JPS61197527A - インタ−ロイキン−2組成物 - Google Patents
インタ−ロイキン−2組成物Info
- Publication number
- JPS61197527A JPS61197527A JP60037184A JP3718485A JPS61197527A JP S61197527 A JPS61197527 A JP S61197527A JP 60037184 A JP60037184 A JP 60037184A JP 3718485 A JP3718485 A JP 3718485A JP S61197527 A JPS61197527 A JP S61197527A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- composition
- aqueous solution
- solution
- acid
- freeze
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は医薬品などとして有用なインターロイキン−2
組成物に関する。
組成物に関する。
従来の技術
インターロイキン−2(以下IL−2と略称することが
ある)は生体内で免疫調節に中心的な役割をはたしてお
り直接的あるいは間接的に癌の排除や免疫失調からの回
復やその改善に働くと考えられているT細胞やナチュラ
ルキラー細胞の増加因子としての機能を有する蛋白質で
ある〔ネイチャー、第302巻、(05−310頁C1
983)1かかる生理作用を有するためIL−2は新し
い制癌剤あるいは免疫失調治療剤としての応用が強く期
待されている。
ある)は生体内で免疫調節に中心的な役割をはたしてお
り直接的あるいは間接的に癌の排除や免疫失調からの回
復やその改善に働くと考えられているT細胞やナチュラ
ルキラー細胞の増加因子としての機能を有する蛋白質で
ある〔ネイチャー、第302巻、(05−310頁C1
983)1かかる生理作用を有するためIL−2は新し
い制癌剤あるいは免疫失調治療剤としての応用が強く期
待されている。
本発明者らは、IL−2が不安定であって水溶液の保存
、凍結あるいは凍結乾燥の操作および凍結乾燥後の保存
において、とりわけ凍結乾燥を行う際の乾燥操作におい
て容易に活性が減じ、また凍結乾燥品の再溶解した液に
濁りを認める等の間鮪点を有し、医療用等に用いる上で
はなはだ不都合であることを見い出した。
、凍結あるいは凍結乾燥の操作および凍結乾燥後の保存
において、とりわけ凍結乾燥を行う際の乾燥操作におい
て容易に活性が減じ、また凍結乾燥品の再溶解した液に
濁りを認める等の間鮪点を有し、医療用等に用いる上で
はなはだ不都合であることを見い出した。
かかる事実に鑑み、本発明者らは鋭意研究を進めた結果
、安定な工L−2組成物の製造に成功し、本発明を完成
した。
、安定な工L−2組成物の製造に成功し、本発明を完成
した。
問題点を解決するだめの手段
本発明は、ヒト血清アルブミンまたは(および)還元性
物質を配合し、溶液状態でpa 3〜6を示すように調
整したIL−2組成物を提供するものである。
物質を配合し、溶液状態でpa 3〜6を示すように調
整したIL−2組成物を提供するものである。
本発明のIL−2は、咄乳動物のものであればいかなる
ものでもよいが、ヒトのものが好ましい。
ものでもよいが、ヒトのものが好ましい。
まだIL−2は、天然の、あるいは遺伝子組み換え技術
で得られるいずれのものでもよく、遺伝子組み換え技術
で得られるものが有利に用いられ、通常IL−2水溶液
として用いる。
で得られるいずれのものでもよく、遺伝子組み換え技術
で得られるものが有利に用いられ、通常IL−2水溶液
として用いる。
好ましいIL−2の例として式
%式%
]
口式中、XはMetまたは水素を示す〕で表わされる遺
伝子組み換え技術で製造される非グリコジル化ヒ)工L
−2を挙げることができ、これらの混合物でもよい。
伝子組み換え技術で製造される非グリコジル化ヒ)工L
−2を挙げることができ、これらの混合物でもよい。
なお式(I)においてアミノ酸残基は、IUPAC−T
UB コミッション オン バイオケミカル ノメン
クレイチャによる略号で示した。
UB コミッション オン バイオケミカル ノメン
クレイチャによる略号で示した。
またTL−2(1)比活性は20,000〜80.00
0単位/■であることが望ましく、IL−2水溶液とし
て1〜go、ooo単位/ me 、とりわけ10〜5
0.000単位/ mlの活性を有するものが有利に用
いられる。上記本発明の原料としてのIL−2水浴液は
食塩トの塩を含まないものが好ましく、IL−2のv4
製工程等で塩が混在した場合は、限外沖過等によシこれ
を除去して用いることが好ましい。
0単位/■であることが望ましく、IL−2水溶液とし
て1〜go、ooo単位/ me 、とりわけ10〜5
0.000単位/ mlの活性を有するものが有利に用
いられる。上記本発明の原料としてのIL−2水浴液は
食塩トの塩を含まないものが好ましく、IL−2のv4
製工程等で塩が混在した場合は、限外沖過等によシこれ
を除去して用いることが好ましい。
ヒト血清アルブミン(以下ISAと略記する)としては
、いかなるものでもよいが、本組成物を臨床応用するた
めには、非経口投与に用いる程度の品質のものが好まし
い。
、いかなるものでもよいが、本組成物を臨床応用するた
めには、非経口投与に用いる程度の品質のものが好まし
い。
例えば、健康人血漿を原料としてCohnのエタノール
分画第6法によって、分画精製したものが用いられる。
分画第6法によって、分画精製したものが用いられる。
また安定剤としてアセチルトリプトファンナトリウムや
、カプリル酸ナトリウムを含有するものであってもよい USAは上記濃度IL−2水溶液に対し水溶液l1当り
0.1η〜50Mg、とりわけ0.5吋〜20q含有さ
せることが好ましい。
、カプリル酸ナトリウムを含有するものであってもよい USAは上記濃度IL−2水溶液に対し水溶液l1当り
0.1η〜50Mg、とりわけ0.5吋〜20q含有さ
せることが好ましい。
還元性物質としては、生理学的に許容しうる還元性物質
が好ましく、例えば、還元型グルタチオン(以下グルタ
チオンと略記する)、チオクト酸、N−アセチルシステ
ィン、N−アセチpホモシヌテイン、チオジグリコーμ
、チオエタノ−μアミン、モノチオグリセロ−/I/、
ジチオスレイト−!及び炭素数1〜7のチオアルカン酸
(例、チオグリコール酸、チオリンゴ酸)などの還元性
硫黄化合物やアスコルビン酸およびこれらの塩などが挙
げられ、なかでもグルタチオン、チオクト酸。
が好ましく、例えば、還元型グルタチオン(以下グルタ
チオンと略記する)、チオクト酸、N−アセチルシステ
ィン、N−アセチpホモシヌテイン、チオジグリコーμ
、チオエタノ−μアミン、モノチオグリセロ−/I/、
ジチオスレイト−!及び炭素数1〜7のチオアルカン酸
(例、チオグリコール酸、チオリンゴ酸)などの還元性
硫黄化合物やアスコルビン酸およびこれらの塩などが挙
げられ、なかでもグルタチオン、チオクト酸。
N−アセチルシスティン及び炭素数1〜7のチオアルカ
ン(t)、アメコルビン酸など酸性還元性物質が好まし
く、とシわけグルタチオンまたはアスコルビン酸が好ま
しい。
ン(t)、アメコルビン酸など酸性還元性物質が好まし
く、とシわけグルタチオンまたはアスコルビン酸が好ま
しい。
また上記還元性物質は、1種または2種以上併用するこ
ともできる。
ともできる。
これら還元性物質は、上記濃度IL−2水溶液に対し、
水溶液1 txl当り0.01η以上、とりわけ0.0
5〜20■含有させることが好ましい。
水溶液1 txl当り0.01η以上、とりわけ0.0
5〜20■含有させることが好ましい。
上記H3Aまたは還元性物質は、上記所定量で両者掛川
してまたはUSAもしくは還元性物質単独で用いること
ができ、とりわけUSAが好ましい。
してまたはUSAもしくは還元性物質単独で用いること
ができ、とりわけUSAが好ましい。
本発明のII、−2mm動物は前記H8Aまたは(およ
び)還元性物質に加えグリシン、グルタミン酸、アヌパ
ヲギン酸、アヲニン、プロリンなどのアミノ酸とりわけ
モノアミノ脂肪族アミノ酸、もしくは環状アミノ酸、ブ
ドウ糖、マンノースなどの単糖類、ソルビット、マンニ
ット等の糖アμコール類、およびこれらの生理学的に許
容できる塩もしくは誘導体の1種または2@以上を配合
してもよい。これら配合剤のうちでも、とシわけグリシ
ンが好ましい。
び)還元性物質に加えグリシン、グルタミン酸、アヌパ
ヲギン酸、アヲニン、プロリンなどのアミノ酸とりわけ
モノアミノ脂肪族アミノ酸、もしくは環状アミノ酸、ブ
ドウ糖、マンノースなどの単糖類、ソルビット、マンニ
ット等の糖アμコール類、およびこれらの生理学的に許
容できる塩もしくは誘導体の1種または2@以上を配合
してもよい。これら配合剤のうちでも、とシわけグリシ
ンが好ましい。
上記配合剤は、上記IL−2水溶液1 mllクシ単糖
類または糖アルコーp類に関しては10〜100ダ、ア
ミノ酸に関しては5〜50■/ ml配合することが好
ましい。
類または糖アルコーp類に関しては10〜100ダ、ア
ミノ酸に関しては5〜50■/ ml配合することが好
ましい。
さらに本発明のIL−2,m放物は食塩などの等張化剤
、コハク酸、酒石酸、クエン酸等の緩衝剤、界面活性剤
などを含有していてもよい。しかし、凍結乾燥時の安定
化の観点からは、本発明のIL−2組成物は食塩を含ま
ないものが好ましい。
、コハク酸、酒石酸、クエン酸等の緩衝剤、界面活性剤
などを含有していてもよい。しかし、凍結乾燥時の安定
化の観点からは、本発明のIL−2組成物は食塩を含ま
ないものが好ましい。
本発明の工L−2組成物を溶液状態でPHa〜6、好ま
しくはpH3〜5.5、とりわけpH8,a〜4.5を
示すように調整するために、酸性還元性物質やグルタミ
ン酸など酸性アミノ酸を配合する場合は該物質を上記所
定負加えることによシ、所定のpHに調製でき、また所
望により、または上記酸性物質を配合しない場合は塩酸
、リン酸等の拡酸、もしくはコハク酸、酒石酸、クエン
酸等の緩衝剤で所定のpHに調製する。
しくはpH3〜5.5、とりわけpH8,a〜4.5を
示すように調整するために、酸性還元性物質やグルタミ
ン酸など酸性アミノ酸を配合する場合は該物質を上記所
定負加えることによシ、所定のpHに調製でき、また所
望により、または上記酸性物質を配合しない場合は塩酸
、リン酸等の拡酸、もしくはコハク酸、酒石酸、クエン
酸等の緩衝剤で所定のpHに調製する。
また上記工L−2組成物の容器の空間部を真空にするか
窒素ガス置換することによfiIL−2組成物の安定性
をさらに高めることができる。
窒素ガス置換することによfiIL−2組成物の安定性
をさらに高めることができる。
本発明のIL−2組成物は、水溶液、凍結品。
凍結乾燥品の形態が好ましく、とりわけ凍結乾燥品が好
ましい。
ましい。
本発明の組成物は、たとえは以下の方法により製造する
ことかできる。
ことかできる。
■L−2を1〜80,000単位/ ml含有する水溶
液に、H8A’!たけ(および)還元性物質を前記所定
の濃度になるように加え、前記した方法でpH調整を行
なう。
液に、H8A’!たけ(および)還元性物質を前記所定
の濃度になるように加え、前記した方法でpH調整を行
なう。
単糖類、楯アルコー/L’知、アミノ酸などもそこに記
載した濃度として加えることもできる。また所望によシ
等俵化剤、界面活性剤なども加えることができる。なお
、E[SA以外の物質を添加する場合には、最終水溶液
のpHが前記PRを示すように、前記した方法でpH調
節を行う。かくして得られる水溶液としての工L−2組
成物は、下記の凍結および凍結乾燥品の原料としても用
いることができる。
載した濃度として加えることもできる。また所望によシ
等俵化剤、界面活性剤なども加えることができる。なお
、E[SA以外の物質を添加する場合には、最終水溶液
のpHが前記PRを示すように、前記した方法でpH調
節を行う。かくして得られる水溶液としての工L−2組
成物は、下記の凍結および凍結乾燥品の原料としても用
いることができる。
凍結品としてのIL−2組成物は、たとえば上記水溶液
を通常−80〜−20℃で凍結することにより製造でき
る。該凍結組成物は一80°〜−1θ℃で保管すること
が好ましい。
を通常−80〜−20℃で凍結することにより製造でき
る。該凍結組成物は一80°〜−1θ℃で保管すること
が好ましい。
凍結乾燥品としてのIL−2組成物は、例えば上記凍結
組成物を常法により減圧乾燥するか上記水溶液または上
記凍結組成物の融解により得られる水溶液を、所望によ
シ小分けし、上記同様凍結した後、常法により減圧乾燥
することによシ製造することができる。
組成物を常法により減圧乾燥するか上記水溶液または上
記凍結組成物の融解により得られる水溶液を、所望によ
シ小分けし、上記同様凍結した後、常法により減圧乾燥
することによシ製造することができる。
また前記の方法により製造し、工L−2,USAまたは
(および)還元性物質及びpH調節剤等を含有する凍結
乾燥品を、例えば前記した単糖類。
(および)還元性物質及びpH調節剤等を含有する凍結
乾燥品を、例えば前記した単糖類。
糖アルコー/L/類、アミノ酸等を含有し、所望により
塩酸等でpl(調整された溶解液によって再溶解するこ
とによって溶液状愈としての本発明の工り一2組成物を
製造することができる。
塩酸等でpl(調整された溶解液によって再溶解するこ
とによって溶液状愈としての本発明の工り一2組成物を
製造することができる。
注射用製剤をしての本発明の凍結乾燥したIL−2組成
物を製造する場合は、IL−2を含有する水溶液および
配合剤含有水溶液をそれぞれ除菌濾過して混合するか、
これらの混合液を小分けする前に除菌濾過等によシ!#
製し、無菌操作によシバイアlv瓶等に分注小分けした
後上記凍結乾燥処理に付すことが好ましい。
物を製造する場合は、IL−2を含有する水溶液および
配合剤含有水溶液をそれぞれ除菌濾過して混合するか、
これらの混合液を小分けする前に除菌濾過等によシ!#
製し、無菌操作によシバイアlv瓶等に分注小分けした
後上記凍結乾燥処理に付すことが好ましい。
また、アミノ酸や単糖@あるいは糖ア〃コーρ類を含有
する水溶液で、凍結乾燥品を溶解する場合には、その水
溶液は除菌濾過し、無菌操作によりアンプル等に分注小
分後、常法により蒸気滅菌したものを用いることが好ま
しい。
する水溶液で、凍結乾燥品を溶解する場合には、その水
溶液は除菌濾過し、無菌操作によりアンプル等に分注小
分後、常法により蒸気滅菌したものを用いることが好ま
しい。
作 用
本発明のIL−2組成物は、保存中および凍結や凍結乾
燥操作におけるIL−2活性の低下が少なく、また凍結
乾燥品においてはその再溶解時の溶状がり明である点等
に優れた特徴を有するものである。
燥操作におけるIL−2活性の低下が少なく、また凍結
乾燥品においてはその再溶解時の溶状がり明である点等
に優れた特徴を有するものである。
本発明のIL−2組成物、とりわけその凍結乾燥品は、
その外観が向上し、その器壁への吸着が防止される効果
をも奏するものである。
その外観が向上し、その器壁への吸着が防止される効果
をも奏するものである。
さらにアミノ酸を配合した組成物は凍結乾燥品とした場
合にその外観が向上し、注射剤として投与する場合の疼
痛を軽減する効果をも奏する。
合にその外観が向上し、注射剤として投与する場合の疼
痛を軽減する効果をも奏する。
また単糖類を配合した組成物は注射剤として投与する場
合の疼痛を軽減する効果をも奏する。
合の疼痛を軽減する効果をも奏する。
本発明のX、L−2組成物の中で、とりわけ凍結乾燥品
は、安定化されたIL−2の粉末として得られ、とシわ
け非経口投与製剤として有利に用いることができる。注
射用製剤として用いる場合には通常用時、凍結乾カイ千
組成物を0.5〜100s+tの注射用蒸留水、生理食
塩液等に溶解するか、グリシン等のアミノ酸、ブドウ糖
等の単糖類、またはマンニット等の糖アyニー/L/類
の必要であれはpH調整された水溶液を凍結乾燥組成物
の専用の溶解液として添付する場合にはその溶解液0.
5〜100m1で溶解し、筋肉内あるいは静脈内に投与
する。
は、安定化されたIL−2の粉末として得られ、とシわ
け非経口投与製剤として有利に用いることができる。注
射用製剤として用いる場合には通常用時、凍結乾カイ千
組成物を0.5〜100s+tの注射用蒸留水、生理食
塩液等に溶解するか、グリシン等のアミノ酸、ブドウ糖
等の単糖類、またはマンニット等の糖アyニー/L/類
の必要であれはpH調整された水溶液を凍結乾燥組成物
の専用の溶解液として添付する場合にはその溶解液0.
5〜100m1で溶解し、筋肉内あるいは静脈内に投与
する。
また適当な担体、賦型剤、希釈剤を用いて口腔内。
眼、耳、譚内投与用のハ1」形として用いることができ
る。
る。
本発明のIL−2組成物は、代街性で、公知の工L−2
と同様の目的に同様の用法により使用することができる
。
と同様の目的に同様の用法により使用することができる
。
本題明細書中工L−2の活性としての単位(U)の算出
方法は以下のようにして行った。
方法は以下のようにして行った。
すなわち、■L−2濃度に依存して増殖するマウス矧胞
株を浮遊した培地にIL−2を含む検体を加えて培養し
、該細胞株の増殖をトリチウムチミジンの取込を指標と
して求めfc。目的とする検体中のユニット(U)算出
のためには、常に橡準I−L−2(lU/*t)を並べ
てアッセイを夾万′!(シて、その比率からユニットを
算出した。
株を浮遊した培地にIL−2を含む検体を加えて培養し
、該細胞株の増殖をトリチウムチミジンの取込を指標と
して求めfc。目的とする検体中のユニット(U)算出
のためには、常に橡準I−L−2(lU/*t)を並べ
てアッセイを夾万′!(シて、その比率からユニットを
算出した。
具体的には、ヒトエL−2を含有するコンディションド
メジウムを含む20%FC37JIRPM11640培
地中で、37°Cで5%CO2の存在下に継代維持され
たIL−2依存性マウス細胞株〔(Li K C3)
、 Hinumaら、バイオケミカル・バイオフィジカ
ル・リサーチ・コミュニケイションス゛。
メジウムを含む20%FC37JIRPM11640培
地中で、37°Cで5%CO2の存在下に継代維持され
たIL−2依存性マウス細胞株〔(Li K C3)
、 Hinumaら、バイオケミカル・バイオフィジカ
ル・リサーチ・コミュニケイションス゛。
第109巻、363頁(1982年)〕を無血清RPM
工 1640培地を用いて2回洗浄し、20%FC8加
RPMI 1640培地に6×l♂個/*lになるよ
うに再浮遊する。
工 1640培地を用いて2回洗浄し、20%FC8加
RPMI 1640培地に6×l♂個/*lになるよ
うに再浮遊する。
IL−2を含む資料50μlを96穴平底マイクロタイ
タープレート(ヌンク社、デンマーク)の第1列目の穴
に入れ、50μlずつの20%FC87111RPM工
1640培地を用いて第12列目まで順次2倍段階希
釈系列を作成後、上記NKC8細胞浮遊液を50μlず
つ各穴に分注し、87℃で5%C02の存在下に24時
間培養する。培養20時間目に、各穴に1μC1ずつト
リチウムチミジン(アマルシャム社、イギリス)を添加
してさらに4時間培養を継続後、セルハーペヌター(フ
ロー社、アメリカ)を使用して細胞をガラスフィルター
上に回収し、液体ンンチレーションカウンターを用いて
トリチウムチミジンの取込を測定する。測定に際しては
標準工L−2椋品について資料と同一の操作を行い、ト
リチウムチミジンの取込を測定する。
タープレート(ヌンク社、デンマーク)の第1列目の穴
に入れ、50μlずつの20%FC87111RPM工
1640培地を用いて第12列目まで順次2倍段階希
釈系列を作成後、上記NKC8細胞浮遊液を50μlず
つ各穴に分注し、87℃で5%C02の存在下に24時
間培養する。培養20時間目に、各穴に1μC1ずつト
リチウムチミジン(アマルシャム社、イギリス)を添加
してさらに4時間培養を継続後、セルハーペヌター(フ
ロー社、アメリカ)を使用して細胞をガラスフィルター
上に回収し、液体ンンチレーションカウンターを用いて
トリチウムチミジンの取込を測定する。測定に際しては
標準工L−2椋品について資料と同一の操作を行い、ト
リチウムチミジンの取込を測定する。
ユニット(U)の計算はリサーチy・オブ・イムノロジ
ー、第120巻、2027頁(1978年)に準じてプ
ロビット変換法により行う。すなわち、標準IL−2標
品(ヒト末梢血リンパ球を5×10 個/ wlとなる
ように10%FC87XIRPM工 1640培地に浮
遊し、コンカナバリン−A40μfおよび12−0−テ
トフデカノイρホルボール−13−アセテート15 n
g /meを添加して、37℃で5%CO2の存在下に
48時間培養した培gI液の遠心上前をIU/言tと定
める)の希釈系列のうち最大値の取込を100%として
、各希釈段階の取込値の割合(%)を計算する。得られ
た数値を正規確率紙にプロットし、50%の取込を示す
希釈倍数を作図から求める。同様にして工L−2を含む
各資料についても50%の取込を示す希釈倍数を求める
。
ー、第120巻、2027頁(1978年)に準じてプ
ロビット変換法により行う。すなわち、標準IL−2標
品(ヒト末梢血リンパ球を5×10 個/ wlとなる
ように10%FC87XIRPM工 1640培地に浮
遊し、コンカナバリン−A40μfおよび12−0−テ
トフデカノイρホルボール−13−アセテート15 n
g /meを添加して、37℃で5%CO2の存在下に
48時間培養した培gI液の遠心上前をIU/言tと定
める)の希釈系列のうち最大値の取込を100%として
、各希釈段階の取込値の割合(%)を計算する。得られ
た数値を正規確率紙にプロットし、50%の取込を示す
希釈倍数を作図から求める。同様にして工L−2を含む
各資料についても50%の取込を示す希釈倍数を求める
。
資料のII、−2fi度(U/5rl)は次式に従って
計算される: 資料が50%取込を示す希釈倍数 標準工L−2標品が50%の取込を示す希釈倍数下記参
考例に開示した形質転換体エシェリヒアコリ(Each
erichia coli ) DH1/ p T F
4は財団法人発醇研究所に工F O−14299とし
て、また昭和59年4月6日から通商産業省工業技術院
会生物工業技術研究所(FRI)に受託番号FERMB
P−628として寄託されている。
計算される: 資料が50%取込を示す希釈倍数 標準工L−2標品が50%の取込を示す希釈倍数下記参
考例に開示した形質転換体エシェリヒアコリ(Each
erichia coli ) DH1/ p T F
4は財団法人発醇研究所に工F O−14299とし
て、また昭和59年4月6日から通商産業省工業技術院
会生物工業技術研究所(FRI)に受託番号FERMB
P−628として寄託されている。
実施例
以下の実施例および参考例によって本発明を具体的に説
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
なお実施例において用いた原液は、参考例に記載の方法
で得られた非グリコジル化ヒ)IL−2蛋白質溶液であ
る。
で得られた非グリコジル化ヒ)IL−2蛋白質溶液であ
る。
実施例1
原液を注射用蒸留水で希釈し除菌濾過して得たと)IL
−22450単位を含有する水溶液それぞれ0.5 m
lに、グルタチオン10岬またはアスコルビン酸101
vを含有する除菌p過液0.5 dを加え、得られた2
種の水溶液(それぞれpH8,4゜pH8,5)おのお
の1 dをバイアルに分注して一40℃で凍結し、乾燥
後バイアル空間部をN2 ガスで置換し施栓巻締した
。
−22450単位を含有する水溶液それぞれ0.5 m
lに、グルタチオン10岬またはアスコルビン酸101
vを含有する除菌p過液0.5 dを加え、得られた2
種の水溶液(それぞれpH8,4゜pH8,5)おのお
の1 dをバイアルに分注して一40℃で凍結し、乾燥
後バイアル空間部をN2 ガスで置換し施栓巻締した
。
MfH4としてグルタチオンおよびアスコルビン酸を含
まない同量の水溶液およびグルタチオンおよびアスコル
ビン酸のかわりに凍結乾燥製剤に繁用されるマンニット
25■を含有する同量の水溶液を同様に凍結乾燥した。
まない同量の水溶液およびグルタチオンおよびアスコル
ビン酸のかわりに凍結乾燥製剤に繁用されるマンニット
25■を含有する同量の水溶液を同様に凍結乾燥した。
これらの凍結乾燥品をいずれも注射用蒸留水1mlで再
溶解し、これらの溶液の溶状(Pjl明度)及び力価を
調べた。力価については凍結乾燥前の水溶液力価を10
0%とした時の残存率を計算した。
溶解し、これらの溶液の溶状(Pjl明度)及び力価を
調べた。力価については凍結乾燥前の水溶液力価を10
0%とした時の残存率を計算した。
その結果は、第1表に示されるとおり、本発明のIL−
2組成物は対照と比較し溶状、力価残存率共に有意に優
れていた。
2組成物は対照と比較し溶状、力価残存率共に有意に優
れていた。
第 1 表
実施例2
原液を注射用蒸留水で、希釈し除菌濾過して得たと)I
L−27680単位を含有する水溶液それぞれ0.5t
xlK、グルタチオン211gまたはアスコルビン酸2
岬を含有する除菌−過液0.5 mlを加え得られた2
種の水溶液(それぞれpi 8.6. pH3,7)お
のおの1 mlを実施例1と同様に凍結乾燥し、実施例
1と同様の方法で製造直後に溶状を、25℃で1力月保
存後に溶状及び力価残存率を調べた。
L−27680単位を含有する水溶液それぞれ0.5t
xlK、グルタチオン211gまたはアスコルビン酸2
岬を含有する除菌−過液0.5 mlを加え得られた2
種の水溶液(それぞれpi 8.6. pH3,7)お
のおの1 mlを実施例1と同様に凍結乾燥し、実施例
1と同様の方法で製造直後に溶状を、25℃で1力月保
存後に溶状及び力価残存率を調べた。
その結果は第2表に示す通シであった。
第2表
実施例3
原液を注射用蒸留水で希釈し除菌濾過して得たヒト1L
−27680単位を含有する水溶液それぞれ0.5 m
l K、H8A 511#トゲ/にタチ、をン2mgも
しくはアスコルビン酸211Igとを含有する除菌濾過
液0.5 g/を加え、得られた2種の水溶液(それぞ
れI)H4,1、pH4,2)おのおのlll1を実施
例1と同様に凍結乾燥し、実施例2と同様に溶状および
力価残存率を調べた。
−27680単位を含有する水溶液それぞれ0.5 m
l K、H8A 511#トゲ/にタチ、をン2mgも
しくはアスコルビン酸211Igとを含有する除菌濾過
液0.5 g/を加え、得られた2種の水溶液(それぞ
れI)H4,1、pH4,2)おのおのlll1を実施
例1と同様に凍結乾燥し、実施例2と同様に溶状および
力価残存率を調べた。
その結果は第3表に示す通りであった。
第8表
実施例4
原液を注射用蒸留水で希釈し除菌濾過して得たヒ)IL
−27680単位を含有する水溶液それぞれ0.5 m
lに、l5A5■および食塩9mgとグルタチオン2#
もしくはアスコμビン92qとt含有する除菌濾過液0
.5 telを加え、得られた2種の水溶液(それぞれ
pH4,1、pH4,2)おのおのl mlを実施例1
と同様に凍結乾燥し、実施例2と同様に溶状および力価
残存率を調べた。
−27680単位を含有する水溶液それぞれ0.5 m
lに、l5A5■および食塩9mgとグルタチオン2#
もしくはアスコμビン92qとt含有する除菌濾過液0
.5 telを加え、得られた2種の水溶液(それぞれ
pH4,1、pH4,2)おのおのl mlを実施例1
と同様に凍結乾燥し、実施例2と同様に溶状および力価
残存率を調べた。
その結果は第4表に示す通りであった。
第4表
実施例5
原液を注射用蒸留水で希釈し除菌濾過して得たヒトエL
−27680単位を含有する水溶液0、5 mlに、Y
ンニ7) 501fとグNl’fy?ン2qもしくはア
スコルビン酸2mgとを含有する除菌濾過液0.5 m
lを加え、得られた2種の水溶液(それぞれPH8,4
、pH8,6)おのおの1dを実施例1と同様に凍結乾
燥し、実施例2と同様に溶状および力価残存率を調べた
。
−27680単位を含有する水溶液0、5 mlに、Y
ンニ7) 501fとグNl’fy?ン2qもしくはア
スコルビン酸2mgとを含有する除菌濾過液0.5 m
lを加え、得られた2種の水溶液(それぞれPH8,4
、pH8,6)おのおの1dを実施例1と同様に凍結乾
燥し、実施例2と同様に溶状および力価残存率を調べた
。
その結果は第5表に示す通)であった。
実施例6
原液を注射用蒸留水で希釈し除菌濾過して得たヒトエL
−223350単位を含有する水溶液0.5厘lに、グ
ルタチオン5■およびグリシン23ダを含有する除菌濾
過した水溶液0.5 wl t−加え、得られた水溶液
(pH8,7) 1m/を実施例1と同様に凍結乾燥し
実施例1と同様の方法で製造直後及び40℃、a週間保
存後に溶状及び力価残存率を調べた。
−223350単位を含有する水溶液0.5厘lに、グ
ルタチオン5■およびグリシン23ダを含有する除菌濾
過した水溶液0.5 wl t−加え、得られた水溶液
(pH8,7) 1m/を実施例1と同様に凍結乾燥し
実施例1と同様の方法で製造直後及び40℃、a週間保
存後に溶状及び力価残存率を調べた。
その結果は第6表に示す通夛であった。
第6表
実施例7
原液を注射用蒸留水で希釈し除菌濾過して得たヒトエL
−2を1790単位または1aO単位を含有する水溶液
それぞれ0.5 mlにグルタチオン2q、H8A3M
gおよび食塩9岬を含有する除菌濾過した水溶液0.5
mlを加えて、得られた2種の水溶液(それぞれpH
8,9、pH8,9)おのおの1dを実施例1と同様に
凍結乾燥し実施例ユと同様の方法で製造直後および40
℃1週間保存後に溶状及び力価残存率を調べた。
−2を1790単位または1aO単位を含有する水溶液
それぞれ0.5 mlにグルタチオン2q、H8A3M
gおよび食塩9岬を含有する除菌濾過した水溶液0.5
mlを加えて、得られた2種の水溶液(それぞれpH
8,9、pH8,9)おのおの1dを実施例1と同様に
凍結乾燥し実施例ユと同様の方法で製造直後および40
℃1週間保存後に溶状及び力価残存率を調べた。
その結果は第7表に示す通りであった。
第7表
実施例8
原液を注射用蒸留水で希釈し除菌か)telして得たと
トエL−2を1860単位または116単位を含有する
水酵液それぞれ0.5 mlにグルタチオン2WjJ
、 )l S A I Myおよびクリシン23!!V
を含有する除菌濾過した水溶液0.5 mlを加えて、
得られた2柚の水繻竣(それぞれpH8,8、pH8,
9)おのおのlゴを実施例1と同様に凍結乾燥し製造直
後および40°C1週ml保存後に溶状および力価残存
率を調べた。
トエL−2を1860単位または116単位を含有する
水酵液それぞれ0.5 mlにグルタチオン2WjJ
、 )l S A I Myおよびクリシン23!!V
を含有する除菌濾過した水溶液0.5 mlを加えて、
得られた2柚の水繻竣(それぞれpH8,8、pH8,
9)おのおのlゴを実施例1と同様に凍結乾燥し製造直
後および40°C1週ml保存後に溶状および力価残存
率を調べた。
その結果は第8表に示す通シでめった。
第8表
実施例9
IL−2原液を注射用蒸留水で希釈し除菌濾過して得た
ヒ)IL−217600単位を含有する水溶液それぞれ
0.5 vtlに、H8A 5#を含有し、塩酸でpH
4に調整し除菌濾過した水溶液またはl5A5■および
食塩9qを含有し塩酸でpH4に調整し除菌濾過した水
溶液0.5 mlを加え、得られた2種の水溶液おのお
の1ゴをバイアルに分注して一40℃で凍結し、乾燥後
バイアル空四部をN2 ガスで置換し施栓巻締した。
ヒ)IL−217600単位を含有する水溶液それぞれ
0.5 vtlに、H8A 5#を含有し、塩酸でpH
4に調整し除菌濾過した水溶液またはl5A5■および
食塩9qを含有し塩酸でpH4に調整し除菌濾過した水
溶液0.5 mlを加え、得られた2種の水溶液おのお
の1ゴをバイアルに分注して一40℃で凍結し、乾燥後
バイアル空四部をN2 ガスで置換し施栓巻締した。
これらの凍結乾燥品を製造直後および40℃で0.5力
月保存後に注射用蒸留水1篇lで再溶解し、これらの溶
液の溶状(澄明度)及び力価を調べた。
月保存後に注射用蒸留水1篇lで再溶解し、これらの溶
液の溶状(澄明度)及び力価を調べた。
1 力価については凍結乾燥前の水溶液力価を100%
とした時の残存率を計算した。その結果は、第9表に示
されるとおり、本発明の工L−2組成物は溶状、力価残
存率共に有意に優れていた。
とした時の残存率を計算した。その結果は、第9表に示
されるとおり、本発明の工L−2組成物は溶状、力価残
存率共に有意に優れていた。
第 9 表
実施例1O
ろ水溶液0.5 mlに、ISA5mg、H8A5Wと
食塩9Kf、l5A5■とグリシン23岬またはH8A
311とマンニット50jlFを含有し、且つ塩酸でp
H4,9にN4整し、除g沖過した各種添加剤水溶液お
のおの0.5 mlを加え、得られた4種の水溶液おの
おのll1l′#バイアルに分注して一40℃で凍結し
乾燥後、バイアμ空間部をN2 ガスで置換し、施栓巻
締した。対照としてと)IL−2のみの水溶液及びpH
調節剤を含有しない同量の各種IL−2水溶液を同様に
凍結乾燥した。
食塩9Kf、l5A5■とグリシン23岬またはH8A
311とマンニット50jlFを含有し、且つ塩酸でp
H4,9にN4整し、除g沖過した各種添加剤水溶液お
のおの0.5 mlを加え、得られた4種の水溶液おの
おのll1l′#バイアルに分注して一40℃で凍結し
乾燥後、バイアμ空間部をN2 ガスで置換し、施栓巻
締した。対照としてと)IL−2のみの水溶液及びpH
調節剤を含有しない同量の各種IL−2水溶液を同様に
凍結乾燥した。
これらの凍結乾燥品の外観を調べた後、注射用蒸留水、
0.9% 生理食塩液、5%グドツ糖水溶液、5%ソ、
TI/ヒツト水溶液、または5%マンニット水溶液のい
ずれか1 mlで再溶解し、これらの溶液のpm(及び
溶状(澄明度)を調べた。
0.9% 生理食塩液、5%グドツ糖水溶液、5%ソ、
TI/ヒツト水溶液、または5%マンニット水溶液のい
ずれか1 mlで再溶解し、これらの溶液のpm(及び
溶状(澄明度)を調べた。
その結果は第10表に示される通シ、本発明のIL−2
組成物は対照と比較し溶状即で有意に優れており、特に
ISAとグリシンが配合されpHが約4の凍結乾燥品の
溶状が優れていた。
組成物は対照と比較し溶状即で有意に優れており、特に
ISAとグリシンが配合されpHが約4の凍結乾燥品の
溶状が優れていた。
(以 下金 白)
実施例11
実施例9と同様にして得たヒ)In−2として1620
単位または128単位、H3Aを5111g。
単位または128単位、H3Aを5111g。
グリシンを23η含有し、塩酸でpHを4.0に調節し
た除菌v5過された2種の水溶液おのおの1 mlを実
施例9と同様に凍結乾燥し、実施例9と同様の方法で製
造直後、及び40℃1週間、2週間及び4週間保存後に
溶状及び力価残存率を調べた。
た除菌v5過された2種の水溶液おのおの1 mlを実
施例9と同様に凍結乾燥し、実施例9と同様の方法で製
造直後、及び40℃1週間、2週間及び4週間保存後に
溶状及び力価残存率を調べた。
その結果は第11表に示す通りであった。
(以下金 白)
実施例12
原液を注射用蒸留水で希釈し除菌濾過して得たヒトエL
−22450単位を含有する水溶液それぞれ0.5 m
lに、除菌濾過した注射用蒸留水0.511またはグル
タチオン、グルタチオン2ナトリウム塩、アスコルビン
酸もしくはアスコルビン酸ナトリウム塩を1011y含
有する除菌濾過液0.5 jlll @またはグルタチ
オン2すFリウム塩またはアスコルビン酸ナトリウム塩
lOMIt−溶解しpHを塩酸で酸性に調整し九除菌濾
過液0.5 mlを加え得られた7種の水溶液おのおの
l mlをバイアルに分注して一40℃で凍結し乾燥後
バイアル空間部をN2ガスで置換し施栓巻締した。
−22450単位を含有する水溶液それぞれ0.5 m
lに、除菌濾過した注射用蒸留水0.511またはグル
タチオン、グルタチオン2ナトリウム塩、アスコルビン
酸もしくはアスコルビン酸ナトリウム塩を1011y含
有する除菌濾過液0.5 jlll @またはグルタチ
オン2すFリウム塩またはアスコルビン酸ナトリウム塩
lOMIt−溶解しpHを塩酸で酸性に調整し九除菌濾
過液0.5 mlを加え得られた7種の水溶液おのおの
l mlをバイアルに分注して一40℃で凍結し乾燥後
バイアル空間部をN2ガスで置換し施栓巻締した。
これらの凍結乾燥品をいずれも注射用蒸留水l yxl
で再溶解しこれらの溶液のpHおよび溶状(澄明度)を
調べた。その結果は第12表に示される通υ本発明の工
L−2組成物は対照と比較し溶状が優れていた。
で再溶解しこれらの溶液のpHおよび溶状(澄明度)を
調べた。その結果は第12表に示される通υ本発明の工
L−2組成物は対照と比較し溶状が優れていた。
第 12 表
参考例 非グリコシル化とトrL−2蛋白質溶液の製造
(I) 特願昭58−225079号(昭和58年1
1月28日出願)明細書の実施例3で得たヒトIL−2
遺伝子を含有する形質転換体エシェリヒア コリ(E、
coll)DHI/pTF4を250g1容三角フラス
コ内のパクト・トリプトン(ディフコ・ラボラトリーズ
、アメリカ)1%、パクト・イーストエキス(ディフコ
・ラボラトリーズ。
1月28日出願)明細書の実施例3で得たヒトIL−2
遺伝子を含有する形質転換体エシェリヒア コリ(E、
coll)DHI/pTF4を250g1容三角フラス
コ内のパクト・トリプトン(ディフコ・ラボラトリーズ
、アメリカ)1%、パクト・イーストエキス(ディフコ
・ラボラトリーズ。
アメリカ)0.5%1食塩0.5%およびテトラサイク
リン7μfl yxlを含む液体培地(pH7,0)
50mlに接拙して37℃で1晩回転振舷培養した。
リン7μfl yxlを含む液体培地(pH7,0)
50mlに接拙して37℃で1晩回転振舷培養した。
この培gR液をカザミノ酸0.5%、グルコース0.5
%およびテトラサイクリン7μf / meを含むM9
培地2.51の入った51容ジャーファーメンタ−に移
し37°Cで4時間、ついでa−β−インドリルアクリ
〜酸(25μg/gl)を添加して、さらに4時間通気
攪拌培養して培養液2.51を得た。この培養液を遠心
分離し、菌体を集め、−80℃で凍結保存した。
%およびテトラサイクリン7μf / meを含むM9
培地2.51の入った51容ジャーファーメンタ−に移
し37°Cで4時間、ついでa−β−インドリルアクリ
〜酸(25μg/gl)を添加して、さらに4時間通気
攪拌培養して培養液2.51を得た。この培養液を遠心
分離し、菌体を集め、−80℃で凍結保存した。
(If) 上記(Ilで得た凍結保存菌体a 7.5
fを7M塩酸グアニジン、 0. I M Tris
・HCIを含む抽出液(pH7,0)500g/に均一
に懸濁し、4℃で1時間攪拌した。この酵菌液を28,
000Xfで20分間遠心分離して上清45azlt−
得た。
fを7M塩酸グアニジン、 0. I M Tris
・HCIを含む抽出液(pH7,0)500g/に均一
に懸濁し、4℃で1時間攪拌した。この酵菌液を28,
000Xfで20分間遠心分離して上清45azlt−
得た。
Cm) 上記(II)で得た上清を0.01 M T
ris・HC1緩衝液(p)18.5)に対して透析後
19,000Xfで10分間遠心分離して透析上清45
8w/を得た。
ris・HC1緩衝液(p)18.5)に対して透析後
19,000Xfで10分間遠心分離して透析上清45
8w/を得た。
この透析上清を0.01 M Tris ・I(C1緩
衝液(pH8,5)で平衡化したDE52(I)EAE
−セルロース、ワットマン社製、イギリス)カラム(5
0ml谷)に通して蛋白を吸Kiさせ、NaC17u度
直線勾配(0〜0.15M NaC]、 、11 )
を作成してIL−2を〆出させた。活性画分105g/
をYM−5メンプラン(アミコン社製、アメリカ)を用
いて10.2 mlに濃IR+jし、0. I M T
rie ・HCI (pH8,0) I M NaC
1緩衝液で平衡化したセファクリルS−200(ファ〜
マシアaJtkl 、 7 x−テン)カラム(500
g/谷)を用いてゲ/L/Fi過を行った。
衝液(pH8,5)で平衡化したDE52(I)EAE
−セルロース、ワットマン社製、イギリス)カラム(5
0ml谷)に通して蛋白を吸Kiさせ、NaC17u度
直線勾配(0〜0.15M NaC]、 、11 )
を作成してIL−2を〆出させた。活性画分105g/
をYM−5メンプラン(アミコン社製、アメリカ)を用
いて10.2 mlに濃IR+jし、0. I M T
rie ・HCI (pH8,0) I M NaC
1緩衝液で平衡化したセファクリルS−200(ファ〜
マシアaJtkl 、 7 x−テン)カラム(500
g/谷)を用いてゲ/L/Fi過を行った。
活性画分56xtをYll+−5メンプランで4.9
mlに濃縮した。得られた凝縮液をウルトラボアRPS
C(ア〜テックス社を1:、アメリカ)カラムに吸着さ
セ、トリフルオロ酢酸−アセトニトリル系を溶出溶媒と
する高速液体クロマトグラフィーを行った。
mlに濃縮した。得られた凝縮液をウルトラボアRPS
C(ア〜テックス社を1:、アメリカ)カラムに吸着さ
セ、トリフルオロ酢酸−アセトニトリル系を溶出溶媒と
する高速液体クロマトグラフィーを行った。
カラム、つρトヲボアRPSC(4,6X75日);カ
ラム温度、30℃;溶出溶醸A、0.1%トリフ〃オロ
酢酸−99,9%水1溶出溶媒B、0.1%トリフルオ
ロ酢酸−99,9%アセトニトリμ;溶出プログラム、
0分(68%A+32%B)−25分(55%A+45
%B)−、(5分(45%A+55%B)−45分(a
O%A+70%B)−48分(100%B);溶出速度
、 0.8g//win;検出波長、2aOnm0本条
件下で保持時間約39分の活性画分を集め、非グリコシ
μ化ヒトエL−2蛋白質7.5 # (比活性、30,
0OOU/■。
ラム温度、30℃;溶出溶醸A、0.1%トリフ〃オロ
酢酸−99,9%水1溶出溶媒B、0.1%トリフルオ
ロ酢酸−99,9%アセトニトリμ;溶出プログラム、
0分(68%A+32%B)−25分(55%A+45
%B)−、(5分(45%A+55%B)−45分(a
O%A+70%B)−48分(100%B);溶出速度
、 0.8g//win;検出波長、2aOnm0本条
件下で保持時間約39分の活性画分を集め、非グリコシ
μ化ヒトエL−2蛋白質7.5 # (比活性、30,
0OOU/■。
出発材料からの活性回収率、48.2%;蛋白質の純度
、99%(デンシトメトリーによる)〕を含む溶液15
筐lを得た。
、99%(デンシトメトリーによる)〕を含む溶液15
筐lを得た。
発明の効果
本発明のIL−2組成物は、保存中および凍結や凍結乾
燥操作における工L−2活性の低下が少なく、また凍結
乾燥品においてはその外観が向上し、その器壁への吸着
が少なく、さらにその再溶解時の溶状が澄明である点等
の優れた特徴を有し、医薬品製剤等とりわけ非経口投与
製剤として有利に用いることができる。
燥操作における工L−2活性の低下が少なく、また凍結
乾燥品においてはその外観が向上し、その器壁への吸着
が少なく、さらにその再溶解時の溶状が澄明である点等
の優れた特徴を有し、医薬品製剤等とりわけ非経口投与
製剤として有利に用いることができる。
手続補正書(鮭)
昭和61年5月よシ日
Claims (3)
- (1)ヒト血清アルブミンまたは(および)還元性物質
を配合し、溶液状態でpH3〜6を示すように調整した
インターロイキン−2組成物。 - (2)さらにモノアミノ脂肪族アミノ酸を配合した特許
請求の範囲第1項記載の組成物。 - (3)凍結乾燥品である特許請求の範囲第1項または第
2項記載の組成物。
Priority Applications (17)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60037184A JPS61197527A (ja) | 1985-02-25 | 1985-02-25 | インタ−ロイキン−2組成物 |
EP19850302176 EP0158487B1 (en) | 1984-04-09 | 1985-03-28 | Stable composition of interleukin-2 |
DE8585302176T DE3583880D1 (de) | 1984-04-09 | 1985-03-28 | Stabile interleukin-2-zusammensetzung. |
AT85302176T ATE66612T1 (de) | 1984-04-09 | 1985-03-28 | Stabile interleukin-2-zusammensetzung. |
PH32069A PH22897A (en) | 1984-04-09 | 1985-03-29 | Stable composition of interleukin-2 |
CN85101301A CN1019453B (zh) | 1985-01-25 | 1985-04-01 | 白细胞介素-2的稳定组合物的制备方法 |
DK148885A DK148885A (da) | 1984-04-09 | 1985-04-02 | Stabilt praeparat af interleukin-2 |
IL74823A IL74823A (en) | 1984-04-09 | 1985-04-04 | Stable composition of interleukin-2 |
CA000478351A CA1285478C (en) | 1984-04-09 | 1985-04-04 | Stable composition of interleukin-2 |
AU40839/85A AU579359B2 (en) | 1984-04-09 | 1985-04-04 | Stable composition of interleukin-2 |
NZ211702A NZ211702A (en) | 1984-04-09 | 1985-04-04 | Interleukin composition |
KR1019850002345A KR920005048B1 (ko) | 1984-04-09 | 1985-04-08 | 인터로이킨-2의 안정화 조성물 제조방법 |
ES542028A ES542028A0 (es) | 1984-04-09 | 1985-04-08 | Un metodo de producir una composicion de interleuquina-2 |
US06/720,754 US4645830A (en) | 1984-04-09 | 1985-04-08 | Stable composition of interleukin-2 and albumin |
PT80247A PT80247B (pt) | 1984-04-09 | 1985-04-08 | Processo para a preparacao de uma composicao de interleucina-2 estavel |
IE90285A IE58161B1 (en) | 1984-04-09 | 1985-04-10 | Stable composition of interleukin-2 |
US06/931,704 US4812557A (en) | 1984-04-09 | 1986-11-17 | Stable composition of interleukin-2 and human serum albumin |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60037184A JPS61197527A (ja) | 1985-02-25 | 1985-02-25 | インタ−ロイキン−2組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61197527A true JPS61197527A (ja) | 1986-09-01 |
Family
ID=12490497
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60037184A Pending JPS61197527A (ja) | 1984-04-09 | 1985-02-25 | インタ−ロイキン−2組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61197527A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6322523A (ja) * | 1986-06-28 | 1988-01-30 | ビオテスト フアルマ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクタ− ハフツング | ヒトおよび動物の治療に用いられるインタ−ロイキン2製剤の安定化方法ならびにこの製剤を含む安定化水溶液または固体 |
JPH02138222A (ja) * | 1988-03-09 | 1990-05-28 | Otsuka Pharmaceut Co Ltd | インターロイキン‐1βの安定化組成物 |
JPH0776525A (ja) * | 1988-03-09 | 1995-03-20 | Otsuka Pharmaceut Co Ltd | インターロイキン−1β組成物の安定化方法 |
JP2005516998A (ja) * | 2002-02-06 | 2005-06-09 | メルク パテント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフトング | 免疫サイトカイン含有凍結乾燥製剤 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0378847A (ja) * | 1989-08-23 | 1991-04-04 | Nec Corp | 故障検出システム |
-
1985
- 1985-02-25 JP JP60037184A patent/JPS61197527A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0378847A (ja) * | 1989-08-23 | 1991-04-04 | Nec Corp | 故障検出システム |
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JPH0776525A (ja) * | 1988-03-09 | 1995-03-20 | Otsuka Pharmaceut Co Ltd | インターロイキン−1β組成物の安定化方法 |
JP2005516998A (ja) * | 2002-02-06 | 2005-06-09 | メルク パテント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフトング | 免疫サイトカイン含有凍結乾燥製剤 |
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