JPH02219527A - 樹木の支持旋工方法 - Google Patents

樹木の支持旋工方法

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JPH02219527A
JPH02219527A JP1038879A JP3887989A JPH02219527A JP H02219527 A JPH02219527 A JP H02219527A JP 1038879 A JP1038879 A JP 1038879A JP 3887989 A JP3887989 A JP 3887989A JP H02219527 A JPH02219527 A JP H02219527A
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wire
planting hole
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Yukio Kida
幸男 木田
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Toho Perlite Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は樹木の支持施工方法、さらに詳しくは、公園、
舗道、その他博覧会場等で、人為的に植設される樹木を
支持しながら施工するための樹木の支持施工方法、とり
わけ、施工地の地盤が、新たな埋立やゴミの集積等のた
め、軟弱である場合の樹木の支持施工方法に関する。
(従来の技術) 従来、本発明に最も近似する先行技術として、本件出願
人による特開昭63−87919号に係る樹木の支持施
工方法がある。
すなわち、この支持施工方法は、第9図に示すように、
先ず、予め地面に形成された植穴4内に根鉢3を収納し
、樹木1の根元部2に根元用ワイヤー27を二重以上に
巻装し、この根元用ワイヤー27に掛止された張設用ワ
イヤー20を前記根鉢3に掛け回すとともに、植穴4の
底壁面5に打ち込まれたアンカー21に掛止し、更に、
該ワイヤー20に介在するウィンチ24によって、該ワ
イヤー20に張力を生ぜしめ全体として樹木を支持固定
する方法である。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記の従来の方法においては次のような
問題点が生じていた。
すなわち、植穴4の底壁面5に打ち込まれるアンカー2
1は外開き可能な2枚のアンカー抵抗板17を有し、打
ち込みの安定的確保が図られてはいるが、外力、とりわ
け、アンカーの長さ方向の外力に対してはその抵抗性が
低く、従って、例えば、新たな埋立地やゴミの集積跡地
等、支持地盤が軟弱な施工地においては、特にその抵抗
性に問題があった。
本発明は上述のような問題点を解決し、上記のような支
持地盤が軟弱な施工地においても適用しうるような樹木
の支持施工方法を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、このような目的を達成すべく上記課題を解決
せんとしてなされたものである。その課題を解決するた
めの手段は、予め地面に形成された植穴4内に根鉢3を
収納するとともに、該根鉢3に紐材を掛け回わして根鉢
3を固定し、且つ、前記植穴4を土等により閉塞して前
記根鉢3を地中に埋設することにより植設される樹木の
支持施工方法において、前記根鉢3と植穴4の底壁面5
との間に、該根鉢3を載置するための根鉢用載置材を介
装し、且つ、前記根鉢3に掛け回わされた紐材の端部を
前記根鉢用載置材に掛止し、しかも、該根鉢用載置材の
端部を前記植穴4の側壁面6に打ち込まれた固定杆8に
連結することにより樹木の根元部2を支持して施工する
ことにある。
(作用) すなわち、このような構成なるために、前記紐材を張設
すると、該紐材は根鉢3と植穴4の底壁面との間に介装
された根鉢用載置材とに掛け回わされているため、該根
鉢用載置材と根鉢3とは、該紐材に生ずる張力により緊
張状態で連結され、且つ、固定されることとなる。この
場合において、樹木を傾倒させるような外力が樹木に加
わっても、該根鉢用載置材は植穴4の側壁面に打ち込ま
れた固定杆8に連結されてなるため、樹木は外力に対し
ても安定した状態で、且つ、確実に支持施工されるので
ある。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面に従って説明する。
先ず、第1図及び第2図のように、地面、とりわけ、上
層部7は比較的安定堅固なるも、下層部9が、ゴミの集
積等のため、軟弱であるような施工地に、予め形成され
た植穴4の側壁面6aの下部に固定杆8を打ち込み、ま
た、該側壁面6aと対面する側壁面6bの下部にも固定
杆を打ち込む。同様にして、側壁面6C及び6dの下部
にも固定杆を打ち込む。
次に、第2図及び第3図のように、側壁面6aの下部に
打ち込まれた前記固定杆8に、植穴の辺長と略同長の2
本−組の鉄製パイプ13.13の一端側を、該2本の鉄
製パイプで該固定杆8の両側を挟持するように、2個の
クランプ18.18で連結する。
同様にして該2本の鉄製パイプ13.13の他端側を、
該側壁面6aに対面する側壁面6bの下部に打ち込まれ
た固定杆に連結する。更に、同様にして第5図および第
6図に示すように、前記植穴4の底壁部に、複数組(当
例の場合は6組)の該鉄製パイプを直交するように形成
し、各鉄製パイプが相互になす各交点15を番線19に
て結束し井桁14を構成する。この場合において、該結
束は第6図のように、番線を十字型に交差させてなされ
る。
次に、第7図のように、固定杆8と鉄製パイプ13との
各連結部を連続して覆うように抵抗板16を前記井桁の
四辺に沿って据え、且つ、該抵抗板と前記各連結部とを
番線19にて結束する。この場合において、該結束は第
7図のように、番線を十字型に交差させてなされる。
次に、第8図のように、根鉢3を前記井桁14の上に載
置し、樹木1の根元部2と、根鉢3の略直下の鉄製パイ
プ13とを張設用ワイヤー20にて連結する。この際、
第8図に示すように、根鉢3を張設用ワイヤー20の該
根鉢3への食い込みから保護するために保護パット26
が根鉢3の肩部25に添えられる。前記の根元部2と張
設用ワイヤー20との連結について、より詳しく述べれ
ば次の通りである。すなわち、第8図のように、前記樹
木1の根元部2に、多数のブロック片22160.を配
置し、そのブロック片2210080.の外側に1本の
根元用ワイヤー27を、少なくとも2重以上に巻装し、
該根元用ワイヤー27に取りつけられた止め具23に張
設用ワイヤー20を掛止するのである。また、前記の鉄
製パイプ13と張設用ワイヤー20との連結は、略馬蹄
形の掛止具11、及び、輪状のワイヤーlOによってな
される。すなわち、第4図のように、上記掛止具の上端
部のローラ12aに張設用ワイヤー20を、そして、下
端部の軸12bに、前記鉄製パイプ13に掛け回された
輪状のワイヤーを掛け回してなされる。
次に、前記張設用ワイヤー20の両端を連結してなるウ
ィンチ24によって該張設用ワイヤー20に張力を生ぜ
しめる。そして、その張力によって前記根鉢3が支持さ
れるとともに、前記張設用ワイヤー20の張力が前記根
元用ワイヤー27にも作用し、該根元用ワイヤー27が
前記樹木1の根元部2に圧接されて該根元部2が圧接支
持されることとなるのである。
このようにして樹木lの根元部2を支持した後、植穴4
内に土等を埋める。かくして、公園、舗道、その他博覧
会場等、とりわけ、上層部7は比較的安定堅固なるも、
下層部9が、ゴミの集積等のため、軟弱であるような施
工地においても樹木の支持施工が安定、且つ、確実にな
されうるのである。
尚、上記実施例における、固定杆8の打ち込みから張設
用ワイヤー20の緊張に至る作業の手順については、必
ずしもこれに限定されるものではない。すなわち、作業
性等を考慮し、この手順を適宜変えることは勿論可能で
ある。
更に、上記実施例では、根鉢用載置材として鉄製パイプ
にて構成される井桁を使用しているが、該根鉢用載置材
の種類はこの井桁に限定されるものではなく、要は、根
鉢3と植穴4の底壁面との間において、該根鉢3を載置
し得、固定杆8及び張設用紐材との連結が可能なもので
あればよいのである。また、前記井桁を構成する鉄製パ
イプの本数及び組数も根鉢の載置に耐えれば当実施例の
6組12本に限定されるものではない。更に、その材質
も、所定の強度や耐腐食性があれば、鉄に限定されるも
のではない。
更に、固定杆8と根鉢用載置材との連結手段について、
該実施例では、2個のクランプにてなしているが、連結
手段はこれに限定されるものではなく、要は、固定杆8
と根鉢用載置材とが確実、且つ、容易に連結されればよ
いのである。
更に、該実施例では、張設用、根元用等の紐材としてワ
イヤーを使用しているが、柔軟、堅固にして、且つ、所
定の耐腐食性や作業性があれば、これに限定されるもの
ではない。また、材質も金属性、合成樹脂製等問うもの
ではない。
更に、該実施例では、紐材を根鉢用載置材に掛止する手
段として、輪状のワイヤー10、及び、掛止具11を介
して連結しているが、掛止手段はこれに限定されるもの
ではな(、要は、狭い植穴内の該掛止の作業が容易にな
されうればよいのである。
更に、該実施例では、とくに、ゴミ集積跡地等、地盤が
軟弱な施工地にて施工する場合について説明しているが
、本発明は勿論、軟弱地盤に限定されるものではなく、
通常の地盤においても有効なことは言うまでもない。
(発明の効果) 以上のように、本発明においては、根鉢を植穴の底壁面
に直接載置せず、その底壁面と根鉢との間に根鉢用載置
材を介装し、しかも、その根鉢用載置材を、植穴の側壁
面に打ち込まれた固定杆に連結して施工が行なわれるた
め、底壁面の強度とは無関係に施工が行なえ、よって、
従来の施工方法では不可能であった、ゴミの集積等のた
め、軟弱であるような施工地にも適用することができる
という効果がある。しかも、上述のように植穴の側壁面
に、打ち込まれた固定杆に根鉢を載置する根鉢用載置材
が連結されているため、樹木を傾倒させるような外力が
樹木に加わっても、樹木は安定した状態で、且つ、確実
に支持施工されるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は植穴内に樹木の根鉢を収納する工程の概略斜視
図。 第2図は植穴の側壁面の底部に固定杆が打ち込まれ、井
桁が形成された状態を示す概略断面図。 第3図は、第2図に示す井桁の形成における、固定杆と
パイプとの連結部分を示す要部拡大平面図。 第4図は、井桁を構成するパイプと張設用ワイヤーとの
連結部分を示す要部拡大斜視図。 第5図は、井桁の構成を示す平面図。 第6図は、井桁の交点及び交点における番線による結束
をを示す要部拡大平面図。 第7図は、固定杆とパイプとの連結部を覆う抵抗板を示
す要部拡大平面図。 第8図は、本発明における、井桁上への根鉢の載置及び
ワイヤーによる張設過程を示す概略斜視図。 第9図(イ)(ロ)は、従来例を示し、(イ)は概略斜
視図、(ロ)は概略平面図。 101.樹木   200.根元部 300.根鉢   401.植穴 500.底壁面  600.側壁面 811.固定杆  13. 、 、パイプ20、 、 
、張設用ワイヤー 出願人 東邦パーライト株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、予め地面に形成された植穴4内に根鉢3を収納する
    とともに、該根鉢3に紐材を掛け回して根鉢3を固定し
    、且つ、前記植穴4を土等により閉塞して前記根鉢3を
    地中に埋設することにより植設される樹木の支持施工方
    法において、前記根鉢3と植穴4の底壁面5との間に、
    該根鉢3を載置するための根鉢用載置材を介装し、且つ
    、前記根鉢3に掛け回された紐材の端部を前記根鉢用載
    置材に掛止し、しかも、該根鉢用載置材の端部に固定杆
    8を連結するとともに、該固定杆8の先端部を前記植穴
    4の側壁面6に打ち込むことにより樹木1の根元部2を
    支持して施工することを特徴とする樹木の支持施工方法
    。 2、前記根鉢用載置材が複数本のパイプを相互に直交し
    て形成された井桁14である特許請求の範囲第1項記載
    の樹木の支持施工方法。 3、前記根鉢用載置材と固定杆8との連結部に抵抗板1
    6が載置される特許請求の範囲第1項記載の樹木の支持
    施工方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0543845U (ja) * 1991-10-24 1993-06-15 アンカー産業株式会社 樹木の支持具
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JPH0787854A (ja) * 1992-04-01 1995-04-04 Toho Leo Kk 樹木の支持施工方法と、その支持施工方法に使用される根鉢用載置体
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CN105815138A (zh) * 2016-05-23 2016-08-03 北京北林绿源生态技术研究院有限责任公司 集装种植箱的土球固定装置

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