JPS60233051A - 2−クロル−5−ニトロベンゼンスルホンアミドの製造方法 - Google Patents

2−クロル−5−ニトロベンゼンスルホンアミドの製造方法

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JPS60233051A
JPS60233051A JP8985084A JP8985084A JPS60233051A JP S60233051 A JPS60233051 A JP S60233051A JP 8985084 A JP8985084 A JP 8985084A JP 8985084 A JP8985084 A JP 8985084A JP S60233051 A JPS60233051 A JP S60233051A
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chloro
phosphorus oxychloride
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excess
nitrobenzenesulfonamide
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Tetsushi Aono
青野 哲士
Mamoru Endo
護 遠藤
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Daicel Corp
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Daicel Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発IMは2−クロル−5−二トロベンゼンスルホンア
ミドの製造方法、さらに詳しくは2−クロル−5−ニト
ロベン場ンスルホン酸す1リウムを、過剰のオキシ塩化
リンで2−クロル−5−ニトロベンゼンスルホン酸クロ
ライ)”、l!−L、次に有機媒体として、沸点範囲1
20〜300℃を有するグリコ−〃エーテル又は脂肪族
、脂環式あるいは芳香族の炭化水素を加えた後、過剰の
オキシ塩化リンを留去、置換し、続いて、アンモニア水
で反応することを特徴とする2−クロル−5−=)ロベ
ンゼンスルホンアミドの製造方法に関するものである。
2−クロル−5−二トロベンゼンアミ)”ハ動物用医薬
品の原体どして近年になって需要を伸ばしつつある化学
物質である。
従来s 2− クロル−5−二トロベンゼンスルホ/ア
ミドの製造法では、2−クロル−6−二トロベンゼンス
ルホン酸t−i料とし、クロルスルホン酸を使用して2
−クロル−5−二トロベンゼンスルホン酸クロライドを
得、次いでアンモニア水を加えて合成されることが知ら
れている(特開昭53−65884公報)。しかし、こ
の方法(前半)(第1段反応)は反応終了後、氷水に注
ぎ入れる必要があり、工業規模では大きな危険を伴な〜
Z。
又、収率も低いので、実用上工業的方法とは言い難い。
また、ベンゼンスルホン酸するいはベンゼンスルホン酸
ナトリウムを原料とし、オキシ塩化リン。
三塩化リン、五塩化リン及びチオニルクロライド等のク
ロ、ル化剤を使用して2−クロル−5−二トロベンゼン
スルホン酸クロライドを得ることも知られている。(実
験化学講座20巻80頁=丸善)しかし、この場合も反
応終了後、氷水に注ぎ入れる方式で工業的な方法とは言
・い難い。
本発明者等は鋭意検討を重ねた結果、2−クロル−5−
二トロベンゼンスルホンデミドの新規な工業的製造法を
見い比したものである。
即ち、本発明1の方法は安価に入手可能な2−クロル−
5−二トロベンゼンスルホン酸ナトリウムを出発原料と
し、これを過剰のオキシ塩化リンでクロル化シて、2−
り0ルー6−二トロベンゼンスルホン醗クロライドのス
ラリーを得る(第1段反応)、。次に、過剰のオキシ塩
化リンを回収するKmし、置換溶媒として特定の有機媒
体を加えた後ニ、オキシ塩化リンを留去する。続いて、
ここで?iれた2−クロル−5−二トロベンゼンスルホ
/fRクロライドのスラリーをアンモニア水でアミ)”
化Lテ、2− クロル−5−二トロベンゼンスルホンア
ミドを合成する(第2段反応)1方法である。
本発明の特徴は特定の有機媒体の使用及びその使用場所
によって一貫した適度なスラリ・−状態での反応及び円
滑な2工程の結合を導き出した工業的に極゛めて優れた
プロセスにある。
具体的には、第1段反応後、オキシ塩化リン(第1段反
応での溶媒でもある)の置換溶媒として特定の有機媒体
を用いることで、オキシ塩化97を留去した後に、2−
クロル−5−二トロベンゼンスルホン酸クロライドが固
化するのを防いでいること。さらに1第2段反応後、こ
れを遠心分離でP別したP液から分相するだけで容易忙
回収、リサイクル出来ることである。
本発明における反応式は次の如(想定される。
〈第1段反応〉 N Ox、 トクロル−6−ニトロヘ<ゼ/ オキシ塩化リンスルホ
ン酸ナトリウム 2−クロル−5−二トロベンゼン スルホン酸クロライド 〈第2段反応〉  02 \ 2−クロル−6−二トロベンゼン スルホンアミド 本発明に適用、される有機媒体としては、沸点範囲12
0〜300℃を有するグリコールエーテル又は脂肪族、
脂環式あるいは芳香族炭化水素が挙ケラれ、具体的には
エチレングリコールジエチルシクロヘキ会キシレン、ク
メン等が例示される。
さらに上記範ちゅうに入いる同ハロゲン化物、例 ゛え
ば、テトラクロルエタン等も使用できる。この中、経済
的には沸点的200℃を有する炭化水素系石油留分1例
えば潤滑油(市販品)が好ましい。 ゛有機媒体の使用
量は対象液のスラリー濃度が適 □度(約30チ)とケ
るように選ばれるが、原料2−クロルー5−二トロベン
ゼンスルホン酸ナトリウムに対して2〜4重量倍が適当
である。なお、第1段反応に直接この有機媒体を使用す
るとき、該反応は全く進行せず不可である。
本発明における各反応は固体を中心とした固液反応であ
り、工業化技術上は煩雑で、且つ面倒な問題を伴うが、
通常次の操作条件が採用される。
第1段反応ではオキシ塩化リンの使用量は原料2−クロ
ル−5−二トロベンゼンスルホン酸ナトリウムに対して
5〜10モル倍(過剰−)が適当である。温度は還流温
度(約110℃)で実施される。
第2段反応では稀釈水の使用量は対象液に対して同−容
量倍が適当であり、ここで残存していたオキシ塩化リン
が完全に消滅される。さらにアンモニア水の使用量は中
間体、2−クロル−5−二トロベンゼンスルホン酸クロ
ライドに対して5〜10モル倍(過剰)が適当である。
温度は還流温度(約110℃)で実施される。
かくして得られた目的物2−クロル−5−二トロベンゼ
ンスルホンアミドを含む粗液は常法に従ってr過水法及
び乾燥を経て製品化される。なお必要、に応じて、活性
炭処理、メタノール再結晶等によって一層高品位の製品
とすることができる。
以下、本発明を実施例及び比較例によってさらに具体的
に説明するが、これによって本発明は何ら限定されるも
のではない。
実施例1゜ 攪拌機付500rrtlフラスコを使用して、2−クロ
ル−5−二トロベンゼンスルホン酸ナトリウム50g(
0193モル)及びオキシ塩化リン20017 (1,
32モル)を投入して油浴上で還流下(約110℃)2
0時間加熱した。
反応後、有機媒体として炭化水素系石油留分(沸点20
0〜260℃)(A社製潤滑油)100gを加え、再加
熱して過剰のオキシ塩化リンを留去(回収)した。
続いて、水300.9で稀釈した後、23%アンモニア
水s o g (i、 o sモル)を加えて油浴上で
還流下(約110℃)30分間加熱した。
次に、冷却後常法に従ってf過、水洗し、さらに100
℃×8時間、減圧乾燥させて、淡黄色結晶37g(01
56モル)を得た。(収率8α8チ)この結晶は質量分
析及びH−NMRから2−クロル−5−二トロベンゼン
スルホンアミドであることを確認した。
比較例1゜ 特開昭58−65884公報記載の方法(有機媒体ナシ
)に従って、2−クロル−5−二トロベンゼンスルホン
酸101!9(0,042モル)に、クロルスルホン酸
50.9 (0,429モル)を加えて、5時間反応さ
せた。後、氷水500gに注入して2−クロル−5−二
トロベンゼンクロライドを得た。
続いて%r別したr滓に28チアンモニア水10g(0
165モル)を加え、1時間反応させた。後、r別し乾
燥して、2−クロル−5−二トロベンゼンスルホンアミ
)” 4.49 (α019モル)を得た。(収率44
.3%) この方法によると危険物取扱い上、禁水物質テするクロ
ルスルホン酸を氷水に注入する操作があり、実験室的に
も工業的にも極めて危険である。しかも収率は非常に低
い。
比較例2゜ 実施例1において、炭化水素系石油留分を第1段反応開
始前から加えて、同様の操作を行なったが、目的とする
2−クロル−5−二トロベンゼンスルホンアミドは得ら
れなかった。
実施例2〜4 実施例1において有機媒体として表1に示した化合物2
00gを使用した以外、同様な操作を行ない、次の結果
(表1)を得た。
表 1 特許出願人 ダイセル化学工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 2−クロル−5−二トロベンゼンスルホン酸ナトリウム
    を、過剰のオキシ塩化リンで2−クロル−5−二トロベ
    ンゼンスルホン酸クロライドとし、次に有機媒体として
    、沸点範囲120〜300℃を有するグリコールエーテ
    ル又は脂肪族、脂環式あるいは芳香族の炭化水素を加え
    た後、過剰のオキシ塩化リンを留去、置換し、続いて、
    アンモニア水で反応することを特徴とjる2−10ルー
    5−二トロベンゼンスルホンアミドの製造方法。
JP8985084A 1984-05-04 1984-05-04 2−クロル−5−ニトロベンゼンスルホンアミドの製造方法 Granted JPS60233051A (ja)

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