JPS6023817Y2 - 自動録音レベル調整装置 - Google Patents
自動録音レベル調整装置Info
- Publication number
- JPS6023817Y2 JPS6023817Y2 JP6996379U JP6996379U JPS6023817Y2 JP S6023817 Y2 JPS6023817 Y2 JP S6023817Y2 JP 6996379 U JP6996379 U JP 6996379U JP 6996379 U JP6996379 U JP 6996379U JP S6023817 Y2 JPS6023817 Y2 JP S6023817Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- amplifier
- capacitor
- fet
- adjustment device
- level adjustment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、増幅器の利得を最適位置に設定する自動録音
レベル調整装置に関する。
レベル調整装置に関する。
一般にテープレコーダーにおいて適性な録音を行うため
には、入力信号レベルの高低によって増幅器の利得を調
節する必要があるが、従来、これを自動的に行う装置と
して、入力端と出力端との間に増幅器を挿設し、その増
幅器の入力端を可変インピーダンス素子、たとえばトラ
ンジスタなどを介して接地し、上記増幅器の出力レベル
に応じた直流電圧を得て、この直流電圧により上記イン
ピーダンス素子のインピーダンス値を制御して利得を適
性レベルに保持しようとするものが用いられている。
には、入力信号レベルの高低によって増幅器の利得を調
節する必要があるが、従来、これを自動的に行う装置と
して、入力端と出力端との間に増幅器を挿設し、その増
幅器の入力端を可変インピーダンス素子、たとえばトラ
ンジスタなどを介して接地し、上記増幅器の出力レベル
に応じた直流電圧を得て、この直流電圧により上記イン
ピーダンス素子のインピーダンス値を制御して利得を適
性レベルに保持しようとするものが用いられている。
しかし、この種装置では、入力信号レベルと共に徐々に
増幅器の利得が大きくなったり、小さくなったりして、
利得を長時間一定に保持することができず、従って入力
信号レベルの変化を忠実に録音することが出来ない。
増幅器の利得が大きくなったり、小さくなったりして、
利得を長時間一定に保持することができず、従って入力
信号レベルの変化を忠実に録音することが出来ない。
即ち出力信号レベルを一定に近づける方向に動作し、ダ
イナミックレンジが圧縮される。
イナミックレンジが圧縮される。
また、ピアニッシモが続く場合、時間と共に次第に音量
力状きくなるような欠点があり、音楽などの録音に不適
である。
力状きくなるような欠点があり、音楽などの録音に不適
である。
そこで、第1図に示す装置が考えられている。
即ち、入出力端間に増幅器21.22を直列に設け、後
段増幅器22の入力端をコンデンサ23を介して電界効
果型トランジスタ(以下FETと称す)24のドレイン
に接続し、ソースはコンデンサ25を介して接地し、増
幅器21の出力の一部がFET24のソース、ドレイン
間のインピーダンスに応じて分流するようにし、FET
24のソースにはバイアス電源電圧B2が与えられる。
段増幅器22の入力端をコンデンサ23を介して電界効
果型トランジスタ(以下FETと称す)24のドレイン
に接続し、ソースはコンデンサ25を介して接地し、増
幅器21の出力の一部がFET24のソース、ドレイン
間のインピーダンスに応じて分流するようにし、FET
24のソースにはバイアス電源電圧B2が与えられる。
増幅器22の出力の一部を抵抗31を通してダイオード
30で整流し、コンデンサ28、抵抗29からなる平滑
回路に供給し、その出力を手動スイッチ27を介してF
ET24のゲートに接続し、同ゲートはコンデンサ26
を介して接地される。
30で整流し、コンデンサ28、抵抗29からなる平滑
回路に供給し、その出力を手動スイッチ27を介してF
ET24のゲートに接続し、同ゲートはコンデンサ26
を介して接地される。
この装置では、手動スイッチ27を閉成したときFET
24のゲートには出力信号の平均値に応じた直流電圧が
印加されるので、FET24のソース・ドレイン間イン
ピーダンスをその直流電圧に応じた値に設定でき、また
コンデンサ26に上記直流電圧が蓄えられるから、その
後手動スイッチ27を開放してもコンデンサ26の電荷
は保持されるので、FET24は前記状態を保つ。
24のゲートには出力信号の平均値に応じた直流電圧が
印加されるので、FET24のソース・ドレイン間イン
ピーダンスをその直流電圧に応じた値に設定でき、また
コンデンサ26に上記直流電圧が蓄えられるから、その
後手動スイッチ27を開放してもコンデンサ26の電荷
は保持されるので、FET24は前記状態を保つ。
従ってこの装置の総合利得は手動スイッチ27を閉成し
たときの出力信号レベルによって設定されて、手動スイ
ッチ27が開放のとき固定されるので設定された利得が
入力信号に左右されず、入力信号のダイナミックレンジ
は維持できる。
たときの出力信号レベルによって設定されて、手動スイ
ッチ27が開放のとき固定されるので設定された利得が
入力信号に左右されず、入力信号のダイナミックレンジ
は維持できる。
しかしながら、この装置では始動に際し手で手動スイッ
チの開閉を操作しなければならないので極めてわずられ
しく、また誤操作のおそれもある。
チの開閉を操作しなければならないので極めてわずられ
しく、また誤操作のおそれもある。
このため、上記手動スイッチ27を、周期的ニ、例えば
テープレコーダのピンチローラの回転周期に同期させて
、自動開閉する手段におきかえることが提案されている
が、周期が比較的短い場合は、総合利得はやはり入力信
号レベルの変化に従って変化するので出力信号のダイナ
ミックレンジがおさえられる。
テープレコーダのピンチローラの回転周期に同期させて
、自動開閉する手段におきかえることが提案されている
が、周期が比較的短い場合は、総合利得はやはり入力信
号レベルの変化に従って変化するので出力信号のダイナ
ミックレンジがおさえられる。
又、周期が長い場合、スイッチが開放から閉成に変った
とき利得が階段状に変化腰従って音量が階段的に変化す
るという欠点がある。
とき利得が階段状に変化腰従って音量が階段的に変化す
るという欠点がある。
本考案は、以上の諸欠点を除去するもので、録音の初め
から一定時間内に自動的に最適利得を設定し、以後その
利得に固定することで、入力信号のダイナミックレンジ
を忠実に伝達する自動録音レベル調整装置を提供するも
のである。
から一定時間内に自動的に最適利得を設定し、以後その
利得に固定することで、入力信号のダイナミックレンジ
を忠実に伝達する自動録音レベル調整装置を提供するも
のである。
以下、本考案を第2図に従って説明する。
入力抵抗1と増幅器2の接続点をコンデンサ3を介して
入力信号に対しインピーダンス可変素子を形成するFE
T4のドレインに接続し、該FET4のソースはコンデ
ンサ5を介して接地すると共にバイアス電源電圧坊が印
加される。
入力信号に対しインピーダンス可変素子を形成するFE
T4のドレインに接続し、該FET4のソースはコンデ
ンサ5を介して接地すると共にバイアス電源電圧坊が印
加される。
増幅器2の出力の一部を整流回路8に加え、整流回路8
の出力をスイッチ回路(例えばFET7aとソースゲー
ト間バイアス抵抗7bよりなる。
の出力をスイッチ回路(例えばFET7aとソースゲー
ト間バイアス抵抗7bよりなる。
)7を介して前記FET4の制御電極であるゲートに加
え、該ゲートはコンデンサ6を介して接地する。
え、該ゲートはコンデンサ6を介して接地する。
9はタイマーであって、例えば、コレクターが前記スイ
ッチ回路FET7aの制御電極であるゲートに接続され
エミッターが制御電源(−E)に接続されたNPN )
ランジスタ9eのベースをPNP )ランジスタ9dの
コレクターに接続する。
ッチ回路FET7aの制御電極であるゲートに接続され
エミッターが制御電源(−E)に接続されたNPN )
ランジスタ9eのベースをPNP )ランジスタ9dの
コレクターに接続する。
PNP )ランジスタ9dのベースは接地し、エミッタ
ーはコンデンサ9Cを介して接地すると共にダイオード
9aと抵抗9bの直列回路を整流回路8の出力点との間
に接続する。
ーはコンデンサ9Cを介して接地すると共にダイオード
9aと抵抗9bの直列回路を整流回路8の出力点との間
に接続する。
9fはリセットスイッチであって、録音待機中は閉成さ
れ、録音開始と連動して開放される。
れ、録音開始と連動して開放される。
さて、このような構成において、録音開始によって入力
信号は増幅器2によって増幅されるが、その出力の一部
が整流回路8で整流され、得られた直流電圧がスイッチ
回路7を経てコンデンサ6を充電(充電時間数lOr′
rISeC)シ、FET4のゲートに加えられるので、
該FET4のソースドレイン間インピーダンスをその直
流電圧に応じた値に設定でき、本装置の総合利得が定ま
る。
信号は増幅器2によって増幅されるが、その出力の一部
が整流回路8で整流され、得られた直流電圧がスイッチ
回路7を経てコンデンサ6を充電(充電時間数lOr′
rISeC)シ、FET4のゲートに加えられるので、
該FET4のソースドレイン間インピーダンスをその直
流電圧に応じた値に設定でき、本装置の総合利得が定ま
る。
この場合放電時間は数分で、充電時間に比し充分長くし
であるので、直流電圧の一定時間内の最大レベルによっ
てコンデンサ6に充電された値が保持される。
であるので、直流電圧の一定時間内の最大レベルによっ
てコンデンサ6に充電された値が保持される。
一方、録音開始と同時に、整流回路8の出力直流電圧の
一部がダイオード9a、抵抗9bを通じてコンデンサ9
Cを充電し始め、一定時間(例えば1分間に設定)後に
トランジスタ9dが導通し、従ってトランジスタ9eが
導通して、制御電源(−E)の制御電圧がスイッチ回路
7のFET7aのゲートに加わってFET7aのソース
ドレイン間を遮断する。
一部がダイオード9a、抵抗9bを通じてコンデンサ9
Cを充電し始め、一定時間(例えば1分間に設定)後に
トランジスタ9dが導通し、従ってトランジスタ9eが
導通して、制御電源(−E)の制御電圧がスイッチ回路
7のFET7aのゲートに加わってFET7aのソース
ドレイン間を遮断する。
かくて、コンデンサ6に充電された前記直流電圧は、そ
の後FET4のゲートに長時間供給されつづけ、本装置
の総合利得が固定される。
の後FET4のゲートに長時間供給されつづけ、本装置
の総合利得が固定される。
以上の如く、録音開始から一定時間(例えば1分間)内
の信号の最大レベルによってコンデンサ6の充電が保持
され、即ち最適レベルを決め、その充電電圧がそれほど
減衰しない状態でタイマー9を作動させてその後その最
適レベルを長時間(従来装置が数用秒乃至数分程度であ
ったものが本考案装置では1時間程度が可能)保持する
ので、本考案装置は、手動操作のわずられしさがなく自
動的に入力信号のレベル変化を忠実に録音することがで
き、実用上極めて有用である。
の信号の最大レベルによってコンデンサ6の充電が保持
され、即ち最適レベルを決め、その充電電圧がそれほど
減衰しない状態でタイマー9を作動させてその後その最
適レベルを長時間(従来装置が数用秒乃至数分程度であ
ったものが本考案装置では1時間程度が可能)保持する
ので、本考案装置は、手動操作のわずられしさがなく自
動的に入力信号のレベル変化を忠実に録音することがで
き、実用上極めて有用である。
第1図は従来装置の電気回路図、第2図は本考案装置−
実施例電気回路ブロック図である。 2は増幅器、4は電界効果型トランジスタ、6はコンデ
ンサ、7はスイッチ回路、8は整流回路、9はタイマー
である。
実施例電気回路ブロック図である。 2は増幅器、4は電界効果型トランジスタ、6はコンデ
ンサ、7はスイッチ回路、8は整流回路、9はタイマー
である。
Claims (1)
- 増幅器2と、当該増幅器2の入力側に接続され入力信号
に対しインピーダンス可変素子を形成する電界効果型ト
ランジスタ4と、当該電界効果型トランジスタ4の制御
電極と接地間に接続されたコンデンサ6と、前記増幅器
2の出力を整流する整流回路8と、当該整流回路8の出
力電圧を前記コンデンサ6に印加するスイッチ回路7と
、前記整流回路8の出力電圧によって一定時間後に制御
電圧を前記スイッチ回路7の制御電極に加えて当該スイ
ッチ回路7を開放するタイマー9とを具備せる自動録音
レベル調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6996379U JPS6023817Y2 (ja) | 1979-05-23 | 1979-05-23 | 自動録音レベル調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6996379U JPS6023817Y2 (ja) | 1979-05-23 | 1979-05-23 | 自動録音レベル調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55169622U JPS55169622U (ja) | 1980-12-05 |
JPS6023817Y2 true JPS6023817Y2 (ja) | 1985-07-16 |
Family
ID=29303736
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6996379U Expired JPS6023817Y2 (ja) | 1979-05-23 | 1979-05-23 | 自動録音レベル調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6023817Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102116960B1 (ko) * | 2019-10-15 | 2020-05-29 | (주)인성엔지니어링 | 고압류 회전 연결장치 |
-
1979
- 1979-05-23 JP JP6996379U patent/JPS6023817Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102116960B1 (ko) * | 2019-10-15 | 2020-05-29 | (주)인성엔지니어링 | 고압류 회전 연결장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55169622U (ja) | 1980-12-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0547026B2 (ja) | ||
JPS6023817Y2 (ja) | 自動録音レベル調整装置 | |
JPS5935912Y2 (ja) | ラジオ付テ−プレコ−ダ−のalc回路 | |
US4912577A (en) | Tracking apparatus for VCR | |
JPS584326Y2 (ja) | トランジェントキラ−回路 | |
JPS6312434Y2 (ja) | ||
JPS6325532Y2 (ja) | ||
JPS604305Y2 (ja) | ミユ−テイング回路 | |
JPS5932028Y2 (ja) | テ−プレコ−ダ−のミユ−ティング回路 | |
JPH0244340Y2 (ja) | ||
JPS6012707B2 (ja) | 録音レベル制御装置 | |
JPS6035296Y2 (ja) | テレビジヨン受像機等の遠隔音量調整装置 | |
JPH0215379Y2 (ja) | ||
JPS5827437Y2 (ja) | ラジオ付テ−プレコ−ダの録音バイアス発振回路 | |
JPS6017046Y2 (ja) | テ−プレコ−ダ−のミユ−テイング回路 | |
JPH0233329Y2 (ja) | ||
JPS596005Y2 (ja) | 電源オン、オフ時のミユ−ティング | |
JPS6143299Y2 (ja) | ||
JPH0722433B2 (ja) | コンデンサマイクの電源回路 | |
KR850003060Y1 (ko) | 자동선곡장치의 무녹음 제어회로 | |
JPS5817208Y2 (ja) | アナログ量表示装置のドライブ回路 | |
JPS624893Y2 (ja) | ||
JPH0320891Y2 (ja) | ||
JPH0641380Y2 (ja) | ショック音防止回路 | |
JPH0136342Y2 (ja) |