JPS602281Y2 - 補強土構造 - Google Patents

補強土構造

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JPS602281Y2
JPS602281Y2 JP11309180U JP11309180U JPS602281Y2 JP S602281 Y2 JPS602281 Y2 JP S602281Y2 JP 11309180 U JP11309180 U JP 11309180U JP 11309180 U JP11309180 U JP 11309180U JP S602281 Y2 JPS602281 Y2 JP S602281Y2
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JP
Japan
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embankment
wall
reinforced soil
soil structure
anchor
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JP11309180U
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JPS5738850U (ja
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禎三 津田
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  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は補強土構造に関するものであり、該構造につい
ては従来特公昭４４−２５１７４号、特公昭絽−１１６
０１号等が公知である。
本考案はより安価且つ施工性のよい補強土構造の提供を
目的とし、以下本考案を図面に示す実施例に従い説明す
る。
第１図は本考案の補強土構造を示し、該補強土構造は傾
斜した地面Ｇ上の盛土Ｈに適用したものである。
すなわち該補強土構造は地面Ｇ上に盛られた盛土Ｈと、
該盛土Ｈの法面を保持する壁１と、鉄壁１に取付けられ
盛土Ｈ中に埋込まれた複数のアンカー帯４，４・・・と
、該アンカー帯４，４・・・の後端が掛けられた複数の
引張り棒５，５・・・とを有する。
第２図は壁１の詳細を示し、鉄壁１はコンクリート等か
らなる長方形の壁パネル２，２・・・を上下左右に密着
してなる。
壁パネル２，２・・・の各々の背面（第２図は正面を示
す）には第３図及び第４図に詳細が示される様に鋼棒等
からなる取付リング３，３・・・が上方及び下方に各々
２ケずつ装着される。
壁パネル２，２・・・が上下左右に密着された状態で上
方及び下方の取付リング３，３・・・は各々水平方向に
一列に並ぶことになる。
この取付リング３，３・・・の各水平方向列毎にアンカ
ー帯４が連続的に掛けられる。
アンカー帯４は合成樹脂、金属等から作られ、例えばポ
リエステル繊維ををポリエチレンの鞘に入れたものから
なる。
取付リング３，３・・・に連続的に掛けられたアンカー
帯４の後端は鋼等からなる引張り棒５に掛けられる。
すなわちアンカー帯４は取付リング３，３・・・の水平
方向列と引張り棒５の間を往復してら線状に巻付けられ
ることになる。
本考案の補強土構造は以上の構成でありその施工方法は
次の通り。
すなわち最下列の壁パネル２，２・・・を設置し、該壁
パネル２，２・・・の上下の取付リング３，３・・・の
水平方向列の各々についてこれらと引張り棒５の間を往
復してアンカー帯４を連続的に掛ける。
次に各々のアンカー帯４が掛けられた引張り棒５を後方
に引張り該アンカー帯４に張りを与える。
次に壁パネル２，２・・・と地面Ｇとの間に盛土Ｈを入
れて締め固める。
次に最下列の壁パネル２，２・・・上に次列の壁パネル
２，２・・・を設置して同様の作業をする。
以上を繰返して所定の高さまで壁パネル２，２・・・及
び盛土Ｈを形成する。
本考案の補強土構造は以上の構成・施工方法でありその
作用は次の通り。
すなわち壁パネル２，２・・・の取付リング３，３・・
・の各水平方向列毎に連続的に掛けられたアンカー帯４
，４・・・は盛土Ｈ内の土圧により摩擦力を受ける。
この摩擦力によりアンカー帯４と盛土Ｈは一体化した特
公昭４４−２５１７４号に示される補強土（Ｒｅｉｎｆ
ｏｒｃｅｄ Ｅａｒｔｈ）を形威し、これは土が本来有
している剪断抵抗力にあたかも粘着力が備わった複合体
としての特性を持つ。
一方壁１は補強土の法面を被覆して法面付近の盛土Ｈの
こぼれ出しを防止することになる。
本考案の補強土構造は以上の構成・施工方法及び作用に
おいて次の効果を有する。
（１）本考案の補強土構造は実用新案登録請求の範囲に
記載した構成であり、特に壁１の背面の取付リング３，
３・・・の水平方向列と引張り棒５の間を往復して連続
的にアンカー帯４を掛けるためボルト等で盛土Ｈに埋込
む補強帯を１本ずつ壁１に取付ける従来の方法に比較し
て極めて施工性がよく、その結果コストも安い。
（２）本考案の補強土構造は同上の構成であり、特にア
ンカー帯４は引張り棒５に掛けられるため施工時の該ア
ンカー帯４に張りを与える作業の際には該引張り棒５の
後方に引張るだけでその列について一度に張りを与える
ことが出来施工性が極めてよく、その結果コストも安い
。
【図面の簡単な説明】
第１図は本考案の補強土構造を用いた盛土の側面断面図
、第２図は同上壁の正面図、第３図は同上アンカー帯を
取付けた壁パネルの側面図、第４図は第３図４−４断面
図。 １・・・壁、２・・・壁パネル、３・・・取付リング、
４・・・アンカー帯、５・・・引張り棒、Ｇ・・・地面
、Ｈ・・・盛土。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 法面を壁１により保持された盛土Ｈと、鉄壁１の背面に
    装着された取付リング３，３・・・と、該取付リング３
    ，３・・・の水平方向列毎において該水平方向列と引張
    り棒５の間を往復してら線状に巻付ける等連続的に掛け
    られて盛土Ｈに埋込まれて設置されたアンカー帯４，４
    ・・・とからなる補強土構造。
JP11309180U 1980-08-08 1980-08-08 補強土構造 Expired JPS602281Y2 (ja)

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JP11309180U JPS602281Y2 (ja) 1980-08-08 1980-08-08 補強土構造

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JPS5738850U JPS5738850U (ja) 1982-03-02
JPS602281Y2 true JPS602281Y2 (ja) 1985-01-22

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007046142A1 (ja) * 2005-10-19 2007-04-26 Maeda Kosen Co., Ltd. 擁壁盛土構造体

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