JPS6022235Y2 - ブラインド傾動装置 - Google Patents
ブラインド傾動装置Info
- Publication number
- JPS6022235Y2 JPS6022235Y2 JP1251780U JP1251780U JPS6022235Y2 JP S6022235 Y2 JPS6022235 Y2 JP S6022235Y2 JP 1251780 U JP1251780 U JP 1251780U JP 1251780 U JP1251780 U JP 1251780U JP S6022235 Y2 JPS6022235 Y2 JP S6022235Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- tilting
- drum
- tilting drum
- annular groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Blinds (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はブラインドの傾動装置に関するものであり、
さらに評言するとスラットを保持するラダーコードの上
端の係止装置の改良に係るものである。
さらに評言するとスラットを保持するラダーコードの上
端の係止装置の改良に係るものである。
ラダーコードの上端は、従来、回転軸と一体の傾動ドラ
ムに巻いたコイルばねの両端突出部に係止されていた。
ムに巻いたコイルばねの両端突出部に係止されていた。
ブラインドの昇降時に回転軸が回ると、その突出部が軸
受箱の底面に設けた突起に当たり、コイルばねが回転軸
と共にそれ以上回らないようにしている。
受箱の底面に設けた突起に当たり、コイルばねが回転軸
と共にそれ以上回らないようにしている。
しかし、コイルばねは二重以上に巻く必要があるため、
傾動ドラムへの取付けが厄介であり、又、金属製のコイ
ルばねは合成樹脂製のドラムを摩耗しやすいという問題
もある。
傾動ドラムへの取付けが厄介であり、又、金属製のコイ
ルばねは合成樹脂製のドラムを摩耗しやすいという問題
もある。
この考案はこれらの問題を克服し得る装置の提供を目的
とするものであり、その要旨とするところは合成樹脂製
の傾動ドラムに断面V形の環状溝を形成し、その溝に係
合する断面V字形の内周縁を持つ半円より少し大きな合
成樹脂製のリングを傾動ドラムにはめ、そのリングの外
周縁にラダーコードを係止するフックを形成したことに
ある。
とするものであり、その要旨とするところは合成樹脂製
の傾動ドラムに断面V形の環状溝を形成し、その溝に係
合する断面V字形の内周縁を持つ半円より少し大きな合
成樹脂製のリングを傾動ドラムにはめ、そのリングの外
周縁にラダーコードを係止するフックを形成したことに
ある。
この考案の装置を図面に示す実施例に基づいて説明する
。
。
第1図に示すように、トップボックス14に取付けたホ
ルダ1に合成樹脂製の回転軸2を回転自在に軸受けする
。
ルダ1に合成樹脂製の回転軸2を回転自在に軸受けする
。
回転軸2の角形軸孔に角型の昇降軸3が貫通して回転軸
2を回す。
2を回す。
回転軸2に一体に傾動ドラム4を形成し、そのドラムに
環状溝5を設ける。
環状溝5を設ける。
その溝5に合成樹脂製のリング6をはめ、そのリングの
フック8にラダーコード9の一対の上端部を係止する。
フック8にラダーコード9の一対の上端部を係止する。
ホルダ1の底面に突起10を形成して回転してくるリン
グ6のフック8を受は止め、リング6のそれ以上の回転
を阻止する。
グ6のフック8を受は止め、リング6のそれ以上の回転
を阻止する。
第2図に示すように、リング6は半円よりも少し大きな
本体部6aとその本体部の内周から内側に延びる内縁部
6aと本体部の外周から外側に延びる外縁部6cからな
り、その外縁部6cの両側にラダーコードを掛けるフッ
ク8,8′が形成される。
本体部6aとその本体部の内周から内側に延びる内縁部
6aと本体部の外周から外側に延びる外縁部6cからな
り、その外縁部6cの両側にラダーコードを掛けるフッ
ク8,8′が形成される。
第3図に示すように、傾動ドラム4の環状溝5は断面短
形の溝部5aと断面■字形の底部5bからなり、溝部5
aに断面短形のリング6の本体部6aが遊合し、底部5
bに断面V字形のリング6の内縁部6bかくしび状には
まる。
形の溝部5aと断面■字形の底部5bからなり、溝部5
aに断面短形のリング6の本体部6aが遊合し、底部5
bに断面V字形のリング6の内縁部6bかくしび状には
まる。
傾動ドラム4は半径方向に出入するストッパ10の受板
と一体に形成される。
と一体に形成される。
傾動ドラム4に隣接してテープドラム11を回転軸2に
相互回転自在にはめ、昇降テープ12がゆるんでテープ
ドラム11が回転軸に対してスリップすると、ストッパ
ー10が突出する。
相互回転自在にはめ、昇降テープ12がゆるんでテープ
ドラム11が回転軸に対してスリップすると、ストッパ
ー10が突出する。
突出したストッパ10はホルダ1に設けた突起13に当
たり回転軸2の回転を停止させる。
たり回転軸2の回転を停止させる。
このように、ストッパ10は、ブラインドが下限をこえ
て降下しようとしたり片側が障害物に下降を妨害された
りした時のテープのゆるみに応じて昇降軸3の回転を止
める安全装置の役目を果す。
て降下しようとしたり片側が障害物に下降を妨害された
りした時のテープのゆるみに応じて昇降軸3の回転を止
める安全装置の役目を果す。
操作コード(図示せず)を引いて昇降軸3を左又は右に
回すと、傾動ドラム4は昇降軸3と共に左又は右に回る
。
回すと、傾動ドラム4は昇降軸3と共に左又は右に回る
。
傾動ドラム4にくさび状にはまっているリング6も共に
左又は右に回り、ラダーコード9の左右が上下にずれる
ので、第4図に鎖線で示すように、スラット15は左又
は右に傾斜する。
左又は右に回り、ラダーコード9の左右が上下にずれる
ので、第4図に鎖線で示すように、スラット15は左又
は右に傾斜する。
スラット15が限度まで傾斜した時、リング6のフック
8がホルダ1の突起10に当たるため、それ以上回転軸
2を回してもリング6は傾動ドラム4上をスリップする
だけであり、スラット15の傾斜は変らない。
8がホルダ1の突起10に当たるため、それ以上回転軸
2を回してもリング6は傾動ドラム4上をスリップする
だけであり、スラット15の傾斜は変らない。
ブラインドを昇降させるために昇降軸3の回転すると、
傾動ドラム4が昇降軸3と共に回転するので、始め、リ
ング6は傾動ドラム4と共にフック8が突起10に当る
まで回るが、それ以後はスリップして回らない。
傾動ドラム4が昇降軸3と共に回転するので、始め、リ
ング6は傾動ドラム4と共にフック8が突起10に当る
まで回るが、それ以後はスリップして回らない。
したがって、上昇時と下降時で方向は異なるが、スラッ
トは限度まで傾斜し、そのま)上昇又は下降する。
トは限度まで傾斜し、そのま)上昇又は下降する。
上記の通り、この考案の装置のラダーコードを係止する
リングの取付けは弾性を利用して傾動ドラムに上からは
め込むだけの至極簡単な作業である。
リングの取付けは弾性を利用して傾動ドラムに上からは
め込むだけの至極簡単な作業である。
リングと傾動ドラムはくさび状に結合するので、リング
のフックが突起に当たるまでは確実に一体に回転し、突
起に当たると容易に浮いてスリップする。
のフックが突起に当たるまでは確実に一体に回転し、突
起に当たると容易に浮いてスリップする。
スリップしてもリングは合成樹脂製のため傾動ドラムを
摩耗させることはない。
摩耗させることはない。
第1図はこの考案の一実施例の装置を備えたブラインド
の要部を示す正面図、第2図は第1図のリングの正面図
、第3図は第1図のリングと傾動ドラムの要部拡大断面
図、第4図は第1図のブラインドの傾動時の状態を略図
的に示す側断面図である。 1:ホルダ、2:昇降軸、3:回転軸、4:傾動ドラム
、5:環状溝、6:リング、8:フック、9:ラダーコ
ード、10:突起。
の要部を示す正面図、第2図は第1図のリングの正面図
、第3図は第1図のリングと傾動ドラムの要部拡大断面
図、第4図は第1図のブラインドの傾動時の状態を略図
的に示す側断面図である。 1:ホルダ、2:昇降軸、3:回転軸、4:傾動ドラム
、5:環状溝、6:リング、8:フック、9:ラダーコ
ード、10:突起。
Claims (2)
- (1)昇降軸に合成樹脂製の傾動ドラムを囲体回転可能
にはめ、ホルダに前記傾動ドラムを回転自在に軸受けし
、前記傾動ドラムに環状溝を同軸に設け、前記環状溝に
半円より少し大きい合成樹脂製のリングをはめ、前記環
状溝に形成したV字形断面の底部に前記リングに形成し
たV字形断面の内縁部を係合させ、前記リングの外縁部
にラダーコードを係止するフックを形成し、前記ホルダ
の底面に前記外縁に係合してリングの回動を停止させる
突起を設けたことを特徴としてなるブラインド傾動装置
。 - (2)傾動ドラムの環状溝の底部の上に矩形の溝部を形
成し、その矩形断面溝部にリングの内縁部と外縁部の間
の本体部を遊合したことを特徴としてなる実用新案登録
請求の範囲第1項に記載のブラインド傾動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1251780U JPS6022235Y2 (ja) | 1980-02-05 | 1980-02-05 | ブラインド傾動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1251780U JPS6022235Y2 (ja) | 1980-02-05 | 1980-02-05 | ブラインド傾動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56114298U JPS56114298U (ja) | 1981-09-02 |
JPS6022235Y2 true JPS6022235Y2 (ja) | 1985-07-02 |
Family
ID=29609086
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1251780U Expired JPS6022235Y2 (ja) | 1980-02-05 | 1980-02-05 | ブラインド傾動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6022235Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6045274B2 (ja) * | 2012-09-27 | 2016-12-14 | トーソー株式会社 | 横型ブラインドのスラット駆動装置 |
-
1980
- 1980-02-05 JP JP1251780U patent/JPS6022235Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56114298U (ja) | 1981-09-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0480429B1 (en) | Apparatus for lifting and tilting slats in a venetian blind | |
JP2656147B2 (ja) | ロールブラインドのスクリーン昇降装置 | |
WO2019153740A1 (zh) | 无绳卷帘 | |
TWI564468B (zh) | 窗簾及其致動系統 | |
WO2010150799A1 (ja) | 操作コード、操作コードの製造方法 | |
JPS6022235Y2 (ja) | ブラインド傾動装置 | |
JP2693660B2 (ja) | 採光調節装置の障害物検知停止装置 | |
JPH057433Y2 (ja) | ||
JPS6357595B2 (ja) | ||
JPH05321546A (ja) | ブラインドのスラット傾動装置 | |
JPS6237918Y2 (ja) | ||
JP4069446B2 (ja) | 横型ブラインドのスラット角度調整装置 | |
US2552956A (en) | Tilting means for venetian blinds | |
JP2629061B2 (ja) | ロールブラインドのスクリーン昇降装置 | |
US2851098A (en) | Venetian blind | |
JPS6427398U (ja) | ||
JPH0741836Y2 (ja) | ベネシャンブラインドの急落下防止装置 | |
JPH0728396Y2 (ja) | ベネシャンブラインドのスラット傾斜規制装置 | |
JP2816896B2 (ja) | 横型ブラインドのスラット傾動装置 | |
JPH053675Y2 (ja) | ||
JPS6329102Y2 (ja) | ||
JPH0328704Y2 (ja) | ||
JP2544410Y2 (ja) | 液体容器の下げ紐取付け構造 | |
JP4909769B2 (ja) | ブラインド用昇降回転装置 | |
JPH027187Y2 (ja) |