JPS602280A - 貯水槽付洗濯機 - Google Patents

貯水槽付洗濯機

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JPS602280A
JPS602280A JP58111311A JP11131183A JPS602280A JP S602280 A JPS602280 A JP S602280A JP 58111311 A JP58111311 A JP 58111311A JP 11131183 A JP11131183 A JP 11131183A JP S602280 A JPS602280 A JP S602280A
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tank
pump
liquid
washing
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山川 喜一郎
額賀 直
倉世古 隆生
憲二 山本
吉崎 紘一
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Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Denki Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Denki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、洗濯槽と洗濯槽内の液を再利用するために貯
えておく貯水槽とを設けた貯水槽付洗濯機に関する。
〈口)従来技術 従来の貯水槽付洗濯機では、洗濯槽から貯水槽へ液を移
送して貯える際、移送用のポンプを駆動させているが、
万一洗濯槽と貯水槽との連結水路に異物が詰まったりポ
ンプに異物が詰まったりして正常に働かない場合、いつ
までたっても洗濯槽内の液は無くならず、ポンプだけが
駆動したままで次の行程へ進むことかでとなかった。
(ハ)発明の目的 本発明の目的は、ポンプに異物が詰まったりして所定時
間経過しても洗濯槽内の液がなくならない場合は、ポン
プが停止して液の移送を停止すると共に、洗濯槽内の液
が自動的に排水きれる貯水槽付洗濯機を得るところにあ
る。
(二〉発明の構成 本発明は、洗濯槽と、この槽内の液を再利用するために
貯えておく貯水槽と、洗濯槽の液を排水する排水弁と、
洗濯槽と貯水槽とを連結する連結水路と、この水路中に
設けられた該水路を開閉する連結弁と洗濯槽から貯水槽
へ液を移送するボンプと、洗濯槽内の水位を検知する水
位検知手段とを有し、前記連結弁を開い又ポンプを駆動
して液を移送中、所定時間経過しても前記水位検知手段
が洗濯槽内の液が無くなったことを検知しない場合は、
前記連結弁を閉じると共にポンプを停止せしめ且つ前記
排水弁を開弁して洗濯槽内の液を排水せしめる構成とし
たので、ポンプや連結水路に異状が発生した場合は、液
の移送を停止して洗濯槽内の液を自動的に排水し、次行
程へ進み得るものである。
(ホ〉実施例 以下図面に基づき本発明の実施例について説明する。第
(1)図は本発明にかかる貯水槽付洗濯機の構造要部を
示すもので、 (”if )はフレームで内部に外槽(
2)が防振的に吊下され、外槽(2)の内部に脱水槽を
兼ねる洗濯槽(3)が設けられている。
洗濯槽(3)の周壁には多数の脱水孔(4)を有してい
る。(5)はバランスリングである。洗濯槽(3)の底
部中央には回転翼(6)が配設されている。外槽(2)
の裏面には、回転翼(6)や洗濯槽(3)を回転する駆
動モータ(7)や軸受(リヶース(8)か装着されてい
る。外槽底面には洗濯ti(3)の排水口(9)が設け
られ、この排水口(9)はu1水弁(10)を介し排水
路(11)に接続きれている。(12)はtJト水弁操
作用のソレノイドで、該ツレ、ノイド(12)を励磁す
ることにより開弁する。このソレノイド(12)は図示
しないクラッチ装置やブレーキ装置をも操作し、励磁す
ることにより、フラノグー装置を入れて駆動モータ(7
)の回転を回転R(6)以外に洗濯槽(3)へも伝達し
、且つ洗濯槽(3)のブレーキ袋間を解除する。(13
〉は溢水口で溢水ボース(14)により排水路(11)
に連通されている。
フレーム(1)の側面には貯水槽(15)が装着され、
貯水槽(15)の底部と前記排水「+ (9)は連結水
路(16)にて連結されている。この連結水路(16)
には、該水路を開閉する連結弁(17)と可逆ポンプ(
18)がある。可逆ポンプ<18〉は、ポンプモータ(
19〉により駆動せしめられる。前記ポンプ(18〉は
貯水槽(15)の底面に装着きれている。連結水路(1
6)は排水弁(工0〉を介して排水路(11)に連通さ
れる。
そこで連結弁(17)とuト水弁(10)を同時に開い
たときには、連結水路(16〉排水弁(10)それにJ
Jト水路(11)を経由して貯水槽(15)の液も排水
する。連結弁(17〉が開き、排水弁(10)が閉じて
いる時は洗濯槽(3)と貯水槽(15)は連結水路(1
6)によって連通し、ポンプ(18)を正回転させるこ
とにより、洗濯槽(3)の水が貯水槽(15)へ移動(
以下液移動と呼ぶことにする)シ、ポンプ(18)を逆
回転させることにより、貯水槽(15)の水が洗濯槽(
3)へ移動(以下液復帰と呼ぶことにする)する。(2
0)は貯水槽〈15)の水の有無を検知するフロートス
イッチで、フロートスイッチ(20)が閉成していると
きには貯水槽(15)内には水が無く、フ【3−トスイ
ッチ(20)が開成しているときには貯水槽(15)内
に水が有る状態である。
(21)は制御ボックスで、その前面パネルには第(2
)図の如く種々の操作ボタンがある。(22)は電源ス
ィッチで、これを投入することによって、制御回路部の
マイクロコンピュータ(23)が動作を開始する。第(
3)図にはマイクロコンピュータ(23)と各入出力装
置の接続関係を示す制御11779図を示しである。(
24)は洗濯槽(3)の水位を高、中、低に切換える水
位設定用の水位切換つまみで、洗濯槽(3)側の液面ス
イッチ(25)と連動しており、洗濯槽側が設定水位に
到達しているとき前記液面スイッチ(25)は閉成する
。(26)はすすぎ切換つまみで、このつまみを注水ず
オぎ側にするとすすぎ切換スイッチ(27)が閉し注水
ず−りぎか選択実施される。(28)〜(33)はコー
ス選択を兼ねたスタートスイッチで、全自動コース・半
自動コース・洗いのみコース・すすぎ脱水コース・脱水
のみコース・押し洗いコースに対応して1個ずつスイッ
チがあり、これらスイッチ(28)〜(33)からの信
号がマクロコンピュータ(23)に入力されると運転を
開始する。ここで押し洗いコース以外の各コースは、第
(4)図の行程図Sホした範囲を行なう。(33)は押
し洗いコースのスタートスイッチで他のコースと選択方
式が異なるため他のスタートスイッチ電28)〜(32
〉とは少し離して配置している。
(34)は再利用切換スイッチで、このスイッチにより
石けん水再利用・すすぎ水再利用・再利用なし・(貯水
槽)排水の切換を行う。
ここで石けん水再利用とは、第(4)図の行程図から明
らかな如く洗い行程の終了した後前記1液移動」を行な
って、洗濯液を再利用のため貯水槽(15)へ貯えてお
くもの、すすぎ水再利用とは、第2回目のすすぎ行程が
終了した後前記1液移動」を行なってずすぎ水を貯水槽
(15)へ貯えておくもの、再利用なしとは洗濯槽(3
)内の水を貯水槽へ移すことなく全て排水してしまうも
の、又(貯水槽)排水とは、前記排水弁<10)と連結
弁(17)を開弁すると共に洗濯槽〈3)への給水13
5)を開弁するものである。第(4)図の行程図で○印
はその行程を実行し、0は念入りコースの場合にのみ実
行する行程である。
(36)は給水弁(35)の開弁によりここから洗濯槽
(3〉へ給水する給水口で、前記再利用切換スイ・ンチ
(34)で(貯水槽)排水を選択した際にこの給水口(
36)に外部ホースを接続して、貯水槽(15)を洗浄
する。
(37)は駆動モータ(7)を右回転させる右回転駆動
回路、(38)は左回転させる左回転駆動回路で、洗い
及びすすぎ時にはマイクロコンピュータ(23)が右回
転駆動回路(37〉と左回転駆動回路(38)を交互に
通電して回転翼(6)を反転させ、脱水時には前記ソレ
ノイド(12)と右回転駆動回路〈37)に通電して脱
水運転を行う。(39)はポンプ(18)を正回転させ
るための駆動回路で、(40)はポンプ(18)を逆回
転させるための駆動回路である。(41)は上M<42
)の開放時開酸する蓋スィッチで、脱水時の振動検知ス
イッチも兼ねており、本実施例では排水異常の解除用に
も使用している。(43)はブザーである。
本実施例の動作を第(5)図〜第(14)図のフローチ
ャートに従って説明する。第(5)図〜第(7)図は本
実施例の大筋のソフトウェアを示したフローチャートで
、第(5)図〜第(7)図の中で複雑な部分については
第(8)図〜第(14)図にサブルーチンの形式で表わ
したので、まず第(8)図〜第(14)図について説明
する。
第(8)図は前記「液復帰」のフローチャートを示し、
液復帰はまず洗濯槽(3)内に水が有る力)と゛うかを
液面スイッチ〈25)の開閉状態によってマイクロコン
ピュータ(23)が判定し、液面スイ・7チ(25〉が
閉じていて洗濯↑ト3)内に水か有る場合には、液復帰
を行なわず次の処理へ進。洗濯槽(3)内に水が無い場
合は、ポンプ(18)の異状の発生後かどうかをマイク
ロコンピュータ(23)内の記憶内容で判定し、ポンプ
異状発生後ならば、液面スイッチ(25)が閉しるまで
給水弁(35〉を開き洗濯槽(3)に給水する。
ここでポンプ(18)の異状発生とは、連結水路(16
〉に異物が詰まったりポンプ(18)に異物が詰まった
りしてポンプ(18)が正常に動作しなくなった状態で
、具体的にはポンプ(18)を正回転あるいは逆回転し
て前記液移動あるいは液復帰を所定時間本実施例では3
分間以上実行しても、洗濯槽(3)の水位検知手段であ
る液面スイッチ(25)あるいは貯水槽(15)の水位
検知手段であるフロートスイ・Zチ(20)の少なくと
も一方に何の変化もなし)ような場合をいい、このよう
な場合はマイクロロンピユータ(23)がポンプ異状と
判断し、且つこのことを記憶し、以後は連結弁(17)
を閉してポンプ(18)を停止させるようにしている。
ポンプ異状が発生していない場合は、貯水槽(15)内
に水が有るかどうかをフロートスイ・ノチ(20)の開
閉状態で判定し、貯水槽り15)内に水が有る場合(フ
ロートスイッチ(20)OFF )には、連結弁く17
)を開き、駆動回路(40〉へ出力を出しポンプ(18
)を逆回1許せて、貯水槽(15)内の水を洗濯槽(3
)へ移す。貯水槽(15)内に水が無い場合(フロート
スイッチ(20)ON)には、液面スイ・ンチ(25)
が閉しるまで給水弁(35)を開いて洗濯槽(3)に給
水する。
1 ポンプ(18)が逆回転中に液面スイ・ンチ(25
)が閉じた時は即座に連結弁(17)を閉じ、ポンプ(
18)を停止して液復帰を終了する。またポンプ逆回転
中に貯水槽(15)の水が無くなりフロートスイ・7チ
(20)が閉成したときには、その時点から11秒間逆
回転を縦統して液復帰各終了する。これはフロートスイ
ッチ(20)が閉成しても貯水槽(15)にはまだ水が
若干残っており、又貯水槽以外にも連結水路く16)中
に水が存在するので、これらの水を残らず洗濯槽(3)
へ復帰させて水の無駄をできるだけ少なくするためであ
る。又この時点で液面スイッチ(25)が閉成していな
い場合には、開成するまで給水弁(35)を開き給水す
る。
ポンプ(18)が3分間逆回転し続けてもフロートスイ
ッチ(20)が閉成しない場合には上記の如くポンプ異
状と判定し、連結弁(17)を閉し、ポンプ(18〉を
停止する。そしてマイクロコンピュータ(23)はポン
プ異状を記憶しておき、以後の運転はポンプ(18)を
動作させない。
第(9)図は本発明の特徴部分である前記1液移動、の
フローチャートを示し、液移動は、まずポンプ異状の発
生後かどうかをマイクロコンピュータ(23)は記憶内
容で判定し、ポンプ異状発生後ならば、第(11)図に
示した排水を行い液移動は行なわない。ポンプ異状が発
生していなければ、貯水槽り15)内に水が有るかどう
かをフロートスイッチ(20)の開閉状態によってマイ
クロコンピュータく23)が判定し、貯水槽〈15)内
に水が有る場合(フロートスイッチ(20)OFF )
は液移動は行なわず、洗濯槽(3)内の水を排水する。
これはもし貯水槽(15)内に汚れた水がある場合洗濯
槽(3)から液を移動すれば、この移動した液が汚れて
しまって再利用できなくなることがあり、又貯水槽(1
5)に水があるのに液移動すれば貯水槽(15)上端よ
り水が溢れることがあり、このようなことの起こらない
ようにするためである。
貯水槽(15)内に水が無い場合(フロートスイッチ(
20)ON )には洗濯槽く3)内の水の有無を判定し
て、水が無ければ(液面スイッチ(25)OFF )液
移動は行なわず次の処理へ進む。水が有るときは(液面
スイッチ(25)ON)、連結弁(17)を開き、10
分後に駆動回路(39)へ出力を出しポンプ(18)を
正回転許せて、洗濯槽〈3)内の水を貯水槽(15)へ
移す。この10秒後というのは、この間に連結水路(1
6)やポンプ(18)中の空気を洗濯槽(3)から移っ
てきた水により追い出し、ポンプ(18)の回転時には
ポンプを正常に動作させると共に、空気による発泡を抑
えるために設けられた時間である。
ポンプ(18〉を3分間正回転諮せても液面スイ・クチ
(25)が開放しないときは、ポンプ異状と判定しマイ
クロコンピュータ(23)はこれを記憶する。ポンプ異
状発生後は連結弁(17〉を閉Cポンプ(18)を停止
して洗濯槽(3)内の水を排水弁<10)を開いて排水
する。以後ポンプ<18)は動作しない。
第2回目のすすぎ行程後に液移動を行う場合、すなわち
すすぎ水を貯水槽(15)へ移動する場合で、針すぎ切
換つまみ(26)が注水すすぎ側になっている場合また
は第2回目のすすぎ中に注水すすぎを行った記憶がある
場合は、(これは注水すすぎを行なったにもかかわらず
、注水すすぎが完了した後にすすぎ切換つまみ(26)
をためすすぎ側へ合わせるなどの事態が考えられるので
、注水すすぎを行なえばマイクロコンピュータ(23)
でそのことを記憶するようにしている)次の動作を行な
う。液面スイッチ(25〉が連結弁(17)を開いてか
ら55秒以内に開放したときには、55秒になるまでポ
ンプ(18)は正回転し、連結弁<17)は開弁じてお
く。55秒を過ぎて液面スイッチ(25)が開放したと
きにはその時点でポンプ(18〉を停止し連結弁(17
)を閉しる。何れの場合にも液面スイ・クチ(25)が
開放した時点から1分10秒経過するまで、連結弁(1
7)を閉しボンブク18)を停止した状態を保持する。
上記以外の通常の液移動は、液面スイ・7チ(25)が
開放した時点から15秒後に、一旦連結弁(17)を閉
じポンプ(18)を停止して45秒間この状態を保持し
た後、10秒間だけ連結弁(17)を開きポンプ(18
)を正回転して、衣類からしみ出した水を貯水槽(15
)へ送出する。即ち洗濯槽(3)(外槽(2))内に液
がなくなっても衣類は液を含んでいるので、45秒間の
間にこの衣類から液をしみ出して、それを再び貯水槽(
15)へ送って再利用しようとしたものである。
又第2回目のすすぎで注水すすぎを行なった場合につい
ては、注水すすぎのため洗濯槽(3〉には多くの水があ
り、それを全て貯水槽(15)へ移送すれば、貯水槽(
15)が溢れることが考えられるので、連結弁(17)
を開いてから55秒経過したのちは連結弁(17)を閉
じてポンプ(18〉を停止させるようにしたものである
次に貯水槽(15)内を自動的に洗浄する槽洗浄行程に
ついて第(10)図のフローチャートに基づき説明する
。槽洗浄は、まずポンプ異状の発生後かどうかをマイク
ロコンピュータ(23〉は記憶内容で判定し、ポンプ異
状発生後ならば槽洗浄は実施せず次へ進む。ポンプ異状
が発生していなければ、貯水槽(15)に水が無くかつ
洗濯槽(3)に水が有ることをフロートスイッチ(20
)及び液面スイッチ(25)で確認した上で、連結弁(
17)を開く。連結弁(17〉の開弁により洗濯”槽(
3)より水が貯水槽(15〉側へ移動して前述の液移動
で説明した如く、先ず連結水路(16)やポンプ(18
)中の空気を追い出し、連結弁(17)の開成より10
秒後に駆動回路(39)へ出力を出してポンプ(18)
を正回転すると共に排水弁(10)を開く。ポンプ(1
8)の正回転により貯水槽(15)へ移った水を攪拌し
て貯水槽壁に付着した汚れを洗い落とす。ポンプ(18
)は液面スイッチ〈25)が開成するまで駆動される。
液移動と異なって#1水j「(10)が開弁しているの
で、貯水槽(15)内の水はポンプ(18)が停止した
後は連結水路(16〉υト水110)を通って排水され
る。この動作により貯水槽<15)(特に下部)や連結
水路(16)やボンゾク18)内か自動的に洗浄される
ポンプ(18)が正回転を3分間#統しても液面スイッ
チ(25)が開かない場合は、マイクロコンピュータ(
23)はポンプ異状と判定し、ポンプ(18)を停止さ
ゼる。槽洗浄後の排水行程および脱水行程では、後述す
るように連結弁り17)を開いたままにしているので、
貯水槽(15)内の汚れを溶解した水は排水および脱水
の間に排水されて貯水槽には残らない。
次に第(11)図に基づいてuト水行程を説明する。
排水行程はマイクロコンピュータ(23)が槽洗浄行程
実施後であることを記憶している場合には、排水弁(1
0)を開くと同時に連結弁(17)を開き、貯水槽(1
5)の排水も行う、排水は液面スイップ(25)が開放
した後、1分15秒経過するまで行うが、排水を2分3
0秒間継続しても液面スイッチ(25)が開放しない場
合は、マイクロフンビータ(23)は排水異状と判定し
、連結弁(17)と排水弁(10)を閉じ1つその旨を
記憶する。排水異状は上蓋(42)を開放し蓋スイッチ
ク41)を一旦開くことによってマイクロコンピュータ
(23)の記憶から消され、さらに蓋スィッチ(41)
を閉じると再度排水をやり直す。
ここで排水異状の記憶を上蓋り42)を開放することに
よりクリアすることの意味は次のとおりである。使用者
が通常第1番目にする動作は、洗濯が完了したと思い込
んで洗濯物を取出すために上蓋(42)を開放すること
であり、この時洗濯槽〈3)内の水があって運転が中断
されていれば、排水異状だということに気づき、その原
因が例えば排水ホースの倒し忘れであれば、排水ホース
を倒して上蓋(42)を閉じれば直ちに運転再開できる
という点にある。第(12)図の脱水行程も、マイクロ
コンピユータフ23)が槽洗浄行程実施後であることを
記憶している場合には、脱水運転中に連結弁(17)を
開いておき、貯水槽(15)内の残水を排水する。脱水
運転はまず上蓋(42〉が閉じているか否かを蓋スィッ
チ(41)の開閉状態で判定し、蓋が閉している場合(
蓋スィッチ(41>ON )にのみ、排水弁操作用ソレ
ノイド(12)に動作させて排水弁(10)を開き且つ
ブレーキを解除しクラッチを脱水用に切り換えると共に
、右回転駆動回路(37)を通電してモータ(7)を回
転させ洗濯槽(3〉を回転させる。モータ(7〉は脱水
の残り運転時間が30秒になると回転を停止し、前記ソ
レノイド(12)が断電してブレーキをかけるときの騒
音を抑制するようにしている。
第(13)図のリセット脱水行程は、前述の排水行程と
脱水行程を組み合わせたもので、液面スイッチ(25〉
が開放(リセット)シた時点で脱水運転に入る。
第(14)図の反転は、前記コース選択兼スタートスイ
ッチ(33)で選択した押し洗いコースでは、まず駆動
回路(37)に1.2秒間通電しモータ(7)即ちi1
翼(6)を右回転させ、0.7秒間停止後駆動回路(3
8)に1.2秒間通電しモータ(7)を左回転させた後
69秒間停止するというザイクルを6回繰り返すのを基
本としている。その他のコース選択兼スタートスイッチ
(28)〜(32)で選択したコースでは、0.7秒間
の停止をはさんで1.2秒ずつ駆動回路(37)および
(38)を通電し、モータ(7)を反転させる。フロー
チャートには図示しなかったが、すすぎ行程中にすすぎ
切換つまみ(26)が注水すすぎ側になっている場合は
、反転と同時に給水弁(35)を開き注水すすぎを実施
する。
次に第(5)図〜第(7)図のフローチャートに従い、
本実施例の貯水槽付洗濯機の全体の動作を説明する。電
源スィッチ(22〉を投入すると、マイクロコンピュー
タ(23)は動作を開始し、マイクロコンピュータの出
力端子をリセットした後、内部のデータ書込みメモリ(
RAM)をクリアして初期状態にする。コース選択兼ス
タートスイッチ(28)〜(33〉の何れかが入力きれ
ると、この入力に対応したコースを設定憚る。その後3
秒間に新たに前記コース選択兼スタートスイッチ(28
)〜(33)の何らかが入力されない場合は、設定され
たコースの運転を開始し、その後スタートスイッチ(2
8)〜(33)の入力は受け付けず、コースの変更は不
可とする。
3秒間以内に別のスタートスイッチ(28)〜<33)
の何れかが入力された場合には、この新しいスタートス
イッチに基づくコースが設定される。同一のスタートス
イッチ(28)〜(33)を3秒間以内に2度続けて押
した場合には、念入りコースとなり、洗い行程時間・す
すぎ行程時間・脱水行程時間が長く設定される。また、
前記再利用切換スイ・ンチ(34)を(貯水槽)排水の
位置にして、スタートスイッチ(28)〜(33)の何
れかを押した場合には(貯水槽)排水コースが設定され
る。
そこで先1′(貯水槽)排水コースについて説明する。
この排水コースは連結弁(17)と排水弁(10)を開
くと共に、上蓋(42)が開放し工蓋スイッチ〈41)
が開いていてかつ液面スイッチ〈25)が開いている(
洗濯槽(3)に水が無い)場合は、運転開始後1分間給
水弁(35〉を開き、給水口(36)から給水する。こ
こで給水口(36)に外部ホースを接続しておけば、こ
のホースにより貯水槽(15)側・\導水して前述した
槽洗浄行程で落ちなかった貯水槽(15)の汚れを容易
に洗浄するとができる。貯水槽(15ンへ導水された水
は、連結弁(17)及び排水弁(10)が開いているの
で、直ちに排出される。勿論このホースにより洗濯槽(
3〉内も容易に洗浄できる。
ここで液面スイッチ(25)が開成している時のみ給水
弁(35)を開くようにしたのは、洗濯槽(3)内に液
があり、その上排水ホースを倒し忘れた状態で給水口<
36〉より給水すると水が溢れることがあるので、その
安全対策上からである。
また上蓋(42)を閉して蓋スィッチ(41)を閉して
おくと給水弁(35)が開かないので、貯水槽(15)
や洗濯槽(3)の排水のみを行なうことができる。
連結弁(17)と排水弁(10)は3分後に閉し、ブザ
ー (43)を鳴らし−C(貯水槽)排水コースの終了
を報知する。
次に押し洗いコースは特殊なのでその他の通常の洗濯コ
ース(全自動コース・半自動コース・洗いのみコース・
すすぎ脱水コース・脱水のみコース)の場合を説明する
先ず設定されたコースがすすぎ脱水コースなのか脱水の
みコースなのかを判定し、脱水のみZj −スの場合は
第(7〉図の最終脱水・\と進む。いずれのコースでも
ない場合は、第(8)図の液復帰行程を行ない、貯水槽
(15)に水がある場合はこれを洗濯槽(3)へ移す。
液面スイッチ(25)が閉成′イーると、念入りコース
かそうでない標準コースかを判定し、念入りコースの場
合は15分間、標準コースの場合は10分間第(14)
図の反転を行ない洗い行程を実行する。即ち0.7秒間
の停止をはさんで左右に1.2秒間づつ回転翼(6)を
回転させる。
洗い行程終了後あるいはずすぎ脱水コースのスタート時
に再利用切換スイッチ〈34〉が石けん水再利用の位置
になっているとき、第(9)図で示す液移動を実施し、
貯水槽り15)側・\水を移動する。単なる洗いのみコ
ースの場合は洗い行程を実イjしたのちブザー(43〉
を鳴らし終了を報知する。
洗いのみコースで終了時に再利用切換スイッチ(34)
が石けん水再利用の位置になっている場合は、液移動を
実施した後1分30秒間第(12)図の脱水行程まで行
って運転を終了する。このことにより洗濯物を脱水した
状態で取り出すことができ、手を濡らすことがない。そ
うして別の洗濯物を洗濯槽へ入れ貯水槽(15)へ移し
た石けん水を液復帰させることにより再利用して洗うこ
とができる。
洗いのみコースだけの場合は、上記したとおり洗濯槽に
液を残した状態で運転が停止されるので、中の洗濯物を
取り出す売子が濡れるが、液移動や液復帰を行なわない
ので、その分時間を短縮できる。
上記以外の場合は洗い終了徒弟(11)図の排水および
第(12)図の脱水を1分30秒行って第1回目のすす
ぎ行程へ進む。ここで排水開始時に貯水槽(15〉に水
が有る場合(フロートスイッチ(20)OFF )は前
記排水および脱水の間に連結弁(17)も開いておいて
、貯水槽(15)内の水を排水する。
第1回目のすすぎは給水を行なった後2分間第(14)
図の反転を行なうことにより実行され、その終了後はす
すぎ脱水コース以外で再利用切換スイッチ(34)がす
すぎ水再利用の位置にあるときは第(10)図で説明し
た槽洗浄を実施し貯水槽(15)を清浄にする。
このことの意味は、すすぎ水再利用の場合は第2回目の
すすぎ行程終了時の洗濯槽内の水を液移動して貯水槽へ
貯えておくのであるが、第1回目のすすぎ行程終了時の
洗濯槽内の水を単に排水するのではなく、槽洗浄に利用
して、貯えるへき第2回目のすすぎ行程終了の水が貯水
槽で汚れないように少しでも貯水槽を洗浄しておくため
である。
又すすぎ脱水コースの場合槽洗浄をしないのは、排水ホ
ースが倒きれていない等の排水異状事態が槽洗浄を行な
うと発見きれないことがあるからである。
即ち、すすぎ脱水コースとは第(4)図の行程図で示す
範囲を実行するものであるが、実行開始時読に洗濯槽〈
3)に液がない場合は、第1回目のすすぎ行程中の排水
や脱水時に排水異状を発見することはできず、更にこの
まま第1回目のすすぎが終って槽洗浄を行なってもまだ
排水異状は発見できない。(槽洗浄を行)なうとポンプ
〈工8〉で強制的に洗濯槽から貯水槽へ液を移すので液
面スイッチ(25)が開成し、その時点でリセット脱水
へ進む。
つまり洗濯槽と貯水槽に水が分離された状態で洗濯槽が
回転するだけである。)この状態で第2回目のすすぎを
注水すすぎで行なった場合は水が洗濯槽(3)より溢れ
てしまうことがある。従ってすすぎ脱水コースの場合は
槽洗浄することなく、2分間の第(13)図で示すリセ
ット脱水へ進み、ここでυト水異状が発見できるように
している。この2分間とは液面スイッチ(25)が開成
(リセット)してからの時間である。
次いで給水を行ない第2回目のすすぎへ進行する。この
すすぎは念入りコースで3分間、標準コースで2分間上
記反転を行う。
第2回目すすぎ行程が終了すると、第(7)図フローチ
ャートに示すように、半自動コースの場合はそのまま洗
濯槽(3)に水を溜めて運転を終了し、マイクロコンピ
ュータ(23)はポンプ異状の記憶が有ればこれを報知
し、無ければブザー(43)を鳴して終了を報知した後
初期状態に戻る。ポンプ異状の場合のブザーは、コース
終了の場合のブザーに比べ短周期で断続的に10砂間鳴
動するイ)ので、10秒後は図示しないが表示ランプが
点滅し続ける。
半自動コースでない全自動コースあるいは脱水のみコー
スの場合は最終の脱水行程に進む。この脱水はリセット
脱水であるが、このリセット脱水を実施する前に、再利
用切換スイッチ(34)がすすぎ水再利用の位置になっ
ているときは液移動を実施して、洗濯槽(3〉内のすす
ぎ水を貯水槽(15)へ移す。
一方再利用切換スイッチ(34)が再利用なしの位置に
有る場合(フローテ〜−トでは1オぎ水再利用でもなく
石けん水再利用でもない場合と表示しである)は槽洗浄
を実施する。これは上記した再利用切換スイッチ(34
)がすすぎ水再利用の位置にある場合に、第1回すすぎ
行程終了後の行なった槽洗浄と同様に、洗濯槽内の液を
単に排水するのではなく、槽洗浄に利用して少しでも貯
水槽(15)や連結水路(16)の汚れを落としておぐ
ために行なっているものである。ここで最終すすぎ行程
後の水を利用しているのは、これが最もきれいな水だか
らである。
最終のリセット脱水の脱水時間は念入りコースで5分3
0秒、標準コースで3分30秒である。運転が終了する
とマイクロコンピュータ(23)はポンプ異状の記憶が
有るときはこれを報知し、無いときはブザー(43〉を
鳴らし終了を報知した後初期状態に戻る。以上が通常の
洗濯コースの場合である。
特殊洗濯コースである押し洗いコースはセータや毛布な
どデリケートな繊維を洗う場合に使われるものである。
(へ)発明の効果 本発明の貯水槽付洗濯機によれば、洗濯槽から貯水槽へ
液な移送中に、移送用のポンプに異物が詰まったり洗濯
槽と貯水槽との連結水路が詰まったりして所定時間経過
しても洗濯槽内の液が無くならない場合は、連結弁を閉
じて洗濯槽と貯水槽との連結を断つと同時にポンプを停
止せしめ、且つ洗濯槽の排水弁を開いて槽内の液を自動
的に排水するようにしたので、いつまでもポンプが駆動
し続けて次の行程へ進まないというようなことのないも
のである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の貯水槽付洗濯機を示し、第1図は全体の
正面縦断面図、第2図は制御ボックスの前面パネル正面
図、第3図は制御回路のブロック図、第4図は行程図、
第5図乃至第14図は動作の流れを示すフローチャート
で、第5図乃至第7図は大筋の流れを示し、第8図乃至
第14図は細部の各法れを示す。 (3)・・・洗濯槽 (15)・・・貯水槽 (16)
・・・連結水路(17)・・・連結弁 り18)・・・
ポンプ (lO)・・・排水弁(25)・・・液面スイ
ッチ(水位検知手段)第1図 第3図 3 第8図 第13図 第14図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ■洗濯槽と、該槽内の液を再利用するために貯えておく
    貯水槽と、洗濯槽の液を排水する排水弁と、前記洗濯槽
    と貯水槽とを連結する連結水路と、該水路中に設けられ
    た該水路を開閉する連結弁と洗濯槽から貯水槽へ液を移
    送するポンプと、洗濯槽内の水位を検知する水位検知手
    段とを有し、前記連結弁を開いてポンプを駆動して液を
    移送中、所定時間経過しても前記水位検知手段が洗濯槽
    内の液が無くなったことを検知しない場合は、前記連結
    弁を閉しると共にポンプを停止せしめ且つ前記排水弁を
    開弁して洗濯槽内の液を排水せしめてなることを特許と
    する貯水槽付洗濯機。
JP58111311A 1983-06-20 1983-06-20 貯水槽付洗濯機 Granted JPS602280A (ja)

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JPS602280A true JPS602280A (ja) 1985-01-08
JPH0233280B2 JPH0233280B2 (ja) 1990-07-26

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