JP3636878B2 - 半焼成パン - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、半焼成パンに関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
近年、焼き立てのパンに対する消費者の要求は高まるものの、焼き立てのパンの香り、食感は経時的に劣化し、短い間しか維持できず、家庭の食卓で本来の焼き立て感を味わうことは困難であった。このため、パン類を完全に焼成することなく、これを焼き色の付いていない、いわゆる白焼き(半焼成)とし、食に供する前に、家庭用オーブンなどで焼き色が付くまで焼成して、出来立ての温かいパンを味わう方法が提案され、欧米において、広く利用されている。
半焼成パンの製造として、通常のパンの焼成条件で焼き色を余りつけない半焼成の状態で焼成を完了した場合、パン内相が十分加熱されていないため、軟弱な組織となり、焼成後のパン沈みが見られる。また、このように製造された半焼成パンは、家庭用オーブンなどでで再焼成して食するものであるが、この調理再焼成は表面の焼き色をつけることが目的であるため、内相の加熱は十分でなく、組織形成が不十分で、生っぽい食感が避けられない。
そのため、半焼成パンの製造に際しては、比較的低温で長時間焼成し、焼き色をなるべく付けずにパン内部まで十分焼成する手法がとられており、我が国においても、例えば、特公昭38−6554号公報には、パン生地を焼窯に入れて、外皮に焼き色を付けぬように、約135 〜150 ℃の低温度において約10〜15分間にわたり焼成することを特徴とする半焼きパンの製造方法が開示されている。しかし、この方法ではパンの水分が飛散しやすく、ぱさついた硬いパンとなってしまうという問題がある。
【0003】
【課題を解決するための手段】
かかる現状において本発明者らは鋭意検討を行った結果、特定の添加剤を配合したパン組成物を用いれば、パン内相の強度を高めることができるため、高温焼成における半焼成状態でも組織が十分な強度を持っており、ぱさつきのない、しっとりとした半焼成パンを製造可能であり、更にこの半焼成パンは調理時の再焼成を行っても通常の半焼成パンに比べ、ぱさつかず、しっとりとした食感を維持できることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、小麦粉を主体とする原料粉100 重量部に対して、卵白を粉末換算にして0.05〜20重量部と、グルテン0.05〜10重量部から選ばれる1種又は2種以上の添加剤と、トランスグルタミナーゼ(原料粉1kgに対して活性ユニット単位として10〜20000 )を添加したパン組成物を、常法により発酵及び半焼成してなる、オーブンにて加熱するための半焼成(冷凍)パンであり、本発明によれば、該半焼成用パン組成物の生地を常法により混捏、発酵した後、通常の半焼成パンの焼成温度よりも高温である160 〜230 ℃で9〜12分ほど、パン表面に焼き色があまり付かない程度に半焼成することにより、良好な特性を有する半焼成パンの製造が可能である。
尚、本発明者らは、先に特開平9−172943号公報として、卵白と、グルテン、保水剤及び酵素から選ばれる1種又は2種以上の添加剤を添加した電子レンジ加熱に適する圧縮冷凍パンを提案したが、これはオーブンで焼き色が付くまで焼く本発明の半焼成用パン組成物とは全く別の技術に関するものであり、本発明を開示ないし示唆するものではない。
【0004】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の半焼成用パン組成物について詳細に説明する。
先ず、本発明で言う卵白とは、液卵白、冷凍卵白、粉末卵白、濃縮卵白、耐熱性卵白、卵白酵素分解物、卵白アルブミン、オボアルブミン、コンアルブミン、オボムコイド、オボグロブリン等の各種卵白を意味し、これらの1種または2種以上を用いることができる。上記の内、特に効果的なものは粉末卵白および耐熱性卵白である。卵白の添加量は、小麦粉を主体とする原料粉100 重量部に対して粉末換算にして0.05〜20重量部である。添加量が0.05重量部未満では効果が不十分であり、20重量部を越えると「ひき」が強くなり食感が低下する。
【0005】
次に、本発明で言うグルテンとは、小麦グルテンの蛋白としての性質を変えないように小麦グルテンを乾燥して粉末化した活性グルテン、酸や酵素によるグルテン分解物等の各種グルテンを意味し、これらの1種または2種以上を用いることができる。上記の内、特に効果的なものは活性グルテンである。
グルテンの添加量は、小麦粉を主体とする原料粉100 重量部に対して0.05〜10重量部である。添加量が0.05重量部未満では効果が不十分であり、10重量部を越えると風味や食感に悪影響をおよぼす場合がある。
【0006】
次に、本発明に使用する酵素はトランスグルタミナーゼであり、市販品として入手可能であり、又、公知の方法により製造することもでき、又、製剤化されたものであっても何ら効果に影響なく使用できる。
本発明において、トランスグルタミナーゼの使用量は、小麦粉を主体とする原料粉1kgに対して活性ユニット単位として10〜20000 、好ましくは10〜5000である。
活性ユニット単位として10未満では効果が不充分であり、20000 を越えると生地作業性等の面で好ましくないので、過剰の添加は望ましくない。
ここで、トランスグルタミナーゼの活性ユニット単位は、例えば以下の方法で測定することができる。
〔トランスグルタミナーゼ;γ−グルタミルトナンスフェラーゼの活性ユニット単位測定法〕
下記条件で1分間に1μmol の p−ニトロアニリンを生成する酵素量を1ユニットとする。
pH8.6 のトリス−塩酸緩衝液をA液とする。
「グリシルグリシン4.72g +MgCl2 1.02g +L-γ- グルタミル-p- ニトロアニリド一水和物1.00g 」をA液で500ml に秤量したものをB液とする。
サンプル12.5mgをA液で100ml に秤量し、25℃の水浴中で保存する(これをC液とする)。
「B液3.0ml +C液0.02ml」及び「B液3.0ml +A液0.02ml」の2液を吸収セル10mmに入れ、直ちにJIS K 0115(吸光光度分析のための通則)によって、25℃で、波長405nm における吸光度を水を対照液として5分間測定し、それぞれ1分間当りの吸光度変化をE1 、E2 とする。
その結果を用いて、下記の式より活性A(units/mg)を算出する。
【0007】
【数1】
【0008】
9.9 ;405nm におけるp −ニトロアニリンのミリモル吸光係数
3.02;反応液の総液量(ml)
S ;計り取った本品の質量(mg)
又、上記トランスグルタミナーゼと共に、カタラーゼ、ペントセナーゼ、アミラーゼ、プロテアーゼを併用することも好ましい。
上記トランスグルタミナーゼは中種発酵前に中種配合材料として添加することが好ましく、優れた効果を示すが、中種発酵工程後の本捏配合材料にも配合できる。またトランスグルタミナーゼを油脂組成物中に予め配合することもできる。
【0009】
また、本発明における小麦粉を主体とする原料粉とは、小麦粉100 %のものの他、小麦粉以外に大麦粉、ライ麦粉、トウモロコシ粉、米粉、大豆粉等を含有するものである
又、小麦粉としては、強力粉が好ましく、その他ベーカリー製品の製造に通常使用されている普通系小麦から得られた中力粉、薄力粉、特殊粉及びデュラム小麦粉が適宜混合して使用される。
【0010】
本発明において、卵白、グルテン及びトランスグルタミナーゼから選ばれる2種以上の添加剤が半焼成用パンに効果がある理由についての詳細は不明であるが、グルテンと澱粉との複合体形成促進が確認されており、このことからパン内相組織形成を促進することによるものと考えられる。そのため、水分飛散の少ない高温短時間の焼成条件においても、良好な組織形成が可能で、 パンの沈みも少なく、家庭用オーブンでの調理加熱後もしっとりとした、ぱさつかないパンができるものと推測される。
【0011】
本発明で言うパン組成物とは、小麦粉を主体とする原料粉に、卵白、グルテン及びトランスグルタミナーゼから選ばれる2種以上の添加剤を添加したことを特徴とするものであり、更に、必要に応じ、イーストフード、デンプン、乳化剤、調味料(グルタミン酸、核酸系調味料)、保存料、ビタミン、カルシウム等の強化剤、蛋白質、フレーバー等の1種又は2種以上を添加混合したパンミックスなどである(この場合、イーストは別に添加することになる)。
本発明でいうパンとは、パンを製造するための材料、例えば主原料としての小麦粉にイースト、イーストフード、油脂類(ショートニング、ラード、マーガリン、バター、液状油、油中水型乳化組成物、水中油型乳化組成物等)、水(捏水)、乳製品、食塩、糖類などを添加し、更に必要に応じ親水性乳化剤、調味料(グルタミン酸類、核酸類)、保存料、ビタミン、カルシウム等の強化剤、蛋白質、化学膨張剤、フレーバー等の1種又は2種以上を添加混捏し、発酵工程を経て焼成したものを言う。勿論、フィリングなどの詰め物をしたパンも本発明でいうパンに含まれる。即ち、本発明でいうパンは、食パン、特殊パン、菓子パン、蒸しパンなどを意味する。
例えば、食パンとしては白パン、黒パン、フランスパン、バラエティブレッド、ロール(テーブルロール、バンズ、バターロールなど)が挙げられる。特殊パンとしてはグリッシーニ、マフィン、ラスクなど、菓子パンとしてはジャムパン、あんパン、クリームパン、レーズンパン、メロンパン、スイートロール、リッチグッズ(クロワッサン、ブリオッシュ、デニッシュペストリー)などが挙げられ、蒸しパンとしては肉まん、あんまんなどが挙げられる。
【0012】
【実施例】
以下、実施例により本発明を更に具体的に説明する。実施例中の部は、全て重量部である。
実施例1〜3、比較例1
表1に示す配合に基づき、70%中種法にて半焼成ロールパンを製造し、パンの評価を行った。
即ち、縦型ミキサー(関東ミキサー10コート)、フックを用い、中種原材料をボールに入れ、低速2分、中高速1分にて混捏し、捏上げ温度を24℃とし、中種生地を調製した。次に、これを中種発酵温度27℃、相対湿度75%、発酵時間3時間、発酵終点品温29.5℃の条件で発酵させた。
次に、中種発酵生地に本捏原材料を混合し、低速3分、中高速4分にて混捏した後、油脂を添加し、更に低速2分、中高速3分、高速2分で、捏上げ温度を27.5℃とし、本捏生地とした。次いで、フロアタイム20分後、50gに分割し、ベンチタイムを20分とった後、モルダーにてロールパン状に成型し、ホイロを行った。ホイロ条件は、37℃、湿度80%にて約45分とした。
このようにして調製した生地を220 ℃のオーブンで9分ほど半焼成した後、オーブンから取り出し、室温にて1時間放冷した。得られた半焼成ロールパンを家庭用オーブンを用い、230 ℃で、表面に焼き色が付くまで、約6分ほど焼成し、焼きたての状態で、風味・食感の官能テストを行った。また、パンのつぶれ具合として比容積を示した。
風味・食感の官能テストは、専門パネル20名による評価を5段階法で行い、その平均値を記した。点数は、良好と認められるものを5、やや良好を4、どちらとも言えないを3、やや悪いを2、悪いを1としたモナディック評価で行った。結果を表1に示す。
【0013】
【表1】
【0014】
表1に示すように、実施例1〜3については、家庭用オーブンによる再焼成により、風味・食感も満足でき、且つ比容積の大きなつぶれのない外観上も良好なロールパンが得られた。
Claims (2)
- 小麦粉を主体とする原料粉 100 重量部に対して、卵白を粉末換算にして 0.05 〜 20 重量部と、グルテン 0.05 〜 10 重量部から選ばれる1種又は2種以上の添加剤と、トランスグルタミナーゼ(原料粉1 kg に対して活性ユニット単位として 10 〜 20000 )を添加したパン組成物を、常法により発酵及び半焼成してなる、オーブンにて加熱するための半焼成パン。
- 小麦粉を主体とする原料粉 100 重量部に対して、卵白を粉末換算にして 0.05 〜 20 重量部と、グルテン 0.05 〜 10 重量部から選ばれる1種又は2種以上の添加剤と、トランスグルタミナーゼ(原料粉1 kg に対して活性ユニット単位として 10 〜 20000 )を添加したパン組成物を、常法により発酵及び半焼成してなる、オーブンにて加熱するための半焼成冷凍パン。
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