JPS60227646A - 穀粉可食フイルムの製造法 - Google Patents

穀粉可食フイルムの製造法

Info

Publication number
JPS60227646A
JPS60227646A JP59083310A JP8331084A JPS60227646A JP S60227646 A JPS60227646 A JP S60227646A JP 59083310 A JP59083310 A JP 59083310A JP 8331084 A JP8331084 A JP 8331084A JP S60227646 A JPS60227646 A JP S60227646A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flour
gluten
film
softener
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP59083310A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH028690B2 (ja
Inventor
Akira Yokota
横田 昭
Yoshiro Kato
吉郎 加藤
Kimio Tsuchiya
土屋 公男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON SEIFUN KK
NIPPN Corp
Original Assignee
NIPPON SEIFUN KK
Nippon Flour Mills Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON SEIFUN KK, Nippon Flour Mills Co Ltd filed Critical NIPPON SEIFUN KK
Priority to JP59083310A priority Critical patent/JPS60227646A/ja
Publication of JPS60227646A publication Critical patent/JPS60227646A/ja
Publication of JPH028690B2 publication Critical patent/JPH028690B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)
  • Noodles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、各種のフィリングを包んで食べることができ
る穀粉可食フィルムの製造法に関する。
〔従来の技術〕
小麦粉に、あるいは小麦粉に他の穀粉、たとえはコーン
フラワーなどを配合したものに、水を加えて混捏し、平
坦に圧延して得られるフィルム、あるいはこのフィルム
をさらに加熱処理したフィルムで、各種のフィリングを
包んで、そのまま、あるいはさらに加熱調理して食べる
各種の食品がある。たと2えは、お好み焼、しゅうまい
い鉄子、春巻、クンープ、プリトーなどがよく知られて
いる。
春巻は、小麦粉700重量部に水10o〜/2θ重量部
を加えて混捏し、得られた生地をθ、弘〜O1ざ一程度
の厚みに圧延し、焼成することにより得られる。春巻の
皮に使用される小麦粉は薄力粉で、麩が生成しないよう
に注意して生地をつくる。麩がでてしまうと、しま模様
となり、厚みが一定にならない。厚みを大きくするとこ
のしま模様が顕著にあられれるので好ましくない。皮の
巻き易さ、割れにくさ、風味の点で強力粉の方が好まし
いが、グルテン含有量が高く、シたがって麩が出やすい
ために、従来、春巻の皮には、強力粉を使用することが
できなかった。
クレープは、小麦粉700重量部に、水200〜220
重量部(卵を含む)を加え、混捏して得られる生地を焼
いて得られる。クレープは薄くて火通りはよいが軟弱で
ものたりない感じを与える。
またプリトーをつくるフラワートルテイラは、小麦粉/
θθ1量部に水90〜60重量を加え、混捏して得た生
地を焼くことにより得られるが、厚みが大きく、火通り
が悪いため、生の食感が残りやすい。これを十分に焼い
たばあいには硬くなシすぎて、フィリングを包む際に割
れやすくなる。
このように従来の小麦粉を主体とする穀粉可食フィルム
は、厚くすると麩が生成して外観を損ないまた人通シが
悪く、焼きすぎると、巻くときに割れやすくなり、この
ため、30〜弘θ℃に温めて巻かなければならず、一方
薄くすると、ものたりない食感を与えるという欠点があ
った。
〔発明の目的〕
したがって本発明の目的は、春巻の皮よシ厚くしても麩
が生成してしま模様を形成するようなことがなく、人通
シがよく、表面が均質化され、したがってすぐれた外観
を有し、巻きやすく、巻くときに割れに<<、強力粉や
コーンフラワーなどを配合することができ、すぐれた食
感、食味を有する穀粉可食フィルムの製造法を提供する
ことである。
〔発明の構成〕
本発明者は、以下に述べる特定のグルテン軟化剤全配合
することにより上記目的が達成されることを見出し、本
発明を完成するに至った。
本発明は、小麦粉を主体とする穀粉10θ重量都に、グ
ルテン軟化剤θ、θ/〜/、θ1fit部、水70−/
30ム蓋部全力0えて混捏し、20〜60分間熟成させ
たのち、厚み/〜S−のフィルムに加熱成形することを
特徴とする穀粉可食フィルムの製造法である。
本発明では、このような可食フィルムの原料として通常
使用されている薄力粉のほかに、中力粉、強力粉も使用
することができる。さらに、小麦粉以外の穀粉、たとえ
ばコーンフラワーなども配合することができる。
本発明に使用されるグルテン軟化剤は、小麦粉中のグル
テンに作用してこれを軟化し、均質なフィルムを形成さ
せることができる。したがって、前述のとおり、本発明
では強力粉も使用可能であシ、強力粉を使用しfC,F
iあいには糊のように食感がなく、美□味なフィルムが
得られる。このようなグルテン軟化剤としては、蛋白分
解酵素;システィン、グルタチオンのような合価アミノ
酸あるいは含硫ペプチド;アスコルビン酸またはその塩
などを例示することができる。グルテン軟化剤の使用量
は、蛋白分解酵素(たとえば力価グθθU/キのもの)
のけあい0.07〜0.05重量%、システィン、・グ
ルタチオンのばあい0.7〜0.5重量%、アスコルビ
ン#!またはその塩のばあい0.2〜/、θ重1t%が
適当である。これより少ないと添加による効果が不十分
でありまたこれより多いとネチャネテヤした食感となり
好ましくない。
上記穀粉に所定蓋のグルテン軟化剤と水を加え、十分に
混捏して生地をつくる。この生地を常温で20〜60分
間熟成したのち、加熱成形して厚み7〜3mの可食フィ
ルムをつくる。この熟成の際に、グルテン軟化剤が小麦
粉中のグルテンに作用して、これを軟化させるものと考
えられる。蛋白分j1#酵素のばあい、上記使用量よシ
少ないiを用いてさらに長時間、たとえは−昼夜熟成し
ても同様の効果が得られる。
熟成後、たとえは/θθ〜150Lのホットドラムで3
0−20θ秒程度、焼成すればよい。ホットドラム以外
の、たとえばバンドオープン、7ライノ臂ンなどを用い
て焼成してもよいことはいうまでもない。
本発明は、澱粉が糊化するのに十分な童の水を加え、か
つ適度な厚みの可食フィルムをつくる際に発生する小麦
粉グルテンの患影響を、グルテン軟化剤を添加すること
により解消したものである。
本発明に使用されるグルテン軟化剤は、小麦粉以外の穀
粉中の蛋白質にも作用し、組織を軟化させるので、小麦
粉以外の穀粉を配合したばあいにも、好ましい食感と食
味が得られる。
本発明の可食フィルムは、肉、野菜、ハム類、チーズ類
などの料理を包み、食前に温めるか、油煤するだけで食
べられるような食品に特に有利に使用される。本発明の
可食フィルムは、従来の可食フィルムにはみられない特
有の食感をもち、フランスの田舎風クレープ風科埋、イ
タリアのラザニア、カネロニ風料理、メキシコのプリト
ー、タキートス、エンチーラダス、エンノぐナダス風料
理などの洋風料理を、日本人向きに応用する際に特に好
適である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、通産な厚みをもち、外観がきれいで、
大通シがよく、巻きやすく、巻くときに割れに<<、食
感、食味、保存性のすぐれた穀粉可食フィルムが得られ
る。
〔実施例〕
次に実施例を示し、本発明を具体的に説明する実施例/ 強力粉 100重量部 塩 、/ ノ4′/−1lイン 0.03 水 g5 この配合のものをホバートミキサーで3分間混合し、3
0分ねかせた。この生地をおfcま杓子で、温めたフラ
イ79ン上に伸ばし、厚みをSmくらいになるよう焼き
あけた。
実施例コ 強力粉 qOl量部 薄刃粉 弘θ コーン粉 コO システィン 0.3 塩 / ショートニング S X go この配合のものをホバートミキサーで3分間混捏し、2
0分間ねかせた。この生地をホットドラムで’1m厚、
720℃、720秒で焼きあけた。
実施例3 薄刃粉 ざ0重量部 コーン粉 20重量部 アスコルビン酸ソーダ θII5 塩 / シュガーエステル 0.2 水 g。
この配合のものをホバートミキサーで3分間混捏し、3
0分間ねかせた。この生地をホットドラムで1,7m厚
、/2!rC,/θθ秒で焼きあげた。
実施例グ 強力粉 グO重量部 薄刃粉 20 コーン粉 ti。
プロプアーゼ O20コ ベーキングパウダー / 水 ざθ この配合のものをニーダ−ミキサーで2分間混捏し、9
0分間ねかせた。この生地をホットドラムで20.S″
霧厚730℃、90秒で焼き上げた。
実施例S 対照として 中力粉 100M量部 シュガーエステル 0.2 ペーキングノ臂つ〆一 7 水 /20 この配合のものをホバートミキサーでS分間混捏した生
地を、ホットドラムで、21m1厚、1lIoc。
70秒で焼tAあげた。
以上5例の可食フィルムを、23鋼角に切シ、ハム及び
チーズを包み、電子レンジで7分間加熱してプIj )
一様食品を作った。これらの外観、物性、食感の結果を
次表に示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (11小麦粉を生体とする穀粉700重量部に、グルテ
    ン軟化剤θ、θ/〜/、θ$匁部、水7θ〜/3θ重量
    部を加えて混捏し、20〜60分間熟成させたのち、厚
    み/〜!;、mのフィルムに加熱成形することを特徴と
    する穀粉可食フィルムの製造法。 (2) グルテン軟化剤が、蛋白分解酵素である特許請
    求の範囲第(1)項記載の方法。 (3) グルテン軟化剤が、金儲アミノ酸または會硫ペ
    グチドである特許請求の範囲第(1)項記載の方法。 (4) グルテン軟化剤が、アスコルビン酸またはその
    塩である特許請求の範囲第(1)項記載の方法。
JP59083310A 1984-04-25 1984-04-25 穀粉可食フイルムの製造法 Granted JPS60227646A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59083310A JPS60227646A (ja) 1984-04-25 1984-04-25 穀粉可食フイルムの製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59083310A JPS60227646A (ja) 1984-04-25 1984-04-25 穀粉可食フイルムの製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60227646A true JPS60227646A (ja) 1985-11-12
JPH028690B2 JPH028690B2 (ja) 1990-02-26

Family

ID=13798842

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59083310A Granted JPS60227646A (ja) 1984-04-25 1984-04-25 穀粉可食フイルムの製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60227646A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2639191A1 (fr) * 1988-11-24 1990-05-25 Ecole Nale Sup Meun Lab Film comestible a base de farine de ble a basse teneur en proteines, son procede de preparation et son utilisation comme emballage

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2639191A1 (fr) * 1988-11-24 1990-05-25 Ecole Nale Sup Meun Lab Film comestible a base de farine de ble a basse teneur en proteines, son procede de preparation et son utilisation comme emballage

Also Published As

Publication number Publication date
JPH028690B2 (ja) 1990-02-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3528127B2 (ja) 電子レンジ加熱適応調理パン
JP2850690B2 (ja) 焼きギョウザの製造法
JP3014040B2 (ja) 食物繊維パン及びその製造法
JP2003199497A (ja) 米粉菓子およびその製造方法
JP4556184B2 (ja) ピザクラストの製造方法及び冷凍ピザ
JP2016067335A (ja) 揚げパン類の製造方法
JPH11225703A (ja) 里芋科の芋を主原料とする食品又は食品材料
JP2000106821A (ja) チーズ及びその製造方法
JPS60227646A (ja) 穀粉可食フイルムの製造法
JP5990457B2 (ja) 電子レンジ調理用パン粉
EP0620975A2 (en) Improved microwaveability of baked products
RU2259740C1 (ru) Пищевой продукт быстрого приготовления "разогриль" и способ его производства
JPH07184529A (ja) ベーカリー類の製造方法
JP2920428B2 (ja) イースト発酵食品及びその冷凍品の製造法
JP3548515B2 (ja) 成形肉加工食品の製造方法
JP7423940B2 (ja) 包餡麺帯食品及びその製造方法
JP4736152B2 (ja) 電子レンジ加熱調理用組成物
JP3636878B2 (ja) 半焼成パン
JP2002300853A (ja) 電子レンジ加熱用可食性熱制御素材
JPH0779601B2 (ja) 電子レンジ加熱用の調理パンのバンズ
US3214275A (en) Process for the preparation of baked goods and alimentary pastes
JPH06261700A (ja) 弾力性増強食品
JP2620756B2 (ja) ゼラチン入りパン粉
JPH10248499A (ja) たこ焼き様スナック食品の製造方法
JPH11346680A (ja) シート状食品の製造法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees