JPS60222176A - 粗悪素地に対する塗装方法 - Google Patents
粗悪素地に対する塗装方法Info
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- JPS60222176A JPS60222176A JP4741685A JP4741685A JPS60222176A JP S60222176 A JPS60222176 A JP S60222176A JP 4741685 A JP4741685 A JP 4741685A JP 4741685 A JP4741685 A JP 4741685A JP S60222176 A JPS60222176 A JP S60222176A
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- rust
- paint
- painting
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は油および錆で汚損された鋼板の簡単ですぐれた
塗装方法に関する。
塗装方法に関する。
（従来の技術）
大形タンカーのカーゴタンク内面は防食目的から通常コ
ールタールエポキシ塗料まタハエポキシ塗料の塗装が船
の新造工程において入念な下地処理と塗装方法によって
行なわれるが、新造時、諸般の都合によシ無塗装で就役
し、数年性 ＞小捕／７−１徐馳か行りら船≠工あふ−
との場合、タンク内面は原油による汚れおよび錆の発生
が甚しいので、油分を洗浄剤によって除去した後、サン
ドブラスト法により錆を完全に除去する方法を施工しな
ければならない。
ールタールエポキシ塗料まタハエポキシ塗料の塗装が船
の新造工程において入念な下地処理と塗装方法によって
行なわれるが、新造時、諸般の都合によシ無塗装で就役
し、数年性 ＞小捕／７−１徐馳か行りら船≠工あふ−
との場合、タンク内面は原油による汚れおよび錆の発生
が甚しいので、油分を洗浄剤によって除去した後、サン
ドブラスト法により錆を完全に除去する方法を施工しな
ければならない。
（発明が解決しようとする問題点）
上記方法は多額の費用を必要とするので、経済的でない
。そこで工費低減のためディスクサンダーのような動カ
ニ具で除錆処理を施工すると、錆および油分の除去が十
分に行なわれがたく、そのため塗料の付着性が不良とな
り満足な塗装が得られない。その結果、塗装後半期に「
ふくれ」、「剥離」、「発錆」などの塗膜欠陥を生ずる
ので、塗装の目的を達することができない。
。そこで工費低減のためディスクサンダーのような動カ
ニ具で除錆処理を施工すると、錆および油分の除去が十
分に行なわれがたく、そのため塗料の付着性が不良とな
り満足な塗装が得られない。その結果、塗装後半期に「
ふくれ」、「剥離」、「発錆」などの塗膜欠陥を生ずる
ので、塗装の目的を達することができない。
本発明は、ディスクサンダー、パヮープ７Ｆ、低級プラ
スト程度の簡単な下地前処理で、高級サンドブラスト処
理と同等の防食塗装が得られる方法を提案するものであ
る。
スト程度の簡単な下地前処理で、高級サンドブラスト処
理と同等の防食塗装が得られる方法を提案するものであ
る。
（問題点を解決するための手段）
本発明者等は上記方法を提案すべく研究を重ねた結果、
油、錆で汚れた鋼板表面を油分洗浄、動カニ具又は低級
ブラストによる除錆処理した後、表面に残存している油
分、錆を下塗り剤で固定化し、その上に更に防食塗料を
上塗りすればよいことを見出し、本発明を完成するに至
った。
油、錆で汚れた鋼板表面を油分洗浄、動カニ具又は低級
ブラストによる除錆処理した後、表面に残存している油
分、錆を下塗り剤で固定化し、その上に更に防食塗料を
上塗りすればよいことを見出し、本発明を完成するに至
った。
すなわち、本発明は、油分、錆にて汚損された鋼表面を
油分洗浄処理、動カニ具又は低級プラス゛トによる除錆
処理した後、磁性酸化鉄を含むエポキシ塗料からなる下
塗シ剤を塗布し、更に防食塗料を上塗りすることからな
る粗悪素地に対する塗装方法を要旨とするものである。
油分洗浄処理、動カニ具又は低級プラス゛トによる除錆
処理した後、磁性酸化鉄を含むエポキシ塗料からなる下
塗シ剤を塗布し、更に防食塗料を上塗りすることからな
る粗悪素地に対する塗装方法を要旨とするものである。
油分洗浄、動カニ具等による下地前処理を行った表面に
上記下塗シ剤組成物を塗装すると、組成物中の溶剤が微
量の付着油分を分散希薄化させ、主剤たるエポキシ樹脂
と共に表面残留銅の内部に浸透した後、乾燥、固、化し
錆を強固に固着させる。一方、組成物に配合されている
磁性酸化鉄の作用により次のような反応機構で錆がマグ
ネタイトに転化し安定化されるため塗装下地として良好
な表面を形成する。
上記下塗シ剤組成物を塗装すると、組成物中の溶剤が微
量の付着油分を分散希薄化させ、主剤たるエポキシ樹脂
と共に表面残留銅の内部に浸透した後、乾燥、固、化し
錆を強固に固着させる。一方、組成物に配合されている
磁性酸化鉄の作用により次のような反応機構で錆がマグ
ネタイトに転化し安定化されるため塗装下地として良好
な表面を形成する。
錆の転化機構：
また塗膜中のエポキシ樹脂は、その表面に塗り重ねる上
塗り剤のエポキシ塗料、タールエポキシ塗料との調和性
が良いので良好な付着性を付与することができる。
塗り剤のエポキシ塗料、タールエポキシ塗料との調和性
が良いので良好な付着性を付与することができる。
このように低級な下地処理面に対して錆、油分を下塗り
剤で固定化するという物理的、化学的調整を行なうこと
によって高級な防食塗装が可能となる。
剤で固定化するという物理的、化学的調整を行なうこと
によって高級な防食塗装が可能となる。
本発明の下地前処理としては、合成洗剤液の塗布、海水
の噴射等による油分洗浄、ディスクサンダー、パワーブ
ラシ等による防錆等が行なわれる。次いで使用される下
塗り剤組成物は、エポキシ樹脂、磁性酸化鉄、顔料およ
び溶剤からなる主剤と、硬化剤とからなるものが好まし
い。主剤と硬化剤の混合比率、主剤に使用される顔料、
溶剤の種類及び量的関係、硬化剤の種類などは後記の組
成例に示す範囲内で使用するのが好ましい。
の噴射等による油分洗浄、ディスクサンダー、パワーブ
ラシ等による防錆等が行なわれる。次いで使用される下
塗り剤組成物は、エポキシ樹脂、磁性酸化鉄、顔料およ
び溶剤からなる主剤と、硬化剤とからなるものが好まし
い。主剤と硬化剤の混合比率、主剤に使用される顔料、
溶剤の種類及び量的関係、硬化剤の種類などは後記の組
成例に示す範囲内で使用するのが好ましい。
本発明の方法は、建造後就役中のタンカーが定期入渠し
た際に新規全面塗装または補修塗装に適用するのが有益
であるので、タンカーのタンク内塗装について発明の構
成を更に詳しく説明する。
た際に新規全面塗装または補修塗装に適用するのが有益
であるので、タンカーのタンク内塗装について発明の構
成を更に詳しく説明する。
カーゴタンク内面の油分、スフッジ分は約８０℃の海水
をバタワースマシンによって噴射すせ大部分を除去する
。
をバタワースマシンによって噴射すせ大部分を除去する
。
その後、合成洗剤液をあらかじめタンク内面全面にスプ
レィ、流しかけなどの方法にょ如塗布しておき、油分が
溶解された時期に圧力水を噴射して洗浄する。水分の溜
り部分は人手またはポンプで吸取シ、タンク内の水分を
完全に乾燥させる。
レィ、流しかけなどの方法にょ如塗布しておき、油分が
溶解された時期に圧力水を噴射して洗浄する。水分の溜
り部分は人手またはポンプで吸取シ、タンク内の水分を
完全に乾燥させる。
ついで、ディスクサンダーおよびパワープフＶを併用し
てスウェーデン下地処理グレード規格のＤｏｔ −２，
０程度まで処理する。この処理によって処理前の油分付
着量１１，６００ｗｇ／−が約Ｂ（ｌｙ／ｍ”程度に減
少する。
てスウェーデン下地処理グレード規格のＤｏｔ −２，
０程度まで処理する。この処理によって処理前の油分付
着量１１，６００ｗｇ／−が約Ｂ（ｌｙ／ｍ”程度に減
少する。
この状態まで処理し調整された表面に対して、下記のよ
うな組成の下塗塗料組成物を塗装した後、在来の防食塗
料を塗装することによって本発明が達成される。
うな組成の下塗塗料組成物を塗装した後、在来の防食塗
料を塗装することによって本発明が達成される。
本発明に使用する下塗り剤組成物の組成例を（注）※１
エポキシ樹脂 分子量 ４７０〜１４００ 又はこれらと同等品 ＊２ 体質顔料 秦５ 有機溶剤 ※４ ポリアミド樹脂 又はこれら同等品 ※５ 有機溶剤 塗装前に主剤と硬化剤とを各側のように混合し、主剤に
使用しているものと同一の溶剤で２５℃における粘度が
１０〜６０センチポアズの範囲となるよう希釈してから
被塗面にスプレィまたははけをもって１回塗装する。
エポキシ樹脂 分子量 ４７０〜１４００ 又はこれらと同等品 ＊２ 体質顔料 秦５ 有機溶剤 ※４ ポリアミド樹脂 又はこれら同等品 ※５ 有機溶剤 塗装前に主剤と硬化剤とを各側のように混合し、主剤に
使用しているものと同一の溶剤で２５℃における粘度が
１０〜６０センチポアズの範囲となるよう希釈してから
被塗面にスプレィまたははけをもって１回塗装する。
本組成物は、特許第ａ １１．１４６号、同第７６０、
４０１号に基いて製造された「テポン８−７」（中国塗
料社、商品名）が基本組成となっているもので、これを
上記の粘度範囲に希釈して利用することができる。
４０１号に基いて製造された「テポン８−７」（中国塗
料社、商品名）が基本組成となっているもので、これを
上記の粘度範囲に希釈して利用することができる。
＜＊雄側）
実施例 １
修繕船のカーゴタンクの構造材から切出した１２．５■
厚さの汚染鋼板を、８０℃の洗剤液に浸漬し簡単に油分
洗浄したものについて、前記組成例の例１の組成物を下
塗シした場合と下塗りしない場合、および下地処理とし
てサンドブラストをした従来法とにおける、防食塗料と
の付着性をアドヒージョンテスター（エルコメ−ター社
製）にて測定した結果を次表に示す。
厚さの汚染鋼板を、８０℃の洗剤液に浸漬し簡単に油分
洗浄したものについて、前記組成例の例１の組成物を下
塗シした場合と下塗りしない場合、および下地処理とし
てサンドブラストをした従来法とにおける、防食塗料と
の付着性をアドヒージョンテスター（エルコメ−ター社
製）にて測定した結果を次表に示す。
上表から明らかなとおシ、本発明の方法によれば、油お
よび錆で汚損された鋼板に対してサンドプラスＦ処理の
ような工数のかがる高級な下地処理を行ったものと同等
の上塗付着性が、ディスクサンダーおよびパワーブラシ
併用処理のような簡単な低級の処理によって得られる。
よび錆で汚損された鋼板に対してサンドプラスＦ処理の
ような工数のかがる高級な下地処理を行ったものと同等
の上塗付着性が、ディスクサンダーおよびパワーブラシ
併用処理のような簡単な低級の処理によって得られる。
実施例 ２
建造後５ケ年間就役したオイルタンカーのカーゴタンク
の内面の一部１００−に対し、８０−を洗剤（ネオスＡ
−２０、新日束化学社商品名）と温水にて洗浄脱油処理
し、ディスクサンダー、パワーブラシ併用にてスウェー
デン規格Ｄｏｔ −２，０程度に除錆処理を行い、前起
例４組成物を２０〜３０μ程度の厚さとなるようにスプ
レィ塗装機により塗装し、５時間経過後、このうち４０
−に前記エピコンＴ−５００、残シ４０ｄにビスコンＨ
Ｂ をそれぞれ２５０ミクロンの厚さに塗装した。また
、残り２０ｎ？を上記の洗剤洗浄処理後、サンドブラス
トにてスウェーデン規格Ｄ８ａ −２，０程度に除錆処
理を行ってから１０−ずつにエピコンＴ−５００および
ビスコンＨＢを同様に２５“０ミクロンの厚さに絵装し
た。
の内面の一部１００−に対し、８０−を洗剤（ネオスＡ
−２０、新日束化学社商品名）と温水にて洗浄脱油処理
し、ディスクサンダー、パワーブラシ併用にてスウェー
デン規格Ｄｏｔ −２，０程度に除錆処理を行い、前起
例４組成物を２０〜３０μ程度の厚さとなるようにスプ
レィ塗装機により塗装し、５時間経過後、このうち４０
−に前記エピコンＴ−５００、残シ４０ｄにビスコンＨ
Ｂ をそれぞれ２５０ミクロンの厚さに塗装した。また
、残り２０ｎ？を上記の洗剤洗浄処理後、サンドブラス
トにてスウェーデン規格Ｄ８ａ −２，０程度に除錆処
理を行ってから１０−ずつにエピコンＴ−５００および
ビスコンＨＢを同様に２５“０ミクロンの厚さに絵装し
た。
本船が１年間就航した後、塗膜状況を調査した結果、本
発明の方法はサンドブラスト処理して塗装した塗膜に比
して何ら遜色はなく良好であった。
発明の方法はサンドブラスト処理して塗装した塗膜に比
して何ら遜色はなく良好であった。
（発明の効果）
以上のように、本発明の方法は、油分、錆にて汚染され
た表面に対して簡単な下地処理にて長期防食性がある、
いわゆる重防食塗装を可能とするものである。塗装工数
に対して下地処理工数の比率は大半を占めるものであシ
、またサンドプラスト工費はディスクサンダー、パワー
ブラシ併用の工費の約１０倍も必要であるところから、
水沫によれば大幅な工費低減、工程短縮が達せられるの
で、工業的に有益な発明ということができる。
た表面に対して簡単な下地処理にて長期防食性がある、
いわゆる重防食塗装を可能とするものである。塗装工数
に対して下地処理工数の比率は大半を占めるものであシ
、またサンドプラスト工費はディスクサンダー、パワー
ブラシ併用の工費の約１０倍も必要であるところから、
水沫によれば大幅な工費低減、工程短縮が達せられるの
で、工業的に有益な発明ということができる。
復代理人 内 １） 明
復代理人 萩 原 亮 −
Claims (1)
- 油分、錆にて汚損された鋼表面を油分洗浄処理、動カニ
具又は低級ブラストによる除錆処理した後、磁性酸化鉄
を含むエボキＶ塗料からなる下塗り剤を塗布し、更に防
食塗料を上塗りすることから彦る、粗悪素地に対する塗
装方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4741685A JPS60222176A (ja) | 1985-03-12 | 1985-03-12 | 粗悪素地に対する塗装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4741685A JPS60222176A (ja) | 1985-03-12 | 1985-03-12 | 粗悪素地に対する塗装方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60222176A true JPS60222176A (ja) | 1985-11-06 |
| JPH0252550B2 JPH0252550B2 (ja) | 1990-11-13 |
Family
ID=12774543
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4741685A Granted JPS60222176A (ja) | 1985-03-12 | 1985-03-12 | 粗悪素地に対する塗装方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60222176A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010002974A (ko) * | 1999-06-18 | 2001-01-15 | 김영 | 철근의 부식방지 및 접착력 향상을 위한 피막 도포방법 |
| CN114405728A (zh) * | 2021-12-08 | 2022-04-29 | 中圳特种钢材(江苏)有限公司 | 螺纹钢防腐涂层喷涂装置、系统及方法 |
-
1985
- 1985-03-12 JP JP4741685A patent/JPS60222176A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010002974A (ko) * | 1999-06-18 | 2001-01-15 | 김영 | 철근의 부식방지 및 접착력 향상을 위한 피막 도포방법 |
| CN114405728A (zh) * | 2021-12-08 | 2022-04-29 | 中圳特种钢材(江苏)有限公司 | 螺纹钢防腐涂层喷涂装置、系统及方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0252550B2 (ja) | 1990-11-13 |
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