JPS6021975A - フオトクロミツク繊維の製造方法 - Google Patents
フオトクロミツク繊維の製造方法Info
- Publication number
- JPS6021975A JPS6021975A JP13010083A JP13010083A JPS6021975A JP S6021975 A JPS6021975 A JP S6021975A JP 13010083 A JP13010083 A JP 13010083A JP 13010083 A JP13010083 A JP 13010083A JP S6021975 A JPS6021975 A JP S6021975A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compound
- monomer
- photochromic
- fiber
- spiropyran
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は紫外線によって化学的に光eするスピロピラン
化合物を含有した樹脂を付着した繊維に関する。
化合物を含有した樹脂を付着した繊維に関する。
スピロピラン化合物は太陽光の紫外線または紫外線を含
むランプ光によって瞬時に且つ彩やかな色調変化を示す
有機化合物であり、先に本発明者はこの化合物を結婚式
場で用いる各種の装飾体に付設して、スポットライトに
よって赤、青、黄色等の色に変色して輝く効果的な装飾
体を提案した(実願昭57−/ダ//1−2− )。し
かしながら、こ・の秤のスピロピラン化合物は耐光性が
弱く、長時間の紫外線照射によりフォトクロミズム性を
失ってしまうという欠点があった。
むランプ光によって瞬時に且つ彩やかな色調変化を示す
有機化合物であり、先に本発明者はこの化合物を結婚式
場で用いる各種の装飾体に付設して、スポットライトに
よって赤、青、黄色等の色に変色して輝く効果的な装飾
体を提案した(実願昭57−/ダ//1−2− )。し
かしながら、こ・の秤のスピロピラン化合物は耐光性が
弱く、長時間の紫外線照射によりフォトクロミズム性を
失ってしまうという欠点があった。
本発朋者は斯かる欠点を解消すべく、種々の検討を行な
った結果、スピロピラン化合物を先ず合成樹脂の原料で
ある単m体に混合し、この単m体を繊維に浸漬させて繊
維中にこの単量体を重合させることにより、フォトクロ
ミズム性の寿命が著しく改善されることを兄い出し、本
発明に至った。
った結果、スピロピラン化合物を先ず合成樹脂の原料で
ある単m体に混合し、この単m体を繊維に浸漬させて繊
維中にこの単量体を重合させることにより、フォトクロ
ミズム性の寿命が著しく改善されることを兄い出し、本
発明に至った。
以下、本発明について詐jホする。
本発明で用いられるスピ[1ビラン化合物はフォトクロ
ミズム性を示寸ものである限り、特に限定されないが、
一般式 (但し、R1はニトロ基またはアミノ晶を示t0>で表
わ、基′れる化合物が好ましい。この種のスピロピラン
化合物は紫外線照射によって開環反応を起して発色する
ものと考えられているが、この化合物自体は消発色を繰
り返すと数時間で〕A1〜クロミズム性を失ってしまう
ものである。水元明石はこのスピロピラン化合物を合成
樹脂とノ(に溶媒に溶解し、溶媒を揮散させて合成樹脂
中にスピロピラン化合物を含有させたものは単味の場合
ど比較して寿命が延びることを見い出したが、これでも
実用上は充分ではなく、更に検問した結果、合成樹脂の
重合前の単m体にスピロピラン化合物を混合し、しかし
、これを繊維に浸漬してl雑巾で重合させたものは飛躍
的に寿命が延びることを見い出した。スピロピラン化合
物の劣化機構は定かではないが、単バ1体に混合して重
合させることにより合成樹脂骨格内でスピロピラン化合
物が安定な状態で保持されるものと思われる。本川41
11mにおいて繊維とは個別の線状体を指すしのではな
く。
ミズム性を示寸ものである限り、特に限定されないが、
一般式 (但し、R1はニトロ基またはアミノ晶を示t0>で表
わ、基′れる化合物が好ましい。この種のスピロピラン
化合物は紫外線照射によって開環反応を起して発色する
ものと考えられているが、この化合物自体は消発色を繰
り返すと数時間で〕A1〜クロミズム性を失ってしまう
ものである。水元明石はこのスピロピラン化合物を合成
樹脂とノ(に溶媒に溶解し、溶媒を揮散させて合成樹脂
中にスピロピラン化合物を含有させたものは単味の場合
ど比較して寿命が延びることを見い出したが、これでも
実用上は充分ではなく、更に検問した結果、合成樹脂の
重合前の単m体にスピロピラン化合物を混合し、しかし
、これを繊維に浸漬してl雑巾で重合させたものは飛躍
的に寿命が延びることを見い出した。スピロピラン化合
物の劣化機構は定かではないが、単バ1体に混合して重
合させることにより合成樹脂骨格内でスピロピラン化合
物が安定な状態で保持されるものと思われる。本川41
11mにおいて繊維とは個別の線状体を指すしのではな
く。
その集合物を意味するが、繊維中で重合さけることによ
り樹脂の表面積が増加し、消発色に寄与するスピロピラ
ン化合物がそれだけ増大しているものと思われる。
り樹脂の表面積が増加し、消発色に寄与するスピロピラ
ン化合物がそれだけ増大しているものと思われる。
本発明に用いる樹脂は特に限定されないが、単量体とし
てスチレン、酢酸ビニルが好ましい。単量体に含有さけ
るスピロピラン化合物の添加量は、用途により異なるが
、0.02〜2.0重量%程度である。
てスチレン、酢酸ビニルが好ましい。単量体に含有さけ
るスピロピラン化合物の添加量は、用途により異なるが
、0.02〜2.0重量%程度である。
本発明による)Aトクロミック繊維は迅速に且つ彩やか
に色調変化を示し、しかも゛数ケ月以上の寿命を右ター
るから、これを着物、ドレス、日傘、パック等の綴紐に
利用すれば、特異なファッション的効果を奏するととも
に、充分実用的な製品を提供することが可能となる。
に色調変化を示し、しかも゛数ケ月以上の寿命を右ター
るから、これを着物、ドレス、日傘、パック等の綴紐に
利用すれば、特異なファッション的効果を奏するととも
に、充分実用的な製品を提供することが可能となる。
以下に本発明の実施例を示す。
スチレン単m体100gに1.3.3−トリメデル−5
−メチルスルホニル−6′−二トロスピロピランを0.
2(l ilJ合し、この溶液中に重合開始剤を加えて
充分混合し、絹の布をこの溶液に&6して引き上げ、6
0℃で1閃間放置して重合させた。このフォトクロミッ
ク繊維は紫外線照射による寿命テストに83いて500
時間以上に亘って7J t−クロミズム性を維持した。
−メチルスルホニル−6′−二トロスピロピランを0.
2(l ilJ合し、この溶液中に重合開始剤を加えて
充分混合し、絹の布をこの溶液に&6して引き上げ、6
0℃で1閃間放置して重合させた。このフォトクロミッ
ク繊維は紫外線照射による寿命テストに83いて500
時間以上に亘って7J t−クロミズム性を維持した。
一方、スチレン重合体及び上記スピロピラン化合物を溶
剤に溶がし、溶剤を揮発させて得たフォトクロミック樹
脂は同様の寿命テストにおいて約10時間程度で7オト
クロミズム性が失われた。
剤に溶がし、溶剤を揮発させて得たフォトクロミック樹
脂は同様の寿命テストにおいて約10時間程度で7オト
クロミズム性が失われた。
単1m体として酢酸ビニルを用いた場合も略同様の結果
が得られた。
が得られた。
特許出願人 出 井 惣 −
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 〈1) フォトクロミズム性を有するスピロピラン化合
物を、合成樹脂の原料である単量体に混合し、該単量体
を繊維に浸漬さけて繊維中で該単1n体を重合させるこ
とを特徴とするフォトクロミック繊維の製造方法。 (2) スピロピラン化合物が一般式 (但し、R1はニトロ基、またはアミノ基を示す。) で表わされる化合物である特許請求の範囲第(1)項に
記載のフォ[・クロミック繊維の製造方法。 <3〉 合成樹脂の原第31である単m体がスチレンま
たは酢酸ビニルである特許請求の範囲第(1)項に記載
のフォトクロミック繊維の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13010083A JPS6021975A (ja) | 1983-07-16 | 1983-07-16 | フオトクロミツク繊維の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13010083A JPS6021975A (ja) | 1983-07-16 | 1983-07-16 | フオトクロミツク繊維の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6021975A true JPS6021975A (ja) | 1985-02-04 |
Family
ID=15025942
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13010083A Pending JPS6021975A (ja) | 1983-07-16 | 1983-07-16 | フオトクロミツク繊維の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6021975A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6330280U (ja) * | 1986-08-13 | 1988-02-27 | ||
JPS63308014A (ja) * | 1987-06-09 | 1988-12-15 | Toray Ind Inc | 水溶性フォトクロミックポリマ− |
JPH03113014A (ja) * | 1989-09-26 | 1991-05-14 | Kuraray Co Ltd | 感光性複合繊維 |
US5213733A (en) * | 1991-06-03 | 1993-05-25 | Industrial Technology Research Institute | Method of making synthetic fibers containing photochromic pigment |
-
1983
- 1983-07-16 JP JP13010083A patent/JPS6021975A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6330280U (ja) * | 1986-08-13 | 1988-02-27 | ||
JPH0451109Y2 (ja) * | 1986-08-13 | 1992-12-02 | ||
JPS63308014A (ja) * | 1987-06-09 | 1988-12-15 | Toray Ind Inc | 水溶性フォトクロミックポリマ− |
JPH03113014A (ja) * | 1989-09-26 | 1991-05-14 | Kuraray Co Ltd | 感光性複合繊維 |
US5213733A (en) * | 1991-06-03 | 1993-05-25 | Industrial Technology Research Institute | Method of making synthetic fibers containing photochromic pigment |
US5422181A (en) * | 1991-06-03 | 1995-06-06 | Industrial Technology Research Institute | Synthetic fibers containing photochromic pigment and their preparation |
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