JPS60222424A - インタ−ロイキン−2組成物 - Google Patents

インタ−ロイキン−2組成物

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JPS60222424A
JPS60222424A JP60013226A JP1322685A JPS60222424A JP S60222424 A JPS60222424 A JP S60222424A JP 60013226 A JP60013226 A JP 60013226A JP 1322685 A JP1322685 A JP 1322685A JP S60222424 A JPS60222424 A JP S60222424A
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freeze
aqueous solution
solution
present
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Yasushi Mikura
三倉 泰
Kensuke Asada
浅田 賢輔
Hajime Toguchi
戸口 始
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
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Takeda Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は医薬品などとして有用なインターロイキン−2
組成物に関する。
従来の技術 インターロイキン−2(以下IL−2と略称することが
ある月ま生体内で免疫調節に中心的な役割をはたしてお
り直接的あるいは間接的に癌の排除や免疫失調からの回
復やその改善に働くと考えられているT細胞やナチュラ
ルキラー細胞の増殖因子としての機能を有する蛋白質で
ある〔ネイチャー、第302巻、805−810頁(1
988月。
かかる生理作用を有するためIL−2は新しい制癌剤あ
るいは免疫失調治療剤としての応用が強く期待されてい
る。
発明が解決しようとする問題点 本発明者らは、IL−2が不安定であって水溶液の保存
、凍結あるいは凍結乾燥の操作および凍結乾燥後の保存
において、とりわけ凍結乾燥を行う際の乾燥操作におい
て容易に活性が減じ、また凍結乾燥品の再溶解した液に
濁りを認める等の問題点を有し、医療用等に用いる上で
はなはだ不都合であることを見い出した。
かかる事実に鑑み、本発明者らは鋭意研究を進めた結果
、安定なIL−2組成物の製造に成功し、本発明を完成
した。
問題点を解決するための手段 本発明は、ヒト血清アルブミンを配合し、溶液状態でp
Hs〜6を示すように調整したIL〜2組成物を提供す
るものである。
本発明のIL−2は、哺乳動物のものであればいかなる
ものでもよいが、ヒトのものが好ましい。
またIL−2は、天然の、あるいは遺伝子組み換え技術
で得られるいずれのものでもよく、遺伝子組み換え技術
で得られるものが有利に用いられ、通常IL−2水溶液
として用いる。
好ましいIL−2の例として式 %式% (1) 〔式中、XはMetまたは水素を示す〕で表わされる遺
伝子組み換え技術で製造される非グリコジル化ヒトIL
−2fa:挙げることができ、これらの混合物でもよい
なお式(1)においてアミノ酸残基は、IUPAC−I
UB コミッション オン バイオケミカル ノメンク
レイチャによる略号で示した。
またIL−2の比活性は20,000〜go、oo。
単位/”9であることが望ましく、IL−2水溶液とし
て1〜80,000単位/lug、とりわけ10〜50
.000単位/mlの活性を有するものが有利に用いら
れる。上記本発明の原料としてのIL−2水溶液は食塩
等の塩を含まないものが好ましく、IL−2の精製工程
等で塩が混在した場合は、限外沢過等によりこれを除去
して用いることが好ましい。
ヒト血清アルブミン(以下118 Aと略記する〕とし
ては、いかなるものでもよいが、本組成物を臨床応用す
るためには、非経口投与に用いる程度の品質のものが好
ましい。
例えば、健康人血漿を原料としてCohnのエタノール
分画第6法によって、分画精製したものが用いられる。
また安定剤としてアセチルトリプトファンナトリウムや
、カプリル酸ナトリウムを含有するものであってもよい H8Aは上記濃度IL−2水溶液に対し水溶液1m/当
り0.1”i’ 〜50m?、とりわけ0.5η〜20
〜含有させることが好ましい。
本発明のIL−2組成物には前記H8Aに加えグリシン
、グルタミン酸、アスパラギン酸、アラニン、プロリン
などのアミノ酸とりわけモノアミノ脂肪族アミノ酸、も
しくは環状アミノ酸、ブドウ糖、マンノースなどの単糖
類、ソルビット、マンニット等の糖アルコール類、およ
びこれらの生理学的に許容できる塩もしくは誘導体の1
種または2種以上を配合してもよい。これら配合剤のう
ちでも、とりわけグリシンが好ましい。
上記配合剤は、上記IL−2水溶液水溶液1リJ当糖類
または糖アルコール類に関しては10〜100■、アミ
ノ酸に関しては5〜50m97m1配合することが好ま
しい。
さらに本発明のIL−2組成物は食塩などの等張化剤、
コハク酸、酒石酸、クエン酸等の緩衝剤、界面活性剤な
どを含有していてもよい。しかし、凍結乾燥時の安定化
の観点からは、本発明の■L−2組成物は食塩を含まな
いものが好ましい。
本発明のIL−2組成物を溶液状態でpI−18〜6、
好ましくはpna〜5.5、とりわけpH3,5〜4.
5を示すように調整するために、グルタミン酸など酸性
アミノ酸を配合する場合は該物質で、または塩酸、リン
酸等の鉱酸、もしくはコハク酸。
酒石酸、クエン酸等の緩衝剤で所定のpHに調製する。
本発明のIL−2組成物は、水溶液、凍結晶。
凍結乾燥品の形態が好ましく、とりわけ凍結乾燥品が好
ましい。
本発明の組成物は、たとえば以下の方法により製造する
ことができる。
I L−27r 1〜80,000単位/lul含有す
る水溶液に、H8’Ay前記所定の濃度になるように加
え、前記した方法でpH調整を行なう。
単糖類、糖アルコール類、アミノ酸などもそこに記載し
た濃度として加えることもできる。また所望により等張
化剤、界面活性剤なども加えることができる。なお、H
8A以外の物質を添加する場合には、最終水溶液のpH
が前記pHを示すように、前記した方法でpH調節を行
う。かくして得られる水溶液としてのIL−2組成物は
、下記の凍結および凍結乾燥品の原料としても用いるこ
とができる。
凍結晶としてのIL−2組成物は、たとえば上記水溶液
を通常−80〜−20°Cで凍結することにより製造で
きる。該凍結組成物は一80°〜−10°Cで保管する
ことが好ましい。
凍結乾燥品としてのIL−2組成物は、例えは上記凍結
組成物を常法により減圧乾燥するか上記水溶液または上
記凍結組成物の融解により得られろ水溶液を、所望によ
り小分けし、上記同様凍結した後、常法により減圧乾燥
することにより製造することができる。
また前記の方法により製造し、IL−2,1−18A及
びpH調節剤等を含有する凍結乾燥品を、例えば前記し
た単糖類、糖アルコール類、アミノ酸等を含有し、所望
により塩酸等でpH調整された溶解液によって再溶解す
ることによって溶液状態としての本発明のIL−2組成
物を製造することができる。
注射用製剤としての本発明の凍結乾燥したIL−2組成
物を製造する場合は、11,2を含有する水溶液および
配合剤含有水溶液をそれぞれ除菌濾過して混合するか、
これらの混合液を小分けする前に除菌濾過等により精製
し、無菌操作によりバイアル瓶等に分注小分けした後上
記凍結乾燥処理に付すことが好ましい。
また、アミノ酸や単糖類あるいは糖アルコール類を含有
する水溶液で、凍結乾燥品を溶解する場合には、その水
溶液は除菌濾過し、無菌操作によリアンブル等に分注小
分後、常法により蒸気滅菌したものを用いることが好ま
しい。
作 用 本発明のIL−2組成物は、保存中および凍結や凍結乾
燥操作におけるIL−2活性の低下が少なく、また凍結
乾燥品においてはその再溶解時の溶状が澄明である点等
に優れた特徴を有するものである。
本発明のIL−2組成物、とりわけその凍結乾燥品は、
その外観が向上し、その器壁への吸着が防止される効果
をも奏するものである。
さらにアミノ酸を配合した組成物は凍結乾燥品とした場
合にその外観が向上し、注射剤として投与する場合の疼
痛を軽減する効果をも奏する。
また単糖類を配合した組成物は注射剤として投与する場
合の疼痛を軽減する効果をも奏する。
本発明のIL−2組成物の中で、とりわけ凍結乾燥品は
、安定化されたLL−2の粉末として得られ、とりわけ
非経口投与製剤として有利に用いることができる。注射
用製剤として用いる場合には通常用時、凍結乾燥組成物
Y0.5〜100mJの注射用蒸留水、生理食塩液等に
溶解するか、グリシン等のアミノ酸、ブドウ糖等の単糖
類、またはマンニット等の糖アルコール類の必要であれ
ばpH調整された水溶液を凍結乾燥組成物の専用の溶解
液として添付する場合にはその溶解液0.5〜100m
A’で溶解し、筋肉内あるいは静脈内に投与する。
また適当な担体、賦型剤、希釈剤を用いて口腔内。
眼、耳、鼻内投与用の剤形として用いることができる。
本発明のIL−2組成物は、低毒性で、公知のIL−2
と同様の目的に同様の用法により使用することができる
本願明細書中IL−2の活性としての単位(U)の算出
方法は以下のようにして行った。
すなわち、IL−29度に依存して増殖するマウス細胞
株を浮遊した培地にIL−2を含む検体を加えて培養し
、該細胞株の増殖をトリチウムチミジンの取込を指標と
してめた。目的とする検体中ツユニット(U)算出のた
めには、常に標準I L −2(I U/ml)を並べ
てアッセイを実施して、その比率からユニツ1を算出し
た。
具体的には、ヒトIL−2・を含有するコンディション
ドメジウムを含む20%F CS 7J[] RP M
 11640培地中で、37℃で5%C02の存在下に
継代維持されたIL−2依存性マウス細胞株〔(NKC
8)、Hinumaら、バイオケミカル・バイオフィジ
カル・リサーチ・コミュニケイションズ、第109巻、
363頁(1982年)〕を無血清RPMI 1640
培地を用いて2回洗浄し、20%FC87JDRPMI
’ 1640培地に6×105個/rugになるように
再浮遊する。
IL−2を含む資料50μlを96穴平底マイクロタイ
タープレート(ヌンク社、デンマーク)の第1列目の穴
に入れ、50μlずつの20%FC8加RPMI 16
40培地を用いて第12列目まで順次2倍段階希釈系列
を作成後、上記NKC3細胞浮遊液を50μlずつ各穴
に分注し、37℃で5%CO2の存在下に24時間培養
する。培養20時間目に、各穴に1μCi ずつトリチ
ウムチミジン(アマルシャム社、イギリス)を添加して
さらに4時間培養を継続後、セルハーベスタ=(フロー
社、アメリカ)を使用して細胞をガラスフィルター上に
回収し、液体シンチレーションカウンターを用いてトリ
チウムチミジンの取込を測定する。測定に際しては標準
IL−2標品について資料と同一の操作を行い、トリチ
ウムチミジンの取込を測定する。
ユニット(U)の計算はジャーナル・オブ・イムノロジ
ー、第120巻、2027頁(1978年月二準じニブ
ロビット変換法により行う。すなわち、標準IL−2標
品(ヒト末梢血リンパ球を5×106個/rulとなる
ように10%FC8加RPMI 1640培地に浮遊し
、コンカナバリン−A40μyおよび12−0−テrラ
デカノイルホルボール−13−アセテート15ng/m
eを添加して、37°Cで5%CO□の存在下に48時
間培養した培養液の遠心上清’l I U /mlと定
める)の希釈系列のうち最大値の取込を100%として
、各希釈段階の取込値の割合(%)を計算する。得られ
た数値を正規確率紙にプロットし、50%の取込を示す
希釈倍数を作図からめる。同様にしてIL−2を含む各
資料についても50%の取込を示す希釈倍数をめる。
資料の■L−2a度(U/IILl)は次式に従って計
算される: 標準IL−2標品が50%の取込2示す希釈倍数下記参
考例(T)に開示した形質転換体エシェリヒア コリ(
Escherichia coli ) DH1/ p
 TF4は財団法人発酵研究所にIFO−14299と
して、また昭和59年4月6日から通商産業省工業技術
院微生物工業技術研究所(FBI月二受託番号FERM
BP−628として寄託されている。
実施例 以下の実施例および参考例によって本発明を具体的に説
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
なお実施例において用いたIL−2原液は、参考例に記
載の方法で得られた非グリコリル化ヒトIL−2蛋白質
溶液である。
実施例I IL−2原液を注射用蒸留水で希釈し除菌沢過して得た
ヒトIL〜2 17600単位を含有する水溶液それぞ
れ0.5 mlに、H8A3■を含有し、塩酸でpH4
に調整し除菌沢過した水溶液またはH8に5m9および
食塩9rlyiヲ含有し塩酸でI)H4に調整し除菌沢
過した水溶液0.5 rugを加え、得られた2種の水
溶液おのおの1mAをバイアルに分注して一40℃で凍
結し、乾燥後バイアル空間部をN2ガスで置換し施栓巻
締した。
これらの凍結乾燥品を製造直後および40℃で0.5力
月保存後に注射用蒸留水1mlで再溶解し、これらの溶
液の溶状(澄明度]及び力価を調べた。力価については
凍結乾燥前の水溶液力価を100%とした時の残存率を
計算した。その結果は、第1表に示されるとおり、本発
明のIL−2組成物は溶状、力価残存率共に有意に優れ
ていた。
第1表 実施例2゜ IL−2原液を注射用蒸留水で希釈し、除菌沢過して得
たヒトIL−24115単位を含有する水溶液0.5 
at!に、H8A3■、H8A3〜と食塩9〜.H8A
3”lli’トゲリシン28myまタハH8A5mVと
マンニット50キを含有し、且つ塩酸でpH4,0に調
整し、除菌沢過した各種添加剤水溶液おのおの0.5 
mlを加え、得られた4種の水溶液おのおの1m1fバ
イアルに分注して一40°Cで凍結し乾燥後、バイアル
空間部をN2ガスで置換し、施栓巻締した。対照として
ヒ1IL−2のみの水溶液及びpH調節剤を含有しない
同量の各種IL−2水溶液を同様に凍結乾燥した。
これらの凍結乾燥品の外観を調べた後、注射用蒸留水0
.9%、生理食塩液、5%ブドウ糖水溶液、5%ソルビ
ット水溶液、または5%マンニット水溶液のいずれか1
rulで再溶解し、これらの溶液のpH及び溶状(澄明
度〕を調べた。
その結果は第2表に示される通り、本発明の工L−2組
成物は対照と比較し溶状面で有意に優れており、特にH
8Aとグリシンが配合されpHが約4の凍結乾燥品の溶
状が優れていた。
(以下#−f:J) 実施例8゜ 実施例1と同様にして得たヒトIL−2として1620
単位または128単位、H8Aを5■、グリシンを23
m9含有し、塩酸でpHを4,0に調節した除菌沢過さ
れた2種の水溶液おのおの1ml!を実施例1と同様に
凍結乾燥し、実施例1と同様の方法で製造直後、及び4
0°C1週間、2週間及び4週間保存後に溶状及び力価
残存率を調べた。
その結果は第3表に示す通りであった。
(玖下余負) 参考例 非グリコジル化ヒトIL−2蛋白質溶液の製造 (1)特願昭58−225079号(昭和58年11月
28日出願)明細書の実施例3で得たヒトIL−2遺伝
子を含有する形質転換体エシェリヒア コリ(E、co
li)DHI/pTE4を250d容三角フラスコ内の
バク計・トリプトン(ディフコ・ラボラトリーズ、アメ
リカ)1%、バク計・イーストエキス(ディフコ・ラボ
ラトリーズ。
アメリカ)0.5%2食塩0.5%およびテトラサイク
リy 7 p l/ /rulを含む液体培地(pH7
,0)5011t/に接種して87°Cで1晩回転振盪
培養した。この培養液をカザミノ酸0.5%、グルニア
”ス0,5%およびテトラサイクリン7μL楡lを含む
M9培地2.51!の入った5J容ジャーファーメンタ
−に移し37℃で4時間、ついで3−β−インドリルア
クリル酸(25μ!/d)を添加して、さらに4時間通
気攪拌培養して培養液2.51を得た。この培養液を遠
心分離し、菌体を集め、−80°Cで凍結保存した。
(1υ 上記(1)で得た凍結保存菌体37.5ノを7
M項酸グアニジ7 、0.1 M Tris−HCI 
y含む抽出液(pH7,0) 500mlに均一に懸濁
し、4℃で1時間攪拌した。この溶菌液を28.OO’
Oxグで20分間遠心分離して上清458m1f得た。
(III) 上記(11)で得た上清7a10.OLM
 Tris−HCl緩衝液(pH8,5月二対して透析
後19,0OOX)で10分間遠心分離して透析上清4
58mA’i得た。この透析上清を0.01M Tri
s−HCl緩衝液(pH8,5)で平衡化したDgfi
2(DEAE−セルロース、ワットマン社製、イギリス
ツカラム(50ml容〕に通して蛋白を吸着させ、Na
C1濃度直線勾配((1〜0.15M NaC1,lj
’ )’、を作成してIL−2を溶出させた。活性画分
105tnl’flYM−5メンプラン(アミコン社製
、アメリカ〕を用いて10.2tulに濃縮し、0.1
 M Tris −HCI(pH8,0) −1M N
a1l緩#液で平衡化した七フアクリルS−200(フ
ァルマシア社製、スエーデンノカラム(500m/容)
を用いてゲル濾過を行った。活性画分56tulをYM
−5メンプランで4.911Llに濃縮した。得られた
濃縮液乞ウルトラボアRPSC(アルテックス社製、ア
メリカ)カラムに吸着させ、トリフルオロ酢酸−アセト
ニ[リル系を溶出溶媒とする高速液体クロマトグラフィ
ーを行った。
カラム、ウルトラポアRP8C(4,6X75M)1力
ラム温度、80℃;溶出溶媒A、0.1%トリフルオロ
酢酸−99,9%水;溶出溶媒B、0.1%トリフルオ
ロ酢酸−99,9%アセトニトリル;溶出プログラム、
0分(68%A+32%B)−25分(55%A+45
%Bンー35分(45%A+55%B)−45分(30
%A+70%B)−48分(100%に溶出速度、 0
.8mJ/min;検出波長、280nm0本条件下で
保持時間約39分の活性画分を集め、非グリコジル化ヒ
トIL−2蛋白質7.5’W[比活性、80,0OOU
膚。
出発材料からの活性回収率、48.2%;蛋白質の純度
、 99%(デンシトメトリーにょろり〕を含む溶液1
5m1を得た。
発明の効果 本発明のIL−2組成物は、保存中および凍結や凍結乾
燥操作におけるIL−2活性の低下が少なく、また凍結
乾燥品においてはその外観が向上し、その器壁への吸着
が少なく、さらにその再溶解時の溶状が澄明である点等
の優れた特徴を有し、医薬品製剤等とりわけ非経口投与
製剤として有利に用いることができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) ヒト血清アルブミンを配合し、溶液状態でpH
    3〜6を示すように調整したインターロイキン−2組成
    物。
  2. (2)さらにモノアミノ脂肪族アミノ酸を配合した特許
    請求の範囲第1項記載の組成物。
  3. (3)凍結乾燥品である特許請求の範囲第1項または第
    2項記載の組成物。
JP60013226A 1984-04-09 1985-01-25 インタ−ロイキン−2組成物 Granted JPS60222424A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62164631A (ja) * 1986-01-07 1987-07-21 塩野義製薬株式会社 インタ−ロイキン−2組成物
JPS6322523A (ja) * 1986-06-28 1988-01-30 ビオテスト フアルマ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクタ− ハフツング ヒトおよび動物の治療に用いられるインタ−ロイキン2製剤の安定化方法ならびにこの製剤を含む安定化水溶液または固体
JPS63152326A (ja) * 1986-07-18 1988-06-24 Chugai Pharmaceut Co Ltd 安定な顆粒球コロニ−刺激因子含有製剤
JPS6485920A (ja) * 1986-12-04 1989-03-30 Takeda Chemical Industries Ltd

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