JPS60215631A - インタ−ロイキン−2組成物 - Google Patents

インタ−ロイキン−2組成物

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JPS60215631A
JPS60215631A JP59071568A JP7156884A JPS60215631A JP S60215631 A JPS60215631 A JP S60215631A JP 59071568 A JP59071568 A JP 59071568A JP 7156884 A JP7156884 A JP 7156884A JP S60215631 A JPS60215631 A JP S60215631A
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freeze
acid
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Yasushi Mikura
三倉 泰
Kensuke Asada
浅田 賢輔
Hajime Toguchi
戸口 始
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
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Takeda Chemical Industries Ltd
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  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は医薬品などとして有用なインターロイキン−2
組成物に関する。
従来の技術 インターロイキン−2(以下工L−2と略称することが
ある)は生体内で免疫調節に中心的な役割をはたしてお
り直接的あるいは間接的に癌の排除や免疫失調からの回
復やその改善に働くと考えられているTi胞やナチュラ
ルキラー細胞の増殖因子としての機能を有する蛋白質で
ある〔ネイチャー、第302巻、305−310頁(1
983))。
かかる生理作用を有するため工L−2は新しい制癌剤あ
るいは免役失調治療剤としての応用が強く期待されてい
る。
発明が解決しようとする問題点 本発明者らは、IL−2が不安定であって水溶液の保存
、凍結あるいは凍結乾燥の操作および凍結乾燥後の保存
において、とりわけ凍結乾燥を行う際の乾燥操作におい
て容易に活性が減じ、また凍結乾燥品の再溶解した液に
ibを認める等の問題点を有し、医療用等に用いる上で
はなはだ不都合であることを見い出した。
かかる事実に鑑み、本発明者らは鋭意研究を進めた結果
、安定な工L−2組成物の製造に成功し、本発明を完成
した。
問題点を解決するための手段 本発明は、還元性物質を配合したXL−2組成物を提供
するものである。
本発明の工L−2は、哺乳動物のものであればいかなる
ものでもよいが、ヒトのものが好ましい。
またIL−2は、天然の、あるいは遺伝子組み換え技術
で得られるいずれのものでもよく、遺伝子組み換え技術
で得られるものが有利に用いられ、通常IL−2水溶液
として用いる。
好捷しい工L−2の例として式 %式% () 〔式中、XはMetまたは水素を示す〕で表わされる遺
伝子組み換え技術で製造される非グリコジル化ヒトエL
−2e挙げることができ、これらの混合物でもよい。
なお式(I)においてアミノ酸残基は、IUPAC−I
UB コミッション オン /くイオケミカル ノメン
クレイチャによる略号で示した。
またIL−2+7)比活性は20.000〜80.00
0単位/Mlであることが望ましく、IL−2水溶液と
して1〜s o、o o o単位/ Wt 、とりわけ
10〜50.000単位/mlの活性を有するものが有
利に用いられる。
還元性物質としては、生理学的に許容しうる還元性物質
が好ましく、例えば、還元型グルタチオン(以下グルタ
チオンと略記する)、チオクト酸、N−アセチルシステ
ィン、N−アセチルホモシスティン、チオジグリコール
、チオエタノールアミン、モノチオグリセロール、ジチ
オ久レイトール及び戻素数1〜7のチオアルカン酸など
の還元性硫黄化合物やアメコルビン酸などが挙げられ、
クリレタチオンおよびアメコルビン酸が好ましく、と9
わけグルタチオンが好ましい。
また上記還元性物質は、1種または2種以上併用するこ
ともできる。
これら還元性物質は、上記濃度IL−2水溶液に対し、
水溶液IWt当、り 0.01 ffi!i’以上、と
りわけ0.05〜20q含有させることが好ましい。
本発明のIL−2組成物には前記した還元性物質に加え
人血清アルブミン(以下I(SAと略記する)、ブドウ
糖、果糖、マンノース、ガラクトース等の単糖類、シヨ
糖、マルトース、乳糖等の二糟類、マンニット、イノジ
ット、ソルビット等の糖アルコーp、グリシン、アスパ
ラギン酸、グルタミン酸、プロリン等のアミノ酸とシわ
けモノアミノ脂肪族アミノ酸もしくは環状アミノ酸また
はこれらの生理学的に許容しうる塩もしくは誘導体のう
ち1種あるいは2種以上を加えることによシ、一層の安
定性、凍結乾燥品とした場合のその外観やそれを溶解し
た液の溶状、容器への吸着防止等を向上させることがで
きるためこれらを適宜配合することができる。上記配合
剤のうちでもISA、ブドウ樗、マンノース、マンニッ
ト、ソルビット、プロリン、グリシンが好ましく、これ
らを配合する場合には、例えば前記濃度のIL−2水溶
液で1ゴ当シH3Aの場合0,1〜5ONy、好ましく
ハ0.5〜10Mfl、マンニット、ソルビット、ブド
ウ糖まだはマンノースの場合10〜100#、グリシン
またはプロリンの場合5〜50り加えることが好ましい
さらに本発明のIL−2組成物は食塩などの等張化剤、
コハク酸、酒石酸、クエン酸等の緩術剤、界面活性剤な
どを含有していてもよい。
また上記IL−2組成物の容器の空間部を配合した還元
性物質の酸化を防止するため真空にするか窒素ガス置換
することによりxL−2&11成物の安定性をさらに高
めることができる。
本発明のIL−2組成物は、水溶液、凍結晶。
凍結乾燥品等の形態が好ましく、とりわけ凍結乾燥品が
好ましい。
本発明の組成物は、たとえば以下の方法により製造する
ことができる。
rL−2を1〜80.000単位/ ml含有する水溶
液に、還元性物質を0.0111f// W/以上、好
ましくは0.05〜20q/*/(2種以上の還元性物
質を用いる場合は合計量として)の濃度になるように加
える。さらに前記したUSA、ブドウ糖、マンニット、
ソルビット、プロリン、グリシンなどもそこに記載した
濃度として加えることもできる。
また所望により等張化剤、界面活性剤なども加えること
ができる。かくして得られる水溶液としての工L−2組
成物は、下記の凍結および凍結乾燥品の原料としても用
いることができる。
凍結晶としてのII、−2組成物は、たとえば上記水溶
液を通常−80〜−20℃で凍結することによ勺製造で
きる。該凍結組成物は−800〜−10℃で保管するこ
とが好ましい。
凍結乾燥品としてのIL−2組成物は、例えば上記凍結
組成物を常法によシ減圧乾燥するか上記水溶液または上
記凍結組成物の融解によシ得られろ水溶液を、所望によ
り小分けし、上記同様凍結した後、常法により減圧乾燥
することにより製造することができる。
注射用製剤としての本発明の凍結乾燥しだ工り一2組成
物を製造する場合は、IL−2を含有する水溶液および
配合剤含有水溶液をそれぞれ除菌濾過して混合するか、
これらの混合液を小分けする前に除菌濾過等により精製
し、無菌操作にょシバイアル瓶等に分注小分けした後上
記凍結乾燥処理に付すことが好ましい。
上記した還元性物質を配合したIL−2組成物とは別途
、本発明は下記のIL−2&[i放物をも提供するもの
である。
すなわち、グリシン、グルタミン酸、アスパラギン酸、
アラニンなどのアミノ酸とシゎけモノアミノ脂肪族アミ
ノ酸、ブドウ樋、マンノースなどの単糖類、ヒト血清ア
ルブミン(HS IA )およびこれらの生理学的に許
容できる塩もしくは誘導体の1種または2種以上企画合
したIL−2組成物である。
上記IL−2に関しては、前記したIL−2と同様のも
のが挙げられ、工L−2水溶液が好ましい。上記単糖類
に関しては10〜100”j/me 。
アミノ1俊に関しては5〜50Q/me、 I S A
に関しては0.1〜50fl’l/nt、好ましくは0
.5〜101111 / wl nE合することが好ま
しい。
上記IL−2組成物は、いずれも水溶液の保存、凍結あ
るいは凍結乾燥の操作および凍結乾燥後の保存において
、とりわけ凍結乾燥を行うi9の乾燥操作においてIL
−2活性の低下が少ないという特徴を有する。
上記安定化効果に加えて、アミノ酸を配合した組成物は
凍結乾燥品とした場合にその外観が向上し、注射剤とし
て投与する場合の疼痛を軽減する効果をも奏する。
また単糖類を配合した組成物は注射剤として投与する場
合の疼痛を軽減する効果をも奏する。
ISAを配合した組成物、とシわけその凍結乾燥品は、
その外観が向上し、その器壁への吸着が防止される効果
をも奏するものである。
さらに上記IL−2組成物には食塩などの等張化剤、コ
ハク酸、個石酸、クエン酸等の緩衝剤。
界面活性剤なども配合することができる。
上記IL−2組成物は、水溶液、凍結晶、凍結乾燥品等
の形態が好ましく、とシわけ凍結乾燥品が好ましい。
上記IL−2組成物は、前記した還元性物質を配合した
IL−2組成物の製造法に準じて製造することができ、
木工L−2組成物においては凍結(1)H3〜6)に調
製することが好ましい。
作 用 本発明のIL−2組成物は、保存中および凍結や凍結乾
燥操作における工L−2活性の低下が少なく、また凍結
乾燥品においてはその再溶解時の溶状が澄明である点等
に優れた特徴を有するものであシ、とシわけ凍結乾燥を
行う時の乾燥操作時のIL−2活性の低下が少ないこと
に特徴を有する。また凍結乾燥品は、安定化されたIL
−2の粉末として得られ、とりわけ非、10投与製剤と
して有利に用いることができる。注射用製剤として用い
る場合は、1if(常用時、凍結乾燥組成物をバイプル
当り05〜100ゴの注射用蒸留水、生理食塩液または
ブドウ糖注射液に溶解し、筋肉内あるいは静脈内に投与
するっまた適肖な担体、賦型剤、希釈剤を用いて口腔内
、眼、耳、鼻内投与用の剤形として用いることができる
本発明のIL−2組成物は、低毒性で、公知の1L−2
と同様の目的に同様の用法によシ使用することができる
本願明fLE8中IL−2の活性としての単位(U)の
算出方法は以下のようにして行った。
すなわち、IL−2′a度に依存して増殖するマウス細
胞株を浮遊した培地にIL−2を含む検体を加えて培養
し、該細胞株の増殖をトリチウムチミジンの取込を指標
としてめた。目的とする検体中のユニツ)(U)算出の
ためには、常に標準IL−2(IU/s+/)を並べて
アッセイを実施して、その比率からユニットを算出した
具体的には、ヒト1L−2を含有するコンディションド
メジウムを含む2o%FC3加RPM11640培地中
で、37℃で5%CO2の存在下に継代維持されたIL
−2依存性マウス細胞株〔(N K C3) 、 Hl
numa ら、バイオヶミヵA/−バイオフィジカル・
リサーチ・コミュニケイションズ、第109巻、363
頁(1982年)〕を無血清RPMI 1640培地を
用いて2回洗浄し、20%FC8加RPMI 1640
培地に6×105個/lll7になるように再浮遊する
■L−2を含む資料50μs+c+6穴平底マイクロタ
イタープレート(ヌンク社、デンマーク)の第1列目の
穴に入れ、50μlずっの2o%Fcs加RPMI 1
640培地を用いて第12列目まで順次2倍段階希釈系
列を作成後、上記NKC3Il!lIl胞浮遊液を50
μjずっ各穴に分注し、37℃で5%C02の存在下に
24時間培養する。培養20時間目に、各穴に1pc1
 ずつトリチウムチミジン(アマルシャム社、イギリス
)を添加してさらに4時間培養を継続後、セルハーベス
タ−(フロー社、アメリカ)を使用して細胞をガラスフ
ィルター上に回収し、液体シンチレーションカウンター
を用いてトリチウムチミジンの取込を測定する。測定に
際しては標準IL−2標品について資料と同一の操作を
行い、トリチウムチミジンの取込を測定する。
ユニット(U)の計算はジャーナル・オグ・イムノロジ
ー、@120巻、2027頁(1978年)に準じてプ
ロビット変換法によシ行う。すなわち、標準IL−2標
品(ヒト末梢血リンパ球を5×10 個/vtlとなる
ように10%F CSS7111RP工 1640培地
に浮遊し、コンカナバリン−A40μすおよび12−0
−テトラデカノイルホルポー/’−13−アセテート1
5ng/mを添加して、37℃で5%CO2の存在下に
48時間培養した培養液の遠心上清をIU/dと定める
)の希釈系列のうち最大値の取込を100%として、各
希釈段階の取込値の割合(%)を計算する。得られた数
値を正規確率紙にプロットし、50%の取込を示す希釈
倍数を作図からめる。同様にしてIL−2を含む各資料
についても50%の取込を示す希釈倍数をめる。
資料のIL−2濃度(U/胛/)は次式に従って計算さ
れる: 資料が50%取込を示す希釈倍数 標準IL−2標品が50%の取込を示す希釈倍数下記参
考例1(1)に開示した形質転換体エシェリヒア コリ
(Eacherichia coli ) D Hl 
/ p TF’4(IFO−14299)は、昭和59
年4月6日から通商産業省工業技術院微生物工業技術研
究所(rR工)に受託番号FP:RM P−7578と
して寄託されている。
実施例 以下の実施例および参考例によって本発明を具体的に説
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
なお実施例および参考例2.3において用いた原液は、
参考例1に記載の方法で得られた非グリコシμ化ヒトエ
L−2蛋白質溶液である。
実施例1 原液を注射用蒸留水で希釈し除菌濾過して得たヒ)IL
−22450単位を含有する水溶液それぞれ0.5πt
に、グルタチオン2#tだはアスコルビン酸2町を含有
する除菌濾過液05m1を加え、得られた2種の水溶液
おのおの1簿jをバイアルに分注して一40℃で凍結し
、乾燥後バイアμ空間部をN2ガヌで置換し施栓巻締し
た。
対照としてグルタチオンおよびアスコルビン酸を含まな
い同量の水溶液およびグルタチオンおよびアスコルビン
酸のかわりに凍結乾燥製剤に繁用されるマンニット25
qを含有する同量の水溶液を同様に凍結乾燥した。
これらの凍結乾燥品をいずれも注射用蒸留水1dで再溶
解し、これらの溶液の溶状(澄明度)及び力価を調べだ
。力価については凍結乾燥前の水溶液力価を100%と
した時の残存率を計算した。
その結果は、第1表に示されるとおシ、本発明のIL−
2組成物は対照と比較し溶体声価残存率共に有意に優れ
ていた。
第1表 19’)V、fオフ (10) ’ m FJA 19
□%:実施例2 原液を注射用蒸留水で希釈し除菌濾過して得たヒ)IL
−27680単位を含有する水溶液それぞれ0.5 y
y、lに、グルタチオン2qまたはアスコルビン酸2N
yを含有する除菌沖過液0.5 rtlを加え得られた
2種の水溶液おのおの1εjを実施例1と同様に凍結乾
燥し、実施例1と同様の方法で製造直後に溶状を、25
℃で1力月保存後に溶状及び力価残存率を調べた。
その結果は第2光に示す通りであった。
第2表 実施例3 原液を注射用蒸留水で希釈し除菌濾過して得たヒ)IL
−27680単位を含有する水溶液それぞれ0.5ガl
に、H3A5#とグルタチオン2M!もしくはアメコル
ビン酸2qとを含有する除菌濾過液0.5ゴを加え、得
られた2種の水溶液おのおのll1lを実施例1と同様
に凍結乾燥し、実施例2と同様に溶状および力価残存率
を調べた。
その結果は第3表に示す通りであった。
第3表 実施例4 原液を注射用蒸留水で希釈し除14濾過して得たヒ)I
L−27680単位を含有する水溶液それぞれ0.5 
mlに、H8A5Wおよび食塩9qとグルタチオン2q
もしくはアスコルビンm2Nlとを含有する除菌−過液
α5zlを加え、得られた2種の水溶液おのおの111
1を実施例1と同様に凍結乾燥し、実施例2と同様に溶
状および力価残存率を調べた。
その結果は第4表に示す通りであった。
第4表 実施例5 原液を注射用蒸留水で希釈し除菌沖過して得たヒトエL
−27680単位を含有する水溶液0、5 mlに、マ
ンニット50りとグルタチオン2りもしくはアスコルビ
ンn 2 myとを含有する除菌濾過液0.5 mlを
加え、得られた2種の水溶液おのおの1mlを実施例1
と同様に凍結乾燥し、実施例2と同様に溶状および力価
残存率を調べた。
その結果は第5表に示す通りであった。
825℃で6日間保存後のデータ 実施例6 原液を注射用蒸留水で希釈し除@濾過して得たヒ)IL
−223350単位を含有する水溶液0、 E! dに
、グルタチオン5りおよびグリシン23■を含有する除
菌濾過した水溶液0.5 mlを加え、得られた水溶液
1ゴを実施例1と同様に凍結乾燥し実施例1と同様の方
法で製造直後及び40℃。
3遍間保存後に溶状及び力価残存率を調べた。
その結果は第6表に示す通)であった。
実施例7 原液を注射用蒸留水で希釈し除菌濾過して得たヒトエL
−2を1790単位または130単位を含有する水溶液
それぞれ0.5−にグルタチオン2■、H8A3■およ
び食塩91Egを含有する除菌濾過した水溶液0.5 
mlを加えて、得られた2種の水溶液おのおの1tsl
を実施例1と同様に凍結乾燥し実施例1と同様の方法で
製造直後および40℃1週間保存後に溶状及び力価残存
率を調べた。
その結果は第7表に示す通りであった。
実施例8 原液を注射用蒸留水で希釈し除菌濾過して得たヒトIL
−2を1860単位または116単位を含有する水溶液
それぞれ0.5 屑/!にグルタチオン2■、H8Al
ηおよびグリシン23Ivを含有する除菌−過した水溶
液0.5 ralを加えて、得られた2種の水溶液おの
おのIMtを実施例1と同様に凍結乾燥し製造直後およ
び40℃1週間保存後に溶状および力価残存率を調べた
その結果は第8表に示す通りであった。
参考例1 非グリコジル化ヒトエL−2蛋白質溶液の製
造 (1)特願昭58−225079号(昭和58年11月
28日出願)明細書 の実施例3で得たと)IL−2)d伝千を含有する形質
転換体エシェリヒア コリ(E、 coli ) DH
1/pTF4を250m1容三角フラスコ内のパクト・
トリプトン(ディフコ・ラボラトリーズ、アメリカ)1
%、バクト・イーストエキス(ディフコ・ラボラトリー
ズ、アメリカ)0.5%9食塩0.5%およびテトラサ
イクリン7μ9 /mlを含む液体培地(pH7o)s
oゴに接種して37℃で1晩回転振盪培養した。この培
養液をカザミノ酸05%、グルコース0.5%およびテ
トラサイクリン7μ9Atを含むM9培地2.5Jの入
った5L容ジャーファーメンタ−に移し37℃で4時間
、ついで3−β−インドリρアクリμ酸(25μQ/ 
s+t)を添加して、さらに4時間通気攪拌培養して培
養液2.51を得た。この培養液を遠心分離し、菌体を
集め、−80℃で凍結して保存した。
(1) 上記(1)で得た凍結保存菌体375gを7M
塩酸グアニジン+ 0. I M Tris・HCIを
含む抽出液(pH7o)sooゴに均一に懸濁し、4℃
で1時間攪拌した。この溶菌液を28.000 X g
で20分間遠心分離して上清45311/を得た。
(DI) 上記(1)で得た上清を0.01 M ’I
’ris−HC1緩衝液(pH8,5)に対して透析後
19.000Xqで10分間遠心分離して透析上清45
8耐を得た。この透析上清を0.OIM Tri8・H
CI緩衝液(pH8,5)で平衡化したDE52(DE
AE−セμロース、ワットマン社製、イギリス)カラム
(50ゴ容)に通して蛋白を吸着させ、NaC1濃度直
線勾配(0〜0.15 M NaC1,1ml )を作
成して工L−2を溶出させた。活性画分105m/をY
M−5メンプラン(アミコン社製、アメリカ)を用いて
10.2dに濃縮し、0. I M Tris−HCI
(pHs、o )−1MNaC1緩衝液で平衡化したセ
ファクリlL/5−2oo(ファルマシア社製、スエー
デン)カラム(500gt容)を用いてゲ)vFJ過を
行つ光。活性画分56sytをYM−5メンプランで4
.9 vtlに濃縮した。得られた濃縮液をウルトラポ
アRPS G (アρテックス社製、アメリカ)カラム
に吸着させ、トリフルオロ酢酸−ア七ト二トリμ系を溶
出溶媒とする高速液体クロマトグラフィーを行った。
力?A、”7/L’トラボアRP S C(4,6X 
75+nm);カラム温度、30℃;溶出溶媒A、0.
1%トリフ〜オロ酢酸−99,9%水;溶出溶[B、0
.1%トリフルオロ酢酸−99,9%アセトニトリル;
溶出プログラム、0分(68%A+32%B)−25分
(55%A+45%B)−35分(45%A+55%B
)−45分(30%A+70%B)−48分(100%
B);溶出速度+ 0.8 ml/mj、n;検出波長
、230nm0本条件下で保持時間約39分の活性画分
を集め、非グリコシル化ヒトエL−2蛋白質7.5WC
比活性、 30.000 U/Q。
出発材料からの活性回収率、48.2%;蛋白質の純度
、99%(デンシトメトリーによる)〕を含む溶液15
g/を得た。
参考例2 原液を注射用蒸留水で希釈し除菌濾過して得たと) I
 L −217AOc)単位を含有する水溶液それぞれ
0.5 wlに、H8A3#を含有し 社酸でpH4に
調整し除菌濾過した水溶液またはH3A5りおよび食塩
9qを含有し塩酸でpH4に調整し除菌濾過した水溶液
0.5 mlを加え、得られた2種の水溶液を実施例1
と同様に凍結乾燥し、実施例2と同様の方法で製造直後
及び40℃0.5力月後に溶状及び力価残存率を調査し
た。
その結果は第9表に示す通シであった。
参考例3 原液を注射用蒸留水で希釈し無菌−過して得たと)■L
−2を17600単位を含有する水溶液0.5耐にグリ
シン23qを含有しコハク酸でpH4に調整し除菌濾過
した水溶液0.5−を加えて、得られた水溶液1耐を実
施例1と同様に凍結乾燥し、実施例2と同様の方法で製
造直後及び40℃0.5力月後に溶状及び力価残存率を
調べた。
その結果は第10表に示す通りであった。
第10表 発明の効果 本発明のIL−2組成物は、保存中および凍結や凍結乾
燥操作におけるIL−2活性の低下が少なく、また凍結
乾燥品においてはその再溶解時の溶状が澄明である点等
の優れた特徴を有し、医薬品製剤等とシわけ非経口投与
製剤として有利に用いることができる。
受託番号変更届 昭和60年4月2に日 1、 事件の表示 昭和59年特許願第71568号 2 発明の名称 インターロイギン−2組成物 3 手続をした者 事件との関係 特許出願人 住 所 大阪市東区道修町2丁目27番地名 称 (2
93) 武田薬品工業株式会社代表者 倉林育四部 4、代理人 住 所 大阪市淀用区十三本町2丁目17番85号工業
技術院微生物工業技術研究所 6 旧受託番号 微工研菌寄第7578号(FERM I)−7578)
7 新寄託機関の名称 工業技術院微生物工業技術研究所 8 新受託番号 微工研条寄第628号(FERM BP−628)9 
添付書類の目録 (1)新受託番号を証明する書面 1 通以上 手続補正書(的) ■、 事件の表示 昭和59年特許願第71568号 2 発明の名称 インターロイキン−2組成物 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 大阪市東区道修町2丁目27番地名称 (293
) 武田薬品工業株式会社代表者 倉 林 育 四 部 4 代理人 住所 大阪市淀用区十三本町2丁目17番85号5、補
正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 6、補正の内容 明細書第14頁13行の「寄託されている。」を「寄託
され、該寄託がブダペスト条約に基づく寄託に切換えら
れて、受託番号FEr(MBP−628として同研究所
に保管されている。」に訂正する。
以」ニ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)銚元性物質を配合したインターロイキン−2組成
    物。
  2. (2)さらにヒト血清アpプミンを配合した特許請求の
    範囲第1項記載の組成物。
  3. (3)凍結乾燥品である特許請求の範囲第1項または第
    2項記載の組成物。
JP59071568A 1984-04-09 1984-04-09 インタ−ロイキン−2組成物 Granted JPS60215631A (ja)

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