JP3650050B2 - 土木構築物用施工石 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、土木構築物用施工石に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、護岸、擁壁等の土木構築物を施工する方法として、石の空積工法がある。この空積工法は、石工が、石を1個づつ積み、詰石をしながら控部に砕石を詰めて積み上げていくもので、この積み上げにより、護岸、擁壁等の土木構築物が構築できることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記空積工法を用いた場合には、当該工法が、石を1個づつ積み、詰石をしながら控部に砕石を詰めて積み上げていくものであることから、詰め石等が外れたようなときには、そこを起点として、積み上げられた石が崩れる虞がある。このため、このような空積工法を用いたのでは、安定で強固な土木構築物を構築できないばかりか、施工中において、既に積み上げた石が崩れないように十分に気を配りながら、石を積み上げていかなければならない。
【0004】
本発明は以上のような事情を勘案してなされたもので、その目的は、石の積み上げ施工を容易にすると共に、そのような石の積み上げ施工を行ったとしても、安定で強固な土木構築物を構築できるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明(請求項1の発明)にあっては、
石に棒状部材が該石から遠のいて延びるように連結され、
前記棒状部材の先端から該棒状部材の軸方向内方側にかけての先端部領域に、雄ねじが形成され、
前記雄ねじに、ねじ孔が形成された板状部材が、該ねじ孔において螺合され
前記板状部材が板材だけをもって形成されていると共に、前記ねじ孔が該板状部材自体に対して該板状部材自体の肉厚方向において貫通するように形成されている、
ことを特徴とする土木構築物用施工石とした構成としてある。この請求項1の好ましい態様としては、請求項2に記載の通りとなる。
【0006】
【発明の効果】
請求項1に記載された発明によれば、当該土木構築物用施工石が、石に棒状部材が該石から遠のいて延びるように連結され、その棒状部材の先端部領域に雄ねじが形成され、その雄ねじに、ねじ孔が形成された板状部材が、該ねじ孔において螺合されていることから、当該土木構築物用施工石の石を積み上げると共に、その各石から延びる棒状部材、板状部材を砕石等の裏込材料により順次、埋設すれば、その裏込材料の重量を受ける棒状部材及び板状部材との摩擦力により、土木構築物用施工石の保持状態(移動規制)を極めて強固なものとすることができることになる。このため、石の積み上げ施工を容易にでき、そのような石の積み上げ施工を行ったとしても、安定で強固な土木構築物を構築できることになる。また、棒状部材の雄ねじに板状部材が螺合されていることから、板状部材を回転させることにより、該板状部材を棒状部材の延び方向に変位動させることができることになる。
【0007】
請求項2に記載された発明によれば、前記請求項1と同様の作用効果を具体的に得ることができることになる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
図1〜図6は第1実施形態を示すもので、この第1実施形態においては、図1に示すように、多数の土木構築物用施工石1を用いて土木構築物としての護岸10(例えば河川護岸)を施工した内容が示されている。
【0009】
先ず、土木構築物用施工石1について説明する。
各土木構築物用施工石1は、図2、図3に示すように、その主体をなすべく、石として単一の自然石2を備えている。この自然石2としては、玉石、割石等が用いられており、その大きさは、施工護岸(土木構築物)に応じて適宜決められ、好ましくは、直径が100〜500mm程度のものが用いられることになっている。また、自然石2は、土木構築物用施工石1の製造場所によっても適宜決められることになっており、土木構築物用施工石1の製造場所が工場であるときには、施工すべき現場に存する自然石、その施工すべき現場に適した自然石等、任意の自然石が用いられ、土木構築物用施工石1の製造場所が施工現場であるときには、通常、その施工現場に自然に存在する自然石が用いられる。勿論、施工現場で土木構築物用施工石1を製造する場合において、その施工現場に適した自然石が存在しないときには、その施工現場に、その施工現場に適した自然石2が運び込まれる。
【0010】
このような自然石2には、本実施形態においては、一つの取付け穴3(図4参照)が形成されている。取付け穴3は、自然石2のうちの裏面側とするべき個所において、ドリル等の加工具を用いて形成され、その取付け穴3は、自然石2の表面側にまで貫通しないことになっている。
【0011】
前記自然石2には、本実施形態においては、図2、図3に示すように、アンカー(延び部材)として、直線状の棒状部材4が一体化されている。この棒状部材4としては、比較的長尺なもの(例えば0.5〜1.5m程度のもの)が用いられ、その材質としては、強度、腐触等を考慮して、鉄製、ステンレス製、合成樹脂製等、種々のものが適宜選択されることになっており、具体的には、パイプ、鉄筋、鉄棒、鉄線、ステンレスパイプ(棒)が用いられることになっている。この棒状部材4の基端部(図3中、左端部)4aは、前記自然石2の取付け穴3に挿入されて、接着剤5(図5参照)を介して自然石2に接着されており、その棒状部材4の先端側は、自然石2から遠のいて延びることになっている。その棒状部材4の先端部(図3中、右端部)4b外周には、ねじ部としての雄ねじ6が形成されており、その雄ねじ6は、本実施形態においては、棒状部材4の延び方向において、一定の長さが確保されている。
【0012】
前記棒状部材4には、図2、図3に示すように、摩擦力増大手段として、座金7(板状部材)が設けられている。この座金7は、本実施形態においては、比較的大きな板面7aを有する矩形状の板体として形成されて、その中心部に孔7bが形成され、その孔7b内周面には雌ねじ(図示略)が形成されている。この座金7の雌ねじは棒状部材4の雄ねじ6に螺合されており、その座金7は、その板面7aを棒状部材4の延び方向(自然石2に対向する方向)に向けつつ、回転させることにより該棒状部材4の延び方向に変位動可能となっている。
【0013】
このような土木構築物用施工石1は、次のようにして製造される。
先ず、図4に示すように、自然石2にドリル等の加工具を用いて取付け穴3を形成する。取付けるべき棒状部材4に対する汚れのない接着面積を増大させて、棒状部材4と自然石2との一体化を強固にすると共に、接着剤5の硬化前に棒状部材4を仮保持するためである。
この場合、作業性の観点から、自然石2の裏面側が上方に向けられ、その自然石2の裏面側中央部に取付け穴3の加工が施される。
【0014】
次に、図5に示すように、前記取付け穴3を上方に向けつつその取付け穴3内に接着剤5を注入する。後の工程において棒状部材4と自然石2とを確実に接着するべく、一定量の接着剤5を取付け穴3内に確保するためである。
【0015】
次に、図6に示すように、棒状部材4の基端部4aを前記自然石2の取付け穴3内に挿入する。取付け穴3内の接着剤5を介して自然石2と棒状部材4の基端部4aとを接着して両者2、4を一体化するためである。勿論この場合、棒状部材4の挿入は、接着剤5の硬化前に行われる。
このとき、棒状部材4としてパイプを用いる場合には、そのパイプの挿入に伴って、自然石2における取付け穴3内の接着剤5が、そのパイプ内にも進入することになり、取付け穴3内から接着剤5が溢れでることを防止できると共に、パイプと接着剤5との接着面積を増やして、自然石2とパイプとの一体化を、より強固にできることになる。
尚、座金7に関しては、図6に示すように、棒状部材4を自然石2に取付ける前から、その棒状部材4の先端部(雄ねじ6)4bに螺合させておいてもよいし、棒状部材4を自然石2に取付けた後に、棒状部材4の先端部4bに螺合させてもよい。
【0016】
そしてこの後、接着剤5の硬化を待って、自然石2と棒状部材4とが一体化された当該土木構築物用施工石1を得ることになる。
【0017】
次に、上記土木構築物用施工石1の使用方法(護岸10の施工方法)と、その使用方法により施工された護岸10について説明する。
【0018】
護岸10の施工においては、多数の土木構築物用施工石1が、現状の岸に沿った各施工位置に、クレーン等の揚重手段により搬送具(図示略)を介して運ばれる。
このとき、土木構築物用施工石1の棒状部材4が比較的長尺であることから、多数の土木構築物用施工石1を束ねることが容易となり、これに伴い、取り扱い、搬送を容易にすることができることになる。
【0019】
施工位置に多数の土木構築物用施工石1が搬送されると、その土木構築物用施工石1は、図1に示すように、自然石2を河川11側に向けつつ、その岸の勾配に沿わせたり或は必要な勾配をもって、詰め石12等を詰めながら、順次、積み上げられる。
【0020】
この場合、各土木構築物用施工石1が、略平坦な載置安定面を下方に向けつつ順次、積み上げられると共に、各土木構築物用施工石1の棒状部材3が、略水平状態をもって河川11側から離れるようにそれぞれ延ばされ、しかも、その各積み上げ等に際しては、そのとき最上段となっている棒状部材3及び座金7上に裏込材料としての砕石等(以下、砕石等と称す)13が当該自然石2の高さまで盛られ、平坦面が形成される。これにより、積み上げるべき次の土木構築物用施工石1(棒状部材3等)の安定した載置面を確保して、土木構築物用施工石1の積み上げ作業の円滑化を図る共に、棒状部材3とその上下の砕石等13との摩擦力と、砕石等13に対する座金板面7aによる河川側への大きな移動抵抗(摩擦力、それぞれが係合状態にある砕石等との係合)とにより、その棒状部材3の保持状態を高め、自然石2(土木構築物用施工石1)の滑落(移動)を防止できることになる。
尚この場合、水衡部等、土砂の吸い出しが予想される場合は、割栗石を中詰することもある。
【0021】
特に、上記施工においては、自然石2の滑落を一層防止する観点から、棒状部材3及び座金7上に砕石等13を盛った際に、外部からロ−ラ等により圧力を加えること(転圧)により砕石等13の密度を高め、砕石等13と棒状部材3及び座金との摩擦力(座金7の移動抵抗を含む)が高められる。
また、この場合、上下に隣合う土木構築物用施工石1の自然石2同士を接着するようにすれば、自然石2滑落防止の観点から、より好ましいものとなる。
【0022】
尚、図1中、符号14は吸い出し防止シ−トである。
【0023】
このような施工の結果、図1に示すように、各土木構築物用施工石1の自然石2が護岸壁面を構成する護岸10が形成されることになり、その護岸10においては、水際が魚巣となり法面部が自然植生が可能となり、多自然護岸を構築することができることになる。
【0024】
図7、図8は第2実施形態、図9は第3実施形態、図10は第4実施形態、図11は第5実施形態、図12は第6実施形態、図13は第7実施形態、図14は第8実施形態、図15は第9実施形態、図16は第10実施形態、図17、図18は第11実施形態、図19は第12実施形態、図20は第13実施形態、図21、図22は第14実施形態、図23、図24は第15実施形態、図25は第16実施形態、図26、図27は第17実施形態、図28〜図30は第18実施形態、図31は第19実施形態、図32、図33は第20実施形態を示すものである。この各実施形態において、前記1実施形態及び当該実施形態以前の実施形態の構成要素と同一構成要素については同一符号を付してその説明を省略する。
【0025】
図7、図8に示す第2実施形態においては、棒状部材4の先端部4bにカ−ル部15が形成されている。このカ−ル部15は、棒状部材4の先端部4bが基端側に反ってカ−ル状に巻かれており、そのカ−ル部15内には孔16が形成されている。
これにより、土木構築物用施工石1の搬送に関しては、カ−ル部15の孔16が、クレ−ン等のフック部に対する引っ掛け孔として利用されて、各土木構築物用施工石1を、クレ−ン等により施工位置に搬送できることになる。
【0026】
また、カ−ル部15は、その複雑形状自体が砕石等13との摩擦力を増大させるばかりか、図8に示すように、カ−ル部15の孔16を介して支持杭17を砕石等13に打ち込むことによって、土木構築物用施工石1の河川11側への移動を規制できることになる。
さらには、カ−ル部15の巻き数を調整して、支持杭17に対する支持強度を高めることを含め自由に決めることができると共に、その巻き数を増やすこと(コイル状にすること)に基づき砕石等13に対する摩擦力を増大させることができることになる。その一方、当該土木構築物用施工石1に対して過度の外力が河川側に向かって作用したときには、カ−ル部15の反りの一部(何回か巻かれたうちの一部)が戻ること(巻きが戻されること)によりその外力を逃がすことができることになり、支持杭17を的確に保持しつつ、過度の外力に基づき破断等されることを防止して耐久性を向上させることができることになる。
【0027】
ここで、カ−ル部15は、反った状態の態様を全て含む意味であり、上記カ−ル部15の別の態様のものとして、棒状部材4の先端部4b自体を反らせてフック状にするものは勿論、別部材(例えば環状部材、略U字状或は馬蹄状部材等)を棒状部材4の先端部に取付けて、棒状部材4の先端部4bに環状部又はフック状部が存在するようにしたものを含むものである。
【0028】
図9に示す第3実施形態においては、前記第2実施形態に係る土木構築物用施工石1における棒状部材4に座金7を挿通させ、カ−ル部15を座金7のストッパ(規制部材)としても利用するようにしてある。
これにより、前記第2実施形態と同様の使用形態をとることができるばかりか、そのカ−ル部15を座金7のストッパとして利用して、座金7の河川11側への移動抵抗に基づき、一層、土木構築物用施工石が河川11側へ移動することを確実に防止できることになる。
【0029】
図10に示す第4実施形態においては、鉄線、ワイヤ等の線材21の一端部21aに自然石2が一体化されているだけでなく、その線材21の他端部21bにも、摩擦力増大手段としての自然石22が接着剤等の連結手段を介して一体化されている。
これにより、護岸10の施工において、自然石22の重量と不規則な形状を利用して摩擦力増大機能を的確に確保できるばかりか、あちこちに存在していることを利用して摩擦力増大手段を手軽に準備できることになる。
【0030】
図11に示す第5実施形態においては、棒状部材4の基端部4aに自然石2が一体化されている一方、その棒状部材4の先端部4bにコンクリートブロック23が一体化されている。このコンクリートブロック23は、略立方体形状とされており、護岸10の施工において、各土木構築物用施工石1のコンクリートブロックは、階段状に積み上げられることになっている。
【0031】
これにより、摩擦力増大機能を確保できることは勿論、棒状部材4の先端部4bとコンクリートブロック23との一体化に、未硬化コンクリートブロック23内に棒状部材4の先端部4bを押し込んで該コンクリートブロック23の硬化を待つことを利用できることになり、棒状部材4の先端部4bとコンクリートブロックとの一体化を簡単化できることになる。
しかも、この場合、上下に隣り合うコンクリートブロック23に凹凸を形成して、嵌合関係をもたせることにより、各土木構築物用施工石1を一体化して、より強固にできることになる。
【0032】
図12に示す第6実施形態においては、一列に並んだ複数(図12においては3個)の自然石2を鉄板、鉄筋等のプレート部材24により一体化し、そのプレート部材24に棒状部材4の基端部4aが連結されている。この場合、プレート部材24と各自然石2との一体化には、連結金具、接着剤等の連結手段が適宜用いられる。
これにより、積み上げ作業回数を減らして施工の迅速化を図ることができるばかりか、水平方向の位置決め作業の容易化を図ることができることになる。
【0033】
図13に示す第7実施形態は第6実施形態の変形態様を示す。この第7実施形態においては、一列に並んだ複数の自然石2を二段に積み上げた状態のものを、前記第6実施形態と同様の方法により枠体25により一体化し、その枠体25に棒状部材4の基端部4aが揺動可能に連結されている。
これにより、施工において、積み上げ作業回数をより減らして、一層、施工作業性を向上させることができ、その場合、枠体25に対して棒状部材4が揺動可能に連結されていることを利用して、棒状部材4の配置を斜め配置等、自由に決めることができることになる。
【0034】
図14に示す第8実施形態は第6実施形態の変形態様を示す。この第8実施形態においては、2個の自然石2をワイヤ26により連結し、そのワイヤ26に棒状部材4の基端部4aが揺動可能に連結されている。この場合、ワイヤ26の両端部と2個の自然石とは、前記第1実施形態同様、各自然石2に取付け穴をそれぞれ形成してその各取付け穴内に接着剤を注入し、その接着剤が入った取付け穴内にワイヤ26端部をそれぞれ挿入することにより一体化される。勿論、ワイヤ26に代えて、鉄筋等を用いてもよい。
【0035】
これにより、施工において、ワイヤ26に対して棒状部材4が揺動可能に連結されて棒状部材4の配置の自由度が高められると共に、複数の自然石2が一体化されて積み上げ作業回数が減らされることは勿論、各自然石2同士の位置をワイヤ26の長さの範囲で変えれることを利用して、自然石2の積み上げの自由度(位置変更に対する自由度)を高めることができることになる。
また、2個の自然石2を連結するためにワイヤ26が用いられていることから、棒状部材4の基端部4aにフック部或いはシャックル部を設けて簡単にワイヤ26に連結することができ、施工位置に、ワイヤ26で連結された2個の自然石2だけを搬送しておき、そのワイヤ26と棒状部材4の基端部4aとを連結することができることになる。勿論このとき、自然石2だけを搬送すればよいことから、ワイヤ26にクレーン等の吊り上げ重機のフックを容易且つ多く引掛けることができ、自然石2の搬送作業性を向上させることができることになる。
【0036】
図15に示す第9実施形態は、上記第8実施形態の変形態様を示す。この第9実施形態においては、自然石2が2個同士づつワイヤ26を介して連結されて、3個の自然石2が連結され、棒状部材4の基端部4aが、中央位置に配置される自然石2に前記第1実施形態と同様の方法等により固着される構成となっている。
これにより、施工作業性を、一層、向上させることができることになる。
【0037】
図16に示す第10実施形態においては、大きめの自然石2(例えば最大径が700mm〜1000mm)に対して複数の棒状部材4の基端部4aが前述の第1実施形態と同様の方法等により固定され、その各棒状部材の先端部4bには、前記第3実施形態と同様に、摩擦力増大手段として座金7がそれぞれ設けられている。
これにより、大きな自然石2を用いる場合であっても、複数の座金7により摩擦力を増大させて、安定で強固な土木構築物を構築できると共に、一部の座金7の埋設により迅速に摩擦力を確保して、施工途中においても、自然石2の積み上げ安定性を確保できることになる(施工性向上)。
【0038】
図17、図18に示す第11実施形態においては、自然石2に取付け金具27が取付けられ、その取付け金具27と棒状部材4の基端部4aとがシャックル等の連結金具28を介して連結されている。この場合、取付け金具27及び棒状部材4の先端部4aにはリング部27a、4cがそれぞれ設けられ、その両リング部27a、4cがシャックル等の連結金具28により連結、連結解除可能に連結されている。
【0039】
これにより、構築すべき擁壁40、その用いる個所に応じて、長さ、材質(鉄、ステンレス、樹脂製等)等の観点から、棒状部材4を所望のものに変えることができるばかりか、棒状部材4を自然石2に対して自由に揺動させて所望の配置状態とすることができることになる。
【0040】
図19に示す第12実施形態は、上記第11実施形態の変形態様を示す。この第12実施形態においては、前記棒状部材4及び座金7に代えて長尺板状のネット体29が用いられ、そのネット体29の一端部に取付け金具29aが取付けられている。このネット体29の取付け金具29aは、前記連結金具28(シャックル等)を介して、自然石2に取付けられた取付け金具27に連結されており、ネット体29は、自然石2に対して、揺動可能且つ取り替え可能とされている。
【0041】
これにより、ネット体29は、砕石等(裏込材料)に基づき、その板面、網目等により摩擦力を確保できると共に、長さ、面積等の観点から好ましいものを適宜選択して使用することができることになる。
この場合、ネット体29に代えて、鉄板、樹脂板、織布、不織布、織布、ステンレス板等を用いることができる。
【0042】
図20に示す第13実施形態も、上記第11実施形態の変形態様を示す。この第13実施形態においては、前記棒状部材4及び座金7に代えてコイル状部材30が用いられ、そのコイル状部材30の一端部に取付け金具30aが取付けられている。このコイル状部材30の取付け金具30aは、連結金具28を介して、自然石2に取付けられた取付け金具27に連結されており、コイル状部材30は、自然石2に対して、連結部分において揺動可能とされている。
これにより、長さ等の観点から適宜所望のコイル状部材30に取り替えることができるばかりか、コイル状部材30の三次元的形状に基づき砕石等13との間で効果的に摩擦力を増大させることができることになる。
【0043】
図21、図22に示す第14実施形態に係る土木構築物用施工石1においては、自然石2に引掛け金具31が取付けられ、その引掛け金具31に帯状シート体(例えば、樹脂ネット、金網、プラスチックシート)32の一端部が取付けられている。引掛け金具31は、扁平状のリング部31aを備えており、そのリング部31aに帯状シート体32が引掛けられることになっている。帯状シート体32は、その延び方向において一定間隔毎に順次、スリット群33が形成されており、その各スリット群33は、幅方向に並ぶ複数のスリット34を備えている。この帯状シート体32の一端部には、複数の切れ目を入れて前記スリット群33に対応した膨出可能部群35が形成されており、その膨出可能部群35は、前記引掛け金具31のリング部31aに帯状シート体32の一端部を引掛けて折り返した後、選択した一のスリット群33に挿通され、その挿通された膨出可能部群35に連結ピン36が通されるようになっている。これにより、引掛け金具31に帯状シート体32の一端部が連結されることになり、自然石2に帯状シート体32が該自然石2から延びるように一体化されることになる。
【0044】
このため、この土木構築物用施工石1においては、簡単に、自然石2に帯状シート体32を取付けることができると共に該帯状シート体32の長さを調整できることになり、施工現場で取付け、長さ調整作業を行うことができることになる。これにより、施工現場に、自然石2と帯状シート体32とを別々に搬送して、帯状シート体32が損傷することを防止できる一方、ワイヤ等を引掛け金具31のリング部31aに通してクレーン等により吊り上げることにより、多数の自然石2を施工現場に搬送することができることになる。
【0045】
図23、図24に示す第15実施形態に係る土木構築物用施工石1においては、延び部材及び摩擦力増大手段の両方を兼ねる部材として、帯材(例えば、鉄板、プラスチック板、樹脂ネット、金網)を無端状(リング状)にしたリング状帯材37が用いられ、そのリング状帯材37は、自然石2に連結具38を介して連結されている。
【0046】
このような土木構築物用施工石1は、自然石2を積み上げる(施工)に際して、リング状帯材37は、その側面(板面)が横方向に向けられ、その各土木構築物用施工石1のリング状帯材37同士は、ワイヤ39により連結されることになっている。これにより、各リング状帯材37をもって詰め石12等に対する抵抗を高めことができると共に各土木構築物用施工石1全体を一体化できることになり、強固な擁壁40等を構築できることになる。
勿論、この土木構築物用施工石1を用いれば、そのリング状帯材37を利用して、多数の土木構築物用施工石1をクレーン等により吊り上げ搬送することができることになる。
【0047】
図25に示す第16実施形態においては、自然石2に代えて、コンクリートにより形成された擬石41が用いられており、その擬石41に棒状部材4の基端部4aが固着されている。
【0048】
この場合、擬石41に対する棒状部材4の基端部4aの固着においては、擬石(コンクリート)4の硬化前に棒状部材4の基端部4aを該コンクリート内に埋め込み、該コンクリートの硬化を待って、擬石41と棒状部材4の基端部4aとの一体化が図られており、特に本実施形態においては、その一体化の強度(係合強度)を高めるために、棒状部材4の基端部4aはフック状ないしはコイル状に変形されている。
【0049】
また、本実施形態においては、擬石41として、多孔質なものが用いられており、このものを用いた土木構築物用施工石1を護岸、擁壁等の施工に用いることにより、土、植物の根の進入を許容して、多自然で強固な土木構築物を得ることができることになっている。
【0050】
図26、図27に示す第17実施形態においては、擁壁40を構築するべく積み上げられる各土木構築物用施工石1には、棒状部材4の先端部4bにカ−ル部(リング状に形成)15が形成されており、その各カ−ル部15内の孔16には線材51(51a、51b)が通されて、各棒状部材4は一体化されている。この場合、線材51としては、鉄線、ステンレス線、ワイヤー線、ロープ等が用いられ、線材51aは、図26に示すように、縦方向において各カール部15に通され、線材51bは、図27に示すように、横方向において各カール部15に通されることになっている。その際、線材51は、単に、各カール部15を通すだけでもよいが、各カール部15毎に結束することがより好ましい。
また、各棒状部材4は、該各棒状部材4の基端部側において、線材52(52a、52b)を用いて連結されている。この場合においても、線材52として、鉄線、ステンレス線、ワイヤー線、ロープ等が用いられ、線材52aは、図26に示すように、縦方向において各棒状部材4毎に結束され、線材52bは、図27に示すように、横方向において各棒状部材4毎に結束されている。
これにより、各土木構築物用施工石1の一体化が高められることになり、擁壁40は、極めて強固なものとすることができることになる。
【0051】
図28〜図30に示す第18実施形態においては、土木構築物用施工石1は、棒状部材4の基端部に自然石2が取付けられている一方、棒状部材4の先端部に連結具53が設けられる構成とされており、その連結具53は、本実施形態においては、棒状部材4の先端部に形成されるカール部(リング部)15と、シャックル54(略U字状の金具54aと、該カール部15の孔16挿通されて略U字状の金具54aの両端部を跨ぐように連結する連結棒(シャックルボルト)54b)とから構成されている。
【0052】
このような土木構築物用施工石1は、次のようにして用いられる。
先ず、予め、支持台55を備えてその支持台55により起立される網状体56を用意し、支持台55を施工位置に載置することにより、網状体56を起立させる。この場合、網状体56としては、溶接金網等の強固なものが用いられ、支持台55はコンクリートにより形成されており、支持台55を載置したとき、それらは重量定着物になると共に、網状体56を傾斜状態で起立させるようになっている。
【0053】
次に、前記各土木構築物用施工石1における自然石2を、網状体56の前側において、順次、積み重ねると共に、該各土木構築物用施工石1における各棒状部材4を略平行に配置して該各棒状部材4の先端部を網状体56に連結具53を介して連結する(図29、図30においては、一部のみ図示)。
この場合、網状体56は、複数の土木構築物用施工石1に対する共通の摩擦力増大手段とされ、多数の網状体56を準備することが不要となっている。また、各棒状部材4の先端部は、網状体56の網目構造、連結具53のシャックル54等を利用して該網状体56に連結されており、連結作業、連結調整(高さ、横位置調整等)を簡単に行うことができることになっている。このため、施工作業性は格段に向上することになる。
尚、この施工においても、各土木構築物用施工石1の積み上げ毎に砕石等13等を入れ、砕石等13内に、網状体56、棒状部材4等を埋設することになる。
【0054】
図31に示す第19実施形態においては、前記第18実施形態と同様の土木構築物用施工石1を用い、そのような土木構築物用施工石1を、重量定着物となる籠体57に連結することにより、擁壁40を構築することになっている。
すなわち、籠体57は、全体が金網により直方体形状に形成され、その内部には詰め材としての詰め石58が充填されており、このような籠体57は、法面に沿って順次、積み上げられて(施工位置にセット)、重量定着物となることになっている。
そして、この各籠体57に対しては、各土木構築物用施工石1の棒状部材4の先端部が、該籠体57の表面側から内部に延びて該籠体57の底面側金網にそれぞれ連結具53を介して連結され、各土木構築物用施工石1の自然石2は、各籠体の表面全体を覆って擁壁40の壁面を構成することになっている。
【0055】
この第19実施形態においては、擁壁40を構築するに際して、予め、土木構築物用施工石1と、詰め石58が充填された籠体57とにより、ユニット(籠体57に土木構築物用施工石1を一体化したもの)59を構成し、そのユニット59を法面に沿って積み上げることになっている。
これにより、取り扱い性、施工作業性が向上することになる。
【0056】
図32、図33に示す第20実施形態は、上記第19実施形態の変形例を示すものである。この第20実施形態においては、土木構築物用施工石1として、棒状部材4に比較的短尺なものが用いられ、その突出量も比較的短くされている。この棒状部材4の先端部には雄ねじ部60が形成され、その雄ねじ部60にはナット61が螺合可能となっており、その棒状部材4の先端部には、ナット61と自然石2との間において、ワッシャ62が通されることになっている。
一方、籠体57は、その籠体本体の表面(上面)開口を覆う金網製蓋体63を備えており、その蓋体63には上記土木構築物用施工石1が連結されている。この連結においては、籠体本体に対して蓋体63を取付ける前に、その蓋体63の表面に、複数の上記土木構築物用施工石1の自然石2を覆うように配置しつつ、その各棒状部材4の先端部を蓋体63の網目を介して内部側にそれぞれ通し、その各先端部に、ワッシャ62を通した後、ナット61を螺合し、これにより、各土木構築物用施工石1を蓋体63に連結することになっている。
これにより、蓋体63を籠体本体に連結することによって、上記第19実施形態同様、各土木構築物用施工石1と籠体57との一体化ユニットを形成して取り扱い性を向上させることができることは勿論、その他に、施工作業手順として、空の籠体本体を法面に沿って積み上げ、その上で詰め石58をその各籠体本体内に充填し、その後、土木構築物用施工石1を備えた蓋体63を籠体本体に連結することもできることになり、石の積み上げ作業(施工)において、上記一体化ユニットを扱う場合に比べて、できるだけ重量物を取り扱う(搬送する)ことを避けることができることになる。
【0057】
以上実施形態について説明したが本発明においては、次のようなものを包含する。
(1)延び部材として、直線状のものだけでなく、波状、ジグザグ状等の曲げ加工を施したものを用いること。
(2)延び部材として、棒状部材4に代えて、紐部材等を適宜用いること。
(3)板状部材として、座金7に代えて、コンクリ−ト板、鉄板、プラスチック板、等の種々のものを用いること。
(4)支持杭17として、鉄筋製、コンクリ−ト製、プラスチック製等のものを用いること。
(5)雄ねじ6を棒状部材の基端部外周に形成して、接着面積を増大させること。
(6)裏込材料に、コンクリ−ト廃棄物等の廃棄物を用いること。
(7)カ−ル部15の孔16の形状に、円形に限らず、楕円、矩形等の非円形のものが含まれること。
(8)第3実施形態に係る土木構築物用施工石1の製造においては、座金7を予め棒状部材4に挿通させておき、その後、棒状部材4の基端部4aを自然石2(取付け孔3)に取付ける(接着する)こと。
(9)土木構築物及びその施工において、各土木構築物用施工石1における棒状部材4の先端部を共通の支持部材(支持杭(例えば鉄筋))にそれぞれ取付けること(例えば、直接、或はアンカ−等の連結金具を用いて棒状部材4と支持部材とを連結したり、棒状部材4の先端部にカ−ル部が形成されている場合には、その各カ−ル部15の孔16に共通の支持杭を挿通させたりすること)。
(10)各実施形態において、自然石2に代えて擬石41を用いること。
【0058】
尚、本発明の目的は、明記されたものに限らず、実質的に好ましい或は利点として記載されたものに対応したものを提供することをも暗黙的に含むものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る河川護岸を説明する説明図。
【図2】第1実施形態に係る土木構築物用施工石を示す斜視図。
【図3】第1実施形態に係る土木構築物用施工石を示す側面図。
【図4】第1実施形態に係る土木構築物用施工石の製造工程を説明する図。
【図5】図4の製造工程に続く製造工程を説明する図。
【図6】図5の製造工程に続く製造工程を説明する図。
【図7】第2実施形態に係る土木構築物用施工石を示す斜視図。
【図8】第2実施形態に係る土木構築物用施工石の好ましい使用態様を示す説明図。
【図9】第3実施形態に係る土木構築物用施工石を示す斜視図。
【図10】第4実施形態に係る土木構築物用施工石を示す側面図。
【図11】第5実施形態に係る河川護岸(土木構築物用施工石)を説明する説明図。
【図12】第6実施形態に係る土木構築物用施工石を示す斜視図。
【図13】第7実施形態に係る土木構築物用施工石を示す斜視図。
【図14】第8実施形態に係る土木構築物用施工石を示す斜視図。
【図15】第9実施形態に係る土木構築物用施工石を示す斜視図。
【図16】第10実施形態に係る土木構築物用施工石を示す斜視図。
【図17】第11実施形態に係る擁壁(土木構築物用施工石)を説明する説明図。
【図18】第11実施形態に係る土木構築物用施工石を示す斜視図。
【図19】第12実施形態に係る土木構築物用施工石を示す斜視図。
【図20】第13実施形態に係る土木構築物用施工石を示す斜視図。
【図21】第14実施形態に係る土木構築物用施工石を示す平面図。
【図22】第14実施形態に係る土木構築物用施工石を示す側面図。
【図23】第15実施形態に係る擁壁(土木構築物用施工石)を説明する説明図。
【図24】図23に係る擁壁(土木構築物用施工石)を平面的に説明する説明図。
【図25】第16実施形態に係る土木構築物用施工石を示す斜視図。
【図26】第17実施形態に係る擁壁(土木構築物用施工石)構造を説明する部分縦断面図。
【図27】第17実施形態に係る擁壁(土木構築物用施工石)構造を平面的に説明する説明図。
【図28】第18実施形態に係る土木構築物用施工石を示す斜視図。
【図29】第18実施形態に係る土木構築物用施工石の使用を説明する説明図。
【図30】第18実施形態に係る土木構築物用施工石の使用を説明する拡大説明図。
【図31】第19実施形態に係る擁壁(土木構築物用施工石)構造を説明する縦断面図。
【図32】第20実施形態に係る土木構築物用施工石を示す図。
【図33】第20実施形態に係る擁壁(土木構築物用施工石)構造を説明する縦断面図。
【符号の説明】
1 土木構築物用施工石
2 自然石
3 取付け穴
4 棒状部材
6 雄ねじ
7 座金

Claims (2)

  1. 石に棒状部材が該石から遠のいて延びるように連結され、
    前記棒状部材の先端から該棒状部材の軸方向内方側にかけての先端部領域に、雄ねじが形成され、
    前記雄ねじに、ねじ孔が形成された板状部材が、該ねじ孔において螺合され
    前記板状部材が板材だけをもって形成されていると共に、前記ねじ孔が該板状部材自体に対して該板状部材自体の肉厚方向において貫通するように形成されている、
    ことを特徴とする土木構築物用施工石。
  2. 請求項1において、
    前記ねじ孔が、前記板状部材における板面の略中心部に形成されている、
    ことを特徴とする土木構築物用施工石。
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