JPH06261700A - 弾力性増強食品 - Google Patents

弾力性増強食品

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JPH06261700A
JPH06261700A JP5051750A JP5175093A JPH06261700A JP H06261700 A JPH06261700 A JP H06261700A JP 5051750 A JP5051750 A JP 5051750A JP 5175093 A JP5175093 A JP 5175093A JP H06261700 A JPH06261700 A JP H06261700A
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JP
Japan
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noodles
rutin
food
flour
glycosylated
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JP5051750A
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English (en)
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Ikuo Takaya
屋 幾 夫 高
Yukinobu Gunji
司 幸 信 郡
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Toyo Sugar Refining Co Ltd
Original Assignee
Toyo Sugar Refining Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】本発明の弾力性増強食品は、α-グリコシル化
ルチン、ルチン、ケルセチン、イソケルシトリン、ヘス
ペリジン、ナリンジンおよびこれらの糖転移物からなる
フラボノイド系化合物群から選ばれる少なくとも一種を
含有することを特徴としている。このような食品には、
例えばα-グリコシル化ルチンは、食品100g中に、
0.01〜20gの量で含まれている。 【効果】本発明によれば、弾力性すなわち「こし
(腰)」の強いソバ、中華ソバ、うどん、スパゲッテイ
等の麺類やシュウマイ、餃子などの弾力性増強食品が得
られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、弾力性すなわち「こし
(腰)」が強く、喉ごしがよく、まろやかな食感を有す
る食品に関し、さらに詳しくは、弾力性、喉ごし、まろ
やかな食感に優れた中華ソバ、シュウマイ、ワンタン、
餃子等の中華食品、ソバ、うどん等の和食品並びに、ス
パゲッテイ、パスタ等の洋食品に関する。
【0002】
【発明の技術的背景】従来より、ソバ、中華ソバ、うど
ん、スパゲッテイ等の麺類やシュウマイ、餃子等の皮
は、摂取時の弾力性すなわち「こし」を強化すべく、例
えば、使用される小麦粉の組成を選定し、塩水を利用し
て製造されており、中華食品では小麦粉に食塩水および
カンスイを加えて、混練して製造されている。
【0003】しかしながら、従来では必ずしも充分な
「こし」のある麺類等は得られていない。本発明者ら
は、麺類等の「こし」を強化すべく鋭意研究したとこ
ろ、特定の物質が配合された麺類では著しく「こし」が
強化されることなどを見い出し、本発明を完成するに至
った。
【0004】
【発明の目的】本発明は、上記のような従来技術に伴う
問題点を解決しようとするものであって、食すると強い
弾力性すなわち強い「こし(腰)」を有するような中華
ソバ、餃子、ワンタン、ソバ、うどんなどの食品を提供
することを目的としている。
【0005】
【発明の概要】本発明に係る弾力性増強食品は、 α-グ
リコシル化ルチン(α-Gルチン)、ルチン、ケルセチ
ン(クェルセチン)、イソケルシトリン、ヘスペリジ
ン、ナリンジンおよびこれらの糖転移物からなるフラボ
ノイド系化合物群から選ばれる少なくとも一種を含有す
ることを特徴としている。
【0006】本発明の好ましい態様においては、上記食
品には、食品100g中に通常0.01〜20g、好ま
しくは0.01〜5gの量でα-グリコシル化ルチンが
含有されている。また、本発明の好ましい態様において
は、上記食品には、食品100g中に通常0.01〜1
0g、好ましくは0.05〜2gの量でルチンが含有さ
れている。
【0007】本発明に係る上記食品には、上記のように
α-グリコシル化ルチン、ルチン、ケルセチン、イソケ
ルシトリン、ヘスペリジン、ナリンジンあるいはこれら
の糖転移物などのフラボノイド系化合物群の内の少なく
とも一種が含まれているので、著しく弾力性に優れ、い
わゆる「こし(腰)」が強い。しかも、喉越しがよく、
まろやかな食感を有する。また、例えば、日本ソバでは
その新緑色が保持され、中華ソバでは退色が防止され
る。
【0008】また、α-グリコシル化ルチンは水溶性の
ため、弾力性増強食品の製造時に、α-グリコシル化ル
チンを水に溶解させて用いることにより、均一にα-グ
リコシル化ルチンが食品中に混合された弾力性増強食品
が得られる。
【0009】
【発明の具体的説明】以下、本発明に係る弾力性増強食
品について具体的に説明する。本発明に係る弾力性増強
食品には、α-グリコシル化ルチン、ルチン、ケルセチ
ン、イソケルシトリン、ヘスペリジン、ナリンジンおよ
びこれらの糖転移物からなるフラボノイド系化合物群か
ら選ばれる少なくとも一種が含有されている。上記糖転
移物としては、具体的には、ケルセチンへの糖転移物で
あるα-グリコシル化ケルセチン、イソケルシトリンへ
の糖転移物であるα-グリコシル化イソケルシトリン、
ヘスペリジンへの糖転移物であるα-グリコシル化ヘス
ペリジン、ナリンジンへの糖転移物であるα-グリコシ
ル化ナリンジンが挙げられる。なお、α-グリコシルル
チンは、ルチンへの糖転移物である。
【0010】このような食品としては、摂取時に強い
「こし(腰)」が求められるような食品、例えば、中華
ソバ、シュウマイ、ワンタン、餃子等の中華食品、うど
ん、ソバ等の和食品、およびスパゲッテイ、パスタ等の
洋食品が挙げられる。
【0011】なお、即席麺では、その製造に際し麺類を
フライヤーで油揚げするが、このように麺類を油揚げし
た後、麺類の表面にα-グリコシル化ルチン水溶液をス
プレーするか、あるいは麺類を該溶液に浸漬することに
より即席麺の表面にα-グリコシル化ルチンを付着させ
黄色に着色させることにより、さらに酸化防止、退色防
止を図ることもできる。
【0012】また、アマランサス入りそばには、このア
マランサスなどのように麺類の「こし」を脆弱化するよ
うな原料が配合されているが、このように麺類の「こ
し」を脆弱化するような成分が含まれた食品においても
上述したようなフラボノイド系化合物を配合することに
より、そばの「こし」の脆弱化防止を図ることができ
る。
【0013】上記弾力性増強食品には、α-グリコシル
化ルチンは、食品100g中に通常、0.01〜20g
の量で、好ましくは0.01〜5gの量で、さらに好ま
しくは0.01〜3gの量で含有されている。α-グリ
コシル化ルチンは無味・無臭のため、味質上その量は制
約されないが、α-グリコシル化ルチンの含有量が0.
01g未満では摂取時に充分な弾力性を有するような食
品が得られず、また、20gを超えると黄色性が目立つ
ようになるため好ましくない。
【0014】また上記弾力性増強食品には、α-グリコ
シル化ルチン以外の上記フラボノイド系化合物、例えば
ルチンは、食品100g中に通常、0.01〜10gの
量で、好ましくは0.05〜2gの量で、さらに好まし
くは0.1〜1gの量で、特に好ましくは0.2〜1g
の量で含有されている。ルチンの含有量が0.01g未
満では摂取時に充分な弾力性を有するような食品が得ら
れず、また、10gを超えると食品の黄色着色が目立つ
ようになり、商品価値が低下するため好ましくない。
【0015】本発明に係る弾力性増強食品には、上記の
ようにα-グリコシル化ルチン、ルチン、ケルセチン、
イソケルシトリン、ヘスペリジン、ナリンジン、および
これらの糖転移物などのフラボノイド系化合物群の内の
1種以上が含まれているので、食すると弾力性すなわち
「こし(腰)」が強い。
【0016】食品の製造 このような本発明に係る弾力性増強食品を製造するに
は、原料混練時にα-グリコシル化ルチン、ルチン、ケ
ルセチン、イソケルシトリン、ヘスペリジン、ナリンジ
ン、あるいはこれらの糖転移物などのフラボノイド系化
合物を食品原料に配合する以外は、従来より公知の方法
を採用することができるが、例えば、下記のようにすれ
ばよい。
【0017】 手延べ麺類(そうめん、冷麦、ひもか
わ、きしめんなど)の製造 そうめん、冷麦、ひもかわ、きしめんなどの手延べ麺で
は、例えば、予めα-グリコシル化ルチンを食塩水に溶
解させてなるα-グリコシル化ルチン入り食塩水を、小
麦粉に加えてスーパーミキサー等の混練機にて15〜3
0分(例:約25分)程度捏ねた後、ローラにて円形平
板状に圧延する。次いで、得られた圧延麺をビニールシ
ート等で被覆し、20〜40分(例:30分)程度熟成
させる。次いで、熟成された圧延麺から渦巻状に幅15
cm程度の線状麺を切り出す。次いで、線状麺の表面に
綿実油等の食用油を塗布した後、線状麺をさらに細く延
伸して直径5cm程度の棒状麺を得る。この棒状麺を筒
(採筒)内に渦巻状にして入れ、ビニールシートなどで
被覆し2〜4時間(例:3時間)程度熟成させる。
【0018】以下常法に従い、細目作業、小均(こな
し)作業、掛巻(かけは)作業、小引(こびき)作業、
門干(かどぼし)作業、小割(こわり)作業を経て、所
望の手延べ麺類が得られる。このようにして得られた手
延べ麺類は、通常、結束・箱詰・格納作業を経て上市さ
れる。
【0019】なお、このようにして麺類を製造する際に
用いられる食塩水は、夏期には冬期より高濃度にして用
いることが好ましく、例えば、春期にはボーメ度(B
e')11〜14に、夏期には12〜16に、秋期には
10〜12に、また冬期には9〜10にそれぞれ設定し
て用いられる。また、このような食塩水は、例えば、小
麦粉1kg当り、春期には3.4〜3.8リットルの量
で、夏期には3.1〜3.6リットルの量で、秋期には
3.4〜3.8リットルの量で、また冬期には3.6〜
4.1リットルの量で用いられる。また、α-グリコシ
ル化ルチンは、通常、麺類の製造直前に食塩水に溶解し
て用いられ、小麦粉1kg当り100mg(0.1g)
〜200g程度の量で用いられる。
【0020】機械製麺類(生麺、半生麺、蒸し麺、ゆ
で麺、乾麺)の製造 (i)うどん系(生麺、半生麺、蒸し麺、ゆで麺、乾麺)
麺類 うどん系の機械製麺類を製造する際には、原料として小
麦粉、食塩、水とともに、α-グリコシル化ルチン、ル
チン、ケルセチン、イソケルシトリン、ヘスペリジン、
ナリンジン、あるいはこれらの糖転移物の内の1種以上
が用いられ、小麦粉としては、通常、中力粉の一等粉、
準一等粉などが用いられる。
【0021】特に生うどんの場合には、小麦粉1kgに
対して水は、通常260〜300g(例:280g)の
量で、食塩は、30〜50g(例:40g)の量で、α
-グリコシル化ルチンは0.1〜200gの量で用いら
れる。α-グリコシル化ルチンは、通常、食塩水に溶解
させて用いられる。また食塩水は前記手延べ麺の場合と
同様、夏期には冬期より高濃度に調整して用いられる。
【0022】ゆでうどんの場合には、小麦粉1kgに対
して、通常、水は300〜340g(例:320g)の
量で、食塩は25〜35g(例:28g)の量で、α-
グリコシル化ルチンは0.1〜200gの量で用いら
れ、さらに必要により少量の有機酸、活性グルテン、ワ
キシースターチ等が用いられる。
【0023】乾うどんの場合には、小麦粉1kgに対し
て、通常、水は260〜300g(例:280g)の量
で、食塩は28〜36g(例:32g)の量で、α-グ
リコシル化ルチンは0.1〜200gの量で用いられ、
さらに必要により少量の有機酸、活性グルテン、ワキシ
ースターチ等が用いられる。
【0024】上記のような量で配合された原料をミキサ
ーにて15〜25分程度混練してなる生地は、常法に従
い、フィーダー、複合機、延機、切出機などの機械工程
を経た後、さらに生麺用、半生麺用、ゆで麺用、蒸麺用
あるいは乾麺用の各工程を経て所望の機械製麺類とされ
る。
【0025】 (ii) そば系(生麺、半生麺、ゆで麺、乾麺)麺類 そば系の機械製麺類を製造する際には、原料としてそば
粉、小麦粉、食塩、水とともに、α-グリコシル化ルチ
ン、ルチン、ケルセチン、イソケルシトリン、ヘスペリ
ジン、ナリンジン、あるいはこれらの糖転移物の内の1
種以上が用いられ、そば粉としては通常2番粉、3番粉
など、香りと粘りがあり、容易にそばを製造し得るよう
なそば粉が用いられる。小麦粉としては強力小麦粉の2
〜3等粉が用いられる。
【0026】特に生そばの場合には、小麦粉1kgに対
して、通常、そば粉は250〜1600g(例:440
g)の量で、食塩は53〜109g(例:60g)の量
で、水は313〜650g(例:360g)の量で、α
-グリコシル化ルチンは0.1〜200gの量で用いら
れ、さらに必要によりポリ燐酸、乳酸、プロピレングリ
コール、大和芋などが用いられる。
【0027】ゆでそばの場合には、小麦粉1kgに対し
て、通常、そば粉は250〜1600g(例:440
g)の量で、食塩は35〜73g(例:40g)の量
で、水は365〜759g(例:420g)の量で、α
-グリコシル化ルチンは0.1〜200gの量で用いら
れ、さらに必要によりグリシン、大和芋などが用いられ
る。
【0028】乾そばの場合には、小麦粉1kgに対し
て、通常、そば粉は250〜1600g(例:440
g)の量で、食塩は35〜73g(例:40g)の量
で、水は365〜759g(例:420g)の量で、α
-グリコシル化ルチンは0.1〜200gの量で用いら
れ、さらに必要により大和芋、鶏卵などが用いられる。
【0029】上記のような量で各成分が配合された機械
製そば(生麺、半生麺、ゆで麺、乾麺)は、うどん系の
機械製麺の場合と同様、常法に従い、ミキサー、フィー
ダ、複合機、延機、切出機などの機械工程を経た後、さ
らに生麺、半生麺、ゆで麺、乾麺用の各工程を経ること
により製造される。
【0030】(iii) 中華そば系(生麺、半生麺、硬蒸
麺、ゆで麺、乾麺)麺類 中華そば系の機械製麺類を製造する際には、原料として
小麦粉、食塩、カンスイ、水とともに、α-グリコシル
化ルチン、ルチン、ケルセチン、イソケルシトリン、ヘ
スペリジン、ナリンジン、あるいはこれらの糖転移物の
内の1種以上が用いられ、また必要に応じてクチナシ系
黄色色素などの色素も用いられる。小麦粉としては、通
常準強力の一等粉、中力の一等粉などが用いられる。
【0031】特に生中華の場合には、小麦粉1kgに対
して、通常、食塩は16〜24g(例:20g)の量
で、カンスイは2〜6g(例:4g)の量で、α-グリ
コシル化ルチンは0.1〜200gの量で、水は200
〜280g(例:240g)の量で用いられる。
【0032】焼きそばの場合には、小麦粉1kgに対し
て、通常、食塩は4.2〜5.4g(例:4.8g)の
量で、カンスイは4〜5.6g(例:4.8g)の量
で、α-グリコシル化ルチンは0.1〜200gの量
で、水は200〜280g(例:240g)の量で用い
られる。
【0033】ソフト焼きそばの場合には、小麦粉1kg
に対して、通常、食塩は10〜14g(例:12g)の
量で、カンスイは4〜8g(例:6g)の量で、α-グ
リコシル化ルチンは0.1〜200gの量で、水は29
0〜350g(例:320g)の量で用いられる。
【0034】ゆで中華の場合には、小麦粉1kgに対し
て、通常、食塩は4.2〜5.4g(例:4.8g)の
量で、カンスイは4.4〜5.2g(例:4.8g)の
量で、α-グリコシル化ルチンは0.1〜200gの量
で、水は290〜350g(例:320g)の量で用い
られる。
【0035】乾中華の場合には、棒状およびウエーブ状
いずれの形状においても、小麦粉1kgに対して、通
常、食塩は15.4〜29.4g(例:22.4g)の
量で、カンスイは2〜6g(例:4g)の量で、α-グ
リコシル化ルチンは0.1〜200gの量で、水は25
0〜350g(例:300g)の量で用いられ、必要に
よりクチナシ系黄色色素などの色素は0.5〜0.8g
の量で用いられる。
【0036】上記のような量で各成分が配合された機械
製中華そば(生麺、半生麺、硬蒸麺、柔蒸麺、ゆで麺、
乾麺)は、上記うどん系、そば系の機械製麺の場合と同
様、常法に従い、先ずミキサー、フィーダ、複合機、延
機、切出機などの機械工程を経るが、この切出工程に
は、一般にラーミングと称される物理的縮れ加工の工程
が付加される。その後、さらに生麺、半生麺、ゆで麺、
乾麺用の各工程を経ることにより機械製中華そばは製造
される。
【0037】
【発明の効果】本発明に係る弾力性増強食品には、上記
のようにα-グリコシル化ルチン、ルチン、ケルセチ
ン、イソケルシトリン、ヘスペリジン、ナリンジンおよ
びこれらの糖転移物からなるフラボノイド系化合物群か
ら選ばれる少なくとも1種が含まれているので、食する
と「こし」が強く、喉越しがよく、まろやかである。
【0038】
【実施例】以下、本発明に係る食品につき、実施例によ
りさらに具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例
により何等制限されるものではない。
【0039】
【実施例1〜3】 [手打ちうどん]原料小麦粉500gをボールに入れ、
これに水160gと食塩14gとα-グリコシル化ルチ
ン0.5g(実施例1)、1g(実施例2)または2.
5g(実施例3)とを混合してなるα-グリコシル化ル
チン含有食塩水を少量ずつ加えて、幾分ぼろぼろする位
の固さになるまで両手でよくかきまぜた。次に両手に力
を入れて5〜6分間充分に捏ね合わせた。捏ねているう
ちにこの捏合物に次第に弾力性が生じて、引き締まった
団子状になったので、捏ね合わせを終了させた。捏ね上
がった生麺を丸めて、予め小麦粉を薄く振りかけた麺板
の上に載せ、麺棒で延ばした。延ばした麺帯を切り畳
み、庖丁で細切りした。得られた手打ちうどんを、沸騰
させた湯の中に少しずつ投入して箸で静かに掻きまわし
た。うどんを沸騰水に投入後、約1分間経過した時点
で、湯が沸き立ちうどんが沸騰水の表面に浮かんでき
た。そこで、ボールに冷水を注いでうどんを冷やした。
このような沸騰・注水操作を3回繰り返すと、うどんの
芯まで糊化した。このようにゆで上がったうどんを、揚
げザルに掬い上げて冷水で洗い、うどんの表面に付着し
ている柔らかい糊状物を除去するとともにうどんを堅め
た。洗ったうどんを水切りし、1人分ずつの量で並べ、
後述する試食試験に供した。
【0040】
【比較例1】実施例1において、α-グリコシル化ルチ
ンを用いなかった以外は実施例1と同様にして手打ちう
どん(対照品)を製造したのち、得られたうどんをゆで
あげて、後述する試食に供した。
【0041】
【試食試験】上記のようにして得られた1人分のうどん
を振りザルに入れ、熱湯中で数回上下に振るようにして
熱湯に浸した後、椀に盛り、試食試験に供した。
【0042】結果を表1に示す。
【0043】
【表1】
【0044】註) ± :腰、風味が対照品と同じ。
喉越し、まろやかさが対照品と同じ。 + :腰、風味が対照品よりやや強くなった。喉越
し、まろやかさが対照品よりやや良好。
【0045】++ :腰、風味が対照品より強くなっ
た。喉越し、まろやかさが対照品より良好。 +++:腰、風味が対照品より著しく強くなった。喉越
し、まろやかさが対照品より著しく良好。
【0046】
【実施例4〜6、比較例2】実施例1において、小麦
粉、食塩、水およびα-グリコシル化ルチンの使用量を
下記のように変えた以外は、実施例1と同様にしてうど
んを製造し、下記の評価を行なった。
【0047】結果を表2に示す。 [試料の評価方法]製造直後の各試料について、10人
(男女各5人)のパネラーに試食させて試料の「こし」
の強さ、試料の外観・色調、喉越しの良さ、およびまろ
やかさについて官能評価させた。
【0048】また、同一試料をラップ掛けし、8℃前後
に温度設定された冷蔵庫内に8時間貯蔵した後、同一の
パネラーに試食させ官能評価させた。評価結果は上記1
0人のパネラーの平均値で表示した。 [うどんの配合組成] 小麦粉(中力粉) 500g 食塩 20g 水 225ml α-グリコシル化ルチン(α-Gルチン) 0g(比較例2),1g(実施例4),2g(実施例5),5g(実施 例6)
【0049】
【表2】
【0050】[註(パネラー10人の平均評価点)] ± :対照品と同じ。 + :対照品に比べて『「こし」がやや強くなった』
あるいは『外観・色調がやや良くなった』あるいは『喉
越しがややよい、ややまろやかだ』。 ++ :対照品に比べて『「こし」が強くなった』ある
いは『外観・色調が良くなった』あるいは『喉越しがよ
い、まろやかだ』。 +++:対照品に比べて『「こし」が著しく強くなっ
た』あるいは『外観・色調が著しく良くなった』あるい
は『喉越しが著しくよい、著しくまろやかだ』。
【0051】
【実施例7〜9、比較例3】下記のような組成のそばを
製造した。すなわち、そば粉と小麦粉を大きめのボール
に入れてよく混ぜ合わせた。次いで、下記の量の水の3
分の1(約72ml)をこのボール内の混合物に振りか
けながら、混合物を両手でこすりあわせるようにしてさ
らに混合し、混合物全体に水気をなじませた。
【0052】次いで、5〜6分間かけて残りの水を少し
づつ上記混合物に添加し、該混合物がポロポロの状態に
なるまで水を混合物に充分なじませた。次いで、さらに
体重をかけて、5分間該混合物を捏ねたところ、捏合物
の生地がなめらかになり、捏合物がまとまって1個の塊
状になった。ついで、この塊状の捏合物を濡れぶきんで
包み、30分間保持した。次いで、濡れぶきんを除去し
て得られた捏合物を、打ち粉が充分に振り撒かれた捏ね
板上に移し、手でほぼ長方形に形作った後、麺棒でその
厚さが2mm程度になるまで延ばした。得られた板状そ
ばの上に打ち粉を充分に振りかけた後、板状そばを2つ
折りにして一旦半分に切った後、切った端から2mm幅
に細く切った。次いで、得られた細切そばを10分間ふ
きんで被覆し保持した。
【0053】次いで、上記のようにして得られた細切そ
ば(そば)を該そばの8倍量の沸騰水に解して入れて、
そばが浮き上がるまでかき混ぜることなく3分間ゆで
た。次いで、ゆで揚がったそばを冷水中に移して洗った
後、ざるにあげて水気を切り、実施例4と同様な方法で
官能評価を行なった。その結果、α-グリコシル化ルチ
ンの配合量に応じて、それぞれ実施例4〜6、比較例2
と同様の結果が得られた。 [そばの配合組成] そば粉(打ち粉70g含む) 357g 小麦粉(中力粉) 143g 水 215ml α-グリコシル化ルチン 0g(比較例3),1g(実施例7),2g(実施例8),5g(実施例9)
【0054】
【実施例10〜12、比較例4】下記のような組成のア
マランサス入りそばを実施例7と同様にして製造し、実
施例4と同様な方法で官能評価を行なったところ、α-
グリコシル化ルチンの配合量に応じて、それぞれ実施例
4〜6、比較例2と同様の結果が得られた。 [アマランサス入りそばの配合組成] 小麦粉(中力粉) 325g そば粉 125g アマランサス粉 40g グルテン 10g 食塩 5g 水 150ml α-グリコシル化ルチン 0g(比較例4),1g(実施例10),2g(実施例11),5g(実 施例12)
【0055】
【実施例13〜15、比較例5】下記のような組成の中
華そばを以下のようにして製造した。すなわち、ボール
に小麦粉を入れ、次いで、カンスイと水との混合液を入
れながら、これらを木杓子でよく混合した後、得られた
混合物全体をまとめてボールから取り出し、作業台上で
さらによく捏ねた。得られた捏合物を丸めた後、ラップ
に包んで30分間寝かせた。次いで、予め打ち粉が撒か
れている作業台上に、ラップが除去された捏合物(生
地)を載置し、この生地に時々打ち粉を撒きながら、生
地を麺棒で徐々に延ばして、約20mmの厚さにした。
次いで、得られた麺帯の両面に打ち粉を撒いた後、折り
畳み、庖丁で2mm幅に切断し、得られた(細切)麺を
ばらばらに解して10分間ねかせた。
【0056】次いで、充分な量の沸騰水が入っている大
型鍋の中に、得られた生麺を解しながら入れ、6分間ゆ
でた。ゆで上がった麺をざるに移した後、流水で洗って
麺の表面のぬめりを取り、水切りした後、試食試験に供
した。
【0057】実施例4と同様な方法で官能評価を行なっ
たところ、α-グリコシル化ルチンの配合量に応じて、
それぞれ実施例4〜6、比較例2と同様の結果が得られ
た。 [中華そばの配合組成] 小麦粉(強力粉) 500g カンスイ(炭酸カリウムと炭酸ナトリウムの混合液) 12.5ml 水 325ml α-グリコシル化ルチン 0g(比較例5),1g(実施例13),2g(実施例14),5g(実 施例15) 手粉(小麦粉) 適量
【0058】
【実施例16〜18、比較例6】下記のような組成の餃
子の皮を以下のようにして製造した。すなわち、薄力粉
と強力粉とを同量ずつ配合してよく混ぜた。次いで、得
られた配合物に湯を少しずつ加えながら、該配合物を麺
棒でよく混ぜると、次第にまとまって1個の塊状になっ
た。次いで、得られた塊状の混合物を面台上に移し、手
でよく捏ねていると、耳朶くらいの堅さになった。得ら
れた捏合物を1個にまとめた後、濡れぶきんで被覆し3
時間ねかせた。次いで、濡れぶきんを取り除いた後、捏
合物を面台上に載置し、小麦粉を手粉として用いて該捏
合物を棒状に成形し、得られた棒状物の端から等分に手
でちぎり取り、ちぎり取った捏合物を手で押し潰すよう
にして平らにし、さらに麺棒で直径7cm位の丸い皮状
に延ばし、餃子の皮を得た。
【0059】次いで、得られた餃子の皮の上に、竹の
子、椎茸、豚挽肉、調味料を用いて作られた餡(あん)
を載せたのち、餡をその皮で包み、餃子を作った。次い
で、予め包み油がその内表面に塗られた蒸籠(せいろ
う)内に餃子を並べて蓋をし、8分間蒸した。
【0060】得られた蒸し餃子を蒸籠から取り出し、皿
に並べて、試食試験に供した。実施例4と同様な方法で
官能評価を行なったところ、α-グリコシル化ルチンの
配合量に応じて、それぞれ実施例4〜6、比較例2と同
様の結果が得られた。 [餃子の皮の配合組成] 小麦粉(薄力粉) 250g 小麦粉(強力粉) 250g 水 325ml α-グリコシル化ルチン 0g(比較例6),1g(実施例16),2g(実施例17),5g(実 施例18) 手粉(小麦粉) 適量
【0061】
【実施例19〜21、比較例7】下記のような組成のし
ゅうまいの皮を以下のようにして製造した。すなわち、
薄力粉と強力粉とを同量ずつ配合してよくかき混ぜた。
次いで、得られた配合物の中央をくぼませて、この中央
部に水を少しずつ加えるとともに、加えられた水の周囲
の粉を中央部の水に向かって崩すようにして水と粉とを
混ぜた。さらによく捏ねていると次第にまとまって1個
の塊状になった。この塊状の捏合物を濡れぶきんで被覆
し、3時間ねかせた。
【0062】次いで、濡れぶきんを取り除いた後、捏合
物を麺台上に載置し、小麦粉を手粉として用いて棒状に
成形し、棒状物の端から等分にちぎり取り、ちぎり取っ
た捏合物を手で押し潰すようにして平らに延ばした。得
られた平板状の捏合物の上に片栗粉を振りかけ、この片
栗粉を介して平板状の捏合物をさらに重ねるようにして
捏合物を数枚重ねた後、麺棒でさらに薄く延ばした。得
られた薄延物の固さは、餃子の皮よりやや堅めであっ
た。しゅうまいの皮の中央部に、前記実施例16で用い
られたと同じ餡を載置し、皮の周縁部を寄せ集めてひだ
を形成しつつお捻り状に形作り、しゅうまいを作った。
次いで、予め油がその内表面に塗られた蒸籠(せいろ
う)内にしゅうまいを並べて蓋をし、強火で7分間蒸し
た。
【0063】得られた蒸ししゅうまいを蒸籠から取り出
し、皿に並べて試食試験に供した。実施例4と同様な方
法で官能評価を行なったところ、α-グリコシル化ルチ
ンの配合量に応じて、それぞれ実施例4〜6、比較例2
と同様の結果が得られた。 [しゅうまいの皮の配合組成] 小麦粉(薄力粉) 250g 小麦粉(強力粉) 250g 水 325ml α-グリコシル化ルチン 0g(比較例7),1g(実施例19),2g(実施例20),5g(実 施例21) 手粉(かたくり粉) 適量
【0064】
【実施例22〜24、比較例8】下記のような組成のパ
スタを以下の方法で製造した。すなわち、山盛りにした
小麦粉の頂部中央部に窪みを作った。次いで、この窪み
に、軽く溶きほぐされた下記の量の卵、オリーブ油およ
び食塩を入れ、頂部の内側周縁部から窪みに向かって山
状の小麦粉を崩すとともに、この小麦粉と上記卵、オリ
ーブ油、食塩とを混ぜた。次いで、得られた混合物を、
その生地が滑らかになり弾力性が出るまで20分間捏ね
た。次いで、得られた捏合物を丸くまとめた後、ラップ
材で被覆して1時間ねかせ(熟成)た。このように熟成
させた後、被覆を除去し、捏合物(生地)を半分に切っ
た。切り取られた捏合物に、別途用意された打ち粉(強
力粉)を撒きながら、該捏合物を麺棒で押し、約2mm
の厚さに延ばした。残り半分の捏合物についても同様に
麺棒で押し延ばした。
【0065】パスタの形としては、一般にヌードル、ラ
ザーニヤ、カネロニ、蝶形など種々あるが、本実施例で
は、上記のように麺棒で延ばして得られた押延物を、幅
5cm×長さ2.5cmの長方形に切り、その中央を指
先でつまみ、蝶形に整形した。得られた蝶形パスタを充
分な量の沸騰水中で7分間ゆでた後、ざるに上げ、オリ
ーブ油をまぶし、試食試験に供した。
【0066】実施例4と同様な方法で官能評価を行なっ
たところ、α-グリコシル化ルチンの配合量に応じて、
それぞれ実施例4〜6、比較例2と同様の結果が得られ
た。 [生パスタの配合組成] 小麦粉(強力粉) 500g 卵(大) 5個 α-グリコシル化ルチン 0g(比較例8),1g(実施例22),2g(実施例23),5g(実施 例24) オリーブ油 21.5g 食塩 4.1g
【0067】
【実施例25〜27】実施例4において、α-グリコシ
ル化ルチンに代えて、ルチンを下記表3に示すような量
でそれぞれ用いた以外は実施例4と同様にしてうどんを
製造し、実施例4と同様の評価を行なった。
【0068】結果を表3に示す。
【0069】
【表3】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 α-グリコシル化ルチン、ルチン、ケル
    セチン、イソケルシトリン、ヘスペリジン、ナリンジン
    およびこれらの糖転移物からなるフラボノイド系化合物
    群から選ばれる少なくとも一種を含有することを特徴と
    する弾力性増強食品。
  2. 【請求項2】 α-グリコシル化ルチンが食品100g
    中に、0.01〜20gの量で含まれていることを特徴
    とする請求項1に記載の食品。
  3. 【請求項3】 ルチンが食品100g中に、0.01〜
    10gの量で含まれていることを特徴とする請求項1に
    記載の食品。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000026400A1 (de) * 1998-10-30 2000-05-11 Merck Patent Gmbh Verfahren zur enzymatischen spaltung von rutinosiden
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CN113057280A (zh) * 2021-03-29 2021-07-02 江苏大学 一种槲皮素强化的低gi小麦粉挂面及其制备方法

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