U (ja) 1977-11-15
JPS6023836Y2 true JPS6023836Y2 (ja) 1985-07-16

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ID=28517635

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51303A (ja) * 1974-06-19 1976-01-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd Taanteeburusochi

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51303A (ja) * 1974-06-19 1976-01-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd Taanteeburusochi

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JPS52150302U (ja) 1977-11-15

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