JPS60215631A - インタ−ロイキン−2組成物 - Google Patents
インタ−ロイキン−2組成物Info
- Publication number
- JPS60215631A JPS60215631A JP59071568A JP7156884A JPS60215631A JP S60215631 A JPS60215631 A JP S60215631A JP 59071568 A JP59071568 A JP 59071568A JP 7156884 A JP7156884 A JP 7156884A JP S60215631 A JPS60215631 A JP S60215631A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- composition
- aqueous solution
- freeze
- acid
- units
- Prior art date
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- Granted
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- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Medicinal Preparation (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は医薬品などとして有用なインターロイキン−2
組成物に関する。
組成物に関する。
従来の技術
インターロイキン−2(以下工L−2と略称することが
ある)は生体内で免疫調節に中心的な役割をはたしてお
り直接的あるいは間接的に癌の排除や免疫失調からの回
復やその改善に働くと考えられているTi胞やナチュラ
ルキラー細胞の増殖因子としての機能を有する蛋白質で
ある〔ネイチャー、第302巻、305−310頁(1
983))。
ある)は生体内で免疫調節に中心的な役割をはたしてお
り直接的あるいは間接的に癌の排除や免疫失調からの回
復やその改善に働くと考えられているTi胞やナチュラ
ルキラー細胞の増殖因子としての機能を有する蛋白質で
ある〔ネイチャー、第302巻、305−310頁(1
983))。
かかる生理作用を有するため工L−2は新しい制癌剤あ
るいは免役失調治療剤としての応用が強く期待されてい
る。
るいは免役失調治療剤としての応用が強く期待されてい
る。
発明が解決しようとする問題点
本発明者らは、IL−2が不安定であって水溶液の保存
、凍結あるいは凍結乾燥の操作および凍結乾燥後の保存
において、とりわけ凍結乾燥を行う際の乾燥操作におい
て容易に活性が減じ、また凍結乾燥品の再溶解した液に
ibを認める等の問題点を有し、医療用等に用いる上で
はなはだ不都合であることを見い出した。
、凍結あるいは凍結乾燥の操作および凍結乾燥後の保存
において、とりわけ凍結乾燥を行う際の乾燥操作におい
て容易に活性が減じ、また凍結乾燥品の再溶解した液に
ibを認める等の問題点を有し、医療用等に用いる上で
はなはだ不都合であることを見い出した。
かかる事実に鑑み、本発明者らは鋭意研究を進めた結果
、安定な工L−2組成物の製造に成功し、本発明を完成
した。
、安定な工L−2組成物の製造に成功し、本発明を完成
した。
問題点を解決するための手段
本発明は、還元性物質を配合したXL−2組成物を提供
するものである。
するものである。
本発明の工L−2は、哺乳動物のものであればいかなる
ものでもよいが、ヒトのものが好ましい。
ものでもよいが、ヒトのものが好ましい。
またIL−2は、天然の、あるいは遺伝子組み換え技術
で得られるいずれのものでもよく、遺伝子組み換え技術
で得られるものが有利に用いられ、通常IL−2水溶液
として用いる。
で得られるいずれのものでもよく、遺伝子組み換え技術
で得られるものが有利に用いられ、通常IL−2水溶液
として用いる。
好捷しい工L−2の例として式
%式%
()
〔式中、XはMetまたは水素を示す〕で表わされる遺
伝子組み換え技術で製造される非グリコジル化ヒトエL
−2e挙げることができ、これらの混合物でもよい。
伝子組み換え技術で製造される非グリコジル化ヒトエL
−2e挙げることができ、これらの混合物でもよい。
なお式(I)においてアミノ酸残基は、IUPAC−I
UB コミッション オン /くイオケミカル ノメン
クレイチャによる略号で示した。
UB コミッション オン /くイオケミカル ノメン
クレイチャによる略号で示した。
またIL−2+7)比活性は20.000〜80.00
0単位/Mlであることが望ましく、IL−2水溶液と
して1〜s o、o o o単位/ Wt 、とりわけ
10〜50.000単位/mlの活性を有するものが有
利に用いられる。
0単位/Mlであることが望ましく、IL−2水溶液と
して1〜s o、o o o単位/ Wt 、とりわけ
10〜50.000単位/mlの活性を有するものが有
利に用いられる。
還元性物質としては、生理学的に許容しうる還元性物質
が好ましく、例えば、還元型グルタチオン(以下グルタ
チオンと略記する)、チオクト酸、N−アセチルシステ
ィン、N−アセチルホモシスティン、チオジグリコール
、チオエタノールアミン、モノチオグリセロール、ジチ
オ久レイトール及び戻素数1〜7のチオアルカン酸など
の還元性硫黄化合物やアメコルビン酸などが挙げられ、
クリレタチオンおよびアメコルビン酸が好ましく、と9
わけグルタチオンが好ましい。
が好ましく、例えば、還元型グルタチオン(以下グルタ
チオンと略記する)、チオクト酸、N−アセチルシステ
ィン、N−アセチルホモシスティン、チオジグリコール
、チオエタノールアミン、モノチオグリセロール、ジチ
オ久レイトール及び戻素数1〜7のチオアルカン酸など
の還元性硫黄化合物やアメコルビン酸などが挙げられ、
クリレタチオンおよびアメコルビン酸が好ましく、と9
わけグルタチオンが好ましい。
また上記還元性物質は、1種または2種以上併用するこ
ともできる。
ともできる。
これら還元性物質は、上記濃度IL−2水溶液に対し、
水溶液IWt当、り 0.01 ffi!i’以上、と
りわけ0.05〜20q含有させることが好ましい。
水溶液IWt当、り 0.01 ffi!i’以上、と
りわけ0.05〜20q含有させることが好ましい。
本発明のIL−2組成物には前記した還元性物質に加え
人血清アルブミン(以下I(SAと略記する)、ブドウ
糖、果糖、マンノース、ガラクトース等の単糖類、シヨ
糖、マルトース、乳糖等の二糟類、マンニット、イノジ
ット、ソルビット等の糖アルコーp、グリシン、アスパ
ラギン酸、グルタミン酸、プロリン等のアミノ酸とシわ
けモノアミノ脂肪族アミノ酸もしくは環状アミノ酸また
はこれらの生理学的に許容しうる塩もしくは誘導体のう
ち1種あるいは2種以上を加えることによシ、一層の安
定性、凍結乾燥品とした場合のその外観やそれを溶解し
た液の溶状、容器への吸着防止等を向上させることがで
きるためこれらを適宜配合することができる。上記配合
剤のうちでもISA、ブドウ樗、マンノース、マンニッ
ト、ソルビット、プロリン、グリシンが好ましく、これ
らを配合する場合には、例えば前記濃度のIL−2水溶
液で1ゴ当シH3Aの場合0,1〜5ONy、好ましく
ハ0.5〜10Mfl、マンニット、ソルビット、ブド
ウ糖まだはマンノースの場合10〜100#、グリシン
またはプロリンの場合5〜50り加えることが好ましい
。
人血清アルブミン(以下I(SAと略記する)、ブドウ
糖、果糖、マンノース、ガラクトース等の単糖類、シヨ
糖、マルトース、乳糖等の二糟類、マンニット、イノジ
ット、ソルビット等の糖アルコーp、グリシン、アスパ
ラギン酸、グルタミン酸、プロリン等のアミノ酸とシわ
けモノアミノ脂肪族アミノ酸もしくは環状アミノ酸また
はこれらの生理学的に許容しうる塩もしくは誘導体のう
ち1種あるいは2種以上を加えることによシ、一層の安
定性、凍結乾燥品とした場合のその外観やそれを溶解し
た液の溶状、容器への吸着防止等を向上させることがで
きるためこれらを適宜配合することができる。上記配合
剤のうちでもISA、ブドウ樗、マンノース、マンニッ
ト、ソルビット、プロリン、グリシンが好ましく、これ
らを配合する場合には、例えば前記濃度のIL−2水溶
液で1ゴ当シH3Aの場合0,1〜5ONy、好ましく
ハ0.5〜10Mfl、マンニット、ソルビット、ブド
ウ糖まだはマンノースの場合10〜100#、グリシン
またはプロリンの場合5〜50り加えることが好ましい
。
さらに本発明のIL−2組成物は食塩などの等張化剤、
コハク酸、酒石酸、クエン酸等の緩術剤、界面活性剤な
どを含有していてもよい。
コハク酸、酒石酸、クエン酸等の緩術剤、界面活性剤な
どを含有していてもよい。
また上記IL−2組成物の容器の空間部を配合した還元
性物質の酸化を防止するため真空にするか窒素ガス置換
することによりxL−2&11成物の安定性をさらに高
めることができる。
性物質の酸化を防止するため真空にするか窒素ガス置換
することによりxL−2&11成物の安定性をさらに高
めることができる。
本発明のIL−2組成物は、水溶液、凍結晶。
凍結乾燥品等の形態が好ましく、とりわけ凍結乾燥品が
好ましい。
好ましい。
本発明の組成物は、たとえば以下の方法により製造する
ことができる。
ことができる。
rL−2を1〜80.000単位/ ml含有する水溶
液に、還元性物質を0.0111f// W/以上、好
ましくは0.05〜20q/*/(2種以上の還元性物
質を用いる場合は合計量として)の濃度になるように加
える。さらに前記したUSA、ブドウ糖、マンニット、
ソルビット、プロリン、グリシンなどもそこに記載した
濃度として加えることもできる。
液に、還元性物質を0.0111f// W/以上、好
ましくは0.05〜20q/*/(2種以上の還元性物
質を用いる場合は合計量として)の濃度になるように加
える。さらに前記したUSA、ブドウ糖、マンニット、
ソルビット、プロリン、グリシンなどもそこに記載した
濃度として加えることもできる。
また所望により等張化剤、界面活性剤なども加えること
ができる。かくして得られる水溶液としての工L−2組
成物は、下記の凍結および凍結乾燥品の原料としても用
いることができる。
ができる。かくして得られる水溶液としての工L−2組
成物は、下記の凍結および凍結乾燥品の原料としても用
いることができる。
凍結晶としてのII、−2組成物は、たとえば上記水溶
液を通常−80〜−20℃で凍結することによ勺製造で
きる。該凍結組成物は−800〜−10℃で保管するこ
とが好ましい。
液を通常−80〜−20℃で凍結することによ勺製造で
きる。該凍結組成物は−800〜−10℃で保管するこ
とが好ましい。
凍結乾燥品としてのIL−2組成物は、例えば上記凍結
組成物を常法によシ減圧乾燥するか上記水溶液または上
記凍結組成物の融解によシ得られろ水溶液を、所望によ
り小分けし、上記同様凍結した後、常法により減圧乾燥
することにより製造することができる。
組成物を常法によシ減圧乾燥するか上記水溶液または上
記凍結組成物の融解によシ得られろ水溶液を、所望によ
り小分けし、上記同様凍結した後、常法により減圧乾燥
することにより製造することができる。
注射用製剤としての本発明の凍結乾燥しだ工り一2組成
物を製造する場合は、IL−2を含有する水溶液および
配合剤含有水溶液をそれぞれ除菌濾過して混合するか、
これらの混合液を小分けする前に除菌濾過等により精製
し、無菌操作にょシバイアル瓶等に分注小分けした後上
記凍結乾燥処理に付すことが好ましい。
物を製造する場合は、IL−2を含有する水溶液および
配合剤含有水溶液をそれぞれ除菌濾過して混合するか、
これらの混合液を小分けする前に除菌濾過等により精製
し、無菌操作にょシバイアル瓶等に分注小分けした後上
記凍結乾燥処理に付すことが好ましい。
上記した還元性物質を配合したIL−2組成物とは別途
、本発明は下記のIL−2&[i放物をも提供するもの
である。
、本発明は下記のIL−2&[i放物をも提供するもの
である。
すなわち、グリシン、グルタミン酸、アスパラギン酸、
アラニンなどのアミノ酸とシゎけモノアミノ脂肪族アミ
ノ酸、ブドウ樋、マンノースなどの単糖類、ヒト血清ア
ルブミン(HS IA )およびこれらの生理学的に許
容できる塩もしくは誘導体の1種または2種以上企画合
したIL−2組成物である。
アラニンなどのアミノ酸とシゎけモノアミノ脂肪族アミ
ノ酸、ブドウ樋、マンノースなどの単糖類、ヒト血清ア
ルブミン(HS IA )およびこれらの生理学的に許
容できる塩もしくは誘導体の1種または2種以上企画合
したIL−2組成物である。
上記IL−2に関しては、前記したIL−2と同様のも
のが挙げられ、工L−2水溶液が好ましい。上記単糖類
に関しては10〜100”j/me 。
のが挙げられ、工L−2水溶液が好ましい。上記単糖類
に関しては10〜100”j/me 。
アミノ1俊に関しては5〜50Q/me、 I S A
に関しては0.1〜50fl’l/nt、好ましくは0
.5〜101111 / wl nE合することが好ま
しい。
に関しては0.1〜50fl’l/nt、好ましくは0
.5〜101111 / wl nE合することが好ま
しい。
上記IL−2組成物は、いずれも水溶液の保存、凍結あ
るいは凍結乾燥の操作および凍結乾燥後の保存において
、とりわけ凍結乾燥を行うi9の乾燥操作においてIL
−2活性の低下が少ないという特徴を有する。
るいは凍結乾燥の操作および凍結乾燥後の保存において
、とりわけ凍結乾燥を行うi9の乾燥操作においてIL
−2活性の低下が少ないという特徴を有する。
上記安定化効果に加えて、アミノ酸を配合した組成物は
凍結乾燥品とした場合にその外観が向上し、注射剤とし
て投与する場合の疼痛を軽減する効果をも奏する。
凍結乾燥品とした場合にその外観が向上し、注射剤とし
て投与する場合の疼痛を軽減する効果をも奏する。
また単糖類を配合した組成物は注射剤として投与する場
合の疼痛を軽減する効果をも奏する。
合の疼痛を軽減する効果をも奏する。
ISAを配合した組成物、とシわけその凍結乾燥品は、
その外観が向上し、その器壁への吸着が防止される効果
をも奏するものである。
その外観が向上し、その器壁への吸着が防止される効果
をも奏するものである。
さらに上記IL−2組成物には食塩などの等張化剤、コ
ハク酸、個石酸、クエン酸等の緩衝剤。
ハク酸、個石酸、クエン酸等の緩衝剤。
界面活性剤なども配合することができる。
上記IL−2組成物は、水溶液、凍結晶、凍結乾燥品等
の形態が好ましく、とシわけ凍結乾燥品が好ましい。
の形態が好ましく、とシわけ凍結乾燥品が好ましい。
上記IL−2組成物は、前記した還元性物質を配合した
IL−2組成物の製造法に準じて製造することができ、
木工L−2組成物においては凍結(1)H3〜6)に調
製することが好ましい。
IL−2組成物の製造法に準じて製造することができ、
木工L−2組成物においては凍結(1)H3〜6)に調
製することが好ましい。
作 用
本発明のIL−2組成物は、保存中および凍結や凍結乾
燥操作における工L−2活性の低下が少なく、また凍結
乾燥品においてはその再溶解時の溶状が澄明である点等
に優れた特徴を有するものであシ、とシわけ凍結乾燥を
行う時の乾燥操作時のIL−2活性の低下が少ないこと
に特徴を有する。また凍結乾燥品は、安定化されたIL
−2の粉末として得られ、とりわけ非、10投与製剤と
して有利に用いることができる。注射用製剤として用い
る場合は、1if(常用時、凍結乾燥組成物をバイプル
当り05〜100ゴの注射用蒸留水、生理食塩液または
ブドウ糖注射液に溶解し、筋肉内あるいは静脈内に投与
するっまた適肖な担体、賦型剤、希釈剤を用いて口腔内
、眼、耳、鼻内投与用の剤形として用いることができる
。
燥操作における工L−2活性の低下が少なく、また凍結
乾燥品においてはその再溶解時の溶状が澄明である点等
に優れた特徴を有するものであシ、とシわけ凍結乾燥を
行う時の乾燥操作時のIL−2活性の低下が少ないこと
に特徴を有する。また凍結乾燥品は、安定化されたIL
−2の粉末として得られ、とりわけ非、10投与製剤と
して有利に用いることができる。注射用製剤として用い
る場合は、1if(常用時、凍結乾燥組成物をバイプル
当り05〜100ゴの注射用蒸留水、生理食塩液または
ブドウ糖注射液に溶解し、筋肉内あるいは静脈内に投与
するっまた適肖な担体、賦型剤、希釈剤を用いて口腔内
、眼、耳、鼻内投与用の剤形として用いることができる
。
本発明のIL−2組成物は、低毒性で、公知の1L−2
と同様の目的に同様の用法によシ使用することができる
。
と同様の目的に同様の用法によシ使用することができる
。
本願明fLE8中IL−2の活性としての単位(U)の
算出方法は以下のようにして行った。
算出方法は以下のようにして行った。
すなわち、IL−2′a度に依存して増殖するマウス細
胞株を浮遊した培地にIL−2を含む検体を加えて培養
し、該細胞株の増殖をトリチウムチミジンの取込を指標
としてめた。目的とする検体中のユニツ)(U)算出の
ためには、常に標準IL−2(IU/s+/)を並べて
アッセイを実施して、その比率からユニットを算出した
。
胞株を浮遊した培地にIL−2を含む検体を加えて培養
し、該細胞株の増殖をトリチウムチミジンの取込を指標
としてめた。目的とする検体中のユニツ)(U)算出の
ためには、常に標準IL−2(IU/s+/)を並べて
アッセイを実施して、その比率からユニットを算出した
。
具体的には、ヒト1L−2を含有するコンディションド
メジウムを含む2o%FC3加RPM11640培地中
で、37℃で5%CO2の存在下に継代維持されたIL
−2依存性マウス細胞株〔(N K C3) 、 Hl
numa ら、バイオヶミヵA/−バイオフィジカル・
リサーチ・コミュニケイションズ、第109巻、363
頁(1982年)〕を無血清RPMI 1640培地を
用いて2回洗浄し、20%FC8加RPMI 1640
培地に6×105個/lll7になるように再浮遊する
。
メジウムを含む2o%FC3加RPM11640培地中
で、37℃で5%CO2の存在下に継代維持されたIL
−2依存性マウス細胞株〔(N K C3) 、 Hl
numa ら、バイオヶミヵA/−バイオフィジカル・
リサーチ・コミュニケイションズ、第109巻、363
頁(1982年)〕を無血清RPMI 1640培地を
用いて2回洗浄し、20%FC8加RPMI 1640
培地に6×105個/lll7になるように再浮遊する
。
■L−2を含む資料50μs+c+6穴平底マイクロタ
イタープレート(ヌンク社、デンマーク)の第1列目の
穴に入れ、50μlずっの2o%Fcs加RPMI 1
640培地を用いて第12列目まで順次2倍段階希釈系
列を作成後、上記NKC3Il!lIl胞浮遊液を50
μjずっ各穴に分注し、37℃で5%C02の存在下に
24時間培養する。培養20時間目に、各穴に1pc1
ずつトリチウムチミジン(アマルシャム社、イギリス
)を添加してさらに4時間培養を継続後、セルハーベス
タ−(フロー社、アメリカ)を使用して細胞をガラスフ
ィルター上に回収し、液体シンチレーションカウンター
を用いてトリチウムチミジンの取込を測定する。測定に
際しては標準IL−2標品について資料と同一の操作を
行い、トリチウムチミジンの取込を測定する。
イタープレート(ヌンク社、デンマーク)の第1列目の
穴に入れ、50μlずっの2o%Fcs加RPMI 1
640培地を用いて第12列目まで順次2倍段階希釈系
列を作成後、上記NKC3Il!lIl胞浮遊液を50
μjずっ各穴に分注し、37℃で5%C02の存在下に
24時間培養する。培養20時間目に、各穴に1pc1
ずつトリチウムチミジン(アマルシャム社、イギリス
)を添加してさらに4時間培養を継続後、セルハーベス
タ−(フロー社、アメリカ)を使用して細胞をガラスフ
ィルター上に回収し、液体シンチレーションカウンター
を用いてトリチウムチミジンの取込を測定する。測定に
際しては標準IL−2標品について資料と同一の操作を
行い、トリチウムチミジンの取込を測定する。
ユニット(U)の計算はジャーナル・オグ・イムノロジ
ー、@120巻、2027頁(1978年)に準じてプ
ロビット変換法によシ行う。すなわち、標準IL−2標
品(ヒト末梢血リンパ球を5×10 個/vtlとなる
ように10%F CSS7111RP工 1640培地
に浮遊し、コンカナバリン−A40μすおよび12−0
−テトラデカノイルホルポー/’−13−アセテート1
5ng/mを添加して、37℃で5%CO2の存在下に
48時間培養した培養液の遠心上清をIU/dと定める
)の希釈系列のうち最大値の取込を100%として、各
希釈段階の取込値の割合(%)を計算する。得られた数
値を正規確率紙にプロットし、50%の取込を示す希釈
倍数を作図からめる。同様にしてIL−2を含む各資料
についても50%の取込を示す希釈倍数をめる。
ー、@120巻、2027頁(1978年)に準じてプ
ロビット変換法によシ行う。すなわち、標準IL−2標
品(ヒト末梢血リンパ球を5×10 個/vtlとなる
ように10%F CSS7111RP工 1640培地
に浮遊し、コンカナバリン−A40μすおよび12−0
−テトラデカノイルホルポー/’−13−アセテート1
5ng/mを添加して、37℃で5%CO2の存在下に
48時間培養した培養液の遠心上清をIU/dと定める
)の希釈系列のうち最大値の取込を100%として、各
希釈段階の取込値の割合(%)を計算する。得られた数
値を正規確率紙にプロットし、50%の取込を示す希釈
倍数を作図からめる。同様にしてIL−2を含む各資料
についても50%の取込を示す希釈倍数をめる。
資料のIL−2濃度(U/胛/)は次式に従って計算さ
れる: 資料が50%取込を示す希釈倍数 標準IL−2標品が50%の取込を示す希釈倍数下記参
考例1(1)に開示した形質転換体エシェリヒア コリ
(Eacherichia coli ) D Hl
/ p TF’4(IFO−14299)は、昭和59
年4月6日から通商産業省工業技術院微生物工業技術研
究所(rR工)に受託番号FP:RM P−7578と
して寄託されている。
れる: 資料が50%取込を示す希釈倍数 標準IL−2標品が50%の取込を示す希釈倍数下記参
考例1(1)に開示した形質転換体エシェリヒア コリ
(Eacherichia coli ) D Hl
/ p TF’4(IFO−14299)は、昭和59
年4月6日から通商産業省工業技術院微生物工業技術研
究所(rR工)に受託番号FP:RM P−7578と
して寄託されている。
実施例
以下の実施例および参考例によって本発明を具体的に説
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
なお実施例および参考例2.3において用いた原液は、
参考例1に記載の方法で得られた非グリコシμ化ヒトエ
L−2蛋白質溶液である。
参考例1に記載の方法で得られた非グリコシμ化ヒトエ
L−2蛋白質溶液である。
実施例1
原液を注射用蒸留水で希釈し除菌濾過して得たヒ)IL
−22450単位を含有する水溶液それぞれ0.5πt
に、グルタチオン2#tだはアスコルビン酸2町を含有
する除菌濾過液05m1を加え、得られた2種の水溶液
おのおの1簿jをバイアルに分注して一40℃で凍結し
、乾燥後バイアμ空間部をN2ガヌで置換し施栓巻締し
た。
−22450単位を含有する水溶液それぞれ0.5πt
に、グルタチオン2#tだはアスコルビン酸2町を含有
する除菌濾過液05m1を加え、得られた2種の水溶液
おのおの1簿jをバイアルに分注して一40℃で凍結し
、乾燥後バイアμ空間部をN2ガヌで置換し施栓巻締し
た。
対照としてグルタチオンおよびアスコルビン酸を含まな
い同量の水溶液およびグルタチオンおよびアスコルビン
酸のかわりに凍結乾燥製剤に繁用されるマンニット25
qを含有する同量の水溶液を同様に凍結乾燥した。
い同量の水溶液およびグルタチオンおよびアスコルビン
酸のかわりに凍結乾燥製剤に繁用されるマンニット25
qを含有する同量の水溶液を同様に凍結乾燥した。
これらの凍結乾燥品をいずれも注射用蒸留水1dで再溶
解し、これらの溶液の溶状(澄明度)及び力価を調べだ
。力価については凍結乾燥前の水溶液力価を100%と
した時の残存率を計算した。
解し、これらの溶液の溶状(澄明度)及び力価を調べだ
。力価については凍結乾燥前の水溶液力価を100%と
した時の残存率を計算した。
その結果は、第1表に示されるとおシ、本発明のIL−
2組成物は対照と比較し溶体声価残存率共に有意に優れ
ていた。
2組成物は対照と比較し溶体声価残存率共に有意に優れ
ていた。
第1表
19’)V、fオフ (10) ’ m FJA 19
□%:実施例2 原液を注射用蒸留水で希釈し除菌濾過して得たヒ)IL
−27680単位を含有する水溶液それぞれ0.5 y
y、lに、グルタチオン2qまたはアスコルビン酸2N
yを含有する除菌沖過液0.5 rtlを加え得られた
2種の水溶液おのおの1εjを実施例1と同様に凍結乾
燥し、実施例1と同様の方法で製造直後に溶状を、25
℃で1力月保存後に溶状及び力価残存率を調べた。
□%:実施例2 原液を注射用蒸留水で希釈し除菌濾過して得たヒ)IL
−27680単位を含有する水溶液それぞれ0.5 y
y、lに、グルタチオン2qまたはアスコルビン酸2N
yを含有する除菌沖過液0.5 rtlを加え得られた
2種の水溶液おのおの1εjを実施例1と同様に凍結乾
燥し、実施例1と同様の方法で製造直後に溶状を、25
℃で1力月保存後に溶状及び力価残存率を調べた。
その結果は第2光に示す通りであった。
第2表
実施例3
原液を注射用蒸留水で希釈し除菌濾過して得たヒ)IL
−27680単位を含有する水溶液それぞれ0.5ガl
に、H3A5#とグルタチオン2M!もしくはアメコル
ビン酸2qとを含有する除菌濾過液0.5ゴを加え、得
られた2種の水溶液おのおのll1lを実施例1と同様
に凍結乾燥し、実施例2と同様に溶状および力価残存率
を調べた。
−27680単位を含有する水溶液それぞれ0.5ガl
に、H3A5#とグルタチオン2M!もしくはアメコル
ビン酸2qとを含有する除菌濾過液0.5ゴを加え、得
られた2種の水溶液おのおのll1lを実施例1と同様
に凍結乾燥し、実施例2と同様に溶状および力価残存率
を調べた。
その結果は第3表に示す通りであった。
第3表
実施例4
原液を注射用蒸留水で希釈し除14濾過して得たヒ)I
L−27680単位を含有する水溶液それぞれ0.5
mlに、H8A5Wおよび食塩9qとグルタチオン2q
もしくはアスコルビンm2Nlとを含有する除菌−過液
α5zlを加え、得られた2種の水溶液おのおの111
1を実施例1と同様に凍結乾燥し、実施例2と同様に溶
状および力価残存率を調べた。
L−27680単位を含有する水溶液それぞれ0.5
mlに、H8A5Wおよび食塩9qとグルタチオン2q
もしくはアスコルビンm2Nlとを含有する除菌−過液
α5zlを加え、得られた2種の水溶液おのおの111
1を実施例1と同様に凍結乾燥し、実施例2と同様に溶
状および力価残存率を調べた。
その結果は第4表に示す通りであった。
第4表
実施例5
原液を注射用蒸留水で希釈し除菌沖過して得たヒトエL
−27680単位を含有する水溶液0、5 mlに、マ
ンニット50りとグルタチオン2りもしくはアスコルビ
ンn 2 myとを含有する除菌濾過液0.5 mlを
加え、得られた2種の水溶液おのおの1mlを実施例1
と同様に凍結乾燥し、実施例2と同様に溶状および力価
残存率を調べた。
−27680単位を含有する水溶液0、5 mlに、マ
ンニット50りとグルタチオン2りもしくはアスコルビ
ンn 2 myとを含有する除菌濾過液0.5 mlを
加え、得られた2種の水溶液おのおの1mlを実施例1
と同様に凍結乾燥し、実施例2と同様に溶状および力価
残存率を調べた。
その結果は第5表に示す通りであった。
825℃で6日間保存後のデータ
実施例6
原液を注射用蒸留水で希釈し除@濾過して得たヒ)IL
−223350単位を含有する水溶液0、 E! dに
、グルタチオン5りおよびグリシン23■を含有する除
菌濾過した水溶液0.5 mlを加え、得られた水溶液
1ゴを実施例1と同様に凍結乾燥し実施例1と同様の方
法で製造直後及び40℃。
−223350単位を含有する水溶液0、 E! dに
、グルタチオン5りおよびグリシン23■を含有する除
菌濾過した水溶液0.5 mlを加え、得られた水溶液
1ゴを実施例1と同様に凍結乾燥し実施例1と同様の方
法で製造直後及び40℃。
3遍間保存後に溶状及び力価残存率を調べた。
その結果は第6表に示す通)であった。
実施例7
原液を注射用蒸留水で希釈し除菌濾過して得たヒトエL
−2を1790単位または130単位を含有する水溶液
それぞれ0.5−にグルタチオン2■、H8A3■およ
び食塩91Egを含有する除菌濾過した水溶液0.5
mlを加えて、得られた2種の水溶液おのおの1tsl
を実施例1と同様に凍結乾燥し実施例1と同様の方法で
製造直後および40℃1週間保存後に溶状及び力価残存
率を調べた。
−2を1790単位または130単位を含有する水溶液
それぞれ0.5−にグルタチオン2■、H8A3■およ
び食塩91Egを含有する除菌濾過した水溶液0.5
mlを加えて、得られた2種の水溶液おのおの1tsl
を実施例1と同様に凍結乾燥し実施例1と同様の方法で
製造直後および40℃1週間保存後に溶状及び力価残存
率を調べた。
その結果は第7表に示す通りであった。
実施例8
原液を注射用蒸留水で希釈し除菌濾過して得たヒトIL
−2を1860単位または116単位を含有する水溶液
それぞれ0.5 屑/!にグルタチオン2■、H8Al
ηおよびグリシン23Ivを含有する除菌−過した水溶
液0.5 ralを加えて、得られた2種の水溶液おの
おのIMtを実施例1と同様に凍結乾燥し製造直後およ
び40℃1週間保存後に溶状および力価残存率を調べた
。
−2を1860単位または116単位を含有する水溶液
それぞれ0.5 屑/!にグルタチオン2■、H8Al
ηおよびグリシン23Ivを含有する除菌−過した水溶
液0.5 ralを加えて、得られた2種の水溶液おの
おのIMtを実施例1と同様に凍結乾燥し製造直後およ
び40℃1週間保存後に溶状および力価残存率を調べた
。
その結果は第8表に示す通りであった。
参考例1 非グリコジル化ヒトエL−2蛋白質溶液の製
造 (1)特願昭58−225079号(昭和58年11月
28日出願)明細書 の実施例3で得たと)IL−2)d伝千を含有する形質
転換体エシェリヒア コリ(E、 coli ) DH
1/pTF4を250m1容三角フラスコ内のパクト・
トリプトン(ディフコ・ラボラトリーズ、アメリカ)1
%、バクト・イーストエキス(ディフコ・ラボラトリー
ズ、アメリカ)0.5%9食塩0.5%およびテトラサ
イクリン7μ9 /mlを含む液体培地(pH7o)s
oゴに接種して37℃で1晩回転振盪培養した。この培
養液をカザミノ酸05%、グルコース0.5%およびテ
トラサイクリン7μ9Atを含むM9培地2.5Jの入
った5L容ジャーファーメンタ−に移し37℃で4時間
、ついで3−β−インドリρアクリμ酸(25μQ/
。
造 (1)特願昭58−225079号(昭和58年11月
28日出願)明細書 の実施例3で得たと)IL−2)d伝千を含有する形質
転換体エシェリヒア コリ(E、 coli ) DH
1/pTF4を250m1容三角フラスコ内のパクト・
トリプトン(ディフコ・ラボラトリーズ、アメリカ)1
%、バクト・イーストエキス(ディフコ・ラボラトリー
ズ、アメリカ)0.5%9食塩0.5%およびテトラサ
イクリン7μ9 /mlを含む液体培地(pH7o)s
oゴに接種して37℃で1晩回転振盪培養した。この培
養液をカザミノ酸05%、グルコース0.5%およびテ
トラサイクリン7μ9Atを含むM9培地2.5Jの入
った5L容ジャーファーメンタ−に移し37℃で4時間
、ついで3−β−インドリρアクリμ酸(25μQ/
。
s+t)を添加して、さらに4時間通気攪拌培養して培
養液2.51を得た。この培養液を遠心分離し、菌体を
集め、−80℃で凍結して保存した。
養液2.51を得た。この培養液を遠心分離し、菌体を
集め、−80℃で凍結して保存した。
(1) 上記(1)で得た凍結保存菌体375gを7M
塩酸グアニジン+ 0. I M Tris・HCIを
含む抽出液(pH7o)sooゴに均一に懸濁し、4℃
で1時間攪拌した。この溶菌液を28.000 X g
で20分間遠心分離して上清45311/を得た。
塩酸グアニジン+ 0. I M Tris・HCIを
含む抽出液(pH7o)sooゴに均一に懸濁し、4℃
で1時間攪拌した。この溶菌液を28.000 X g
で20分間遠心分離して上清45311/を得た。
(DI) 上記(1)で得た上清を0.01 M ’I
’ris−HC1緩衝液(pH8,5)に対して透析後
19.000Xqで10分間遠心分離して透析上清45
8耐を得た。この透析上清を0.OIM Tri8・H
CI緩衝液(pH8,5)で平衡化したDE52(DE
AE−セμロース、ワットマン社製、イギリス)カラム
(50ゴ容)に通して蛋白を吸着させ、NaC1濃度直
線勾配(0〜0.15 M NaC1,1ml )を作
成して工L−2を溶出させた。活性画分105m/をY
M−5メンプラン(アミコン社製、アメリカ)を用いて
10.2dに濃縮し、0. I M Tris−HCI
(pHs、o )−1MNaC1緩衝液で平衡化したセ
ファクリlL/5−2oo(ファルマシア社製、スエー
デン)カラム(500gt容)を用いてゲ)vFJ過を
行つ光。活性画分56sytをYM−5メンプランで4
.9 vtlに濃縮した。得られた濃縮液をウルトラポ
アRPS G (アρテックス社製、アメリカ)カラム
に吸着させ、トリフルオロ酢酸−ア七ト二トリμ系を溶
出溶媒とする高速液体クロマトグラフィーを行った。
’ris−HC1緩衝液(pH8,5)に対して透析後
19.000Xqで10分間遠心分離して透析上清45
8耐を得た。この透析上清を0.OIM Tri8・H
CI緩衝液(pH8,5)で平衡化したDE52(DE
AE−セμロース、ワットマン社製、イギリス)カラム
(50ゴ容)に通して蛋白を吸着させ、NaC1濃度直
線勾配(0〜0.15 M NaC1,1ml )を作
成して工L−2を溶出させた。活性画分105m/をY
M−5メンプラン(アミコン社製、アメリカ)を用いて
10.2dに濃縮し、0. I M Tris−HCI
(pHs、o )−1MNaC1緩衝液で平衡化したセ
ファクリlL/5−2oo(ファルマシア社製、スエー
デン)カラム(500gt容)を用いてゲ)vFJ過を
行つ光。活性画分56sytをYM−5メンプランで4
.9 vtlに濃縮した。得られた濃縮液をウルトラポ
アRPS G (アρテックス社製、アメリカ)カラム
に吸着させ、トリフルオロ酢酸−ア七ト二トリμ系を溶
出溶媒とする高速液体クロマトグラフィーを行った。
力?A、”7/L’トラボアRP S C(4,6X
75+nm);カラム温度、30℃;溶出溶媒A、0.
1%トリフ〜オロ酢酸−99,9%水;溶出溶[B、0
.1%トリフルオロ酢酸−99,9%アセトニトリル;
溶出プログラム、0分(68%A+32%B)−25分
(55%A+45%B)−35分(45%A+55%B
)−45分(30%A+70%B)−48分(100%
B);溶出速度+ 0.8 ml/mj、n;検出波長
、230nm0本条件下で保持時間約39分の活性画分
を集め、非グリコシル化ヒトエL−2蛋白質7.5WC
比活性、 30.000 U/Q。
75+nm);カラム温度、30℃;溶出溶媒A、0.
1%トリフ〜オロ酢酸−99,9%水;溶出溶[B、0
.1%トリフルオロ酢酸−99,9%アセトニトリル;
溶出プログラム、0分(68%A+32%B)−25分
(55%A+45%B)−35分(45%A+55%B
)−45分(30%A+70%B)−48分(100%
B);溶出速度+ 0.8 ml/mj、n;検出波長
、230nm0本条件下で保持時間約39分の活性画分
を集め、非グリコシル化ヒトエL−2蛋白質7.5WC
比活性、 30.000 U/Q。
出発材料からの活性回収率、48.2%;蛋白質の純度
、99%(デンシトメトリーによる)〕を含む溶液15
g/を得た。
、99%(デンシトメトリーによる)〕を含む溶液15
g/を得た。
参考例2
原液を注射用蒸留水で希釈し除菌濾過して得たと) I
L −217AOc)単位を含有する水溶液それぞれ
0.5 wlに、H8A3#を含有し 社酸でpH4に
調整し除菌濾過した水溶液またはH3A5りおよび食塩
9qを含有し塩酸でpH4に調整し除菌濾過した水溶液
0.5 mlを加え、得られた2種の水溶液を実施例1
と同様に凍結乾燥し、実施例2と同様の方法で製造直後
及び40℃0.5力月後に溶状及び力価残存率を調査し
た。
L −217AOc)単位を含有する水溶液それぞれ
0.5 wlに、H8A3#を含有し 社酸でpH4に
調整し除菌濾過した水溶液またはH3A5りおよび食塩
9qを含有し塩酸でpH4に調整し除菌濾過した水溶液
0.5 mlを加え、得られた2種の水溶液を実施例1
と同様に凍結乾燥し、実施例2と同様の方法で製造直後
及び40℃0.5力月後に溶状及び力価残存率を調査し
た。
その結果は第9表に示す通シであった。
参考例3
原液を注射用蒸留水で希釈し無菌−過して得たと)■L
−2を17600単位を含有する水溶液0.5耐にグリ
シン23qを含有しコハク酸でpH4に調整し除菌濾過
した水溶液0.5−を加えて、得られた水溶液1耐を実
施例1と同様に凍結乾燥し、実施例2と同様の方法で製
造直後及び40℃0.5力月後に溶状及び力価残存率を
調べた。
−2を17600単位を含有する水溶液0.5耐にグリ
シン23qを含有しコハク酸でpH4に調整し除菌濾過
した水溶液0.5−を加えて、得られた水溶液1耐を実
施例1と同様に凍結乾燥し、実施例2と同様の方法で製
造直後及び40℃0.5力月後に溶状及び力価残存率を
調べた。
その結果は第10表に示す通りであった。
第10表
発明の効果
本発明のIL−2組成物は、保存中および凍結や凍結乾
燥操作におけるIL−2活性の低下が少なく、また凍結
乾燥品においてはその再溶解時の溶状が澄明である点等
の優れた特徴を有し、医薬品製剤等とシわけ非経口投与
製剤として有利に用いることができる。
燥操作におけるIL−2活性の低下が少なく、また凍結
乾燥品においてはその再溶解時の溶状が澄明である点等
の優れた特徴を有し、医薬品製剤等とシわけ非経口投与
製剤として有利に用いることができる。
受託番号変更届
昭和60年4月2に日
1、 事件の表示
昭和59年特許願第71568号
2 発明の名称
インターロイギン−2組成物
3 手続をした者
事件との関係 特許出願人
住 所 大阪市東区道修町2丁目27番地名 称 (2
93) 武田薬品工業株式会社代表者 倉林育四部 4、代理人 住 所 大阪市淀用区十三本町2丁目17番85号工業
技術院微生物工業技術研究所 6 旧受託番号 微工研菌寄第7578号(FERM I)−7578)
7 新寄託機関の名称 工業技術院微生物工業技術研究所 8 新受託番号 微工研条寄第628号(FERM BP−628)9
添付書類の目録 (1)新受託番号を証明する書面 1 通以上 手続補正書(的) ■、 事件の表示 昭和59年特許願第71568号 2 発明の名称 インターロイキン−2組成物 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 大阪市東区道修町2丁目27番地名称 (293
) 武田薬品工業株式会社代表者 倉 林 育 四 部 4 代理人 住所 大阪市淀用区十三本町2丁目17番85号5、補
正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 6、補正の内容 明細書第14頁13行の「寄託されている。」を「寄託
され、該寄託がブダペスト条約に基づく寄託に切換えら
れて、受託番号FEr(MBP−628として同研究所
に保管されている。」に訂正する。
93) 武田薬品工業株式会社代表者 倉林育四部 4、代理人 住 所 大阪市淀用区十三本町2丁目17番85号工業
技術院微生物工業技術研究所 6 旧受託番号 微工研菌寄第7578号(FERM I)−7578)
7 新寄託機関の名称 工業技術院微生物工業技術研究所 8 新受託番号 微工研条寄第628号(FERM BP−628)9
添付書類の目録 (1)新受託番号を証明する書面 1 通以上 手続補正書(的) ■、 事件の表示 昭和59年特許願第71568号 2 発明の名称 インターロイキン−2組成物 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 大阪市東区道修町2丁目27番地名称 (293
) 武田薬品工業株式会社代表者 倉 林 育 四 部 4 代理人 住所 大阪市淀用区十三本町2丁目17番85号5、補
正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 6、補正の内容 明細書第14頁13行の「寄託されている。」を「寄託
され、該寄託がブダペスト条約に基づく寄託に切換えら
れて、受託番号FEr(MBP−628として同研究所
に保管されている。」に訂正する。
以」ニ
Claims (3)
- (1)銚元性物質を配合したインターロイキン−2組成
物。 - (2)さらにヒト血清アpプミンを配合した特許請求の
範囲第1項記載の組成物。 - (3)凍結乾燥品である特許請求の範囲第1項または第
2項記載の組成物。
Priority Applications (17)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59071568A JPS60215631A (ja) | 1984-04-09 | 1984-04-09 | インタ−ロイキン−2組成物 |
ZA852302A ZA852302B (en) | 1984-04-09 | 1985-03-27 | Stable composition of interleukin-2 |
EP19850302176 EP0158487B1 (en) | 1984-04-09 | 1985-03-28 | Stable composition of interleukin-2 |
DE8585302176T DE3583880D1 (de) | 1984-04-09 | 1985-03-28 | Stabile interleukin-2-zusammensetzung. |
AT85302176T ATE66612T1 (de) | 1984-04-09 | 1985-03-28 | Stabile interleukin-2-zusammensetzung. |
PH32069A PH22897A (en) | 1984-04-09 | 1985-03-29 | Stable composition of interleukin-2 |
DK148885A DK148885A (da) | 1984-04-09 | 1985-04-02 | Stabilt praeparat af interleukin-2 |
CA000478351A CA1285478C (en) | 1984-04-09 | 1985-04-04 | Stable composition of interleukin-2 |
AU40839/85A AU579359B2 (en) | 1984-04-09 | 1985-04-04 | Stable composition of interleukin-2 |
IL74823A IL74823A (en) | 1984-04-09 | 1985-04-04 | Stable composition of interleukin-2 |
NZ211702A NZ211702A (en) | 1984-04-09 | 1985-04-04 | Interleukin composition |
PT80247A PT80247B (pt) | 1984-04-09 | 1985-04-08 | Processo para a preparacao de uma composicao de interleucina-2 estavel |
US06/720,754 US4645830A (en) | 1984-04-09 | 1985-04-08 | Stable composition of interleukin-2 and albumin |
KR1019850002345A KR920005048B1 (ko) | 1984-04-09 | 1985-04-08 | 인터로이킨-2의 안정화 조성물 제조방법 |
ES542028A ES8603271A1 (es) | 1984-04-09 | 1985-04-08 | Un metodo de producir una composicion de interleuquina-2 |
IE90285A IE58161B1 (en) | 1984-04-09 | 1985-04-10 | Stable composition of interleukin-2 |
US06/931,704 US4812557A (en) | 1984-04-09 | 1986-11-17 | Stable composition of interleukin-2 and human serum albumin |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59071568A JPS60215631A (ja) | 1984-04-09 | 1984-04-09 | インタ−ロイキン−2組成物 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60013226A Division JPS60222424A (ja) | 1984-04-09 | 1985-01-25 | インタ−ロイキン−2組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60215631A true JPS60215631A (ja) | 1985-10-29 |
JPH0361652B2 JPH0361652B2 (ja) | 1991-09-20 |
Family
ID=13464438
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59071568A Granted JPS60215631A (ja) | 1984-04-09 | 1984-04-09 | インタ−ロイキン−2組成物 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60215631A (ja) |
ZA (1) | ZA852302B (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6322523A (ja) * | 1986-06-28 | 1988-01-30 | ビオテスト フアルマ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクタ− ハフツング | ヒトおよび動物の治療に用いられるインタ−ロイキン2製剤の安定化方法ならびにこの製剤を含む安定化水溶液または固体 |
JPS63146829A (ja) * | 1986-07-18 | 1988-06-18 | Chugai Pharmaceut Co Ltd | 安定な顆粒球コロニ−刺激因子含有製剤 |
JPH0776525A (ja) * | 1988-03-09 | 1995-03-20 | Otsuka Pharmaceut Co Ltd | インターロイキン−1β組成物の安定化方法 |
JP2003510368A (ja) * | 1999-10-04 | 2003-03-18 | カイロン コーポレイション | 安定化された液体のポリペプチド含有薬学的組成物 |
JP2004532791A (ja) * | 2000-06-28 | 2004-10-28 | バイエル・コーポレーシヨン | 安定化させたインターロイキン2 |
JPWO2003072123A1 (ja) * | 2002-02-28 | 2005-06-16 | ニプロ株式会社 | 安定化されたアルブミン製剤 |
-
1984
- 1984-04-09 JP JP59071568A patent/JPS60215631A/ja active Granted
-
1985
- 1985-03-27 ZA ZA852302A patent/ZA852302B/xx unknown
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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