JPS62185027A - 組換えインタ−ロイキン−2組成物およびその製造方法 - Google Patents

組換えインタ−ロイキン−2組成物およびその製造方法

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JPS62185027A
JPS62185027A JP62018786A JP1878687A JPS62185027A JP S62185027 A JPS62185027 A JP S62185027A JP 62018786 A JP62018786 A JP 62018786A JP 1878687 A JP1878687 A JP 1878687A JP S62185027 A JPS62185027 A JP S62185027A
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polyol
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recombinant human
coli
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JP62018786A
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トービ・ミリアム・タンブリン
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EIDP Inc
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EI Du Pont de Nemours and Co
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/52Cytokines; Lymphokines; Interferons
    • C07K14/54Interleukins [IL]
    • C07K14/55IL-2
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P37/00Drugs for immunological or allergic disorders

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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 発明の分野 本発明は組換えインターロイキン−2組成物およびその
製造方法に関する。
参考文献 インターロイキン−2(工L−2)は、リン’原反応性
を調節しそして抗原特異的エフェクターである’l’ 
+ 1772球の長期試験管内培養を促進することので
きる可溶性タンパク質であり、従来はマウス、ラットま
たはヒトリンパ球細胞をマイトジェンで刺激することに
よって生産されている。ヒト1L−2は分子内ジスルフ
ィド橋を1個含む136個のアミノ酸より成るポリにプ
チドから構成されている。
米国特許第4,401,736号明細書には、ヒト白血
病またはリンパ唾細胞を各種添加剤を補給した血清含有
培地中で培養することにより悪性細胞から工L−2を製
造する方法が開示されている。
その培養物を至適濃度のT−細胞マイトジェンで刺激す
ると工L−2を含む上澄みが得られる。所定時間の後、
上澄みを集めそしてIL−2の精製処理を施す。この特
許は、  Jurkat−F’HCRCと表示される細
胞系統が好ましい白血病ヒ)T−細胞源であることと開
示している。
米国特許第4,490,289号明細書には、誘導され
たヒト悪性細胞に由来するヒト1L−2の精製方法が開
示されている。工L−2は多数の逆相高速液体クロマト
グラフィ工程を用いることによって均質と表るまで精製
される。この特許は、精製された工L−2が抗原特異的
エフェクターチーリン・ぞ球の長期試験管内培養を促進
し、リン/ぞ原酒性を調節する上で強力な活性を示すこ
とを開示している。Jurkat−IPHORO白血病
ヒトT細胞系統が好ましい細胞系統であるとされ、そし
て得られる精製物質は、−例においては205,000
単位/−1そして他の一例においては985.040単
位/lntの活性を有するものとして開示されている。
この特許は、−70℃においてさえ不安定であって活性
の保持に牛血清アルブミン(BSA)またはポリエチレ
ングリコールを要するところの正常細胞よりの工It−
2の従来の調製物を記載している。この特許では1単位
の活性は、最大チミジン取込みの5(lを誘導するT細
胞培養ウェルに存在するマイクロリットル数として定義
されている。
Urda1氏等(、Tournax ofChroma
tography。
里、171〜179 (b984) )は、ピリジン−
アセテート−プロパノール中の08逆粕カラムでヒト1
x、−2(Jurkat)を精製した後トリフルオロ酢
酸−ア七トニトリル中の018逆相カラムでのクロマト
グラフィにかけることを開示している。
Taniguchi氏等(Nature、 302,3
05 (b985) )はJurkat細胞系統よυの
ヒトエI、−2相補DNAクローンの単離、およびその
ヌクレオチド配列の決定を開示している。
Rosenberg氏等(8cience、 223.
1412〜1415゜(b984))は、 Jurka
t細胞系統および正常末梢血液リンパ球からのインター
ロイキン−2遺伝子の単紙その遺伝子の大腸菌(Ksc
herichia coli) ヘの挿入、および得ら
れる形質転換微生物によるその遺伝子の発現を開示して
いる。工L−2は明らかに均質になるまで精製された。
ここでは天然および組換えxII−2分子の間に機能上
の差異は検出されないと報告されている。
欧州特許出願第84304992.5号(欧州公開番号
第013!1767A2)  明細書は、ヒト白血球カ
ラ得られるガンマインターフェロ/(これは凍結乾燥お
よび固体状態で貯蔵を行っている間でさえ不安定である
)が、アルブミンおよび/または糖の添加により安定化
され得ることを開示している。使用可能麦糠には、単糖
類、二糖類、糖アルコールおよびそれらの混合物が含ま
れるとされている。特記されているのはグルコース、マ
ンノース、ガンクトース、フ2/ドース、シュークロー
ス、マルトース、ラクトース。
マンニトールおよび中シリトールなどの化合物である。
上記公報は、安定な凍結乾燥ガンマインターフェロン組
成物がこの安定剤を含むその水性溶液をその活性を低下
させることなく凍結乾燥することによって調製されるこ
とをも開示している。
Gekko氏等(Biochemistry 20.4
677〜4686(b981))はグリセロールによる
タンパク質安定化の熱力学的および動態研究を論じてい
る。関与した特定のタン、Jり質はキモトリプシノゲン
およびリボヌクレアーゼであった。
組換え工L−2(rIL−2)を形質転換大腸菌Qc、
co11)から生産する場合、そのrIL−2は発酵後
過程。
即ち、細胞ペーストを音波処理し、有用タンパク質を抽
出し、逆相高速液体クロマドグ2フイ(fIPto )
の使用により抽出r工L−2を精製し、そして得られる
精製r工L−2をしばしばヒト血清アルブミンなどの担
体と共に水に再懸濁することにより回収および精製され
る。r工I、−2が直ちに使用されない場合、一般にそ
れはHPXaO精製後凍結乾燥されそして必!!忙応じ
再懸濁される。この再懸濁r IL−2組成物の比活性
は典型的には約5α000単位/mgタン/4り質(こ
れは純粋ヒトJurkat工I、−2のそれの約147
1である)より低いが、約90,000単位/mgに及
ぶこともあり得る。
工L−2−&どのタン・ぞり質を治療目的に用いる場合
、比活性をなるべく高くシ、それによって不活性タン・
ぞり質が有害な影響を及ぼす可能性を最小限に抑えるの
が望ましい。更にまた。最近。
人血に由来する成分を有する生物学的製品を用いること
についてはかな)公的な関心をもたれている。この関心
は、極く最近では、血漿由来第■因子および天然ヒト成
長ホルモンに集中しているが、これらはヒト血清アルブ
ミンのような成分を含有し得る。従って、高い比活性を
有し、そして人血に由来するキャリアーを全く欠いてい
るrIL−2組成物が極めて望ましい。
発明の概要 本発明は本質的に水、組換えヒトIL−2および場合に
よりポリオールより成シ、その比活性が精製Jurka
t工L−2の比活性の少くとも約40俤である少くとも
約120,000単位/mgタン/ぞりによる精製後に
凍結乾燥されたヒトr工I、−2を水、および所望によ
りポリオールと混合して懸濁液を形成し、そして得られ
た懸濁液を約25℃〜約95℃の温度で少くとも約2時
間加熱することより成る前記組換えヒ) IL−2の製
造方法をも提供するものである。
発明の詳細 な説明の組成物は1本質的に水、rIL−2,および場
合により担体としてのポリオールより成る。本明細書で
用いる[本質的に・・・・・・より成るの)」という表
現は1組成物が当該組成物の基本的かつ新規な特徴、例
えばその高い比活性を実質的に変えないのであればその
他の成分を含むことができることを意味している。
r工L−2は、そのr工L−2遺伝子を有するプラスミ
ドによって形質転換された大腸菌(K、 coly)な
どの微生物の発現によって製造される。かかる微生物の
製造方法は、既述のRoaenberg氏等およびDe
vos氏等による論文(Nucleic Ac15Re
search 11.4307〜4323 (b98!
1) )に記載されている。好ましくは、r工L−2は
同時係属している米国特許出願第628.f45号明細
書(その関連記載部分を本明細書の記載の一部として含
める)に示された手順により、そして大腸菌(m。
coli ) K12 HB101株を用いることによ
り製造される。それらの手順に従って大腸菌(K、co
li )をプラスミドpTrpK工L−2(これは受託
番号39750を有するATCC寄託から入手すること
ができ°る)で形質転換し、そして得られた形質転換大
腸菌(b!、coli )を37℃で適当な培地で増殖
させる。
rXX、−’lを形質転換微生物の培養物から回収しそ
して実質的に均質となるまで精製する。培養物から集菌
して得られる菌体に一ストよりr工L−2を抽出する。
好ましくは、r工L−2は約o℃〜約25℃で、 01
−05カルボン酸より成る群より選択される有機酸を用
いることにより抽出される。最も好ましくは、このカル
ボン酸は酢酸である。適当なカルボン酸濃度は約6oチ
〜約100%(v/v)、好ましくは約60’A〜約8
0チ(v/V) 、最も好ましくは約s o eA (
v/v)である。
r工L−2の抽出方法は、更に、同時係属出願である米
国特許出願第759.180号明細書(その記載を本明
細書の記載として含める)に記載されている。カルボン
酸の菌体ペーストに対する適当な比は湿潤菌体ペースト
1 f、lたシ少くとも約8−である。菌体ば一ストと
カルボン酸を約30分間以上混合し、次いで得られた懸
濁液を遠心分離すると組換えタンパクの酸抽出液である
上澄みが得られる。
クロマトグラフィによるタンパク質の精製手順は周知で
ある。好ましくは、抽出r工L−2はHPLOにより精
製される。r工L−2の酸抽出液は。
場合によりCL1容量チドリフルオロ酢酸溶液で希釈し
、適当な酸安定フィルター、例えば0.45μmナイロ
ンフィルターを通して濾過した後、カラム、平衡溶媒お
よび溶出溶媒より成るHPLO系にかけることができる
。適当なカラムは、例えばC3または04など低分子量
アルキル鎖またはフェニル部分で誘導体化されたシリケ
ート系支持体(いずれの場合も約5〜約300 pmの
平均粒度および約30 nm以上の細孔径を有する)を
含む。適当な平衡溶媒は、アセトニトリルまたはプロパ
ツ−ルを約0〜15%(V、AI )の量にて含むトリ
フルオロ酢酸(TIFA)の0.11水性溶液である。
適当な溶出溶媒はアセトニトリルまたはプロパツールを
約70%(V/F)以下の量で含むトリフルオロ酢酸の
0.1チ水性溶液である。
r工L−2に対しては、一般に最初にアルキルカラムの
方が使われた後フェニルカラムが用いられる。
HPLO処理からの溶出溶媒中のタンパク質は高速凍結
されそして凍結乾燥される。場合により、凍結乾燥に先
立って、タン・ぞり質含有溶出溶媒を担体タン・(り質
またはポリオールまたはいずれかの希溶液と組合せるこ
ともできる。ポリオ−ルの希溶液を用いると大量のHP
LO溶出溶媒中の希組換えタンパク質の凍結が容品とな
る。希溶液中のポリオール濃度は約2mM〜約15mM
とするヒとができ、また希釈剤の容量は、HPLO溶出
溶媒1容量あたり約1〜約3容量とすることができる。
適当力担体タン・(り質としては、ヒト、牛またはモル
モット血清アルブミン壜どが挙げられる。担体タンノモ
ク質を凍結乾燥に先立って用いる場合には、その使用量
は本発明方法において高活性をもたらす再懸濁および加
熱工程の障害となる程の量であってはなら危い。ヒト血
清アルブミンを凍結乾燥に先立ち担体タンパク質として
用いる場合には、それはr工I、−21η当り2岬以下
の濃度で存在するのが好ましい。
血液に由来する担体を含まない最終組成物が得られるよ
うに担体タンパク質を用いないのが好ましい。適当なポ
リオールは後述のとおシである。
本発明方法において、凍結乾燥r工T、+−2の再懸濁
は凍結乾燥タン・ぞり質ケーキを水または場合によりポ
リオールの希求性溶液に添加しそして得られる混合物を
約25℃〜約95℃の温度で少くとも約2時間加熱する
ことによって行われる。最高レベルの比活性を得るには
前記混合物を好ましくは約25℃〜約75℃そして最も
好ましくは約り0℃〜約60℃の温度に加熱する。
好ましくは混合物中のrIL−2の濃度は少くとも約α
5MI/−とする。本発明の好ましい一態様においては
加熱工程から得られるrIL−2の懸濁液を約0℃に急
冷する。本発明方法は、本発明方法によって処理される
前のrIL−2に比ベニL−2比活性が実質的に増大し
たrIL−2組成物を提供する。
好ましくは、本発明方法にポリオールが用いられ、また
好ましくは本発明の組成物にはポリオールが存在する。
本発明に適したポリオールは一般に水混和性であるか水
溶性である。ポリオールの使用ならびに存在はrXL−
2の活性に最大の増大をもたらす。ポリオールは多価ア
ルコール、単糖類および二糖類より成る群より選択され
る。適当な多価アルコールとしてはマンニトール、グリ
セロールおよびグリコール例えばエチレンクリコール、
フロピレンクリコールおよびトリメチレングリコールな
どが挙げられるがグリセロールおよびエチレングリコー
ルが好ましく、そしてグリセロールが最も好ましい。
本発明の方法および組成物に用いるのに適した単糖類と
しては例えばグルコース、フック)−ス、アラビノース
およびマンノースが挙げられるがグルコースが好ましい
。適当な二糖類としては例えばマルトースおよびシュー
クロースが挙げられるがシェークロースが好ましい。
ポリオールは凍結乾燥の際かあるいは加熱の際のいずれ
でも添加することができ、おるいは両方の工程で添加す
ることもできる。ポリオールは再懸濁の際Kti、加熱
すべき組成物中のポリオール濃度を約α03M〜約AO
Mとするのに十分な量で用いられる。好ましい態様では
溶液1−あた25011Fのポリオールを有する20パ
の溶液を各11111のHPLC!精製r工L−2(r
IL−20,2+119/−)に対して用いる。得られ
る溶液を凍結乾燥乾固し、そして得られた物質を100
パのポリオール溶液に添加する。この場合のポリオール
は、ヒトを治療するための注射可能な組成物に用いるの
に許容し得るポリオールであるのが最も好ましい。
工L−2がA、BおよびCと称される3個のシスティン
を有していることは知られている。Jurkat(天然
ヒト)工L−2はABジスルフイV橋を有スル。
組換えポリはプチドの発現の結果は実際上すべてのシス
ティンが還元されている。それらシスティンは空気に晒
すことにより、あるいはエージングにより再酸化してラ
ンダムなジスルフィド橋を形成することができる。rI
L−2の場合、AB 、 BOおよびACという38!
類の連鎖間橋が可能である。AB:)スルフィV橋を有
する形のみが生物学的に活性であるとされている。本発
明は理論により制約を受けるものではカいが、本発明の
加熱工程はrIL−2分子が実質上比較的高い度合で正
常ABジスルフィド橋を採用することを可能にするもの
と思われる。
本発明の組成物はタンパク質1〜当シ少くとも約120
,000単位、好ましくは少くとも約140.000、
そして最も好ましくは約170,000〜約220.0
00単位の比活性を有する。本発明組成物の比活性はタ
ンパク質1〜当り約300,000単位の比活性を有す
る純粋Jurkat (天然ヒト)工L−2のそれの少
くとも約40%である。本明細書に用いられるところの
比活性は、 Gi’1lis氏等による工m!nuno
10gy 12旦、 2027〜2032 (b978
)に記載のr工I、−2検定法によって測定されるが、
次のような変更がなされる。すなわち、 (a) Du
lbecc。
の変性KaglJ培地(Dulbecco’a Mod
ifiecL EhgleMedium :略称D)J
RjM )十高グルコース培地をC11cks培地に代
えて用いる、(b)ハニシリンおよびN−2−ヒro$
シーピA 9 u y −N′−2−エタンスルホン1
1 (HIPM!日)緩衝剤を省略する、(c) 0.
 I Mピルビン酸ナトリウムを添加し、そして(a)
Jurkat (天然ヒト)工L−2をスタンダードと
して用いる。以上の検定法において、工L−2検体の活
性はクローンされた工L−2依存性マウスTリンパ球2
イン内への3H−チミジンの濃度依存性取込みを測定す
ることによって決定される。未知検体により誘起される
取込みを既知スタンダーVのそれと比較すれば未知検体
の相対活性が得られる。
前述の検定法に従い、セして30Q、000単位/II
vノ比活性を有するJurkat IL−2をスタンゲ
ートとして用いると、少くとも500単位/−であるべ
き国際スタンダードは1α7±2.5単位/d(n−6
)の活性を有する。国際スタンダーVはBertogx
to氏等のL7mphOkillleReB、上、12
1〜127 (b982)に記載の基準検体である。従
ってIL−2調製物を本明細書に記載のJurkat 
IL−2スタンダードを用いて検定すると、その工I、
−2調製物は国際スタンダードを用いた場合に得られる
であろう値の約50分の1(b150)にibたる活性
値を有することになる。本明細書に記載の比活性測定値
は約±20俤の精度を有する。本発明方法では最終活性
がタン・ξり質11Ni当り120.000単位を下回
った場合ですら比活性の増大したrIL−2組成物を提
供することができることは理解されるべきである。
IL−2は免疫応答を高めそして免疫不全T細胞集団を
回復させるのに有用であると考えられている。Byli
nsky氏はFortune、 Nov、 25.19
85゜pp16〜21 において日、ム、 Rosen
’berg氏による癌研究を報じている。Roaenb
erg氏は患者を多量のインターロイキン−2と患者自
身の活性化膜癌細胞で処理した。まず患者の白血球の約
IC1をとシ取しそして工L−2と混合した。それら細
胞と多量のIL−2は注射により患者に戻した。この報
告によれは、 IL−2はキラー細胞を患者の体内で増
殖させそしてこれらの細胞が11!tl瘍攻繋を開始す
るのである。Rosenberg氏は彼の最初の研究に
おいて60名の重症患者の半分において寛解傾向を得た
ことを報じている。
本発明を更に以下の実施例によって説明する。
特段の断りがなければ実施例中チはすべて容量係であり
、温度はすべて摂氏温度であり、また比活性は前述の検
定法によ!り300,000単位/mgの比活性を有す
るJurkat XXa−2をスタンダードとして用い
て測定されたものである。
実施例 1〜6 プ2スミドpTrp工L−2で形質転換された大腸菌(
II!、aoli’・) K12 HB101株を用い
て米国特許出願第62a145号明細書に記載の方法に
より組換えl−2を調製する。菌体を9.9aの補給さ
れたM9培地で生育させる。遠心分離により菌体は−ス
トを集めそして一70°で凍結保存する。そのは−スト
を解凍させそしてCLOI M Tri8all、 p
Hao、0.001Mエチレyシフ ミy四酢酸(ID
TA )、α15 M macA (Tl1l+Na0
jl )中にイースト1fKつき2−の割合で再懸濁す
る。細胞を音波により破砕しそして12,000Xfで
15分間遠心分離する。得られる1チより少いIL−2
を含む上澄みを捨て、そして得られるはレットを67q
IJ酢酸中にイースト12当シ12−の割合で再懸濁す
る。その懸濁液を41′で1時間攪拌し1次いで前述の
如く2時間遠心分離する。得られる酢酸上fflミt−
12μmフィルタを通して一過する。
−過された上澄みをVarex装置と直径5 cm X
高さ3051であって(a) Vyclac 04−誘
導体化シリカ(b5〜20 am粒子、細孔径300X
)または(b))Vylacジフェニル−誘導化シリカ
(′50μm粒子、細孔径5oo1>を含有するカラム
を用いたHPLCにかける。平衡溶媒および溶出溶媒と
してアセトニトリル/水/トリフルオロ酢酸(IZ5/
87.5/α1)およびアセトニトリル/水/トリフル
オロ酢酸(87,5/12.5/α1)を用いる。溶出
は溶出液のスプリット流れのUV吸収によって監視する
−過された酢酸上澄みを66−7分で04カラムにかけ
基底線吸収に到達するまで平衡緩衝液で洗浄し、そして
12.5qAから5Otsアセトニトリルおよび50t
sから741アセトニトリルを用いた二相濃度勾配によ
りそれぞれ15分間および45分間かけて溶出する。r
xL−2を含む溶出液を希釈して15−アセトニトリル
/α1tlIITIFA・とし、そして66−7分でジ
フェニルカラムKかける。rIL−2を60’lAから
801アセトニトリルを用いた直線濃度勾配により30
分間かけて溶出する。rX′L−2ピークに対応する溶
出フックジョンを焼かれた滅菌1j!ステンレススチー
ルビーカー内に集める。
α2Iq/lIIgのr工I、−2濃度を有するHPI
Ia精製rIL−2を0.5−ずつ6個取る。これらの
うちの5個に溶液1−あた250vのポリオールを有す
る10μLのポリオール溶液を添加する。次に6個のr
IL−2混合物の各々を凍結乾燥乾固し、そして得られ
る物質をポリオールを添加した5個の各々については1
00μLの前記ポリオール溶液に再懸濁する。ポリオー
ルを含まない試料は100μgの水に再懸濁する。各々
得られた懸濁液をプラスチック管中で36℃で2時間加
熱し次いでその管を水中に入れることにより冷却する。
各試料の比活性(Elp、A、)を加熱の前後で測定す
る。結果を第1表に示すが1表中比活性は単位/weタ
ンノξり質で与えられる。
第1表 6    エチレングリコール 3へ000   15
へ000実施例7〜12および比較例A 実施例1〜6に記載のものと同様の手順に従って調製さ
れたHPLC精製r工L−2を0.5 mlずつ7個取
り、それらを実施例1〜6と同様の手順を用いてグルコ
ースと混合し1次いで種々の温度で2時間加熱する。結
果を第2表に示すが、表中比活性は単位/mgタンパク
質で与えられる。
第2表 温  度      8p、A。
比較例A4°      27. OOO実施例7  
   37°     96,000実施例8    
 50°     16ム000実施例9      
36’     141,750実施例10     
60’      9へ000実施例11    70
°    133,500実施例12    90° 
   122,250実施例 13 グルコースをポリオールとして用いて実施例1〜6と同
様の手順に従ってr工L−2の1ooμλずつの試料を
6個調製した。各試料を36°で2時間加熱し、次いで
比活性を各試料につき2回測定した。その結果220,
000単位/mgタンパク質という平均比活性が得られ
た。
実施例 14〜17 水中のr工L−2の100μλずつの試料20個をここ
で注記する以外は実施例1〜6と同様の手順に従って調
製した。これらの試料を各5個の試料より成る4セツト
(実施例14〜17)に分けた。各セット内で試料のう
ち1個は熱処理前に検定し、4個は熱処理後に検定した
。実施例14では凍結乾燥前にも、熱処理前にもポリオ
ールを添加しなかった。実施例17では両工程に先立っ
てグルコースを添加した。実施例15では凍結乾燥に先
立ちグルコースを添加したが熱処理に先立っては付加的
なグルコースは添加しなかった。実施例16では熱処理
の直前にグルコースを添加したのみであった。熱処理に
付した各試料は36”で約2時間加熱した。各試料の比
活性を測定し、その結果を下記第3表に単位/myタン
/ぞり質、として示す。「加熱後」欄の値は各セットに
ついての4試料の平均値である。「凍結乾燥/加熱」で
表示されゐ欄はポリオールが凍結乾燥前におよび/iた
は熱処理直前に添加されたかどうかを示し、そしてrg
luJはグルコースを意味する。
第3表

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)本質的に水、組換えヒトインターロイキン−2およ
    び場合によりポリオールより成り、その比活性がJur
    kat IL−2のそれの少くとも約40%である少く
    とも約120,000単位/mgのインターロイキン−
    2比活性を有する組換えヒトインターロイキン−2組成
    物。 2)比活性が約120,000単位/mg〜220,0
    00単位/mgである特許請求の範囲第1項記載の組成
    物。 3)ポリオールが約0.03M〜約3.0Mの濃度で存
    在する特許請求の範囲第2項記載の組成物。 4)ポリオールが多価アルコール、単糖類および二糖類
    より成る群より選択される特許請求の範囲第3項記載の
    組成物。 5)比活性が少くとも約140,000単位/mgであ
    る特許請求の範囲第4項記載の組成物。 6)ポリオールが多価アルコールである特許請求の範囲
    第4項記載の組成物。 7)多価アルコールがグリコールである特許請求の範囲
    第6項記載の組成物。 8)グリコールがエチレングリコールである特許請求の
    範囲第7項記載の組成物。 9)多価アルコールがグリセロールである特許請求の範
    囲第8項記載の組成物。 10)ポリオールが二糖類である特許請求の範囲第4項
    記載の組成物。 11)二糖類がシュークローズである特許請求の範囲第
    10項記載の組成物。 12)ポリオールが単糖類である特許請求の範囲第4項
    記載の組成物。 13)単糖類がグルコースである特許請求の範囲第12
    項記載の組成物。 14)ポリオールがグリセロールまたはグルコースであ
    る特許請求の範囲第5項記載の組成物。 15)ヒト血清アルブミンが2mg/mg組換えヒトイ
    ンターロイキン−2以下の濃度で存在する特許請求の範
    囲第14項記載の組成物。 16)ヒト血清アルブミンを含まない特許請求の範囲第
    14項記載の組成物。 17)ポリオールがグリセロールまたはグルコースであ
    り、そして組換えヒトインターロイキン−2が形質転換
    された大腸菌(E.coli)の発現により製造される
    特許請求の範囲第4項記載の組成物。 18)大腸菌が大腸菌K12である特許請求の範囲第1
    7項記載の組成物。 19)大腸菌が大腸菌K12HB101株である特許請
    求の範囲第18項記載の組成物。 20)(a)高速液体クロマトグラフィによる精製後に
    凍結乾燥した組換えヒトインターロイキン−2を水と混
    合してその懸濁液とし、そして(b)得られた懸濁液を
    約25℃〜約95℃の温度で少くとも約2時間加熱する
    ことより成る、本質的に水、組換えヒトインターロイキ
    ン−2および場合によりポリオールより成る組換えヒト
    インターロイキン−2組成物の製造方法。 21)工程(b)の温度が約35°〜約75℃である特
    許請求の範囲第20項記載の方法。 22)温度が約50°〜約60℃である特許請求の範囲
    第21項記載の方法。 23)組換えヒトインターロイキン−2が少くとも約0
    .5mg/mlの濃度で組成物中に存在する特許請求の
    範囲第22項記載の方法。 24)工程(a)でポリオールを添加する特許請求の範
    囲第23項記載の方法。 25)ポリオールが多価アルコール、単糖類および二糖
    類より成る群より選択される特許請求の範囲第24項記
    載の方法。 26)ポリオールが約0.03M〜約3.0Mの濃度で
    組成物中に存在する特許請求の範囲第25項記載の方法
    。 27)ポリオールが多価アルコールである特許請求の範
    囲第26項記載の方法。 28)多価アルコールがグリセロールである特許請求の
    範囲第27項記載の方法。 29)ポリオールが二糖類である特許請求の範囲第26
    項記載の方法。 30)二糖類がシュークローズである特許請求の範囲第
    29項記載の方法。 31)ポリオールが単糖類である特許請求の範囲第26
    項記載の方法。 32)単糖類がグルコースである特許請求の範囲第31
    項記載の方法。 33)ポリオールがグリセロールまたはグルコースであ
    り、組換えヒトインターロイキン−2が形質転換された
    大腸菌の発現により製造されそしてヒト血清アルブミン
    が組換えインターロイキン−2の1mg当り2mgまた
    はそれ以下の濃度で存在する特許請求の範囲第26項記
    載の方法。 34)特許請求の範囲第26項記載の方法の生成物。 35)特許請求の範囲第28項記載の方法の生成物。 36)特許請求の範囲第32項記載の方法の生成物。 37)特許請求の範囲第33項記載の方法の生成物。 38)rIL−2を工程(a)に先立ちポリオールと共
    に凍結乾燥させる特許請求の範囲第20項記載の方法。 39)rIL−2を工程(a)に先立ちポリオールと共
    に凍結乾燥させる特許請求の範囲第25項記載の方法。
JP62018786A 1986-01-31 1987-01-30 組換えインタ−ロイキン−2組成物およびその製造方法 Pending JPS62185027A (ja)

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